JP2000170743A - ヒンジ装置およびフリップならびに携帯式電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置およびフリップならびに携帯式電子機器

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JP2000170743A
JP2000170743A JP10344694A JP34469498A JP2000170743A JP 2000170743 A JP2000170743 A JP 2000170743A JP 10344694 A JP10344694 A JP 10344694A JP 34469498 A JP34469498 A JP 34469498A JP 2000170743 A JP2000170743 A JP 2000170743A
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Naomoto Kubota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を実現しつつも特定角度での保持力を
強化し得るヒンジ装置を提供すること。 【解決手段】 ケーシング11と、軸線回りにカム面が
形成されたカム部12と、軸線方向両側方からカム面を
把持する板ばね16と、ケーシング11の突出用孔11
aから突出可能なサイズに形成された突出部14と、突
出用孔11aに係止され得るサイズとされた係止部13
と、カム部に対して後方側に配置された軸受15と、板
ばね16および軸受15を軸線方向前方側に付勢するよ
うにしてケーシング11内に配置された押しばね17
と、を具備してなり、カム部12には回り止め突起12
cが形成され、軸受15には対応凹所15aが形成さ
れ、これにより、意図しない軸ぶれに対する抵抗性が強
化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒンジ結合をもた
らすためのヒンジ装置に関するものである。また、この
ようなヒンジ装置を応用したフリップならびに携帯式電
子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクス技術の発展に伴
い、携帯式電話機、携帯式コンピュータ(無線通信機能
を有するものも有していないものも含む)、電子手帳、
電子ゲーム機、等、種々の携帯式電子機器が広く利用さ
れている。
【0003】これら携帯式電子機器においては、携帯式
電子機器に開閉自在にフリップを取り付けることが、行
われる場合がある。
【0004】例えば、携帯式電子機器の典型例としての
携帯式電話機においては、携帯式電話機本体にフリップ
が開閉自在に取り付けられたフリップタイプと、フリッ
プなしの一体タイプと、が知られている。現在のとこ
ろ、軽量化と利便性の点で、一体タイプが主流となりつ
つある。
【0005】しかしながら、スイッチの誤操作防止、コ
ンパクト化、デザインの多様性、などといったフリップ
タイプの利点のために、両タイプのコンパチ化が要望さ
れている。また、フリップを備えたタイプの携帯式電子
機器においては、フリップの開閉をワンタッチ式に行う
ことが要望されている。さらに、必要に応じて、フリッ
プを取外し可能とすることも要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような携帯式電
話機に代表されるように、携帯式電子機器には、常に小
型化の要求が課せられている。したがって、当然のこと
ながら、携帯式電子機器内に組み込まれるヒンジ装置に
も、小型化の要求が課せられており、この傾向は、近年
ますます強くなっている。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、小型化の可能なヒンジ機構を提供すること、特に、
小型化を達成したにしても、特定角度での保持力を強化
し得るヒンジ装置を提供することを目的とする。また、
本発明は、このようなヒンジ装置を適用した、フリップ
や携帯式電子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のヒンジ装
置においては、前方側に突出用孔が形成されたケーシン
グと、該ケーシング内に収容されるとともに、軸線回り
にカム面が形成されたカム部と、前記軸線に対する両側
方から前記カム面を把持する板ばねと、前記カム部に対
