JP2009173259A - 鞍乗型車両 - Google Patents

鞍乗型車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2009173259A
JP2009173259A JP2008261715A JP2008261715A JP2009173259A JP 2009173259 A JP2009173259 A JP 2009173259A JP 2008261715 A JP2008261715 A JP 2008261715A JP 2008261715 A JP2008261715 A JP 2008261715A JP 2009173259 A JP2009173259 A JP 2009173259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
turbocharger
intercooler
vehicle
straddle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008261715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5426134B2 (ja
Inventor
Masaki Torigoe
昌樹 鳥越
Yuji Oku
雄二 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2008261715A priority Critical patent/JP5426134B2/ja
Publication of JP2009173259A publication Critical patent/JP2009173259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5426134B2 publication Critical patent/JP5426134B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M7/00Motorcycles characterised by position of motor or engine
    • B62M7/02Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J37/00Arrangements of fuel supply lines, taps, or the like, on motor cycles or engine-assisted cycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】インタークーラーでの冷却効率がよい自動二輪車を提供する。
【解決手段】エンジン101の上方であって、燃料タンク171の下部に、インタークーラー105が配置され、その前(進行方向側)に燃料クーラー121が配置される。また、車両走行時に、自動二輪車の前方から走行風を取り入れ、それを燃料クーラー121とインタークーラー105とに当てるエアダクト173が配置される。自動二輪車の前面の空気導入口173a,173bから走行風が取り入れられる。走行風は、燃料クーラー121とインタークーラー105とに当たった後、走行風排出口175から逃がされるようにエアダクト173は構成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は鞍乗型車両に関し、特にインタークーラーを備えた鞍乗型車両に関する。
ターボチャージャーを有する自動二輪車(鞍乗型車両の一例)において、インタークーラーを、
(1) 自動二輪車の正面(前方)のラジエタの下部に配置する、
(2) ラジエタの側面に配置する、
(3) エンジンの側面に配置する、または、
(4) ラジエタの前に位置するように配置する(クーラー類を並列に配置する)、
ことが考えられる。
下記特許文献1には、メインフレーム内にインタークーラーを配置する技術が開示されている。
また、車両の進行方向に対してクランク軸がほぼ直交するように、一般的に2気筒ないし4気筒のエンジンを取付けた自動二輪車(鞍乗型車両の一例)が知られる。
自動二輪車のヘッドシリンダやボディシリンダの前側にターボチャージャーを取付けることが考えられる。この場合、ターボチャージャーの回転軸(タービンおよびコンプレッサーの回転軸)は、エンジンのクランク軸とほぼ平行になるように(すなわち車両進行方向とほぼ直交するように)、ターボチャージャーは取付けられる。
また、クランクケースの下の車両前側にターボチャージャーを取付けることが考えられる。この場合も、ターボチャージャーの回転軸がクランク軸とほぼ平行になるようにターボチャージャーは取付けられる。
下記特許文献2には、舶用ディーゼルエンジンにおいて、シリンダーブロックのクランク軸長さ方向の一端面に過給機を、他端面にインタークーラーを取付けることが記載されている。
特許文献3には、シリンダヘッドの一方の端面に沿って冷却水タンクを配置し、シリンダヘッドを挟んで冷却水タンクと反対側に、ターボチャージャーとインタークーラーとを配置することが記載されている。
特許文献4〜6には、エンジンの後方にターボチャージャーを配置した自動二輪車が開示されている。
また、特許文献7および8には、エンジンの前方にターボチャージャーを配置した自動二輪車が開示されている。
特開2003−127965号公報 特許第2601714号公報 特許第2676252号公報 特公平2−33868号公報 特公昭63−45355号公報 特公平1−27915号公報 特公昭61−50808号公報 特公昭64−3713号公報
上記(1)のように、ラジエタの下部にインタークーラーを配置すると、フロントホイールの存在により、インタークーラーに走行風があまり当たらないという問題がある。
また、吸気管が長くなるため、ターボラグが大きくなるという問題がある。また、自動二輪車の前面の面積は限られているため、エンジンの前方に、ラジエタ、空冷インタークーラー、および空冷燃料クーラーを配置するには設計の制約が大きいという問題がある。
特に、インタークーラーの性能は、エンジン性能(最大トルク、最大出力)に直結するため、エンジンの高出力化には、インタークーラーの大型化および効率アップが必須である。しかし、設計の制約が大きいとそれが不可能になりかねない。
また、上記(2)、(3)のように、ラジエタやエンジンの側面にインタークーラーを配置すると、転倒時にそれが損傷しやすいという問題がある。
上記(4)のように、エンジン前方に大型クーラー類を並列に配置すると、各クーラーの冷却効率が低下する。また、ホイールベースが長くなる。ホイールベースが長くなると、車体の運動性能が低下し、エンジン性能と車体運動性能との両立が難しくなるという問題がある。
また、上記特許文献1のようにメインフレーム内にインタークーラーを配置する場合は、小型のインタークーラーしか配置できず、吸気の冷却能力が低いという問題がある。
一方、従来技術におけるターボチャージャーを有する自動二輪車では、(1)スロットルの応答性に関する問題、(2)ターボチャージャーの取付位置に関する問題、(3)操縦性に関する問題、および(4)耐久性に関する問題があった。以下にそれらの問題点について述べる。
(1) スロットルの応答性に関する問題
従来技術のようにターボチャージャーを取付けると、エンジンの排気ポートからターボチャージャーまでの排気通路が長くなるため、空冷・ガソリンエンジンにおいて、スロットルの開け始めからターボの過給開始までのタイムラグが懸念される。これは、水冷のエンジンやディーゼルエンジンでも同様である。
(2) ターボチャージャーの取付位置に関する問題
水冷のディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車では、ラジエータ、インタークーラー、およびオイルクーラーを搭載する必要があるため、ターボチャージャーの取付位置が制約されるという問題がある。
ヘッドシリンダやボディシリンダの前側に、クランク軸とほぼ平行に軸を向けてターボチャージャーを取付ける場合、前輪とヘッドシリンダとの間に取付けるラジエータと干渉するため、どちらかしか取付けられない場合が多い。両方を無理に取り付けると、ホイルベースが過長となる。また、前後の荷重配分で前が軽くなりすぎるという問題が発生する。
クランクケースの下の車両進行方向側にターボチャージャーを取付ける場合も同様である。この場合は、ラジエータの下側に配置されたインタークーラーやオイルクーラーと干渉することとなる。
(3) 操縦性に関する問題
上記のように前後の荷重配分が悪くなると、自動二輪車の操縦性が悪くなるという問題がある。
(4) 耐久性に関する問題
