JP3782636B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はラジオ受信機に関し、特にラジオのデータ多重放送システムに使用して有効なラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラジオのデータ多重放送システムとして、例えば、ヨーロッパ域においては、FMラジオ放送信号に選局データや番組識別データをデジタル多重化して車両のドライバーに対して各種のサービスを提供するRDS(Radio Data System)が実用化されている。代表的なRDSサービスとしては、国や受信地域、放送局の番組名を識別するPI(番組識別)サービス、受信されている放送局名をチューナーのディスプレイに表示するPS(受信局名表示)サービス、同一内容の番組を放送している他の放送局周波数を表示するAF(類似番組放送周波数リスト)サービス、交通情報の放送局を識別するTPサービス等がある。
【0003】
AFサービスは、車載チューナーによる放送局から送信されるRDS電波の受信電界強度が一定レベル以下に低下したときに、同一プログラム放送の他の放送局電波を受信できるようなサーチ機能をもたせている。このサーチは、予め放送局から送信されるAF(代替周波数)リストをメモリに記憶し、記憶されているAFリストに基づいて行われる。例えば、自動車で走行中、或る放送局からの電波強度が弱くなると、当該受信地域で受信したAFリストに基づいて同一放送内容を送信している他局を自動的に受信する。その際、車載メモリに記憶されているAFリストは、当該地域で受信したAFリストに更新される。
【0004】
また、PIサービスにおいては、放送局をPI(番組識別)コードにより表わし、ラジオ受信機で受信した受信信号から受信放送局のPIコ−ドを検出して、当該放送局やそれを示すプリセット番号を表示器に表示させている。すなわち、所定の地域における受信可能放送局のそれぞれに対して予めプリセット番号を割り当てておき、受信信号から検出した受信放送局のPIコードに対応するプリセット番号を表示器に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のRDSラジオ受信機のPIサービスは、所定の地域における受信放送局のそれぞれに対して予め割り当てられたプリセット番号を表示器に表示しているが、ヨーロッパ域のRDS放送局には“別PI局”(系列ファミリー局)が存在するため、次のような問題が生ずる。例えば、周波数90.0MHzにて“BBC R1”という放送が或る時間帯に限り、“BBC R1”の別PI局としての“BBC LOC”(地方放送)となることがある。このような場合、従来のラジオ受信機では、予めプリセットメモリに記憶されている現在受信中の放送局対応のプリセット番号が表示器に表示されるものの、別PI局受信時には当該別PI局に割り当てられているプリセット番号が存在しないため、表示器には表示するものがなく、それまでに受信していた放送局対応のプリセット番号をブランク表示している。したがって、ユーザが設定した放送局、すなわちプリセット番号をユーザ自身が知ることができないという問題が生ずる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、ユーザが設定した受信放送局から系列局としての放送局への受信局の変化を知ることができるラジオ受信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明によるラジオ受信機は、次のような特徴的な構成を採用している。
【0009】
)データ多重放送システムのデータを受信し、該データ多重放送システムのデータに含まれる番組識別コードに基づいて受信放送局情報を表示するラジオ受信機において、
データ多重放送局およびそれに対応する番組識別コードがプリセット記憶される記憶手段と、前記プリセットされている放送局を受信中のときは、前記プリセットされている番組識別コードと現在受信中の番組識別コードとを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果、前記両番組識別コードが同一であれば、対応するプリセット番号をそのまま表示し、前記両番組識別コードの所定部分のみが異なる系列局を受信しているときには、前記プリセット番号を前記表示とは異なる態様で表示する表示手段とを備えるラジオ受信機。
【0010】
)前記表示手段の異なる態様での表示は、前記プリセット番号の点滅表示であることを特徴とする上記(1)ラジオ受信機。
【0011】
前記両番組識別コードが全く異なり、現在受信中の放送局が系列局でもない場合には、前記プリセット番号の表示を消灯するとともに同一番組識別コード局検索を行なう上記(1)または(2)のラジオ受信機。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明によるラジオ受信機の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1には、本発明によるラジオ受信機の実施形態の一例としてRDS受信機の構成ブロック図が示されている。
【0013】
先ず、図1を参照して本実施形態のラジオ受信機の一例としてRDS受信機の構成を説明すると、FMアンテナ1で受信されたFM受信信号は、PLL受信回路2に入力されマイクロコンピュータ4からのコントロール信号に基づく受信周波数の設定が行われ、IF信号に変換され、検波される。PLL受信回路2からの検波出力信号は、ミューティング回路3に入力され、マイクロコンピュータ4からの制御の下、音声信号にミューティング処理を施し、処理後の信号を切換回路11に送出する。切換回路11には、またメディアプレーヤ12からの音声信号も入力されている。切換回路11は、ミューティング回路3とメディアプレーヤ12からの2つの音声信号のいずれかを切り換えてスピーカ13に送出する。切換回路11からの音声信号は、スピーカ13から出力される。
【0014】
