JPH08312476A - 過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents

過給機付エンジンの吸気装置

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JPH08312476A
JPH08312476A JP7113014A JP11301495A JPH08312476A JP H08312476 A JPH08312476 A JP H08312476A JP 7113014 A JP7113014 A JP 7113014A JP 11301495 A JP11301495 A JP 11301495A JP H08312476 A JPH08312476 A JP H08312476A
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JP
Japan
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intake
engine
intercooler
passage
supercharger
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Application number
JP7113014A
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English (en)
Inventor
Kenya Ishii
賢也 石井
Noriyuki Iwata
典之 岩田
Shinji Fujihira
伸次 藤平
Nobuo Hiramoto
信男 平本
Mitsuharu Kimura
光治 木村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各独立吸気通路への吸入空気の分配率を均一
化することができる過給機付エンジンの吸気装置を得る
ことを目的とする。 【構成】 エンジン1の吸気装置においては、インタク
ーラ10からサージタンク11(吸気マニホールド31)
にいたる一連の吸気通路が、サージタンク11付近で
は、その軸線と独立吸気通路2の軸線とが90°以下の
角度をなすようにして、下側からサージタンク11に接
続されている。このため、接続吸気通路からサージタン
ク11内に流入した吸入空気はまずサージタンク11の
天井面にぶつかり、該天井面ではね返されて独立吸気通
路2に流入する。ここで、吸入空気がサージタンク11
の天井面にぶつかってはね返る際にサージタンク11内
で四方八方に散乱する。このため、吸入空気が各独立吸
気通路2にまんべんなく分配され、各独立吸気通路2へ
の吸入空気の分配率が均一化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過給機付エンジンの吸
気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自然吸気式の普通のエンジンで
は、ピストンの下降に伴って生じる負圧によって燃料燃
焼用の空気を燃焼室内に吸入する関係上(以下、この燃
料燃焼用の空気を吸入空気という)、吸気行程における
シリンダ内圧力は基本的には大気圧以上には高まらず、
したがって吸気充填効率ひいては単位排気量当たりのエ
ンジン出力はさほど高くはならない。そこで、排気量を
あまり大きくせずにエンジン出力を高めようとする場合
は、吸入空気を加圧する過給機を吸気通路に介設すると
いった対応がなされる。そして、過給機付エンジンに
は、普通、吸気充填効率をさらに高めるとともにノッキ
ングの発生を防止するために、過給機から吐出された高
温の吸入空気を冷却するインタクーラが設けられる。な
お、過給機としては従来より種々のタイプのもの(例え
ば、排気ターボ式過給機、機械式過給機等)が用いられ
ているが、とくに低速時におけるエンジン出力を高める
必要がある場合は、エンジン出力軸によって駆動される
機械式過給機(例えば、ルーツ式ポンプ、リショルム式
ポンプ等)が用いられる。
【0003】そして、過給機付エンジンにおいては、エ
ンジン本体近傍に、共通吸気通路、過給機、インタクー
ラ、バイパス吸気通路、バイパス吸気通路開閉弁、サー
ジタンク(吸気集合部)、独立吸気通路(吸気マニホール
ド)等の各部材が配置されるが、エンジンルーム内の限
られた空間部を有効に利用するために、これらの各部材
を、全体としてできるだけコンパクトな形状を呈するよ
うに形成あるいはレイアウトする必要がある。このた
め、従来の過給機付エンジンにおいては、通常、吸気装
置の全体的な形状をコンパクト化するために、過給機、
インタクーラ、バイパス吸気通路、バイパス吸気通路開
閉弁、サージタンク、独立吸気通路(吸気マニホールド)
等が、エンジン本体の一方の側方にまとめて配置されて