して前記軸線方向前方側に連結されるとともに、前記突
出用孔から突出可能なサイズに形成された突出部と、前
記カム部と前記突出部との間に位置しているとともに、
前記突出用孔に係止され得るサイズとされて前記ケーシ
ング内に配置された係止部と、前記カム部に対して前記
軸線方向後方側に配置された軸受と、前記板ばねおよび
前記軸受の少なくとも一方を前記軸線方向前方側に付勢
するようにして前記ケーシング内に配置された押しばね
と、を具備してなり、前記カム部および前記軸受の一方
には、回り止め突起が形成され、かつ、前記カム部およ
び前記軸受の他方には、前記回り止め突起に対して係合
する凹所が形成されていることを特徴としている。請求
項2記載のヒンジ装置においては、請求項1記載のヒン
ジ装置において、前記ケーシングと前記軸受との間の相
対変位を禁止するための係止機構が設けられていること
を特徴としている。請求項3記載のヒンジ装置において
は、請求項2記載のヒンジ装置において、前記係止機構
は、前記ケーシングの側面に形成された係止用開口と、
前記軸受に形成されるとともに前記係止用開口に係合さ
れる係止凸部と、を備えて構成されていることを特徴と
している。請求項4記載のヒンジ装置においては、請求
項1、2または3記載のヒンジ装置において、前記板ば
ねは、基端側における固定箇所において前記軸受に対し
て固定されているとともに自由端側において前記軸線に
対する側方から前記カム面に当接する2つの略L字状部
材が対向配置されることによって構成され、前記押しば
ねは、前記固定箇所よりも前記軸線に関しての径方向外
方箇所において、前記板ばねを前記軸線方向に押圧して
おり、これにより、前記押しばねの押圧力が、前記固定
箇所を支点とした前記板ばねの閉じ力へと変換されるよ
うになっていることを特徴としている。請求項5記載の
ヒンジ装置においては、請求項1、2または3記載のヒ
ンジ装置において、前記板ばねは、基端側における固定
箇所において前記軸受に対して固定されているとともに
自由端側において前記軸線に対する側方から前記カム面
を把持する略コ字状部材とされ、前記押しばねは、前記
固定箇所よりも前記軸線に関しての径方向外方箇所にお
いて、前記板ばねを前記軸線方向に押圧しており、これ
により、前記押しばねの押圧力が、前記固定箇所を支点
とした前記板ばねの閉じ力へと変換されるようになって
いることを特徴としている。請求項6記載のフリップに
おいては、携帯式電子機器本体に対して開閉されるフリ
ップであって、請求項1〜5のいずれかに記載のヒンジ
装置を備えていることを特徴としている。請求項7記載
の携帯式電子機器においては、携帯式電子機器本体と、
該携帯式電子機器本体に対して開閉されるフリップと、
を具備する携帯式電子機器であって、前記携帯式電子機
器本体および前記フリップの一方に、請求項1〜5のい
ずれかに記載のヒンジ装置を備え、前記携帯式電子機器
の使用に際して、前記携帯式電子機器本体に対して前記
フリップを所定角度に開いて保持した状態においては、
前記回り止め突起および前記凹所が係合しており、前記
携帯式電子機器本体に対して前記フリップを閉じる際に
は、前記軸受が前記押しばねの付勢力に抗して前記軸線
方向後方側に引っ込むことにより、前記回り止め突起と
前記凹所との係合が解除され、前記携帯式電子機器本体
に対して前記フリップの回転が行われるようになってい
ることを特徴としている。
【0009】請求項1記載の発明によると、カム部およ
び軸受の一方には回り止め突起が形成されかつ他方には
凹所が形成されていることにより、これら回り止め突起
および凹所が凹凸係合した状態では、それほど容易には
回転できないようになる。これによって、特定角度で
の、意図しない力に基づく軸ぶれが抑制される。この利
点は、ヒンジ装置をフリップタイプの携帯式電子機器に
対して応用した場合に、携帯式電子機器の使用に際して
フリップを所定角度に開いて保持したときの保持力の強
化をもたらし、有利である。なお、回り止め突起および
凹所の凹凸係合の解除は、カム部と軸受とを相対回転さ
せる力によって軸受が押しばねの付勢力に抗して軸線方
向後方側に押し込まれることにより、達成される。請求
項2記載の発明によると、係止機構により、ケーシング
に対する軸受の相対回転と、前方移動と、が阻止され
る。これにより、押しばねが軸受を前方側に付勢してい
るにしても、軸受の前方移動が阻止される。したがっ
て、押しばねによる前方付勢力は、軸受よりも前方側に
