JPH08215826A - 型締装置の型厚調整装置 - Google Patents
型締装置の型厚調整装置Info
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- JPH08215826A JPH08215826A JP2967195A JP2967195A JPH08215826A JP H08215826 A JPH08215826 A JP H08215826A JP 2967195 A JP2967195 A JP 2967195A JP 2967195 A JP2967195 A JP 2967195A JP H08215826 A JPH08215826 A JP H08215826A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1751—Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
- B29C45/6707—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement
- B29C45/6714—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1761—Means for guiding movable mould supports or injection units on the machine base or frame; Machine bases or frames
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型交換時の型厚調整が短時間かつ容易に行
える。 【構成】 シリンダプラテン、可動盤、固定盤からなる
型締装置であって、シリンダプラテンと固定盤間を上下
一対のフレームを対角線状に掛架する。そして、シリン
ダプラテン内に回動可能な加圧ラムと加圧シリンダを螺
合して配設し、加圧ラムを駆動源からの動力を伝達しな
がらゲートロック板を前後進させ型厚調整する。
える。 【構成】 シリンダプラテン、可動盤、固定盤からなる
型締装置であって、シリンダプラテンと固定盤間を上下
一対のフレームを対角線状に掛架する。そして、シリン
ダプラテン内に回動可能な加圧ラムと加圧シリンダを螺
合して配設し、加圧ラムを駆動源からの動力を伝達しな
がらゲートロック板を前後進させ型厚調整する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂製品の射出成形機、
金属製品のダイカストマシンや圧縮成形機、深絞プレ
ス、スタンピングマシンなどに適用される型締装置の型
厚調整装置に関するものである。
金属製品のダイカストマシンや圧縮成形機、深絞プレ
ス、スタンピングマシンなどに適用される型締装置の型
厚調整装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１２により従来装置について説明す
る。図１２において１１０はベースプレートで、ベース
プレート１１０に固定された固定ダイプレート１１２と
上方にはシリンダプラテン１１３と、その間に移動ダイ
プレート１１４および金型１１５を設け、タイバ１１６
を連通し、ナット１１７で端を係止し、他端を駆動ナッ
ト１２０で係止している。移動ダイプレート１１４は、
一端をシリンダプラテン１１３に固着し、他端のロッド
先端を移動ダイプレート１１４に係止したシリンダ１１
８によって、タイバ１１６に案内されて進退する。移動
ダイプレート１１４の反金型取付面中央部には加圧ロッ
ド１１９で形成されている。
る。図１２において１１０はベースプレートで、ベース
プレート１１０に固定された固定ダイプレート１１２と
上方にはシリンダプラテン１１３と、その間に移動ダイ
プレート１１４および金型１１５を設け、タイバ１１６
を連通し、ナット１１７で端を係止し、他端を駆動ナッ
ト１２０で係止している。移動ダイプレート１１４は、
一端をシリンダプラテン１１３に固着し、他端のロッド
先端を移動ダイプレート１１４に係止したシリンダ１１
８によって、タイバ１１６に案内されて進退する。移動
ダイプレート１１４の反金型取付面中央部には加圧ロッ
ド１１９で形成されている。
【０００３】１２１はアームで一端を回動自在にシリン
ダプラテン１１３に係止され、他端は前記加圧ロッド１
１９と型締ラム１２２との間にシリンダ１２３（図示
略）によって水平方向に回動し、後述するシリンダプラ
テン１１３および型締ラム１２２の中央部の貫通孔１２
５を塞ぐようになっている。前記アーム１２１はスプリ
ング１２４によって、常に型締ラム１２２に押圧されて
いる。
ダプラテン１１３に係止され、他端は前記加圧ロッド１
１９と型締ラム１２２との間にシリンダ１２３（図示
略）によって水平方向に回動し、後述するシリンダプラ
テン１１３および型締ラム１２２の中央部の貫通孔１２
５を塞ぐようになっている。前記アーム１２１はスプリ
ング１２４によって、常に型締ラム１２２に押圧されて
いる。
【０００４】型締ラム１２２およびシリンダプラテン１
１３の中心部は前記加圧ロッド１１９が貫通可能な貫通
孔１２５があけられている。型締ラム１２２とシリンダ
プラテン１１３で構成される油室１２６に圧油をかける
ことができるようになっている。前記シリンダプラテン
１１３のヘッド側にはタイバ１１６に螺合する型厚調整
用駆動ナット１２０を回転駆動する油圧モータ１２７が
設置されていて型厚の調整の際には前記油圧モータ１２
７に嵌合する駆動歯車１２８およびリング歯車１２９を
介して型厚調整用駆動ナット１２０の外周部に形成され
る歯形に噛み合って回動するようになっている。
１３の中心部は前記加圧ロッド１１９が貫通可能な貫通
孔１２５があけられている。型締ラム１２２とシリンダ
プラテン１１３で構成される油室１２６に圧油をかける
ことができるようになっている。前記シリンダプラテン