PLL受信回路2の出力は、受信感度検出回路6において、受信感度が例えば電界強度として検出され、マイクロコンピュータ4に送出される。RDSデータ復調回路5は、PLL受信回路2からの検波信号を復調し、得られたRDSデータをマイクロコンピュータ4に送出する。
【0015】
マイクロコンピュータ4は、受信感度検出回路6からの感度信号と、RDSデータ復調回路5からのRDSデータを受けて、前述の各種のRDSサービスを行うための処理を実行する。メモリ(RAM)7は、受信したRDSデータに含まれるPI局に対応するプリセット番号を格納するメモリであり、マイクロコンピュータ4により読み出される。キー入力回路9には、本RDS受信機の各種の動作を指定するキーが配設されており、これらキーの操作による操作信号がマイクロコンピュータ4に入力される。
【0016】
表示部8は、受信周波数等を表示する周波数表示器81とPIコードに対応する情報や放送局情報等を表示する情報表示器82を有する。
【0017】
図2には本発明によるラジオ受信機の実施形態の一例としてのRDS受信機における動作処理手順が示されている。
【0018】
受信機側では、ユーザがキー入力回路9のキー操作によりマイクロコンピュータ4を介してRDS放送局がプリセットメモリとしてのメモリ7にプリセット(記憶)されるとともに、対応PIコードも記憶される。
【0019】
図2を参照すると、先ず、ステップS1においては、ユーザが既にプリセットされている放送局を聴いているか(受信中)否かを判定し、受信中でなければ処理を終了し、受信中であれば、ステップS2において、プリセットされているPIコードと現在受信中のPIコードとを比較する。
【0020】
ステップS2において、両PIコードが同一であれば、情報表示器82に対応プリセット番号をそのまま表示して(ステップS3)、処理を終了する。また、両PIコードが異なれば、ステップS4において、別PI局か否かを判定する。ここでの別PI局判定は、次のような処理で行なうことができる。
【0021】
例えば、16進数4桁のPIコード××××の上位から2つ目(2番目)の数値が“0”は地方放送のみを、“1”は国際放送を、“2”は全国放送を、“3”は広域放送を、“4〜F”は地方放送を、それぞれ示している。より具体的な例を挙げれば、“C201”のPIコードをもつ放送局は全国放送であり、その局が“C401”のPIコードへ変化した場合は、全国→地方放送に移行した(別PI局へ移行した)ことを意味する。言い換えると、ステップS2では単にPIコードが異なっているかだけのチェックを行なっており、ステップS4ではPIコードの所定部分のチェックを行なうことにより、別PI局(系列ファミリー局)かどうかの判定を行なっている。
【0022】
ステップS4において、別PI局であると判定された場合には、PS表示器82に対応プリセット番号を点滅表示して(ステップS5)、処理を終了する。また、別PI局ではないと判定されたら、PS表示器82の対応プリセット番号表示を消灯し、同一プリセットPI(プリセットされているPIコード)局を検索して(ステップS6)、処理を終了する。ここで、ステップS4で、別PI局ではないということは全く異なる放送局を受信中であるということになる。
【0023】
以上、本発明のラジオ受信機の好適実施形態例を説明したが、これは単なる例示にすぎず、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること勿論である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるラジオ受信機によれば、現在受信中の放送局が予めプリセットメモリに記憶されている放送局である場合には対応プリセット番号を表示器にそのまま表示し、一方、系列ファミリー局受信時には、表示器には上記プリセット番号を、例えば点滅表示する等の異なる態様での表示を行なっているため、ユーザが設定した受信放送局から系列局としての放送局への受信局の変化を知ることができるようになり、使い勝手が良好になるという格別な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジオ受信機の実施形態におけるRDS受信機の構成ブロック図である。
【図2】本発明によるラジオ受信機の実施形態におけるRDS受信機の動作処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 PLL受信回路
3 ミューティング回路
6 受信感度検出回路
5 RDSデータ復調回路
4 マイクロコンピュータ
7 メモリ
8 表示部
9 キー入力回路
10 タイマ
11 切換回路
12 メディアプレーヤ
13 スピーカ
81 周波数表示器
82 情報表示器

Claims (3)

  1. データ多重放送システムのデータを受信し、該データ多重放送システムのデータに含まれる番組識別コードに基づいて受信放送局情報を表示するラジオ受信機において、
    データ多重放送局およびそれに対応する番組識別コードがプリセット記憶される記憶手段と、前記プリセットされている放送局を受信中のときは、前記プリセットされている番組識別コードと現在受信中の番組識別コードとを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果、前記両番組識別コードが同一であれば、対応するプリセット番号をそのまま表示し、前記両番組識別コードの所定部分のみが異なる系列局を受信しているときには、前記プリセット番号を前記表示とは異なる態様で表示する表示手段とを備えることを特徴とするラジオ受信機。
  2. 前記表示手段の異なる態様での表示は、前記プリセット番号の点滅表示であることを特徴とする請求項1記載のラジオ受信機。
  3. 前記両番組識別コードが全く異なり、現在受信中の放送局が系列局でもない場合には、前記プリセット番号の表示を消灯するとともに同一番組識別コード局検索を行なうことを特徴とする請求項1または2に記載のラジオ受信機。
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