位置しているカム部に対しては作用することはない。つ
まり、カム部は、押しばねによって前方側に付勢される
ことがない。よって、カム部がケーシングに押しつけら
れることがなく、カム部とケーシングとの間に摩擦が生
じることがない。請求項3記載の発明によると、係止機
構が、ケーシングの側面に形成された係止用開口と、軸
受に形成されるとともに係止用開口に係合される係止凸
部と、を備えて構成されていることにより、係止機構の
構成が単純化されていて製造が容易であるとともに、こ
のような係止機構は、組立時の位置決め機能を果たし組
立を容易とする。請求項4記載の発明によると、押しば
ねが、軸受に対しての板ばねの固定箇所よりも径方向外
方箇所において板ばねを軸線方向に押圧していることに
より、押しばねの押圧力が、固定箇所を支点とした板ば
ねの閉じ力へと変換されるようになっている。そのた
め、押しばねの押圧強度を大きくすることで、板ばねの
大きな閉じ力が得られる。このような大きな閉じ力は、
カム面に対して大きなトルクをもたらす。よって、小型
であってもカム面に対して大きなトルクを作用させ得る
ヒンジ装置が得られる。請求項5記載の発明によると、
請求項4の場合と同様にして、小型であってもカム面に
対して大きなトルクを作用させ得るヒンジ装置が得られ
る。請求項6記載の発明によると、上記のようにしてヒ
ンジ装置の特定角度での軸ぶれを抑制し得ることによ
り、この利点を有したフリップが得られる。請求項7記
載の発明によると、携帯式電子機器本体およびフリップ
の一方に、上記のヒンジ装置を備えているとともに、携
帯式電子機器の使用に際して、携帯式電子機器本体に対
してフリップを所定角度に開いて保持した状態において
は、回り止め突起および凹所が係合していることによ
り、これら回り止め突起および凹所の凹凸係合に基づい
て、開状態での、意図しない力に基づく軸ぶれが抑制さ
れる。すなわち、開状態での保持力が高められた携帯式
電子機器が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0011】〔第1実施形態〕図1は、本発明のヒンジ
装置の第1実施形態を示すもので、図1において、ヒン
ジ装置10は、ケーシング11、カム部12、係止部1
3、突出部14、軸受15、板ばね16、押しばね1
7、等を備えて構成されている。
【0012】ケーシング11は、略四角筒状をなすとと
もに、前方側に突出用孔11aが形成されて構成されて
いる。また、ケーシング11の両側面には、係止用開口
11bが形成されている。
【0013】カム部12は、ケーシング11内に収容さ
れるとともに、軸線回りにカム面が形成されて構成され
ている。カム部12は、一例として、図2に示すような
形状とされている。すなわち、カム部12は、軸線O回
りに線対称形状とされており、軸線O回りに、カム面と
して、保持面12aと復帰力受面12bとを有してい
る。
【0014】ここで、図示例のカム部12が、携帯式電
子機器に適用された場合のカム動作について説明する
と、例えば、フリップの携帯式電子機器本体に対する開
状態は、図示Aの状態であるように設定されている。こ
のAの状態においては、板ばね16は、保持面12aを
把持しており、フリップは、携帯式電子機器本体に対し
て、開き角β(例えば120゜)でもって安定的に保持
される。
【0015】また、フリップの携帯式電子機器本体に対
する閉状態は、図示Cの状態であるように設定されてい
る。このCの状態においては、板ばね16は、復帰力受
面12bを把持している。この復帰力受面12bは、軸
線Oを中心とする仮想円弧面Dよりも内方側に位置して
おり、このため、この閉状態においては、板ばね16に
は、フリップを閉める方向のトルクが発生しており、フ
リップは、より閉まる方向に付勢される。
【0016】閉状態からフリップを開けた場合には、す
なわち、板ばね16を図示右回りに相対回転させた場合
には(図示実施形態においては、実際には、カム部12
が回転する。ただし、カム部12と板ばね16との位置
関係は、相対的なものであるので、相対的にどちらかが
回転すれば良い)、図示Bの状態を過ぎると、フリップ
は一気に(自動的に)開状態へと移行する。この移行角
度αは、例えば30゜に設定されている。
【0017】また、カム部12には、図1に示すよう
に、後方側に突出する回り止め突起12cが形成されて
いる。この回り止め突起12cは、図示の例において
は、軸線Oに直交する向きに延在する三角柱形状とされ
ている。