進行方向に対してほぼ直交するようにクランク軸を配置した自動二輪車の場合、左右方向へのエンジンの張り出しが大きくなる。ターボチャージャーやインタークーラーの配置によっては、転倒した際にターボチャージャーやインタークーラーを破損する危険性が高い。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、インタークーラーでの冷却効率がよい鞍乗型車両を提供することを目的としている。
またこの発明は、適切な位置にターボチャージャーを備えた鞍乗型車両を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、鞍乗型車両は、エンジンと、エンジンの上部に設けられる、燃料タンクまたはダミータンクと、エンジンと燃料タンクまたはダミータンクとの間に設けられるインタークーラーとを備える。鞍乗型車両は、エンジンとタンクとの間に設けられるインタークーラーに走行風を送るためのダクトを備える。
なお、ここに「ダミータンク」とは、鞍乗型車両において、燃料タンクがシートの下部などに配置される場合に、従来の燃料タンクの位置に燃料タンクに代えて設置されるタンク様の物体のことである。このように、エンジンと燃料タンクまたはダミータンクとの間にインタークーラーを設け、ダクトによりインタークーラーに走行風を送ることで、効率的にインタークーラーに走行風を当てることができ、吸気を冷却することができるという効果がある。また、エンジンと燃料タンクまたはダミータンクとの間にインタークーラーを備えることで、比較的大型なインタークーラーを車両に搭載することが可能となる。
また、ダクトで走行風を導くことで、過給圧の高い高速走行時に、吸気を効率よく冷やすことができる。これにより、エンジンの最大トルク、最大出力を向上させることができる。
さらに、エンジン前方にインタークーラーを設置する必要がなくなるため、エンジン前方のパーツを削減することができる。このため、ホイールベースを短くし、エンジン性能と車体運動性能とを向上させることができる。
また、エンジンの上にインタークーラーを設けることで、吸気管の長さを短くすることができる。これにより、ターボラグを低減させ、エンジンレスポンスを向上させることができる。また、車両の軽量化・コンパクト化が実現でき、コストダウンを図ることができる。
さらに、エンジンと燃料タンクまたはダミータンクとの間にインタークーラーを設けることで、車両転倒時におけるインタークーラーの破損を防ぐことができる。
好ましくは鞍乗型車両は、ダクトに導入される走行風の量を制御するための開閉弁と、運転条件によって開閉弁の開閉状態を制御する制御装置とを備える。
このように、開閉弁によりダクトに導入される走行風の量を制御することで、インタークーラーに当たる走行風の量を制御することが可能となる。
好ましくは鞍乗型車両は、ダクトから取り込んだ走行風の排出口をさらに備える。
このように排出口を設けることにより、走行風を効率よくダクトに取り込むことができる。また、エンジン上部に空気経路を設けることとなるため、エンジンからのライダーへの熱を低減させることができる。
好ましくは排出口は、車体の側方に設けられる。
このように車体の側方に排出口を設けることで、走行風を車両側面に生じる負圧を用いて吸い出すことができる。このため、走行風をさらに効率よくダクトに取り込むことができる。
好ましくは鞍乗型車両は、車体の側方に、車体の覆いをさらに備える。排出口は、車体の覆いに近接して設けられる。車体の覆いの排出口が近接する部分には、切り欠きが設けられる。
このように、車体の覆いの排出口が近接する部分に切り欠きを設けることで、走行時に車体の覆いの表面を流れる空気により、切り欠きを介して排出口に吸出し効果が生じる。これにより、より効率的に走行風をダクトに取り入れることができるという効果がある。
好ましくはエンジンは、ディーゼルエンジンであり、鞍乗型車両は、ダクト内に設けられる空冷燃料クーラーをさらに備える。空冷燃料クーラーは、インタークーラーの前に配置される。
このようにダクト内に空冷燃料クーラーを設けることで、燃料タンク直近に燃料クーラーを配置することが可能となる。また、車両の軽量化、コンパクト化、およびコストダウンが可能となる。さらに、燃料クーラーが外部に露出していないため、転倒時の燃料クーラー本体の損傷や燃料流出を防ぐことができる。また、インタークーラーに対して低温である燃料クーラーをインタークーラーの前方に配置することで、ダクトに取り込んだ走行風で、燃料、吸気ともに効率よく冷却することができるという効果がある。
好ましくはエンジンは、複数の気筒を有するエンジンであり、インタークーラーの吸気出口は、複数の気筒のそれぞれに対応するように複数設けられている。
このようにインタークーラーの吸気出口を複数設けることで、インタークーラーにインテークマニホールド(吸気マニホールド)の機能を持たせることが可能となる。
好ましくはエンジンは、車両の進行方向に対してクランク軸が直交するように取付けられたエンジンであり、鞍乗型車両は、車両の側方の位置であって、エンジンのシリンダヘッドに隣り合う位置に取付けられたターボチャージャーをさらに備える。
このように車両の側方の位置であって、エンジンのシリンダヘッドに隣り合う位置にターボチャージャーを取付けることで、ターボチャージャーを無理なく車両に搭載することが可能となる。
好ましくはエンジンは、複数の気筒を備える。シリンダヘッド内、またはシリンダヘッドに取付けられたマニホールド内で複数の気筒の排気通路が集合する。ターボチャージャーは、排気通路の端部に位置する。
このように複数の気筒の排気通路を集合させ、ターボチャージャーを排気通路の端部に位置させることで、シリンダヘッドの排気口とターボチャージャーとの距離を短くすることができ、過給開始までのタイムラグを短くすることができる。
好ましくはターボチャージャーの軸が車両の進行方向と平行であり、かつ車両の走行面に平行となるようにターボチャージャーは取付けられる。
このようにターボチャージャーの軸を配置することで、ターボチャージャーの軸の焼きつきを防ぐことができる。
好ましくはターボチャージャーのタービン側が車両の前側に、ターボチャージャーのコンプレッサー側が車両の後ろ側に位置するように、ターボチャージャーは取付けられる。
このようにターボチャージャーを配置することで、比較的低温であるターボチャージャーのコンプレッサー側が乗員に近くなる。またタービンが車両前側に位置するので、走行風によりタービンを冷却することができる。
好ましくは、ターボチャージャーが配置された側のハンドルの外端部と、クランクケース、クランクケースカバー、およびエンジンガードのいずれかの外端部と、マフラーの外端部とを含む平面内に、ターボチャージャーが取付けられる。
このような平面内にターボチャージャーが取付けられることで、自動二輪車が転倒した場合に、ターボチャージャーが破損することを防ぐことができる。
好ましくはハンドルの外端部は、ターボチャージャーの配置された側のハンドルが内側に切れたときのハンドルの外端部である。
このように、ターボチャージャーの配置された側のハンドルが内側に切れたときのハンドルの外端部をターボチャージャーをその内側に取付ける平面の一部とすることで、自動二輪車が転倒した場合に、ターボチャージャーが破損することをさらに防ぐことができる。
好ましくはエンジンは、並列多気筒エンジンか、V型多気筒エンジンのいずれかである。
このように本発明は、並列多気筒エンジンおよびV型多気筒エンジンのいずれにも適用できるものである。並列多気筒エンジンは左右の幅が広く、V型多気筒エンジンはエンジンの前側に十分なスペースが確保しにくいという特徴がある。本発明によると、それらのエンジンの特徴に合わせて、ターボチャージャーを無理なく車両に搭載することが可能となる。
なお本発明のエンジンは、ディーゼルエンジンか、ガソリンエンジンのいずれであってもよい。
このように本発明は、ディーゼルエンジンおよびガソリンエンジンのいずれにも適用できるものである。特に、ディーゼルエンジンは構成部品が多いという特徴がある。本発明によると、そのようなエンジンの特徴に合わせて、ターボチャージャーを無理なく車両に搭載することが可能となる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態における鞍乗型車両の一例としての自動二輪車について説明する。
自動二輪車は、並列4気筒ディーゼルエンジンと、並列4気筒ディーゼルエンジンの上部に設けられる燃料タンクと、並列4気筒ディーゼルエンジンと燃料タンクとの間に設けられる空冷インタークーラーおよび空冷燃料クーラーと、インタークーラーおよび燃料クーラーに走行風を送るためのエアダクトとを備える。
エアダクトは、車両の前方より走行風を取入れ、並列4気筒ディーゼルエンジンと燃料タンクとの間に設けられる空冷インタークーラーおよび空冷燃料クーラーに、走行風を当てる役割を果たす。エアダクトは、取り込んだ走行風の排出口を備える。
図1は、自動二輪車の並列4気筒ディーゼルエンジン周囲の構成部品の配置を説明するための平面図であり、図2はその自動二輪車の内部構成を示す側面図であり、図3は自動二輪車のエアダクトの構成を示す平面図である。