いる(例えば、特開平4−308320号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
吸気装置を構成する各部材がエンジン本体の一方の側方
に配置された従来の過給機付エンジンにおいては、イン
タクーラから流出する吸入空気が、1本の接続吸気通路
を介して吸気集合部に流入した後各独立吸気通路に分配
されることになるが、その際各独立吸気通路への吸入空
気の分配率が均一化されないといった問題がある。すな
わち、1本の接続吸気通路から吸気集合部に流入した吸
入空気は、該接続吸気通路に近い独立吸気通路に流入し
やすく、このため接続吸気通路に近い独立吸気通路ほど
吸入空気の分配率が高くなるからである。このため、各
気筒の出力が不均一化し、エンジンの回転安定性が悪く
なるといった問題がある。
【0005】さらに、かかる従来の過給機付エンジンに
おいては、吸気装置を構成する各部材をエンジン本体の
一方の側方にまとめて配置して吸気装置のコンパクト化
を図ろうとはしているものの、過給機、インタクーラ、
サージタンク等の各部材を接続する通路、あるいはバイ
パス吸気通路がかさばるなどして、コンパクト化が十分
には成し遂げられていないといった問題がある。
【0006】また、例えば特開平4−308320号公
報に開示されている過給機付エンジンでは、インタクー
ラがエンジン本体の中位側方に配置されているので、エ
ンジン本体によって該インタクーラへの通風が妨げられ
(走行風が十分にはあたらず)、インタクーラの冷却性能
が十分には高められないといった問題がある。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、各独立吸気通路への吸入空
気の分配率を均一化することができる過給機付エンジン
の吸気装置を得ることを目的とする。また、エンジンル
ーム内での各種部材のレイアウトを容易にするコンパク
トな構造の過給機付エンジンの吸気装置を得ることを目
的とする。さらには、インタクーラの冷却性能を十分に
高めることができる過給機付エンジンの吸気装置を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
になされた本発明の第1の態様は、過給機から吐出され
た吸入空気を冷却するインタクーラと、インタクーラか
ら接続吸気通路を介して吸入空気を受け入れる吸気集合
部と、該吸気集合部に対して相対的に下方位置に配置さ
れ吸気集合部内の吸入空気を各気筒に案内する気筒別の
独立吸気通路とからなる吸気マニホールドとが、エンジ
ン本体の一方の側方に配置されている過給機付エンジン
の吸気装置において、インタクーラが、吸気集合部に対
して相対的に上方でありかつエンジン本体に対して離間
した位置に配置されるとともに、インタクーラの吸入空
気流出口がインタクーラ下端部に配置され、接続吸気通
路が、その吸気集合部への接続部における軸線と、独立
吸気通路の吸気集合部への接続部の軸線とが鋭角をなす
ようにして、下側から吸気集合部に接続されるととも
に、略U字状に湾曲してインタクーラの吸入空気流出口
と吸気集合部とに接続されていることを特徴とするもの
である。
【0009】本発明の第2の態様は、本発明の第1の態
様にかかる過給機付エンジンの吸気装置において、イン
タクーラへ冷却風を案内するダクトが、吸気集合部の上
方に設けられていることを特徴とするものである。
【0010】本発明の第3の態様は、本発明の第2の態
様にかかる過給機付エンジンの吸気装置において、イン
タクーラが、両端部に夫々吸入空気タンクを備えた積層
型熱交換器であることを特徴とするものである。
【0011】本発明の第4の態様は、本発明の第2の態
様にかかる過給機付エンジンの吸気装置において、過給
機が機械式過給機であって、該機械式過給機が吸気集合
部の下方に配置され、エンジンの前後方向にみて、機械
式過給機の後方に接続吸気通路が配置されていることを
特徴とするものである。
【0012】本発明の第5の態様は、本発明の第1の態
様にかかる過給機付エンジンの吸気装置において、略U
字状の接続吸気通路の、下端部よりも上方に位置する部
分に、EGRガス導入口が設けられていることを特徴と
するものである。
【0013】
【作用】本発明の第1の態様においては、接続吸気通路
が、吸気集合部付近では、その軸線と独立吸気通路の軸
線とが鋭角をなすようにして、下側から吸気集合部に接
続されているので、接続吸気通路から吸気集合部に流入
した吸入空気はまず吸気集合部の天井面にぶつかり、該
天井面ではね返されて独立吸気通路に流入する。ここ
で、吸入空気が吸気集合部の天井面にぶつかってはね返
る際に吸気集合部内で四方八方に散乱する。このため、
吸入空気が各独立吸気通路にまんべんなく分配される。
また、インタクーラが、吸気集合部よりも上方、すなわ
ち概ねエンジン本体上端部よりも上方に配置されるの
で、インタクーラへの通風性がよくなる。さらに、接続
吸気通路が略U字状に湾曲してインタクーラの吸入空気
