JPH0814258A - 軸受用保持器および軸受 - Google Patents
軸受用保持器および軸受Info
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- JPH0814258A JPH0814258A JP6170262A JP17026294A JPH0814258A JP H0814258 A JPH0814258 A JP H0814258A JP 6170262 A JP6170262 A JP 6170262A JP 17026294 A JP17026294 A JP 17026294A JP H0814258 A JPH0814258 A JP H0814258A
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- cage
- grease
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/3837—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages
- F16C33/3843—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages
- F16C33/3856—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages made from plastic, e.g. injection moulded window cages
-
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6622—Details of supply and/or removal of the grease, e.g. purging grease
-
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/18—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
- F16C19/181—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
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-
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- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/02—Wheel hubs or castors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車ホィール用軸受等に用いられる樹脂製
の保持器に適用される。窓型の保持器において、グリー
スの注入作業の容易化、適正化を可能とする。 【構成】 テーパ筒状の保持器本体2に転動体保持用の
複数のポケット3を、軸方向幅の中間部で周方向に並べ
て設ける。この窓型の保持器において、保持器本体2の
大径側円環部2bの外径面に、ポケット3,3間の柱部
2cに位置して軸方向溝4を設ける。この溝4からグリ
ース注入を行う。
の保持器に適用される。窓型の保持器において、グリー
スの注入作業の容易化、適正化を可能とする。 【構成】 テーパ筒状の保持器本体2に転動体保持用の
複数のポケット3を、軸方向幅の中間部で周方向に並べ
て設ける。この窓型の保持器において、保持器本体2の
大径側円環部2bの外径面に、ポケット3,3間の柱部
2cに位置して軸方向溝4を設ける。この溝4からグリ
ース注入を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車ホィール用軸
受等に用いられる樹脂製等の保持器、およびこの保持器
を用いた軸受に関する。
受等に用いられる樹脂製等の保持器、およびこの保持器
を用いた軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車ホィール用軸受には一般に複列の
アンギュラ玉軸受が使用される。このホィール用軸受
は、限られたスペース内で高負荷容量,高剛性を得るた
め、ボール個数をできるだけ多く入れることが必要であ
る。このため、保持器のポケット間の柱部が薄くなり、
ボール保持力が低下する。したがって、ボール保持力の
確保が困難なものについては、図4に示すように大径側
を円環部51aで補強した窓型保持器50を使用してい
る。一般的なホィール用軸受は、図5のような冠型保持
器60を使用しており、軸受内部へのグリースの封入に
際しては、同図のように軸受組立後に、外側からグリー
スノズル62で注入している。しかし、図4の窓型保持
器50の場合、大径円環部51aの断面肉厚tが厚く、
グリースを注入する隙間が無いため、次の,の2種
の方法が一般に採られている。 外輪54にボール55と保持器50のアッセンブリを
組み込んだ後、内径部にグリースを注入し、内輪52を
圧入する。 軸受全体の組立後、両列の内輪52,52の突き合わ
せ面53の隙間よりグリースを注入する。
アンギュラ玉軸受が使用される。このホィール用軸受
は、限られたスペース内で高負荷容量,高剛性を得るた
め、ボール個数をできるだけ多く入れることが必要であ
る。このため、保持器のポケット間の柱部が薄くなり、
ボール保持力が低下する。したがって、ボール保持力の
確保が困難なものについては、図4に示すように大径側
を円環部51aで補強した窓型保持器50を使用してい