図1では、直進時の自動二輪車の進行方向が“F”で示されている。また、図2においては、自動二輪車の前輪151と後輪153とライダーのシート181とが示されている。
並列4気筒ディーゼルエンジン101の上方であって、燃料タンク171(図1においては図示せず)の下部に、インタークーラー105が配置され、その前(進行方向側)に燃料クーラー121が配置される。インタークーラー105の後ろであり、エアダクト173の外に、エアクリーナーボックス107が配置される。
エアダクト173は、車両走行時に、自動二輪車の前方から走行風を取り入れ、それを燃料クーラー121とインタークーラー105とに当てる役割を果たす。すなわち、自動二輪車の前面の空気導入口173a,173bから、“A”方向に走行風が取り入れられる。走行風は、燃料クーラー121とインタークーラー105とに当たった後、走行風排出口175から“B”方向に逃がされるようにエアダクト173は構成されている。
エアダクト173は、燃料クーラー121とインタークーラー105とをその内部に収容する小室を有しており、2つの空気導入口173a,173bから取り入れた走行風を当該小室に送り、それをシート181の下にある1つの走行風排出口175から逃がすように構成されている。
このように、車体中央部にインタークーラー105や燃料クーラー121の配置スペースを取ることで、大型のインタークーラーや燃料クーラーを車体に搭載することができる。また、エアダクト173を用いてインタークーラー105や燃料クーラー121に風を送ることにより、効率よく走行風をインタークーラー105や燃料クーラー121に当てることができる。
自動二輪車の進行方向左側、エンジン101のシリンダヘッドに隣接する位置に、ターボチャージャー103が取付けられている。ターボチャージャー103は、エアクリーナーボックス107から導入した外気をコンプレッサー103bにより圧縮した後、それをインタークーラー105に送る。インタークーラー105で冷却された空気は、その下にある並列4気筒ディーゼルエンジン101に導入される。
並列4気筒ディーゼルエンジン101からの排気は、ターボチャージャー103のタービン103aに送られ、それを回転させる。タービン103aからの排気は、エキゾーストパイプ113とマフラー115とを介して車両後方から排出される。
ターボチャージャー103の回転軸は、車両直進時の進行方向“F”とほぼ平行とされている。エンジン101のクランク軸は、車両直進時の進行方向“F”にほぼ直交する。
図4は、インタークーラー105の斜視図である。
インタークーラー105は、空気導入口201と、導入側小室203と、冷却フィン205と、排出側小室207と、複数の空気出口(吸気管)209a〜209dとを備えている。複数の空気出口209a〜209dは、エンジン101の気筒数分設けられる。ここでは、インタークーラー105は、4気筒のそれぞれに対応する4つの空気出口209a〜209dを備える。
コンプレッサー103bから空気導入口201を介して導入された空気は、導入側小室203に送られる。その後、空気は複数の経路に分かれて冷却フィン205で冷却され、排出側小室207に送られる。排出側小室207から伸びる複数の空気出口209a〜209dを介して、冷却された空気がエンジン101の吸気ポートを経由して、各気筒に送られる。
このように、インタークーラー105に複数の空気出口209a〜209dを備えさせることで、インテークマニホールドの機能をインタークーラー105に備えさせることができる。また、このようなインタークーラー105の構成は、特に本実施の形態のような、エンジンの上に近接させてインタークーラーを配置する場合に有効である。インテークマニホールドを介さずに、直接インタークーラー105をエンジン101に接続することができるためである。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態における自動二輪車の内部構成を示す側面図である。
本実施の形態における自動二輪車が第1の実施の形態におけるそれと異なる点は、エアクリーナーボックス107が、インタークーラー105の前であり、エアダクト173の外に配置される点、およびターボチャージャー103が車両の下部に配置される点である。
エアクリーナーボックス107から導入された外気は、ターボチャージャー103のコンプレッサーにより圧縮された後、インタークーラー105に送られる。インタークーラー105で冷却された空気は、その下にある並列4気筒ディーゼルエンジン101に導入される。
並列4気筒ディーゼルエンジン101からの排気は、ターボチャージャー103のタービンに送られ、それを回転させる。タービンからの排気は、エキゾーストパイプ113とマフラー115とを介して車両後方から排出される。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態における自動二輪車の内部構成を示す側面図であり、図7は自動二輪車のエアダクトの構成を示す平面図である。
本実施の形態における自動二輪車が第1の実施の形態におけるそれと異なる点は、エンジン101としてV型2気筒エンジンが採用される点、およびエアクリーナーボックス107が、コンプレッサー103bのすぐ後ろに設けられる点である。
エアダクト173は、燃料クーラー121とインタークーラー105とをその内部に収容する小室を有しており、2つの空気導入口173a,173bから取り入れた走行風を当該小室に送り、それをシート181の下にある1つの走行風排出口175から逃がすように構成されている。
エアクリーナーボックス107から導入された外気は、ターボチャージャー103のコンプレッサー103bにより圧縮された後、インタークーラー105に送られる。インタークーラー105で冷却された空気は、その下にあるV型2気筒ディーゼルエンジン101の気筒と気筒との間の位置から、両気筒に導入される。
V型2気筒エンジン101の2つの気筒からの排気は、それぞれターボチャージャー103のタービン103aに送られ、タービン103aを回転させる。タービン103aからの排気は、エキゾーストパイプ113とマフラー115とを介して車両後方から排出される。
図8は、図6および7のインタークーラー105の斜視図である。
インタークーラー105は、空気導入口201と、導入側小室203と、冷却フィン205と、排出側小室207と、複数の空気出口(吸気管)209e,209fとを備えている。複数の空気出口209e,209fは、エンジン101の気筒数分設けられる。ここでは、インタークーラー105は、V型2気筒のそれぞれに対応する2つの空気出口209f,209eを備える。
本実施の形態においても、インタークーラー105に複数の空気出口209e,209fを備えさせることで、インテークマニホールドの機能をインタークーラー105に備えさせることができる。また、このようなインタークーラー105の構成は、特に本実施の形態のような、エンジンの上に近接させてインタークーラー105を配置する場合に有効である。インテークマニホールドを介さずに、直接インタークーラー105をエンジン101に接続することができるためである。
[第4の実施の形態]
図9は、本発明の第4の実施の形態におけるインタークーラー105の斜視図である。
インタークーラー105は、空気導入口201と、導入側小室203と、冷却フィン205と、排出側小室207と、エンジン101の気筒数分設けられる複数の空気出口(吸気管)209a〜209dとを備えている。
ここでは、空気導入口201が図面において上から空気を導入する構成とされており、複数の空気出口(吸気管)209a〜209dが図面において手前に空気を送りだす構成となっている。
例えば、インタークーラー105の位置において、エアダクトが上から下に走行風を送る場合、または吸気ポートが垂直に立っている場合に、図9の形のインタークーラーを適用することができる。
本実施の形態においても、インタークーラー105に複数の空気出口209a〜209dを備えさせることで、インテークマニホールドの機能をインタークーラー105に備えさせることができる。
[第5の実施の形態]
図10は、本発明の第5の実施の形態における自動二輪車の平面図である。
上述の実施の形態では、エアダクトは2つの空気導入口173a,173bから走行風を取り入れ、それを1つの走行風排出口175から逃がすようにしていた。本実施の形態では、図5に示されるように、エアダクトは2つの空気導入口173a,173bから走行風を“A”方向に取り入れ、それを車体の左右側部に設けられた2つの走行風排出口175a,175bから“B”方向に逃がすようにしている。
より詳しくは自動二輪車は、フルカウリング車両であり、走行風排出口175a,175bは、カウリングの側方に設けられる。
図11は、図10の走行風排出口175b付近の構成を示す図である。
