JPH09167936A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH09167936A
JPH09167936A JP8179551A JP17955196A JPH09167936A JP H09167936 A JPH09167936 A JP H09167936A JP 8179551 A JP8179551 A JP 8179551A JP 17955196 A JP17955196 A JP 17955196A JP H09167936 A JPH09167936 A JP H09167936A
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acoustic wave
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Masanori Ueda
政則 上田
Osamu Kawauchi
治 川内
Takeshi Endo
剛 遠藤
Osamu Igata
理 伊形
Kiyonari Hashimoto
研也 橋本
Masatsune Yamaguchi
正恒 山口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極の付加質量効果が顕著になる高周波領域
において、広い帯域幅を有し、角形比の優れた弾性表面
波装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 LiTaO3 あるいはLiNbO3 のθ
回転Y−X基板のカット角を、基板表面に形成された電
極の付加質量に対して、従来よりも高角度側に最適化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に弾性表面波装
置に関し、特にGHz 帯域を含む高周波帯域において優
れた通過帯域特性を有する弾性表面波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波装置は、携帯電話等の小型・
軽量かつ非常に高い周波数帯域で動作する無線通信装置
の高周波回路において、フィルタあるいは共振器として
広く使われている。かかる弾性表面波装置は一般に圧電
単結晶あるいは多結晶基板上に形成されるが、電気機械
結合係数k2 が大きく、従って表面波の励振効率が高
く、また高周波帯域において表面波の伝搬損失が小さい
基板材料として、特にLiNbO3 単結晶の64°回転
Yカット板において表面波の伝搬方向をX方向とした6
4°Y-X LiNbO3 基板(K. Yamanouti and K. Shib
ayama, J. Appl. Phys. vol.43, no.3, March 1972, p
p.856) あるいはLiTaO3 単結晶の36°回転Yカ
ット板において表面波の伝搬方向をX方向として36°
Y-X LiTaO 3 基板が広く使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのカッ
ト角は、圧電結晶基板上に形成された電極の付加質量効
果が無視できる場合に最適となるものであり、数百MH
z 以下の低周波帯域では励起される弾性表面波の波長が
長いため有効であっても、最近の携帯電話等で必要とさ
れているGHz 帯域近傍での動作においては、電極の厚
さが励起される弾性波波長に対して無視できなくなり、
必ずしも最適とはならない。このような高周波帯域での
動作では、電極の付加質量の効果が顕著に現れる。
【0004】このような非常に短波長域の動作において
は、圧電基板上の電極の厚さを増加させ、見かけ上の電
気機械結合係数を増大させることにより、弾性表面波フ
ィルタの通過帯域幅あるいは弾性表面波共振器の容量比
γを小さくすることが可能であるが、このような構成で
は電極から基板内部に向かって放射されるバルク波が増
大し、表面波の伝搬損失が増大してしまう問題が生じ
る。かかるバルク波をSSBW(surface skimming bul
k wave) と称し、またかかるSSBWを伴う表面波をL
SAW(Leaky surface acoustic wave)と称する。厚い
電極膜を使った弾性表面波フィルタにおけるLSAWの
伝搬損失については、36°Y-X LiTaO3 および6
4°Y-X LiNbO3 基板について、 Plessky他、ある
いは Edmonson 他により解析がなされている(V. S. Pl
essky and C. S. Hartmann, Proc.1993 IEEE Ultrasoni
cs Symp., pp.1239 - 1242; P. J. Edmonson and C. K.
Campbell, Proc. 1994 IEEE Ultrosonic Symp., pp75
- 79)。
【0005】ところで、このような従来の36°Y-X L
iTaO3 あるいは64°Y-X LiNbO3 等の、LS
AWを使う従来の弾性表面波フィルタでは、電極膜厚が
薄い場合、表面波の音速値とバルク波の音速値とが接近
し、その結果フィルタの通過帯域内にバルク波によるス
プリアスピークが出現してしまう(M. Ueda et al.,Pro
c. 1994 IEEE Ultrasonic Symp., pp.143 - 146) 。
【0006】図21は、上記 Ueda 他の文献による表面
波フィルタにおいて、フィルタ通過帯域近傍に出現した
バルク波によるスプリアスピークA,Bを示す。フィル
タは36°Y-X LiTaO3 基板上に構成され、励振波
長の3%に相当する0.49μmの厚さのAl−Cu合
金よりなる櫛形電極を形成されている。
【0007】図21を参照するに、スプリアスピークB
は330MHz 近傍に形成された通過帯域外に生じてい
るが、スプリアスピークAは通過帯域内に生じており、
その結果通過帯域特性にリップルが生じているのがわか
る。弾性表面波フィルタでは、表面波の音速は電極の付
加質量、すなわち膜厚に依存するのに対し、SSBWの
音速は電極の膜厚に依存しないため、GHz 帯域のよう
な高周波帯域での動作では、電極の膜厚が励振表面波波
長に対して増加し、表面波の音速がバルク波に対して相
対的に低下する。その結果、フィルタの通過帯域がスプ
リアスピークに対してシフトし、通過帯域特性が平坦化
する。しかし、このように電極の膜厚が表面波波長に対
して増大すると先にも説明したようにバルク放射による
LSAWの損失が増大してしまう。
【0008】また、特にGHz 帯のような非常に高周波
帯域で動作する弾性表面波フィルタにおいては、櫛形電
極の抵抗を減少させるためにも電極にある程度の膜厚を
確保する必要があるが、そうなると先に説明した損失の
増大および角形比の劣化の問題が避けられない。
【0009】そこで、本発明は、このような従来の問題
点を解決した、新規で有用な弾性表面波装置を提供する
ことを概括的目的とする。本発明のより具体的な目的
は、電極の膜厚に対して最適化されたカット角で切り出
された圧電単結晶基板を有し、通過帯域を、バルク波に
起因するスプリアスを回避して設定した弾性表面波装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題
を、請求項1に記載したように、圧電基板と、前記圧電
基板表面に形成されたAlを主成分とする電極パターン
とよりなる弾性表面波装置において、前記電極パターン
は、前記圧電基板上に励起される弾性表面波の波長の
0.03〜0.15の範囲の厚さを有し;前記圧電基板
は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中心に、Y軸からZ
軸方向に38〜46°の範囲の角度で回転させた方位を
有するものであることを特徴とする弾性表面波装置によ
り、または請求項2に記載したように、前記圧電基板
は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中心に、Y軸からZ
軸方向に40〜46°の範囲の角度で回転させた方位を
有するものであることを特徴とする請求項1記載の弾性
表面波装置により、または請求項3に記載したように、
前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
表面波の波長の0.07〜0.15の範囲の厚さを有す
ることを特徴とする請求項1または2記載の弾性表面波
装置により、または請求項4に記載したように、前記電
極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性表面波
の波長の0.05〜0.10の範囲の厚さを有し、前記
圧電基板は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中心に、Y
軸からZ軸方向に40〜44°の範囲の角度で回転させ
た方位を有するものであることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれか一項記載の弾性表面波装置により、ま
たは請求項5に記載したように、前記圧電基板は、Li
TaO3 単結晶を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に
42°の範囲の角度で回転させた方位を有するものであ
ることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波装置によ
り、または請求項6に記載したように、前記電極パター
ンは、Alよりなることを特徴とする請求項1ないし5
のいずれか一項記載の弾性表面波装置により、または請
求項7に記載したように前記電極パターンは、Al−C
u合金よりなることを特徴とする請求項1ないし5のい
ずれか一項記載の弾性表面波装置により、または請求項
8に記載したように、前記電極パターンは、前記圧電基
板表面上に、複数の共振器を形成することを特徴とする
請求項1〜7のうちいずれか一項記載の弾性表面波装置
により、または請求項9に記載したように、圧電基板
と、前記圧電基板表面に形成されたAlを主成分とする
電極パターンとよりなる弾性表面波フィルタにおいて、
前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
表面波の波長の0.03〜0.15の範囲の厚さを有
し;前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中
心に、Y軸からZ軸方向に38〜46°の範囲の角度で
回転させた方位を有し;前記電極パターンは、櫛形電極
を含むことを特徴とする弾性表面波フィルタにより、ま
たは請求項10に記載したように、前記電極パターン
は、前記圧電基板表面上に、弾性表面波の伝搬経路に沿
って形成された第1の櫛形電極と第2の櫛形電極とを含
み、前記第1および第2の櫛形電極はそれぞれ入力端子
および出力端子に接続され、さらに前記第1および第2
の櫛形電極は、前記圧電基板表面上において、前記弾性
表面波の伝搬経路の少なくとも1/2以上を覆うことを
特徴とする請求項9記載の弾性表面波フィルタにより、
または請求項11に記載したように、前記第1の櫛形電
極は、前記圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝
搬経路に交差し、共通に前記入力端子に接続された複数
の電極指よりなる第1の電極指群と、互いに共通に接続
され、前記第1の電極指群の間に介在する複数の電極指
よりなる第2の電極指群とよりなり、前記第2の櫛形電
極は、前記圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝
搬経路に交差し、共通に前記出力端子に接続された複数
の電極指よりなる第3の電極指群と、互いに共通に接続
され、前記第3の電極指群の間に介在する複数の電極指
よりなる第4の電極指群とよりなることを特徴とする請
求項10記載の弾性表面波フィルタにより、または請求
項12に記載したように、前記第1あるいは第2の櫛形
電極は複数個設けられ、前記複数の第1の櫛形電極と前
記複数の第2の櫛形電極とは、前記圧電基板表面上に、
前記弾性表面波の伝搬経路に沿って交互に配設されるこ
とを特徴とする請求項10または11記載の弾性表面波
フィルタにより、または請求項13に記載したように、
前記電極パターンは、前記圧電基板表面上に形成された
第1の櫛形電極と第2の櫛形電極とを含み、前記第1の
櫛形電極は、前記圧電基板表面上において前記弾性表面
波の伝搬経路に交差するように形成され、共通に入力端
子に接続された複数の電極指よりなる第1の電極指群
と、互いに共通に接続され、前記第1の電極指群の間に
介在する複数の電極指よりなる第2の電極指群とよりな
り、前記第2の櫛形電極は、前記圧電基板表面上におい
て前記弾性表面波の伝搬経路に交差し、共通に前記第2
の電極指群に接続された複数の電極指よりなる第3の電
極指群と、互いに共通に出力端子に接続され、前記第2
の電極指群の間に介在する複数の電極指よりなる第4の
電極指群とよりなることを特徴とする請求項9記載の弾
性表面波フィルタにより、または請求項14に記載した
ように、前記電極パターンは、さらに、前記圧電基板表
面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差するよう
に形成され、共通に前記第2の電極指群に接続された複
数の電極指よりなる第5の電極指群と、互いに共通に接
地され、前記第5の電極指群の間に介在する複数の電極
指よりなる第6の電極指群とよりなる第3の櫛形電極
と;前記圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬
経路に交差し、共通に前記第4の電極指群に接続された
複数の電極指よりなる第7の電極指群と、互いに共通に
出力端子に接続され、前記第7の電極指群の間に介在す
る複数の電極指よりなる第8の電極指群とよりなる第4
の櫛形電極を含むことを特徴とする請求項13記載の弾
性表面波フィルタにより、または請求項15に記載した
ように、前記電極パターンは、さらに前記圧電基板表面
上において共通に前記入力端子に接続された複数の電極
指よりなる第5の電極指群と、互いに共通に接続され、
前記第5の電極指群の間に介在する複数の電極指よりな
る第6の電極指群とよりなる第3の櫛形電極を含み、前
記第3の櫛形電極は、前記第第2の櫛形電極に隣接して
形成されていることを特徴とする請求項11記載の弾性
表面波フィルタにより、または請求項16に記載したよ
うに、圧電基板と、前記圧電基板表面に形成されたAl
を主成分とする電極パターンとよりなる弾性表面波フィ
ルタにおいて、前記電極パターンは、前記圧電基板上に
励起される弾性表面波の波長の0.03〜0.15の範
囲の厚さを有し;前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶
を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に38〜46°の
範囲の角度で回転させた方位を有し;前記電極パターン
は、前記圧電基板表面上に、弾性表面波の伝搬経路に沿
って形成された第1〜第5の櫛形電極を含み;前記第1
の櫛形電極は、前記圧電基板表面上において前記弾性表
面波の伝搬経路に交差し、共通に入力端子に接続された
複数の電極指よりなる第1の電極指群と、互いに共通に
接続され、前記第1の電極指群の間に介在する複数の電
極指よりなる第2の電極指群とよりなり、前記第2の櫛
形電極は、前記圧電基板表面上において前記弾性表面波
の伝搬経路に交差し、共通に前記第2の電極指群に接続
された複数の電極指よりなる第3の電極指群と、互いに
共通に出力端子に接続され、前記第3の電極指群の間に
介在する複数の電極指よりなる第4の電極指群とよりな
り;前記第3の櫛形電極は、さらに、前記圧電基板表面
上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差するように
形成され、共通に前記第1の電極指群に接続された複数
の電極指よりなる第5の電極指群と、互いに共通に接地
され、前記第5の電極指群の間に介在する複数の電極指
よりなる第6の電極指群とよりなる第3の櫛形電極とよ
りなり;前記第4の櫛形電極は、さらに、前記圧電基板
表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差し、共
通に前記第2の電極指群に接続された複数の電極指より
なる第7の電極指群と、互いに共通に出力端子に接続さ
れ、前記第7の電極指群の間に介在する複数の電極指よ
りなる第8の電極指群とよりなる第4の櫛形電極とより
なり、前記第5の櫛形電極は、さらに、前記圧電基板表
面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差するよう
に形成され、共通に前記第4の電極指群に接続された複
数の電極指よりなる第9の電極指群と、互いに共通に接
地され、前記第9の電極指群の間に介在する複数の電極
指よりなる第10の電極指群とよりなる第5の櫛形電極
よりなることを特徴とする弾性表面波フィルタにより、
または請求項17に記載したように、圧電基板と、前記
圧電基板表面に形成されたAlを主成分とする電極パタ
ーンとよりなる弾性表面波共振器において、前記電極パ
ターンは、前記圧電基板上に励起される弾性表面波の波
長の0.03〜0.15の範囲の厚さを有し;前記圧電
基板はLiTaO3 単結晶を、X軸を中心に、Y軸から
Z軸方向に38〜46°の範囲の角度で回転させた方位
を有し;前記電極パターンは、前記圧電基板表面上にお
いて共通に第1の端子に接続された複数の電極指よりな
る第1の電極指群と、第2の別の端子に互いに共通に接
続され、前記第1の電極指群の間に介在する複数の電極
指よりなる第2の電極指群とよりなる櫛形電極を含むこ
とを特徴とする弾性表面波共振器により、または請求項
18に記載したように、圧電基板と、前記圧電基板表面
に形成されたAlを主成分とする電極パターンとよりな
る弾性表面波フィルタにおいて、前記電極パターンは、
前記圧電基板上に励起される弾性表面波の波長の0.0
3〜0.15の範囲の厚さを有し;前記圧電基板は、L
iTaO3 単結晶を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向
に38〜46°の範囲の角度で回転させた方位を有し;
前記電極パターンは、櫛形電極を含むことを特徴とする
弾性表面波遅延線により、または請求項19に記載した
ように、圧電基板と、前記圧電基板表面に形成されたA
lを主成分とする電極パターンとよりなる弾性表面波装
置において、前記電極パターンは、前記圧電基板上に励
起される弾性表面波の波長の0.04〜0.12の範囲
の厚さを有し;前記圧電基板は、LiNbO3 単結晶
を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に66〜74°の
範囲の角度で回転させた方位を有するものであることを
特徴とする弾性表面波装置により、または請求項20に
記載したように、前記圧電基板は、LiNbO3 単結晶
を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に68〜72°の
範囲の角度で回転させた方位を有するものであることを
特徴とする請求項20記載の弾性表面波装置により、ま
たは請求項21に記載したように、前記電極パターン
は、前記圧電基板上に励起される弾性表面波の波長の
0.05〜0.10の範囲厚さを有することを特徴とす
る請求項19または20記載の弾性表面波装置により、
または請求項22に記載したように、前記電極パターン
はAlよりなることを特徴とする請求項19〜21のう
ち、いずれか一項記載の弾性表面波装置により、または
請求項23に記載したように、前記電極パターンはAl
−Cu合金よりなることを特徴とする請求項19〜21
のうち、いずれか一項記載の弾性表面波装置により、ま
たは請求項24に記載したように、前記電極パターン
は、前記圧電基板表面上に、複数の共振器を用いたラダ
ー型フィルタを形成することを特徴とする請求項19〜
23のうち、いずれか一項記載の弾性表面波装置によ
り、または請求項25に記載したように、前記電極パタ
ーンは、前記圧電基板表面上に、共振器を形成すること
を特徴とする請求項19〜23のうち、いずれか一項基
台の弾性表面波装置により、または請求項26に記載し
たように、前記電極パターンは、前記圧電基板表面上
に、複数の共振器を用いた格子型フィルタを形成するこ
とを特徴とする請求項19〜23のうち、いずれか一項
記載の弾性表面波装置により、または請求項27に記載
したように、前記電極パターンは、前記圧電基板表面上
に、複数の入力用櫛形電極と、複数の出力用櫛形電極か
ら構成されるIIDT型フィルタを形成することを特徴
とする請求項19〜23のうち、いずれか一項記載の弾
性表面波装置により、または請求項28に記載したよう
に、前記電極パターンは、前記圧電基板表面上に、遅延
線を形成することを特徴とする請求項19〜23のう
ち、いずれか一項記載の弾性表面波装置により、または
請求項29に記載したように、前記電極パターンは、前
記圧電基板表面上に、多重モードフィルタを形成するこ
とを特徴とする請求項19〜23のうち、いずれか一項
記載の弾性表面波装置により、または請求項30に記載
したように、圧電基板と、前記圧電基板表面に形成され
たAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性表面
波フィルタにおいて、前記電極パターンは、前記圧電基
板上に励起される弾性表面波の波長の0.04〜0.1
2の範囲の厚さを有し;前記圧電基板は、LiNbO3
単結晶を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に66〜7
4°の範囲の角度で回転させた方位を有し;前記電極パ
ターンは、前記圧電基板表面上に、弾性表面波の伝搬経
路に沿って形成された第1〜第5の櫛形電極を含み;前
記第1の櫛形電極は、前記圧電基板表面上において前記
弾性表面波の伝搬経路に交差し、共通に入力端子に接続
された複数の電極指よりなる第1の電極指群と、互いに
共通に接続され、前記第1の電極指群の間に介在する複
数の電極指よりなる第2の電極指群とよりなり、前記第
2の櫛形電極は、前記圧電基板表面上において前記弾性
表面波の伝搬経路に交差し、共通に前記第2の電極指群
に接続された複数の電極指よりなる第3の電極指群と、
互いに共通に出力端子に接続され、前記第3の電極指群
の間に介在する複数の電極指よりなる第4の電極指群と
よりなり;前記第3の櫛形電極は、さらに、前記圧電基
板表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差する
ように形成され、共通に前記第1の電極指群に接続され
た複数の電極指よりなる第5の電極指群と、互いに共通
に接地され、前記第5の電極指群の間に介在する複数の
電極指よりなる第6の電極指群とよりなる第3の櫛形電
極とよりなり;前記第4の櫛形電極は、さらに、前記圧
電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差
し、共通に前記第2の電極指群に接続された複数の電極
指よりなる第7の電極指群と、互いに共通に出力端子に
接続され、前記第7の電極指群の間に介在する複数の電
極指よりなる第8の電極指群とよりなる第4の櫛形電極
とよりなり、前記第5の櫛形電極は、さらに、前記圧電
基板表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差す
るように形成され、共通に前記第4の電極指群に接続さ
れた複数の電極指よりなる第9の電極指群と、互いに共
通に接地され、前記第9の電極指群の間に介在する複数
の電極指よりなる第10の電極指群とよりなる第5の櫛
形電極よりなることを特徴とする弾性表面波フィルタに
より、解決する。 以下、本発明の作用を、図1〜3を
参照しながら説明する。
【0011】図1は、圧電結晶基板の切り出し角を説明
する図である。図1は、例えばLiTaO3 のような、
結晶軸X,Y,Zを有する圧電単結晶を、結晶軸Xの回
りでY軸からZ軸方向に回転角θだけ傾けた角度で切り
出した状態を示す。このような圧電結晶基板をθ回転Y
−X基板と称する。
【0012】図2はLiTaO3 単結晶のθ回転Y−X
基板上に形成された共振器の挿入損失を、様々な切り出
し角ないし回転角θについて示す。先にも説明したよう
に、従来よりLiTaO3 基板上に弾性表面波装置を形
成する場合、36°Y−X基板が、またLiNbO3
板上に弾性表面波装置を形成する場合、64°Y−X基
板が一般的に使われているが、これは基板表面上に形成
される電極の付加質量効果が無視できる比較的長波長の
表面波に対する伝搬損失が、これらの回転角で最小とな
ることによる。例えば、中村他、信学技報,US77−
42参照。
【0013】図2中、黒丸で示した曲線は、LiTaO
3 の36°Y−X基板表面に、膜厚がゼロの仮想的な電
極を均一に形成した場合のLSAWの伝搬損失を計算し
たもので、回転角θが36°の場合に伝搬損失が最小に
なることがわかる。ただし、この計算では、Kovacs 他
により報告された結晶の定数を使った(G. Kovacs ,et
al., Proc. 1990 IEEE Ultrasonic Symp. pp.435 - 43
8)。
【0014】しかし、GHz 帯域のような短波長領域で
は、先にも説明したように、電極の厚さが励起される表
面波の波長に対して無視できなくなり、電極の付加質量
の効果が顕著に現れる。本発明の発明者は、かかる付加
質量の効果により、図2の伝搬損失特性が矢印の方向に
変化し、図2に白丸で示したように、最小の伝搬損失を
与える回転角θが高角度側にずれることを見出した。た
だし、図2中、白丸で示した曲線は、圧電基板上に一様
にAl電極を形成した場合で、しかも電極の膜厚が励起
表面波の波長の10%の場合を示す。
【0015】さらに、図3に、LiTaO3 基板上にA
lよりなるグレーティング電極を形成した場合の伝搬損
失と回転角θの関係を示す。ただし、図3中、破線は電
極膜厚ゼロの場合を、また実線は電極膜厚が励起表面波
波長の10%の場合を示す。明らかに、基板上に励起表
面波の波長に対して有限な膜厚のグレーティングを形成
した結果、伝搬損失が最小になる回転角が、高角度側に
シフトしている。
【0016】すなわち、LiTaO3 単結晶基板の回転
角θを従来の36°よりも高角度に設定することによ
り、GHz 帯域において表面波の減衰が少なく、Qが高
い弾性表面波装置を形成することができる。また、この
ような高い周波数における電極の付加質量効果に伴い、
図21に示すフィルタの通過帯域の位置がスプリアスピ
ークA,Bに対して低周波側にシフトするため、このよ
うな回転角の大きいLiTaO3 基板上に形成した弾性
表面波装置では、スプリアスピークA,Bをフィルタの
通過帯域から外すことが可能である。先にも説明したよ
うに、スプリアスピークA,Bはバルク波に起因するも
のであり、電極の付加質量の影響を受けない。
【0017】また、本発明では、通過帯域特性の角形比
も回転角θにより変化し、特にGH z 帯域では、従来使
われている回転角θよりも高い角度で切り出されたLi
TaO3 基板が優れた通過帯域幅および角形比を与える
ことが見出された。図4,5は、それぞれかかるLiT
aO3 基板上に形成した弾性表面波フィルタの周波数温
度特性および最小挿入損失の温度特性を示す。ただし、
弾性表面波フィルタは、後で説明する図7の構成のもの
を使い、様々な回転角θのLiTaO3 基板上に、電極
膜厚が励振される弾性表面波の波長の10%になるよう
に形成した。
【0018】図4よりわかるように、フィルタは、基板
の回転角、すなわちカット角θが36°Y,40°Y,
42°Yおよび44°Yのいずれの場合にも、略同一の
温度特性を示す。中心周波数が様々に変化しているの
は、基板中の音速の違いと、試料作製条件のばらつきに
起因するものであると考えられる。
【0019】また、図5よりわかるように、LiTaO
3 基板の回転角θを40°Y〜44°Yの範囲に設定し
た場合、少なくとも通常の温度範囲、すなわち−35°
C〜85°Cの範囲では、回転角θを従来の36°Yに
設定した場合よりも損失が減少する。特に、回転角θを
40°Y〜42°Yの範囲に設定した場合、最小挿入損
失の変動幅も減少することがわかる。
【0020】また、図6はLiNbO3 単結晶のθ回転
Y−X基板上に形成された共振器の挿入損失を、様々な
切り出し角ないし回転角θについて示す。図6中、破線
で示した曲線は、LiNbO3 の64°Y−X基板表面
に、膜厚がゼロの仮想的な電極を均一に形成した場合の
LSAWの伝搬損失を計算したもので、回転角θが64
°の場合に伝搬損失が最小になることがわかる。ただ
し、この計算では、Warner他により報告された結晶の定
数を使った(J. Acoust. Soc. Amer., 42, 1967, pp.12
23 - 1231)) 。
【0021】しかし、GHz 帯域のような短波長領域で
は、先にも説明したように、電極の厚さが励起される表
面波の波長に対して無視できなくなり、電極の付加質量
の効果が顕著に現れる。本発明の発明者は、かかる付加
質量の効果により、図6の伝搬損失特性が矢印の方向に
変化し、図2,3に実線で示したように、最小の伝搬損
失を与える回転角θが高角度側にずれることを見出し
た。ただし、図2中、実線で示した曲線は、電極の膜厚
が励起表面波の波長の3%の場合を示す。
【0022】すなわち、LiNbO3 単結晶基板の回転
角θを従来の64°よりも高角度に設定することによ
り、GHz 帯域において表面波の減衰が少なく、Qが高
い弾性表面波装置を形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、好ましい実施例
について詳細に説明する。図7(A)は、本発明の第1
実施例によるラダー型弾性表面波フィルタの構成を示す
平面図、図7(B)はその等価回路図である。
【0024】図7(A)を参照するに、弾性表面波フィ
ルタはLiTaO3 またはLiNbO3 単結晶の回転Y
板上に形成され、入力側電極が入力端子INに接続され
た第1の櫛形電極R1 と、入力側電極が前記櫛形電極R
1 の出力側電極に接続され、さらに出力側電極が出力端
子OUTに接続された第2の櫛形電極R1 ’と、入力側
電極を櫛形電極R1 ’の入力側電極に接続され、出力側
電極を接地された第3の櫛形電極R2 と、入力側電極を
櫛形電極R1 の出力側電極に接続され、出力側電極を接
地された第4の櫛形電極R2 ’と、入力側電極を櫛形電
極R1 ’の出力側電極に接続され、出力側電極を接地さ
れた第4の櫛形電極R2 ”とを含む。
【0025】各々の櫛形電極R1 ,R1 ’,R2
2 ’,R2 ”において、入力側電極iは、通常の通
り、X軸方向に伝搬する弾性表面波の経路と交差する第
1の方向に互いに平行に延在する第1群の電極指を含
み、また出力側電極oも、通常の通り、前記第1の方向
とは反対の第2の方向に平行に延在する第2群の電極指
を含み、第1群の電極指と第2群の電極指とは、交互に
配設されている。さらに、各々の櫛形電極R1
1 ’,R2 ,R2 ’,R2 ”には、X軸方向上の両側
に、複数の平行な電極指を両端で短絡させた構成の反射
器R1 が形成されている。本実施例では、櫛形電極
1 ,R1 ’,R2 ,R2 ’,R2 ”はAl−1%Cu
合金より形成され、フィルタの通過帯域波長の10%に
相当する約0.4μmの厚さに形成されている。
【0026】図7(B)は図6(A)のフィルタの等価
回路図を示す。図7(B)を参照するに、櫛形電極R1
およびR1 ’は直列接続され、さらに櫛形電極R2 ,R
2 ’およびR2 ”が並列接続されている。図8は図7
(A),(B)の弾性表面波フィルタについて実験的に
得られた最小挿入損失を、LiTaO3 単結晶基板11
の様々なカット角θについて示す。最小挿入損失は、表
面波の伝搬損失とフィルタの整合損失の双方の効果を含
むが、基板のカット角θは整合損失には実質的に寄与し
ない。
【0027】図8を参照するに、最小挿入損失は基板の
カット角が増大するにつれて減少し、42°近辺のカッ
ト角において最小となることがわかる。カット角が42
°を越えると最小挿入損失は再び増大する。従って、フ
ィルタ挿入損失の観点からは、LiTaO3 基板11の
カット角を38°から46°の範囲に設定することによ
り、フィルタの最小挿入損失を1.6dB以内に抑える
ことができる。
【0028】本発明では、またLiTaO3 単結晶基板
のカット角は、弾性表面波フィルタの角形比にも影響す
ることが見出された。図9(A)は角形比の定義を示
す。図9(A)を参照するに、角形比は、通過帯域の最
小挿入損失に対して1.5dBの減衰を与える帯域幅B
2 と、20dBの減衰を与える帯域幅BW1 とを使
い、BW1 /BW2 により与えられる。角形比が大きい
程フィルタはブロードになり、選択比が劣化すると同時
に通過帯域は幅が減少する。すなわち、角形比は出来る
限り1に近づくように弾性表面波フィルタを設計するの
が望ましい。
【0029】図9(B)は、図7(A),(B)の弾性
表面波フィルタについて実験的に得られた角形比を、圧
電基板11のカット角θの関数として示す。図9(B)
よりわかるように、角形比はカット角θが増加するにつ
れて1に近づき、θ=42°のカット角で最小値1.4
7に達する。一方、カット角が42°を越えて増大する
と角形比も増大し、フィルタの選択性が劣化する。本発
明による弾性表面波フィルタでは、最小挿入損失が1.
6dB以下、また角形比が1.55以下であることが望
ましく、従って図9(B)より、LiTaO3 基板のカ
ット角θとしては、40〜46°の範囲、特に40〜4
4°の範囲が好ましいことがわかる。特に、カット角θ
を42°に設定することにより、最小挿入損失を最小化
でき、また角形比も最小化することができる。
【0030】図10は、図7(A),(B)弾性表面波
フィルタについて実験的に得られた通過帯域特性を示
す。図10中、実線はLiTaO3 の42°Y−X基板
を基板11として使った場合を、また一点破線は同じL
iTaO3 の36°Y−X基板を基板11として使った
場合を示す。
【0031】図10を参照するに、通過帯域特性は88
0MHz に中心周波数を有し、約40MHz の平坦な通
過帯域で特徴づけられる。通過帯域外では減衰は急増す
るが、42°Y−X基板を使ったフィルタの方が、従来
の36°Y−X基板を使ったものよりもより急峻な特
性、従ってより優れた角形比を示すことがわかる。ま
た、図10では、フィルタの通過帯域外にSSBWに起
因するスプリアスピークA,Bが観測される。
【0032】図11は、LiTaO3 のY回転X板基板
表面に、弾性表面波の波長に対する厚さが7%の電極を
形成した場合の電気機械結合係数k2 を、様々なカット
角θについて計算した結果を示す。計算には、Kovacs
他(前出)により報告された結晶定数を使った。
【0033】図11を参照するに、電気機械結合係数k
2 はカット角の増大と共に減少する傾向を示すことがわ
かる。電気機械結合係数k2 は周知のように、圧電結晶
中に圧電効果により蓄積されたエネルギの割合を示す量
であり、この値が小さいと通過帯域幅が減少したり、通
過帯域内にリップルが生じたりする問題が生じる。図1
1より、カット角θはやはり46°以下に設定するのが
好ましいことがわかる。
【0034】図12は、図7(A),(B)のフィルタ
において、様々なカット角で形成されたLiTaO3
Y回転−X伝搬基板11上に形成された櫛形電極の厚さ
を変化させた場合の伝搬損失を計算した結果を示す。図
12の計算においても、先の計算と同様に、Kovacs 他
の結晶定数を使った。
【0035】図12よりわかるように、カット角が38
°以下の場合、損失は電極厚の増大とともに指数関数的
に単調に増加するが、カット角が40°を越えると損失
が電極の厚さと共に減少を始め、特性曲線に極小点が現
れるのがわかる。極小点をを過ぎると損失は再び増大に
転じる。特に、基板11のカット角を、先に説明した好
ましい角度である40°から46°の範囲に設定した場
合、このような極小点は、波長に対する電極の厚さが3
%以上のところに出現する。換言すると、本実施例のフ
ィルタにおいて、電極を、波長で規格化した厚さが3%
以上になるように形成するのが好ましい。一方、電極の
厚さが過大になると、電極のエッチングによるパターニ
ングが困難になったり、基板中の音速が電極の膜厚によ
り敏感に変化するようになるため、電極は、厚さが波長
に対して15%以内になるように形成するのが好まし
い。図12より、AlあるいはAl−1%Cu合金を使
った電極の場合、電極の厚さが波長の15%を越える
と、いずれのカット角においても伝搬損失が急増するこ
とがわかるが、これは電極からのバルク波の放射が優勢
になることを示している。特にカット角が40〜46°
の範囲では、電極の厚さは0.07〜0.15の範囲
が、またカット角が40から44°の範囲では、電極の
厚さは0.05〜0.10の範囲であるのが好ましい。
【0036】図13は、図7(A),(B)のフィルタ
において、様々なカット角で形成されたLiNbO3
Y回転−X板を基板11として使い、基板11上に形成
された櫛形電極の厚さを励起弾性表面波の波長に対して
変化させた場合の伝搬損失を計算した結果を示す。ただ
し、図13の計算では、先の Warner 他の結晶定数を使
っている。
【0037】図13よりわかるように、伝搬損失は、電
極膜厚の増大とともにいったん極小値をとった後、指数
関数的に増加するが、従来使われていた64°以下の回
転角では、波長に対する電極膜厚が3.5%以下のとこ
ろで伝搬損失が極小になることがわかる。しかし、この
場合、電極膜厚がさらに増大し、励起弾性表面波の波長
の4%を超えると、伝搬損失は急激に増大してしまう。
一方、基板のカット角を66°以上に設定すると、伝搬
損失は、電極膜厚が励起弾性表面波の4%以上、すなわ
ち電極の付加質量効果が顕著になる条件下で極小にな
る。換言すると、波長で規格化した電極膜厚が4%以上
になるような、電極膜厚が励起弾性表面波の波長に対し
て無視できない条件下では、LiNbO3 基板のカット
角を66°以上に設定するのが望ましい。一方、電極の
厚さが過大になると、電極のエッチングによるパターニ
ングが困難になったり、基板中の音速が電極の膜厚によ
り敏感に変化するようになるため、電極は、厚さが波長
に対して12%以内になるように形成するのが好まし
い。これに伴い、LiNbO3 基板のカット角は66°
から74°の範囲に設定するのが好ましい。
【0038】以上の各実施例において、電極組成はAl
−1%Cuとしたが、純粋なAlでも同様な関係が成立
する。また、LiTaO3 基板上に電極を他の電極材
料、例えばAuで形成する場合には、電極の厚さは波長
の0.4〜2.1%の範囲が、さらにLiNbO3 基板
上にAuで電極を形成する場合には、電極の厚さは波長
の0.5〜1.7%の範囲に設定するのが好ましい。ま
た、LiTaO3 基板上にCuで電極を形成する場合に
は、波長の0.9〜4.5%の範囲に設定するのが、さ
らにLiNbO3 基板上にCuで電極を形成する場合に
は、波長の1.2〜3.6%の範囲に設定するのが好ま
しい。
【0039】図14(A)は、図7(A)の弾性表面波
フィルタの一変形例を、また図14(B)はその等価回
路図を示す。ただし、図14(A),(B)中、先に説
明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略す
る。図14(A)を参照するに、弾性表面波フィルタは
先の図7(A)の実施例と同様に、LiTaO3 または
LiNbO3 単結晶の回転Y板上に形成され、入力側電
極が入力端子INに接続された第1の櫛形電極R1 と、
入力側電極が前記櫛形電極R1 の出力側電極に接続さ
れ、さらに出力側電極が出力端子OUTに接続された第
2の櫛形電極R1 ’と、入力側電極を櫛形電極R1 の出
力側電極に接続され、出力側電極を接地された第3の櫛
形電極R2 ’と、入力側電極を櫛形電極R1 ’の出力側
電極に接続され、出力側電極を接地された第4の櫛形電
極R2 とを含む。
【0040】図14(B)を参照するに、櫛形電極R1
およびR1 ’は直列接続され、さらに櫛形電極R2 およ
びR2 ’が並列接続されている。ただし、櫛形電極
1 ,R 1 ’,R2 ,R2 ’はそれぞれ振動子を形成
し、櫛形電極R1 ’はR1 の約1/2の容量を有する。
一方、櫛形電極R2 ’は櫛形電極R2 の約2倍の容量を
有する。
【0041】このような構成の弾性表面波フィルタで
も、基板にLiTaO3 を使った場合、回転角θを38
°以上46°以下、より好ましくは40°以上46°以
下、最も好ましくは約42°に設定することにより、ま
た基板にLiNbO3 を使った場合、回転角θを66°
以上74°以下、より好ましくは約68°に設定するこ
とにより、基板上の電極の付加質量効果が顕著になるよ
うな周波数帯域で使った場合にも伝搬損失を最小化する
ことが可能になる。
【0042】ところで、本実施例は上記のラダー型弾性
表面波フィルタに限定されるものではなく、他のタイプ
の弾性表面波フィルタ、共振器あるいは伝搬遅延線にも
適用可能である。例えば、図14(A),(B)のフィ
ルタを変形して図15に示す格子型フィルタを形成する
ことができる。
【0043】図16は本発明の第2実施例による、II
DT(interdigital-interdigitaltransducer)構成の
弾性表面波フィルタ20を示す。図16を参照するに、
IIDTフィルタ20は先に説明したカット角が38〜
46°のY回転XLiTaO3 基板11、あるいはカッ
ト角が68〜72°のY回転XLiNbO3 基板11上
に形成され、LiTaO3 基板を使った場合、励起弾性
表面波波長の3〜15%、LiNbO3 基板を使った場
合励起弾性表面波の4〜12%の範囲の厚さを有する櫛
形電極を形成されている。本実施例においても、表面波
としてLSAWが励起され、励起された表面波はX軸方
向に伝搬する。
【0044】櫛形電極は、表面波の伝搬経路に沿って交
互に配設された入力側櫛形電極Rinと出力側櫛形電極R
out とよりなり、各々の入力側櫛形電極Rinは、入力端
子21に共通に接続され、前記表面波伝搬経路に交差す
る複数の互いに平行な第1群の電極指と、前記第1群の
電極指の間に介在し相互に接続された第2群の電極指と
よりなる。同様に、各々の出力側櫛形電極Rout は、出
力端子22に共通に接続され、前記表面波伝搬経路に交
差する複数の互いに平行な第1群の電極指と、前記第1
群の電極指の間に介在し相互に接続された第2群の電極
指とよりなり、前記出力側櫛形電極Rout の第1群の電
極指は、前記入力側櫛形電極Rinの第1群の電極指と反
対方向に延在する。従って、かかる櫛形電極では、表面
波伝搬路の少なくとも1/2が電極で覆われる。さら
に、櫛形電極RinおよびRout の列の、X方向上の両端
には一対の反射器Rfが形成される。
【0045】かかる構成においても、図7(A),
(B)の装置と同様にLiTaO3 単結晶のY回転X板
において、カット角および電極の膜厚を最適化すること
により、損失を最小化し、角形比が向上した広い通過帯
域特性を有するフィルタが得られる。
【0046】図17は、本発明の第3実施例による弾性
表面波フィルタ30の構成を示す。図17を参照する
に、弾性表面波フィルタ30は先に説明したカット角が
38〜46°のY回転XLiTaO3 板、またはカット
角が66〜74°のY回転XLiNbO3 板よりなる基
板上に形成され、LiTaO3 基板を使った場合、波長
の3〜15%の範囲の厚さを有する櫛形電極を形成され
ている。また、LiNbO3 基板を使う場合には、櫛形
電極の厚さは波長の4〜12%の範囲とされる。本実施
例においても、表面波としてLSAWが励起され、励起
された表面波はX軸方向に伝搬する。
【0047】弾性表面波フィルタは30は、図11の装
置の入力側櫛形電極Rinおよび出力側櫛形電極Rout
同様な構成の一対の櫛形電極を隣接して配設した構成を
有し、さらにその外側に一対の反射器Rlを配設してい
る。かかる構成においても、図7(A),(B)の装置
と同様に基板のカット角および電極の膜厚を最適化する
ことにより、損失を最小化し、角形比が向上した広い通
過帯域特性を有するフィルタが得られる。
【0048】図18は、本発明の第4実施例による弾性
表面波フィルタ40の構成を示す。図18を参照する
に、弾性表面波共振器40は、先に説明したカット角が
38〜46°のY回転XLiTaO3 板、あるいはカッ
ト角が66〜74°のY回転XLiNbO3 板よりなる
基板11上に形成され、LiTaO3 基板を使った場合
には、波長の3〜15%の範囲の厚さを有する櫛形電極
を形成されている。一方、LiNbO3 基板を使った場
合には、波長の4〜12%の範囲の厚さを有する櫛形電
極を形成される。本実施例においても、表面波としてL
SAWが励起され、励起された表面波はX軸方向に伝搬
する。
【0049】弾性表面波フィルタ40は、図16の装置
の出力側櫛形電極と同様な構成の櫛形電極Rout 、およ
びその両側に配設された、図16の装置の出力側櫛形電
極と同様な構成の櫛形電極Rinとを有し、さらにその外
側に一対の反射器Rlを配設している。その際、櫛形電
極Rinは入力端子41に接続され、一方櫛形電極Rou t
は出力端子42に接続される。
【0050】かかる構成により、図7(A),(B)の
装置と同様に基板のカット角および電極の膜厚を最適化
することにより、損失が最小で、高いQファクターを有
する共振器が得られる。図19は、本発明の第5実施例
による1ポート弾性表面波共振器50の構成を示す。
【0051】図19を参照するに、弾性表面波共振器5
0は先に説明したカット角が38〜46°のY回転XL
iTaO3 板、あるいはカット角が66〜74°のY回
転XLiNbO3 板よりなる基板11上に形成され、L
iTaO3 を基板に使った場合には、基板11上には波
長の3〜15%の範囲の厚さを有する櫛形電極が形成さ
れている。一方、LiNbO3 基板を使った場合には、
基板11上には、波長の4〜12%の範囲の厚さを有す
る櫛形電極が形成される。本実施例においても、表面波
としてLSAWが励起され、励起された表面波はX軸方
向に伝搬する。
【0052】弾性表面波共振器50は、前記基板上に形
成された単一の櫛形電極Rと、その両側に配設された一
対の反射器Rlとより構成され、前記櫛形電極Rを構成
する一の側の電極は第1の端子51に、また他の側の電
極は第2の端子52に接続される。
【0053】かかる構成により、図7(A),(B)の
装置と同様に基板のカット角および電極の膜厚を最適化
することにより、損失が最小で、高いQファクターを有
する共振器が得られる。図20は、本発明の第6実施例
による2ポート弾性表面波虚言う新規の構成を示す。
【0054】図20を参照するに、弾性表面波共振器6
0は先に説明したカット角が38〜46°のY回転XL
iTaO3 板、あるいはカット角が66〜74°のY回
転XLiNbO3 板よりなる基板11上に形成され、L
iTaO3 を基板に使った場合には、基板11上には波
長の3〜15%の範囲の厚さを有する櫛形電極が形成さ
れている。一方、LiNbO3 基板を使った場合には、
基板11上には、波長の4〜12%の範囲の厚さを有す
る櫛形電極が形成される。本実施例においても、表面波
としてLSAWが励起され、励起された表面波はX軸方
向に伝搬する。弾性表面波共振器60は、図16の装置
の入力側櫛形電極Rinおよび出力側櫛形電極Rout と同
様な構成の、それぞれ入力端子61および出力端子62
に接続された一対の櫛形電極R1 ,R2 を有し、さらに
その外側に一対の反射器Rlを配設している。共振器6
0は、櫛形電極R1 の第1の電極指群に接続された第1
の端子61と、櫛形電極R2 の第1の電極指群に接続さ
れた第2の端子62との間に電圧を印加することにより
駆動される。なお、櫛形電極R1 の第2の電極指群およ
び櫛形電極R2 の第2の電極指群は接地される。
【0055】かかる構成により、図7(A),(B)の
装置と同様に基板のカット角および電極の膜厚を最適化
することにより、損失が最小で、高いQファクターを有
する共振器が得られる。さらに本発明の弾性表面波装置
は、先に説明した弾性表面波フィルタおよび弾性表面波
共振器に限定されるものではなく、同様な構成を有する
弾性表面波遅延線あるいは導波路にも有用である。
【0056】
【発明の効果】請求項1〜5記載の本発明の特徴によれ
ば、LiTaO3 基板のカット角を、基板表面に形成さ
れた電極の付加質量に対して最適化することにより、損
失が最小で、広い帯域幅を有し、角形比の優れた弾性表
面波装置が得られる。
【0057】請求項6,7記載の本発明の特徴によれ
ば、LiTaO3 基板表面に形成される電極をAl系材
料より形成することにより、安価な材料を使って容易に
電極をパターニングすることが可能になる。請求項8〜
18記載の本発明の特徴によれば、LiTaO3 基板の
カット角を、基板表面に形成された電極の付加質量に対
して最適化することにより、損失が最小で、広い帯域幅
を有し、角形比の優れた、様々な構成を有する弾性表面
波フィルタあるいは共振器を形成することができる。
【0058】請求項19〜21記載の本発明の特徴によ
れば、LiNbO3 基板のカット角を、基板表面に形成
された電極の付加質量に対して最適化することにより、
損失が最小で、広い帯域幅を有し、角形比の優れた弾性
表面波装置が得られる。請求項22,23記載の本発明
の特徴によれば、LiNbO3 基板表面に形成される電
極をAl系材料より形成することにより、安価な材料を
使って容易に電極をパターニングすることが可能にな
る。
【0059】請求項24〜30記載の本発明の特徴によ
れば、LiNbO3 基板のカット角を、基板表面に形成
された電極の付加質量に対して最適化することにより、
損失が小さく、広い帯域幅を有し、角形比の優れた様々
な弾性表面波装置を構成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧電単結晶基板の切り出し角を説明する図であ
る。
【図2】本発明の原理を説明する図である。
【図3】本発明の原理を説明する別の図である。
【図4】様々なカット角のLiTaO3 基板について、
形成された弾性表面波フィルタの温度依存性、特に中心
周波数の温度依存性を示す図である。
【図5】様々なカット角のLiTaO3 基板について、
形成された弾性表面波フィルタの温度依存性、特に最小
挿入損失の温度依存性を示す図である。
【図6】LiNbO3 基板上に形成された弾性表面波フ
ィルタの伝搬損失を、基板のカット角の関数として示す
図である。
【図7】(A),(B)は、それぞれ本発明の第1実施
例による弾性表面波フィルタの構成を説明する図および
その等価回路図である。
【図8】図7の弾性表面波フィルタの最小挿入損失とフ
ィルタを構成する圧電基板のカット角との関係を説明す
る図である。
【図9】(A)はフィルタ通過帯域特性における角形比
の定義を説明する図、(B)は角形比と基板カット角と
の関係を説明する図である。
【図10】図7(A),(B)に示したフィルタの通過
帯域特性を説明する図である。
【図11】図7(A),(B)に示したフィルタにおけ
る、LiTaO3 基板を使った場合の基板カット角と電
気機械結合係数との間の関係を説明する図である。
【図12】図7(A),(B)に示したフィルタにおい
て、LiTaO3 基板を使った場合の伝搬損失に対する
電極膜厚の効果を、様々な基板カット角について示す図
である。
【図13】図7(A),(B)に示したフィルタにおい
て、LiNbO3 基板を使った場合の伝搬損失に対する
電極膜厚の効果を、様々な基板カット角について示す図
である。
【図14】(A),(B)は、それぞれ本発明の第1実
施例の一変形例による弾性表面波フィルタの構成を説明
する図およびその等価回路図である。
【図15】図14の一変形例による弾性表面波フィルタ
の等価回路図である。
【図16】本発明の第2実施例による弾性表面波フィル
タの構成を示す図である。
【図17】本発明の第3実施例による弾性表面波フィル
タの構成を示す図である。
【図18】本発明の第4実施例による弾性表面波フィル
タの構成を示す図である。
【図19】本発明の第5実施例による1ポート弾性表面
波共振器の構成を示す図である。
【図20】本発明の第6実施例による2ポート弾性表面
波共振器の構成を示す図である。
【図21】従来の弾性表面波装置の通過帯域特性の例を
示す図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60 弾性表面波フィ
ルタ 11 圧電基板 21,31,41,51,61 入力端子 22,32,42,52,62 出力端子 R1 ,R1 ’,R2 ,R2 ’櫛形電極 Rl 反射器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 剛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 伊形 理 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 橋本 研也 千葉県船橋市二和西4−31−1 (72)発明者 山口 正恒 千葉県佐倉市宮ノ台3−10−4

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板と、前記圧電基板表面に形成さ
    れたAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性表
    面波装置において、 前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
    表面波の波長の0.03〜0.15の範囲の厚さを有
    し;前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中
    心に、Y軸からZ軸方向に38〜46°の範囲の角度で
    回転させた方位を有するものであることを特徴とする弾
    性表面波装置。
  2. 【請求項2】 前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶
    を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に40〜46°の
    範囲の角度で回転させた方位を有するものであることを
    特徴とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  3. 【請求項3】 前記電極パターンは、前記圧電基板上に
    励起される弾性表面波の波長の0.07〜0.15の範
    囲の厚さを有することを特徴とする請求項1または2記
    載の弾性表面波装置。
  4. 【請求項4】 前記電極パターンは、前記圧電基板上に
    励起される弾性表面波の波長の0.05〜0.10の範
    囲の厚さを有し、前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶
    を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に40〜44°の
    範囲の角度で回転させた方位を有するものであることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項記載の弾性
    表面波装置。
  5. 【請求項5】 前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶
    を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に42°の範囲の
    角度で回転させた方位を有するものであることを特徴と
    する請求項1記載の弾性表面波装置。
  6. 【請求項6】 前記電極パターンは、Alよりなること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項記載の弾
    性表面波装置。
  7. 【請求項7】 前記電極パターンは、Al−Cu合金よ
    りなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一
    項記載の弾性表面波装置。
  8. 【請求項8】 前記電極パターンは、前記圧電基板表面
    上に、複数の共振器を形成することを特徴とする請求項
    1〜7のうちいずれか一項記載の弾性表面波装置。
  9. 【請求項9】 圧電基板と、前記圧電基板表面に形成さ
    れたAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性表
    面波フィルタにおいて、 前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
    表面波の波長の0.03〜0.15の範囲の厚さを有
    し;前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中
    心に、Y軸からZ軸方向に38〜46°の範囲の角度で
    回転させた方位を有し;前記電極パターンは、櫛形電極
    を含むことを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  10. 【請求項10】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に、弾性表面波の伝搬経路に沿って形成された第1
    の櫛形電極と第2の櫛形電極とを含み、前記第1および
    第2の櫛形電極はそれぞれ入力端子および出力端子に接
    続され、さらに前記第1および第2の櫛形電極は、前記
    圧電基板表面上において、前記弾性表面波の伝搬経路の
    少なくとも1/2以上を覆うことを特徴とする請求項9
    記載の弾性表面波フィルタ。
  11. 【請求項11】 前記第1の櫛形電極は、前記圧電基板
    表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差し、共
    通に前記入力端子に接続された複数の電極指よりなる第
    1の電極指群と、互いに共通に接続され、前記第1の電
    極指群の間に介在する複数の電極指よりなる第2の電極
    指群とよりなり、前記第2の櫛形電極は、前記圧電基板
    表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差し、共
    通に前記出力端子に接続された複数の電極指よりなる第
    3の電極指群と、互いに共通に接続され、前記第3の電
    極指群の間に介在する複数の電極指よりなる第4の電極
    指群とよりなることを特徴とする請求項10記載の弾性
    表面波フィルタ。
  12. 【請求項12】 前記第1あるいは第2の櫛形電極は複
    数個設けられ、前記複数の第1の櫛形電極と前記複数の
    第2の櫛形電極とは、前記圧電基板表面上に、前記弾性
    表面波の伝搬経路に沿って交互に配設されることを特徴
    とする請求項10または11記載の弾性表面波フィル
    タ。
  13. 【請求項13】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に形成された第1の櫛形電極と第2の櫛形電極とを
    含み、 前記第1の櫛形電極は、前記圧電基板表面上において前
    記弾性表面波の伝搬経路に交差するように形成され、共
    通に入力端子に接続された複数の電極指よりなる第1の
    電極指群と、互いに共通に接続され、前記第1の電極指
    群の間に介在する複数の電極指よりなる第2の電極指群
    とよりなり、 前記第2の櫛形電極は、前記圧電基板表面上において前
    記弾性表面波の伝搬経路に交差し、共通に前記第2の電
    極指群に接続された複数の電極指よりなる第3の電極指
    群と、互いに共通に出力端子に接続され、前記第2の電
    極指群の間に介在する複数の電極指よりなる第4の電極
    指群とよりなることを特徴とする請求項9記載の弾性表
    面波フィルタ。
  14. 【請求項14】 前記電極パターンは、さらに、前記圧
    電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差
    するように形成され、共通に前記第2の電極指群に接続
    された複数の電極指よりなる第5の電極指群と、互いに
    共通に接地され、前記第5の電極指群の間に介在する複
    数の電極指よりなる第6の電極指群とよりなる第3の櫛
    形電極と;前記圧電基板表面上において前記弾性表面波
    の伝搬経路に交差し、共通に前記第4の電極指群に接続
    された複数の電極指よりなる第7の電極指群と、互いに
    共通に出力端子に接続され、前記第7の電極指群の間に
    介在する複数の電極指よりなる第8の電極指群とよりな
    る第4の櫛形電極を含むことを特徴とする請求項13記
    載の弾性表面波フィルタ。
  15. 【請求項15】 前記電極パターンは、さらに前記圧電
    基板表面上において共通に前記入力端子に接続された複
    数の電極指よりなる第5の電極指群と、互いに共通に接
    続され、前記第5の電極指群の間に介在する複数の電極
    指よりなる第6の電極指群とよりなる第3の櫛形電極を
    含み、前記第3の櫛形電極は、前記第第2の櫛形電極に
    隣接して形成されていることを特徴とする請求項11記
    載の弾性表面波フィルタ。
  16. 【請求項16】 圧電基板と、前記圧電基板表面に形成
    されたAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性
    表面波フィルタにおいて、 前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
    表面波の波長の0.03〜0.15の範囲の厚さを有
    し;前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中
    心に、Y軸からZ軸方向に38〜46°の範囲の角度で
    回転させた方位を有し;前記電極パターンは、前記圧電
    基板表面上に、弾性表面波の伝搬経路に沿って形成され
    た第1〜第5の櫛形電極を含み;前記第1の櫛形電極
    は、前記圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬
    経路に交差し、共通に入力端子に接続された複数の電極
    指よりなる第1の電極指群と、互いに共通に接続され、
    前記第1の電極指群の間に介在する複数の電極指よりな
    る第2の電極指群とよりなり、 前記第2の櫛形電極は、前記圧電基板表面上において前
    記弾性表面波の伝搬経路に交差し、共通に前記第2の電
    極指群に接続された複数の電極指よりなる第3の電極指
    群と、互いに共通に出力端子に接続され、前記第3の電
    極指群の間に介在する複数の電極指よりなる第4の電極
    指群とよりなり;前記第3の櫛形電極は、さらに、前記
    圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交
    差するように形成され、共通に前記第1の電極指群に接
    続された複数の電極指よりなる第5の電極指群と、互い
    に共通に接地され、前記第5の電極指群の間に介在する
    複数の電極指よりなる第6の電極指群とよりなる第3の
    櫛形電極とよりなり;前記第4の櫛形電極は、さらに、
    前記圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬経路
    に交差し、共通に前記第2の電極指群に接続された複数
    の電極指よりなる第7の電極指群と、互いに共通に出力
    端子に接続され、前記第7の電極指群の間に介在する複
    数の電極指よりなる第8の電極指群とよりなる第4の櫛
    形電極とよりなり、 前記第5の櫛形電極は、さらに、前記圧電基板表面上に
    おいて前記弾性表面波の伝搬経路に交差するように形成
    され、共通に前記第4の電極指群に接続された複数の電
    極指よりなる第9の電極指群と、互いに共通に接地さ
    れ、前記第9の電極指群の間に介在する複数の電極指よ
    りなる第10の電極指群とよりなる第5の櫛形電極より
    なることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  17. 【請求項17】 圧電基板と、前記圧電基板表面に形成
    されたAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性
    表面波共振器において、 前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
    表面波の波長の0.03〜0.15の範囲の厚さを有
    し;前記圧電基板はLiTaO3 単結晶を、X軸を中心
    に、Y軸からZ軸方向に38〜46°の範囲の角度で回
    転させた方位を有し;前記電極パターンは、前記圧電基
    板表面上において共通に第1の端子に接続された複数の
    電極指よりなる第1の電極指群と、第2の別の端子に互
    いに共通に接続され、前記第1の電極指群の間に介在す
    る複数の電極指よりなる第2の電極指群とよりなる櫛形
    電極を含むことを特徴とする弾性表面波共振器。
  18. 【請求項18】 圧電基板と、前記圧電基板表面に形成
    されたAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性
    表面波フィルタにおいて、 前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
    表面波の波長の0.03〜0.15の範囲の厚さを有
    し;前記圧電基板は、LiTaO3 単結晶を、X軸を中
    心に、Y軸からZ軸方向に38〜46°の範囲の角度で
    回転させた方位を有し;前記電極パターンは、櫛形電極
    を含むことを特徴とする弾性表面波遅延線。
  19. 【請求項19】 圧電基板と、前記圧電基板表面に形成
    されたAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性
    表面波装置において、 前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
    表面波の波長の0.04〜0.12の範囲の厚さを有
    し;前記圧電基板は、LiNbO3 単結晶を、X軸を中
    心に、Y軸からZ軸方向に66〜74°の範囲の角度で
    回転させた方位を有するものであることを特徴とする弾
    性表面波装置。
  20. 【請求項20】 前記圧電基板は、LiNbO3 単結晶
    を、X軸を中心に、Y軸からZ軸方向に68〜72°の
    範囲の角度で回転させた方位を有するものであることを
    特徴とする請求項20記載の弾性表面波装置。
  21. 【請求項21】 前記電極パターンは、前記圧電基板上
    に励起される弾性表面波の波長の0.05〜0.10の
    範囲厚さを有することを特徴とする請求項19または2
    0記載の弾性表面波装置。
  22. 【請求項22】 前記電極パターンはAlよりなること
    を特徴とする請求項19〜21のうち、いずれか一項記
    載の弾性表面波装置。
  23. 【請求項23】 前記電極パターンはAl−Cu合金よ
    りなることを特徴とする請求項19〜21のうち、いず
    れか一項記載の弾性表面波装置。
  24. 【請求項24】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に、複数の共振器を用いたラダー型フィルタを形成
    することを特徴とする請求項19〜23のうち、いずれ
    か一項記載の弾性表面波装置。
  25. 【請求項25】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に、共振器を形成することを特徴とする請求項19
    〜23のうち、いずれか一項基台の弾性表面波装置。
  26. 【請求項26】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に、複数の共振器を用いた格子型フィルタを形成す
    ることを特徴とする請求項19〜23のうち、いずれか
    一項記載の弾性表面波装置。
  27. 【請求項27】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に、複数の入力用櫛形電極と、複数の出力用櫛形電
    極から構成されるIIDT型フィルタを形成することを
    特徴とする請求項19〜23のうち、いずれか一項記載
    の弾性表面波装置。
  28. 【請求項28】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に、遅延線を形成することを特徴とする請求項19
    〜23のうち、いずれか一項記載の弾性表面波装置。
  29. 【請求項29】 前記電極パターンは、前記圧電基板表
    面上に、多重モードフィルタを形成することを特徴とす
    る請求項19〜23のうち、いずれか一項記載の弾性表
    面波装置。
  30. 【請求項30】 圧電基板と、前記圧電基板表面に形成
    されたAlを主成分とする電極パターンとよりなる弾性
    表面波フィルタにおいて、 前記電極パターンは、前記圧電基板上に励起される弾性
    表面波の波長の0.04〜0.12の範囲の厚さを有
    し;前記圧電基板は、LiNbO3 単結晶を、X軸を中
    心に、Y軸からZ軸方向に66〜74°の範囲の角度で
    回転させた方位を有し;前記電極パターンは、前記圧電
    基板表面上に、弾性表面波の伝搬経路に沿って形成され
    た第1〜第5の櫛形電極を含み;前記第1の櫛形電極
    は、前記圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬
    経路に交差し、共通に入力端子に接続された複数の電極
    指よりなる第1の電極指群と、互いに共通に接続され、
    前記第1の電極指群の間に介在する複数の電極指よりな
    る第2の電極指群とよりなり、前記第2の櫛形電極は、
    前記圧電基板表面上において前記弾性表面波の伝搬経路
    に交差し、共通に前記第2の電極指群に接続された複数
    の電極指よりなる第3の電極指群と、互いに共通に出力
    端子に接続され、前記第3の電極指群の間に介在する複
    数の電極指よりなる第4の電極指群とよりなり;前記第
    3の電極パターンは、さらに、前記圧電基板表面上にお
    いて前記弾性表面波の伝搬経路に交差するように形成さ
    れ、共通に前記第1の電極指群に接続された複数の電極
    指よりなる第5の電極指群と、互いに共通に接地され、
    前記第5の電極指群の間に介在する複数の電極指よりな
    る第6の電極指群とよりなる第3の櫛形電極とよりな
    り;前記第4の電極パターンは、さらに、前記圧電基板
    表面上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差し、共
    通に前記第2の電極指群に接続された複数の電極指より
    なる第7の電極指群と、互いに共通に出力端子に接続さ
    れ、前記第7の電極指群の間に介在する複数の電極指よ
    りなる第8の電極指群とよりなる第4の櫛形電極とより
    なり、 前記第5の電極パターンは、さらに、前記圧電基板表面
    上において前記弾性表面波の伝搬経路に交差するように
    形成され、共通に前記第4の電極指群に接続された複数
    の電極指よりなる第9の電極指群と、互いに共通に接地
    され、前記第9の電極指群の間に介在する複数の電極指
    よりなる第10の電極指群とよりなる第5の櫛形電極よ
    りなることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
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