JPH08156047A - 射出装置 - Google Patents

射出装置

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JPH08156047A
JPH08156047A JP6305956A JP30595694A JPH08156047A JP H08156047 A JPH08156047 A JP H08156047A JP 6305956 A JP6305956 A JP 6305956A JP 30595694 A JP30595694 A JP 30595694A JP H08156047 A JPH08156047 A JP H08156047A
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】既存の射出装置にシールリングを取り付けるこ
とにより、樹脂の混練性を高くするとともに、コストを
低くすることができるようにする。 【構成】スクリュー43と、スクリューヘッド31と、
逆止リング40と、前記スクリュー43とスクリューヘ
ッド31との間に固定され、前記逆止リング40が後退
して当接したときに、スクリュー43側とスクリューヘ
ッド31側とを密封するシールリング45とを有する。
スクリュー43を回転させながら後退させると、前記逆
止リング40が前方に移動するので、樹脂はシールリン
グ45と逆止リング40との間を通り、スクリューヘッ
ド31の前方に蓄えられる。前記シールリング45の外
周面には、突起物51が円周方向に複数個、かつ、軸方
向に複数列形成される。シールリング45を通る間に、
樹脂は突起物51間の間隙(かんげき)を蛇行させら
れ、この間、樹脂は良好に混練される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内で加熱され、溶融させられた樹脂を射出ノズルか
ら射出し、金型のキャビティに充填(じゅうてん)する
ようになっている。そして、前記加熱シリンダ内にスク
リューが回転自在にかつ進退自在に配設され、該スクリ
ューを回転させながら後退させると、ホッパから投入さ
れたペレット状の樹脂が前進させられる間に溶融させら
れ、混練されてスクリューの前方に蓄えられる。
【0003】続いて、該スクリューを前進させると、ス
クリューの前方に蓄えられた樹脂が射出ノズルから射出
され、金型のキャビティに充填される。その後、金型を
冷却して樹脂を固化させ、型開きを行うことによって成
形品を取り出すことができるようになっている。ところ
で、前記加熱シリンダ内において、樹脂は溶融させられ
るとともに混練されるが、良好に混練された状態の樹脂
を得るために、混練性の高い射出ノズルとしてミキシン
グノズルを使用することが考えられる。
【0004】ところが、該ミキシングノズルは高価であ
り、コストが高くなってしまう。また、射出時において
ミキシングノズルの先端は金型に接触させられるので、
金型の設計に合わせて形状、寸法等を変更する必要があ
るだけでなく、充填圧力が高くなってしまう。さらに、
ミキシングノズルは一般の射出ノズルに比べて制約条件
が多く、金型への対応性が低くなってしまう。
【0005】そこで、通常は、混練性の高いスクリュー
を使用するようにしている。図2は従来の混練性の高い
スクリューの第1の例を示す図、図3は従来の混練性の
高いスクリューの第2の例を示す図、図4は従来の混練
性の高いスクリューの第3の例を示す図、図5は従来の
混練性の高いスクリューの第4の例を示す図、図6は従
来の混練性の高いスリーステージスクリューを示す図、
図7は従来の混練性の高いスリーステージスクリューの
要部拡大図である。
【0006】図2において、11は加熱シリンダ、12
はスクリューである。該スクリュー12は螺旋(らせ
ん)状のフライト13を有し、該フライト13間に溝1
4が形成される。また、前記スクリュー12の先端に混
練部15が形成され、該混練部15は円周方向に複数の
並列な溝16を有する。したがって、スクリュー12の
回転に伴い溝14を通って前方(図における左方)に移
動させられた図示しない樹脂は、更に溝16を通って図
示しないスクリューヘッドの前方に蓄えられる。そし
て、前記溝16を通る間に樹脂は良好に混練される。
【0007】図3において、11は加熱シリンダ、12
はスクリューである。該スクリュー12は螺旋状のフラ
イト13を有し、該フライト13間に溝14が形成され
る。また、前記スクリュー12の先端近傍に混練部15
が形成され、該混練部15は、円周方向において蛇行す
るバリヤ溝17を有する。したがって、スクリュー12
の回転に伴い溝14を通って前方(図における左方)に
移動させられた図示しない樹脂は、更にバリヤ溝17を
通って図示しないスクリューヘッドの前方に蓄えられ
