JP3190194B2 - 磁気記録方法および装置 - Google Patents

磁気記録方法および装置

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JP3190194B2
JP3190194B2 JP00884494A JP884494A JP3190194B2 JP 3190194 B2 JP3190194 B2 JP 3190194B2 JP 00884494 A JP00884494 A JP 00884494A JP 884494 A JP884494 A JP 884494A JP 3190194 B2 JP3190194 B2 JP 3190194B2
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    • GPHYSICS
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
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    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
    • G11B15/087Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing recorded signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体例えば磁
気テープを用いて行なう磁気記録方法に関し、特にテー
プにテスト信号を記録することによりテープの特性をテ
ストするに当たり、すでに記録されている信号を消去す
ることなく、そのようなテスト信号を記録することがで
きるかどうかを判断することを含む磁気記録方法に関す
る。本発明はまた、そのような方法の実施に用いられる
磁気記録装置例えばビデオテープレコーダ(VTR)に
関する。
【0002】
【従来の技術】VTRによる録画に用いられる磁気テー
プには各種のものがある。異なる特性を持つ種々のテー
プのいずれにおいても適切に録画を行なうため、従来の
VTRは最も特性の悪いテープの周波数特性に適合する
ように設計されていた。これは、どのようなテープにお
いても再生画像の反転現象(ヤブレ)を防止し、充分な
S/N比を確保するためである。しかるに、そのように
設計すると、優れた特性を持つテープを用いた場合にそ
の利点が充分に活用できず、鮮鋭度のないソフト画像
しか得られないと言う問題があった。
【0003】以下この点につき図15および図16を参
照して説明する。
【0004】図15は、特性の比較的良いテープAと、
特性の比較的悪いテープBの周波数特性を示す。水平軸
が周波数を示し、垂直軸が磁気ヘッドからの信号の復調
前の出力を示す。いずれのテープも、周波数が高くなる
ほど応答性が低くなるが、テープAの方がすべての周波
数で再生レベルが高く、特に高い周波数でもテープAの
方が再生レベルが高い。記録回路をテープBの特性に合
うように調整したと仮定すると、テープAおよびBから
再生される映像信号の周波数特性は図16に示すように
なる。
【0005】テープAの方が周波数特性が良いにも拘ら
ず、テープBに合うように調整した条件下で記録が行な
われると、テープAから再生された信号は、テープBか
ら再生された信号よりも周波数特性が悪い。ただし、こ
のことは、テープBを用いた場合の再生画像がテープA
を用いた場合よりも良いということを意味しない。それ
は、テープAの方がS/N比が高いからである。しか
し、図15に示したテープAの優れた周波数特性が十分
に利用されていないことが明らかである。
【0006】この問題を解決する手法の一つとして、予
めテスト信号を記録して再生することによりテープの特
性を検知し、該テープの特性を最大限に生かすようにV
TRの記録特性を調整することが知られている。例え
ば、記録に先立ってテープにテスト信号を記録し、これ
を再生することにより、テープの周波数応答性を測定
し、この結果に基づき、記録回路内のイコライザ回路等
を制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の装置
では、テスト信号を行なう際に、テープにすでに記録さ
れている信号を消去してしまうおそれがあった。また、
テスト信号を行なうために用いる回路が複雑であるとい
う問題があった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、磁気記録再生装置において、記録されている
信号を消去してしまうおそれがなく、しかも磁気記録媒
体、例えば磁気テープの特性に合った記録を行なうこと
を可能にすることにある。
【0009】本発明の他の目的は、記録された信号が存
在する位置を避けて特性の測定およびそれに続く新たな
信号の記録を行なうことができる。
【0010】本発明の他の目的は、特性の測定のし忘れ
により最適でない条件で入力信号の記録を行なってしま
うことを回避することにある。
【0011】本発明の他の目的は、特性の測定の繰返し
を避け、入力信号の記録を効率的に行なうことができ
る。
【0012】本発明の他の目的は、既存の回路を利用
し、付加する回路を最少限にして、記録された信号の有
無の判定を可能にすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の磁気記
録方法は、磁気記録媒体にすでに記録された信号が存在
するかどうかを自動的に判定するステップと、記録され
た信号が存在しない場合には、磁気記録媒体にテスト信
号を記録し、該テスト信号を再生し、該テスト信号の少
なくとも一つの周波数成分において再生レベルを測定す
ることにより、上記磁気記録媒体の特性を測定するステ
ップと、入力信号を受信するステップと、上記特性の測
定の結果に応じて、上記入力信号を処理し、上記磁気記
録媒体の特性に合致した記録信号を発生するステップ
と、上記記録信号を上記磁気記録媒体に記録するステッ
プとを備えたものである。請求項2に記載の方法は、請
求項1の方法において、上記磁気記録媒体にすでに記録
された信号が存在するかどうかを自動的に判定するステ
ップが、上記磁気記録媒体が上記記録/再生機構に挿入
されたときに自動的に行われることを特徴とする。請求
項3に記載の方法は、請求項1の方法において、上記磁
気記録媒体にすでに記録された信号が存在するかどうか
を自動的に判定するステップが、上記入力信号の記録が
指示されたときに上記入力信号の記録に先立って自動的
に行われることを特徴とする。
【0014】請求項に記載の磁気記録装置は、少なく
とも一つのテスト周波数の成分を持つテスト信号を発生
するテスト信号発生器(4)、制御信号に応じて入力
信号を処理してまたは上記テスト信号に基づいて記録信
号を発生する記録回路(2)と、上記記録信号を磁気記
録媒体(64)に記録し、上記磁気記録媒体(64)か
ら信号を再生して再生信号を発生する記録/再生機構
(6)と、上記再生信号を処理して出力信号を発生する
再生回路(8)と、上記テスト周波数の再生レベルを測
定し、上記磁気記録媒体(64)の特性を測定するテス
ト信号レベル検出器(12)と、上記テスト周波数の再
生レベルから最適の制御条件を決定し、この最適の制御
条件に従う上記制御信号を発生する記録制御器(14)
