JPH08212523A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08212523A
JPH08212523A JP7043521A JP4352195A JPH08212523A JP H08212523 A JPH08212523 A JP H08212523A JP 7043521 A JP7043521 A JP 7043521A JP 4352195 A JP4352195 A JP 4352195A JP H08212523 A JPH08212523 A JP H08212523A
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JP
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atf
signal
clog
frequency component
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JP7043521A
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Hideaki Miyahara
秀彰 宮原
Jun Watanabe
純 渡辺
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • G11B5/00813—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドクロッグを判別し、ヘッドクリーニン
グを自動で行う。 【構成】 ＡＴＦエラー演算器１では、再生ＲＦ信号か
らＡＴＦエラー信号を生成し、Ａ／Ｄ変換器を介して、
ＡＴＦ判別部４へ供給される。ＡＴＦ判別部４では、Ａ
ＴＦ成分の有無が判別され、クロッグ判別処理部５へ供
給される。クロッグ判別処理部５では、ＡＴＦ成分が有
り、ＲＦ判別部９から供給されるＲＦ信号が無い場合、
ヘッドクロッグと判別し、クリーニング処理制御１１に
基づきモータドライバー１４がローディングモータ１６
を制御し、ヘッドクリーニング機構１７を動作させるこ
とにより、ヘッドクリーニングが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ヘッドを用いる
記録再生装置、特にヘッドクロッグを検出し、それに基
づいてヘッドクリーニングを自動的に行う、または状態
表示を行うための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のヘッドクリーニングの手法として
は、磁気テープを回転ヘッド型ドラムに巻きつける動作
を行う際にヘッドクリーナを一定時間動作させて磁気ヘ
ッドに接触させることでヘッドの汚れの有無に関わらず
クリーニングを行いヘッドクロッグ（ヘッドの目詰ま
り）に依る不良の頻度を低減する。また、他の手法とし
ては、ビデオカメラレコーダで用いられた記録動作直後
の一時停止もしくは記録解除を行ったときにそれまで記
録されてきたはずの部分を再生して信号の有無を検出す
ることによって磁気ヘッドの異常の有無を判定して使用
者に警告を表示するものなどが実用化されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合、磁気ヘッドの状態をまったく把握しないため、磁
気テープの出し入れを行わない限りヘッドクリーニング
が行われることはなかった。また、手動のヘッドクリー
ニングボタンが実用化されているが、ビデオテープレコ
ーダ（ＶＴＲ）に予約録画機能がある場合、ユーザがそ
の場に居ないために手動では、対処できない問題があっ
た。さらに、後者の場合、記録後でなければヘッドクロ
ッグか否かの判別ができなかったため、せっかく警告表
示を行っても記録済みテープを再生する場合において、
ヘッドクロッグの判別はできなかった。
【０００４】従って、この発明の目的は、ヘッドの異常