１１３のヘッド側にはタイバ１１６に螺合する型厚調整
用駆動ナット１２０を回転駆動する油圧モータ１２７が
設置されていて型厚の調整の際には前記油圧モータ１２
７に嵌合する駆動歯車１２８およびリング歯車１２９を
介して型厚調整用駆動ナット１２０の外周部に形成され
る歯形に噛み合って回動するようになっている。
【０００５】次に動作について説明すると、金型厚さが
変わり、型厚調整用駆動ナット１２０を回転すると、タ
イバ１１６と螺合となっているので、油圧モータ１２７
の回転方向に従って上下移動する。その後、シリンダプ
ラテン１１３の油室１２６に圧油をかけて、型締ラム１
２２をわずかな量だけ移動して型締めを行う。
変わり、型厚調整用駆動ナット１２０を回転すると、タ
イバ１１６と螺合となっているので、油圧モータ１２７
の回転方向に従って上下移動する。その後、シリンダプ
ラテン１１３の油室１２６に圧油をかけて、型締ラム１
２２をわずかな量だけ移動して型締めを行う。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
型厚調整装置では型厚調整に複数のタイバ１１６の長さ
を型厚に合せて調整しているために型厚が変化するたび
に重量の大きいシリンダプラテン１１３および移動ダイ
プレート１１４をタイバ１１６に対して移動しなければ
ならず、移動に多大な動力と時間がかかり不都合であっ
た。
型厚調整装置では型厚調整に複数のタイバ１１６の長さ
を型厚に合せて調整しているために型厚が変化するたび
に重量の大きいシリンダプラテン１１３および移動ダイ
プレート１１４をタイバ１１６に対して移動しなければ
ならず、移動に多大な動力と時間がかかり不都合であっ
た。
【０００７】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので本発明の目的は、金型交換時の型厚調整が短時
間かつ容易に行えるようにした型締装置の型厚調整装置
に関するものである。
たもので本発明の目的は、金型交換時の型厚調整が短時
間かつ容易に行えるようにした型締装置の型厚調整装置
に関するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、本発明に係る第１の発明では、固定金型
を有した固定盤と、前記固定盤に相対向して設置され軸
方向に沿って前後進して前記固定盤との相対位置を変動
可能でかつ可動金型を有した可動盤と、前記可動盤の前
記固定盤とは反対側にシリンダプラテンを設けて前記固
定盤とシリンダプラテン間の上下対角線状に一対のフレ
ームを掛架するとともに、前記可動盤を固定盤に向けて
押圧する加圧ロッドが設けられた成形機の型締装置であ
って、前記シリンダプラテンの内部に段差係合した加圧
ラムの後端部を延在して駆動源からの動力伝達を可能と
し、前記加圧ラムの内部に前記加圧ロッドを嵌挿可能に
する中空状の加圧スクリュを螺合し、前記加圧スクリュ
の前端部を加圧ロッドの嵌挿を防止する開閉自在な係合
部材を有したゲートロック板に固着して加圧ロッドの押
圧力を可動盤に伝達する前記ゲートロック板を前後進自
在に設け、また、第２の発明では加圧ラムに螺合した加
圧スクリュの前端部と前記加圧スクリュの軸芯と直交方
向に設けたゲートロック板とを継手手段を介して接続し
た。
成するために、本発明に係る第１の発明では、固定金型
を有した固定盤と、前記固定盤に相対向して設置され軸
方向に沿って前後進して前記固定盤との相対位置を変動
可能でかつ可動金型を有した可動盤と、前記可動盤の前
記固定盤とは反対側にシリンダプラテンを設けて前記固
定盤とシリンダプラテン間の上下対角線状に一対のフレ
ームを掛架するとともに、前記可動盤を固定盤に向けて
押圧する加圧ロッドが設けられた成形機の型締装置であ
って、前記シリンダプラテンの内部に段差係合した加圧
ラムの後端部を延在して駆動源からの動力伝達を可能と
し、前記加圧ラムの内部に前記加圧ロッドを嵌挿可能に
する中空状の加圧スクリュを螺合し、前記加圧スクリュ
の前端部を加圧ロッドの嵌挿を防止する開閉自在な係合
部材を有したゲートロック板に固着して加圧ロッドの押
圧力を可動盤に伝達する前記ゲートロック板を前後進自
在に設け、また、第２の発明では加圧ラムに螺合した加
圧スクリュの前端部と前記加圧スクリュの軸芯と直交方
向に設けたゲートロック板とを継手手段を介して接続し
た。
【０００９】
【作用】可動盤と固定盤との間に金型が配置され可動金
型が固定金型に当接するまで型開閉シリンダロッドを伸
張して移動させる。可動金型が固定金型に当接した状態
になると挿通孔をゲートロックで閉止し次いで型締側加
圧室に高圧の圧油を導入して加圧ロッドとゲートロック
を当接押圧して型締めを行う。可動金型は固定金型にあ
らかじめ当接されているので、加圧ロッドに対してゲー
トロック板を小ストローク（例えば数ｍｍ以下）前進す
るだけで強力な押し付け、型締めが行われる。
型が固定金型に当接するまで型開閉シリンダロッドを伸
張して移動させる。可動金型が固定金型に当接した状態
になると挿通孔をゲートロックで閉止し次いで型締側加
圧室に高圧の圧油を導入して加圧ロッドとゲートロック
を当接押圧して型締めを行う。可動金型は固定金型にあ
らかじめ当接されているので、加圧ロッドに対してゲー
トロック板を小ストローク（例えば数ｍｍ以下）前進す
るだけで強力な押し付け、型締めが行われる。
【００１０】型開きに際しては、型開側加圧室に高圧の
圧油を導入して型締めを解除し小ストローク可動金型を
後退させる。次いで、ゲートロックを傾転して挿通孔を
開放するとともに型開閉シリンダを縮退し加圧ロッドを
挿通孔を介して加圧スクリュ内に嵌挿させる。
圧油を導入して型締めを解除し小ストローク可動金型を
後退させる。次いで、ゲートロックを傾転して挿通孔を
開放するとともに型開閉シリンダを縮退し加圧ロッドを
挿通孔を介して加圧スクリュ内に嵌挿させる。
【００１１】このように、型開きに際しては、加圧ロッ