る。一般的なホィール用軸受は、図5のような冠型保持
器60を使用しており、軸受内部へのグリースの封入に
際しては、同図のように軸受組立後に、外側からグリー
スノズル62で注入している。しかし、図4の窓型保持
器50の場合、大径円環部51aの断面肉厚tが厚く、
グリースを注入する隙間が無いため、次の,の2種
の方法が一般に採られている。 外輪54にボール55と保持器50のアッセンブリを
組み込んだ後、内径部にグリースを注入し、内輪52を
圧入する。 軸受全体の組立後、両列の内輪52,52の突き合わ
せ面53の隙間よりグリースを注入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のグリ
ース注入後に内輪52を組み込む方法では、グリースが
軸受内径面にはみ出し、封入量の調整が困難で、はみ出
しグリースの除去が必要になる。また、前記の軸受組
立後に内輪突き合わせ面53からグリースを注入する方
法では、両列の保持器50間にグリースが溜まり、転走
面近傍にうまく封入することができなくて、潤滑不良の
可能性がある。
ース注入後に内輪52を組み込む方法では、グリースが
軸受内径面にはみ出し、封入量の調整が困難で、はみ出
しグリースの除去が必要になる。また、前記の軸受組
立後に内輪突き合わせ面53からグリースを注入する方
法では、両列の保持器50間にグリースが溜まり、転走
面近傍にうまく封入することができなくて、潤滑不良の
可能性がある。
【0004】この発明の目的は、グリースの注入作業が
容易に行え、封入量の調整も簡単でばらつきが少なく、
かつ適正な位置にグリース封入が行える窓型の軸受用保
持器を提供することである。この発明の他の目的は、こ
のようなグリース封入性を備えた自動車ホィール用軸受
を提供することである。
容易に行え、封入量の調整も簡単でばらつきが少なく、
かつ適正な位置にグリース封入が行える窓型の軸受用保
持器を提供することである。この発明の他の目的は、こ
のようなグリース封入性を備えた自動車ホィール用軸受
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の軸受用保持器
は、テーパ筒状の保持器本体に転動体保持用の複数のポ
ケットを、軸方向幅の中間部で周方向に並べて設けた軸
受用保持器において、前記保持器本体の大径側円環部の
外径面に、ポケット間の柱部に位置して軸方向溝を設け
たものである。この発明の自動車ホィール用軸受は、上
記構成の保持器を両列の転動体の保持に用いた複列アン
ギュラ玉軸受型のものである。
は、テーパ筒状の保持器本体に転動体保持用の複数のポ
ケットを、軸方向幅の中間部で周方向に並べて設けた軸
受用保持器において、前記保持器本体の大径側円環部の
外径面に、ポケット間の柱部に位置して軸方向溝を設け
たものである。この発明の自動車ホィール用軸受は、上
記構成の保持器を両列の転動体の保持に用いた複列アン
ギュラ玉軸受型のものである。
【0006】
【作用】この構成によると、軸受の全体を組み立てた
後、軸受の幅面より、グリースノズル等を保持器の前記
軸方向溝に近づけ、この軸方向溝から保持器内にグリー
スを注入することができる。そのため、窓型の保持器で
ありながら、特殊なグリース封入設備が不要で封入作業
が簡単であるうえ、グリース封入量の調整が簡単でばら
つきも少なく、かつ正確な位置にグリース封入が行え、
品質面での信頼性が向上する。
後、軸受の幅面より、グリースノズル等を保持器の前記
軸方向溝に近づけ、この軸方向溝から保持器内にグリー
スを注入することができる。そのため、窓型の保持器で
ありながら、特殊なグリース封入設備が不要で封入作業
が簡単であるうえ、グリース封入量の調整が簡単でばら
つきも少なく、かつ正確な位置にグリース封入が行え、
品質面での信頼性が向上する。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。この保持器1は図3の複列アンギュラ玉
軸受型の自動車ホィール用軸受に用いられるものであ
り、窓型で樹脂製のものとしてある。保持器1の保持器
本体2は、テーパ筒状に形成され、転動体5の保持用の
複数のポケット3が、軸方向幅の中間部で周方向に並べ
て多数設けられている。保持器本体2の各ポケット3,
3間の部分は、傾斜した柱部2cとなり、ポケット3よ
りも小径側の部分および大径側の部分は、各々内径面お
よび外径面が共に円筒面状となった小径円環部2aおよ
び大径円環部2bとなっている。この発明の保持器1
は、この大径円環部2bの外径面に、各柱部2cに位置
して軸方向溝4を設けたことを特徴とする。軸方向溝4
は、円弧状断面の溝であって、柱部2cの中間まで延
び、先端部が柱部2cの両側のポケット3,3における
開口縁に続いている。
いて説明する。この保持器1は図3の複列アンギュラ玉
軸受型の自動車ホィール用軸受に用いられるものであ
り、窓型で樹脂製のものとしてある。保持器1の保持器
本体2は、テーパ筒状に形成され、転動体5の保持用の
複数のポケット3が、軸方向幅の中間部で周方向に並べ
て多数設けられている。保持器本体2の各ポケット3,
3間の部分は、傾斜した柱部2cとなり、ポケット3よ
りも小径側の部分および大径側の部分は、各々内径面お
よび外径面が共に円筒面状となった小径円環部2aおよ
び大径円環部2bとなっている。この発明の保持器1
は、この大径円環部2bの外径面に、各柱部2cに位置
して軸方向溝4を設けたことを特徴とする。軸方向溝4
は、円弧状断面の溝であって、柱部2cの中間まで延
び、先端部が柱部2cの両側のポケット3,3における
開口縁に続いている。
【0008】なお、各ポケット3の内面は、鋼球等から