の有無を検出でき、ヘッドクリーニングを自動化する、
また状態表示を行うことができる磁気記録再生装置を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気ヘッド
により記録媒体に対して情報信号が記録再生される磁気
記録再生装置において、再生信号の低域成分と高域成分
をそれぞれ分離する手段と、再生信号の低域成分と高域
成分のレベルを比較し、低域成分が有り、高域成分が無
い場合、ヘッドクロッグと判別するヘッドクロッグ判別
手段と、ヘッドクロッグ判別手段により制御されるヘッ
ドクリーニング手段または状態表示手段とからなること
を特徴とした磁気記録再生装置である。
【０００６】
【作用】記録済みテープの再生時にその出力の高域成分
が得られない場合、ヘッド先端部の汚れによるスペーシ
ングロスが生じていることが多い。このため、例えば８
ｍｍＶＴＲでは、低域側に記録されたＡＴＦ（自動トラ
ッキング追従）信号は、その影響を受けにくいが、これ
に対して高域側に記録された輝度ＦＭ信号は、再生レベ
ルの大幅な劣化をきたす。このスペーシングロスによる
出力差を利用することで、ヘッド異常の有無を検出で
き、ヘッドクリーニングの自動化ができる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。この実施例は、１８０°対向の１対の
回転ヘッドによって、磁気テープに交互にカラー映像信
号を記録するヘリカルスキャン型のＶＴＲである。そし
て、トラッキング制御のために、記録信号の帯域のより
低域側の４個の周波数のパイロット信号が各トラックに
対して順次供給される。
【０００８】ここで、図１に示すように、ヘッドクロッ
グ検出と自動クリーニングシステムは、主にＡＴＦ（自
動トラッキング追従）用のＩＣ１８、メカデッキ制御マ
イコン１９、メカデッキ２０により構成される。動作内
容としては、ＡＴＦ判別処理部、ＲＦ判別処理部、ヘッ
ドクロッグ判定・ヘッドクリーニング処理部に分かれ
る。次に、システム各部の説明と各処理部毎の動作内容
を示す。
【０００９】先ず、ＡＴＦ ＩＣ１８は、ＡＴＦエラー
演算器１、ＲＦ検出器２から構成される。メカデッキ制
御マイコン１９は、Ａ／Ｄ変換器３、ＡＴＦ判別部４、
クロッグ判別処理部５、ＡＴＦ REFPILOT （基準パイロ
ット信号）発生器６、Ａ／Ｄタイミング生成部７、ＳＷ
Ｐ（スイッチングパルス）発生部８、ＲＦ判別部９、割
り込みタイミング生成部１０、クリーニング処理制御部
１１から構成される。メカデッキ２０は、ドラム１５、
ローディングモータ１６、ヘッドクリーニング機構１７
から構成される。
【００１０】そして、ＡＴＦエラー演算器１は、ＲＦア
ンプ１２から供給される再生ＲＦ信号よりＡＴＦ信号を
バンドパスフィルタにより取り出して、ＡＴＦ基準パイ
ロット信号発生器６から出力されるＡＴＦリファレンス
パイロット信号と演算することにより、ＡＴＦエラー信
号を生成する。生成されたＡＴＦエラー信号は、Ａ／Ｄ
変換器３へ供給される。ＲＦ検出器２は、ＲＦアンプ１
２から供給される再生ＲＦ信号からコンパレート回路を
用いて再生ＲＦ信号が出力されているか否かを検出す
る。この検出信号がＲＦ判別部９へ供給される。
【００１１】また、ＲＦ判別部９では、割り込みタイミ
ング生成部１０からの割り込みタイミングに基づいて、
ＲＦ検出器２から供給された信号をサンプリングし、Ｒ
Ｆ信号の有無が判別される。Ａ／Ｄ変換器３では、Ａ／
Ｄタイミング生成部７からのタイミングに基づいて、Ａ
ＴＦエラー演算器１から供給されたＡＴＦエラー信号が
ディジタル値に変換される。変換されたＡＴＦエラー信
号は、ＡＴＦ判別部４へ供給される。ＡＴＦ判別部４で
は、ＡＴＦエラー値を基準レベルと比較して、ＡＴＦ信
号の有無が判別される。ＡＴＦ判別部４の判別結果と上
述のＲＦ判別部９の判別結果がクロッグ判別処理部５へ
供給される。
【００１２】クロッグ判別処理部５では、ＡＴＦ信号の
有無と再生ＲＦ出力の有無とからヘッドクロッグである
か否かが判別され、その判別結果は、クリーニング処理
制御部１１へ供給される。クリーニング処理制御部１１
では、ヘッドクロッグと判別されたときに、ヘッドクリ
ーニングを自動的に行う。クリーニング処理制御部１１
からモータドライバー１４を介してメカデッキ２０のロ
ーディングモータ１６が制御される。ヘッドクリーニン
グ機構１７では、ローディングモータ１６によりヘッド
クリーニング機構が動作し、クリーニング用のローラを
回転型ヘッドに対して短時間押しつけることにより、ヘ
ッドクリーニングを行う。
【００１３】ドラム１５からドラムＦＧおよびＰＧがＦ
ＧＰＧアンプ１３へ供給され、ＦＧＰＧアンプ１３で
は、ドラムＦＧおよびＰＧの波形整形などが行われ、割
り込みタイミング生成部１０へＦＧＰＧアンプ１３の出
力が供給される。割り込みタイミング生成部１０では、
ドラムＦＧおよびＰＧの割り込みタイミングが生成さ
れ、生成された割り込みタイミングは、ＳＷＰ発生部８
およびＲＦ判定部９へ供給される。ＳＷＰ発生部８で
は、ドラムＦＧおよびＰＧの割り込みタイミングを使用
した計算によって、ＳＷＰを発生する。そのＳＷＰは、
Ａ／Ｄタイミング生成部７において、ＳＷＰのエッジ時
刻より定められたタイミングを生成し、Ａ／Ｄ変換器３
およびＡＴＦ基準パイロット信号発生器６へ供給され
る。ＡＴＦ基準パイロット信号発生器６では、Ａ／Ｄタ
イミング生成部７からのタイミングに基づいて、ＡＴＦ
リファレンスパイロット信号の周波数を変更する。
【００１４】ここで、ＡＴＦ判別部４の動作の一例を説
明する。図２中のＲＦ ＳＷＰは、ＳＷＰ発生部８によ
り形成され、その１周期がドラム１回転と同期してい
る。図２に示すＲＦ ＳＷＰに対するタイミングに基づ
きＡＴＦ基準パイロット信号発生器６からＡＴＦリファ
レンスパイロット信号（REF PILOT ）が発生する。さら
にこのとき、ＡＴＦリファレンスパイロット信号の周波
数は、トラックキング状態のときに、ＡＴＦエラー信号
のレベルが最大となるように設定される。
【００１５】ＡＴＦエラー演算器１は、このＡＴＦリフ
ァレンスパイロット信号とＡＴＦ信号を演算して、アナ
ログ値（０〜５Ｖ）のＡＴＦエラー信号を出力する。こ
のＡＴＦエラー信号を図２のようなＲＦ ＳＷＰに対す
るタイミングに基づいて、Ａ／Ｄ変換し、ＡＴＦ判別部
４において、ＡＴＦ信号の有無を判別する。ＡＴＦ判別
部４では、図３に示すようにその値を基準レベルと比較
して、基準レベルよりＡＴＦエラー信号が高い場合（図
３Ａ）、ＡＴＦ成分が有ると判別し、基準レベルよりも
ＡＴＦエラー信号が低い場合（図３Ｂ）、ＡＴＦ成分が
無いと判別する。
【００１６】次に、ＲＦ判別部９の動作の一例を説明す
る。ＲＦ検出器２では、コンパレータ回路を用いて、Ｒ
Ｆ信号の有無検出信号（Ｈ，Ｌ）を生成する。ＲＦ判別
部９では、図２に示すＲＦ判別のタイミングに基づき検
出信号をサンプリングし、再生ＲＦ信号の有無を判別す
る。
【００１７】そして、これらの判別結果に基づいてクロ
ッグ判別処理部５とクリーニング処理制御部１１の動作
の一例を説明する。ＡＴＦ信号の判別結果と、ＲＦ信号
の判別結果よりクロッグ判別処理部５において、ヘッド
クロッグの判別を行う。ＡＴＦ信号が有りと判別され、
さらにＲＦ信号が無しと判別されたときは、ヘッドクロ
ッグと判断する。ヘッドクロッグと判別されたときは、
ヘッドクリーニング処理を行う。また、ヘッドクリーニ
ングを行う代わりに、またはこれと併用してヘッドクロ
ッグの発生の警告表示を行うようにしても良い。
【００１８】ここで、ヘッドクロッグと判別されたヘッ
ドの一例を図４に示す。図４Ａは一方のチャンネルのヘ
ッドのギャップ近傍を拡大して示し、図４Ｂは他方のチ
ャンネルのヘッドのギャップ近傍を拡大して示す。この
ヘッドは、センダスト部２２において、フェライト部２
４に対して磁気閉回路とするため、ガラス部２１が充て
んされている。そのセンダスト部２２上にクロッグ部２