流出口と吸気集合部とに接続されているので、インタク
ーラと吸気マニホールドとを近接して配置することがで
きる。
【0014】本発明の第2の態様においては、基本的に
は本発明の第1の態様にかかる過給機付エンジンの吸気
装置と同様の作用が生じる。さらに、吸気集合部の上方
に、インタクーラへ冷却風を案内するダクトが設けられ
ているので、インタクーラへの通風性がさらに良くな
る。
【0015】本発明の第3の態様においては、基本的に
は本発明の第2の態様にかかる過給機付エンジンの吸気
装置と同様の作用が生じる。さらに、インタクーラが積
層型熱交換器とされるので、該インタクーラが小型化・
軽量化される。
【0016】本発明の第4の態様においては、基本的に
は本発明の第2の態様にかかる過給機付エンジンの吸気
装置と同様の作用が生じる。さらに、過給機が吸気集合
部の下方に配置され、該過給機の後方に接続吸気通路が
配置されるので、過給機と吸気集合部(吸気マニホール
ド)と接続吸気通路とが互いに近接して配置される。
【0017】本発明の第5の態様においては、基本的に
は本発明の第1の態様にかかる過給機付エンジンの吸気
装置と同様の作用が生じる。さらに、EGR導入口が、
略U字状の接続吸気通路の下端部よりも上方位置に開口
することになるので、EGRガスが接続吸気通路内に流
入して冷却されたときに生じる腐食性の強い凝縮水がE
GR通路に流入しない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、図7を参照しつつ、本発明にかかる吸気装置を備
えた過給機付エンジンの概略的な構造及び機能について
説明する。図7に示すように、4気筒エンジン1は、独
立吸気通路2(4本)から供給された混合気(空気と燃料
の混合物)を各燃焼室(図示せず)内で燃焼させ、燃焼ガ
ス(排気ガス)を独立排気通路3(4本)を介して共通排気
通路4に排出するようになっている。ここで、共通排気
通路4には、排気ガス中のNOx、HC等の有害成分を
除去(浄化)する三元触媒を用いた触媒コンバータ5が介
設されている。
【0019】そして、エンジン1に燃料燃焼用の空気
(以下、これを吸入空気という)を供給する共通吸気通路
6が設けられている。この共通吸気通路6には、吸入空
気の流れ方向にみて上流側から順に、吸入空気中の浮遊
塵を除去するエアクリーナ7と、アクセルペダル(図示
せず)と連動して開閉されるスロットル弁8と、Vベル
ト(巻き掛け部材)を介してエンジン出力軸17(クラン
クシャフト)によって駆動されるリショルム型の機械式
過給機9(リショルム式ポンプ)と、該過給機9によって
加圧されて高温化した吸入空気を冷却するインタクーラ
10とが設けられている。共通吸気通路6の下流端は、
吸入空気の流れを安定化するサージタンク11に接続さ
れ、このサージタンク11に前記の各独立吸気通路2の
上流端が接続されている。
【0020】共通吸気通路6の、過給機9よりも上流側
の部分6aとインタクーラ10よりも下流側の部分6cと
を接続するバイパス吸気通路12が設けられ、このバイ
パス吸気通路12にはこれを開閉する開閉弁13が設け
られている。なお、開閉弁13はアクチュエータ14に
よって開閉駆動されるようになっている。ここで、開閉
弁13は、過給時において過給圧が高いときには該過給
圧に応じた開度で開弁され、過給機下流の吸入空気の一
部がバイパス吸気通路12を通して過給機上流にリリー
フされ、過給圧が所定の上限値以下に保持されるように
なっている。また、非過給時には開閉弁13は全開さ
れ、吸入空気がバイパス吸気通路12を通して燃焼室に
供給されるようになっている。
【0021】さらに、エンジン1には、夫々共通排気通
路4内の排気ガスの一部を取り出してEGRガスとして
吸気系に供給する第1EGR装置E1と第2EGR装置
2とが設けられている。ここで、第1EGR装置E
1は、非過給領域(低速低負荷領域)で吸気系に比較的高
温のEGRガスを供給し、吸入空気の温度を高めて混合
気の燃焼性ないしは着火性を高めるととともに、ポンピ
ングロスを低減するようになっている(ホットEGR)。
他方、第2EGR装置E2は、過給領域(高速領域あるい
は高負荷領域)で吸気系に比較的低温のEGRガスを供
給し、燃焼温度を低下させてNOx発生量を低減すると
ともに、排気ガスの高温化に起因する排気系での熱害の
発生を防止するようになっている(コールドEGR)。
【0022】第1EGR装置E1には、一方の端部(EG
Rガス流れ方向にみて上流端)が排気ガス流れ方向にみ
て触媒コンバータ5より上流側で共通排気通路4に接続
され、他方の端部(EGRガス流れ方向にみて下流端)が
吸入空気流れ方向にみてインタクーラ10より下流側で
共通吸気通路6cに接続された第1EGR通路15が設
けられている。そして、この第1EGR通路15には、
該第1EGR通路15を開閉する第1EGR制御弁16
が介設されている。