走行風排出口175bがカウリング(またはサイドカバーなどの車体の覆い)183の側面に配置されることで、走行時にカウリング183の表面を流れる空気“C”により負圧が生じ、走行風排出口175bに吸出し効果が生じる。これにより、より効率よく走行風をエアダクトに取入れ、インタークーラーなどを効率的に冷やすことができるという効果がある。
より詳しくは、走行風排出口175bは、カウリング183に近接して設けられる。カウリング183の走行風排出口175bが近接する部分に、切り欠き(スリット)が設けられる。これにより、図中矢印“B”で示されるように、走行風排出口175b内部の空気が各スリットから吸出される。
このように、車体の覆いの排出口が近接する部分に切り欠きを設けることで、走行時に車体の覆いの表面を流れる空気により負圧が生じる。これにより、排出口に吸出し効果が生じる。これにより、より効率的に走行風をダクトに取り入れることができるという効果がある。
また、走行風排出口をスリット形状にすることで、より負圧による吸出し効果を大きくすることができる。
[第6の実施の形態]
図12は、本発明の第6の実施の形態における自動二輪車のエアダクトの開閉機構を示す図である。
この開閉機構は、上述の実施の形態における自動二輪車に採用される。
図に示されるように、エアダクト173の空気導入口173aの近くでありインタークーラー105の前に、エアダクトに導入される走行風の量を制御するための開閉弁303が設けられる。開閉弁303は、ECU(Electronic Control Unit)301によりその開閉状態が制御される。制御は、運転条件(水温、エンジン回転数、アクセル開度など)に基づいて行なわれる。
冷機時には、エアダクトの開閉弁303を閉めることで、吸気の温度低下を防ぐ。インタークーラー105は、エンジンと燃料タンクとの間にあるため、無駄な放熱が少ない。これにより、エンジンを早期に温め、スモークを低減させることができる。暖機後は、エアダクトの開閉弁303を開くことで、吸気を冷却する。
また開閉弁を開く程度を状態に応じて変化させ、ダクト内を流れる空気の流量をコントロールするようにしてもよい。
[上記実施の形態における効果]
上記実施の形態によると、インタークーラーを燃料タンクとエンジンとの間に設け、ダクトでインタークーラーに走行風を導くことで、過給圧の高い高速走行時に、エンジン吸気を効率よく冷やすことができるという効果がある。これにより、エンジンの最大トルク、最大出力を向上させることができる。
また、エンジンの上部であって燃料タンクの下部の位置にダクトを通し、そこにインタークーラーを配置することで、大型のインタークーラーを配置することが可能になるという効果がある。さらに、この位置にインタークーラーを配置することで、エンジン前方のクーラー類を削減させることができ、ホイールベースを短くし、エンジン性能と車体運動性能とを上げることができる。
さらに、エンジンの上部であって燃料タンクの下部の位置にダクトを通し、そこにインタークーラーを配置することで、エンジン吸気管の長さを短くすることができる。これにより、ターボラグを低減することができ、エンジンレスポンスを向上させることができる。また、転倒時のインタークーラーの破損を防ぐことができる。さらに車両を軽量・コンパクト化でき、コストダウンを図ることができる。
さらに、ダクトにより、走行風をシート下部から後方に排出することで、走行風を効率よくダクトに取り込むことができる。また、エンジン上部にダクトを設けることで、エンジンからライダーへの熱を低減させることができる。
また、図10、11のように、カウリング側面に生じる負圧を用いてダクト内の走行風を吸い出すことで、走行風をさらに効率よくダクトに取り込むことができる。
また、燃料タンク直近に燃料クーラーを配置すると、燃料タンクとコモンレールとの間の距離を短縮でき、車両の軽量化、コンパクト化、およびコストダウンが可能となる。また、燃料クーラーを外部に露出させないことで、転倒時のクーラー本体の損傷・燃料流出を防ぐことができ、安全性も確保することができる。
また、インタークーラーに対し、低温である燃料クーラーを前方に並列配置すると、ダクトに取り込んだ走行風で、燃料と吸気とを共に効率よく冷却することができる。
さらに、インタークーラーとエンジンとの位置を近くにすると、図4、8、9に示される様に、インタークーラーとインテークマニホールドとを一体化した構成を採用することができる。この場合、インタークーラーから排出された空気が流れる下流のパイプを左右対称の形状にすることができ、気筒間の燃焼のばらつきを最小限に抑えることができる。また、部品点数を削減させることで、車両の軽量化・コンパクト化が可能である。
[その他]
本発明は、インタークーラーを備えるエンジンであれば、ディーゼルおよびガソリンのどちらでも採用することができる。
また、上述の実施の形態では、エンジンの上部に燃料タンクが設けられる形態を説明したが、燃料タンクに代えて他のタンク(たとえばヘルメットや小物を収納するダミータンク)をエンジン上部に配置し、燃料タンクは他の位置に設けてもよい。
また本発明は、自動二輪車や、原動機付自転車などの鞍乗型車両に適用することができる。鞍乗型車両であれば、2輪、3輪、4輪の車両(あるいはそれ以上の車輪を備えた車両)、クローラ機構により移動を行なう車両のいずれであっても本発明を実施することができる。
[第7の実施の形態(ターボチャージャーの取付け位置について)]
図13は、本発明の第7の実施の形態における水冷4気筒ディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の、エンジン周りの構成を説明するための平面図である。
上述の第1〜第6の実施の形態で説明したように、幅の広い3気筒や4気筒の水冷ディーゼルエンジンを搭載する自動二輪車にターボチャージャーを取付ける場合には、(a)過給開始までのタイムラグ、(b)進行方向に過長とならないような、無理の無いターボチャージャー、ラジエータ、インタークーラー、およびオイルクーラー等の配置、(c)転倒時の破損を防ぐ左右方向のコンパクトさ、の全てが高次元で解決されている必要がある。本実施の形態における自動二輪車は、そのような要望を満たすものである。
図13を参照して、白抜きの矢印“F”により自動二輪車の直進時の進行方向が示されている。また、それ以外の矢印により、空気や排気ガスの流れ(およびその流れを通すパイプ)が示されている。一点鎖線は車両の中心を通る軸を示す。
自動二輪車は、並列の4つの気筒101a〜101dを備えるディーゼルエンジン101と、エンジン内に取り入れる空気を浄化するエアクリーナ107と、エアクリーナ107から送られた空気を圧縮するコンプレッサー103bを備えたターボチャージャー103と、コンプレッサー103bにより圧縮された空気を冷却するインタークーラー105と、インタークーラー105からの空気を分岐させ、4つの気筒101a〜101dのそれぞれに導入する吸気マニホールド111と、4つの気筒101a〜101dからの排気ガスを纏める排気マニホールド109と、排気により回転することでコンプレッサー103bを回転させる、ターボチャージャー103内のタービン103aと、タービン103aからの排気ガスを車両後方に運ぶエキゾーストパイプ113と、エキゾーストパイプ113により送られた排気を消音するマフラー115とを備える。
また自動二輪車の前方には、エンジン101の冷却のためのラジエータ161と、燃料タンクへ戻る燃料を冷却し、燃料の高温化を抑えるための燃料クーラー163とが設けられている。
コンプレッサー103bとタービン103aとの回転軸(ターボチャージャー103の回転軸)は、車両の直進時の進行方向“F”および車両の走行面とほぼ平行である。また、エンジン101のクランク軸が伸びる方向“D”は、車両の直進時の進行方向“F”とほぼ直交する。
ターボチャージャー103の回転軸をクランク軸に平行に(車両の左右方向に)配置した場合、カーブで長時間自動二輪車を傾けると、ターボチャージャーの軸受けの焼き付きが問題となる。本実施の形態では、ターボチャージャー103の回転軸を車両の直進時の進行方向“F”とほぼ平行とすることで、焼き付きを防いでいる。
ターボチャージャー103は、車両進行方向の右側(エンジン101のシリンダヘッドに隣接する場所)に位置する。エンジン101のシリンダヘッドに排気マニホールド109は接続される。排気マニホールド109は、4つの気筒101a〜101dそれぞれからの排気ガスを車両進行方向“F”に逃がした後、それを車両進行方向の右側に送り、ターボチャージャー103のタービン103aに導入する。
タービン103aからの排気は、一旦車両進行方向“F”に送られた後、ターボチャージャー103の下を通って車両後方のマフラー115に送られる。
なお、ターボチャージャー103を配置する位置は、車両の右側であってもよいし、左側であってもよい。
図14は、図13のエンジン101とターボチャージャー103との構成を示す図である。