ドが加圧スクリュ内に嵌挿されるので、可動盤はシリン
ダプラテンに近接するまで移動できる。
ドが加圧スクリュ内に嵌挿されるので、可動盤はシリン
ダプラテンに近接するまで移動できる。
【００１２】型厚が変化した時はシリンダプラテン内に
段差係合した加圧ラムとの後端部に正逆回転可能な動力
駆動源からの動力を伝達可能に連接してあるので加圧ラ
ムを回動するだけでこの加圧ラムと螺合した加圧スクリ
ュを前後するだけでよく、きわめて構造が簡単となる。
段差係合した加圧ラムとの後端部に正逆回転可能な動力
駆動源からの動力を伝達可能に連接してあるので加圧ラ
ムを回動するだけでこの加圧ラムと螺合した加圧スクリ
ュを前後するだけでよく、きわめて構造が簡単となる。
【００１３】以下に本発明に係る型締装置の型厚調整装
置の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
置の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【００１４】
【実施例】図１は本発明に係る型締装置の型厚調整装置
の要部断面詳細図、図２は型締装置の一部断面正面図、
図３はフレームを一体構造とした型締装置の平面図、図
４は成形機の斜視図、図５は図３のＡ〜Ａからみた側面
図、図６は図３のＢ〜Ｂからみた側面図、図７は図３の
Ｃ〜Ｃからみたゲートロック装置の正面図、図８は型開
側加圧室に圧油を導入した型開状態を示す説明図、図９
は型締側加圧室に圧油を導入した型締状態を示す説明
図、図１０はタイバを用いた場合の型締装置の概要図、
図１１はフレームを着脱可能とした場合の型締装置の概
要図である。
の要部断面詳細図、図２は型締装置の一部断面正面図、
図３はフレームを一体構造とした型締装置の平面図、図
４は成形機の斜視図、図５は図３のＡ〜Ａからみた側面
図、図６は図３のＢ〜Ｂからみた側面図、図７は図３の
Ｃ〜Ｃからみたゲートロック装置の正面図、図８は型開
側加圧室に圧油を導入した型開状態を示す説明図、図９
は型締側加圧室に圧油を導入した型締状態を示す説明
図、図１０はタイバを用いた場合の型締装置の概要図、
図１１はフレームを着脱可能とした場合の型締装置の概
要図である。
【００１５】本発明の実施例に係る図２に示す型締装置
１０は、固定盤１２、可動盤１４、シリンダプラテン１
６、固定金型１８、可動金型２０、型厚調整装置２２お
よびゲートロック装置２３から構成される。
１０は、固定盤１２、可動盤１４、シリンダプラテン１
６、固定金型１８、可動金型２０、型厚調整装置２２お
よびゲートロック装置２３から構成される。
【００１６】固定金型１８はマシンベース２４の一端部
上に固着された固定盤１２へ取付けられており、一方、
マシンベース２４の他端部上には、前記固定盤１２と対
向して可動金型２０を取付けた可動盤１４が設けられて
いる。
上に固着された固定盤１２へ取付けられており、一方、
マシンベース２４の他端部上には、前記固定盤１２と対
向して可動金型２０を取付けた可動盤１４が設けられて
いる。
【００１７】前記可動盤１４の前記固定盤１２とは反対
側にシリンダプラテン１６が配設してある。シリンダプ
ラテン１６の両側面部分には型開閉シリンダ２６が配設
され、この型開閉シリンダ２６から延在するロッド２６
ａの先端部は可動盤１４の背面部に固着され、型開閉シ
リンダ２６への油圧の給排により可動盤１４が固定盤１
２に対してリニアガイド２８上を摺動自在に構成してい
る。
側にシリンダプラテン１６が配設してある。シリンダプ
ラテン１６の両側面部分には型開閉シリンダ２６が配設
され、この型開閉シリンダ２６から延在するロッド２６
ａの先端部は可動盤１４の背面部に固着され、型開閉シ
リンダ２６への油圧の給排により可動盤１４が固定盤１
２に対してリニアガイド２８上を摺動自在に構成してい
る。
【００１８】この型締装置１０にあっては上下に離間し
て一対の加圧ロッド３０、３２が配設されている。加圧
ロッド３０、３２の一端部は製品押出しピン（図示な
し）を多数取付けた連結板８６を挿通した後可動盤１４
の背面部（可動盤１４の固定盤１２とは反対側の面部）
にボルトなどによって取付けられている。
て一対の加圧ロッド３０、３２が配設されている。加圧
ロッド３０、３２の一端部は製品押出しピン（図示な
し）を多数取付けた連結板８６を挿通した後可動盤１４
の背面部（可動盤１４の固定盤１２とは反対側の面部）
にボルトなどによって取付けられている。
【００１９】前記シリンダプラテン１６の上下には図２
に示すように段差状の凹凸面を穿設して透孔３４（３
６）が設けられている。この透孔３４（３６）内には異
径の円筒を組合せた加圧ラム３８（４０）が装着されて
いる。
に示すように段差状の凹凸面を穿設して透孔３４（３
６）が設けられている。この透孔３４（３６）内には異
径の円筒を組合せた加圧ラム３８（４０）が装着されて
いる。
【００２０】この加圧ラム３８（４０）の長さはシリン
ダプラテン１６の幅長さより長く形成され、シリンダプ
ラテン１６の前後面間と加圧ラム３８（４０）の外周面
間にはパッキン押え４２が取付けられている。なお、パ
ッキン押え４２と加圧ラム３８（４０）の外周面間には
塵埃の浸入を防止するダストシール３９が装着されてい
る。
ダプラテン１６の幅長さより長く形成され、シリンダプ
ラテン１６の前後面間と加圧ラム３８（４０）の外周面
間にはパッキン押え４２が取付けられている。なお、パ
ッキン押え４２と加圧ラム３８（４０）の外周面間には
塵埃の浸入を防止するダストシール３９が装着されてい
る。
【００２１】シリンダプラテン１６の透孔３４（３６）
と加圧ラム３８（４０）の隙間に加圧室４６（４８）を
設けて圧油を導入し型締めまたは型開きを可能としてい
る。
と加圧ラム３８（４０）の隙間に加圧室４６（４８）を
設けて圧油を導入し型締めまたは型開きを可能としてい
る。
【００２２】図８を用いて詳述すると、加圧室４６（４
８）は型締側加圧室４６ａ（４８ａ）と型開側加圧室４
６ｂ（４８ｂ）から構成され、この加圧室４６（４８）