【0018】係止部13は、カム部12の軸線方向前方
側に連結されているとともに、突出用孔11aよりも大
きなサイズに形成されている。
【0019】突出部14は、係止部13の前方側に連結
されているとともに、突出用孔11aから突出可能なサ
イズに形成されている。突出部14は、空回転を起こさ
ないように、略四角柱形状とされている。また、突出部
14には、図3に拡大して示すように、軸線方向に延在
する糸リブ14aが形成されている。糸リブ14aの形
状、個数、配置、等は任意であるが、図示の例において
は、糸リブ14aは、各隅部に2本ずつ合計8本のもの
が形成されている。このような糸リブ14aは、突出部
14が対応する孔内に嵌め込まれる際に、嵌合をしっく
りとしたものとさせて、嵌合強度を高め得るという効果
を有している。突出部14においては、また、各エッジ
に対して丸め処理を施すこともできる。
【0020】軸受15は、ケーシング11内において、
カム部12に対して軸線方向後方側に配置されている。
軸受15には、上述の回り止め突起12cを受領し得る
対応形状とされた凹所15aが形成されている。また、
軸受15には、ケーシング11の両側面に形成された2
つの係止用開口11bのそれぞれに嵌合される2つの係
止凸部15bが形成されている。この場合、係止凸部1
5bは、ケーシング11の側面から側方にわずかに突出
した状態で、係止用開口11bに対して嵌合されてお
り、ケーシング11に対する軸受15の相対回転と、前
方移動と、を阻止している。ただし、係止凸部15bと
係止用開口11bとが係合している場合であっても、ケ
ーシング11に対しての軸受15の後方移動は、支障な
く可能とされている。また、係止凸部15bをケーシン
グ11の側面から突出させることなく、側面に対して面
一とすることも可能である。
【0021】上記の突出部14・カム部12・軸受15
の形状に関しては、図4の斜視図により、明瞭に理解す
ることができるであろう。ただし、図4においては、糸
リブ14aが省略されており、保持面12aが凹状では
なく平面状として例示されている。図4には、また、軸
受15に、軸線O方向に延在する軸体15cが形成さ
れ、カム部12に、軸体15cに対応した挿通孔12d
が形成されている様子が示されている。これら軸体15
cおよび挿通孔12dは、連結されることによって、軸
線O回りの円滑なかつ軸ぶれのない、軸受15とカム部
12との間の相対回転を案内するものである。
【0022】板ばね16は、この板ばね自身が閉じ力を
備えている略コ字状のものとされており、軸受15の軸
線方向後方側に配置されているとともに、自由端側にお
いて、カム部12のカム面(保持面12aまたは復帰力
受面12b)を軸線Oと直交する方向から把持してい
る。これにより、板ばね16は、カム面のうちの把持部
分の局所的な形状に応じたトルクを生成する。
【0023】また、板ばね16の側縁部には、図5に示
すように、壁体の一部が盛り上がった形状のビード部1
6aが設けられている。このようなビード部16aは、
板ばねの曲げ耐性を強化し、ヒンジ装置10の耐久性向
上に寄与する。
【0024】押しばね17は、ケーシング11内におい
て、カム部12の軸線方向後方側に位置して収容されて
いる。
【0025】上記のように構成されたヒンジ装置10に
おいては、カム部12に回り止め突起12cが形成され
かつ軸受15に凹所15aが形成されていることによ
り、これら回り止め突起12cおよび凹所15aが凹凸
係合した状態では、カム部12と軸受15との間の相対
回転に対する抵抗性がもたらされる。これによって、特
定角度(回り止め突起12cと凹所15aとが係合して
いる角度(図6(a)参照)での、意図しない力に基づ
く軸ぶれ(軸の回転ぶれ)を抑制することができる。
【0026】また、回り止め突起12cおよび凹所15
aの凹凸係合の解除は、図6(b)に示すように、カム
部12と軸受15とを相対回転させる力によって軸受1
5が押しばね17の付勢力に抗して軸線方向後方側に図
示矢印Dで示すように押し込まれることにより、達成さ
れる。係合解除に要する力は、回り止め突起12cの三
角柱形状の角度を変更することにより、設定することが
できる。また、回り止め突起12cを他の形状として、
係合解除に要する力を自由に設定することもできる。
【0027】また、軸受15の係止凸部15bがケーシ
ング11の係止用開口11bに係止されて軸受15の前
方移動が阻止されていることにより、押しばね17によ
る前方付勢力は、軸受15よりも前方側に位置している
カム部12に対しては作用することはない。つまり、カ
ム部12は、押しばね17によって前方側に付勢される
ことがない。よって、カム部12がケーシング11に押
しつけられることがなく、カム部12とケーシング11
との間に摩擦が生じることがない。
【0028】また、突出部14を軸線方向後方側に押し
込んだ場合には、押しばね17の付勢力に抗して、突出
部14を引っ込ませることができる。つまり、ヒンジ装
置10は、突出部14の引込による着脱機能を有してい
る。
【0029】次に、上記のようなヒンジ装置10が固定
取付されるフリップの一構成例について、説明する。
【0030】図7に示すように、フリップ20は、フリ
ップ本体21と、取付部22と、を備えて構成されてい
る。
【0031】取付部22は、フリップ本体21の一側縁
における両縁部から突出した形態で、2個のものが一体
形成されている。取付部22には、略四角形状の配設孔
22aが形成されている。この場合、配設孔22aは、
ヒンジ装置10のケーシング11の外形サイズよりもわ
ずかに小さなサイズとされている。
【0032】このようなフリップ20に対しては、各取
付部22内に、ヒンジ装置10が固定取付される。具体
的には、若干大きめのサイズとされたヒンジ装置10
を、若干小さめのサイズとされた配設孔22a内に、強
制的に嵌合させることで、固定が達成される。
【0033】このようにして構成されたフリップ20
は、上記のようにして小型化されたヒンジ装置10を備
えていることを受けて、小型化することができる。とり
わけ、径方向に小型化されたヒンジ装置10を備えてい
ることにより、薄型とすることができる。
【0034】次に、上記のようなフリップ20が適用さ
れる携帯式電話機本体の一構成例について、説明する。
【0035】図8に示すように、携帯式電話機本体30
には、一側縁に取付部31が設けられている。
【0036】取付部31は、凹所32と、中央***部3
3と、から構成されている。これら、凹所32および中
央***部33の形状は、フリップ20の取付部22の形
状と対応している。
【0037】中央***部33には、両端部に、取付孔3
3aが形成されている。この取付孔33aの形状および
サイズは、ヒンジ装置10の突出部14の形状およびサ
イズに対応したものとされている。
【0038】図9は、上記のように構成されたフリップ
20を、携帯式電話機本体30に対して取り付ける様子
を示す図である。図に示すように、フリップ20には、
予め、取付部22に突出部14が内方に突出する形態で
ヒンジ装置10が固定されている。そして、このフリッ
プ20を、ヒンジ装置10の着脱機能を利用して、すな
わち、突出部14を適宜に引っ込ませる(矢印E)とと
もに押しばね17によって突出位置にまで復帰させるこ
とにより、携帯式電話機本体30に対して取り付ける。
【0039】この場合、フリップ20は、製造時および
メンテナンス時にのみ着脱して使用者による着脱は意図
しないものとすることもできるし、使用者による任意の
着脱を許容するものとすることもできる。
【0040】フリップ20を携帯式電話機本体30に対
して装着した後のカム動作については、図2を参照して
上述した通りである。
【0041】とりわけ、携帯式電子機器本体30に対し
てフリップ20を所定角度(例えば120°)に開いて
保持した状態が、回り止め突起12cおよび凹所15a
が係合した状態に対応していることが、特に有利であ
る。というのは、回り止め突起12cおよび凹所15a
が凹凸係合していることに基づいてヒンジ装置の軸ぶれ
が防止されていることによって、開状態でのフリップ2
0の保持強度が高められるからである。
【0042】〔第2実施形態〕図10は、本発明による
ヒンジ装置の第2実施形態を示している。この第2実施
形態は、上記第1実施形態に対して、板ばねの形態が変
更されているだけであって、他の部分は同一構成であ
る。
【0043】この実施形態における板ばね40は、基端
側における固定箇所40aにおいて軸受15に対して固
定されているとともに自由端側における当接箇所40b
において軸線Oと直交する方向からカム面に対して当接
する2つの略L字状部材が対向配置されることによって
構成されている。この場合、板ばね40の屈曲点40c
が、揺動可能な状態とされて固定箇所40aよりも後方
側に位置していることが重要である。
【0044】この第2実施形態においては、図11に示