【0023】他方、第2EGR装置E2には、一方の端
部(EGRガス流れ方向にみて上流端)が排気ガス流れ方
向にみて触媒コンバータ5より下流側で共通排気通路4
に接続され、他方の端部(EGRガス流れ方向にみて下
流端)が吸入空気流れ方向にみて過給機9より上流側で
共通吸気通路6aに接続された第2EGR通路18が設
けられている。そして、この第2EGR通路18には、
EGRガス流れ方向にみて上流側から順に、該第2EG
R通路18を開閉する第2EGR制御弁19と、EGR
ガス中のカーボン等の粒子を除去するカーボントラップ
22とが介設されている。
【0024】ここにおいて、過給領域では、第1EGR
制御弁16が閉弁される一方、第2EGR制御弁19が
開弁され、第2EGR通路18を通して吸気系にEGR
ガスが供給されるようになっている。他方、非過給領域
では、第1EGR制御弁16が開弁される一方、第2E
GR制御弁19が閉弁され、第1EGR通路15を通し
て吸気系にEGRガスが供給されるようになっている。
【0025】以下、図1〜図3を参照しつつ、エンジン
1及びその吸気装置の具体的な構造と機能とについて説
明する。なお、以下ではとくに断らない限り、エンジン
1の前側(図1及び図2では右側)と後側(図1及び図2
では左側)とを夫々単に「前」、「後」といい、エンジン1
の前方に向かって右側(図1では紙面の表側、図3では
左側)と左側(図1では紙面の裏側、図3では右側)とを
夫々単に「右」、「左」ということにする。
【0026】図1〜図3に示すように、エンジン1は、
エンジン出力軸17(図7参照)の軸線と前輪車軸23の
軸線とが同一方向(車体幅方向)を向くようにして、車体
に横置き搭載されている。なお、エンジン1の前端は車
体の右側側部と対向し、エンジン1の後端は車体の左側
側部と対向し、エンジン1の左側面は車体前端部と対向
している。
【0027】エンジン1においては、エンジン出力軸1
7(図7参照)の前端部にクランクプーリ41が同軸に取
り付けられ、過給機9の回転軸の前端部に過給機駆動用
プーリ42が同軸に取り付けられ、さらにウォータポン
プ(図示せず)の回転軸の前端部にウォータポンプ駆動用
プーリ43が同軸に取り付けられ、これらのプーリ4
1、42、43にVベルト44(巻き掛け部材)が巻き掛
けられている。ここで、Vベルト44の張力はオートテ
ンショナ45によって自動的に調整されるようになって
いる。さらに、エンジン1においては、前記の過給機9
及びウォータポンプのほか、パワーステアリングポンプ
46、オルタネータ47、エアコン用コンプレッサ48
等がエンジン出力軸17によって駆動されるようになっ
ている。なお、49はアイドラプーリである。
【0028】エンジン1の吸気装置においては、スロッ
トルボディ25との当接部から過給機9に至る共通吸気
通路6a(上流側吸気通路部)と、インタクーラ10から
サージタンク11に至る共通吸気通路6cの一部(下流側
吸気通路部)と、バイパス吸気通路12とが、後で説明
する単一のエアケーシング26内に一体形成されてい
る。つまり、図7中において破線で囲まれた部分Rがエ
アケーシング26とされている。なお、インタクーラ1
0からサージタンク11に至る共通吸気通路6c(接続吸
気通路)は、後で説明するように、第2コネクタ29
と、第2接続通路30と、上記の下流側吸気通路部等と
で構成されている。また、過給機9からインタクーラ1
0に至る共通吸気通路6bは、第1接続通路27と第1
コネクタ28とで構成されている。
【0029】そして、エンジン1の吸気装置において
は、吸入空気を加圧する過給機9と、該過給機9から吐
出された吸入空気を冷却するインタクーラ10と、該イ
ンタクーラ10から流出した吸入空気を受け入れるサー
ジタンク11とが、夫々エンジン出力軸17の軸線と平
行ないしは略平行となるような位置関係で、エンジン1
の右側方に配置されている。具体的には、リショルム式
の過給機9は、その回転軸の軸線がエンジン出力軸軸線
(前後方向)と平行となるように配置されている。インタ
クーラ10はその広がり面がエンジン出力軸軸線と平行
となるように、すなわち広がり面が車体前方を向くよう
に配置されている。サージタンク11は、その長手方向
の軸線がエンジン出力軸軸線と平行となるように配置さ
れている。なお、サージタンク11は吸気マニホールド
31と一体形成された、エンジン出力軸軸線方向に延び
る細長い形状の吸入空気集合通路である。つまり、吸気
マニホールド31は、サージタンク11と独立吸気通路
2とを含む単一の部材である。
【0030】ここで、吸気マニホールド31はボルト締
結によりエンジン本体に強固に固定され、過給機9は第
1取付ブラケット32と第2取付ブラケット33とを介
してエンジン本体に強固に固定されている。また、イン
タクーラ10は、後で説明するように基本的には浮かし
構造とされているが、第1ステー34及び第2ステー3
5を用いてエンジン本体側に固定され、その揺動が防止