に適宜高圧の圧油または低圧の圧油を導入することによ
り型開き、型締め、さらに型厚調整時の加圧ラム３８
（４０）の前後進に伴い加圧ラム３８（４０）の側面部
とシリンダプラテン１６の側面部を当接状態のまま回転
させると前記当接部が焼付いて加圧ラム３８（４０）が
回動不可能にならないようになっている。符号５０はパ
ッキン、５１はＵパッキンを示す。
８）は型締側加圧室４６ａ（４８ａ）と型開側加圧室４
６ｂ（４８ｂ）から構成され、この加圧室４６（４８）
に適宜高圧の圧油または低圧の圧油を導入することによ
り型開き、型締め、さらに型厚調整時の加圧ラム３８
（４０）の前後進に伴い加圧ラム３８（４０）の側面部
とシリンダプラテン１６の側面部を当接状態のまま回転
させると前記当接部が焼付いて加圧ラム３８（４０）が
回動不可能にならないようになっている。符号５０はパ
ッキン、５１はＵパッキンを示す。
【００２３】前記加圧ラム３８（４０）外周面は断面積
Ａ1 、Ａ2 、Ａ3 （Ａ3 ＞Ａ1 ＞Ａ2 ）を有した３段の
段差形状をしており、内周面には直胴円筒の空間を有す
るとともに、例えば台形ねじが刻設され、この加圧ラム
３８（４０）の内周面に螺合して加圧ラム３８（４０）
の中心部に円筒状の加圧スクリュ５２（５４）が設けら
れている。
Ａ1 、Ａ2 、Ａ3 （Ａ3 ＞Ａ1 ＞Ａ2 ）を有した３段の
段差形状をしており、内周面には直胴円筒の空間を有す
るとともに、例えば台形ねじが刻設され、この加圧ラム
３８（４０）の内周面に螺合して加圧ラム３８（４０）
の中心部に円筒状の加圧スクリュ５２（５４）が設けら
れている。
【００２４】加圧ラム３８（４０）の内周面に刻設され
た台形ねじは、両方で異なっており、例えば上部加圧ラ
ム３８が右ねじであれば、下部加圧ラム４０は左ねじに
なるように構成されている。
た台形ねじは、両方で異なっており、例えば上部加圧ラ
ム３８が右ねじであれば、下部加圧ラム４０は左ねじに
なるように構成されている。
【００２５】透孔６６を有した加圧スクリュ５２（５
４）の一端部にはゲートロック板５６と直交方向にボル
トなどで取付けられており、加圧スクリュ５２（５４）
の他端部は自由端を形成している。
４）の一端部にはゲートロック板５６と直交方向にボル
トなどで取付けられており、加圧スクリュ５２（５４）
の他端部は自由端を形成している。
【００２６】前記加圧スクリュ５２（５４）の後端部
（反ゲートロック板５６側）には、それぞれ伝達歯車５
８（６０）が取付けられ、正逆転用の油圧モータ６２か
らの動力を第１伝達歯車６４を介して伝達歯車５８、６
０に伝えられ、加圧ラム３８、４０を相互に反対方向に
回動させゲートロック板５６を図２において左行または
右行させ得る構造となっている。
（反ゲートロック板５６側）には、それぞれ伝達歯車５
８（６０）が取付けられ、正逆転用の油圧モータ６２か
らの動力を第１伝達歯車６４を介して伝達歯車５８、６
０に伝えられ、加圧ラム３８、４０を相互に反対方向に
回動させゲートロック板５６を図２において左行または
右行させ得る構造となっている。
【００２７】前記ゲートロック板５６の上下には前記し
た加圧スクリュ５２、５４と同一内径を有した貫通孔７
０、７２が設けられており、ここに前記した加圧ラム３
８、４０が嵌挿可能になっている。
た加圧スクリュ５２、５４と同一内径を有した貫通孔７
０、７２が設けられており、ここに前記した加圧ラム３
８、４０が嵌挿可能になっている。
【００２８】ゲートロック装置２３はゲートロック板５
６、ゲートロックシリンダ６８およびゲートロック７４
から構成されている。前記ゲートロック板５６の上方端
部にはゲートロックシリンダ６８が配設され、このゲー
トロックシリンダ６８のロッド６８ａの先端部にゲート
ロック７４の一端部が回動自在に軸支されている。
６、ゲートロックシリンダ６８およびゲートロック７４
から構成されている。前記ゲートロック板５６の上方端
部にはゲートロックシリンダ６８が配設され、このゲー
トロックシリンダ６８のロッド６８ａの先端部にゲート
ロック７４の一端部が回動自在に軸支されている。
【００２９】ゲートロック７４は貫通孔７０、７２を同
時に閉塞できるように眼鏡状蓋構造をしており、ゲート
ロック７４の中心部は支軸７６で回動自在に軸支されて
いる。
時に閉塞できるように眼鏡状蓋構造をしており、ゲート
ロック７４の中心部は支軸７６で回動自在に軸支されて
いる。
【００３０】また、ゲートロックシリンダ６８の後端部
は貫通孔７０より離間した位置に回動自在に軸支されロ
ッド６８ａの伸縮によってゲートロック７４を図７に鎖
線で示す貫通孔７０の開状態から実線で示す閉状態間を
移動自在に構成されている。なお、ゲートロック７４は
本実施例のように傾転するのでなく、直進させるように
してもよい。両金型１８、２０の型開時にこの加圧ロッ
ド３０を嵌挿する加圧スクリュ５２の一端部（前端部）
がゲートロック板５６に直交状態でボルトなどで固着さ
れている。
は貫通孔７０より離間した位置に回動自在に軸支されロ
ッド６８ａの伸縮によってゲートロック７４を図７に鎖
線で示す貫通孔７０の開状態から実線で示す閉状態間を
移動自在に構成されている。なお、ゲートロック７４は
本実施例のように傾転するのでなく、直進させるように
してもよい。両金型１８、２０の型開時にこの加圧ロッ
ド３０を嵌挿する加圧スクリュ５２の一端部（前端部）
がゲートロック板５６に直交状態でボルトなどで固着さ
れている。
【００３１】本実施例の型締装置１０では、図２および
図５に示すようにシリンダプラテン１６と固定盤１２の
上下対角線状に一体構造をなすフレーム８０が配設して
ある。
図５に示すようにシリンダプラテン１６と固定盤１２の
上下対角線状に一体構造をなすフレーム８０が配設して
ある。
【００３２】前記一対のフレーム８０を上下対角線状に
設けた理由は、図４に示すように両金型１８、２０交換
を行いやすくするために大きな開口部７８を設けるため
であり、通常の金型高さｈの１．４〜１．７倍の金型高