る。そして、前記バリヤ溝17を通る間に樹脂は良好に
混練される。
【0008】図4において、11は加熱シリンダ、12
はスクリューである。該スクリュー12は螺旋状のフラ
イト13を有し、該フライト13間に溝14が形成され
る。また、前記スクリュー12の先端近傍に混練部15
が形成され、該混練部15は前記フライト13間にサブ
フライト18を有する。したがって、スクリュー12の
回転に伴い溝14を通って前方(図における左方)に移
動させられた樹脂は、更にサブフライト18間の溝19
を通って図示しないスクリューヘッドの前方に蓄えられ
る。そして、前記溝19を通る間に樹脂は良好に混練さ
れる。
【0009】図5において、11は加熱シリンダ、12
はスクリューである。該スクリュー12は螺旋状のフラ
イト13を有し、該フライト13間に溝14が形成され
る。また、前記スクリュー12の先端近傍に混練部15
が形成され、該混練部15においては、各フライト13
間のスクリュー軸部20が偏心させられ、偏心させられ
たスクリュー軸部20における偏心溝21の深さが変化
させられる。したがって、スクリュー12の回転に伴い
溝14を通って前方(図における左方)に移動させられ
た図示しない樹脂は、更にスクリュー軸部20の周囲の
偏心溝21を通って図示しないスクリューヘッドの前方
に蓄えられる。そして、前記偏心溝21を通る間に樹脂
は良好に混練される。
【0010】図6及び7において、22はスリーステー
ジスクリュー、15は該スリーステージスクリュー22
の中央部に形成された混練部である。該混練部15にお
いては、次第に深さが小さくなる流入溝23と次第に深
さが大きくなる流出溝24とが円周方向において交互に
配設される。したがって、スクリュー12の回転に伴い
図示しない溝を通って前方(図における左方)に移動さ
せられた図示しない樹脂は、更に前記流入溝23から流
出溝24に流れて図示しないスクリューヘッドの前方に
蓄えられる。そして、前記流入溝23及び流出溝24を
通る間に樹脂は良好に混練される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、混練部15において滞留する
樹脂が多くなるだけでなく、色替え及び樹脂替えを容易
に行うことができない。したがって、多くの種類の樹脂
を取り扱う場合には、適さない樹脂を使用するたびに、
スクリュー12やスリーステージスクリュー22などを
交換しなければならない。ところが、前記スクリュー1
2やスリーステージスクリュー22などは高価であるの
でコストが高くなってしまう。また、スクリュー12や
スリーステージスクリュー22などを交換する作業が煩
わしい。
【0012】本発明は、前記従来の射出装置の問題点を
解決して、既存の射出装置にシールリングを取り付ける
ことにより、樹脂の混練性を高くするとともに、コスト
を低くし、作業を簡素化することができる射出装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出装置においては、加熱シリンダ内において回転自在に
かつ進退自在に配設されたスクリューと、該スクリュー
の先端に固定されたスクリューヘッドと、該スクリュー
ヘッドの外方において軸方向に移動自在に配設された逆
止リングと、前記スクリューとスクリューヘッドとの間
に固定され、前記逆止リングが後退して当接させられた
ときに、スクリュー側とスクリューヘッド側とを密封す
るシールリングとを有する。
【0014】そして、該シールリングの外周面には、突
起物が円周方向に複数個、かつ、軸方向に複数列形成さ
れる。
【0015】
【作用】本発明によれば、前記のように射出装置におい
ては、加熱シリンダ内において回転自在にかつ進退自在
に配設されたスクリューと、該スクリューの先端に固定
されたスクリューヘッドと、該スクリューヘッドの外方
において軸方向に移動自在に配設された逆止リングと、
前記スクリューとスクリューヘッドとの間に固定され、
前記逆止リングが後退して当接させられたときに、スク
リュー側とスクリューヘッド側とを密封するシールリン
グとを有する。
【0016】したがって、前記スクリューを回転させな
がら後退させると、前記逆止リングが前方に移動するの
で、樹脂は、シールリングと逆止リングとの間を通り、
次に逆止リングとスクリューヘッドとの間を通ってスク
リューヘッドの前方に蓄えられる。そして、前記スクリ
ューを前進させると、前記逆止リングが後方に移動して
シールリングと当接させられる。したがって、前記スク
リューヘッドの前方に蓄えられた樹脂は、スクリューの
前進と共に前方に移動させられ、射出ノズルから射出さ
れる。
【0017】そして、前記シールリングの外周面には、
突起物が円周方向に複数個、かつ、軸方向に複数列形成
される。したがって、シールリングを通る間に、樹脂は
