JPH088772A - Rds受信機の割り込み受信制御方法 - Google Patents

Rds受信機の割り込み受信制御方法

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JPH088772A
JPH088772A JP13293894A JP13293894A JPH088772A JP H088772 A JPH088772 A JP H088772A JP 13293894 A JP13293894 A JP 13293894A JP 13293894 A JP13293894 A JP 13293894A JP H088772 A JPH088772 A JP H088772A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他のネットワークの任意の情報番組への割り
込み受信に際して、放送開始された他のネットワークの
情報番組の受信状況を使用者に的確に報知し、受信状況
に応じて適切な対応を採ることができるようにする。 【構成】 グループタイプ14Aで、かつ、第2ブロッ
クの情報分類コード(Usage Code)=(13)からなる
同一のEON情報を短時間のうちに複数回伝送するよう
にしたPTYバースト信号を受信した際に、予め設定し
た割り込み受信希望の情報番組と、受信したPTYバー
スト信号中のプログラムタイプコード(否TY(O
N))で表示される情報番組との一致・不一致を検出
し、一致する場合には、当該情報番組を放送する他のネ
ットワークの放送局周波数データが受信機内のメモリに
既に読み込まれているか否かを検索し、放送局周波数デ
ータが読み込まれていない場合にはその旨を所望の方法
で報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EON情報(Enhanced
Other Networks Information)を利用して他のネットワ
ークの任意の情報番組を割り込み受信する際のRDS受
信機の割り込み受信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】RDS(Radio Data System :ラジオデ
ータシステム)は、国際無線通信諮問委員会(CCI
R)で勧告されたFM多重放送方式であり、カーラジオ
を主な対象として、放送局の局名表示、自動選局、交通
情報の自動受信などの各種サービスを行なうものであ
る。
【0003】従来、RDS受信機における交通情報の自
動受信は、受信機に予め設定しておいた受信局とその系
列局、すなわち自ネットワーク局の交通情報しか受信す
ることができなかった。このため、自ネットワークで交
通情報番組が放送されない場合には、いつまでたっても
交通情報を聴くことができないという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、本出願
人は先に、他のネットワーク局の交通情報番組を自動的
に割り込み受信できる交通情報受信方法について出願し
た(特願平4−213910号参照)。この先願の交通
情報受信方法は、新たに制定された14A,14Bグル
ープからなるEON情報を利用して他のネットワーク局
で交通情報番組が放送開始されたことを検出し、RDS
受信機の受信局を予め設定しておいた自ネットワーク局
から他のネットワーク局へ自動的に切り換え、他のネッ
トワークで放送中の交通情報を割り込み受信するように
したものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先願発
明の場合、他のネットワーク局の交通情報を割り込み受
信するものであり、交通情報以外の任意の情報番組に対
して割り込むことができなかった。また、任意の情報番
組に対して割り込み受信する場合には、できるだけ情報
番組の放送開始時点から割り込みできることが望まれる
ところであるが、前記した先願発明を初めとして、従来
のRDS受信機ではこのような割り込み受信を行うこと
ができなかった。
【0006】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、他のネットワー
クの任意の情報番組をその放送開始時点から自動的に割
り込み受信することのできるようにするとともに、その
割り込み受信に際して、放送開始された他のネットワー
クの情報番組の受信状況を使用者に的確に報知し、受信
状況に応じて適切な対応を採ることができるようにした
RDS受信機の割り込み受信制御方法を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、グループタイプ14Aで、