なる転動体5の外径に応じた球面状に形成してある。ま
た、各柱部2cは、保持器1を射出成形した後に、上下
の金型から抜き易くするために、外径面側部分2caを
保持器本体2の小径端側へ先細りとし、内径面側部分2
cbを保持器本体2の大径端側へ先細りとしてある。こ
れにより、保持器本体2の外径面にはポケット3から小
径端側へ開くU字状の凹部が各柱部2cにおける外径面
側部分2ca,2ca間に形成され、内径面にはポケッ
ト3から大径端側へ開くU字状の凹部が、同様に内径面
側部分2cb,2cb間に形成されている。保持器1の
材質としては、例えば66ナイロンが、耐熱性に優れて
いることから望ましい。66ナイロンにはガラス繊維を
20%程度添加して補強を図ることが好ましい。図3の
軸受は、内輪分割型のものであり、互いに突き合わせら
れた2個の内輪6,6と、一体型の外輪7とを備え、各
列の転動体5,5が各々図1の保持器1,1のポケット
3に保持されて内外輪6,7間に配置されている。
なる転動体5の外径に応じた球面状に形成してある。ま
た、各柱部2cは、保持器1を射出成形した後に、上下
の金型から抜き易くするために、外径面側部分2caを
保持器本体2の小径端側へ先細りとし、内径面側部分2
cbを保持器本体2の大径端側へ先細りとしてある。こ
れにより、保持器本体2の外径面にはポケット3から小
径端側へ開くU字状の凹部が各柱部2cにおける外径面
側部分2ca,2ca間に形成され、内径面にはポケッ
ト3から大径端側へ開くU字状の凹部が、同様に内径面
側部分2cb,2cb間に形成されている。保持器1の
材質としては、例えば66ナイロンが、耐熱性に優れて
いることから望ましい。66ナイロンにはガラス繊維を
20%程度添加して補強を図ることが好ましい。図3の
軸受は、内輪分割型のものであり、互いに突き合わせら
れた2個の内輪6,6と、一体型の外輪7とを備え、各
列の転動体5,5が各々図1の保持器1,1のポケット
3に保持されて内外輪6,7間に配置されている。
【0009】この構成によると、軸受の全体を組み立て
た後、軸受の幅面より、グリースノズルを保持器1の軸
方向溝に近づけ、この軸方向溝4から保持器1内にグリ
ースを注入することができる。そのため、例えば従来の
図5の冠型保持器に使用するものと同様なグリース封入
設備が使用できて、設備改造、投資の必要がなく、設備
コスト減が可能となる。また、グリース封入量の調整が
簡単でばらつきも少なく、かつ正確な位置にグリース封
入が行えて、品質面での信頼性が向上する。したがっ
て、この保持器1を用いた図3の自動車用ホィール用軸
受によれば、グリース封入面での不利を生じることな
く、転動体数を増やし、限られたスペース内で高負荷容
量,高剛性を得ることができる。
た後、軸受の幅面より、グリースノズルを保持器1の軸
方向溝に近づけ、この軸方向溝4から保持器1内にグリ
ースを注入することができる。そのため、例えば従来の
図5の冠型保持器に使用するものと同様なグリース封入
設備が使用できて、設備改造、投資の必要がなく、設備
コスト減が可能となる。また、グリース封入量の調整が
簡単でばらつきも少なく、かつ正確な位置にグリース封
入が行えて、品質面での信頼性が向上する。したがっ
て、この保持器1を用いた図3の自動車用ホィール用軸
受によれば、グリース封入面での不利を生じることな
く、転動体数を増やし、限られたスペース内で高負荷容
量,高剛性を得ることができる。
【0010】
【発明の効果】この発明の軸受用保持器は、保持器本体
の大径側円環部の外径面に、ポケット間の柱部に位置し
て軸方向溝を設けたため、窓型の保持器でありながら、
グリース注入が容易で特殊なグリース封入設備を必要と
せず、従来の冠型保持器と同様なグリース封入設備が使
用でき、設備コスト減が可能となる。しかも、グリース
封入量の調整が簡単でばらつきも少なく、かつ正確な位
置にグリース封入が行えて、品質面での信頼性が向上す
る。また、この軸受用保持器を用いた自動車用ホィール
用軸受によれば、グリース封入面での不利を生じること
なく、転動体数を増やし、限られたスペース内で高負荷
容量,高剛性を得ることができる。
の大径側円環部の外径面に、ポケット間の柱部に位置し
て軸方向溝を設けたため、窓型の保持器でありながら、
グリース注入が容易で特殊なグリース封入設備を必要と
せず、従来の冠型保持器と同様なグリース封入設備が使
用でき、設備コスト減が可能となる。しかも、グリース
封入量の調整が簡単でばらつきも少なく、かつ正確な位
置にグリース封入が行えて、品質面での信頼性が向上す
る。また、この軸受用保持器を用いた自動車用ホィール
用軸受によれば、グリース封入面での不利を生じること
なく、転動体数を増やし、限られたスペース内で高負荷
容量,高剛性を得ることができる。
【図1】(A)はこの発明の一実施例にかかる軸受用保
持器の部分平面図、(B)はその破断側面図、(C)は
部分拡大斜視図である。
持器の部分平面図、(B)はその破断側面図、(C)は
部分拡大斜視図である。
【図2】(A)は同軸受用保持器を小径側から見た部分
拡大正面図、(B)はその柱部分の断面図である。
拡大正面図、(B)はその柱部分の断面図である。
【図3】同軸受用保持器を使用した自動車ホィール用軸
受の部分省略断面図である。
受の部分省略断面図である。
【図4】従来の窓型保持器の断面図および部分縮小平面
図である。
図である。
【図5】従来の冠型保持器を用いた軸受とグリース注入
ノズルを示す断面図である。
ノズルを示す断面図である。
1…保持器、2…保持器本体、2b…大径円環部、2c
…柱部、3…ポケット、4…軸方向溝、5…転動体、6
…内輪、7…外輪
…柱部、3…ポケット、4…軸方向溝、5…転動体、6