とを備え、上記記録回路(2)は、上記制御信号に従っ
て、上記磁気記録媒体の特性に応じて上記記録信号を最
適化し、さらに、上記磁気記録媒体(64)に記録され
た信号が存在するときにこれを検出する信号検出手段
(70;92,94;96;98)と、上記信号検出手
段の検出結果に基づいて、記録された信号が存在しない
場合には、上記記録回路(2)および上記記録/再生機
構(6)による上記テスト信号の記録、および上記記録
/再生機構(6)および上記再生回路(8)による上記
テスト信号の再生、および上記テスト信号レベル検出器
(12)による上記テスト周波数の再生レベルの測定、
および上記記録制御器(14)による上記最適制御条件
の決定を行なわせるシステム制御器(10)とを備えた
ものである。
【0015】請求項に記載の装置は、上記システム制
御器(10)は、記録された信号が存在すると判定した
ときには、上記記録/再生機構(6)により、記録され
た信号が存在しない位置まで上記磁気記録媒体(64)
を駆動させることを特徴とする。
【0016】請求項に記載の装置は、上記システム制
御器(10)は、上記磁気記録媒体(64)が上記記録
/再生機構(6)に挿入されたときに、上記記録された
信号が存在するかどうかの判定を行なうことを特徴とす
る。
【0017】請求項に記載の装置は、上記システム制
御器(10)は、上記入力信号の記録が指示されると、
該入力信号の記録に先立って、上記記録された信号が存
在するかどうかの判定を行なうことを特徴とする。
【0018】請求項に記載の装置は、上記記録/再生
機構(6)は、上記磁気記録媒体(64)に制御パルス
を記録し、再生する制御ヘッド(68)を有し、上記シ
ステム制御器(10)は、上記制御パルスを検出するこ
とにより、上記記録された信号が存在するかどうかの判
定を行なうことを特徴とする。
【0019】請求項に記載の装置は、上記再生信号
は、音声信号を含み、上記再生回路(8)は上記音声信
号のエンベロープを検出し、上記システム制御器(1
0)は、上記エンベロープにより、上記記録された信号
が存在するかどうかの判定を行なうことを特徴とする。
【0020】請求項10に記載の装置は、上記再生信号
は、周波数変調された映像信号を含み、上記再生回路
(8)は上記周波数変調された映像信号のエンベロープ
を検出し、上記システム制御器(10)は、上記エンベ
ロープにより、上記記録された信号が存在するかどうか
の判定を行なうことを特徴とする。
【0021】請求項11に記載の装置は、上記再生信号
は、同期パルスを備えた映像信号を含み、上記再生回路
(8)は上記映像信号から上記同期パルスを分離し、上
記システム制御器(10)は、上記同期パルスにより、
上記記録された信号が存在するかどうかの判定を行なう
ことを特徴とする。
【0022】請求項12に記載の装置は、上記テスト信
号は少なくとも二つの周波数を有し、上記テスト信号発
生器(4)は、第1の周波数の第1の信号を発生する発
振器(102)と、上記第1の周波数を2倍にして第2
の信号を発生する周波数逓倍器(104)と、上記第1
および第2の信号を組合せて上記テスト信号を形成する
マルチプレキサ(106)とを備えていることを特徴と
する。
【0023】請求項13に記載の装置は、上記テスト信
号は少なくとも二つの周波数を有し、上記テスト信号発
生器(4)は、第1の周波数の第1の信号を発生する発
振器(102)と、上記第1の周波数を半分にして第2
の信号を発生する分周器(108)と、上記第1および
第2の信号を組合せて上記テスト信号を形成するマルチ
プレキサ(106)とを備えていることを特徴とする。
【0024】請求項14に記載の装置は、上記発振器
(102)がシステム制御器のクロック発振器であるこ
とを特徴とする。
【0025】請求項15に記載の装置は、上記発振器
(102)が色副搬送波発振器であることを特徴とす
る。
【0026】請求項16に記載の装置は、上記記録回路
(2)が周波数変調器(54)を含み、上記テスト信号
発生器(4)が少なくとも一つの固定された電圧を発生
する電圧源を含み、上記周波数変調器(54)は、上記
固定された電圧を上記入力信号の代りに受信することを
特徴とする。
【0027】
【作用】請求項1に記載の信号記録方法によれば、磁気
記録媒体に記録された信号が存在しないことを確認した
上でテスト信号を記録、再生することにより磁気記録媒
体の特性の測定を行なうので、記録された信号を消去し
てしまうおそれがなく、しかも磁気記録媒体の特性に合
った記録を行なって、該磁気記録媒体の特性を最大限に
引出すことができる。また、請求項2に記載の方法によ
れば、磁気記録媒体が挿入されたときに、記録された信
号が存在するかどうかの判定を行なうこととしたので、
特性の測定のし忘れにより最適でない条件で入力信号の
記録を行なうことを回避できる。さらに、請求項3に記
載の方法によれば、入力信号の記録が指示されたときに
該入力信号の記録に先立って特性の測定を行なうことと
したので、特性の測定のし忘れにより最適でない条件で
入力信号の記録を行なうことを回避できる。
【0028】請求項に記載の信号記録再生装置によれ
ば、磁気記録媒体に記録された信号が存在しないことを
確認した上で、テスト信号の記録、再生による磁気記録
媒体の特性の測定を行なうこととしたので、記録された
信号を消去してしまうおそれがなく、しかも特性の測定
を行なって最適の条件で入力信号の記録を行なうことが
できる。
【0029】請求項に記載の装置によれば、記録され
た信号が存在すると判定されたときには、記録された信
号が存在しない位置まで磁気記録媒体を駆動するので、
そこで記録された信号を消去することなく、特性の測定
を行なうことができる。
【0030】請求項に記載の装置によれば、磁気記録
媒体が挿入されたときに、記録された信号が存在するか
どうかの判定を行なうこととしたので、特性の測定のし
忘れにより最適でない条件で入力信号の記録を行なうこ
とを回避できる。
【0031】請求項に記載の装置によれば、入力信号
記録が指示されたときに、該入力信号の記録に先立っ
て特性の測定を行なうこととしたので、特性の測定のし
忘れにより最適でない条件で入力信号の記録を行なうこ
とを回避できる。
【0032】請求項に記載の装置によれば、磁気記録
媒体に記録された制御パルスを検出することにより、上
記記録された信号が存在するかどうかの判定を行なうこ
ととしている。制御パルスの検出は他の目的、例えばテ
ープ走行およびヘッド回転のサーボ制御のためにも行な
われるので、これらのための既存の回路を利用し、付加
する回路を最少限にして、記録された信号の有無を判定
をすることができる。
【0033】請求項に記載の装置によれば、磁気記録
媒体に記録された音声信号のエンベロープを検出するこ
とにより、上記記録された信号が存在するかどうかの判
定を行なうこととしている。エンベロープ検出器は、テ
ープに記録された音声および映像トラックの追従のため
に従来からVTRに用いられているサーボシステムの一
部をなすものである。従って、これらのエンベロープ検
出器を用いれば、付加する回路を最少限にして、記録さ
れた信号の有無を判定をすることができる。
【0034】請求項10に記載の装置によれば、磁気記
録媒体に記録された、周波数変調された映像信号のエン
ベロープを検出することにより、上記記録された信号が