かつ、第2ブロックの情報分類コード(Usage Code)=
(13)からなる同一のEON情報を短時間のうちに複
数回伝送することにより、他のネットワークの情報番組
の放送切り換わりを示すPTYバースト信号として規定
したRDSシステムにおけるRDS受信機のための割り
込み受信制御方法であって、前記PTYバースト信号を
受信した際に、予め設定した割り込み受信希望の情報番
組と、当該受信したPTYバースト信号中のプログラム
タイプコード(PTY(ON))で表示される情報番組
との一致・不一致を検出し、一致する場合には、当該情
報番組を放送する他のネットワークの放送局周波数デー
タが受信機内のメモリに既に読み込まれているか否かを
検索し、放送局周波数データが読み込まれていない場合
にはその旨を所望の方法で報知することを特徴とするも
のである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、グループタ
イプ14Aで、かつ、第2ブロックの情報分類コード
(Usage Code)=(13)からなる同一のEON情報を
短時間のうちに複数回伝送することにより、他のネット
ワークの情報番組の放送切り換わりを示すPTYバース
ト信号として規定したRDSシステムにおけるRDS受
信機のための割り込み受信制御方法であって、前記PT
Yバースト信号を受信した際に、予め設定した割り込み
受信希望の情報番組と、当該受信したPTYバースト信
号中のプログラムタイプコード(PTY(ON))で表
示される情報番組との一致・不一致を検出し、一致しな
い場合には、当該放送開始された情報番組の種類を所定
の方法で報知することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のRDS受信機の割り込み受信制御方法において、報
知された情報番組について選局指示が与えられた場合に
は、当該情報番組を放送している局をサーチして割り込
み受信することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】RDSデータは、未定義グループを含む0〜1
5グループまでの16種類のグループによって構成され
ている。最近、このRDSデータの未定義グループのう
ち、14Aと14Bグループが図3に示すように新たに
EON情報用として制定された。これにより、現在受信
中の自ネットワークの情報だけでなく、受信していない
他のネットワークの情報も伝送可能となった。本発明
は、この新しく制定された14Aグループの情報分類コ
ード(Usage Code)=(13)で規定される
EON情報を利用してなされたものである。
【0011】まず、本発明成立の前提条件となる図3の
EON情報のデータフォーマットについて説明する。な
お、図3中、各コードの後に付された(TN)は自ネッ
トワーク(This Network) についてのデータ、また、
(ON)は他のネットワーク(Other Network)について
のデータであることをそれぞれ示している。
【0012】図3(A)の14Aグループにおいて、第
1ブロックには、自ネットワークのプログラム識別コー
ドPI(TN)が与えられている。このPI(TN)コ
ードは、国別コード(4ビット)、放送エリアコード
(4ビット)、プログラム参照ナンバーコード(8ビッ
ト)の16ビットからなり、同じコードの局をサーチす
ることにより、車の移動中でも同じプログラムを継続し
て聴取できるようにするためのコードである。
【0013】14Aグループの第2ブロックには、グル
ープタイプコード(Group type code)、バージョンビッ
トB0 、交通番組局コードTP(TN)、プログラムタ
イプコードPTY(TN)、交通番組局コードTP(O
N)、情報分類コード(Usage code)が与えられてい
る。
【0014】グループタイプコード(Group type code)
は、その後に送られてくるデータに何が送られているか
を識別させるための4ビットのコードであり、4ビット
を用いて0〜15までの16のグループを指定し、その
あとのバージョンビットB0(1ビット)によりバージ
ョンAまたはBを指定する。B0 =0がAバージョン
を、B0 =1がBバージョンを示す。したがって、14
Aグループのグループタイプコードは、図3(A)中に
示す通り、“11100”で与えられ、一方、14Bグ
ループのグループタイプコードは、図3(B)中に示す
通り、“11101”で与えられる。
【0015】交通番組局コードTP(TN)は、自ネッ
トワーク中に現在交通番組局が存在するか否かを示す1
ビットのコードである。プログラムタイプコードPTY
(TN)は、0〜31の32種類の番組タイプ(音楽番
組、ニュース番組、スポーツ番組など)を識別するため