…内輪、7…外輪
Claims (2)
- 【請求項1】 テーパ筒状の保持器本体に転動体保持用
の複数のポケットを、軸方向幅の中間部で周方向に並べ
て設けた軸受用保持器において、前記保持器本体の大径
側円環部の外径面に、ポケット間の柱部に位置して軸方
向溝を設けた軸受用保持器。 - 【請求項2】 請求項1記載の軸受用保持器を両列の転
動体の保持に用いた複列アンギュラ玉軸受型の自動車ホ
ィール用軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170262A JPH0814258A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 軸受用保持器および軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170262A JPH0814258A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 軸受用保持器および軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814258A true JPH0814258A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15901684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6170262A Pending JPH0814258A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 軸受用保持器および軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814258A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004003106B4 (de) * | 2003-01-31 | 2006-05-11 | Skf Industrie S.P.A. | Käfig für Walzkörperlager |
JP2008169870A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Ntn Corp | タンデム型複列アンギュラ玉軸受及びデファレンシャル装置 |
JP2011202710A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Nsk Ltd | 潤滑剤封入方法 |
KR101404790B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | 주식회사 베어링아트 | 볼 지지구조 및 이를 이용한 볼 베어링 |
DE202018106217U1 (de) | 2017-11-01 | 2018-11-20 | Nsk Ltd. | Lager für eine Nabeneinheit |
JP2020094660A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 上銀科技股▲分▼有限公司 | ボールベアリングのボール保持器 |
WO2023132196A1 (ja) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 日本精工株式会社 | アンギュラ玉軸受用保持器およびアンギュラ玉軸受 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6170262A patent/JPH0814258A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004003106B4 (de) * | 2003-01-31 | 2006-05-11 | Skf Industrie S.P.A. | Käfig für Walzkörperlager |
JP2008169870A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Ntn Corp | タンデム型複列アンギュラ玉軸受及びデファレンシャル装置 |
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KR101404790B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | 주식회사 베어링아트 | 볼 지지구조 및 이를 이용한 볼 베어링 |
DE202018106217U1 (de) | 2017-11-01 | 2018-11-20 | Nsk Ltd. | Lager für eine Nabeneinheit |
US10634190B2 (en) | 2017-11-01 | 2020-04-28 | Nsk Ltd. | Hub unit bearing |
JP2020094660A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 上銀科技股▲分▼有限公司 | ボールベアリングのボール保持器 |
WO2023132196A1 (ja) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 日本精工株式会社 | アンギュラ玉軸受用保持器およびアンギュラ玉軸受 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |