JPH0813608B2 - 燃料タンクの燃料吸込装置 - Google Patents
燃料タンクの燃料吸込装置Info
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- JPH0813608B2 JPH0813608B2 JP63307603A JP30760388A JPH0813608B2 JP H0813608 B2 JPH0813608 B2 JP H0813608B2 JP 63307603 A JP63307603 A JP 63307603A JP 30760388 A JP30760388 A JP 30760388A JP H0813608 B2 JPH0813608 B2 JP H0813608B2
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- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
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- F02M37/0052—Details on the fuel return circuit; Arrangement of pressure regulators
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- F02M37/0076—Details of the fuel feeding system related to the fuel tank
- F02M37/0088—Multiple separate fuel tanks or tanks being at least partially partitioned
- F02M37/0094—Saddle tanks; Tanks having partition walls
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
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- B60K2015/03118—Multiple tanks, i.e. two or more separate tanks
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- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車等の車両に搭載される燃料タンク
の燃料吸込装置に関するものである。
の燃料吸込装置に関するものである。
従来の技術 例えば、自動車用の燃料タンクにあっては第４図に示
すように、この燃料タンクが搭載される部位の構造上の
理由によって、タンク本体１の底壁に膨出部２が形成さ
れ、タンク本体１内に主室３と副室４とが隔成されるも
のがある。
すように、この燃料タンクが搭載される部位の構造上の
理由によって、タンク本体１の底壁に膨出部２が形成さ
れ、タンク本体１内に主室３と副室４とが隔成されるも
のがある。
このように、主室３と副室４とが隔成されると、燃料
残料が少なくなった場合に両室の何れか一方に燃料が残
留する事態が生ずるため、主室３に挿入されたリターン
パイプ５の先端部分にノズル部６が形成され、このノズ
ル部６の周囲にエゼクタ室７が配設され、エゼクタ室７
に副室から延びる連通パイプ８が接続されることでリタ
ーンパイプ５の環流燃料の噴流に引き込まれて副室４の
燃料が主室３に供給されるようにしている（特開昭62−
68129号、実開昭62−194125,実開昭62−182823号公
報）。
残料が少なくなった場合に両室の何れか一方に燃料が残
留する事態が生ずるため、主室３に挿入されたリターン
パイプ５の先端部分にノズル部６が形成され、このノズ
ル部６の周囲にエゼクタ室７が配設され、エゼクタ室７
に副室から延びる連通パイプ８が接続されることでリタ
ーンパイプ５の環流燃料の噴流に引き込まれて副室４の
燃料が主室３に供給されるようにしている（特開昭62−
68129号、実開昭62−194125,実開昭62−182823号公
報）。
発明が解決しようとする課題 車両走行後、イグニッションキーをOFFにした時（直
後から所定時間）、車両走行後10〜20分放置した後にイ
グニッションキーをONにした時（直後から所定時間）、
あるいはアイドリング時（所定時間）等において、各種
パイプ、とりわけリターンパイプ５内の燃料温度が高い
と燃料内部の気泡が分離し互いに集束して大きくなり、
リターンパイプ５のノズル部６を急激に膨張しながら通
過する際の圧力変動差が原因で異音が発生してしまうと
いう問題がある。
後から所定時間）、車両走行後10〜20分放置した後にイ
グニッションキーをONにした時（直後から所定時間）、
あるいはアイドリング時（所定時間）等において、各種
パイプ、とりわけリターンパイプ５内の燃料温度が高い
と燃料内部の気泡が分離し互いに集束して大きくなり、
リターンパイプ５のノズル部６を急激に膨張しながら通
過する際の圧力変動差が原因で異音が発生してしまうと
いう問題がある。
しかし、この対策として、タンク本体１の周囲を覆う
ことにより異音が外側に伝わらないようにすることも考
えられるが、タンク外形が大きくなり、重量増加につな
がるという問題が生ずる。
ことにより異音が外側に伝わらないようにすることも考
えられるが、タンク外形が大きくなり、重量増加につな
