JPH08180408A - 磁気転写装置 - Google Patents
磁気転写装置Info
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- JPH08180408A JPH08180408A JP6337284A JP33728494A JPH08180408A JP H08180408 A JPH08180408 A JP H08180408A JP 6337284 A JP6337284 A JP 6337284A JP 33728494 A JP33728494 A JP 33728494A JP H08180408 A JPH08180408 A JP H08180408A
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- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 21
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/86—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/50—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/86—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
- G11B5/865—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers by contact "printing"
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーニングテープに付着した磁性粉などに
よる磁気転写装置の故障を防ぎ、クリーニングテープに
付着した磁性粉などを効果的に取り除くこと。 【構成】 ビデオソフト高速プリントシステム用磁気転
写装置に用いられるブランクテープ１２にクリーニング
用のテープを接触させて、前記テープをクリーニングす
るクリーニング装置１７のガイドポール１８の両端のフ
ランジにスリットを設け、該スリットからクリーニング
テープ２３の両エッジ面から脱落した物を吸い込むこと
で、テープ両端のエッジ面から脱落した磁性粉などを効
果的に除去でき、常にブランクテープ１２の磁性面を清
潔に保つことができる。
よる磁気転写装置の故障を防ぎ、クリーニングテープに
付着した磁性粉などを効果的に取り除くこと。 【構成】 ビデオソフト高速プリントシステム用磁気転
写装置に用いられるブランクテープ１２にクリーニング
用のテープを接触させて、前記テープをクリーニングす
るクリーニング装置１７のガイドポール１８の両端のフ
ランジにスリットを設け、該スリットからクリーニング
テープ２３の両エッジ面から脱落した物を吸い込むこと
で、テープ両端のエッジ面から脱落した磁性粉などを効
果的に除去でき、常にブランクテープ１２の磁性面を清
潔に保つことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビデオソフト高速プリン
トシステム用の磁気転写装置に関する。
トシステム用の磁気転写装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】家庭用ＶＴＲが開発されて以来、ＶＴＲ
は急激に普及し、それに伴いビデオソフトの需要量も飛
躍的に伸び、幅広い分野の情報がビデオソフトを通じて
人々の要求に応えている。このように、近年のビデオソ
フトの需要量の急増から、プリントハウスでは、より一
層の生産性と品質の向上が求められている。しかし、ビ
デオソフトのコピーには従来、マスターＶＴＲに数十台
あるいは数百台のスレーブＶＴＲをつないでコピーす
る、といった単純な方式が採られていたため、人手がか
かり、またスレーブＶＴＲ個々の特性の違いから、メン
テナンスに膨大な手間と時間がかかるなど、生産性向上
と高品質の両立は困難であった。そこで、本出願人はビ
デオソフト高速プリントシステムを開発し、従来のリア
ルタイムコピー方式における問題を一挙に解決し、高生
産性、高品質でしかもあるゆる点での省力化を可能にし
た。
は急激に普及し、それに伴いビデオソフトの需要量も飛
躍的に伸び、幅広い分野の情報がビデオソフトを通じて
人々の要求に応えている。このように、近年のビデオソ