突起物間の間隙(かんげき)を蛇行させられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
射出装置の断面図、図8は本発明の実施例におけるシー
ルリングの第1の例を示す正面図、図9は本発明の実施
例におけるシールリングの第1の例を示す側面図、図1
0は本発明の実施例におけるシールリングの第2の例を
示す正面図、図11は本発明の実施例におけるシールリ
ングの第2の例を示す側面図である。
【0019】図において、31はスクリューヘッドであ
り、先端の円錐(えんすい)部32、該円錐部32の後
方(図における右方)に形成された角柱状の大径部3
3、該大径部33の後方に形成された円柱状の小径部3
4、該小径部34の後方に形成された拡径部35、及び
該拡径部35の後方に形成されたねじ部36から成る。
また、40は樹脂の逆流を防止するための円筒形の逆止
リングであり、前記小径部34を包囲するように配設さ
れ、前記逆止リング40と小径部34との間に樹脂流路
41が形成される。
【0020】そして、43は図示しない加熱シリンダ内
において回転自在にかつ進退自在に配設されたスクリュ
ーであり、先端の開口部に前記ねじ部36が螺合され
る。前記スクリュー43には螺旋状のフライト48が配
設され、該フライト48間に溝49が形成される。ま
た、45は、前記ねじ部36をスクリュー43の先端の
開口部に螺合することによって固定される円筒形のシー
ルリングである。該シールリング45は前記ねじ部36
を貫通させるために貫通孔53を有する。そして、前記
逆止リング40が後退(図における右方に移動)したと
きに、該逆止リング40の後方の端面40aと前記シー
ルリング45の前方の端面45aとが当接し、スクリュ
ーヘッド31側とスクリュー43側とを密封する。
【0021】そして、前記構成の射出装置において、前
記スクリュー43が前進(図における左方に移動)する
と、前記加熱シリンダの先端に固定された図示しない射
出ノズルから樹脂が射出され、図示しない金型のキャビ
ティに充填される。続いて、次のショットのために樹脂
を溶融させて可塑化し、スクリューヘッド31の前方
(図における左方)に蓄える作業、すなわち計量工程が
開始される。
【0022】この計量工程においては、スクリュー43
が図示しない駆動系によって駆動されて後退し、この
時、図示しないホッパから供給された樹脂は、前記スク
リュー43の回転によって溝49を前方に移動し、加熱
シリンダ内で溶融させられ、シールリング45と加熱シ
リンダとの間及び樹脂流路41を通ってスクリューヘッ
ド31の前方に蓄えられる。この場合、溶融に伴って発
生させられる樹脂の圧力がスクリュー43に対する反力
になり、該反力によってスクリュー43が後退するよう
になっている。
【0023】このようにして、スクリューヘッド31の
前方に蓄えられた樹脂は、前記駆動系によって前記スク
リュー43が前進させられることによって射出ノズルか
ら射出され、金型のキャビティに充填される。ここで、
前記樹脂は、スクリュー43の前進に伴って発生させら
れる反力によって、その一部が溝49を後方に逆流しよ
うとする。前記樹脂の逆流を防止するために、前記逆止
リング40がスクリュー43の先端に配設される。ま
た、前記逆止リング40がスクリュー43から抜けない
ように、スクリュー43と別体のスクリューヘッド31
が形成され、該スクリューヘッド31にねじ部36が形
成され、前記スクリュー43の先端の開口部に螺合され
るようになっている。そして、スクリューヘッド31の
大径部33の外径を前記逆止リング40の内径より大き
くし、該逆止リング40が抜けないようにしてある。
【0024】ところで、前記シールリング45の外周面
には複数の突起物51が径方向外方に突出して形成され
る。該突起物51は、図8及び9に示すように、円周方
向に等間隔で複数個、かつ、軸方向に等間隔で複数列形
成される。しかも、各列の突起物51は互いにピッチを
ずらして形成され、軸方向において透視した場合、シー
ルリング45の円周方向の全体がいずれかの列の突起物
51によって疑似的に埋められるようになっている。
【0025】そして、前記スクリュー43を回転させな
がら後退させると、溶融させられた樹脂は溝49を通
り、前記シールリング45に至る。該シールリング45
の外周面には複数の突起物51が複数列形成されている
ので、シールリング45に到達した樹脂は、図1に示す
矢印のように各突起物51間の間隙52に進入し、隣接
する列の突起物51に衝突する。その後、樹脂は衝突し
た突起物51の両側の間隙52に更に進入し、衝突と進
入とを繰り返す。このようにして、シールリング45に
到達した樹脂は、前記間隙52を蛇行して流れ、スクリ
ューヘッド31側に到達し、この間、良好に混練され
る。
【0026】そして、多くの種類の樹脂を取り扱う場合