がるという問題が生ずる。
そこでこの発明は、タンク本体内の不快な異音が発生
しないようにした燃料タンクの燃料吸込装置を提供する
ものである。
しないようにした燃料タンクの燃料吸込装置を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 タンク本体内が主室と副室とに分割され、主室にはリ
ターンパイプが臨まされ、副室から主室に至り吸込パイ
プが配設され、上記リターンパイプの先端部分にノズル
部が形成され、吸込パイプの主室側の端部に上記リター
ンパイプのノズル部を囲むエゼクタ室が形成されている
燃料タンクの燃料吸込装置において、上記エゼクタ室の
下端開口部に多数の小孔によって燃料と気泡を細分化し
て気泡の急激な膨張を阻止するサイレンサーが取り付け
られ、あるいは、リターンパイプのノズル部よりも上流
に気液分離室が設けられている。
ターンパイプが臨まされ、副室から主室に至り吸込パイ
プが配設され、上記リターンパイプの先端部分にノズル
部が形成され、吸込パイプの主室側の端部に上記リター
ンパイプのノズル部を囲むエゼクタ室が形成されている
燃料タンクの燃料吸込装置において、上記エゼクタ室の
下端開口部に多数の小孔によって燃料と気泡を細分化し
て気泡の急激な膨張を阻止するサイレンサーが取り付け
られ、あるいは、リターンパイプのノズル部よりも上流
に気液分離室が設けられている。
作用 エゼクタ室の下端開口部にサイレンサーが取り付けら
れているものにあっては急激に膨張することにより異音
を発生する気泡をサイレンサーにより細分化することに
よって異音発生を阻止し、またリターンパイプのノズル
部よりも上流に気液分離室が設けられているものにおい
ては、気泡がリターンパイプのノズル部へ到達する以前
に分離処理する。
れているものにあっては急激に膨張することにより異音
を発生する気泡をサイレンサーにより細分化することに
よって異音発生を阻止し、またリターンパイプのノズル
部よりも上流に気液分離室が設けられているものにおい
ては、気泡がリターンパイプのノズル部へ到達する以前
に分離処理する。
実施例 以下、この発明の実施例を図面と共に詳述する。第１
図に示すのは、この発明の第１実施例の車両用燃料タン
クである。
図に示すのは、この発明の第１実施例の車両用燃料タン
クである。
タンク本体１の底壁中央部には膨出部２が形成され、
タンク本体１内に主室３と副室とが隔成されている。
尚、９はフィラーチューブ、10はベントチューブを示
す。
タンク本体１内に主室３と副室とが隔成されている。
尚、９はフィラーチューブ、10はベントチューブを示
す。
上記主室３内にはサクションフィルタ11が取り付けら
れたインタンクタイプの燃料ポンプ12が埋没され、この
燃料ポンプ12にはタンク本体１外の機関13に延びるフィ
ードパイプ14が取り付けられている。尚、15はプレッシ
ャーレギュレータを示す。
れたインタンクタイプの燃料ポンプ12が埋没され、この
燃料ポンプ12にはタンク本体１外の機関13に延びるフィ
ードパイプ14が取り付けられている。尚、15はプレッシ
ャーレギュレータを示す。
また、上記主室３内にはフィードパイプ14によって機
関13に送られた燃料のうちの余剰燃料を主室３内に戻す
リターンパイプ16が臨まされている。
関13に送られた燃料のうちの余剰燃料を主室３内に戻す
リターンパイプ16が臨まされている。
上記リターンパイプ16の先端部分にはノズル部17が設
けられこのノズル部17の上流には、逃がし弁18が設けら
れている。
けられこのノズル部17の上流には、逃がし弁18が設けら
れている。
一方、前記副室４には、タンク本体１の外側に延び、
主室３に至る吸込パイプ19が臨まされ、この吸込パイプ
19の主室３側の端部にはリターンパイプ16のノズル部17
を囲み下側が絞られたエゼクタ室20が接続されている。
主室３に至る吸込パイプ19が臨まされ、この吸込パイプ
19の主室３側の端部にはリターンパイプ16のノズル部17
を囲み下側が絞られたエゼクタ室20が接続されている。
そして、このエゼクタ室20の下端開口部21（リターン
パイプ16のノズル部17に影響を与えない下方位置にあ
る）にサイレンサー22が取り付けられている。
パイプ16のノズル部17に影響を与えない下方位置にあ
る）にサイレンサー22が取り付けられている。
上記サイレンサー22は多数の小孔23が設けられた金属
製あるいは樹脂製の筒状部材であって二重構造に形成さ
れている。尚、このサイレンサー22としては、上記小孔
23が設けられたタイプの他にスポンジ、不織布あるいは
金属製のメッシュ材等を主体として用いたものを採用す
ることができる。
製あるいは樹脂製の筒状部材であって二重構造に形成さ
れている。尚、このサイレンサー22としては、上記小孔
23が設けられたタイプの他にスポンジ、不織布あるいは
金属製のメッシュ材等を主体として用いたものを採用す
ることができる。
また、上述した構成ではリターンパイプ16及び吸込パ
イプ19がエゼクタ室20と一体となっている場合について
説明したが、通常は、第２図に示すようにエゼクタ室20
を備えたエゼクタポンプ24にリターンパイプ16の接続ポ
ート25、吸込パイプ19の接続ポート26及びノズル部17を
一体として構成し、上記各接続ポート25、26にリターン
パイプ16、吸込パイプ19を接続すると共にエゼクタ室20
の下端開口部21にサイレンサー22を取り付けるようにす
るのである。
イプ19がエゼクタ室20と一体となっている場合について
