JPH02164502A - プレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、位置固定のプレートと、該プレートに対して
接近運動及び離反運動可能な可動のプレートとを備えた
プレス、特に射出成形機であって、この場合可動のプレ
ートが互いに平行に配置された複数の保持兼案内コラム
に沿って摺動可能であり、さらに支持プレートが設けら
れていて、該支持プレートと位置固定のプレートとが保
持兼案内コラムの端部範囲に配置されており、位置固定
のプレートと可動のプレートとが互いに向かい合った側
に工具を保持している形式のものに関する。本発明は特
に、水平な軸を備えた射出成形機に関する。

従来の技術 このような形式のプレスは位置固定のプレートと可動の
プレートとを有しており、両プレートは互いに向かい合
った側に工具、特にダイ部分又は型部分又は型半部を保
持している。上記形式のプレスはさらに支持プレートを
有している。可動のプレートは互いに平行に配置された
複数の保持兼案内コラムに沿って、位置固定のプレート
に対して接近方向及び離反方向に摺動可能であり、この
場合対応する工具部分もしくは工具半部は互いに係合・
解離させられる。

可動のプレートがそれに沿って摺動する保持兼案内コラ
ムの数は、少なくとも２つである。

このようなプレスもしくは射出成形機は種々様々な対象
物を製造するために使用されるので１つの対象物の製造
終了後に別の対象物の製造を行うのに、相応な工具例え
ばダイ部分、型部分もしくは型半部を交換しなくてはな
らない公知のプレスではこれは極めて複雑で時間のかか
る作業であり、ダイ又は型が大きければ大きいほど、こ
の作業は大変になる。

プレスにおけるダイ又は型の交換のために必要な時間を
著しく減じることのできるプレスもしくは射出成形機は
既に公知である。このプレスはＤＥ−Ｏ５３５０５８７
０に記載されていて、冒頭に述べた形式の特徴を有して
いる。

この公知のプレスでは、プレスにおいて与えられたダイ
ユニットを形成する２つのダイ部分が、それぞれ所属の
補助保持プレートに配置されており、この補助保持プレ
ート自体はプレスの位置固定のプレートと可動のプレー
トとに油圧ユニットの操作によって簡単に取り付けられ
ている。この補助保持プレートを介して、相応な工具の
迅速な着脱が可能である。しかしながらこの構成では、
工具の交換時に保持兼案内コラムの位置が不変なので、
交換のために利用できる空間はコラムの配置によって制
限されている。特にこの場合、コラム間隔よりも大きな
寸法を有する工具を取り付けることはできない。

発明の課題 ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式のプレス、特
に射出成形機を改良して、工具の交換、特に、コラム間
隔よりも大きな寸法を有する工具の取付けを、極めて容
易にかつ短時間で行うことができるプレスを提供するこ
とであるこの場合特に、相応な工具交換を実施するため
に大きなスペースを利用できることが望ましい 課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では冒頭に述べ
た形式のプレスにおいて、少なくとも１つの保持兼案内
コラムがコラムナツトで位置固定のプレートに螺合され
ており、コラムナツトをコラムから外して隣接したエレ
メントに螺合させる回転装置が設けられており、コラム
とコラムナツトとを位置固定のプレートに押し付ける第
１の緊定装置が設けられており、コラムを支持プレート
に押し付ける第２の緊定装置が設けられており、コラム
ナツトをコラムから外して、コラムと位置固定のプレー
ト及び支持フレートとの緊定を解除した後で、コラムを
軸方向に慴動させるシフト装置が設けられている。

発明の効果 保持兼案内コラムの位置が変わらない公知の構成とは異
なり、本発明による構成では、少なくとも１つの保持兼
案内コラムが、工具取付けのために必要なスペースが得
られるまで軸方向に摺動可能である。これによって、機
械の内幅よりも大きな工具、例えばシリンダの突出した
取付は工具を取り付けることが可能になる。もちろん、
機械の内幅（コラム間隔）よりも小さな寸法の工具を取
り付けることも可能であり、この場合、特に大きなスペ
ースを利用できるので、工具取付は作業は特に間車かつ
容易に行うことができる。従って、本発明のように構成
されていることによって、極め−〔迅速な工具交換を実
施することができ、この結果機械の停止時間を著しく減
じることができる。