フトの需要量の急増から、プリントハウスでは、より一
層の生産性と品質の向上が求められている。しかし、ビ
デオソフトのコピーには従来、マスターＶＴＲに数十台
あるいは数百台のスレーブＶＴＲをつないでコピーす
る、といった単純な方式が採られていたため、人手がか
かり、またスレーブＶＴＲ個々の特性の違いから、メン
テナンスに膨大な手間と時間がかかるなど、生産性向上
と高品質の両立は困難であった。そこで、本出願人はビ
デオソフト高速プリントシステムを開発し、従来のリア
ルタイムコピー方式における問題を一挙に解決し、高生
産性、高品質でしかもあるゆる点での省力化を可能にし
た。
【０００３】本出願人の開発したビデオソフト高速プリ
ントシステムは、マザーテープ上のビデオソフト磁気記
録画像をブランクテープに磁気コンタクトプリント方式
で高速コピーを行うものである。磁気コンタクトプリン
ト方式とはミラーマザーテープとブランクテープとを重
ね合わせ、そこへバイアス磁界をかけて高速プリンタで
ブランクテープの上に、ミラーマザーテープのパターン
を写す方式である。磁気コンタクトプリント方式の工程
は、ミラーマザーテープ作成工程、テープコピー工程、
およびローディング工程の３つに分けられる。
ントシステムは、マザーテープ上のビデオソフト磁気記
録画像をブランクテープに磁気コンタクトプリント方式
で高速コピーを行うものである。磁気コンタクトプリン
ト方式とはミラーマザーテープとブランクテープとを重
ね合わせ、そこへバイアス磁界をかけて高速プリンタで
ブランクテープの上に、ミラーマザーテープのパターン
を写す方式である。磁気コンタクトプリント方式の工程
は、ミラーマザーテープ作成工程、テープコピー工程、
およびローディング工程の３つに分けられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記ビデオソフト高速
プリントシステムのテープコピー工程を受け持つ磁気転
写装置には、ミラーマザーテープおよびブランクテープ
にクリーニングテープを接触させながら、これらのテー
プのクリーニングを行う装置が設けられている。ミラー
マザーテープおよびブランクテープからクリーニング装
置のクリーニングテープに回収されて付着するものは、
大部分がブランクテープの磁性粉やベース面からの脱落
物であり、特にコピーされるブランクテープの裁断の要
因から、その両エッジ部に脱落する磁性粉が多く、回収
飽和状態になったり、クリーニングテープからは塊とな
った磁性粉が再びコピーされたテープに巻き込まれる場
合があった。この時の磁性粉の塊は、大きなドロップア
ウトとなったり、磁気転写装置の走行系にまで巻き込ま
れ、ミラーマザーテープを含めた重大なテープの切断事
故につながる場合があった。
プリントシステムのテープコピー工程を受け持つ磁気転
写装置には、ミラーマザーテープおよびブランクテープ
にクリーニングテープを接触させながら、これらのテー
プのクリーニングを行う装置が設けられている。ミラー
マザーテープおよびブランクテープからクリーニング装
置のクリーニングテープに回収されて付着するものは、
大部分がブランクテープの磁性粉やベース面からの脱落
物であり、特にコピーされるブランクテープの裁断の要
因から、その両エッジ部に脱落する磁性粉が多く、回収
飽和状態になったり、クリーニングテープからは塊とな
った磁性粉が再びコピーされたテープに巻き込まれる場
合があった。この時の磁性粉の塊は、大きなドロップア
ウトとなったり、磁気転写装置の走行系にまで巻き込ま
れ、ミラーマザーテープを含めた重大なテープの切断事
故につながる場合があった。
【０００５】そこで、本発明の目的はクリーニングテー
プに付着した磁性粉などによる磁気転写装置の故障を防
ぐことである。また、本発明の目的はクリーニングテー
プに付着した磁性粉などを効果的に取り除くことであ
る。
プに付着した磁性粉などによる磁気転写装置の故障を防
ぐことである。また、本発明の目的はクリーニングテー
プに付着した磁性粉などを効果的に取り除くことであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成によって達成される。すなわち、マザーテープおよ
びブランクテープの少なくともいずれかのテープにクリ
ーニング用のテープを接触させて、前記テープを常に清
潔に保つためのクリーニング装置を備えたマザーテープ
の磁気記録画像をブランクテープに磁気コンタクトプリ