において、シールリング45に適さない樹脂を使用する
ときは、前記スクリューヘッド31をスクリュー43か
ら取り外し、前記シールリング45を他の種類のものと
交換することができる。したがって、色替え及び樹脂替
えを容易に行うことができる。例えば、図1、8及び9
に示すシールリング45の場合、前記突起物51が5列
形成されているので、混練性が高い。これに対して、図
10及び11に示すシールリング45の場合、前記突起
物51が2列形成されているだけであるので、混練性が
低い。このように、必要とされる混練性の高さに対応さ
せてシールリング45を選択することができる。
【0027】この場合、前記スクリューヘッド31、逆
止リング40及びスクリュー43を交換する必要がない
ので、コストを低くすることができる。また、シールリ
ング45の交換に伴って加熱シリンダの内面を清掃する
必要がないので、作業を簡素化することができる。な
お、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば射出装置においては、加熱シリンダ内において回転
自在にかつ進退自在に配設されたスクリューと、該スク
リューの先端に固定されたスクリューヘッドと、該スク
リューヘッドの外方において軸方向に移動自在に配設さ
れた逆止リングと、前記スクリューとスクリューヘッド
との間に固定され、前記逆止リングが後退して当接した
ときに、スクリュー側とスクリューヘッド側とを密封す
るシールリングとを有する。
【0029】したがって、前記スクリューを回転させな
がら後退させると、前記逆止リングが前方に移動するの
で、樹脂は、シールリングと逆止リングとの間を通り、
次に逆止リングとスクリューヘッドとの間を通ってスク
リューヘッドの前方に蓄えられる。そして、前記スクリ
ューを前進させると、前記逆止リングが後方に移動して
シールリングと当接させられる。したがって、前記スク
リューヘッドの前方に蓄えられた樹脂は、スクリューの
前進と共に前方に移動させられ、射出ノズルから射出さ
れる。
【0030】そして、前記シールリングの外周面には、
突起物が円周方向に複数個、かつ、軸方向に複数列形成
される。したがって、シールリングを通る間に、樹脂は
突起物間の間隙を蛇行させられ、この間、樹脂は良好に
混練される。また、多くの種類の樹脂を取り扱う場合に
おいて、シールリングに適さない樹脂を使用するとき
は、前記スクリューヘッドをスクリューから取り外し、
シールリングを他の種類のものと交換することができ
る。したがって、色替え及び樹脂替えを容易に行うこと
ができる。
【0031】この場合、シールリングを交換するだけで
よく、前記スクリューヘッド、逆止リング、スクリュ
ー、スリーステージスクリュー等を交換する必要がない
ので、作業を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における射出装置の断面図であ
る。
【図2】従来の混練性の高いスクリューの第1の例を示
す図である。
【図3】従来の混練性の高いスクリューの第2の例を示
す図である。
【図4】従来の混練性の高いスクリューの第3の例を示
す図である。
【図5】従来の混練性の高いスクリューの第4の例を示
す図である。
【図6】従来の混練性の高いスリーステージスクリュー
を示す図である。
【図7】従来の混練性の高いスリーステージスクリュー
の要部拡大図である。
【図8】本発明の実施例におけるシールリングの第1の
例を示す正面図である。
【図9】本発明の実施例におけるシールリングの第1の
例を示す側面図である。
【図10】本発明の実施例におけるシールリングの第2
の例を示す正面図である。
【図11】本発明の実施例におけるシールリングの第2
の例を示す側面図である。
【符号の説明】
31 スクリューヘッド 40 逆止リング 43 スクリュー 45 シールリング 51 突起物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)加熱シリンダ内において回転自在
    にかつ進退自在に配設されたスクリューと、(b)該ス
    クリューの先端に固定されたスクリューヘッドと、
    (c)該スクリューヘッドの外方において軸方向に移動
    自在に配設された逆止リングと、(d)前記スクリュー
    とスクリューヘッドとの間に固定され、前記逆止リング
    が後退して当接させられたときに、スクリュー側とスク
    リューヘッド側とを密封するシールリングとを有すると
    ともに、(e)該シールリングの外周面には、突起物が
    円周方向に複数個、かつ、軸方向に複数列形成されたこ
    とを特徴とする射出装置。
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