本発明の機械にはさらに次のような利点もある。すなわ
ち本発明によるプレスではスイッチ等の操作によるその
都度の運転操作を除けば、自動的に実施されるので、例
えば固定手段の弛緩作業、調整動作、交換動作のような
、手による動作を省くことができる。

本発明による構成は、プレスもしくは射出成形装置の少
なくとも１つのコラムを位置固定のプレート及び支持プ
レートと堅く結合するのではなく、両プレートと緊定す
るという思想を出発点としており、これによって一方で
は、実施される作業動作による相応の負荷を計算に入れ
た結合が達成され、かつ他方では、工具交換を実施した
い場合に結合を迅速に解離することができる。緊定は位
置固定のプレート及び支持プレート・において行われる
ので、各コラムの両路端範囲が緊定される。

コラム自体はねじ山付区分を有していて、コラムナツト
と螺合されており、この場合コラムナツトは位置固定の
プレートに後ろから係合する。コラムは反対側の端部に
有利には、支持プレートとに後から係合するヘッドを有
している。従ってコラムナツトの引締めによってコラム
は支持プレートと位置固定のプレートとの間において緊
定される。これに加えて、別の緊定装置が支持プレート
及び位置固定のプレートに設けられており、これらの緊
定装置は、生じる工具開放力を伝達するのに必要である
。

付加的な緊定装置は、コラム及びコラムナツトを位置固
定のプレートに押し付ける第１の緊定装置と、コラムを
支持プレートに押し付ける第２の緊定装置とから成って
いる。これらの緊定装置は迅速に解除可能でないので、
コラムはナツトを外して緊定装置を解除した後で、シフ
ト装置を用いて、工具交換のために必要なスペースが得
られるまで、位置固定のプレートと支持プレートとを通
して軸方向に摺動させることができる。このコラムの摺
動距離は有利には、最大摺動到達時にシフト装置を停止
制御するリミットスイッチによって制限される。

コラムのねじ山付区分からコラムナツトを外すために、
本発明によるプレスは回転装置を有している。この回転
装置は有利には歯車電動機を有しており、この歯車電動
機は、外周に歯列を備えたコラムナツトを駆動する。コ
ラムナツトの解離時に該コラムナツトはコラムから、該
コラムに対して同心的に配置されたねじ山付スリーブの
雄ねじ山に螺合される。その都度の終端位置はリミット
スイッチによって監視される。ねじ山付スリーブは、コ
ラムの端面に配置されたケーシングに堅く支承されてい
る。

本発明の別の構成では、第１の緊定装置が、コラｌ、の
端面と係合可能なピンを有していて、該ピンがシリンダ
を用いてコラムの端面に押圧可能である。このピンは有
利には軸方向摺動可能にねじ山付スリーブに配置されて
いいる。ピンの後端面にシリンダから押圧力が加えられ
ると、ピンの前端面ばコラムの端面に押し付けられ、こ
の結果コラムは螺合しているコラムナツトを介して、位
置固定のプレート（不動の工具緊定グレート）としっか
りと緊定される。ピンの内面における圧力軽減時に緊定
は解除される慴２の緊定装置は有利には同様に、コラム
ヘッドと直接協働するピストンロッドを備えたシリンダ
を有している。両シリンダ（油圧シリンダ）は有利には
くさび状のビストンロッドヲ有していて、該ピストンロ
ッドはピンもしくはコラムヘッドにおける対応斜面と協
働する。このように構成されたくさび緊定エレメントに
よってコラムは簡単かつ確実に緊定され、そしてこの緊
定は、シリンダにおけるピストンを逆方向に負荷するこ
とによって極めて迅速かつ簡単に解除することができる
。

既に述べたように、本発明によるプレスもしくは射出成
形機はさらにシフト装置を有しており、このシフト装置
によって、コラムからコラムナツトを外して位置固定の
プレート及び支持プレートとコラムとの緊定を解除した
後で、コラムを軸方向にシフトさせることができる。こ
のシフト装置は有利には同様にシリンダ（油圧シリンダ
）を有しており、このンリングのピストンロッドはコラ
ムヘッドと係合している。ピストンロッドの走出によっ
てコラムは位置固定のプレート及び支持プレートを貫い
て軸方向に引張られ、この結果、ｉｗの内幅よりも大き
な工具の取付けもしくは変換のために必要なスペースが
得られる。コラムの終端位置は相応なりミツトスイッチ
によって監視され、このリミットスイッチは終端位置到
達時にシリンダの作動を停止させる。

