JPH09147669A - 押ボタンスイッチ - Google Patents

押ボタンスイッチ

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JPH09147669A
JPH09147669A JP30550995A JP30550995A JPH09147669A JP H09147669 A JPH09147669 A JP H09147669A JP 30550995 A JP30550995 A JP 30550995A JP 30550995 A JP30550995 A JP 30550995A JP H09147669 A JPH09147669 A JP H09147669A
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handle
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side fitting
pressing body
groove
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Masaji Fujimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハンドルを操作軸に分離できない状態に容易に
取り付けることができるとともに、ハンドルと操作軸と
の取付部分における部品点数を削減して組立作業を容易
化する。 【解決手段】操作軸2の一方の端部の周面に、半径方向
に一定の深さを有し端部から軸方向に形成された第1の
溝部22と、半径方向に一定の深さを有する穴部24
と、第1の溝部22と穴部24とを連絡する円周方向の
溝部であって第1の溝部22から穴部24に至る間にお
いて半径方向の深さが徐々に減少する第2の溝部23
と、を形成するとともに、ハンドル3に第1の溝部2
2、第2の溝部23及び穴部24に係合する突起33を
形成した。突起33を第1の溝部22及び第2の溝部2
3を経由して穴部24に係合させると、ハンドル3は操
作軸2に分離できない状態で固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドルの押圧
操作により内部のスイッチの接点部を動作させる押ボタ
ンスイッチに関し、特に、非常停止スイッチとして用い
られる押ボタンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドルの押圧操作により内部のスイッ
チの接点部を動作させる押ボタンスイッチとして、ハン
ドルを回転させてスイッチのオン状態を解除する非常停
止用のプッシュロック・ターンリセット押ボタンスイッ
チやハンドルを引くことによってスイッチのオン状態を
解除する非常停止用のプッシュプル押ボタンスイッチが
ある。このような押ボタンスイッチとして、従来より図
7に示すように、中空筒状の本体51内を長手方向に摺
動する中空円筒状の操作軸56を備え、この操作軸56
において本体51の前面に露出した一端にパッキン57
を介してハンドル55を螺着したものがあった。
【0003】しかし、ハンドル55を操作軸56の一端
に螺着する場合、パッキン57の弾性変形によりハンド
ル55のネジ込み量が一定にならないため、ハンドル5
5の操作面に表記される刻印やマークの回転位置が適正
な状態にならず、刻印やマークを認識し辛くなる場合が
生じる。また、ハンドル55は、螺着方向と反対方向に
回転させることにより操作側から容易に取り外すことが
でき、操作側から分解できないことが要求される最近の
非常停止スイッチの規格に適合しない。
【0004】そこで、図8に示すように、本体74の内
部に摺動する操作軸71において、本体74の前面側に
露出した一端に弾性係合するハンドル受け台78を介し
てハンドル75をネジ76により固定するようにしたも
のがある。この構成により、ハンドル75を適当な回転
位置に配置した状態で本体74の背面からネジ76を挿
入してハンドル75を固定することにより、ハンドル7
5の操作面に表記される刻印やマークの回転位置を適正
な状態にでき、刻印やマークを認識し辛くなることがな
い。また、本体74の背面側からネジ止めするため、ハ
ンドル75を操作面側から取り外すことはできない。
【0005】なお、本体74内には、操作軸71に対し
て押圧方向に一定範囲内で摺動自在にして弾性係合する
押圧体73が備えられている。操作軸71の押圧方向の
移動は、コイルスプリング72を介して押圧体73に伝
達されるため、操作軸71が所定量以上押圧された後に
押圧体73が押圧方向に動作し、ハンドル75の誤操作
によるスイッチの誤動作を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示した従来の押ボタンスイッチでは、本体の背面方向か
ら押圧体73及び操作軸71の内部を貫通してネジ76
を挿入し、ハンドル75をネジ止めしなければならず、
また、ネジ76及びハンドル受け台78を備えなければ
ならないために部品点数が増加し、組立作業が煩雑にな
る問題があった。また、操作側からハンドル75に引き
抜き方向の外力が作用した場合、操作軸71に弾性係合
する押圧体73が、係合部分において容易に弾性変形
し、押圧体73と操作軸71とが分離してしまうことも
考えられ、上述した非常停止スイッチの規格に適合しな
くなる問題がある。
【0007】この発明の目的は、ハンドルを操作軸に分
離できない状態に容易に取り付けることができるととも
に、ハンドルと操作軸との取付部分における部品点数を
削減して組立作業を容易化できる押ボタンスイッチを提
供することにある。
【0008】また、この発明の目的は、ハンドルを引き
抜く方向の外力が作用した場合でも、操作軸と押圧体と
が容易に分離しないようにし、非常停止スイッチの規格
に確実に適合できる押ボタンスイッチを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、操作軸の一方の端部に円筒形状の操作軸側嵌合部を
形成するとともに、ハンドルの本体に対向する面に操作
軸側嵌合部に嵌合する円筒形状のハンドル側嵌合部を形
成し、操作軸側嵌合部又はハンドル側嵌合部のいずれか
一方の嵌合部の周面に、半径方向に一定の深さを有し端
部から軸方向に形成された第1の溝部と、半径方向に一
定の深さを有する穴部と、第1の溝部と穴部とを連絡す
る円周方向の溝部であって第1の溝部から穴部に至る間
において半径方向の深さが徐々に減少する第2の溝部
と、を形成するとともに、残る他方の嵌合部の周面に、
第1の溝部から第2の溝部を経由して穴部に係合する突
起を形成したことを特徴とする。
【0010】したがって、先ず、突起が第1の溝部に対
向する状態でハンドル側嵌合部に操作軸側嵌合部を軸方
向に嵌合させると、突起は第1の溝部内を軸方向に移動
して第2の溝部に対向する。次いで、ハンドルを操作軸
の円周方向に回転させることにより突起は第2の溝部内
を移動する。このとき、第2の溝部は第1の溝部から穴
部に至る間において徐々に半径方向の深さが浅くなるよ
うに形成されているため、突起は、操作軸側嵌合部及び
ハンドル軸側嵌合部の弾性変形をともないながら第2の
溝部内を穴部方向に移動した後に穴部に係合する。上述
した第2の溝部における半径方向の深さの変化により、
第2の溝部と穴部との結合部分には段差が形成されるこ
とになり、この段差により穴部に係合した突起はハンド
ルの反対方向の回転によっては第2の溝部に戻すことが
できない。
【0011】請求項2に記載した発明は、前記操作軸の
中空円筒形状の他方の端部に一方の端部が嵌合する中空
円筒形状の押圧体を備え、この押圧体に、一方の端部に
開放した軸方向の切込部と、一方の端部近傍の周面から
突出した突起と、を形成するとともに、操作軸に押圧体
の突起が弾性係合する係合部を形成し、さらに、押圧体
内部の一方の端部近傍に嵌合状態で係止される円筒形状
のプラグを設けたことを特徴とする。
【0012】したがって、操作軸の他方の端部内に押圧
体を嵌合すると、切込部を有する一方の端部近傍におけ
る弾性変形により押圧体の突起が操作軸の係合部に弾性
係合する。この押圧体の内部にプラグを挿入すると、プ
ラグは押圧体の内部に嵌合状態で係止される。このプラ
グの嵌合により押圧体の一方の端部近傍は弾性変形を生
じなくなり、操作軸の係合部に対する押圧体の突起の係
合状態が維持される。
【0013】
【発明の実施の態様】図1は、この発明の実施形態の一
例である押ボタンスイッチの全体の構成を示す側面断面
図及び平面断面図である。中空筒体に形成された本体1
の内部に、操作軸2が軸方向に摺動自在に収納されてい
る。操作軸2の一方の端部は本体2の正面側に露出して
いる。この操作軸2の正面側の一方の端部にハンドル3
が取り付けられている。操作軸2の内部には、操作軸2
の背面側の他方の端部から押圧体4が嵌入されており、
さらに、押圧体4の内部にプラグ5が挿入されている。
操作軸2と押圧体4との間には反転バネ6が装填されて
いる。本体1の背面側にはフック受台7が装着されてお
り、フック受台7にはフック8及びフックバネ9が保持
されている。フック8は、フックバネ9の弾性力によ
り、本体1の中心軸方向に付勢されている。
【0014】図2は、上記押ボタンスイッチの操作軸を
示す図である。同図(A)〜(C)は、操作軸のそれぞ
れ正面図、側面図及び平面図であり、同図(E)及び
(F)は、操作軸のそれぞれ側面断面図及び平面断面図
である。また、同図(G)〜(I)は、同図(C)にお
けるそれぞれa−b部、c−d部及びe−f部の矢視端
面図である。
【0015】操作軸2において本体1の操作側の端部に
露出する一方の端部には、円筒形状の操作軸側嵌合部2
1が形成されている。この操作軸側嵌合部21の操作側
の端面2aは閉塞されている。この操作軸側嵌合部21
の周面には、端部2aに開放した軸方向の第1の溝部2
2が、正面図において対称となる2箇所に形成されてい
る。この第1の溝部22の半径方向の深さは所定の深さ
hにされている。さらに、操作軸側嵌合部21の周面に
は深さhの穴部24が、正面図において第1の溝部22
に対して90度回転した位置で対称となる2箇所に形成
されており、第1の溝部22と正面図においてその時計
方向に位置する穴部24とを円周方向に連絡する第2の
溝部23が形成されている。第2の溝部23の半径方向
の深さは、第1の溝部22から穴部24に至る間におい
て徐々に浅くされている。この形状は、図2(H)にお
いて明らかである。
【0016】操作軸21の他方の端部2bは開放してお
り、端部2bから中間部2cまでの間に軸部25が形成
されている。この軸部25の周面の4箇所には開口部2
6が形成されている。また、中間部2cは操作軸側嵌合
部21及び軸部25よりも大きい径に構成されており、
全周に渡って段部27が形成されている。この段部27
に防水パッキン10が装着される。
【0017】図3は、上記押ボタンスイッチのハンドル
を示す図である。同図(A)〜(C)は、ハンドルのそ
れぞれ正面図、側面図及び背面図である。また、同図
(D)及び(E)は、ハンドルのそれぞれ側面断面図及
び平面断面図である。ハンドル3の背面には、円筒部3
1とその内側のハンドル側嵌合部32とが形成されてい
る。ハンドル側嵌合部32も円筒形状を呈しており、そ
の内径は、前述の操作軸2の操作軸側嵌合部21の外径
に等しくされている。ハンドル側嵌合部32の内周面の
2箇所には、突起33が背面図において対称となる位置
に形成されている。突起33は、ハンドル側嵌合部32
の内周面から半径方向に突出しており、前述の操作軸2
に形成された第1の溝部22から第2の溝部23を経由
して穴部24に係合する形状にされている。
【0018】図4は、上記押ボタンスイッチの押圧体を
示す図である。同図(A)〜(C)は、押圧体のそれぞ
れ正面図、側面断面図及び平面図である。押圧体4は、
中空円筒形状の軸部41a,41bの中間部にフランジ
42を形成し、このフランジ42の背面側の2箇所に延
出部43が突出して構成されている。軸部41aの外径
は操作軸2の内径に略等しくされている。また、軸部4
1aの周面の正面側の端部には4箇所に突起44が形成
されており、軸部41aの周面の2箇所には正面側の端
部に開放した切欠45が形成されている。軸部41aに
形成された切欠45により押圧体4の正面側の端部を中
心軸側に弾性変形させることができるため、突起44の
存在に拘らず、押圧体4を操作軸2内に挿入できる。押
圧体4を操作軸2内に挿入すると、突起44が操作軸2
に形成された開口部26に係合する。
【0019】さらに、軸部41aの周面においてフラン
ジ42の近傍の2箇所に孔部46が形成されている。こ
の孔部46には内側から後述するプラグ5の突起52が
係合する。また、フランジ42の背面側に位置する軸部
41bの周面には、凹部47及び段部48が形成されて
いる。この凹部47及び段部48にはフック8が係合す
る。
【0020】図5は、上記押ボタンスイッチのプラグを
示す図である。同図(A)〜(C)は、プラグのそれぞ
れ正面図、側面断面図及び平面図である。プラグ5は、
押圧体4の軸部41a内に嵌合する筒状を呈し、背面側
の端部の2箇所から延出部51が突出している。この延
出部51の外側面に突起52が形成されている。この突
起52が、前述の押圧体4の孔部46に係合する。ま
た、プラグ5の少なくとも正面側の端部は閉塞されてい
る。
【0021】ここで、上記押ボタンスイッチにおいてハ
ンドル3が操作された場合の各部の動作を図1を用いて
説明する。図1に示す状態からハンドル3を背面方向に
押圧すると、ハンドル3とともに操作軸2が反転バネ6
の弾性力に抗して背面方向に移動する。このとき、押圧
体4は段部48とフックバネ9に付勢されたフック8と
の当接により背面方向への移動を規制されており、ハン
ドル3及び操作軸2の背面方向への変位が一定量を越え
るまでは、操作軸2の変位は押圧体4に伝達されない。
ハンドル3の操作量が一定量を越えない範囲で押圧体4
が変位しないようにしているのは、ハンドル3の誤操作
によるスイッチの誤動作を防止するためである。
【0022】ハンドル3及び操作軸2の背面方向への変
位が反転バネ6の弾性変形の範囲を越えると、操作軸2
の背面側端部2bが押圧体4のフランジ42に当接し、
押圧体4は操作軸2により背面方向に押され、フック8
を介して作用するフックバネ9の弾性力に抗して背面方
向に移動する。押圧体4の段部48がフック8を越えて
背面方向に移動し、フック8が押圧体4の凹部47に係
合した時に、押圧体4の延出部43が図外のスイッチを
オンする。このとき、押圧体4の正面側への移動につい
ては、フック8と凹部47とが互いに移動方向に対する
垂直面で当接し、スイッチをオフする方向への押圧体4
の移動は確実に規制される。また、操作軸2及びハンド
ル3は、前述の反転バネ6の弾性力により押圧体4から
離間する状態に復帰する。
【0023】図6(A)〜(D)は、上記押ボタンスイ
ッチにおけるハンドルと操作軸との係合状態を示す図で
ある。ハンドル3を操作軸2に取り付ける場合には、先
ず、同図(A)に示すように、ハンドル側嵌合部32に
形成された突起33が操作軸側嵌合部21の第1の溝部
22に係合するようにして、ハンドル側嵌合部32内に
操作軸側嵌合部21を嵌入する。次いで、ハンドル3を
操作面側からみて時計方向に90度回転させると、突起
33は、同図(B)に示すように操作軸側嵌合部21の
第2の溝部23内を移動し、同図(C)及び(D)に示
すように穴部24に係合する。
【0024】このように、ハンドル側嵌合部32に形成
された突起33が、操作軸側嵌合部21に形成された穴
部24に係合すると、突起33は穴部24の側面との当
接により軸方向の移動を規制されるとともに、円周方向
の移動も規制される。したがって、穴部24に係合した
突起33は、第2の溝部23内に戻ることができず、こ
の状態からハンドル3を操作軸2に対して時計方向だけ
でなく反時計方向にも回転させることができなくなり、
ハンドル3は操作軸2と一体にのみ動作することにな
る。
【0025】なお、操作軸2の操作側の端部2aは閉塞
されているため、ハンドル3と操作軸2との取付部分か
ら塵埃や水分がスイッチの内部に侵入することはない。
したがって、ハンドル3と操作軸2との間にパッキンを
備える必要がなく、スイッチの部品点数を削減すること
ができる。
【0026】さらに、操作軸側嵌合部21の外周面に突
起33を形成し、ハンドル側嵌合部32の内周面に第1
の溝部22、第2の溝部23及び穴部24を形成しても
よい。また、ハンドル側嵌合部32が操作軸側嵌合部2
1に嵌入するように構成し、ハンドル側嵌合部32の外
周面に突起33と溝部22,23及び穴部24とのいず
れかを形成し、操作軸側嵌合部21の内周面に溝部2
2,23及び穴部24と突起33とのいずれかを形成す
ることもできる。
【0027】図1に示すように、プラグ5は、押圧体4
の軸部41a内に挿入される。このとき、プラグ5の延
出部51の突起52が、押圧体4の軸部41aに形成さ
れた孔部46に内側から嵌入することにより、押圧体4
内におけるプラグ5の移動を規制している。前述のよう
に、押圧体4の正面側の端部は、切欠45により中心軸
側に弾性変形することができるが、正面側の端部が閉塞
されたプラグ5が押圧体4の内部に嵌入した状態では、
押圧体4の正面側の端部の中心軸側への変形が規制され
る。
【0028】したがって、操作軸2の内部に背面側から
押圧体4を挿入し、押圧体4の突起44が操作軸2の開
口部26に嵌入した後に、押圧体4の内部に背面側から
プラグ5を挿入することにより、操作軸2の開口部26
に対する突起44の嵌入状態を維持することができる。
これにって、ハンドル3に正面側への大きな引張力が作
用した場合にも、押圧体4が操作軸2から分離すること
を確実に防止することができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、ハン
ドルの突起を操作軸の第1の溝部及び第2の溝部を経由
して穴部に嵌合させることによってハンドルと操作軸と
の固定状態を維持することができ、規格に適合した非常
停止スイッチの組立作業を簡略化することができる。ま
た、従来のようにハンドル受け台やネジを備える必要が
ないため、部品点数を削減することによっても組立作業
の簡略化を図ることができる。さらに、ハンドルにおけ
る突起の形成位置との関係のみによってハンドル表面に
表記したマーク等を容易かつ確実に適正な回転位置に配
置できる。
【0030】請求項2に記載した発明によれば、この押
圧体の内部にプラグを嵌合させることにより押圧体の端
部の変形を防止して、操作軸に対する押圧体の感光状態
を確実に維持することができ、非常停止スイッチの規格
に適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例である押ボタンスイ
ッチの全体の構成を示す側面断面図及び平面断面図であ
る。
【図2】上記押ボタンスイッチの操作軸を示す図であ
る。
【図3】上記押ボタンスイッチのハンドルを示す図であ
る。
【図4】上記押ボタンスイッチの押圧体を示す図であ
る。
【図5】上記押ボタンスイッチのプラグを示す図であ
る。
【図6】上記押ボタンスイッチにおけるハンドルと操作
軸との係合状態を示す図である。
【図7】従来の押ボタンスイッチの構成を示す図であ
る。
【図8】従来の別の押ボタンスイッチの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1−本体 2−操作軸 3−ハンドル 4−押圧体 5−プラグ 21−操作軸側嵌合部 22−第1の溝部 23−第2の溝部 24−穴部 32−ハンドル側嵌合部 33−突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端において開口した中空筒状の本体内を
    長手方向に摺動する操作軸と、本体の一端に露出した操
    作軸の一方の端部に係止されるハンドルと、を備えた押
    ボタンスイッチにおいて、 操作軸の前記一方の端部に円筒形状の操作軸側嵌合部を
    形成するとともに、ハンドルの本体に対向する面に操作
    軸側嵌合部に嵌合する円筒形状のハンドル側嵌合部を形
    成し、操作軸側嵌合部又はハンドル側嵌合部のいずれか
    一方の嵌合部の周面に、半径方向に一定の深さを有し端
    部から軸方向に形成された第1の溝部と、半径方向に一
    定の深さを有する穴部と、第1の溝部と穴部とを連絡す
    る円周方向の溝部であって第1の溝部から穴部に至る間
    において半径方向の深さが徐々に減少する第2の溝部
    と、を形成するとともに、残る他方の嵌合部の周面に、
    第1の溝部から第2の溝部を経由して穴部に係合する突
    起を形成したことを特徴とする押ボタンスイッチ。
  2. 【請求項2】前記操作軸の中空円筒形状の他方の端部に
    一方の端部が嵌合する中空円筒形状の押圧体を備え、こ
    の押圧体に、一方の端部に開放した軸方向の切込部と、
    一方の端部近傍の周面から突出した突起と、を形成する
    とともに、操作軸に押圧体の突起が弾性係合する係合部
    を形成し、さらに、押圧体内部の一方の端部近傍に嵌合
    状態で係止される円筒形状のプラグを設けた請求項1に
    記載の押ボタンスイッチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019175822A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 Nkkスイッチズ株式会社 押ボタンスイッチの製造方法

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JP2019175822A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 Nkkスイッチズ株式会社 押ボタンスイッチの製造方法

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