すように、押しばね17は、固定箇所40aよりも軸線
Oに関して径方向外方箇所において、板ばね40を軸線
方向前方側に付勢している。これにより、図12に示す
ように、押しばね17の軸線方向前方側に向けての押圧
力Fが、固定箇所40aを支点とした板ばね40の内方
移動力(閉じ力)Gへと変換されるようになっている。
その結果、板ばね16は、カム部12のカム面を軸線O
と直交する方向から把持することとなり、カム面のうち
の把持部分の局所的な形状に応じたトルクを生成する。
このように、押しばね17、押しばね17からの押圧力
の作用点40d(力点として機能する)、固定箇所40
a(支点として機能する)、および、当接点40b(作
用点として機能する)が、押しばね17の付勢力を板ば
ね40の閉じ力へと変換するための変換機構を構成して
いる。
【0045】上記のように構成されたヒンジ装置10に
おいては、押しばね17の押圧力Fを、固定箇所40a
を支点とした板ばね40の閉じ力Gへと変換し得るの
で、押しばね17の押圧強度を大きくすることで、容易
に、板ばね40の大きな閉じ力を得ることができる。こ
のような大きな閉じ力は、カム面に対して大きなトルク
をもたらす。よって、小型であってもカム面に対して大
きなトルクを作用させ得るヒンジ装置を得ることができ
る。
【0046】ヒンジ装置の構成に基づく他の利点は、上
記第1実施形態と同様である。また、ヒンジ装置のフリ
ップや携帯式電話機への応用についても、また、その場
合の利点についても、上記第1実施形態と同様である。
【0047】〔第3実施形態〕図13は、本発明による
ヒンジ装置の第3実施形態を示している。この第3実施
形態は、上記第1実施形態に対して、板ばねの設置状況
が変更されているのみであって、板ばねの形状も含めて
他の部分は同一構成である。
【0048】この第3実施形態における板ばね50は、
図13に示すように、基部の中央部を固定箇所50aと
して、軸受15に対して固定されている。この場合、板
ばね50は、屈曲点50bが、揺動可能な状態とされて
固定箇所50aよりも後方側に位置していることが重要
である。
【0049】この第3実施形態においては、板ばね50
が本来的に閉じ力を備えている板ばねであることによ
り、カム面の把持力として、押しばね17の軸線方向押
圧力が変換された閉じ力に加えて板ばね自身の閉じ力を
利用できることができ、同じ小型サイズであっても、カ
ム面にもたらし得るトルクをより大きくすることができ
る。
【0050】他の点については、上記第1実施形態と同
様である。
【0051】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、以下の形態とすることもできる。 a)本発明によるヒンジ装置を、携帯式電子機器に適用
することに代えて、他の任意の一般機器に対して適用す
ること。 b)本発明によるヒンジ装置を、携帯式電話機における
フリップや本体に適用することに代えて、携帯式コンピ
ュータ、電子手帳、電子ゲーム機、等、種々の携帯式電
子機器におけるフリップや本体に対して適用すること。 c)フリップ20側にヒンジ装置10を設けることに代
えて、携帯式電話機本体30等の携帯式電子機器本体側
にヒンジ装置10を設けること。 d)ヒンジ装置10における突出部14の形状を図示の
形状とすることに代えて、任意の形状とすること。 e)カム部12の形状を図2に示す形状とすることに代
えて、他の任意のカム形状とすること。
【0052】
【発明の効果】本発明のヒンジ装置およびフリップなら
びに携帯式電子機器によれば、以下の効果を奏する。請
求項1記載のヒンジ装置によれば、カム部および軸受の
一方には回り止め突起が形成されかつ他方には凹所が形
成されていることにより、これら回り止め突起および凹
所が凹凸係合した状態では、それほど容易には回転でき
ない状況を達成することができる。よって、特定角度で
の軸ぶれを抑制することができ、小型化を達成したにし
ても、特定角度での保持力を強化したヒンジ装置を得る
ことができる。請求項2記載のヒンジ装置によれば、係
止機構によって、ケーシングに対する軸受の前方移動が
阻止されていることにより、押しばねの前方付勢力は、
軸受までにしか作用せず、それよりも前方側のカム部に
対しては作用することがない。よって、カム部がケーシ
ングに押しつけられることがなく、カム部とケーシング
との間に摩擦を生じさせることを防止することができ
る。請求項3記載のヒンジ装置によれば、係止機構が、