ント方式により転写する磁気転写装置において、クリー
ニング装置にはクリーニングテープとマザーテープおよ
びブランクテープの少なくともいずれかのテープと接触
させるためのガイドポールを設け、該ガイドポールに、
その両端フランジにクリーニングテープの両エッジ面か
ら脱落した物を吸い込むためのスリットとガイドポール
内部に前記スリットに連通した通気孔を設け、該通気孔
に吸引エアー発生装置を接続した磁気転写装置である。
構成によって達成される。すなわち、マザーテープおよ
びブランクテープの少なくともいずれかのテープにクリ
ーニング用のテープを接触させて、前記テープを常に清
潔に保つためのクリーニング装置を備えたマザーテープ
の磁気記録画像をブランクテープに磁気コンタクトプリ
ント方式により転写する磁気転写装置において、クリー
ニング装置にはクリーニングテープとマザーテープおよ
びブランクテープの少なくともいずれかのテープと接触
させるためのガイドポールを設け、該ガイドポールに、
その両端フランジにクリーニングテープの両エッジ面か
ら脱落した物を吸い込むためのスリットとガイドポール
内部に前記スリットに連通した通気孔を設け、該通気孔
に吸引エアー発生装置を接続した磁気転写装置である。
【０００７】本発明の前記クリーニング装置のスリット
はクリーニングテープがマザーテープおよびブランクテ
ープの少なくともいずれかのテープと接触した後、離れ
る部位の後方に位置する部位に設けることでテープ両端
のエッジ面から脱落した磁性粉などの吸い込みが効果的
に行える。また、本発明の吸引エアー発生装置は加圧エ
アーを変換することにより吸引エアーを発生させる構成
とすることができる。また、吸引エアー発生装置には吸
引した物を回収するためのフィルターを設ける事が望ま
しい。
はクリーニングテープがマザーテープおよびブランクテ
ープの少なくともいずれかのテープと接触した後、離れ
る部位の後方に位置する部位に設けることでテープ両端
のエッジ面から脱落した磁性粉などの吸い込みが効果的
に行える。また、本発明の吸引エアー発生装置は加圧エ
アーを変換することにより吸引エアーを発生させる構成
とすることができる。また、吸引エアー発生装置には吸
引した物を回収するためのフィルターを設ける事が望ま
しい。
【０００８】
【作用】マザーテープおよびブランクテープの少なくと
もいずれかのテープを常に清潔に保つためのクリーニン
グ装置の前記テープと接触するガイドにスリットがある
ので、前記テープ両エッジ面から脱落した磁性粉などを
効果的に吸引除去することができる。
もいずれかのテープを常に清潔に保つためのクリーニン
グ装置の前記テープと接触するガイドにスリットがある
ので、前記テープ両エッジ面から脱落した磁性粉などを
効果的に吸引除去することができる。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を図面とともに説明する。図
１は、本実施例に係るビデオソフト高速プリントシステ
ムの磁気転写装置のテープ走行系における機械的構成を
示す配置図であり、図２にはクリーニング装置の配置
図、図３にはガイドポールの側面図、図４には図３のＡ
−Ａ’線視図（図４（ａ））、Ｂ−Ｂ’線視図（図４
（ｂ））、図５には磁性粉吸引用の加圧エアーを発生さ
せるための各部材の構成図を示す。また、図６にはビデ
オソフト高速プリントシステムの構成図を示す。本実施
例のビデオソフト高速プリントシステムは図６に示す通
り、磁気コンタクトプリント方式でビデオソフトの高速
コピーを行うものであり、そのプリント方式の工程はミ
ラーマザーテープ作成工程、テープコピー工程、および
ローディング工程の３つに分けられる。
１は、本実施例に係るビデオソフト高速プリントシステ
ムの磁気転写装置のテープ走行系における機械的構成を
示す配置図であり、図２にはクリーニング装置の配置
図、図３にはガイドポールの側面図、図４には図３のＡ
−Ａ’線視図（図４（ａ））、Ｂ−Ｂ’線視図（図４
（ｂ））、図５には磁性粉吸引用の加圧エアーを発生さ
せるための各部材の構成図を示す。また、図６にはビデ
オソフト高速プリントシステムの構成図を示す。本実施
例のビデオソフト高速プリントシステムは図６に示す通
り、磁気コンタクトプリント方式でビデオソフトの高速
コピーを行うものであり、そのプリント方式の工程はミ
ラーマザーテープ作成工程、テープコピー工程、および
ローディング工程の３つに分けられる。