存在するかどうかの判定をしている。エンベロープ検出
器は、テープに記録された映像トラックの追従のために
従来からVTRに用いられているサーボシステムの一部
をなすものである。従って、これらのエンベロープ検出
器を用いれば、付加する回路を最少限にして、記録され
た信号の有無を判定をすることができる。
【0035】請求項11に記載の装置によれば、磁気記
録媒体に記録された、映像信号から同期パルスを分離
し、検出することにより、上記記録された信号が存在す
るかどうかの判定をしている。しかるに、映像信号が存
在しないときには、ランダムな映像ノイズが画面に表示
されるのを防ぐために同期分離回路が設けられているの
が普通であるので、このような場合この同期分離回路を
利用することにより、付加する回路を最少限にして、記
録された信号の有無を判定をすることができる。
【0036】請求項12に記載の装置によれば、第1の
信号を元に、その周波数を2倍にする周波数逓倍器を用
いているので、最少限の回路の付加により二つの周波数
の信号を得ることができ、特性の測定を正確に行なうこ
とができる。
【0037】請求項13に記載の装置によれば、第1の
信号を元に、その周波数を2分の1にする分周器を用い
ているので、最少限の回路の付加により二つの周波数の
信号を得ることができ、特性の測定を正確に行なうこと
ができる。
【0038】請求項14に記載の装置によれば、システ
ム制御器のクロック発振器の出力をテスト信号として用
いているので、付加する回路を最少限にして、記録され
た信号の有無を判定をすることができる。
【0039】請求項15に記載の装置によれば、色副搬
送波発振器の出力をテスト信号として用いているので、
付加する回路を最少限にして、記録された信号の有無を
判定をすることができる。
【0040】請求項16に記載の装置によれば、固定さ
れた電圧を与えたときに周波数変調器から得られる出力
をテスト信号として用いているので、映像信号や音声信
号の周波数変調のために用いられる回路を利用し、付加
する回路を最少限にして、記録された信号の有無を判定
をすることができる。
【0041】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の実施例1のVTRを示すブロック図であ
る。このVTRは記録回路2、テスト信号発生回路4、
記録/再生機構6、再生回路8、システム制御器10、
テスト信号レベル検出器12および記録制御器14を備
えている。
【0042】記録回路2は映像および音声成分を有する
入力信号を受け、この信号を、磁気テープ上に記録する
のに適した形態に変換するための種々の処理を行なう。
これらの処理には通常、プリエンファシス、周波数変
調、イコライズが含まれ、またディーテイル強調が含ま
れることがある。これらの処理の少なくとも一つが記録
制御器14により制御される。
【0043】テスト信号発生器4は、テスト信号を発生
し、これを記録回路2に供給する。記録回路2で行なわ
れる処理の中間段階で、このテスト信号が入力信号に置
き換えられる。この置き換えの結果、記録回路2から発
生される記録信号は、1または2以上のテスト周波数を
有し、振幅が一定のものとなる。
【0044】記録/再生機構6は、固定および回転磁気
ヘッド、およびテープ走行機構、ならびにこれらに関連
するモータおよび回路を有する。この記録/再生機構6
は記録回路2からの記録信号をカセット16内の磁気テ
ープに記録し、また磁気テープに記録された信号を再生
することもできる。記録/再生機構6はさらに、制御信
号を記録し、再生する。この制御信号には、再生モード
においてテープとヘッドの動きを同期させるためのタイ
ミングパルスが含まれる。
【0045】再生回路8は、再生モードにおいて記録/
再生機構6により再生された信号を受信し、この信号を
音声および映像信号に変換するための処理を行なう。こ
れらの処理には通常、イコライズ、周波数復調、ディエ
ンファシスが含まれ、さらに音声および映像エンベロー
プ検波および同期検波が含まれることがある。
【0046】システム制御器10は、例えばマイクロコ
ンピュータを含むマイロクロコントローラで構成され、
他の部材例えば記録および再生モードの選択、ならびに
通常の前進, 早送り、巻戻し等通常のテープの走行制御
を行なう。システム制御器10はまた操作パネルや遠隔
制御器即ちリモコン(図示しない)からの指令に応じて
制御を行ない、また操作パネルやテレビ画面(図示しな
い)への情報の表示を制御する。システム制御器10は
さらにテープ上に信号が記録されているかどうかの判断
を行なう。この判断は、本実施例では、記録/再生機構
6により再生された制御信号に基づいて行なわれる。
【0047】テスト信号レベル検出器12は再生回路8
の処理の中間段階、好ましくはイコライズの後であって
復調の前から、再生信号を受け、再生信号中のテスト周
波数を検出する。これはテスト信号発生器4により発生
されたテスト信号が記録回路2において入力信号に置き
換えられたときに記録されたものである。テスト信号レ
ベル検出器12の出力はこれらの周波数の各々における
再生レベルを表わす。
【0048】記録制御器14はテスト信号レベル検出器
12の出力を受けて処理し、記録回路2の制御に用いる
最適の条件を決定する。後に入力信号が記録される際に
記録制御器14は、記録回路2におけるイコライズ、デ
ィーテイル強調等の処理を制御するための制御信号を発
生する。この制御は、テスト信号レベル検出器12から
得られた情報に基づいて磁気テープの周波数特性をシミ
ュレートし、シミュレートされた特性により記録回路2
の動作を最適化するものである。
【0049】次に、テープの周波数特性に応じて記録イ
コライザ回路56を制御することによる効果を、図15
ないし図18を参照して説明する。
【0050】図15において、本実施例のVTRでは、
各テープの周波数特性が周波数f1およびf2の2点で
測定される。図17はテープAについての、この測定の
結果を示す。水平軸および垂直軸は図15と同じ意味を
持つ。2本の実線は再生されたテスト信号の周波数スペ
クトルを示す。これら2つの線の高さに対応するデータ
がメモリ88に記憶される。図18はテープBについて
の同様の結果を示す。図17および図18の周波数f1
およびf2におけるレベルから、記録制御器86(後に
図6を参照して説明する)はテープAおよびBの特性曲
線の概要を推定し、これに基づきイコライザ回路56を
制御する。
【0051】記録制御器86をテープBの特性に合うよ
うに調整したと仮定すると、先にも述べたように、テー
プAおよびBから再生される映像信号の周波数特性は図
16に示すようになる。これらは再生イコライザ回路7
4によるイコライズ、FM復調器76によるFM復調、
およびディエンファシス回路78によるディエンファシ
スの後の周波数特性である。テープAの方が周波数特性
が良いにも拘らず、テープBに合うように調整した条件
下で記録が行なわれると、テープAから再生された信号
は、テープBから再生された信号よりも周波数特性が悪
い。
【0052】テープAに信号を記録する場合に、図17
に示す周波数スペクトルに従ってイコライズを行なう
と、図18のような事態を避けることができ、テープA
が本来持っている性能を充分に引出すことができる。図
11のようにディーテイル強調を制御する場合にも同様
の効果が得られる。
【0053】本実施例においては、VTRが磁気テープ
に信号が記録されていないことを確かめた上で、磁気テ
ープをテストし、入力信号を記録する。以下、図2を参
照してこの手順につき説明する。
【0054】最初のステップ20において、ユーザは例
えば「記録」用操作ボタンを押す。次のステップ22に
おいて、システム制御器10は磁気テープを少し順方向
および逆方向に動かして、テープのその位置(箇所)に
すでに記録された信号が存在するかどうかを調べる。記
録された信号が存在すれば、次のステップ24において
システム制御器10はユーザに例えば画面上の表示によ
りそのことを知らせ、動作を中止する。
【0055】記録された信号が存在しないときは、次の
ステップ26においてシステム制御器10はテスト信号
発生器4により発生されたテスト信号をテープに記録
し、しかる後再生する。テスト信号レベル検出器12は
テスト周波数のレベルを検出し、その結果を記録制御器
14に知らせる。記録制御器14はこの検出結果を記憶
する。
【0056】テスト信号は、例えば磁気テープが停止し
ており、回転ヘッドのみが動いているときに単一のトラ
ックに記録してもよく、また磁気テープが動いていると
きに記録してもよい。磁気テープが動いているときにテ
スト信号を記録した場合には、テスト信号の記録の後テ
ープを元の位置まで巻戻す必要がある。そして再生を行
ない、その再生の後でも再び元の位置まで巻戻すのが望
ましい。こうすれば、入力信号が記録されるときにテス
ト信号が消去されるからである。磁気テープを停止させ
たままでテスト信号を記録した場合には、巻戻しは必要
ではない。
【0057】最後のステップ28において入力信号が磁
気テープに記録される。記録制御器14は、テストステ
ップ26においてテスト信号レベル検出器12から得ら
れたテスト結果に従って記録回路2を制御して、磁気テ
ープの特性に合致するように記録を行なわせる。
【0058】図2に示された動作により、磁気テープの
テストを行ない、記録を最適の条件で行なうことができ
る。しかも、ユーザは特別の操作をする必要がなく、ま
たテストをすると言う意識も必要ない。従って、ユーザ
がテストをし忘れるおそれがない。また、テスト信号の
記録により既存の記録が損われることもない。さらにま
た、もし、ユーザが既存の記録の上に記録を行なおうと
すると、警告が発せられる。
【0059】なお、上記の構成において、「記録」用操
作ボタンとは別に「シミュレート」用操作ボタンを設
け、このボタンが押されたときにのみ磁気記録媒体の特
性のテストを行なうこととしても良い。この場合、テス
トに引続き入力信号の記録を自動的に行なうこととして
も良く、「シミュレート」用操作ボタンとは別個に「記
録」用操作ボタンが押された場合に限って記録を行なう
こととしても良い。
【0060】実施例2 本実施例に用いられる装置は、図1に示すものと同じで
あるが、本実施例においては、VTRが磁気テープを記
録された信号が存在しない位置まで自動的に進め、そこ
でテープのテストを行ない、しかる後入力信号の記録を
行なう。以下、図3を参照してこの手順につき説明す
る。
【0061】最初のステップ30においてユーザが例え
ば「非記録箇所検索」用操作ボタンを押す。次のステッ
プ32においてシステム制御器10は、テープの現在の
位置に、記録された信号が存在するかどうかを調べる。
これは図2のステップ22と同様の処理である。
【0062】もし記録された信号が存在すれば、次のス
テップ34においてシステム制御器10はテープがその
終端の位置にあるかどうかの判断をする。もし、終端位
置にあれば、動作を中止する。もし終端位置になけれ
ば、テープを早送りにより前進させながら、記録された
信号が存在するかどうかを調べる(36、32)。早送
り中にテープの終端位置に達したら(34)、動作を中
止する。従って、早送り中はステップ32、34、36
が平行して、繰返し行なわれる。記録された信号が存在
しない箇所(非記録箇所)が見つかったら、テープをテ
ストする(38)。即ち、テスト信号を記録し、再生
し、テスト結果を記憶する。ステップ39において、ユ
ーザは「記録」用操作ボタンを押す。次のステップ40
において、入力信号が記録される。この記録は、ステッ
プ38で得られたテスト結果に基づいて定められた最適
の条件で行なわれる。
【0063】「非記録箇所検索」用操作ボタンが押され
たときにその位置(箇所)に記録された信号が存在しな
い場合には、システム制御器10は、ステップ32から
ステップ38に進む。
【0064】図3の実施例では、図2の実施例と同様の
自動的テスト機能を持つのみならず、非記録箇所検索機
能をも持っている。図3の実施例の利点は、ステップ3
9で記録ボタンを押してから、ステップ40で記録を開
始するまでの遅れがないことである。これはテストがそ
れまでのステップで終了しているからである。
【0065】実施例3 実施例2では、「非記録箇所検索」用操作ボタンが押さ
れたときに、非記録箇所の検索およびテストを行ない、
「記録」用操作ボタンが押されたときに、入力信号の記
録を行なうこととしているが、「記録」用操作ボタンが
押されたときには、非記録箇所を探してテストを行な
い、引続き自動的に入力信号の記録を行なうようにして
も良い。この場合のフローチャートは図4のように、図
の「非記録箇所検索用操作ボタンを押す」ステップ3
0を「記録用操作ボタンを押す」ステップ31に置き換
え、図3のステップ39を削除したものとなる。
【0066】この実施例の利点は、一つの操作ボタン
(記録用操作ボタン)を押せば、非記録箇所の検索、テ
ープのテストおよび入力信号の記録がすべて行なわれる
ことである。
【0067】実施例4 本実施例は、実施例1ないし実施例3と同じであるが、
VTRに新たな磁気テープカセット16が挿入されたと
きに記録された信号が存在するかどうかの判定を行なっ
た上で自動的にテストを行なう。以下、図5を参照して
この手順について説明する。
【0068】最初のステップ42において、ユーザがカ
セット16を挿入する。次のステップ44において、シ
ステム制御器10は、記録された信号が存在するかどう
かを判定する。もし、記録された信号が存在すれば、次
のステップ46においてそのことがユーザに知らされ、
動作が中止される。記録された信号が存在しなければ、
次のステップ48において、システム制御器10は、図
2のステップ26と同様に、テストを行なう。テストの
結果は記録制御器14に記憶され、後の記録の際に利用
される。同じカセット16がVTRに挿入されている限
り、後の記録に際し、このテスト結果が利用され、テス
トは繰返されない。
【0069】磁気テープカセットが挿入されたときにテ
ープテストを行なうことにより、後に記録の際にテスト
を行なう必要がなくなる。図3と同様、記録ボタンが押
されると直ちに入力信号の記録が開始される。
【0070】実施例5 図6は、図1の装置の回路構成の一例を示すブロック図
である。図示の構成において、図1の記録回路2は、自
動利得制御(AGC)回路50、プリエンファシス回路
52、FM変調器54、記録イコライザ回路56、およ
び記録増幅器58を備えている。これらは映像処理回路
である。音声処理回路は図示を省略している。
【0071】テスト信号発生器4は本実施例では、二つ
の固定した周波数f1、f2のテスト信号を出力するf
1/f2周波数発生器60から成る。この周波数発生器
60は、最初に周波数f1を所定の期間発生し、次に周
波数f2を所定の期間発生する。周波数発生器60の構
成例は後に示す。
【0072】スイッチ62はこのテスト信号または記録
イコライザ回路56の出力を選択して記録増幅器58に
供給する。
【0073】記録/再生機構6において、磁気テープ6
4は一対の回転ヘッド66を備えたドラムの回りを移送
される。回転ヘッド66は磁気テープ64のヘリカル映
像トラックに信号を記録し、また再生するためのもので
ある。固定制御ヘッド68は磁気テープ64の縁に沿っ
た制御トラックに制御パルスを記録し、再生する。制御
パルスは制御パルス回路70により発生され、再生され
る。
【0074】再生回路8は再生増幅器72、再生イコラ
イザ回路74、FM復調器76、およびディエンファシ
ス回路78を備えている。これらは映像処理回路であ
り、音声回路は省略されている。
【0075】システム制御器10は、例えば図2ないし
図5のいずれかの動作および他のシステム制御動作を行
なうようプログラムされたマイクロコンピュータ80を
含むマイクロコントローラから成る。以下このマイクロ
コンピュータ80をシステム制御部と呼ぶ場合がある。
テスト信号レベル検出器12は、再生テスト信号のf1
成分を検出するf1レベル検出器82と、再生テスト信
号のf2成分を検出するf2レベル検出器84とを有す
る。これらのレベル検出器82および84は検出結果を
表わす電圧信号を発生する。
【0076】記録制御器14は例えばf1レベル検出器
82およびf2レベル検出器84により検出されたレベ
ルに応じて記録イコライザ回路56を制御する規則をプ
ログラムされたマイクロコンピュータ86で構成されて
いる。このマイクロコンピュータを記録制御器と呼ぶ場
合がある。この記録マイクロコンピュータ86は内部に
A/D変換器を有する。このA/D変換器は、レベル検
出器82、84からの電圧信号をディジタルデータに変
換し、メモリ88がこれらのデータまたはこれらのデー
タに基づく計算により得られた値を記憶する。
【0077】図6のシステム制御器80は、制御パルス
回路70により再生された信号に制御パルスが存在する
かどうかを検出をして、この結果に基づいて磁気テープ
64に記録された信号が存在するかどうかの判定をす
る。このような判定方法を採用すれば、システム制御器
80のプログラムの追加を最小にし得る。なぜなら、制
御パルスは他の目的すなわちテープ走行およびヘッド回
転のサーボ制御のためにも検出されるからである。
【0078】実施例6 実施例5では、制御パルスを検出することにより、記録
された信号が存在するかどうかの判定を行なっている
が、代りに、音声信号のエンベロープを検出することに
より、記録された信号が存在するかどうかの判定を行な
うこともできる。図7は、そのような実施例の回路の一
部を示す。
【0079】図7において、図6と同様の部材には同じ
符号が付されている。一方、磁気テープ64上の音声ト
ラックに音声信号を記録し、再生する一対の回転音声ヘ
ッド90と、音声ヘッド90で再生された音声信号を増
幅する音声再生増幅器92と、増幅された音声信号のエ
ンベロープを検出する音声エンベロープ検出器94とが
付加的に図示されている。
【0080】音声ヘッド90により再生された音声信号
は、例えば、周波数変調された、またはパルスコード変
調された信号であり、そのエンベロープは主として音声
信号が記録されたかどうかに依存し、その記録信号の内
容にはほとんど関係がない。従って、音声エンベロープ
検出器94は、音声信号が記録されている場合には比較
的高い値の電圧信号を出力し、音声信号が記録されてい
ない場合には比較的低い値の電圧信号を出力する。この
信号に基づいてシステム制御器80は、記録された音声
信号の有無を容易に判定することができる。そして、音
声信号と映像信号は通常一緒に記録されるから、この判
定結果はまた記録映像信号の有無を示すものとなる。
【0081】エンベロープ検出器94は、テープに記録
された音声トラックの追従のために従来からVTRに用
いられているサーボシステムの一部をなすものである。
従って、これらのエンベロープ検出器を用いれば、付加
する回路を最少にして本発明を実施することができる。
【0082】実施例7 また、映像信号のエンベロープを検出することにより、
記録された信号が存在するかどうかの判定を行なうこと
もできる。図8は、そのような実施例の回路の一部を示
す。
【0083】図8において、図6と同様の部材には同じ
符号が付されている。一方、再生増幅器72からの、増
幅された映像信号のエンベロープを検出する映像エンベ
ロープ検出器96が付加的に図示されている。
【0084】映像エンベロープ検出器96が出力する電
圧信号は、記録された映像信号が存在する場合には比較
的高い値であり、記録された映像信号が存在しない場合
には比較的低い値である。システム制御器80は、この
電圧信号のレベルに基づき、磁気テープ64に映像信号
がすでに記録されているかどうかを判断する。先に述べ
た音声信号や制御パルスを用いる方法に比べ、この方法
は映像信号を直接に検出する。
【0085】エンベロープ検出器96は、テープに記録
された映像トラックの追従のために従来からVTRに用
いられているサーボシステムの一部をなすものである。
従って、これらのエンベロープ検出器を用いれば、付加
する回路を最少にして本発明を実施することができる。
【0086】実施例8 さらにまた、映像信号に含まれる同期信号を検出するこ
とにより、記録された信号が存在するかどうかの判定を
行なうこともできる。図9は、そのような実施例の回路
の一部を示す。
【0087】図9において、図6と同様の部材には同じ
符号が付されている。一方、ディエンファシス回路78
からの映像信号から同期信号を分離する同期分離回路9
8が付加的に図示されている。
【0088】同期分離回路98は、同期パルスを分離す
る。この同期パルスは、CRTや他の映像ディスプレイ
装置(図示しない)において水平および垂直の走査を制
御するのに用いられる。システム制御器80は、これら
の同期パルスの有無に基づいて、記録された映像信号の
有無を判定する。
【0089】映像信号の有無の判定のために、同期分離
回路98が設けられているのが普通である。これは、映
像信号が存在しないときに、ミュート(画面になにも表
示しない)したり、ブルー画にしたりすることにより、
ランダムな映像ノイズが表示されるのを防ぐためであ
る。このような場合、この同期分離回路98を利用する
ことにより、付加する回路を最少にして本発明を実施す
ることができる。
【0090】実施例9 実施例5、実施例6、実施例7、実施例8では、それぞ
れ、制御パルスの検出、音声信号のエンベロープの検
出、映像信号のエンベロープの検出、同期信号の検出を
行ない、その結果により記録された信号の有無を判定し
ているが、これらのうちの2以上を併せて行ない、検出
結果を総合して、記録された信号の有無を判定すること
としてもよい。図10は、その一例として上記の検出を
すべて行ない、その結果に基づき総合判定を行なう場合
を図示している。
【0091】実施例10 図11は、本発明の他の実施例を示す。この実施例は図
6の実施例とは、記録特性の制御の方法において異な
る。図11において、図6と同様の部材には、同じ符号
が付してある。付加された部材は、自動利得制御回路5
0とプリエンファシス回路52との間に挿入されたディ
ーテイル強調回路100である。記録制御器86は、記
録イコライザ回路56を制御する代りに、このディーテ
イル強調回路100を制御する。グレードの高い磁気テ
ープは、S/N比が高く周波数特性がよいが、これらは
グレードの低い磁気テープよりも、よりグレードの高い
ディーテイル強調を可能にする。記録制御器86は、f
1レベル検出器82およびf2レベル検出器84からの
テスト信号レベルに基づいて定められたテープ特性に従
って、ディーテイル強調量を制御する。
【0092】本実施例のように、測定されたテープ特性
に基づいてディーテイル強調を制御する場合にも、実施
例1について説明したのと同様に、テープの特性に応じ
てその性能を最大限に引出すことができる。
【0093】実施例11 この実施例は、テスト信号の発生のための回路の例に関
する。以下この実施例を図12を参照して説明する。
【0094】図12において、テスト信号は発振器10
2、周波数逓倍器104およびマルチプレキサ106に
より発生される。発振器102は例えばシステム制御器
80に入力されるシステムクロック信号を発生する発振
器である。このクロックは例えば4MHzであり、周波
数f1として用いられる。周波数逓倍器104はこの周
波数を2倍し、例えば8MHzの周波数を発生し、この
8MHzがf2として用いられる。マルチプレキサ10
6は最初に発振器102からのf1入力を選択し、次に
周波数逓倍器104からのf2入力を選択して、テスト
信号を発生する。
【0095】実施例12 実施例11では発振器102がシテスムクロック発振器
であるが、代りに、色副搬送波発振器であってもよい。
色副搬送波発振器はf1として3.58 MHzを発生し、
この場合f2は7.16 MHzである。
【0096】実施例13 この実施例は、テスト信号の発生のための回路の他の例
である。以下この実施例を図13を参照して説明する。
【0097】図13に示す構成は、図12と同様である
が、発振器102とマルチプレキサ106の間に、周波
数逓倍器104の代りに分周器108を備えている点で
異なる。分周器108は入力の周波数を1/2にするも
のである。もし、発振器102が4MHzのシステムク
ロックであれば、f1は4MHzであり、f2は2MH
zである。
【0098】実施例14 実施例13では、発振器102がシテスムクロック発振
器であるが、代りに、色副搬送波発振器であってもよ
い。この場合、f1は3.58MHzであり、f2は
1.79 MHzである。
【0099】実施例15 図12および図13に示された構成は、VTRに既存の
発振器を利用するので、その実施には、付加的コストが
ほとんど伴わない。しかしながら、多くのVTRにおい
てはさらに一層経済的構成がある。
【0100】実施例15はそのような一層経済的にテス
ト信号を発生するための回路の例に関するものであり、
その例が図14に示されている。
【0101】同図において、110はテスト信号発生器
が固定の電圧v1およびv2を順に発生する電圧源であ
る。これらの電圧はスイッチ112を介して図6または
図11に示されたFM変調器54に入力される。スイッ
チ112はスイッチ62の代りに用いられるもので、プ
リエンファシス回路52の出力または電圧源110の出
力を選択する。電圧源110の出力が選択されるとき
は、FM変調器54は電圧v1を固定周波数f1に、電
圧v2を固定周波数f2に変換する。
【0102】周波数変調された信号を記録するVTRは
一般に搬送波周波数の制御のために可変抵抗器を備えて
いる。従って、回路をわずかに変更するだけで、この可
変抵抗器を用いて固定電圧v1およびv2を発生するこ
とができる。かくして、テスト信号を発生する簡単で経
済的な装置が実現する。
【0103】変形例 本発明のVTRの動作は実施例1ないし実施例4につい
て説明したものに限定されない。例えば図2ないし図5
のステップ22、32または44において記録された信
号の存在が検出されたときにも、ユーザの選択によりテ
ストステップを実施することができるようにすることも
できる。このとき例えば記録されている映像の1フレー
ムを画面に再生し、テストの実施(従ってその映像の消
去)を行なうかどうかの判断に供することとしてもよ
い。
【0104】また、当該カセットについてすでにテスト
されている場合には、図2のステップ26および図3や
図4のステップ38のテストを省略してもよい。言換え
れば、各カセットについて、一旦テストを行なったら、
そのカセットが排出されるまでは、上記テストの結果を
記憶し、この記憶されたテストの結果に基づいて記録の
制御を行なってもよい。こうすることで、テストの繰返
しを避けることができる。
【0105】さらに、ステップ22やステップ32によ
る記録された信号の有無の判定は、すでに同一のテープ
について記録された信号が存在しないとの判定結果が得
られており、かつテープがその後巻戻されていなけれ
ば、省略し記録された信号は存在しないという判断をす
ることとしてもよい。
【0106】また、上記の各実施例においてテスト信号
は、周波数f1およびf2の成分が順に記録された。し
かし本発明はこれに限定されない。二つの周波数の成分
を同時に記録してもよい。この場合、f1およびf2の
レベル検出器がそれぞれの周波数成分を通過させるフィ
ルターとともに設けられる。
【0107】また、3つ以上の周波数をテストに用いる
ことにより、磁気テープの周波数応答性に関しより正確
な情報を得るようにしても良い。さらに周波数が一つだ
けのテスト信号を用いることも可能である。
【0108】本発明はVTRに限らず、他の磁気記録再
生装置にも応用でき、テープ以外の磁気記録媒体に記録
を行なう場合にも応用可能である。
【0109】
【発明の効果】請求項1に記載の磁気記録方法によれ
ば、磁気記録媒体に記録された信号が存在しないことを
確認した上でテスト信号を記録、再生することにより磁
気記録媒体の特性の測定を行なうので、記録された信号
を消去してしまうおそれがなく、しかも磁気記録媒体の
特性に合った記録を行なって、該磁気記録媒体の特性を
最大限に引出すことができる。また、請求項2の方法に
よれば、磁気記録媒体が挿入されたときに、記録された
信号が存在するかどうかの判定を行なうこととしたの
で、特性の測定のし忘れにより最適でない条件で入力信
号の記録を行なうことを回避できる。さらに、請求項3
の方法によれば、入力信号の記録が指示されたときに、
該入力信号の記録に先立って特性の測定を行なうことと
したので、特性の測定のし忘れにより最適でない条件で
入力信号の記録を行なうことを回避できる。
【0110】請求項に記載の信号記録再生装置によれ
ば、磁気記録媒体に記録された信号が存在しないことを
確認した上で、テスト信号の記録、再生による磁気記録
媒体の特性の測定を行なうこととしたので、記録された
信号を消去してしまうおそれがなく、しかも特性の測定
を行なって最適の条件で入力信号の記録を行なうことが
できる。
【0111】請求項に記載の装置によれば、記録され
た信号が存在すると判定されたときには、記録された信
号が存在しない位置まで磁気記録媒体を駆動するので、
そこで記録された信号を消去することなく、特性の測定
を行なうことができる。
【0112】請求項に記載の装置によれば、磁気記録
媒体が挿入されたときに、記録された信号が存在するか
どうかの判定を行なうこととしたので、特性の測定のし