図14に示されるように、ターボチャージャー103と排気マニホールド109とエンジン101のシリンダヘッドとは、同一平面上(同じ高さ)に位置する。エンジン101のシリンダヘッドおよび排気マニホールド109の横に、ターボチャージャー103は位置する。
一点鎖線により、ターボチャージャー103の回転軸が示されている。コンプレッサー103bは、後方にある空気導入口103b−1から空気を取入れ、圧縮された空気を下方向に向けられた空気排出口103b−2から排出する。空気排出口103b−2から下方向に排出された空気は、パイプを通って車両前方に送られ、インタークーラー105に導入されることとなる。
また、排気マニホールド109は、4つの気筒101a〜101dそれぞれからの排気ガスを車両進行方向に逃がした後、それをタービン103aの排気導入口103a−1に導入する。すなわち、排気マニホールド109は、直接、ターボチャージャー103のタービン103aの排気導入口103a−1に接続されている。
このようにエンジンとターボチャージャーとを接続すると、シリンダヘッドの排気ポートとターボチャージャー103との距離が短くなる。これにより、過給開始までのタイムラグが短くなるという効果がある。
なお、クランク軸が車両走行方向と直交するように並列多気筒エンジンを配置すると、その構造上車両の左右の幅が広くなる。このため、ターボチャージャーを配置する場合はできるだけ車両の幅を狭くするように配置することが好ましい。すなわち、可能な限り排気マニホールド109の長さを短くし、シリンダヘッドとターボチャージャー103とを近くに配置することが望ましい。
タービン103aからの排気は、排気排出口103a−2から一旦車両進行方向に送られた後、ターボチャージャー103の下を通って車両後方のマフラーに送られる。
図15は、本発明の第7の実施の形態におけるディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の側面図であり、図16は正面図である。
図に示されるように、自動二輪車は、前輪151と、後輪153と、ハンドル155とを備える。エンジン101のシリンダ軸(エンジン内のピストンが移動する方向)が矢印“H”で示されている。図13および図14で説明したとおり、車両の右側には、エンジン101のシリンダヘッドの隣に、ターボチャージャー103が設けられている。ターボチャージャー103のコンプレッサー103bには、エアクリーナ107からの空気が車両後方側から導入される。コンプレッサー103bにより圧縮された空気は、コンプレッサー103bの下から排出され、車両前方に取付けられたインタークーラー105に送られる。
インタークーラー105から排出された空気は、車両左側を通ってエンジン101に吸気として導入される。
エンジン101のシリンダヘッドから排出された排気ガスは、排気マニホールドを経てシリンダヘッドの隣にあるターボチャージャー103のタービン103aに導入される。
タービン103aからの排気は、エキゾーストパイプ113を介して一旦車両前方に送られ、その後車両の下部を通り、マフラー115に送られる。
自動二輪車のターボチャージャー103が配置された側(ここでは車両右側)のハンドル155の外端部(A)と、クランクケース157(またはクランクケースカバー)の外端部(C)と、マフラー115の外端部(B)との3点を含む平面内に、ターボチャージャー103は取付けられる(図では(A)〜(C)を結ぶ三角形を点線で示す)。
また、ハンドルの外端部(A)は、ターボチャージャー103が配置された側のハンドル155が内側に切れたときのハンドルの外端部とすることが望ましい。
ターボチャージャー103をこの位置に設置することで、自動二輪車がターボチャージャー103が配置された側に倒れたとしても、ターボチャージャー103が路面に接することを防ぐことができる。これにより、ターボチャージャー103の破損を防ぐことができる。
また、ターボチャージャー103は、比較的低温側のコンプレッサー103b側がシート171に近くなるように(タービン103a側がシート171から遠くなるように)配置されている。タービン103a側を車両の前に配置することで、走行風によりタービン103aを冷却することが可能となる。
[第8の実施の形態]
図17は、本発明の第8の実施の形態におけるディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の側面図であり、図18は正面図である。
本実施の形態における自動二輪車が、第7の実施の形態における自動二輪車と異なる点は、車両の左右にエンジンをガードするエンジンガード(プロテクタ)201a,201bが設けられている点である。エンジンガード(プロテクタ)201a,201bは、クランクケース157(またはクランクケースカバー)よりも車両の左右に張り出すように取り付けられており、転倒時にクランクケース157(またはクランクケースカバー)が損傷するのを防ぐものである。
自動二輪車のターボチャージャー103が配置された側(ここでは車両右)のハンドル155の外端部(A)と、エンジンガード(プロテクタ)201aの外端部(D)と、マフラーの外端部(B)との3点を含む平面内に、ターボチャージャー103は取付けられる(図では(A)〜(D)を結ぶ三角形を点線で示す)。
また、ハンドルの外端部(A)は、ターボチャージャー103が配置された側のハンドル155が内側に切れたときのハンドルの外端部とすることが望ましい。
ターボチャージャー103をこの位置に設置することで、第7の実施の形態と同様に、自動二輪車がターボチャージャー103が配置された側に倒れたとしても、ターボチャージャー103が路面に接することを防ぐことができる。これにより、ターボチャージャー103の破損を防ぐことができる。
[第9の実施の形態]
図19は、本発明の第9の実施の形態におけるV型エンジンを搭載した自動二輪車のエンジン周りの構成を説明するための平面図である。
図を参照して、矢印“F”により自動二輪車の直進時の進行方向が示されている。また、それ以外の矢印により、空気や排気ガスの流れ(およびその流れを通すパイプ)が示されている。一点鎖線はターボチャージャー103の回転軸を示す。
自動二輪車は、4つの気筒401a〜401dを備えるエンジン401を搭載する。車両前側に位置する気筒が気筒401a,401bであり、車両後側に位置する気筒が気筒401c,401dである。
これら気筒401a〜401dには、気筒401a,401bと気筒401c,401dとの間を通る吸気マニホールド411により、インタークーラーからの冷却空気が送られる。
また、気筒401a〜401dの外側を通る排気マニホールド409より、エンジン401からの排気はターボチャージャー103のタービン103aへ送られる。
本実施の形態においても、エンジン401の排気ポートが存在するシリンダヘッド、排気マニホールド409、およびターボチャージャー103のタービン103aは、ほぼ同じ高さに位置する。また、エンジン401のシリンダヘッドの位置に隣合うようにターボチャージャー103のタービン103aが配置される。
これにより、シリンダヘッドの排気ポートとターボチャージャー103との距離が短くなり、過給開始までのタイムラグが短くなるという効果がある。
なお本実施の形態においても、ターボチャージャー103の位置は、図15〜図18に示すように転倒時に破損し難い位置とすることが望ましい。
[実施の形態における効果]
以上説明したとおり上記実施の形態によると、鞍乗型車両において、エンジン冷却用のラジエータ、インタークーラー、およびターボチャージャーなどを共に無理なく搭載することが可能となる。これにより、鞍乗型車両のホイルベースを延長する必要が無くなり、重量配分にも無理が無くなる。
また、シリンダヘッドの排気口(排気ポート)とターボチャージャーとの距離を短くすることができるので、過給開始までのタイムラグが短くなる。
さらに本実施の形態では、車両の進行方向と平行、かつ車両の走行面と平行にターボチャージャーの軸を配置しているため、ターボチャージャーの軸の焼き付きを防ぐことができる。
さらに、ターボチャージャーの比較的低温側のコンプレッサーをシート側に向けることにより、タービン側を乗員から遠い位置にすることができる。タービンが車両の前側になるので、走行風によりタービンを効率よく冷却することができる。
さらに、ターボチャージャーの位置を図15〜図18に示すように転倒時に破損し難い位置とすることで、ターボチャージャーの破損を防ぎ、走行不能になることを防ぐことができる。
また、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに対して、インタークーラー、燃料クーラー等の付加物が多い。従って、ディーゼルエンジンに本発明を適用することで、全ての部品を合理的に配置し、走行性の高い自動二輪車を作ることができるという効果がある。
さらにディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比較して排気の温度が低いため、排気のエネルギーが小さい。本実施の形態のように、排気ポートからの排気をなるべく冷やさずにターボチャージャーに導入することで、効率的にターボチャージャーを動作させることが可能となる。またディーゼルエンジンでは、複数気筒からの排気がそれぞれ干渉しあうことが少ないため、マニホールドで排気をすぐに纏めてもエンジンの性能が低下することは少ない。
また、並列エンジンと比較して、V型多気筒エンジンでは車両の前にある気筒は後ろ側の気筒に押し出される形で前傾させることが多い。このため、エンジンの前側に十分なスペースが確保しにくい。本実施の形態のように、シリンダヘッドのクランク軸方向の端部にターボチャージャーを配置することで、合理的な部品配置とすることができる。
[その他]
なお、排気マニホールドに代えて、シリンダヘッド内で複数の気筒の排気通路を集合させ、それをシリンダヘッドの隣のターボチャージャーに導入させることとしてもよい。
本発明は、ターボチャージャーを備えるエンジンであれば、ディーゼルエンジン、およびガソリンエンジンのどちらでも採用することができる。
なお、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
自動二輪車の並列4気筒ディーゼルエンジン周囲の構成部品の配置を説明するための平面図である。 自動二輪車の内部構成を示す側面図である。 自動二輪車のエアダクトの構成を示す平面図である。 インタークーラー105の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における自動二輪車の内部構成を示す側面図である。 本発明の第3の実施の形態における自動二輪車の内部構成を示す側面図である。 自動二輪車のエアダクトの構成を示す平面図である。 図6および7のインタークーラー105の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態におけるインタークーラー105の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態における自動二輪車の平面図である。 図10の走行風排出口175b付近の構成を示す図である。 本発明の第6の実施の形態における自動二輪車のエアダクトの開閉機構を示す図である。 本発明の第7の実施の形態における水冷4気筒ディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の、エンジン周りの構成を説明するための平面図である。 図13のエンジン101とターボチャージャー103との構成を示す図である。 本発明の第7の実施の形態におけるディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の側面図である。 本発明の第7の実施の形態におけるディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の正面図である 本発明の第8の実施の形態におけるディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の側面図である。 本発明の第8の実施の形態におけるディーゼルエンジンを搭載した自動二輪車の正面図である。 本発明の第9の実施の形態におけるV型エンジンを搭載した自動二輪車の、エンジン周りの構成を説明するための平面図である。
符号の説明
101 4気筒ディーゼルエンジン
101a〜101d 気筒
103 ターボチャージャー
103a タービン
103b コンプレッサー
105 インタークーラー
107 エアクリーナーボックス(エアクリーナー)
109 排気マニホールド
111 吸気マニホールド
113 エキゾーストパイプ
115 マフラー
121 燃料クーラー
157 クランクケース
161 ラジエータ
163 燃料クーラー
171 燃料タンク
173 エアダクト
173a,173b 空気導入口
175,175a,175b 走行風排出口
181 シート
201 空気導入口
203 導入側小室
205 冷却フィン
207 排出側小室
209a〜209f 空気出口
301 ECU
303 開閉弁
401 V型4気筒エンジン
401a〜401d 気筒
409 排気マニホールド
411 吸気マニホールド

Claims (14)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの上部に設けられる、燃料タンクまたはダミータンクと、
    前記エンジンと前記燃料タンクまたは前記ダミータンクとの間に設けられるインタークーラーと、
    前記インタークーラーに走行風を送るためのダクトとを備えた、鞍乗型車両。
  2. 前記ダクトに導入される走行風の量を制御するための開閉弁と、
    運転条件によって前記開閉弁の開閉状態を制御する制御装置とを備えた、請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記ダクトから取り込んだ走行風の排出口をさらに備えた、請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記排出口は車体の側方に設けられる、請求項3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記車体の側方に、車体の覆いをさらに備え、
    前記排出口は、前記車体の覆いに近接して設けられ、
    前記車体の覆いの前記排出口が近接する部分には、切り欠きが設けられる、請求項4に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記エンジンはディーゼルエンジンであり、
    前記ダクト内に設けられる空冷燃料クーラーをさらに備え、
    前記空冷燃料クーラーは、前記インタークーラーの前に配置される、請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  7. 前記エンジンは、複数の気筒を有するエンジンであり、
    前記インタークーラーの吸気出口は、前記複数の気筒のそれぞれに対応するように複数設けられている、請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  8. 前記エンジンは、車両の進行方向に対してクランク軸が直交するように取付けられたエンジンであり、
    車両の側方の位置であって、前記エンジンのシリンダヘッドに隣り合う位置に取付けられたターボチャージャーをさらに備えた、請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  9. 前記エンジンは、複数の気筒を備え、
    前記シリンダヘッド内、または前記シリンダヘッドに取付けられたマニホールド内で前記複数の気筒の排気通路が集合し、
    前記ターボチャージャーは、前記排気通路の端部に位置する、請求項8に記載の鞍乗型車両。
  10. 前記ターボチャージャーの軸が車両の進行方向と平行であり、かつ車両の走行面に平行となるように前記ターボチャージャーが取付けられる、請求項8または9に記載の鞍乗型車両。
  11. 前記ターボチャージャーのタービン側が車両の前側に、前記ターボチャージャーのコンプレッサー側が車両の後ろ側に位置するように、前記ターボチャージャーが取付けられる、請求項8から10のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  12. 前記ターボチャージャーが配置された側のハンドルの外端部と、クランクケース、クランクケースカバー、およびエンジンガードのいずれかの外端部と、マフラーの外端部とを含む平面内に、前記ターボチャージャーが取付けられる、請求項8から11のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  13. 前記ハンドルの外端部は、ターボチャージャーの配置された側のハンドルが内側に切れたときのハンドルの外端部である、請求項12に記載の鞍乗型車両。
  14. 前記エンジンは、並列多気筒エンジンか、V型多気筒エンジンのいずれかである、請求項8から13のいずれかに記載の鞍乗型車両。
JP2008261715A 2007-12-26 2008-10-08 鞍乗型車両 Active JP5426134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008261715A JP5426134B2 (ja) 2007-12-26 2008-10-08 鞍乗型車両

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007334868 2007-12-26
JP2007334868 2007-12-26
