JP3870451B2 - V型エンジンの過給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、V型エンジンの過給装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用エンジン等にあっては、吸気を過給する過給機として、エンジンによって増速ギア装置を介して駆動されるスーパーチャージャを備えるものがある。
【0003】
従来のV型エンジンの過給装置として、例えば図12に示すようなものがある(実開昭61−1624号公報、参照)。
【0004】
これについて説明すると、V型エンジンはV型に傾斜する左右バンク間にインテークマニホールド90が接続され、インテークマニホールド90の上部に吸気を過給するスーパーチャージャ96が設けられる。
【0005】
スーパーチャージャ96はその回転により吸気を圧送する一対のロータ91,92と、各ロータ91,92を収装するスーパーチャージャハウジング94等から構成される。各ロータ91,92にはエンジンの回転が図示しないギア装置を介して伝達される。各ロータ91,92が高速回転することにより、スーパーチャージャハウジング94の上部に開口した吸込口98から吸気が吸い込まれ、スーパーチャージャハウジング94の下部に開口した吐出口99から吸気が吐出される。吐出口99から吐出される吸気は、インテークマニホールド90を介して左右バンクの各気筒に分配される。
【0006】
スーパーチャージャハウジング94はインテークマニホールド90と別体で形成され、シリンダヘッド82に対して複数のボルト83により弾性体84を介して締結される。スーパーチャージャハウジング94が弾性体84を介してシリンダヘッド82に対して相対変位することにより、寸法交差やエンジン運転中の熱膨張差が吸収される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のV型エンジンの過給装置にあっては、インテークマニホールド10の上方に取付けられたスーパチャージャハウジング94は外気にさらされる構造となっており、スーパチャージャハウジング94から外気への放熱が促されるため、スーパチャージャ96を構成するロータ91,92とスーパチャージャハウジング94の温度差が大きくなり、両者間のクリアランスを小さく保つことが難しい。
【0008】
ロータ91,92とスーパチャージャハウジング94間のクリアランス変化が大きいと、スーパチャージャ96の効率が低下するとともに、ロータ91,92どうしの干渉やロータ91,92とスーパチャージャハウジング94の干渉が起き、音振性が悪化する可能性がある。これに対処して、ロータ91,92等の表面にコーティングを施す必要が生じ、製品のコストアップを招くという問題点が考えられる。
【0009】
また、自動車のエンジンルームの限られたスペースによりエンジンの全高が制約されるため、インテークマニホールド90が、スーパーチャージャハウジング34の下方に配置される構造では、インテークマニホールド90および吸気ポート85の通路長を十分に確保できず、吸気の充填効率を高められない問題点が考えられる。
【0010】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、V型エンジンの過給装置において、性能の向上をはかることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のV型エンジンの過給装置は、ロータの回転によって吸気を過給する過給機を備え、過給機にロータを収装するハウジングを備え、過給機から吐出される吸気を各気筒に導くインテークマニホールドを備え、インテークマニホールドと過給機をそれぞれV型に対向する左右のバンクの間に配置し、インテークマニホールドに各気筒に向けて分岐するブランチ部と各ブランチ部が集合するコレクタ部を備えるV型エンジンの過給装置において、前記過給機のハウジングの上部に吸気を吐出する吐出口を開口させ、コレクタ部に吐出口とバイパス吸込口を共に開口させ、バイパス吸込口をエンジン運転条件に応じて開閉するバイパスバルブを備え、吐出口に連通するコレクタ部を少なくともハウジングの上部を覆うように配置し、各ブランチ部を少なくともハウジングの側部を囲むよう配置し、インテークマニホールドの一部をハウジングによって画成し、過給機から吐出される吸気がハウジングのまわりを通って各気筒に導かれる構成とする。
【0012】
請求項2に記載のV型エンジンの過給装置は、請求項1に記載の発明において、前記過給機にエンジンの動力を伝達するギア装置を備え、コレクタ部をギア装置の少なくとも上部を覆うように配置する。