されるようになっている。なお、両ステー34、35は
弾性材(例えば、ラバー)を介してエンジン本体側に固定
され、エンジン本体側の振動のインタクーラ10への伝
播が抑制ないしは防止されるようになっている。
【0031】そして、過給機9とインタクーラ10とサ
ージタンク11(吸気マニホールド31の一部)とは、次
のような位置関係で配置されている。すなわち、左右方
向に関しては、過給機9及びサージタンク11は、イン
タクーラ10に対して相対的に左側、換言すればエンジ
ン1に近い側に配置されている。上下方向に関しては、
サージタンク11が過給機9よりも高い位置に配置さ
れ、さらにインタクーラ10がサージタンク11よりも
高い位置に配置されている。
【0032】また、前後方向に関しては、過給機9は、
エンジン1の前端位置から中央部よりもやや後寄りの位
置にわたって配置されている。そして、インタクーラ1
0は、その前端部がエンジン前端部よりも後方に位置
し、その後端部がエンジン後端部よりも前方に位置する
ような位置関係でもって配置されている。つまり、イン
タクーラ10の前側と後側とには、夫々、空き空間部が
形成されている。
【0033】かかる配置構造によれば、重量の大きい過
給機9及び吸気マニホールド31がエンジン本体に近い
位置に配置される一方、重量の小さいインタクーラ10
がエンジン本体から離れた位置に配置されるので、吸気
装置の組付性が良くなるとともに、吸気装置の支持が容
易となる。
【0034】また、インタクーラ10がサージタンク1
1よりも高い位置、すなわちエンジン本体上端部よりも
高い位置に配置されるので、インタクーラ10への通風
性が良くなり、すなわちインタクーラ10に走行風があ
たりやすくなり、インタクーラ10の冷却性能ひいては
吸気充填効率が高められる。さらに、サージタンク11
の上方には、インタクーラ10へ冷却風(走行風)を案内
するダクト40が設けられているので、インタクーラ1
0への通風性がさらに良くなり、インタクーラの冷却性
能が一層高められる。
【0035】さらに、インタクーラ10の前側と後側と
には、夫々、空き空間部が形成され、したがってインタ
クーラ10は車体幅方向にみてエンジンルーム内の中寄
り位置に配置されている。このため、エンジンルーム内
において車体幅方向両端部付近には空き空間が確保され
る。そして、この空き空間はブレーキの真空倍力装置3
6(マスターバック)を配置するのに適した位置であるの
で、該真空倍力装置36のレイアウトが容易となる。な
お、真空倍力装置36は、ハンドルの位置(左右)に応じ
て左右のいずれか一方に配置されるものであるが、この
ように左右のいずれにも空き空間が確保されているの
で、ハンドルを左右のいずれに配置しても、真空倍力装
置36を容易にレイアウトすることができる。
【0036】インタクーラ10は、その前端部に入口側
吸入空気タンク10aを備える一方、その後端部に出口
側吸入空気タンク10bを備えた積層型熱交換器であっ
て、入口側吸入空気タンク10aの底部(下端部)には過
給機9から吸入空気を受け入れる吸入空気流入口が設け
られ、出口側吸入空気タンク10bの底部(下端部)には
サージタンク側に吸入空気を送り出す吸入空気流出口が
設けられている。ここで、前後方向にみて、インタクー
ラ10の吸入空気流入口は過給機9の吸入空気吐出口に
対応する位置に配設され、インタクーラ10の吸入空気
流出口はサージタンク11の吸入空気受入口に対応する
位置に配置されている。かかる構造によれば、インタク
ーラ10が軽量化・小型化されるので、吸気装置が一層
コンパクト化される。また、インタクーラ10の吸入空
気流入口及び吸入空気流出口がインタクーラ10の下端
部に配設されているので、インタクーラ10と、サージ
タンク11あるいは機械式過給機9との接続が容易とな
り、吸気装置の組付性が良くなる。
【0037】ここで、インタクーラ10の吸入空気流出
口とサージタンク11の吸入空気受入口とは、過給機9
の後端部よりも後方(過給機9からずれた位置)に配置さ
れている。このため、インタクーラ10とサージタンク
11とを接続する通路が、過給機9に対してこれと干渉
し合うことなく近接して配置され、吸気装置がさらにコ
ンパクト化される。
【0038】過給機9の吸入空気吐出口からインタクー
ラ10の吸入空気流入口へは、第1接続通路27を通し
て吸入空気が流れるようになっているが、該吸入空気吐
出口と該吸入空気流入口とが前後方向に関しては近接し
た位置に配置されているので、第1接続通路27の経路
長は非常に短くなっている。また、インタクーラ10の
吸入空気流出口からサージタンク11の吸入空気受入口
へは、第2接続通路30とエアケーシング26内の下流
側吸気通路部とを通して吸入空気が流れるようになって
いるが、該吸入空気流出口と該吸入空気受入口とが前後
方向に関しては近接した位置に配置されているので、第
2接続通路30の経路長は非常に短くなっている。この
