JPH09139353A - 電界効果型半導体装置の製造方法 - Google Patents

電界効果型半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH09139353A
JPH09139353A JP31729395A JP31729395A JPH09139353A JP H09139353 A JPH09139353 A JP H09139353A JP 31729395 A JP31729395 A JP 31729395A JP 31729395 A JP31729395 A JP 31729395A JP H09139353 A JPH09139353 A JP H09139353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
wiring
semiconductor device
source
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31729395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ezaki
孝之 江崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31729395A priority Critical patent/JPH09139353A/ja
Publication of JPH09139353A publication Critical patent/JPH09139353A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線を半導体基板に埋め込みコンタクトさせ
るにも拘らず電流駆動能力等の低下がない電界効果型半
導体装置を製造する。 【解決手段】 ゲート電極36a及び配線36bをパタ
ーニングし、ソース、ドレイン領域42を形成した後
に、PSG膜43を堆積させて熱処理を行う。この結
果、多結晶Si膜34からの不純物の熱拡散で不純物領
域44が形成されると共に、PSG膜43からのリンの
熱拡散で不純物領域45が形成される。このため、配線
36bのパターニングでSi基板31に溝41が形成さ
れても、ソース、ドレイン領域42と不純物領域44と
が不純物領域45で連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋め込みコンタク
トによって配線が半導体基板に電気的に接続されている
電界効果型半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明の一従来例を示してい
る。この一従来例では、図2(a)に示す様に、Si基
板11にLOCOS法でSiO2 膜12を選択的に形成
して素子分離領域を区画し、SiO2 膜12に囲まれて
いる素子活性領域の表面にゲート酸化膜としてのSiO
2 膜13を形成する。そして、パターニングしたレジス
ト(図示せず)をマスクにしたウエットエッチングで、
埋め込みコンタクトを行うべき領域のSiO2 膜13を
除去する。
【0003】その後、不純物を多く含む多結晶Si膜1
4とタングステンシリサイド膜15とを順次に堆積させ
てタングステンポリサイド層16を形成する。そして、
タングステンポリサイド層16上でゲート電極16a及
び配線16bのパターンにレジスト17を加工し、この
レジスト17をマスクにしてタングステンポリサイド層
16をドライエッチングする。
【0004】なお、SiO2 膜13を除去するためのレ
ジストのパターンとレジスト17のパターンとの間には
合わせずれが生じるので、図2(a)からも明らかな様
に、レジスト17の開口部17a内に、SiO2 膜13
が存在している部分と存在していない部分とが生じる。
【0005】このため、図2(b)に示す様に、多結晶
Si膜14に対するオーバエッチングによって、開口部
17a内でもSiO2 膜13が存在している部分ではS
i基板11がエッチングされないが、開口部17a内で
且つSiO2 膜13が存在していない部分ではSi基板
11がエッチングされて、Si基板11に溝21が形成
される。
【0006】その後、タングステンポリサイド層16及
びSiO2 膜12をマスクにした不純物のイオン注入で
ソース、ドレイン領域22を形成する。このイオン注入
をSi基板11に対して垂直な方向から行うと、Si基
板11の表面部と溝21の底部とにのみソース、ドレイ
ン領域22が形成されて、溝21の深さの途中の側壁部
にはソース、ドレイン領域22が形成されない。
【0007】また、ソース、ドレイン領域22を形成す
るためのイオン注入をSi基板11に対して斜めの方向
から行っても、タングステンポリサイド層16のシャド
ウ効果のために、溝21の深さの途中の側壁部にはやは
りソース、ドレイン領域22が形成されない。
【0008】次に、熱処理を行って、図2(c)に示す
様に、多結晶Si膜14のうちでSi基板11に直接に
接触している部分からこの多結晶Si膜14に含まれて
いる不純物をSi基板11へ熱拡散させて、不純物領域
23を形成する。その後、層間絶縁膜としてのSiO2
膜24を堆積させ、更に、従来公知の工程を実行して、
この電界効果型半導体装置を完成させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の一従
来例では、溝21が深い場合は、図2(c)に示した様
に、溝21の深さの途中の側壁部にはソース、ドレイン
領域22も不純物領域23も形成されず、これらのソー
ス、ドレイン領域22と不純物領域23との間に溝21
によって分離部が生じる。また、ソース、ドレイン領域
22と不純物領域23とが連結したとしても、それらの
連結部では不純物濃度が低い。
【0010】このため、ソース、ドレイン領域22に対
して直列抵抗成分が挿入されたことになり、上述の一従