忘れにより最適でない条件で入力信号の記録を行なうこ
とを回避できる。
【0113】請求項に記載の装置によれば、入力信号
記録が指示されたときに該入力信号の記録に先立って
特性の測定を行なうこととしたので、特性の測定のし忘
れにより最適でない条件で入力信号の記録を行なうこと
を回避できる。
【0114】請求項に記載の装置によれば、磁気記録
媒体に記録された制御パルスを検出することにより、上
記記録された信号が存在するかどうかの判定を行なうこ
ととしている。制御パルスの検出は他の目的、例えばテ
ープ走行およびヘッド回転のサーボ制御のためにも行な
われるので、これらのための既存の回路を利用し、付加
する回路を最少限にして、記録された信号の有無を判定
をすることができる。
【0115】請求項に記載の装置によれば、磁気記録
媒体に記録された音声信号のエンベロープを検出するこ
とにより、上記記録された信号が存在するかどうかの判
定を行なうこととしている。エンベロープ検出器は、テ
ープに記録された音声および映像トラックの追従のため
に従来からVTRに用いられているサーボシステムの一
部をなすものである。従って、これらのエンベロープ検
出器を用いれば、付加する回路を最少限にして、記録さ
れた信号の有無を判定をすることができる。
【0116】請求項10に記載の装置によれば、磁気記
録媒体に記録された、周波数変調された映像信号のエン
ベロープを検出することにより、上記記録された信号が
存在するかどうかの判定をしている。エンベロープ検出
器は、テープに記録された映像トラックの追従のために
従来からVTRに用いられているサーボシステムの一部
をなすものである。従って、これらのエンベロープ検出
器を用いれば、付加する回路を最少限にして、記録され
た信号の有無を判定をすることができる。
【0117】請求項11に記載の装置によれば、磁気記
録媒体に記録された、映像信号から同期パルスを分離
し、検出することにより、上記記録された信号が存在す
るかどうかの判定をしている。しかるに、映像信号が存
在しないときには、ランダムな映像ノイズが画面に表示
されるのを防ぐために同期分離回路が設けられているの
が普通であるので、このような場合この同期分離回路を
利用することにより、付加する回路を最少限にして、記
録された信号の有無を判定をすることができる。
【0118】請求項12に記載の装置によれば、第1の
信号を元に、その周波数を2倍にする周波数逓倍器を用
いているので、最少限の回路の付加により二つの周波数
の信号を得ることができ、特性の測定を正確に行なうこ
とができる。
【0119】請求項13に記載の装置によれば、第1の
信号を元に、その周波数を2分の1にする分周器を用い
ているので、最少限の回路の付加により二つの周波数の
信号を得ることができ、特性の測定を正確に行なうこと
ができる。
【0120】請求項14に記載の装置によれば、システ
ム制御器のクロック発振器の出力をテスト信号として用
いているので、付加する回路を最少限にして、記録され
た信号の有無を判定をすることができる。
【0121】請求項15に記載の装置によれば、色副搬
送波発振器の出力をテスト信号として用いているので、
付加する回路を最少限にして、記録された信号の有無を
判定をすることができる。
【0122】請求項16に記載の装置によれば、固定さ
れた電圧を与えたときに周波数変調器から得られる出力
をテスト信号として用いているので、映像信号や音声信
号の周波数変調のために用いられる回路を利用し、付加
する回路を最少限にして、記録された信号の有無を判定
をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の磁気記録装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例1の動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の実施例2の動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の実施例3の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の実施例4の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の実施例5の磁気記録装置を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の実施例6の磁気記録装置を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の実施例7の磁気記録装置を示すブロッ
ク図である。
【図9】本発明の実施例8の磁気記録装置を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明の実施例9の磁気記録装置を示すブロ
ック図である。
【図11】本発明の実施例10の磁気記録装置を示すブ
ロック図である。
【図12】本発明の実施例11のテスト信号発生回路を
示すブロック図である。
【図13】本発明の実施例13テスト信号発生回路を示
すブロック図である。
【図14】本発明の実施例15のテスト信号発生回路を
示すブロック図である。
【図15】2種の磁気テープの特性を示すグラフであ
る。
【図16】図15のそれぞれの磁気テープを用いた場合
に得られる再生信号の周波数特性を示すグラフである。
【図17】比較的グレードの高い磁気テープについて
の、二つの周波数における測定の結果を示すグラフであ
る。
【図18】比較的グレードの低い磁気テープについて
の、二つの周波数における測定の結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
2:記録回路 4:テスト信号発生器 6:記録/再生機構 8:再生回路 10、80:システム制御器 12:テスト信号レベル検出器 14:記録制御器 16:カセット 60:周波数発生器 66:回転ヘッド 68:固定制御ヘッド 70:制御パルス回路 82:f1レベル検出器 84:f2レベル検出器 90:回転音声ヘッド 92:音声再生増幅器 94:音声エンベロープ検出器 96:映像エンベロープ検出器 98:同期信号分離回路 100:ディーテイル強調回路 104:周波数逓倍器 108:分周器 110:電圧源

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体にすでに記録された信号が
    存在するかどうかを自動的に判定するステップと、記録
    された信号が存在しない場合には、磁気記録媒体にテス
    ト信号を記録し、該テスト信号を再生し、該テスト信号
    の少なくとも一つの周波数成分において再生レベルを測
    定することにより、上記磁気記録媒体の特性を測定する
    ステップと、入力信号を受信するステップと、上記特性
    の測定の結果に応じて、上記入力信号を処理し、上記磁
    気記録媒体の特性に合致した記録信号を発生するステッ
    プと、上記記録信号を上記磁気記録媒体に記録するステ
    ップとを備えた磁気記録方法。
  2. 【請求項2】 上記磁気記録媒体にすでに記録された信
    号が存在するかどうかを自動的に判定するステップが、
    上記磁気記録媒体が上記記録/再生機構に挿入されたと