【００１０】ミラーマザーテープ作成工程では、ミラー
マザーＶＴＲとプログラムを送り出すマスターＶＴＲを
接続し、完全自動運転によりミラーマザーテープを作成
する。ミラーマザーテープのトラックパターンは、通常
のトラックパターンと鏡面対称をなしている。また、テ
ープコピー工程では、ミラーマザーテープ作成工程で作
成したミラーマザーテープを、高速プリンタにかける。
そして同じくブランクテープを高速プリンタにかけ、互
いの磁性面同士を転写ドラムの上で重ね、空気圧をかけ
て圧着走行させる。また、同時にバイアス磁界をかける
ことにより、ミラーマザーテープ上のパターンを、ブラ
ンクテープ上に反転転写する。転写の済んだブランクテ
ープは、連続して巻き取られ、ローディング工程へ送ら
れる。
マザーＶＴＲとプログラムを送り出すマスターＶＴＲを
接続し、完全自動運転によりミラーマザーテープを作成
する。ミラーマザーテープのトラックパターンは、通常
のトラックパターンと鏡面対称をなしている。また、テ
ープコピー工程では、ミラーマザーテープ作成工程で作
成したミラーマザーテープを、高速プリンタにかける。
そして同じくブランクテープを高速プリンタにかけ、互
いの磁性面同士を転写ドラムの上で重ね、空気圧をかけ
て圧着走行させる。また、同時にバイアス磁界をかける
ことにより、ミラーマザーテープ上のパターンを、ブラ
ンクテープ上に反転転写する。転写の済んだブランクテ
ープは、連続して巻き取られ、ローディング工程へ送ら
れる。
【００１１】ローディング工程では、コピー工程で作成
したプリント済みのテープを、ローダーにかけ、カセッ
トシェルに巻き込む。この際、ローダーはプログラムの
頭に記録してあるＣＵＥ信号を読みとり、自動的に一巻
ずつカットして高速で巻き込んでいく。これでビデオソ
フトが完成する。
したプリント済みのテープを、ローダーにかけ、カセッ
トシェルに巻き込む。この際、ローダーはプログラムの
頭に記録してあるＣＵＥ信号を読みとり、自動的に一巻
ずつカットして高速で巻き込んでいく。これでビデオソ
フトが完成する。
【００１２】本実施例に係る磁気転写装置は、前記ビデ
オソフト高速プリントシステムのテープコピー工程に用
いる装置であり、そのテープ走行系における機械的構成
図である図１について、説明する。
オソフト高速プリントシステムのテープコピー工程に用
いる装置であり、そのテープ走行系における機械的構成
図である図１について、説明する。
【００１３】ミラーマザーテープ１１の磁気パターンを
ブランクテープ１２に転写する原理は、微細な磁気パタ
ーンを磁気的に転写する方法による。高速プリンタで
は、ミラーマザーテープ１１とブランクテープ１２の磁
性面を密着させ、そこに、適量のバイアス磁界をかけ
る。すると、バイアス磁界によりミラーマザーテープ１
１の磁気パターンがブランクテープ１２の磁性面に転写
される（図１のリングＡの部分）。ミラーマザーテープ
１１には、ブランクテープ１２に磁気パターンを転写す
るために加えられるバイアス磁界によって減磁しないよ
う、ブランクテープ１２の約３倍の抗磁力を持った磁性
材料が使われている。現在、一般的に使用されているブ
ランクテープ１２の抗磁力は、約７００エルステッド前
後、ミラーマザーテープ１１は約２０００エルステッド
である。ミラーマザーテープ１１は、ブランクテープ１
２に磁性面を密着して反転転写するため、通常とは逆の
トラックパターンで記録される。このためミラーマザー
テープ１１上に標準フォーマットに対して鏡面対称とな
るパターンを、逆リードのヘッドドラムで記録する。
ブランクテープ１２に転写する原理は、微細な磁気パタ
ーンを磁気的に転写する方法による。高速プリンタで
は、ミラーマザーテープ１１とブランクテープ１２の磁
性面を密着させ、そこに、適量のバイアス磁界をかけ
る。すると、バイアス磁界によりミラーマザーテープ１
１の磁気パターンがブランクテープ１２の磁性面に転写
される（図１のリングＡの部分）。ミラーマザーテープ
１１には、ブランクテープ１２に磁気パターンを転写す
るために加えられるバイアス磁界によって減磁しないよ
う、ブランクテープ１２の約３倍の抗磁力を持った磁性
材料が使われている。現在、一般的に使用されているブ
ランクテープ１２の抗磁力は、約７００エルステッド前
後、ミラーマザーテープ１１は約２０００エルステッド
である。ミラーマザーテープ１１は、ブランクテープ１
２に磁性面を密着して反転転写するため、通常とは逆の
トラックパターンで記録される。このためミラーマザー
テープ１１上に標準フォーマットに対して鏡面対称とな
るパターンを、逆リードのヘッドドラムで記録する。
【００１４】高速走行するミラーマザーテープ１１とブ
ランクテープ１２は、ずれることなく密着しているが、
本実施例の装置では、これを可能にするため転写ドラム
方式（図示せず）を採用している。そして、マザーテー
プ１１およびブランクテープ１２のクリーニングのため
に、マザーテープ１１およびブランクテープ１２の磁性
面用とベースとバックコート面用に１本ずつクリーニン
グテープ２３とガイドポール１８を備えた各クリーニン
グ装置１７が、合計４箇所に設けられている。そして、
テープ走行中に各クリーニング装置１７がそれぞれのテ
ープ面をクリーニングしている。クリーニングテープ２
３はその供給リールより巻き取りリールへ、ミラーマザ
ーテープ１１及びブランクテープ１２の５０ｍ走行ごと
に５ｍｍ程度送られる。
ランクテープ１２は、ずれることなく密着しているが、
本実施例の装置では、これを可能にするため転写ドラム
方式（図示せず）を採用している。そして、マザーテー
プ１１およびブランクテープ１２のクリーニングのため
に、マザーテープ１１およびブランクテープ１２の磁性
面用とベースとバックコート面用に１本ずつクリーニン
グテープ２３とガイドポール１８を備えた各クリーニン
グ装置１７が、合計４箇所に設けられている。そして、
テープ走行中に各クリーニング装置１７がそれぞれのテ
ープ面をクリーニングしている。クリーニングテープ２
３はその供給リールより巻き取りリールへ、ミラーマザ
ーテープ１１及びブランクテープ１２の５０ｍ走行ごと
に５ｍｍ程度送られる。
【００１５】図２に示すように、クリーニング装置１７
にはクリーニングテープ２３走行ガイド用のガイドポー
ル１８が設けられているが、本実施例はこのガイドポー
ル１８の構造に特徴がある。すなわち、図３のガイドポ
ール１８の図に示すように、ガイドポール１８の両フラ
ンジ１９にスリット２４（図４参照）を設けてある。そ
して、このスリット２４はガイドポール１８の軸芯部に
設けられた通気孔２０に通じていて、該通気孔２０はガ
イドポール座金２１の管壁に設けられた吸引用分岐管２
２に連通している。したがって、テープの両エッヂ面か
ら脱落した磁性粉などはスリット２４に吸引され、吸引
用分岐管２２から図示しないエアーホースを介して除去
される。ガイドポール１８のスリット２４はクリーニン
グテープ２３がミラーマザーテープ１１またはブランク
テープ１２と接触した後、離れる部位の後方に設ける。
また、各テープ走行に影響の出ない幅のスリット２４と
する。
にはクリーニングテープ２３走行ガイド用のガイドポー
ル１８が設けられているが、本実施例はこのガイドポー
ル１８の構造に特徴がある。すなわち、図３のガイドポ
ール１８の図に示すように、ガイドポール１８の両フラ
ンジ１９にスリット２４（図４参照）を設けてある。そ
して、このスリット２４はガイドポール１８の軸芯部に
設けられた通気孔２０に通じていて、該通気孔２０はガ
イドポール座金２１の管壁に設けられた吸引用分岐管２
２に連通している。したがって、テープの両エッヂ面か
ら脱落した磁性粉などはスリット２４に吸引され、吸引
用分岐管２２から図示しないエアーホースを介して除去
される。ガイドポール１８のスリット２４はクリーニン
グテープ２３がミラーマザーテープ１１またはブランク
テープ１２と接触した後、離れる部位の後方に設ける。
また、各テープ走行に影響の出ない幅のスリット２４と
する。
【００１６】磁気転写装置に使用されるテープはその製
造メーカの違いで、クリーニングテープ２３に落ちる磁
性粉の量が異なるが、いずれの製造メーカのテープの場
合にも、磁性粉はテープ両エッヂ面に集中する。したが
って、本発明の上記実施例によると、テープ両エッヂ面
から脱落する磁性粉を吸引により除き、再度テープ面に
付着させないことができ、磁性粉の塊による切断などの
重大トラブルを防止することができ、磁気転写装置の信
頼性が向上する。
造メーカの違いで、クリーニングテープ２３に落ちる磁
性粉の量が異なるが、いずれの製造メーカのテープの場
合にも、磁性粉はテープ両エッヂ面に集中する。したが
って、本発明の上記実施例によると、テープ両エッヂ面
から脱落する磁性粉を吸引により除き、再度テープ面に
付着させないことができ、磁性粉の塊による切断などの
重大トラブルを防止することができ、磁気転写装置の信
頼性が向上する。
【００１７】磁性粉吸引用のエアーは加圧エアーを変換
することにより発生させ、磁気転写装置に使用されてい
る加圧エアーを用いる。また、その吸引力は加圧エアー
の圧力を変化させることにより任意に変化させることが
でき、ブランクテープ１２に合った吸引力を設定でき
る。図５に本実施例の吸引用エアー配管系統図を示す。
本実施例では図５に示すように、吸引用のエアーを用い
て磁性粉などを回収するので、吸引した磁性粉などはフ
ィルターにて回収し付近への飛散を防止することができ
る。
することにより発生させ、磁気転写装置に使用されてい
る加圧エアーを用いる。また、その吸引力は加圧エアー
の圧力を変化させることにより任意に変化させることが
でき、ブランクテープ１２に合った吸引力を設定でき
る。図５に本実施例の吸引用エアー配管系統図を示す。
本実施例では図５に示すように、吸引用のエアーを用い
て磁性粉などを回収するので、吸引した磁性粉などはフ
ィルターにて回収し付近への飛散を防止することができ
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、クリーニング装置のガ
イドポールに設けたスリットを介してテープ両エッジ面
から脱落した磁性粉を吸引除去できるので、ミラーマザ
ーテープのコピー用のブランクテープを常に清潔に保つ
ことができる。
イドポールに設けたスリットを介してテープ両エッジ面
から脱落した磁性粉を吸引除去できるので、ミラーマザ
ーテープのコピー用のブランクテープを常に清潔に保つ
ことができる。
【図１】本発明の一実施例に係るビデオソフト高速プリ
ントシステムの磁気転写装置のテープ走行系における機
械的構成を示す配置図である。
ントシステムの磁気転写装置のテープ走行系における機
械的構成を示す配置図である。
【図２】図１の磁気転写装置におけるクリーニング装置
の配置図である。
の配置図である。
【図３】図１の磁気転写装置におけるクリーニング装置
のガイドポールの側面図である。
のガイドポールの側面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ’線、Ｂ−Ｂ’線視図である。
【図５】図１の磁気転写装置におけるクリーニング装置
の磁性粉吸引用の加圧エアーを発生させるための各部材
の構成図である。
の磁性粉吸引用の加圧エアーを発生させるための各部材
の構成図である。
【図６】ビデオソフト高速プリントシステムの構成図で
ある。
ある。
１１ ミラーマザーテープ、 １２ ブランクテープ、 １７ クリーニング装置、 １８ ガイドポール、 １９ ガイドポールのフランジ、 ２０ 通気孔、 ２３ クリーニングテープ ２４ スリット
Claims (4)
- 【請求項１】 マザーテープおよびブランクテープの少
なくともいずれかのテープにクリーニング用のテープを
接触させて、前記テープを常に清潔に保つためのクリー
ニング装置を備えたマザーテープの磁気記録画像をブラ
ンクテープに磁気コンタクトプリント方式により転写す
る磁気転写装置において、 クリーニング装置にはクリーニングテープとマザーテー
プおよびブランクテープの少なくともいずれかのテープ
と接触させるためのガイドポールを設け、該ガイドポー
ルに、その両端フランジにクリーニングテープの両エッ
ジ面から脱落した物を吸い込むためのスリットを設け、
さらに、ガイドポール内部に前記スリットに連通した通
気孔を設け、該通気孔に吸引エアー発生装置を接続した
ことを特徴とする磁気転写装置。 - 【請求項２】 スリットはクリーニングテープがマザー
テープおよびブランクテープの少なくともいずれかのテ
ープと接触した後、離れる部位の後方に位置する部位に
設けたことを特徴とする請求項１記載の磁気転写装置。 - 【請求項３】 吸引エアー発生装置は加圧エアーを変換
することにより吸引エアーを発生させる装置であること
を特徴とする請求項１記載の磁気転写装置。 - 【請求項４】 吸引エアー発生装置には吸引した物を回
収するためのフィルターを設けたことを特徴とする請求
項１記載の磁気転写装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337284A JPH08180408A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 磁気転写装置 |
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