実施例 次に図面につき本発明の詳細な説明する。

第１図に示された射出成形機は、水平な軸を備えた射出
成形機である。そして第１図では、本発明の説明にとっ
て必要な機械部分だけが縦断面図で示されている。

図面かられかるように、射出成形機は位置固定のプレー
ト９（不動の工具緊定プレート）と可動のプレート１５
（可動の工具緊定プレート）と支持プレート１１とを有
している。可動のプレート１５は、保持兼案内コラム３
（図面メこはそのうちの１つだけが示されている）に沿
って往復動可能である。可動のプレー１−１５が位置固
定のプレート９に向かって移動すると、両方のプレート
に位置する工具（ダイ部分、型部分もしくは相応な半部
）が互いに接近するのに対し、て、図面で見て左に向か
って可動のプレート１５が移動した場合には工具は互い
に離れる図示の射出成形機において工具の迅速かつ快適
な交換を可能にするため、もしくは２つのコラムの間の
間隔を上回る寸法を備えた工具の取付けを可能にするた
めに、少なくとも１つのコラムが図示の形式で配置され
かつ構成されており、この結果コラム３は、相応な工具
を取り付けるのに十分な空間が得られるほど、図面で見
て左に向かって移動することができる。引き出された状
態におけるコラムの相応な位置は図面に１点鎖線で示さ
れている。

図示されたコラム３は図面で見て左側の端部にコラムヘ
ッド１０をかつ右側の端部にねじ山区分を有′しており
、このねじ山区分はコラムナラ）−１と螺合している。

図面かられかるように図示の位置ではコラムヘッド１０
及びコラムナラ）１はそれぞれ支持プレー１−１１及び
不動のプレート９の、可動のプレート１５とは反対側の
面に接触している。従ってコラムナツトｌの引締めによ
って既に両プレート９．１１とのコラムのある程度の緊
定効果が達成される。

生じる工具開放力を伝達するためには、しかしながら別
の緊定手段を設けることが必要である。これは図示の実
施例では第１及び第２の緊定装置によって達成され、両
緊定装置は位置固定のプレート９及び支持グレート１１
と協働して、コラムと両プレートとを緊定させる。第１
の緊定装置はこの場合コラム３に対して同軸的に配置さ
れたピン７を有しており、このピンのコラムとは反対側
の端面には斜面が設けられている。この斜面とは、シリ
ンダ８（油圧シリンダ）のピストンロッドに配置された
斜面が協働する。従ってシリンダ８からのピストンの走
出時に、ピン７は両斜面の接触摺動によってコラム３の
端面に押し付けられる。ピストンがシリンダ８内に走入
すると、押圧動作は解除される。

第２の緊定装置はシリンダ１２を有していてこのシリン
ダのピストンロッドは同様に、コラムヘッド１０におけ
る斜面と直接協働する斜面を有している。相応な形式で
、ピストンの走出時には両斜面の接触摺動によってコラ
ムヘッドはしっかりと支持プレート１１に押し付けられ
る。第１の緊定装置ではピン７がコラムの端面に作用し
、つまりコラムとコラムナツトとの間の螺合を介してコ
ラムナット１は不動のプレート９に押し付けられる。

コラムナツトｌの引締め時、そしてコラムと位置固定の
プレート９及び支持グレートｌｌとの相応な緊定時には
、射出成形機はその通常運転を実施することができる。

別の工具を取り付けたい場合には、コラム３は図面に１
点鎖線で示された位置に移動させられる。このためにコ
ラムナツト■はコラムから螺合を外されて、該コラムに
対して同軸的に配置された雄ねじ山を備えたねじ山付ス
リーブ５に螺合される。このねじ山付スリーブはケーシ
ング４に堅く支承されている。螺合の解除は、コラムナ
ツトｌの外側に配置された歯列と協働する歯車電動機２
を用いて行われる。上述のピン７はねじ山付スリーブ５
を貫いて軸方向慴動可能に延びている。図面にはコラム
ナツトｌの螺合解除された位置が１点鎖線で示されてい
るコラムナツトｌがコラム３から外されて、図示の位置
に移動させられ、コラムと不動のプレート９及び支持プ
レート１１との緊定カシ各シリンダ８．１２のピストン
の引戻しによって解離された後で、コラムの引張り動作
を開始することができる。引張り装置としては油圧シリ
ンダ１４が働く、この油圧シリンダのピストンロッドは
適当な形式でコラムヘッド１０と係合している。ピスト
ンロッドの走出によってコラムヘッドひいてはコラムが
図面の左に向かって移動させられる（１点鎖線参照）。