の5ビットのコードであり、予め定めた規約に基づいて
番組種類が割り当てられている。
【0016】交通番組局コードTP(ON)は、他のネ
ットワーク中に現在交通番組局が存在するか否かを示す
1ビットのコードである。したがって、このTP(O
N)コードを常時監視することにより、他のネットワー
クに交通番組局が存在するか否かをリアルタイムに知る
ことができる。
【0017】情報分類コード(Usage code)は、次の第
3ブロックで送られてくる情報の種類が何であるかを示
す4ビットのコードであり、図3(A)中に示されてい
るように、4ビットの符号“0000”〜“1111”
を用いて(0)から(15)までの16種類の情報が規
定されている。
【0018】第3ブロックの(0)〜(3)には放送局
名の文字コード(char.1〜char.8)が記述されている。
(4)にはメソッドA(MethodA)形式による他のネッ
トワークの放送局周波数データAF(ON)が、また
(5)〜(9)にはマップド・フレクェンシー(Mapppe
d frequencies)形式による自ネットワークの放送局周波
数データ(Tuning freq.(TN))と他のネットワークの放
送局周波数データ(Mapped FM freq.(ON))がそれぞれ記
述されている。この(4)または(5)〜(9)の放送
局周波数データは、各放送局によって予めいずれかの形
式が選択され、その選択された形式によって放送局周波
数データが送信される。
【0019】(10)(11) は未定義、(12)はリン
キング情報(Linking Information)、(13)は他のネ
ットワークのプログラムタイプコードPTY(ON)と
交通アナウンスコードTA、(14)には他のネットワ
ークの放送開始予約コードPIN(ON)がそれぞれ与
えられている。(15)は放送局専用のデータエリアで
ある。また、第4ブロックには、他のネットワークのプ
ログラム識別コードPI(ON)が与えられている。し
たがって、(13)の他のネットワークのプログラムタ
イプコードPTY(ON)を監視することにより、他の
ネットワークの任意の情報番組を割り込み受信すること
が可能である。
【0020】一方、図(B)の14Bグループにおい
て、第1ブロックには、自ネットワークのプログラム識
別コードPI(TN)が与えられている。第2ブロック
には、14Bグループを示すグループ識別コード“11
101”、交通番組局コードTP(TN)、プログラム
タイプコードPTY(TN)、交通番組局コードTP
(ON)、交通アナウンスコードTA(ON)が与えら
れている。したがって、この他のネットワークの交通ア
ナウンスコードTA(ON)を監視することにより、他
のネットワーク中のいずれかの局で交通情報が放送され
ていることを知ることができる。
【0021】14Bグループの第3ブロックには、自ネ
ットワークのプログラム識別コードPI(TN)が、ま
た第4ブロックには、他のネットワークのプログラム識
別コードPI(ON)がそれぞれ与えられている。
【0022】前述したように、14Aグループの情報分
類コード(Usage code)=(13)のデータを伝送する
ことにより、当該データ中のプログラムタイプコードP
TY(ON)を監視すれば、他のネットワークの任意の
情報番組に対して割り込み受信をかけることが可能であ
る。
【0023】ところで、任意の情報番組に対して割り込
み受信をかける場合、できるなら当該情報番組の放送開
始時点から割り込み受信できるようにすることが望まし
い。このため、任意の情報番組の放送開始時点から割り
込み受信するには、放送開始時点を何らかの方法で伝送
してやる必要がある。
【0024】そこで、本発明では、情報番組の切り換わ
り時点を知らせるための伝送形式として、図4(A)
(B)に例示するように、グループタイプ14Aで、か
つ、第2ブロックの情報分類コード(Usage Code)=
(13)からなる同一のRDSデータを短時間のうちに
複数回伝送所定回連続して送信するように規定した場合
を仮定した。
【0025】図4(A)は情報分類コード(Usage Cod
e)=(13)からなる14Aグループを8回連続して
送信するようにした場合、図4(B)は途中に他の異な
るグループタイプのデータを挿入して8回連続送信する
ようにした場合の例である。本発明では、この所定回連
続する14Aグループのひとかたまりを「PTYバース
ト信号」と呼ぶ。1グールプの長さは87.6msec(図
3(A)参照)であるから、図4(A) の場合のPTY
バースト信号の長さは700.8msec、図4(B) の場
合のPTYバースト信号の長さは約788.4msecとな
る。
【0026】本発明は、上記PTYバースト信号を伝送
するRDSシステムを前提としてなされたものであっ
て、請求項1記載の発明は、該PTYバースト信号を受
信した際に、予め設定しておいた割り込み受信希望の情
報番組と、当該受信したPTYバースト信号中のプログ
ラムタイプコードPTY(ON)で表示される情報番組
との一致・不一致を検出し、一致する場合には、当該情
報番組を放送する他のネットワークの放送局周波数デー
タが受信機内のメモリに既に読み込まれているか否かを
検索し、放送局周波数データが読み込まれていない場合
にはその旨を所望の方法で報知する。
【0027】このような方法とすることにより、割り込
み受信を希望する所望の情報番組が他のネットワークで
始まったが、これを受信するために必要な他のネットワ
ークの放送局周波数データがメモリに取り込まれていな
いような場合には、上記報知によってこれを知ることが
できる。したがって、このような場合には、マニュアル
操作で当該希望の情報番組を選局し、受信することが可
能となる。もし、この報知がなされない場合には、割り
込み受信を希望する所望の情報番組が始まったことすら
知ることができないので、このような操作を行なうこと
は不可能である。
【0028】また、請求項2記載の発明は、前記PTY
バースト信号を受信した際に、予め設定した割り込み受
信希望の情報番組と、当該受信したPTYバースト信号
中のプログラムタイプコード(PTY(ON))で表示
される情報番組との一致・不一致を検出し、一致しない
場合には、前記プログラムタイプコード(PTY(O
N))で表示される情報番組の種類を所定の方法で報知
する。また、請求項3記載の発明は、前記報知された情
報番組について選局指示が与えられた場合には、当該情
報番組を放送している局をサーチして割り込み受信す
る。
【0029】このような方法とすることにより、他のネ
ットワークで放送開始された情報番組が予め設定してお
いた割り込み受信希望の情報番組ではないが、面白そう
だから聴いてみたいと思ったような場合に、自由に選局
して聴くことができるようになる。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図2は、本発明方法を適用して構成したRD
S受信機の一実施例のブロック図である。図1におい
て、符号1〜5で示された部分はFMもしくはFM/A
M受信のためのいわゆるスーパーヘテロダイン受信機で
あり、1はアンテナ、2はフロントエンド、3は検波回
路、4は増幅回路、5はスピーカである。フロントエン
ド2は、システムコントローラ14によって内蔵のPL
L回路(図示せず)の発振周波数を可変制御することに
より、希望する放送局に同調される。
【0031】6は検波回路3の出力中からRDS信号の
みを取り出すための中心周波数57KHzからなるバン
ドパスフィルタ(BPF)である。7はバンドパスフィ
ルタ6から送られてくるRDS信号を元のデータに復調
するRDSデータ復調回路である。8は復調されたRD
Sデータを記憶するためのメモリ(RAM)、9はキー
やスイッチなどを備えた操作部、10は液晶ディスプレ
イなどからなる表示器、11は圧電ブザーなどからなる
報知器、12は必要な音声メッセージを合成する音声合
成器、13は音声メッセージ送出用の切換スイッチ、1
4はシステム全体の動作を制御するマイクロコンピュー
タなどからなるシステムコントローラである。
【0032】次に、図1のフローチャートを参照してそ
の動作を説明する。なお、以下の動作例では、説明を分
かりやすくするために、図2のRDS受信機は、現在或
るFM局(この局とその系列局が自ネットワーク(T
N)となる)の音楽番組を受信してスピーカ5から鳴ら
しており、一方、割り込み受信を希望する他のネットワ
ーク(ON)の情報番組として、予め≪ニュース番組≫
が操作部9より設定されているものとする。
【0033】検波回路3の出力する検波信号は増幅回路
4に送られるとともに、バンドパスフィルタ6にも送ら
れており、このバンドパスフィルタ6において検波信号
中から57KHz帯域のRDS信号成分が抽出される。こ
の抽出されたRDS信号は、RDSデータ復調回路7に
おいて元のRDSデータに復調された後、システムコン
トローラ14に送られる。システムコントローラ14は
このRDSデータを監視するとともに、必要なデータに
ついてはメモリ8に格納記憶する。
【0034】いま、上記のような受信状態において、他
のネットワークの何らかの情報番組が放送開始され、こ
れに伴って前述した図4(A)または(B)のPTYバ
ースト信号が伝送されてきたものとすると(ステップS
1のY側)、システムコントローラ14はこのPTYバ
ースト信号を検出することにより、他のネットワークに
おいて何らかの情報番組が放送開始になったことを検知