３が見られる。
【００１９】また、図５には、ヘッドクロッグが生じた
場合の再生ＲＦ信号の一方のチャンネルの周波数特性の
測定例を示す。図示のように低域側に記録されているＡ
ＴＦ信号は、比較的大きなレベルで再生されているが、
スペーシングロスによって、高域側に記録されている記
録信号は、かなりレベルが低下する。同様に図６には再
生ＲＦ信号の他方のチャンネルの周波数特性の測定例を
示す。この他方のチャンネルについても、上述の一報の
あと同様の傾向が認められる。
【００２０】
【発明の効果】この発明に依れば、スペーシングロスに
よる出力差を利用することで、ヘッド異常の有無を検出
できる精度が大幅に高められ、ヘッドクリーニングの自
動化精度が大幅に改善できる。また、上述の一実施例で
は、低域成分の信号としてトラッキング制御用のパイロ
ット信号を用いているので、ヘッドクロッグの検出のた
めに特別な信号、あるいは回路構成を必要としない利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明を適用できる磁気記録再生装置の一実
施例のブロック図である。
【図２】この発明に係る磁気記録再生装置の一例のタイ
ミングチャートである。
【図３】この発明に係るＡＴＦ信号の説明に用いる略線
図である。
【図４】この発明に係るヘッドクロッグの一例の略線図
である。
【図５】ヘッドクロッグのチャンネル１の再生レベルの
一例である。
【図６】ヘッドクロッグのチャンネル２の再生レベルの
一例である。
【符号の説明】
１ ＡＴＦエラー演算器 ２ ＲＦ検出器 ４ ＡＴＦ判別部 ５ クロッグ判別処理部 ６ ＡＴＦ基準パイロット信号発生器 ７ Ａ／Ｄタイミング生成部 ８ ＳＷＰ発生部 ９ ＲＦ判別部 １０ 割り込みタイミング生成部 １１ クリーニング処理制御部 １２ ＲＦアンプ １３ ＦＧＰＧアンプ １４ モータドライバー １５ ドラム １６ ローディングモータ １７ ヘッドクリーニング機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 磁気ヘッドにより記録媒体に対して情報
    信号が記録再生される磁気記録再生装置において、 再生信号の低域成分と高域成分をそれぞれ分離する手段
    と、 上記再生信号の低域成分と高域成分のレベルを比較し、
    上記低域成分が有り、上記高域成分が無い場合、ヘッド
    クロッグと判別するヘッドクロッグ判別手段と、 上記ヘッドクロッグ判別手段により制御されるヘッドク
    リーニング手段または状態表示手段とからなることを特
    徴とした磁気記録再生装置。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の磁気記載再生装置にお
    いて、 上記磁気ヘッドからの上記再生信号の低域成分と高域成
    分とをそれぞれ直流電圧に変換する直流電圧変換手段が
    設けられ、 上記ヘッドクロッグ判別手段または上記状態表示手段
    は、上記直流電圧変換手段からの出力情報に基づいてヘ
    ッド状態判別を行うことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  3. 【請求項３】 請求項１に記載の磁気記載再生装置にお
    いて、 上記高域成分は、記録すべき上記情報信号であり、 上記低域成分は、記録すべき上記情報信号のトラッキン
    グ制御用のパイロット信号であることを特徴とする磁気
    記録再生装置。
JP7043521A 1995-02-08 1995-02-08 磁気記録再生装置 Pending JPH08212523A (ja)

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CN (1) CN1136541C (ja)
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