この運動は、工具の相応な取外しもし７くは取付けのた
めの十分な空間が得られるまで続けられる。

図面かられかるように、コラム及びコラムナツトの運動
を制限するリミットスイッチ６、　１６．１３が設けら
れている。こられのりミツトスイッチは、その都度所望
の終端位置が得られた場合に、シリンダ並びに歯車電動
機を停止させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による射出成形機の一部を示す縦断面図
である。 ｌ・・・コラムナツト、２・・・歯車電動機、３・・・
保持兼案内コラム、４・・・ケーシング、５・・・ねじ
山付スリーブ、６，１３．１６・・・リミットスイッチ
、７・・・ピン、８・・・シリンダ、９・・・位置固定
のプレート、１０・・・コラムヘッド、１１・・・支持
プレート、１２・・・シリンダ、１４・・−油圧シリン
ダ１５・・・可動のプレート

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、位置固定のプレートと、該プレートに対して接近運
   動及び離反運動可能な可動のプレートとを備えたプレス
   であって、この場合可動のプレートが互いに平行に配置
   された複数の保持兼案内コラムに沿って摺動可能であり
   、さらに支持プレートが設けられていて、該支持プレー
   トと位置固定のプレートとが保持兼案内コラムの端部範
   囲に配置されており、位置固定のプレートと可動のプレ
   ートとが互いに向かい合った側に工具を保持している形
   式のものにおいて、 少なくとも１つの保持兼案内コラム（３） がコラムナット（１）で位置固定のプレート（９）に螺
   合されており、 コラムナット（１）をコラム（３）から外 して隣接したエレメント（５）に螺合させる回転装置が
   設けられており、 コラム（３）とコラムナット（１）とを位 置固定のプレート（９）に押し付ける第１の緊定装置が
   設けられており、 コラム（３）を支持プレート（１１）に押 し付ける第２の緊定装置が設けられており、コラムナッ
   ト（１）をコラム（３）から外 して、コラムと位置固定のプレート（９）及び支持プレ
   ート（１１）との緊定を解除した後で、コラム（３）を
   軸方向に摺動させるシフト装置（１４）が設けられてい
   る ことを特徴とするプレス。 ２、保持兼案内コラム（３）が、支持プレート（１１）
   の、可動のプレート（１５）とは反対側の面と係合可能
   なヘッド（１０）を有している、請求項１記載のプレス
   。 ３、コラムナット（１）がコラム（３）のねじ山付区分
   と螺合していて、位置固定のプレート（９）の、可動の
   プレート（１５）とは反対側の面と係合可能である、請
   求項１又は２記載のプレス。 ４、コラムナット（１）が回転装置を用いて、コラム（
   ３）に対して同軸的に配置されたねじ山付ブシュ（５）
   に螺合可能である、請求項１から３までのいずれか１項
   記載のプレス５、回転装置が歯車電動機（２）を有して
   いる、請求項１から４までのいずれか１項記載のプレス
   。 ６、第１の緊定装置が、コラム（３）の端面と係合可能
   なピン（７）を有していて、該ピンがシリンダ（８）を
   用いてコラムの端面に押圧可能である。請求項１から５
   までのいずれか１項記載のプレス。 ７、ピン（７）が軸方向摺動可能にねじ山付スリーブ（
   ５）に配置されている、請求項６記載のプレス。 ８、第２の緊定装置が、コラムヘッド（１０）と協働す
   るピストンロッドを備えたシリンダ（１２）を有してい
   る、請求項１から７までのいずれか１項記載のプレス。 ９、シリンダ（８、１２）が、ピン（７）もしくはコラ
   ムヘッド（１０）における対応斜面と協働するくさび形
   のピストンロッドを有している、請求項７又は８記載の
   プレス。 １０、シフト装置（１４）が、支持プレートに位置する
   コラム端部と係合しているピストンロッドを備えたシリ
   ンダを有している、請求項１から９までのいずれか１項
   記載のプレス。