ように、第1接続通路27及び第2接続通路30が非常
に短いので、吸気装置がコンパクト化されるととともに
その組付性が良くなる。
【0039】ここで、第1接続通路27は弾性体(例え
ば、ラバー)からなる第1コネクタ28を介してインタ
クーラ10に接続され、他方第2接続通路30は弾性体
(例えば、ゴム)からなる第2コネクタ29を介してイン
タクーラ10に接続されている。つまり、インタクーラ
10は、いわゆる浮き構造となっている。このため、過
給機9の振動のインタクーラ10への伝播が第1コネク
タ28によって抑制ないしは防止され、サージタンク1
1の振動のインタクーラ10への伝播が第2コネクタ2
9によって抑制ないしは防止される。
【0040】前記したとおり、過給機9がVベルトを介
してエンジン出力軸17によって回転駆動されるように
なっているので、過給機9には、上下振動に加えてVベ
ルトの張力に起因する横方向の振動が惹起される。他
方、インタクーラ10には上下方向の振動しか惹起され
ない。つまり、基本的には過給機9とインタクーラ10
とでは振動モードが異なる。しかしながら、このよう
に、インタクーラ10は、弾性体を介して過給機9又は
サージタンク11と接続されているので、インタクーラ
10と過給機9ないしはサージタンク11との接続部に
は強い応力が作用せず、吸気装置の耐久性ないしは信頼
性が高められる。
【0041】以下、エアケーシング26(一体化通路)の
具体的な構造及び機能について説明する。エアケーシン
グ26は過給機9のすぐ後側に配置され、該過給機9の
後端部に固定されている。つまり、エアケーシング26
は実質的には過給機9と一体化され、したがって過給機
9とほぼ同一モードで振動することになる。インタクー
ラ10は、前端部では第1接続通路27及び第1コネク
タ28を介して過給機9に接続される一方、後端部では
第2接続通路30及び第2コネクタ29を介してエアケ
ーシング26に接続されているが、過給機9とエアケー
シング26とがこのように同一モードで振動するので、
インタクーラ10の前端部と後端部とに伝達される振動
モードが同一となり、インタクーラ10にさほど強い応
力が惹起されず、インタクーラ10ひいては吸気装置の
耐久性が高められる。なお、過給機9あるいはエアケー
シング26からインタクーラ10への振動の伝達が弾性
体で形成された第1コネクタ28又は第2コネクタ29
によって抑制ないしは防止されるのは前記したとおりで
ある。
【0042】図4〜図6にも示すように、エアケーシン
グ26には、第1〜第4開口部51〜54(接続端)が設
けられている。ここで、第1開口部51はスロットルボ
ディ25にボルト締結され、第2開口部52は過給機9
のケーシング(吸入空気吸込口)にボルト締結され、第3
開口部53は接続管(図示せず)を介してサージタンク1
1(吸気マニホールド31)に接続され、第4開口部54
は第2接続通路30に接続されている。
【0043】そして、エアケーシング26内には、第1
開口部51と第2開口部52とを連通する上流側吸気通
路部60と、第3開口部53と第4開口部54とを連通
する下流側開口部61とが形成されている。なお、上流
側吸気通路部60は過給機9より上流側の共通吸気通路
6aの一部であり、下流側吸気通路部61はインタクー
ラ10より下流側の共通吸気通路6cの一部である。こ
こで、エアケーシング26がエンジン1に装着された状
態においては、下流側吸気通路部61は上流側吸気通路
部60の上側に位置するようになっている。
【0044】上流側吸気通路部60と下流側吸気通路部
61とは、一部では仕切壁63のみによって仕切られた
構造とされている。この仕切壁63を貫通して上流側吸
気通路部60と下流側吸気通路部61とを連通させる連
通孔が設けられ、この連通孔が前記のバイパス吸気通路
12とされている。そして、前記の開閉弁13はこのバ
イパス吸気通路12(連通孔)を開閉するようになってい
る。なお、エアケーシング26は、開閉弁13のバルブ
ケースを兼ねているので、格別なバルブケースを設ける
必要はなく、この分吸気装置がコンパクト化される。
【0045】このように、エアケーシング26が、過給
機9の後方に生じた空き空間を有効に利用して配置され
るので、その分吸気装置がコンパクト化される。また、
このように単一のエアケーシング26が複数の吸入通路
を兼ねているので、吸気装置の部品点数が少なくなり、
その構造が簡素化される。さらに、このようにエアケー
シング26を支持するだけで、吸気通路系統の大半を支
持することができるので、吸気通路系統を十分な支持剛
性でもって支持するのが容易となる。かつ、バイパス吸
気通路12が仕切壁63を貫通する連通孔とされている
ので、格別にバイパス吸気通路を設ける必要がなくな
り、吸気装置が一層コンパクト化される。
【0046】バイパス吸気通路12(連通孔)近傍におい
て下流側吸気通路部61には、前記の第1EGR装置E
1(ホットEGR)の第1EGRガス導入口65(すなわ