ケーシングの側面に形成された係止用開口と、軸受に形
成されるとともに係止用開口に係合される係止凸部と、
を備えて構成されていることにより、係止機構の構成が
単純化されていて製造を容易に行うことができる。ま
た、このような係止機構は、組立時の位置決め機能を果
たすこととなるので、ヒンジ装置の組立を容易に行うこ
とができる。請求項4記載のヒンジ装置によれば、押し
ばねの押圧力を、固定箇所を支点とした板ばねの閉じ力
へと変換することができるので、押しばねの押圧強度を
大きくすることで、板ばねの大きな閉じ力を得ることが
でき、小型であってもカム面に対して大きなトルクを作
用させ得るヒンジ装置を得ることができる。請求項5記
載のヒンジ装置によれば、請求項4の場合と同様にし
て、小型であってもカム面に対して大きなトルクを作用
させ得るヒンジ装置を得ることができる。請求項6記載
のフリップによれば、上記のようにしてヒンジ装置の特
定角度での軸ぶれを抑制し得ることにより、この利点を
有したフリップを得ることができる。請求項7記載の携
帯式電子機器によれば、携帯式電子機器本体に対してフ
リップを所定角度に開いて保持した状態においては、回
り止め突起および凹所が係合していることにより、これ
ら回り止め突起および凹所の凹凸係合に基づいて、開状
態での、意図しない力に基づく軸ぶれを抑制することも
できる。つまり、開状態での保持力が高められた携帯式
電子機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヒンジ装置の第1実施形態を示す図
であって、(a)は平面図、(b)は正面図を示してい
る。
【図2】 図1のヒンジ装置におけるカム部形状の一例
を示す断面図である。
【図3】 図1のヒンジ装置における突出部の一例を示
す斜視図である。
【図4】 図1のヒンジ装置における突出部・カム部・
軸受の一例を示す斜視図である。
【図5】 図1のヒンジ装置における板ばねを拡大して
示す図である。
【図6】 図1のヒンジ装置におけるカム部と軸受との
間の凹凸係合の様子をケーシングを省略して示す図であ
って、(a)は係合時、(b)は係合解除時を示してい
る。
【図7】 フリップの一構成例を示す図であって、
(a)は平面図、(b)は正面図を示している。
【図8】 携帯式電子機器本体の外形形状を概略的に示
す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図を示し
ている。
【図9】 フリップを携帯式電子機器本体に対して取り
付ける様子を示す斜視図である。
【図10】 本発明のヒンジ装置の第2実施形態を示す
図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図を示し
ている。
【図11】 図10(b)におけるXI−XI線矢視断面を
ケーシングを省略して示す図である。
【図12】 図10のヒンジ装置における作用を説明す
るための説明図である。
【図13】 本発明のヒンジ装置の第3実施形態を示す
左側面図である。
【符号の説明】
11 ケーシング 11a 突出用孔 11b 係止用開口 12 カム部 12a 保持面(カム面) 12b 復帰力受面(カム面) 12c 回り止め突起 13 係止部 14 突出部 15 軸受 15a 凹所 15b 係止凸部 16 板ばね 17 押しばね 20 フリップ 30 携帯式電話機本体(携帯式電子機器本体) 40 板ばね 40a 固定箇所 50 板ばね 50a 固定箇所 O 軸線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方側に突出用孔が形成されたケーシン
    グと、 該ケーシング内に収容されるとともに、軸線回りにカム
    面が形成されたカム部と、 前記軸線に対する両側方から前記カム面を把持する板ば
    ねと、 前記カム部に対して前記軸線方向前方側に連結されると
    ともに、前記突出用孔から突出可能なサイズに形成され
    た突出部と、 前記カム部と前記突出部との間に位置しているととも
    に、前記突出用孔に係止され得るサイズとされて前記ケ
    ーシング内に配置された係止部と、 前記カム部に対して前記軸線方向後方側に配置された軸
    受と、 前記板ばねおよび前記軸受の少なくとも一方を前記軸線
    方向前方側に付勢するようにして前記ケーシング内に配
    置された押しばねと、を具備してなり、 前記カム部および前記軸受の一方には、回り止め突起が
    形成され、かつ、前記カム部および前記軸受の他方に
    は、前記回り止め突起に対して係合する凹所が形成され
    ていることを特徴とするヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヒンジ装置において、 前記ケーシングと前記軸受との間の相対変位を禁止する
    ための係止機構が設けられていることを特徴とするヒン
    ジ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のヒンジ装置において、 前記係止機構は、前記ケーシングの側面に形成された係
    止用開口と、前記軸受に形成されるとともに前記係止用
    開口に係合される係止凸部と、を備えて構成されている
    ことを特徴とするヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のヒンジ装置
    において、 前記板ばねは、基端側における固定箇所において前記軸
    受に対して固定されているとともに自由端側において前
    記軸線に対する側方から前記カム面に当接する2つの略
    L字状部材が対向配置されることによって構成され、 前記押しばねは、前記固定箇所よりも前記軸線に関して
    の径方向外方箇所において、前記板ばねを前記軸線方向
    に押圧しており、これにより、前記押しばねの押圧力
    が、前記固定箇所を支点とした前記板ばねの閉じ力へと
    変換されるようになっていることを特徴とするヒンジ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3記載のヒンジ装置
    において、 前記板ばねは、基端側における固定箇所において前記軸
    受に対して固定されているとともに自由端側において前
    記軸線に対する側方から前記カム面を把持する略コ字状
    部材とされ、 前記押しばねは、前記固定箇所よりも前記軸線に関して
    の径方向外方箇所において、前記板ばねを前記軸線方向
    に押圧しており、これにより、前記押しばねの押圧力
    が、前記固定箇所を支点とした前記板ばねの閉じ力へと
    変換されるようになっていることを特徴とするヒンジ装
    置。
  6. 【請求項6】 携帯式電子機器本体に対して開閉される
    フリップであって、請求項1〜5のいずれかに記載のヒ
    ンジ装置を備えていることを特徴とするフリップ。
  7. 【請求項7】 携帯式電子機器本体と、該携帯式電子機
    器本体に対して開閉されるフリップと、を具備する携帯
    式電子機器であって、 前記携帯式電子機器本体および前記フリップの一方に、
    請求項1〜5のいずれかに記載のヒンジ装置を備え、 前記携帯式電子機器の使用に際して、前記携帯式電子機
    器本体に対して前記フリップを所定角度に開いて保持し
    た状態においては、前記回り止め突起および前記凹所が
    係合しており、 前記携帯式電子機器本体に対して前記フリップを閉じる
    際には、前記軸受が前記押しばねの付勢力に抗して前記
    軸線方向後方側に引っ込むことにより、前記回り止め突
    起と前記凹所との係合が解除され、前記携帯式電子機器
    本体に対して前記フリップの回転が行われるようになっ
    ていることを特徴とする携帯式電子機器。
JP10344694A 1998-12-03 1998-12-03 ヒンジ装置およびフリップならびに携帯式電子機器 Pending JP2000170743A (ja)

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US09/357,274 US6295358B1 (en) 1998-12-03 1999-07-20 Hinge device
EP99305750A EP1006286B1 (en) 1998-12-03 1999-07-20 Hinge device
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030321A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Canon Inc プリント装置

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