する。
【0035】システムコントローラはPTYバースト信
号の受信から他のネットワークの情報番組の放送開始を
検知すると、受信したPTYバースト信号中の第3ブロ
ックのプログラムタイプコードPTY(ON)を読み出
し、このプログラムタイプコードPTY(ON)から他
のネットワークで放送開始された情報番組が何かを知
る。
【0036】そして、この放送開始された他のネットワ
ークの情報番組が、前記予め設定しておいた割り込み受
信を希望する≪ニュース番組≫に一致するか否かを判定
する(ステップS2)。一致する場合にはステップS3
に移行し、一致しない場合にはステップS8に移行す
る。
【0037】いま、PTYバースト信号中のプログラム
タイプコードPTY(ON)=≪ニュース番組≫である
場合、放送開始された情報番組と割り込み受信を希望す
る情報番組とが一致するので、処理はステップS3に移
行し、この≪ニュース番組≫を選局するに必要な当該他
のネットワークについての放送局周波数データAF(O
N)がメモリ8に収集格納されているか否かを検索す
る。
【0038】通常、図3(A)(B)のEON情報は、前
記した図4(A)(B)のPTYバースト信号によって伝
送されるだけでなく、予め定められた一定時間毎に送信
されている。したがって、RDS受信機が、例えば図3
(A)の14Aグループの第2ブロックの情報分類コー
ド(Usage Code)=(4)からなるEON情報を受信
し、この情報分類コード(Usage Code)=(4)に対応
した他のネットワークの放送局周波数データAF(O
N)を既に受信している場合には、メモリ8には他のネ
ットワークの放送局周波数データAF(ON)が収集格
納され、いまだ受信していない場合には放送局周波数デ
ータAF(ON)は存在しないことになる。
【0039】メモリ8に他のネットワークの放送局周波
数データAF(ON)が収集格納されている場合、処理
はステップS4に移行し、該放送局周波数データAF
(ON)に基づいて、当該≪ニュース番組≫を放送開始
した他のネットワークの放送局をオートサーチし、受信
局を当該放送局に切り換える。これにより、希望する情
報番組が自動的に割り込み受信される。
【0040】メモリ8に他のネットワークの放送局周波
数データAF(ON)が収集格納されていない場合、処
理はステップS5に移行し、他のネットワークの放送局
周波数データが存在しないことを所定の方法で所定の時
間だけ報知する(ステップS5,S6,S7)。これに
より、使用者は他のネットワークで≪ニュース番組≫が
始まったにもかかわらず、割り込み受信できないことを
知ることができる。したがって、使用者は、必要に応じ
てマニュアル操作で当該≪ニュース番組≫を選局するな
どの適切な処置を採ることが可能となる。
【0041】なお、前記ステップS5の報知方法として
は、例えば、圧電ブザー11によって音で知らせる、表
示器10によって視覚的に知らせる、音声合成器12に
よって所望の音声メッセージを合成し、切換スイッチ1
3を切り換えることによりスピーカ5から鳴らす、ある
いは、これらの2つまたは複数を組み合わせて報知する
など、種々の方法を採ることができるものである。
【0042】一方、前述したステップS2において、放
送開始された他のネットワークの情報番組が、前記予め
設定しておいた割り込み受信を希望する≪ニュース番組
≫に一致しなかった場合、処理はステップS8に移行
し、当該他のネットワークについての放送局周波数デー
タAF(ON)がメモリに収集格納されているか否かを
検索する。もし、メモリ8に他のネットワークの放送局
周波数データAF(ON)が収集格納されていない場
合、処理は終了する(ステップS8のN側)。
【0043】これに対し、メモリ8に他のネットワーク
の放送局周波数データAF(ON)が収集格納されてい
る場合には、処理はステップS9に移行し、この放送開
始番組が希望する≪ニュース番組≫でないことおよび当
該放送開始番組の種類が例えば≪スポーツ番組≫である
ことを表示器10や音声合成器12などで所定時間報知
する(ステップS10,S11)。これにより、使用者
は他のネットワークで情報番組が放送開始されたが、希
望する情報番組と異なることおよび放送開始された情報
番組の種類を例えば≪スポーツ番組≫であることを知る
ことができる。なお、この場合も、前記ステップS5の
場合と同様に、種々の報知方法を採り得ることは勿論で
ある。
【0044】そして、前記報知が終了するまでの間に、
使用者が操作部9のキーやボタンなどを操作して当該放
送開始された情報番組への割り込み受信を指示した場合
には(ステップS12)、処理はステップS13に移行
し、メモリ8に収集格納されている他のネットワークの
放送局周波数データAF(ON)に基づいて、当該≪ス
ポーツ番組≫を放送開始した他のネットワークの放送局
をオートサーチし、受信局を当該放送局に切り換える。
【0045】これにより、予め設定しておいた割り込み
受信を希望した情報番組とは異なるが、前記報知によっ
て当該番組を聴きたいと思ったような場合には、簡単な
操作で当該情報番組を割り込み受信することができる。
また、割り込み受信を希望する情報番組を1つしか設定
できないようなRDS受信機の場合などにおいては、第
一番目に割り込みを希望する情報番組を設定しておき、
二番目以下に希望する情報番組については前記報知によ
って確認することによってマニュアル操作で割り込み受
信するなど、より選局の自由度を拡げることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
EON情報を利用して他のネットワークの任意の情報番
組を割り込み受信する際、どのような受信状況のために
当該情報番組を割り込み受信ができないかを的確に知る
ことができ、また、放送開始された他のネットワークの
情報番組の種類を知ることができ、さらには、報知に従
って所望の操作をすることにより、予め割り込み受信を
設定していなかった他の情報番組に対してもその放送開
始時点から自由に割り込み受信することができ、この種
のRDS受信機における選局動作の自由度をさらに拡げ
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して構成したRDS受信機の
一実施例のブロック図である。
【図2】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】EON情報のデータフォーマットを示す図であ
る。
【図4】PTYバースト信号の伝送形式を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 フロントエンド 3 検波回路 4 増幅回路 5 スピーカ 6 バンドパスフィルタ 7 RDSデータ復調回路 8 メモリ 9 操作部 10 表示器 11 圧電ブザー 12 音声合成器 13 切換スイッチ 14 システムコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グループタイプ14Aで、かつ、第2ブ
    ロックの情報分類コード(Usage Code)=(13)から
    なる同一のEON情報を短時間のうちに複数回伝送する
    ことにより、他のネットワークの情報番組の放送切り換
    わりを示すPTYバースト信号として規定したRDSシ
    ステムにおけるRDS受信機のための割り込み受信制御
    方法であって、 前記PTYバースト信号を受信した際に、予め設定した
    割り込み受信希望の情報番組と、当該受信したPTYバ
    ースト信号中のプログラムタイプコード(PTY(O
    N))で表示される情報番組との一致・不一致を検出
    し、 一致する場合には、当該情報番組を放送する他のネット
    ワークの放送局周波数データが受信機内のメモリに既に
    読み込まれているか否かを検索し、 放送局周波数データが読み込まれていない場合にはその
    旨を所望の方法で報知することを特徴とするRDS受信
    機の割り込み受信制御方法。
  2. 【請求項2】 グループタイプ14Aで、かつ、第2
    ブロックの情報分類コード(Usage Code)=(13)か
    らなる同一のEON情報を短時間のうちに複数回伝送す
    ることにより、他のネットワークの情報番組の放送切り
    換わりを示すPTYバースト信号として規定したRDS
    システムにおけるRDS受信機のための割り込み受信制
    御方法であって、 前記PTYバースト信号を受信した際に、予め設定した
    割り込み受信希望の情報番組と、当該受信したPTYバ
    ースト信号中のプログラムタイプコード(PTY(O
    N))で表示される情報番組との一致・不一致を検出
    し、 一致しない場合には、当該放送開始された情報番組の種
    類を所定の方法で報知することを特徴とするRDS受信
    機の割り込み受信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のRDS受信機の割り込み
    受信制御方法において、 報知された情報番組について選局指示が与えられた場合
    には、当該情報番組を放送している局をオートサーチし
    て割り込み受信することを特徴とするRDS受信機の割
    り込み受信制御方法。
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