来例では、電流駆動能力等の低下がない電界効果型半導
体装置を製造することが困難であった。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の電界効果型半
導体装置の製造方法は、埋め込みコンタクトによって配
線が半導体基板に電気的に接続されている電界効果型半
導体装置の製造方法において、ゲート電極及び前記配線
をパターニングした後に、不純物を含む絶縁膜を堆積さ
せる工程と、前記絶縁膜から前記半導体基板へ前記不純
物を拡散させる工程とを具備することを特徴としてい
る。
【0012】請求項2の電界効果型半導体装置の製造方
法は、前記絶縁膜としてPSG膜またはAsSG膜を用
いることを特徴としている。
【0013】本発明による電界効果型半導体装置の製造
方法では、ゲート電極及び配線をパターニングした後に
絶縁膜を堆積させているので、埋め込みコンタクトを行
うためにゲート絶縁膜を除去した領域と配線との間で合
わせずれが生じて半導体基板が露出し、配線をパターニ
ングするためのエッチングによって半導体基板に溝が形
成されても、この溝は絶縁膜で埋められる。
【0014】そして、この絶縁膜から半導体基板へ不純
物を拡散させており、溝の側壁部にも不純物領域が形成
されるので、配線から半導体基板へ拡散させた不純物で
形成した不純物領域とソース、ドレイン領域との間に溝
によって分離部が生じても、絶縁膜から拡散させた不純
物で形成した不純物領域によって、配線に接触している
不純物領域とソース、ドレイン領域とを連結させて、ソ
ース、ドレイン領域に対して直列抵抗成分が挿入される
ことを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一具体例を、図1
を参照しながら説明する。本具体例では、図1(a)に
示す様に、Si基板31にLOCOS法でSiO2 膜3
2を選択的に形成して素子分離領域を区画し、SiO2
膜32に囲まれている素子活性領域の表面にゲート酸化
膜としてのSiO2 膜33を形成する。そして、パター
ニングしたレジスト(図示せず)をマスクにしたウエッ
トエッチングで、埋め込みコンタクトを行うべき領域の
SiO2 膜33を除去する。
【0016】その後、不純物を多く含む多結晶Si膜3
4とタングステンシリサイド膜35とを順次に堆積させ
てタングステンポリサイド層36を形成する。そして、
タングステンポリサイド層36上でゲート電極36a及
び配線36bのパターンにレジスト37を加工し、この
レジスト37をマスクにしてタングステンポリサイド層
36をドライエッチングする。
【0017】本具体例でも、このドライエッチングに際
して多結晶Si膜34に対してオーバエッチングを行う
ので、図1(b)に示す様に、Si基板31に溝41が
形成される。その後、タングステンポリサイド層36及
びSiO2 膜32をマスクにした不純物のイオン注入で
ソース、ドレイン領域42を形成する。
【0018】なお、ここまでの工程は、図2に示した一
従来例と実質的に同様である。しかし、本具体例では、
その後、図1(c)に示す様に、層間絶縁膜としてのP
SG膜43を堆積させてから熱処理を行う。なお、ソー
ス、ドレイン領域42と同一導電型の不純物を多く含む
絶縁膜であればPSG膜43の代わりに用いることがで
き、例えばAsSG膜を用いることができる。
【0019】この結果、多結晶Si膜34のうちでSi
基板31に直接に接触している部分からこの多結晶Si
膜34に含まれている不純物がSi基板31へ熱拡散し
て不純物領域44が形成されると共に、PSG膜43の
うちでSi基板31に直接に接触している部分つまり溝
41内の部分からこのPSG膜43に含まれているリン
がSi基板31へ熱拡散して不純物領域45が形成され
る。
【0020】その後、更に、従来公知の工程を実行し
て、この電界効果型半導体装置を完成させる。以上の様
な本具体例では、図1(c)からも明らかな様に、ソー
ス、ドレイン領域42と不純物領域44とが不純物領域
45で連結されている。このため、ソース、ドレイン領
域42に対して直列抵抗成分が挿入されることが防止さ
れており、電流駆動能力等の低下がない電界効果型半導
体装置を製造することができる。
【0021】なお、以上の具体例は、ゲート電極36a
の両側で埋め込みコンタクトによって配線36bがソー
ス、ドレイン領域42に電気的に接続されている電界効
果型半導体装置の製造に本発明を適用したものである
が、ゲート電極36aの片側で埋め込みコンタクトによ
って配線36bがソース、ドレイン領域42に電気的に
接続されている電界効果型半導体装置の製造にも本発明
を当然に適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明による電界効果型半導体装置の製
造方法では、埋め込みコンタクトさせる配線をパターニ
ングするためのエッチングによって半導体基板に溝が形
成されても、配線に接触している不純物領域とソース、
ドレイン領域とを連結させて、ソース、ドレイン領域に
対して直列抵抗成分が挿入されることを防止することが
できるので、電流駆動能力等の低下がない電界効果型半
導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一具体例を工程順に示す側断面図であ
る。
【図2】本発明の一従来例を工程順に示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
31 Si基板 33 SiO2 膜 36a ゲート電極 36b 配線 41 溝 42 ソース、ドレイン領域 43 PSG膜 44 不純物領域 45 不純物領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋め込みコンタクトによって配線が半導
    体基板に電気的に接続されている電界効果型半導体装置