    きに自動的に行われることを特徴とする請求項1に記載
    の磁気記録方法。
  3. 【請求項3】 上記磁気記録媒体にすでに記録された信
    号が存在するかどうかを自動的に判定するステップが、
    上記入力信号の記録が指示されたときに上記入力信号の
    記録に先立って自動的に行われることを特徴とする請求
    項1に記載の磁気録方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つのテスト周波数の成分を
    持つテスト信号を発生するテスト信号発生器(4)と、
    制御信号に応じて入力信号を処理してまたは上記テスト
    信号に基づいて記録信号を発生する記録回路(2)と、
    上記記録信号を磁気記録媒体(64)に記録し、上記磁
    気記録媒体(64)から信号を再生して再生信号を発生
    する記録/再生機構(6)と、上記再生信号を処理して
    出力信号を発生する再生回路(8)と、上記テスト周波
    数の再生レベルを測定し、上記磁気記録媒体(64)の
    特性を測定するテスト信号レベル検出器(12)と、上
    記テスト周波数の再生レベルから最適の制御条件を決定
    し、この最適の制御条件に従う上記制御信号を発生する
    記録制御器(14)とを備え、上記記録回路(2)は、
    上記制御信号に従って、上記磁気記録媒体の特性に応じ
    て上記記録信号を最適化し、さらに、上記磁気記録媒体
    (64)に記録された信号が存在するときにこれを検出
    する信号検出手段(70;92,94;96;98)
    と、上記信号検出手段の検出結果に基づいて、記録され
    た信号が存在しない場合には、上記記録回路(2)およ
    び上記記録/再生機構(6)による上記テスト信号の記
    録、および上記記録/再生機構(6)および上記再生回
    路(8)による上記テスト信号の再生、および上記テス
    ト信号レベル検出器(12)による上記テスト周波数の
    再生レベルの測定、および上記記録制御器(14)によ
    る上記最適制御条件の決定を行なわせるシステム制御器
    (10)とを備えた磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記システム制御器(10)は、記録さ
    れた信号が存在すると判定したときには、上記記録/再
    生機構(6)により、記録された信号が存在しない位置
    まで上記磁気記録媒体(64)を駆動させることを特徴
    とする請求項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記システム制御器(10)は、上記磁
    気記録媒体(64)が上記記録/再生機構(6)に挿入
    されたときに、上記記録された信号が存在するかどうか
    の判定を行なうことを特徴とする請求項またはに記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 上記システム制御器(10)は、上記入
    力信号の記録が指示されると、該入力信号の記録に先立
    って、上記記録された信号が存在するかどうかの判定を
    行なうことを特徴とする請求項またはのいずれかに
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記記録/再生機構(6)は、上記磁気
    記録媒体(64)に制御パルスを記録し、再生する制御
    ヘッド(68)を有し、上記システム制御器(10)
    は、上記制御パルスを検出することにより、上記記録さ
    れた信号が存在するかどうかの判定を行なうことを特徴
    とする請求項ないしのいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記再生信号は、音声信号を含み、上記
    再生回路(8)は上記音声信号のエンベロープを検出
    し、上記システム制御器(10)は、上記エンベロープ
    により、上記記録された信号が存在するかどうかの判定
    を行なうことを特徴とする請求項ないしのいずれか
    に記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記再生信号は、周波数変調された映
    像信号を含み、上記再生回路(8)は上記周波数変調さ
    れた映像信号のエンベロープを検出し、上記システム制
    御器(10)は、上記エンベロープにより、上記記録さ
    れた信号が存在するかどうかの判定を行なうことを特徴
    とする請求項ないしのいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 上記再生信号は、同期パルスを備えた
    映像信号を含み、上記再生回路(8)は上記映像信号か
    ら上記同期パルスを分離し、上記システム制御器(1
    0)は、上記同期パルスにより、上記記録された信号が
    存在するかどうかの判定を行なうことを特徴とする請求
    ないし10のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記テスト信号は少なくとも二つの周
    波数を有し、上記テスト信号発生器(4)は、第1の周
    波数の第1の信号を発生する発振器(102)と、上記
    第1の周波数を2倍にして第2の信号を発生する周波数
    逓倍器(104)と、上記第1および第2の信号を組合
    せて上記テスト信号を形成するマルチプレキサ(10
    6)とを備えていることを特徴とする請求項ないし
    のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記テスト信号は少なくとも二つの周
    波数を有し、上記テスト信号発生器(4)は、第1の周
    波数の第1の信号を発生する発振器(102)と、上記
    第1の周波数を半分にして第2の信号を発生する分周器
    (108)と、上記第1および第2の信号を組合せて上
    記テスト信号を形成するマルチプレキサ(106)とを
    備えていることを特徴とする請求項ないし11のいず
    れかに記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記発振器(102)がシステム制御
    器のクロック発振器であることを特徴とする請求項12
    または13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 上記発振器(102)が色副搬送波発
    振器であることを特徴とする請求項12または13に記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 上記記録回路(2)が周波数変調器
    (54)を含み、上記テスト信号発生器(4)が少なく
    とも一つの固定された電圧を発生する電圧源を含み、上
    記周波数変調器(54)は、上記固定された電圧を上記
    入力信号の代りに受信することを特徴とする請求項
    いし15のいずれかに記載の装置。
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