【0013】
請求項3に記載のV型エンジンの過給装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記インテークマニホールドを金属板をプレス加工して形成する。
【0014】
請求項4に記載のV型エンジンの過給装置は、請求項3に記載の発明において、前記過給機のハウジングを鋳造により形成し、板金製インテークマニホールドをハウジングに鋳ぐるむ。
【0015】
請求項5に記載のV型エンジンの過給装置は、請求項1から4のいずれか一つに記載の発明において、前記左右のバンクに接続する各ブランチ部を互いに交差させる。
【0017】
請求項6に記載のV型エンジンの過給装置は、請求項1から5のいずれか一つに記載の発明において、前記過給機に吸入される吸気を絞るスロットルバルブを備え、スロットルバルブを収装するスロットルチャンバを備え、スロットルチャンバを過給機に接続する。
【0018】
請求項7に記載のV型エンジンの過給装置は、請求項1から6のいずれか一つに記載の発明において、前記過給機から吐出する吸気と外気の熱交換を促すインタークーラを過給機の上方に配置し、過給機の吐出口と吸込口を連通するとともに各インタークーラに吸気を分配するバイパス通路を配設し、インテークマニホールドに各ブランチ部が集合する左右のコレクタ部を備え、バイパス通路を各コレクタ部の間に配置する。
【0019】
請求項8に記載のV型エンジンの過給装置は、請求項1から7のいずれか一つに記載の発明において、前記インテークマニホールドを過給機のハウジングと一体化して形成し、インテークマニホールドをエンジン本体に締結する。
【0020】
【作用】
請求項1に記載のV型エンジンの過給装置において、過給機の吐出口からコレクタ部に吸気が吐出され、コレクタ部から各ブランチ部と吸気ポートを通って各気筒に分配される。
【0021】
過給機は吸気を加圧するのに伴ってハウジングの温度が上昇するが、そのハウジングの上部がコレクタ部によって覆われるとともに、ハウジングの側部がブランチ部によって覆われているため、ハウジングから外気への放熱が抑えられる。
【0022】
インテークマニホールドの一部をハウジングによって画成し、過給機から吐出される吸気がハウジングのまわりを通って各気筒に導かれる構成としたため、過給機から吐出される温度上昇した吸気によってインテークマニホールドが加熱され、ウジングからインテークマニホールドへの放熱が抑えられる。
【0023】
こうして、過給機のハウジングから外気への放熱が抑えられることにより、過給機を構成するロータとハウジングの温度差を小さくして、両者間のクリアランスを小さく保つことが可能となり、過給機の効率を高められる。
【0024】
また、ロータとハウジングの温度差を小さくして、ロータどうしの干渉やロータとハウジングの干渉が防止されることにより、過給機から発生する騒音や振動の低減がはかられる。この結果、ロータ等の表面にコーティングを施す必要がなく、製品のコストダウンがはかれる。
【0025】
さらに、過給機のハウジングから外気への放熱が抑えられることにより、冷機時における吸気の温度上昇が速められ、エンジンの暖機を促進し、未燃焼HCの排出量を低減することができる。
【0026】
インテークマニホールドのコレクタ部がハウジングの上部に配置され、各ブランチ部がハウジングを囲むようにして延びる構造とする。また、コレクタ部が、過給機から吐出する吸気を再びバイパス吸込口に導くバイパス通路としての機能を果たすように、コレクタ部に過給機の吐出口とバイパス吸込口を共に開口させ、この過給機のバイパス吸込口にバイパスバルブを介装する。これにより、エンジンの全高を抑えつつ、各ブランチ部および吸気ポートの通路長を十分に確保することが可能となり、低速域における吸気効率を高められる。
【0027】
請求項2に記載のV型エンジンの過給装置において、コレクタ部をギア装置の少なくとも上部を覆うように配置するため、ギア装置から発生する歯打ち音等の騒音がインテークマニホールドによって遮られ、外部へ伝わる騒音の低減がはかれる。
【0028】
請求項3に記載のV型エンジンの過給装置において、インテークマニホールドが金属板をプレス加工して形成される構造のため、インテークマニホールドを薄肉化して、吸気系の軽量化がはかれる。また、インテークマニホールドを薄肉化することにより、冷機時における吸気の温度上昇が速められ、エンジンの暖機を促進し、未燃焼HCの排出量を低減することができる。
【0029】
インテークマニホールドのコレクタ部が過給機の上部に配置され、各ブランチ部が過給機のハウジングを囲むようにして延びる構造のため、インテークマニホールドはその剛性がハウジングと共同して高められる。このため、インテークマニホールドはその肉厚を小さく形成しても、ギア装置から伝わる振動やその内部に生じる圧力波によって共振することが抑えられ、インテークマニホールドから振動や騒音が発生することを防止できる。
【0030】
請求項4に記載のV型エンジンの過給装置において、板金製インテークマニホールドを過給機のハウジングに鋳ぐるむ構造のため、インテークマニホールドがハウジングに対して高い剛性をもって結合される。この結果、インテークマニホールドの肉厚を小さく形成しても、ギア装置から伝わる振動やインテークマニホールドの内部に生じる圧力波によって共振することが抑えられ、インテークマニホールドから振動や騒音が発生することを防止できる。
【0031】
請求項5に記載のV型エンジンの過給装置において、左右のバンクに接続する各ブランチ部を互いに交差させる構造のため、各ブランチ部および吸気ポートの通路長をさらに大きくすることが可能となり、低速域における吸気効率を高められる。
【0034】
請求項6に記載のV型エンジンの過給装置において、スロットルチャンバが過給機に接続される構造により、スロットルチャンバが過給機からの伝熱によって加熱される。これにより、寒冷時にスロットルバルブが凍結して作動不良となることを防止できる。
【0035】
請求項7に記載のV型エンジンの過給装置において、スーパーチャージャの吐出口からバイパス通路に吐出する吸気は、インタークーラを通って冷却された後に左右のコレクタ部へと流入し、左右のコレクタ部から各ブランチ部と吸気ポートを通って各気筒に分配される。
【0036】
インタークーラがスーパーチャージャハウジングの上方に配置されるものの、バイパス通路が左右のコレクタ部の間に配置される構造のため、エンジンの全高を抑えつつ、各ブランチ部および吸気ポートの通路長を十分に確保することが可能となり、低速域における吸気効率を高められる。
【0037】
請求項8に記載のV型エンジンの過給装置において、過給機のハウジングとインテークマニホールドは、互いに一体化され、エンジン本体に対してボルトにより締結されているため、それぞれの支持剛性が高められる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載のV型エンジンの過給装置によれば、過給機のハウジングから外気への放熱が抑えられることにより、過給機を構成するロータとハウジングの温度差を小さくして、両者間のクリアランスを小さく保って過給機の効率を高められる。
【0039】
また、ロータどうしの干渉やロータとハウジングの干渉が防止されることにより、ロータ等の表面にコーティングを施す必要がなく、製品のコストダウンがはかれる。
【0040】
さらに、バイパス通路の機能を果たすコレクタ部と、バイパスバルブを過給機のバイパス吸込口に介装されるバイパスバルブにより、エンジンの全高を抑えつつ、各ブランチ部および吸気ポートの通路長を十分に確保することが可能となり、低速域における吸気効率を高められ、エンジン出力の向上がはかれる。
【0041】
請求項2に記載のV型エンジンの過給装置によれば、ギア装置の上部を覆うコレクタ部により、ギア装置から発生する歯打ち音等の騒音が遮られ、静粛性の向上がはかれる。
【0042】
請求項3に記載のV型エンジンの過給装置によれば、板金製インテークマニホールドにより、エンジンの暖機を促進し、未燃焼HCの排出量を低減することができる。
【0043】
請求項4に記載のV型エンジンの過給装置によれば、板金製インテークマニホールドを過給機のハウジングに鋳ぐるむ構造のため、インテークマニホールドがハウジングに対して高い剛性をもって結合され、エンジンの音振性をさらに高められる。
【0044】
請求項5に記載のV型エンジンの過給装置によれば、互いに交差して左右のバンクに接続する各ブランチ部により、エンジンの全高を抑えつつ、各ブランチ部および吸気ポートの通路長を十分に確保することが可能となり、低速域における吸気効率を高められ、エンジン出力の向上がはかれる。
【0046】
請求項6に記載のV型エンジンの過給装置によれば、スロットルチャンバが過給機からの伝熱によって加熱され、寒冷時にスロットルバルブが凍結して作動不良となることを防止できる。この結果、従来のエンジン冷却水をスロットルチャンバに循環させるための配管等を廃止して、構造の簡素化がはかれる。
【0047】
請求項7に記載のV型エンジンの過給装置によれば、インタークーラがスーパーチャージャハウジングの上方に配置されるものの、左右のコレクタ部の間に配置されるバイパス通路により、エンジンの全高を抑えつつ、各ブランチ部および吸気ポートの通路長を十分に確保することが可能となり、低速域における吸気効率を高められ、エンジン出力の向上がはかれる。
【0048】
請求項8に記載のV型エンジンの過給装置によれば、インテークマニホールドおよび過給機のハウジングは、それぞれのエンジン本体に対する支持剛性が高められることにより、増速ギア装置から伝わる振動やその内部に生じる圧力波によって共振することが抑えられ、振動や騒音が発生することを防止できる。
【0049】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0050】
図5に示すように、自動車用エンジンに備えられる吸気通路は、吸気を取り込むエアクリーナ1と、スロットルバルブ5を収装するスロットルチャンバ4と、吸気を過給するスーパーチャージャ(機械駆動式過給機)6と、各気筒に吸気を分配するインテークマニホールド10等によって構成される。
【0051】
エアクリーナ1は図示しない車体側に取付けられる。エアクリーナ1とスロットルチャンバ4はダクト3を介して連通される。ダクト3には吸気量を検出するエアフロメータ2が取付けられる。
【0052】
図1に示すように、V型エンジンはV型に傾斜する左右バンクを有し、左右バンクに点火順序の連続しない気筒どうしが並んでいる。シリンダブロック20の上部に左右シリンダヘッド22が設けられる。図中25はロッカカバーであり、2つのロッカカバー25は各シリンダヘッド22上に動弁室26を画成している。
【0053】
左右シリンダヘッド22の外側に形成された排気ポート24に図示しない排気管が接続されている。
【0054】
左右シリンダヘッド22の内側に各気筒に連通する各吸気ポート27が形成され、各吸気ポート27にインテークマニホールド10が接続される。図中28はインジェクタであり、インジェクタ28から各吸気ポート27に燃料を噴射するようになっている。
【0055】
本実施形態では、吸気を過給する過給機として、圧縮容積型のスーパーチャージャ6が設けられる。スーパチャージャ6はその回転により吸気を圧送する一対のロータ31,32と、各ロータ31,32を収装するスーパーチャージャハウジング34等から構成される。スクリュータイプの各ロータ31,32は左右シリンダヘッド22の上方にクランクシャフトと平行に配置される。
【0056】
なお、他の実施形態として、過給機を非圧縮容積型であるルーツブロワタイプのスーパーチャージャで構成してもよい。
【0057】
図2に示すように、スーパチャージャハウジング34の前方にはエンジンの回転がベルトを介して伝達されるプーリ15が設けられるとともに、スーパチャージャハウジング34とプーリ15の間にギア装置16が設けられる。ギア装置16はプーリ15の回転を増速する増速ギア45と、各ロータ31,32を互いに同期して反転させる駆動ギア46を備える。
【0058】
各ロータ31,32が高速回転することにより、スーパーチャージャハウジング34の吸込口39から吸気が吸い込まれ、スーパーチャージャハウジング34の前部に開口した吐出口33から吸気が吐出されるようになっている。
【0059】
スロットルチャンバ4には2つのスロットルバルブ5が設けられる。バタフライ式の各スロットルバルブ5は、アクセルペダルに応動して回動することにより、スーパーチャージャ6に吸入される吸気流を絞るようになっている。
【0060】
スーパーチャージャ6の吸込口39はスーパーチャージャハウジング34の後端部に開口する。スーパーチャージャハウジング34の後端部にはスロットルチャンバ4が直接に接続される。
【0061】
図4にも示すように、スーパーチャージャハウジング34は、インテークマニホールド10に囲まれるようにしてインテークマニホールド10と一体化して形成される。インテークマニホールド10は、シリンダヘッド(エンジン本体)22に固定的に締結される。
【0062】
インテークマニホールド10は、左右シリンダヘッド22の上部にわたって接合し、複数のボルト41,42により弾性体を介さずに固定的に締結される。各ボルト41,42はインテークマニホールド10のフランジを貫通し、シリンダヘッド22に形成されたネジ穴に螺合する。インテークマニホールド10と左右シリンダヘッド22の間にはガスケットが介装され、吸気通路の密封がはかられる。
【0063】
このようにスーパーチャージャハウジング34とインテークマニホールド10は、互いに一体化され、シリンダヘッド22に対して複数のボルトにより弾性体を介さずに締結されているため、シリンダヘッド22に対する支持剛性が高められる。
【0064】
インテークマニホールド10は各気筒に向けて分岐するブランチ部12と、各ブランチ部12が集合するコレクタ部11とから構成される。
【0065】
インテークマニホールド10はコレクタ部11の上方を画成するコレクタ天井部18が別体で形成される。コレクタ部18はインテークマニホールド10に複数のボルト19を介して締結される。
【0066】
スーパーチャージャ6の吐出口33はスーパチャージャハウジング34の前方上部に開口する。コレクタ部11はスーパーチャージャ6の上方を覆うように配置される。スーパーチャージャ6の吐出口33はコレクタ部11に開口し、スーパーチャージャ6で加圧された吸気は、吐出口33から直接にコレクタ部11に吐出される。
【0067】
スーパチャージャハウジング34の後方上部にはバイパス吸込口38が開口される。スーパチャージャハウジング34のバイパス吸込口38はコレクタ部11に開口する。スーパーチャージャ6の吐出口33から吐出する吸気がコレクタ部11を通ってバイパス吸込口38に吸込まれることにより、スーパチャージャ6の吐出圧が抑えられる。
【0068】
バイパス吸込口38を開閉するバイパスバルブ72が設けられる。バタフライ式のバイパスバルブ72は、スーパーチャージャハウジング34の吸込口39に回動可能に収装される。
【0069】
バイパスバルブ72はアクチュエータ73を介して開閉駆動される。図示しないコントロールユニットは、例えばエンジン負荷の小さい運転時にバイパスバルブ72を開弁させて、スーパーチャージャ6による過給圧を小さく調節し、スーパーチャージャ6の駆動損失を低減するようになっている。
【0070】
各吸気ポート27はそれぞれの一端が左右シリンダヘッド22の上部に開口し、それぞれの他端がシリンダヘッド22の燃焼室壁に開口している。
【0071】
図3にも示すように、左右のバンクに接続する各ブランチ部12はスーパーチャージャ6のまわりを囲むようにして互いに交差して延びる。図1において線分Iは、各ブランチ部12と各吸気ポート27の通路中心線である。各通路中心線Iは、図1の正面図上において、スーパーチャージャ6を挟むようにしてX字形に交差して延びている。すなわち、左シリンダヘッド22に接続する各ブランチ部12はコレクタ部11の右側に開口し、右シリンダヘッド22に接続する各ブランチ部12はコレクタ部11の左側に開口している。
【0072】
各ブランチ部12は互いに連接し、スーパチャージャハウジング34の側部と下部の大部分を隙間なく覆う。各ブランチ部12の通路幅はスーパチャージャハウジング34の側部を覆う部位で下部を囲む部位より倍増している。
【0073】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0074】
スーパーチャージャ6は各ロータ31,32の回転によってその吐出口33からコレクタ部11に吸気を吐出し、コレクタ部11から各ブランチ部12と吸気ポート27を通って各気筒に分配される。
【0075】
自動車のエンジンルームの限られたスペースによりエンジンの全高が制約されるものの、インテークマニホールド10のコレクタ部11が、スーパーチャージャハウジング34の上部に配置され、各ブランチ部12がスーパーチャージャハウジング34の側部を囲むようにして交差して延びる構造のため、各ブランチ部12および吸気ポート27の通路長を大きく設定することが可能となり、低速域における吸気の充填効率を高められる。
【0076】
スーパーチャージャハウジング34とインテークマニホールド10は、互いに一体化され、シリンダヘッド22に対してボルト41により弾性体を介さずに締結されているため、シリンダヘッド22に対する支持剛性が高められる。
【0077】
この結果、スーパーチャージャハウジング34は、増速ギア装置16から伝わる振動やスーパーチャージャ6内に生じる圧力波によって共振することが抑えられ、スーパーチャージャハウジング34やインテークマニホールド10から振動や騒音が発生することを防止できる。
【0078】
スーパチャージャ6は吸気を加圧するのに伴ってそのスーパチャージャハウジング34の温度が上昇するが、スーパチャージャ6の上部がコレクタ部11によって覆われるとともに、スーパチャージャ6の側部と下部の大部分が各ブランチ部12によって覆われているため、スーパチャージャハウジング34から外気への放熱が抑えられる。
【0079】
コレクタ部11にスーパチャージャ6の吐出口33を開口させたため、スーパチャージャ6から吐出される温度上昇した吸気によってインテークマニホールド10が加熱され、スーパチャージャハウジング34からインテークマニホールド10への放熱が抑えられる。
【0080】
こうして、スーパチャージャハウジング34から外気への放熱が抑えられることにより、スーパチャージャ6を構成する各ロータ31,32とスーパチャージャハウジング34の温度差を小さくして、両者間のクリアランスを小さく保つことが可能となり、スーパチャージャ6の効率を高められる。
【0081】
また、各ロータ31,32とスーパチャージャハウジング34の温度差を小さくして、各ロータ31,32どうしの干渉や各ロータ31,32とスーパチャージャハウジング34の干渉が防止されることにより、スーパチャージャ6から発生する騒音や振動の低減がはかられる。この結果、各ロータ31,32等の表面にコーティングを施す必要がなく、製品のコストダウンがはかれる。
【0082】
さらに、インテークマニホールド10によってスーパチャージャハウジング34から外気への放熱が抑えられることにより、冷機時における吸気の温度上昇が速められ、エンジンの暖機を促進し、未燃焼HCの排出量を低減することができる。
【0083】
コレクタ部11をギア装置16の上部を覆うように配置しているため、ギア装置16から発生する歯打ち音やベアリングから発生する転動音等の騒音がインテークマニホールド10によって遮られ、外部へ伝わることを抑えられる。
【0084】
コレクタ部11にスーパチャージャ6の吐出口33とバイパス吸込口38を共に開口させる構造のため、スーパチャージャ6から吐出する吸気を、図中矢印で示すように、再びバイパス吸込口38に導くバイパス通路の機能をコレクタ部11が果たし、バイパス通路を設けることによってエンジンの全高が増大することを回避できる。
【0085】
バイパスバルブ72をスーパチャージャ6のバイパス吸込口38に介装する構造のため、バイパスバルブ72の介装スペースによってエンジンの全高が増大することを回避できる。この結果、各ブランチ部12および吸気ポートの通路長を十分に確保することが可能となる。
【0086】
スロットルチャンバ4がスーパーチャージャハウジング34の後端部に直接に接続される構造により、スロットルチャンバ4がスーパーチャージャハウジング34からの伝熱によって加熱される。これにより、寒冷時にスロットルバルブ5が凍結して作動不良となることを防止できる。
【0087】
次に、図6に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0088】
インテークマニホールド10の外壁部は金属板をプレス加工して形成される。インテークマニホールド10の外壁部は金属板をプレス加工して形成されるコレクタ枠体51、コレクタ上板52、ブランチ外板53等によって構成され、これらが鋳造にて形成されるスーパチャージャハウジング54に鋳ぐるまれる。
【0089】
図7にも示すように、コレクタ枠体51は金属板をプレス加工して四角い枠状に形成される。
【0090】
コレクタ上板52は金属板をプレス加工して四角い板状に形成される。
【0091】
ブランチ外板53は金属板をプレス加工して各ブランチ部を画成する形状に形成される。
【0092】
コレクタ枠体51の下縁部55とブランチ外板53の周縁部56はスーパチャージャハウジング54に鋳ぐるまれる。
【0093】
この場合、インテークマニホールド10の外壁部が金属板をプレス加工して形成される構造のため、インテークマニホールド10を薄肉化して、吸気系の軽量化がはかれる。また、インテークマニホールド10を薄肉化することにより、冷機時における吸気の温度上昇が速められ、エンジンの暖機を促進し、未燃焼HCの排出量を低減することができる。
【0094】
板金製コレクタ枠体51およびブランチ外板53がスーパチャージャハウジング34に鋳ぐるむ構造のため、これらがスーパチャージャハウジング34に対して高い剛性をもって結合される。
【0095】
コレクタ枠体51がスーパチャージャハウジング34の上部に配置され、各ブランチ外板53がスーパチャージャハウジング34を囲むようにして延びる構造のため、板金製コレクタ枠体51およびブランチ外板53はその剛性がスーパチャージャハウジング34と共同して高められ、それぞれの肉厚を小さく形成しても、ギア装置から伝わる振動やインテークマニホールド10の内部に生じる圧力波によって共振することが抑えられ、インテークマニホールド10から振動や騒音が発生することを防止できる。
【0096】
次に、図8〜図10に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0097】
図10に示すように、自動車用エンジンに備えられる吸気通路は、吸気を取り込むエアクリーナ1と、スロットルバルブ5を収装するスロットルチャンバ4と、吸気を過給するスーパーチャージャ6と、スーパーチャージャ6から吐出する吸気を冷却する2つのインタークーラ7と、各気筒に吸気を分配するインテークマニホールド10等によって構成される。
【0098】
各インタークーラ7は、スーパーチャージャ6によって圧縮されることにより温度上昇した吸気の熱を外気に放熱することを促す熱交換器の働きをする。エンジンに送られる吸気が各インタークーラ7で冷却されることにより、エンジンのノッキングを抑えつつ吸気充填効率を高めて高出力化がはかれる。
【0099】
図8、図9に示すように、各インタークーラ7は、図中矢印で示すように流れる吸気から外気への放熱を促す左右のコア部68と、スーパーチャージャ6の吐出口33から吐出される吸気をコア部68に導入するバイパス通路71と、各コア部68を通過した吸気を集めるて左右のコレクタ部61に導入する4つダクト部69とを備える。
【0100】
スーパーチャージャ6はその回転により吸気を圧送する一対のロータ31,32と、各ロータ31,32を収装するスーパーチャージャハウジング34等から構成される。各ロータ31,32は左右シリンダヘッド22の上方にクランクシャフトと平行に配置される。
【0101】
中央のバイパス通路71および左右のコレクタ部61はスーパーチャージャ6の上方にクランクシャフトと平行に配置される。
【0102】
各ロータ31,32が高速回転することにより、スーパーチャージャハウジング34の吸込口39から吸気が吸い込まれ、スーパーチャージャハウジング34の前部に開口した吐出口33から吸気が吐出される。
【0103】
図8に示すように、バイパス通路71はスーパーチャージャハウジング34の吸込口39と吐出口33を結ぶ。バイパス通路71を開閉するバイパスバルブ72が設けられる。
【0104】
バタフライ式のバイパスバルブ72は、スーパーチャージャハウジング34の吸込口39に回動可能に収装される。バイパスバルブ72は図示しないアクチュエータを介して開閉駆動される。例えばエンジン負荷の小さい運転時にバイパスバルブ72を開弁させて、スーパーチャージャ6による過給圧を小さく調節し、スーパーチャージャ6の駆動損失を低減するようになっている。
【0105】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0106】
スーパーチャージャ6は各ロータ31,32の回転によってその吐出口33からバイパス通路71に吐出し、中央のバイパス通路71から左右のコア部68を通って冷却された後、各ダクト部69を介してコレクタ部11へと流入し、左右のコレクタ部11から各ブランチ部12と吸気ポート27を通って各気筒に分配される。
【0107】
自動車のエンジンルームの限られたスペースによりエンジンの全高が制約されるものの、バイパス通路71と各インタークーラ7およびコレクタ部11が、スーパーチャージャハウジング34の上部に配置され、各ブランチ部12がスーパーチャージャハウジング34を囲むように延びている構造のため、各ブランチ部12および吸気ポート27の通路長を十分に確保することが可能となる。
【0108】
そして、各インタークーラ7とバイパス通路71が、スーパーチャージャハウジング34の上部に配置されるものの、バイパス通路71が各コレクタ部11の間に配置される構造のため、エンジンの全高を抑えつつインタークーラ7を配置することが可能となる。
【0109】
次に、図11に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0110】
各ブランチ部12はスーパーチャージャ6のまわりを囲むようにして鉛直方向に延びる。図中線分Iは、各ブランチ部12と各吸気ポート27の通路中心線である。各通路中心線Iは、図6の正面図上において、スーパーチャージャ6を挟むようにして鉛直方向に延びている。すなわち、左シリンダヘッド22に接続する各ブランチ部12はコレクタ部11の左側に開口し、右シリンダヘッド22に接続する各ブランチ部12はコレクタ部11の右側に開口している。
【0111】
自動車のエンジンルームの限られたスペースによりエンジンの全高が制約されるものの、インテークマニホールド10のコレクタ部11が、スーパーチャージャハウジング34の上部に配置され、各ブランチ部12がスーパーチャージャハウジング34を挟むようにして鉛直方向に延びている構造のため、各ブランチ部12および吸気ポート27の通路長を十分に確保することが可能となり、低速域における吸気の填効率を高められる。
【0112】
スーパチャージャ6は、スーパチャージャ6の上部がコレクタ部11によって覆われるとともに、スーパチャージャ6の側部が各ブランチ部12によって覆われているため、スーパチャージャハウジング34から外気への放熱が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すエンジンの正面図。
【図2】同じく吸気系の平面図。
【図3】同じく図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】同じく吸気系の側面図。
【図5】同じく吸気系の構成図。
【図6】他の実施形態を示すエンジンの正面図。
【図7】同じく吸気系の平面図。
【図8】さらに他の実施形態を示すエンジンの正面図。
【図9】同じく吸気系の平面図。
【図10】同じく吸気系の構成図。
【図11】さらに他の実施形態を示すエンジンの正面図。
【図12】従来例を示すエンジンの正面図。
【符号の説明】
4 スロットルチャンバ
5 スロットルバルブ
6 スーパーチャージャ
7 インタークーラ
10 インテークマニホールド
11 コレクタ部
12 ブランチ部
13 吸気弁
16 ギア装置
22 シリンダヘッド
27 吸気ポート
31 ロータ
32 ロータ
33 吐出口
34 スーパーチャージャハウジング
38 バイパス吸込口
71 バイパス通路
72 バイパスバルブ

Claims (8)

  1. ロータの回転によって吸気を過給する過給機を備え、
    過給機にロータを収装するハウジングを備え、
    過給機から吐出される吸気を各気筒に導くインテークマニホールドを備え、
    インテークマニホールドと過給機をそれぞれV型に対向する左右のバンクの間に配置し、
    インテークマニホールドに各気筒に向けて分岐するブランチ部と各ブランチ部が集合するコレクタ部を備えるV型エンジンの過給装置において、
    前記過給機のハウジングの上部に吸気を吐出する吐出口を開口させ、
    前記コレクタ部に前記吐出口とバイパス吸込口を共に開口させ、
    前記バイパス吸込口をエンジン運転条件に応じて開閉するバイパスバルブを備え、
    吐出口に連通するコレクタ部を少なくともハウジングの上部を覆うように配置し、
    各ブランチ部を少なくともハウジングの側部を囲むよう配置し、
    インテークマニホールドの一部をハウジングによって画成し、
    過給機から吐出される吸気がハウジングのまわりを通って各気筒に導かれる構成としたことを特徴とするV型エンジンの過給装置。
  2. 前記過給機にエンジンの動力を伝達するギア装置を備え、
    コレクタ部を少なくともギア装置の上部を覆うように配置したことを特徴とする請求項1に記載のV型エンジンの過給装置。
  3. 前記インテークマニホールドを金属板をプレス加工して形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のV型エンジンの過給装置。
  4. 前記過給機のハウジングを鋳造により形成し、
    板金製インテークマニホールドをハウジングに鋳ぐるむことを特徴とする請求項3に記載のV型エンジンの過給装置。
  5. 前記左右のバンクに接続する各ブランチ部を互いに交差させたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のV型エンジンの過給装置。
  6. 前記過給機に吸入される吸気を絞るスロットルバルブを備え、
    スロットルバルブを収装するスロットルチャンバを備え、
    スロットルチャンバを過給機に接続したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のV型エンジンの過給装置。
  7. 前記過給機から吐出する吸気と外気の熱交換を促すインタークーラを過給機の上方に配置し、
    過給機の吐出口と吸込口を連通するとともに各インタークーラに吸気を分配するバイパス通路を配設し、
    インテークマニホールドに各ブランチ部が集合する左右のコレクタ部を備え、
    バイパス通路を各コレクタ部の間に配置したことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のV型エンジンの過給装置。
  8. 前記インテークマニホールドを過給機のハウジングと一体化して形成し、
    インテークマニホールドをエンジン本体に締結したことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のV型エンジンの過給装置。
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