    の製造方法において、 ゲート電極及び前記配線をパターニングした後に、不純
    物を含む絶縁膜を堆積させる工程と、 前記絶縁膜から前記半導体基板へ前記不純物を拡散させ
    る工程とを具備することを特徴とする電界効果型半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜としてPSG膜またはAsS
    G膜を用いることを特徴とする請求項1記載の電界効果
    型半導体装置の製造方法。
JP31729395A 1995-11-10 1995-11-10 電界効果型半導体装置の製造方法 Pending JPH09139353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31729395A JPH09139353A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 電界効果型半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31729395A JPH09139353A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 電界効果型半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09139353A true JPH09139353A (ja) 1997-05-27

Family

ID=18086619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31729395A Pending JPH09139353A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 電界効果型半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09139353A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010002670A (ko) * 1999-06-16 2001-01-15 김영환 반도체 소자 및 그 제조방법
KR100313695B1 (ko) * 1998-11-11 2001-11-17 니시무로 타이죠 반도체 장치의 제조 방법
JP2002246597A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100313695B1 (ko) * 1998-11-11 2001-11-17 니시무로 타이죠 반도체 장치의 제조 방법
KR20010002670A (ko) * 1999-06-16 2001-01-15 김영환 반도체 소자 및 그 제조방법
JP2002246597A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100317219B1 (ko) 기생용량이감소되는반도체장치제조방법
JP3371189B2 (ja) Mosトランジスタの製造方法およびcmosトランジスタの製造方法
US7176071B2 (en) Semiconductor device and fabrication method with etch stop film below active layer
KR20000076060A (ko) 반도체 기판 내에서 고립 트렌치에 인접하게 접촉 개방부를 형성하는 방법
KR19990057943A (ko) 반도체 장치의 콘택홀 형성방법
US6833293B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
JPH03101147A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09139353A (ja) 電界効果型半導体装置の製造方法
JPH0736424B2 (ja) 読み出し専用半導体記憶装置の製造方法
US5703391A (en) Semiconductor device having element isolating insulating film in contact hole
JPH09213949A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2907248B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100247703B1 (ko) 금속배선 형성방법
KR100273299B1 (ko) 모스 트랜지스터 제조방법
JPH1126756A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000040817A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH05259446A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS63170922A (ja) 配線方法
KR20020030338A (ko) 반도체 장치 제조방법
JPH0897200A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH06291182A (ja) 半導体装置及び製造方法
JPH08335626A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0745820A (ja) Mos型トランジスタの製造方法
JPH1022478A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07249594A (ja) 半導体装置の製造方法