ち、第1EGR通路15の下流端)が開口している。こ
こで、第1EGRガス導入口65は、吸入空気流れ方向
にみて、バイパス吸気通路12(連通孔)よりも上流側に
配置されている。なお、上流側吸気通路部60には、前
記の第2EGR装置E2(コールドEGR)の第2EGR
ガス導入口66(すなわち、第2EGR通路18の下流
端)が開口している。
【0047】かくして、第1EGR装置E1において
は、EGRガスがバイパス吸気通路12より上流側で吸
気系に導入され、したがってEGRガスが吸入空気の主
流からはずれた位置に導入されることになるので、EG
Rガスの吸入空気中への分散性が良くなる。また、EG
Rガス中の水蒸気が凝縮して生じた凝縮水が、開閉弁1
3の開弁時に、下流側吸気通路部61からバイパス吸気
通路12(連通孔)を通して上流側吸気通路部60に重力
で流下し、この後過給機9内で気化される。このため、
腐食性の強い凝縮水がエアケーシング26内に滞留せ
ず、エアケーシング26での腐蝕あるいはさびの発生が
防止ないしは低減され、その耐久性が高められる。
【0048】前記したとおり、インタクーラ10の吸入
空気流出口からサージタンク11の吸入空気受入口に至
る一連の吸気通路(以下、これを接続吸気通路という)
は、第2コネクタ29と、第2接続通路30と、エアケ
ーシング26内に形成された下流側吸気通路部61と、
接続管とで構成されるが、該接続吸気通路は、そのサー
ジタンク11への接続部における軸線と、独立吸気通路
2のサージタンク11への接続部の軸線とが90°以下
の角度(鋭角)をなすようにして、下側からサージタンク
11に接続されている。さらに、この接続吸気通路は、
略U字状に湾曲し、一端がインタクーラ10の吸入空気
流出口に接続され、他端がサージタンク11の吸入空気
受入口に接続されている。
【0049】接続吸気通路が、このような形状に形成さ
れているので、接続吸気通路からサージタンク11に流
入した吸入空気はまずサージタンク11の天井面にぶつ
かり、該天井面ではね返された後各独立吸気通路2に流
入することになる。ここで、吸入空気がサージタンク1
1の天井面にぶつかってはね返る際にサージタンク11
内で四方八方に散乱する。このため、吸入空気が各独立
吸気通路2にまんべんなく分配され、各独立吸気通路2
への吸入空気の分配率が均一化され、エンジン1の回転
安定性が高められる。また、接続吸気通路が略U字状に
湾曲してインタクーラ10の吸入空気流出口とサージタ
ンク11の吸入空気受入口とに接続されているので、イ
ンタクーラ10と吸気マニホールド31(サージタンク
11)とを左右方向に近接して配置することができ、吸
気装置を一層コンパクト化することができる。
【0050】なお、前記の第1EGR導入口65が略U
字状の接続吸気通路の、下端部よりも上方に位置するの
で、EGRガス中の水蒸気が凝縮して生じる腐食性の強
い凝縮水が第1EGR通路15に流入せず、第1EGR
通路15の耐久性が高められる。
【0051】
【発明の効果】本発明の第1の態様によれば、接続吸気
通路から吸気集合部に流入した吸入空気はまず吸気集合
部の天井面にぶつかり、該天井面ではね返されて独立吸
気通路に流入するが、吸入空気が吸気集合部の天井面に
ぶつかってはね返る際に吸気集合部内で四方八方に散乱
するので、吸入空気が各独立吸気通路にまんべんなく分
配され、各独立吸気通路への吸入空気の分配率が均一化
される。また、インタクーラへの通風性がよくなるの
で、インタクーラの冷却性能が高められる。さらに、イ
ンタクーラと吸気マニホールドとを近接して配置するこ
とができ、吸気装置をコンパクト化することができる。
【0052】本発明の第2の態様によれば、基本的には
本発明の第1の態様にかかる過給機付エンジンの吸気装
置と同様の効果が得られる。さらに、インタクーラへの
通風がダクトによって助勢されるので、インタクーラの
冷却性能がさらに高められる。
【0053】本発明の第3の態様によれば、基本的には
本発明の第2の態様にかかる過給機付エンジンの吸気装
置と同様の効果が得られる。さらに、インタクーラが小
型化・軽量化されるので、吸気装置がさらにコンパクト
化される。
【0054】本発明の第4の態様によれば、基本的には
本発明の第2の態様にかかる過給機付エンジンの吸気装
置と同様の効果が得られる。さらに、過給機と吸気集合
部(吸気マニホールド)と接続吸気通路とが互いに近接し
て配置されるので、吸気装置が一層コンパクト化され
る。
【0055】本発明の第5の態様によれば、基本的には
本発明の第1の態様にかかる過給機付エンジンの吸気装
置と同様の効果が得られる。さらに、EGRガスが接続
吸気通路内に流入して冷却されたときに生じる腐食性の
強い凝縮水がEGR通路に流入しないので、EGR通路
あるいはEGR制御弁での腐蝕ないしはさびの発生が防
止され、EGR装置ないしは吸気装置の耐久性ひいては