さを有した最大金型高さＨの交換をフレーム８０を取外
すことなく可能なようになっている。
設けた理由は、図４に示すように両金型１８、２０交換
を行いやすくするために大きな開口部７８を設けるため
であり、通常の金型高さｈの１．４〜１．７倍の金型高
さを有した最大金型高さＨの交換をフレーム８０を取外
すことなく可能なようになっている。
【００３３】このように、シリンダプラテン１６と固定
盤１２間にフレーム８０を掛架して一体構成としたこと
により経年変化による剛性の低下に影響されることもな
くなる。本実施例ではフレーム８０の断面形状は例えば
矩形状を呈しているが、これに限定するものでなく、剛
性を保持できることが望ましい。
盤１２間にフレーム８０を掛架して一体構成としたこと
により経年変化による剛性の低下に影響されることもな
くなる。本実施例ではフレーム８０の断面形状は例えば
矩形状を呈しているが、これに限定するものでなく、剛
性を保持できることが望ましい。
【００３４】前記フレーム８０をシリンダプラテン１６
と固定盤１２間に掛架した一体構造としたが、これに限
定されず図７に示すように上部フレーム８０の両端部を
ボルト８７で取付けるようにしてもよい。
と固定盤１２間に掛架した一体構造としたが、これに限
定されず図７に示すように上部フレーム８０の両端部を
ボルト８７で取付けるようにしてもよい。
【００３５】図１０は本発明に係る別の実施例の型締装
置１０の型厚調整装置２２であり、１本の加圧ロッド３
０を可動盤１４の背面中央部分に取付けてある。両金型
１８、２０の型開時にこの加圧ロッド３０を嵌挿する加
圧スクリュ５２の一端部（前端部）がゲートロック板５
６に直交状態でボルトなどで固着されている。
置１０の型厚調整装置２２であり、１本の加圧ロッド３
０を可動盤１４の背面中央部分に取付けてある。両金型
１８、２０の型開時にこの加圧ロッド３０を嵌挿する加
圧スクリュ５２の一端部（前端部）がゲートロック板５
６に直交状態でボルトなどで固着されている。
【００３６】この加圧スクリュ５２は加圧ラム３８の内
周面に刻設された台形ねじと前記加圧スクリュ５２の外
周面に刻設された台形ねじに螺合されるとともに、加圧
スクリュ５２の他端部（後端部）が駆動源である油圧モ
ータ６２からの動力を第１伝達歯車６４、伝達歯車５８
を介して伝達され、油圧モータ６２の正逆回転によりゲ
ートロック板５６を前後進させ得るように構成されてい
る。なお、加圧スクリュ５２の後端部と伝達歯車５８と
はボルトなどで固着され一体動可能となっている。
周面に刻設された台形ねじと前記加圧スクリュ５２の外
周面に刻設された台形ねじに螺合されるとともに、加圧
スクリュ５２の他端部（後端部）が駆動源である油圧モ
ータ６２からの動力を第１伝達歯車６４、伝達歯車５８
を介して伝達され、油圧モータ６２の正逆回転によりゲ
ートロック板５６を前後進させ得るように構成されてい
る。なお、加圧スクリュ５２の後端部と伝達歯車５８と
はボルトなどで固着され一体動可能となっている。
【００３７】加圧ロッド３０のゲートロック板５６の挿
通孔７０への嵌挿を妨害するゲートロック７４が前記ゲ
ートロック板５６の端部に配設されたゲートロックシリ
ンダ６８のロッド６８ａの先端部に固着され、加圧ロッ
ド３０の進退方向と直交する方向に進退して挿通孔７０
の蓋体として役目を有するようになっている。
通孔７０への嵌挿を妨害するゲートロック７４が前記ゲ
ートロック板５６の端部に配設されたゲートロックシリ
ンダ６８のロッド６８ａの先端部に固着され、加圧ロッ
ド３０の進退方向と直交する方向に進退して挿通孔７０
の蓋体として役目を有するようになっている。
【００３８】また、本実施例では、シリンダプラテン１
６、可動盤１４および固定盤１２の各上下左右にタイバ
８８（合計４本）を挿通してタイバ８８の各両端部にタ
イバロックナット９０で固定してある。
６、可動盤１４および固定盤１２の各上下左右にタイバ
８８（合計４本）を挿通してタイバ８８の各両端部にタ
イバロックナット９０で固定してある。
【００３９】本発明では、固定盤１２の前記可動盤１４
とは反対側に射出装置９２が配設されている。この射出
装置９２は射出シリンダ９４、射出スリーブ９６から構
成され、図１に示すように固定盤１２と一体構成にされ
た射出フレーム９８が配設され、全体として中空の構造
を有する。
とは反対側に射出装置９２が配設されている。この射出
装置９２は射出シリンダ９４、射出スリーブ９６から構
成され、図１に示すように固定盤１２と一体構成にされ
た射出フレーム９８が配設され、全体として中空の構造
を有する。
【００４０】射出フレーム９８の後縁に射出シリンダ９
４が固定されており、比較的薄く構成した固定盤１２に
射出スリーブ９６が取付けられている。符号１００は射
出スリーブ９６に設けられた給湯口である。
４が固定されており、比較的薄く構成した固定盤１２に
射出スリーブ９６が取付けられている。符号１００は射
出スリーブ９６に設けられた給湯口である。
【００４１】本発明では、射出フレーム９８は固定盤１
２と一体構造であるため、ボルトなどによる固定盤１２
への取付け作業が必要でなく、射出シリンダ９４を取付
ける場合の芯出しのみが必要で、従来のような射出フレ
ーム９８を固定盤１２へ取付ける時のような芯出し作業
は全く不要となる。
２と一体構造であるため、ボルトなどによる固定盤１２
への取付け作業が必要でなく、射出シリンダ９４を取付
ける場合の芯出しのみが必要で、従来のような射出フレ
ーム９８を固定盤１２へ取付ける時のような芯出し作業
は全く不要となる。
【００４２】一方、射出フレーム９８の側面には溶湯供
給用の開口部１０２が形成してある。
給用の開口部１０２が形成してある。
【００４３】上記構成の成形機の型締装置１０の作動を
説明する。
説明する。
【００４４】固定金型１８と可動金型２０が型開してお
り、この状態から型締めを行う時、型開閉シリンダ２６
に圧油を導入して型開閉シリンダ２６のストロークによ