JP2007334783 2007-12-26
JP2007334783 2007-12-26
JP2008261715A JP5426134B2 (ja) 2007-12-26 2008-10-08 鞍乗型車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009173259A true JP2009173259A (ja) 2009-08-06
JP5426134B2 JP5426134B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=40513774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008261715A Active JP5426134B2 (ja) 2007-12-26 2008-10-08 鞍乗型車両

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP2075181B1 (ja)
JP (1) JP5426134B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013073566A1 (ja) 2011-11-17 2013-05-23 川崎重工業株式会社 エンジンの吸気構造及びそれを備えた自動二輪車
WO2014185091A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両の吸気チャンバ
DE102014115078A1 (de) 2013-10-16 2015-04-16 Suzuki Motor Corporation Motorrad mit Turbolader
US9399974B2 (en) 2013-09-25 2016-07-26 Suzuki Motor Corporation Motorcycle
JP2017082650A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 スズキ株式会社 過給機付きエンジン用吸気装置および鞍乗型車両
JP2017081340A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017082646A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 スズキ株式会社 自動二輪車
JP2017159787A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017160840A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017160841A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017186929A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 スズキ株式会社 鞍乗型車両
US10690038B2 (en) 2015-10-27 2020-06-23 Suzuki Motor Corporation Motorcycle and saddle-ridden type vehicle
JP2020117160A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3236034B1 (en) * 2014-12-19 2019-06-12 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddled vehicle
US10294854B2 (en) 2015-10-27 2019-05-21 Suzuki Motor Corporation Saddle-ridden vehicle
US10247088B2 (en) 2015-10-27 2019-04-02 Suzuki Motor Corporation Saddle-ridden type vehicle and intake device for engine having supercharger
US10086903B2 (en) * 2015-10-27 2018-10-02 Suzuki Motor Corporation Saddle-ridden vehicle

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746012A (en) * 1980-09-01 1982-03-16 Honda Motor Co Ltd Cooling device of supercharger for engine
JPS60248438A (ja) * 1984-05-21 1985-12-09 Yamaha Motor Co Ltd タ−ボ過給機を備えた自動二輪車
JPS6058044B2 (ja) * 1978-03-08 1985-12-18 川崎重工業株式会社 オ−トバイのタ−ボチヤ−ジヤ−取付装置
JPS6127772U (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 スズキ株式会社 オ−トバイのエンジン冷却風排風装置
JPH03164388A (ja) * 1990-10-23 1991-07-16 Yamaha Motor Co Ltd 通風ダクトを備えた自動二輪車
JP2000355292A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の吸気取り入れ装置
JP2003127965A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Suzuki Motor Corp 自動二輪車
JP2005220819A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Toyota Motor Corp 燃料供給装置
JP2005299628A (ja) * 2003-07-15 2005-10-27 Nissan Motor Co Ltd ディーゼル機関のフィルタ再生制御装置
JP2006299852A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Mazda Motor Corp 過給機付エンジン

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744729A (en) 1980-08-27 1982-03-13 Honda Motor Co Ltd Motor cycle equipped with supercharged engine
JPS5755223A (en) 1980-09-16 1982-04-02 Yamaha Motor Co Ltd Intake device for engine in motorcycle
JPS5779215A (en) * 1980-11-04 1982-05-18 Kawasaki Heavy Ind Ltd Motorcycle with turbocharge type spark ignition engine
JPS57102519A (en) * 1980-12-18 1982-06-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd Two-stage-supercharged engine for motorcycle
JPS57121926A (en) 1981-01-20 1982-07-29 Honda Motor Co Ltd Motorcycle having turbo-supercharger equipped engine
JPS5867957A (ja) 1981-10-19 1983-04-22 Yamaha Motor Co Ltd タ−ボチヤ−ジヤ−付エンジンの吸気装置
DE8203636U1 (de) * 1982-02-11 1984-04-05 Holzapfel, Jürgen, 1000 Berlin Aerodynamische motorradverkleidung
JPS643713A (en) 1987-06-26 1989-01-09 Toyoda Automatic Loom Works Stop controller for unmanned vehicle
JP2601714B2 (ja) 1989-01-20 1997-04-16 ヤンマーディーゼル株式会社 ディーゼル機関の給気装置
JP2676252B2 (ja) 1989-04-18 1997-11-12 ヤンマーディーゼル株式会社 多気筒エンジン
JPH05187236A (ja) * 1992-01-08 1993-07-27 Daihatsu Motor Co Ltd 排気ターボ過給機付きディーゼル機関におけるインタークーラの制御装置
WO2005111395A2 (de) * 2004-05-17 2005-11-24 Avl List Gmbh Motorrad

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058044B2 (ja) * 1978-03-08 1985-12-18 川崎重工業株式会社 オ−トバイのタ−ボチヤ−ジヤ−取付装置
JPS5746012A (en) * 1980-09-01 1982-03-16 Honda Motor Co Ltd Cooling device of supercharger for engine
JPS60248438A (ja) * 1984-05-21 1985-12-09 Yamaha Motor Co Ltd タ−ボ過給機を備えた自動二輪車
JPS6127772U (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 スズキ株式会社 オ−トバイのエンジン冷却風排風装置
JPH03164388A (ja) * 1990-10-23 1991-07-16 Yamaha Motor Co Ltd 通風ダクトを備えた自動二輪車
JP2000355292A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の吸気取り入れ装置
JP2003127965A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Suzuki Motor Corp 自動二輪車
JP2005299628A (ja) * 2003-07-15 2005-10-27 Nissan Motor Co Ltd ディーゼル機関のフィルタ再生制御装置
JP2005220819A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Toyota Motor Corp 燃料供給装置
JP2006299852A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Mazda Motor Corp 過給機付エンジン

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013073566A1 (ja) * 2011-11-17 2015-04-02 川崎重工業株式会社 エンジンの吸気構造及びそれを備えた自動二輪車
WO2013073566A1 (ja) 2011-11-17 2013-05-23 川崎重工業株式会社 エンジンの吸気構造及びそれを備えた自動二輪車
US9518504B2 (en) 2011-11-17 2016-12-13 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Air intake structure of engine and motorcycle having the same
JPWO2014185091A1 (ja) * 2013-05-17 2017-02-23 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両
WO2014185091A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両の吸気チャンバ
US9638148B2 (en) 2013-05-17 2017-05-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Air intake chamber for saddled vehicle
US9399974B2 (en) 2013-09-25 2016-07-26 Suzuki Motor Corporation Motorcycle
US9284927B2 (en) 2013-10-16 2016-03-15 Suzuki Motor Corporation Motorcycle with turbocharger
DE102014115078A1 (de) 2013-10-16 2015-04-16 Suzuki Motor Corporation Motorrad mit Turbolader
DE102014115078B4 (de) 2013-10-16 2018-03-08 Suzuki Motor Corporation Motorrad mit Turbolader
JP2017082650A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 スズキ株式会社 過給機付きエンジン用吸気装置および鞍乗型車両
JP2017081340A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017082646A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 スズキ株式会社 自動二輪車
US10690038B2 (en) 2015-10-27 2020-06-23 Suzuki Motor Corporation Motorcycle and saddle-ridden type vehicle
JP2017159787A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017160840A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017160841A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2017186929A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 スズキ株式会社 鞍乗型車両
JP2020117160A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Also Published As

Publication number Publication date
EP2075181B1 (en) 2016-11-30
JP5426134B2 (ja) 2014-02-26
EP2075181A3 (en) 2012-03-21
EP2075181A2 (en) 2009-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5426134B2 (ja) 鞍乗型車両
TWI644018B (zh) Straddle type vehicle
US9399974B2 (en) Motorcycle
JP5499953B2 (ja) 車両用エンジンのターボ過給装置
JP6291786B2 (ja) 自動二輪車
US8615998B2 (en) Lubrication device of turbocharger of engine for vehicle
TWI645105B (zh) Straddle type vehicle
JP6337439B2 (ja) 自動二輪車
JP6080773B2 (ja) エンジンの吸気構造及びそれを備えた自動二輪車
JP6149664B2 (ja) インタークーラの冷却構造
JP6607094B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6277661B2 (ja) 過給機付自動二輪車
JP6610165B2 (ja) 鞍乗型車両
JPH029993B2 (ja)
JP6221627B2 (ja) 過給機付自動二輪車
JP2009150243A (ja) ターボ過給機付きエンジン
JP6613809B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6260184B2 (ja) 内燃機関の過給システム
JP6834700B2 (ja) エンジン及び車両
JPH0418129B2 (ja)
JP6171790B2 (ja) 自動二輪車
JP7376384B2 (ja) 排気ターボ過給機搭載の内燃機関
JP6682803B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6344404B2 (ja) エンジンの吸気冷却装置
JP6759634B2 (ja) 鞍乗型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5426134

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250