信頼性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる吸気装置を備えたエンジンの
側面説明図である。
【図2】 図1に示すエンジンの平面説明図である。
【図3】 図1に示すエンジンの正面説明図である。
【図4】 エアケーシングの平面説明図である。
【図5】 エアケーシングの正面説明図である。
【図6】 エアケーシングの側面説明図である。
【図7】 図1に示すエンジンの吸気装置のシステム構
成図である。
【符号の説明】
1…第1EGR装置 E2…第2EGR装置 1…エンジン 2…独立吸気通路 3…独立排気通路 4…共通排気通路 6…共通吸気通路 9…過給機 10…インタクーラ 10a…入口側吸入空気タンク 10b…出口側吸入空気タンク 11…サージタンク 12…バイパス吸気通路 13…開閉弁 15…第1EGR通路 17…エンジン出力軸 18…第2EGR通路 23…前輪車軸 26…エアケーシング 27…第1接続通路 28…第1コネクタ 29…第2コネクタ 30…第2接続通路 31…吸気マニホールド 32,33…第1,第2取付ブラケット 40…ダクト 44…Vベルト 60…上流側吸気通路部 61…下流側吸気通路部 63…仕切壁 65…第1EGR導入口 66…第2EGR導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平本 信男 広島県安芸郡府中町新地3番1号 株式会 社マツダエンジニアリング内 (72)発明者 木村 光治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 株式会 社マツダエンジニアリング内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過給機から吐出された吸入空気を冷却す
    るインタクーラと、 インタクーラから接続吸気通路を介して吸入空気を受け
    入れる吸気集合部と、該吸気集合部に対して相対的に下
    方位置に配置され吸気集合部内の吸入空気を各気筒に案
    内する気筒別の独立吸気通路とからなる吸気マニホール
    ドとが、エンジン本体の一方の側方に配置されている過
    給機付エンジンの吸気装置において、 インタクーラが、吸気集合部に対して相対的に上方であ
    りかつエンジン本体に対して離間した位置に配置される
    とともに、インタクーラの吸入空気流出口がインタクー
    ラ下端部に配置され、 接続吸気通路が、その吸気集合部への接続部における軸
    線と、独立吸気通路の吸気集合部への接続部の軸線とが
    鋭角をなすようにして、下側から吸気集合部に接続され
    るとともに、略U字状に湾曲してインタクーラの吸入空
    気流出口と吸気集合部とに接続されていることを特徴と
    する過給機付エンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された過給機付エンジン
    の吸気装置において、 インタクーラへ冷却風を案内するダクトが、吸気集合部
    の上方に設けられていることを特徴とする過給機付エン
    ジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された過給機付エンジン
    の吸気装置において、 インタクーラが、両端部に夫々吸入空気タンクを備えた
    積層型熱交換器であることを特徴とする過給機付エンジ
    ンの吸気装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された過給機付エンジン
    の吸気装置において、 過給機が機械式過給機であって、該機械式過給機が吸気
    集合部の下方に配置され、 エンジンの前後方向にみて、機械式過給機の後方に接続
    吸気通路が配置されていることを特徴とする過給機付エ
    ンジンの吸気装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された過給機付エンジン
    の吸気装置において、 略U字状の接続吸気通路の、下端部よりも上方に位置す
    る部分に、EGRガス導入口が設けられていることを特
    徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
JP7113014A 1995-05-11 1995-05-11 過給機付エンジンの吸気装置 Pending JPH08312476A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015161212A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社デンソー 内燃機関の吸排気系システム
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