り可動盤１４を前進させ、固定金型１８と可動金型２０
とを漸近させる。
り、この状態から型締めを行う時、型開閉シリンダ２６
に圧油を導入して型開閉シリンダ２６のストロークによ
り可動盤１４を前進させ、固定金型１８と可動金型２０
とを漸近させる。
【００４５】固定金型１８と可動金型２０が当接すると
ゲートロックシリンダ６８を作動させロッド６８ａを伸
張するとゲートロック７４は図６の貫通孔７０の開状態
を示す鎖線から、ゲートロックシリンダ６８によって貫
通孔７０が閉鎖された状態を示す実線へ移動し、加圧ロ
ッド３０（３２）が加圧スクリュ５２（５４）へ導入さ
れるのを防止するとともに加圧ロッド３０（３２）の先
端がゲートロック７４の直近で停止される。
ゲートロックシリンダ６８を作動させロッド６８ａを伸
張するとゲートロック７４は図６の貫通孔７０の開状態
を示す鎖線から、ゲートロックシリンダ６８によって貫
通孔７０が閉鎖された状態を示す実線へ移動し、加圧ロ
ッド３０（３２）が加圧スクリュ５２（５４）へ導入さ
れるのを防止するとともに加圧ロッド３０（３２）の先
端がゲートロック７４の直近で停止される。
【００４６】この状態下で図９に示す型締側加圧室４６
ａに例えば２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 の高圧の圧油を導入す
ると、この時の両金型１８、２０の型締力は（Ａ3 −Ａ
1 ）×２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 となり加圧ラム３８が図中
右行（ゲートロック板５６が右行）し型締めが行われ
る。
ａに例えば２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 の高圧の圧油を導入す
ると、この時の両金型１８、２０の型締力は（Ａ3 −Ａ
1 ）×２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 となり加圧ラム３８が図中
右行（ゲートロック板５６が右行）し型締めが行われ
る。
【００４７】型締め完了後射出スリーブ９６内に給湯さ
れた溶湯は金型のキャビティ（図示なし）内に充填さ
れ、冷却される。
れた溶湯は金型のキャビティ（図示なし）内に充填さ
れ、冷却される。
【００４８】冷却された製品の取出しは、次のように行
われる。図８に示すようにまず、型開側加圧室４６ｂに
例えば２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 の高圧の圧油を導入する
と、この時の両金型１８、２０の型開力は（Ａ1 −Ａ2
）×２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 となり、可動金型２０が若
干（例えば２〜３ｍｍ）後退し型締めが解除される。
われる。図８に示すようにまず、型開側加圧室４６ｂに
例えば２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 の高圧の圧油を導入する
と、この時の両金型１８、２０の型開力は（Ａ1 −Ａ2
）×２１０ｋｇｆ／ｃｍ2 となり、可動金型２０が若
干（例えば２〜３ｍｍ）後退し型締めが解除される。
【００４９】この後、ゲートロックシリンダ６８を作動
してゲートロック７４を傾転し貫通孔７０（７２）を開
放するのである。次いで、型開閉シリンダ２６を作動さ
せ可動盤１４を後退させ型開きを行うと加圧ロッド３０
（３２）は加圧スクリュ５２（５４）内に嵌挿され、可
動盤１４は所定の位置で停止するのである。
してゲートロック７４を傾転し貫通孔７０（７２）を開
放するのである。次いで、型開閉シリンダ２６を作動さ
せ可動盤１４を後退させ型開きを行うと加圧ロッド３０
（３２）は加圧スクリュ５２（５４）内に嵌挿され、可
動盤１４は所定の位置で停止するのである。
【００５０】次に製品形状の変更により、固定金型１８
および可動金型２０を交換したい場合には、両金型１
８、２０のサイズが変わりこのため型厚が変化すること
がある。
および可動金型２０を交換したい場合には、両金型１
８、２０のサイズが変わりこのため型厚が変化すること
がある。
【００５１】このため型厚（両金型１８、２０の合計の
型厚寸法）が例えば現在取付けられている型厚より大き
くなると、油圧モータ６２を所定の回転方向に回転させ
ると第１伝達歯車６４が回動し、この第１伝達歯車６４
に動力伝達されて伝達歯車５８が例えば右回りに回動す
る。
型厚寸法）が例えば現在取付けられている型厚より大き
くなると、油圧モータ６２を所定の回転方向に回転させ
ると第１伝達歯車６４が回動し、この第１伝達歯車６４
に動力伝達されて伝達歯車５８が例えば右回りに回動す
る。
【００５２】さらに、伝達歯車５８から動力伝達された
伝達歯車６０が例えば伝達歯車５８とは反対側の左回り
に回動する。
伝達歯車６０が例えば伝達歯車５８とは反対側の左回り
に回動する。
【００５３】このように、伝達歯車５８、６０のそれぞ
れの回動により加圧ラム３８（４０）を介して加圧スク
リュ５２（５４）が図２において所定の位置まで左行
し、型厚を大きくすることができる。
れの回動により加圧ラム３８（４０）を介して加圧スク
リュ５２（５４）が図２において所定の位置まで左行
し、型厚を大きくすることができる。
【００５４】逆に型厚が小さくなった場合は、前述した
油圧モータ６２の回転方向とは逆方向に回転すると加圧
スクリュ５２（５４）が図２において所定の位置まで右
行し、小さくなった型厚に適合できるのである。
油圧モータ６２の回転方向とは逆方向に回転すると加圧
スクリュ５２（５４）が図２において所定の位置まで右
行し、小さくなった型厚に適合できるのである。
【００５５】また、型厚調整時中は型開側加圧室４６ｂ
へ低圧（例えば３０ｋｇ／ｃｍ2 ）の圧油を導入すると
（Ａ1 −Ａ2 ）×３０ｋｇ／ｃｍ2 の型開力が生じるた
め加圧ラム３８（４０）の側面部とシリンダプラテン１
６の側面部とが当接することがなくなるため加圧ラム３
８（４０）を回動しても焼付けによる損傷は防止でき
る。
へ低圧（例えば３０ｋｇ／ｃｍ2 ）の圧油を導入すると
（Ａ1 −Ａ2 ）×３０ｋｇ／ｃｍ2 の型開力が生じるた
め加圧ラム３８（４０）の側面部とシリンダプラテン１
６の側面部とが当接することがなくなるため加圧ラム３
８（４０）を回動しても焼付けによる損傷は防止でき
る。
【００５６】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明に係る第１の発明では、固定金型を有した固
定盤と、前記固定盤に相対向して設置され軸方向に沿っ
て前後進して前記固定盤との相対位置を変動可能でかつ
可動金型を有した可動盤と、前記可動盤の前記固定盤と
は反対側にシリンダプラテンを設けて前記固定盤とシリ
ンダプラテン間の上下対角線状に一対のフレームを掛架
するとともに、前記可動盤を固定盤に向けて押圧する加
圧ロッドが設けられた成形機の型締装置であって、前記
シリンダプラテンの内部に段差係合した加圧ラムの後端
部を延在して駆動源からの動力伝達を可能とし、前記加
圧ラムの内部に前記加圧ロッドを嵌挿可能にする中空状
の加圧スクリュを螺合し、前記加圧スクリュの前端部を
加圧ロッドの嵌挿を防止する開閉自在な係合部材を有し
たゲートロック板に固着して加圧ロッドの押圧力を可動
盤に伝達する前記ゲートロック板を前後進自在に設けた
ことにより回動駆動源からの動力伝達により加圧スクリ
ュを適宜正逆回転させることにより、ゲートロック板の
位置が容易にでき、さらに構造をきわめて簡単にでき
る。
に、本発明に係る第１の発明では、固定金型を有した固
定盤と、前記固定盤に相対向して設置され軸方向に沿っ
て前後進して前記固定盤との相対位置を変動可能でかつ
可動金型を有した可動盤と、前記可動盤の前記固定盤と
は反対側にシリンダプラテンを設けて前記固定盤とシリ
ンダプラテン間の上下対角線状に一対のフレームを掛架
するとともに、前記可動盤を固定盤に向けて押圧する加
圧ロッドが設けられた成形機の型締装置であって、前記
シリンダプラテンの内部に段差係合した加圧ラムの後端
部を延在して駆動源からの動力伝達を可能とし、前記加
圧ラムの内部に前記加圧ロッドを嵌挿可能にする中空状
の加圧スクリュを螺合し、前記加圧スクリュの前端部を
加圧ロッドの嵌挿を防止する開閉自在な係合部材を有し
たゲートロック板に固着して加圧ロッドの押圧力を可動
盤に伝達する前記ゲートロック板を前後進自在に設けた
ことにより回動駆動源からの動力伝達により加圧スクリ
ュを適宜正逆回転させることにより、ゲートロック板の
位置が容易にでき、さらに構造をきわめて簡単にでき
る。
【００５７】また、第２の発明では、加圧ラムに螺合し
た加圧スクリュの前端部と前記加圧スクリュの軸芯と直
交方向に設けたゲートロック板とを継手手段を介して接
続したことにより、これら加圧ラムと加圧スクリュのセ
ットを複数個配設すれば加圧スクリュの廻り止めを新た
に設けることが不要となり、構造がさらに簡単となる。
た加圧スクリュの前端部と前記加圧スクリュの軸芯と直
交方向に設けたゲートロック板とを継手手段を介して接
続したことにより、これら加圧ラムと加圧スクリュのセ
ットを複数個配設すれば加圧スクリュの廻り止めを新た
に設けることが不要となり、構造がさらに簡単となる。
【図１】本発明に係る型締装置の型厚調整装置の要部断
面詳細図である。
面詳細図である。
【図２】型締装置の一部断面正面図である。
【図３】フレームを一体構造とした型締装置の平面図で
ある。
ある。
【図４】成形機の斜視図である。
【図５】図３のＡ〜Ａからみた側面図である。
【図６】図３のＢ〜Ｂからみた側面図である。
【図７】図３のＣ〜Ｃからみたゲートロック装置の正面
図である。
図である。
【図８】型開側加圧室に圧油を導入した型開状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図９】型締側加圧室に圧油を導入した型締状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図１０】タイバを用いた場合の型締装置の概要図であ
る。
る。
【図１１】フレームを着脱可能とした場合の型締装置の
概要図である。
概要図である。
【図１２】従来の型締装置の型厚調整装置である。
１０ 型締装置 １２ 固定盤 １４ 可動盤 １６ シリンダプラテン １８ 固定金型 ２０ 可動金型 ２２ 型厚調整装置 ２３ ゲートロック装置 ２６ 型開閉シリンダ ２８ リニアガイド ３０、３２ 加圧ロッド ３４（３６） 透孔 ３８（４０） 加圧ラム ３９ ダストシール ４２、４４ パッキン押え ４６（４８） 加圧室 ４６ａ（４８ａ） 型締側加圧室 ４６ｂ（４８ｂ） 型開側加圧室 ５０ パッキン ５１ Ｕパッキン ５２（５４） 加圧スクリュ ５６ ゲートロック板 ５８、６０ 伝達歯車 ６２ 油圧モータ ６４ 第１伝達歯車 ６６ 透孔 ６８ ゲートロックシリンダ ７０（７２） 貫通孔 ７４ ゲートロック ７６ 支軸 ７８ 開口部 ８０ フレーム ８４ 製品押出しピン ８６ 連結板 ８８ タイバ ９２ 射出装置 ９４ 射出シリンダ ９６ 射出スリーブ ９８ 射出フレーム １００ 給湯口 １０２ 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ３０Ｂ 1/32 Ｂ３０Ｂ 1/32 Ｆ 15/06 15/06 Ｄ
Claims (2)
- 【請求項１】 固定金型を有した固定盤と、前記固定盤
に相対向して設置され軸方向に沿って前後進して前記固
定盤との相対位置を変動可能でかつ可動金型を有した可
動盤と、前記可動盤の前記固定盤とは反対側にシリンダ
プラテンを設けて前記固定盤とシリンダプラテン間の上
下対角線状に一対のフレームを掛架するとともに、前記
可動盤を固定盤に向けて押圧する加圧ロッドが設けられ
た成形機の型締装置であって、前記シリンダプラテンの
内部に段差係合した加圧ラムの後端部を延在して駆動源
からの動力伝達を可能とし、前記加圧ラムの内部に前記
加圧ロッドを嵌挿可能にする中空状の加圧スクリュを螺
合し、前記加圧スクリュの前端部を加圧ロッドの嵌挿を
防止する開閉自在な係合部材を有したゲートロック板に
固着して加圧ロッドの押圧力を可動盤に伝達する前記ゲ
ートロック板を前後進自在に設けたことを特徴とする型
締装置の型厚調整装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の加圧ラムに螺合した加圧
スクリュの前端部と前記加圧スクリュの軸芯と直交方向
に設けたゲートロック板とを継手手段を介して接続した
ことを特徴とする型締装置の型厚調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2967195A JPH08215826A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 型締装置の型厚調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2967195A JPH08215826A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 型締装置の型厚調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215826A true JPH08215826A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12282584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2967195A Pending JPH08215826A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 型締装置の型厚調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08215826A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009053036A1 (de) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Zhafir Plastics Machinery Gmbh | Spritzeinheit mit einem kräfteaufnehmenden geschlossenen system |
| DE102007050689B4 (de) * | 2007-10-22 | 2014-10-30 | Zhafir Plastics Machinery Gmbh | Spritzgießmaschine mit einem kräfteaufnehmenden geschlossenen System und Schließeinheit für eine Spritzgießmaschine |
| CN109663897A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-04-23 | 深圳领威科技有限公司 | 一种d型压射头板及包含其的压铸机 |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP2967195A patent/JPH08215826A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009053036A1 (de) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Zhafir Plastics Machinery Gmbh | Spritzeinheit mit einem kräfteaufnehmenden geschlossenen system |
| WO2009053035A1 (de) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Zhafir Plastics Machinery Gmbh | Spritzgiessmaschine mit einem kräfteaufnehmenden geschlossenen system |
| CN101903156A (zh) * | 2007-10-22 | 2010-12-01 | 扎菲尔塑料机械有限责任公司 | 具有接收力的闭合***的注射成型机 |
| JP2011500380A (ja) * | 2007-10-22 | 2011-01-06 | ザフィア プラスティクス マシーナリー ゲーエムベーハー | 力を吸収する閉じた系を有する射出成形機 |
| JP2011501709A (ja) * | 2007-10-22 | 2011-01-13 | ザフィア プラスティクス マシーナリー ゲーエムベーハー | 力を吸収する閉じた系を有する射出装置 |
| DE102007050689B4 (de) * | 2007-10-22 | 2014-10-30 | Zhafir Plastics Machinery Gmbh | Spritzgießmaschine mit einem kräfteaufnehmenden geschlossenen System und Schließeinheit für eine Spritzgießmaschine |
| CN109663897A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-04-23 | 深圳领威科技有限公司 | 一种d型压射头板及包含其的压铸机 |
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