説明したが、通常は、第２図に示すようにエゼクタ室20
を備えたエゼクタポンプ24にリターンパイプ16の接続ポ
ート25、吸込パイプ19の接続ポート26及びノズル部17を
一体として構成し、上記各接続ポート25、26にリターン
パイプ16、吸込パイプ19を接続すると共にエゼクタ室20
の下端開口部21にサイレンサー22を取り付けるようにす
るのである。
上記実施例構造によれば、燃料ポンプ12により機関13
に送供された燃料の余剰分がリターンパイプ16のノズル
部17からエゼクタ室20に噴出され、エゼクタ室20の下端
開口部21を通過することでエゼクタ室20に負圧が生じ、
したがって副室４内の燃料が吸込パイプ19によって主室
３側に吸引され、前記リターンパイプ16の環流燃料と共
に主室３に送られる。
に送供された燃料の余剰分がリターンパイプ16のノズル
部17からエゼクタ室20に噴出され、エゼクタ室20の下端
開口部21を通過することでエゼクタ室20に負圧が生じ、
したがって副室４内の燃料が吸込パイプ19によって主室
３側に吸引され、前記リターンパイプ16の環流燃料と共
に主室３に送られる。
したがって、副室４内の燃料は残留することなく有効
に利用される。
に利用される。
ここで、例えば、車両走行後、イグニッションキーを
OFFした時、車両走行後10〜20分放置した後イグニッシ
ョンキーをONした時、あるいはアイドリング時等におい
てリターンパイプ16内の燃料温度が高いと、燃料内部の
気泡が分離して互いに集束して大きくなり、リターンパ
イプ16のノズル部17を急激に膨張しながら通過するが、
この膨張して大きくなりつつある気泡は、サイレンサー
22の小孔23によって細分化される。したがって燃料と気
泡が細分化され気泡の急激な膨張が阻止され各気泡によ
る音は極めて小さなものとなり、乗員に不快感を与える
ようなことはない。
OFFした時、車両走行後10〜20分放置した後イグニッシ
ョンキーをONした時、あるいはアイドリング時等におい
てリターンパイプ16内の燃料温度が高いと、燃料内部の
気泡が分離して互いに集束して大きくなり、リターンパ
イプ16のノズル部17を急激に膨張しながら通過するが、
この膨張して大きくなりつつある気泡は、サイレンサー
22の小孔23によって細分化される。したがって燃料と気
泡が細分化され気泡の急激な膨張が阻止され各気泡によ
る音は極めて小さなものとなり、乗員に不快感を与える
ようなことはない。
また上記サイレンサー22により前述したリターンパイ
プ16のノズル部17の噴流の吸込パイプ19によって副室４
から送られる燃料の噴流音を消すことができる。
プ16のノズル部17の噴流の吸込パイプ19によって副室４
から送られる燃料の噴流音を消すことができる。
尚、上記リターンパイプ16のノズル部17によって背圧
が必要以上に上昇した場合には、リターンパイプ16のノ
ズル部17の上流に設けられた逃がし弁18が開き、リター
ンパイプ16の内圧を下げることができる。
が必要以上に上昇した場合には、リターンパイプ16のノ
ズル部17の上流に設けられた逃がし弁18が開き、リター
ンパイプ16の内圧を下げることができる。
そして、上記サイレンサー22はリターンパイプ16のノ
ズル部17に影響を与えないような位置にあるため吸込パ
イプ19の燃料移送効率を低下させるようなことはない。
ズル部17に影響を与えないような位置にあるため吸込パ
イプ19の燃料移送効率を低下させるようなことはない。
次に、この発明の第２実施例を第３図に示す。尚、こ
の実施例の基本的な全体構成は第１実施例と同様である
のでここでは第３図に要部のみを示して説明する。
の実施例の基本的な全体構成は第１実施例と同様である
のでここでは第３図に要部のみを示して説明する。
即ち、この実施例は第１実施例におけるリターンパイ
プ16のノズル部17の上流に気液分離室31が設けられてい
る。
プ16のノズル部17の上流に気液分離室31が設けられてい
る。
上記気液分離室31は具体的にはエゼクタ室20に挿入さ
れるノズル部17を下部を有すると共に上部にはリターン
パイプ16が挿入されるものであって、このリターンパイ
プ16の挿入部分には仕切弁32が設けられ、この仕切弁32
に隣接してベーパ抜き孔33が設けられ、ベーパ抜き孔33
内には一定量のベーパが留るとスプリング34に抗して弁
体35を押し上げベーパ抜き孔33を開放するベーパ抜き弁
36が設けられている。尚、上記エゼクタ室20には吸込パ
イプ19が接続されている。
れるノズル部17を下部を有すると共に上部にはリターン
パイプ16が挿入されるものであって、このリターンパイ
プ16の挿入部分には仕切弁32が設けられ、この仕切弁32
に隣接してベーパ抜き孔33が設けられ、ベーパ抜き孔33
内には一定量のベーパが留るとスプリング34に抗して弁
体35を押し上げベーパ抜き孔33を開放するベーパ抜き弁
36が設けられている。尚、上記エゼクタ室20には吸込パ
イプ19が接続されている。
したがって、この実施例においては、リターンパイプ
16に発生して下方へ押し出される気泡はリターンパイプ
16のノズル部17に至る途中で、気液分離室31内の仕切弁
32にガイドされベーパ抜き孔33内のベーパ抜き弁36の下
側に留り、このベーパ抜き弁36をスプリング34に抗して
押し上げることで排出されるのである。
16に発生して下方へ押し出される気泡はリターンパイプ
16のノズル部17に至る途中で、気液分離室31内の仕切弁
32にガイドされベーパ抜き孔33内のベーパ抜き弁36の下
側に留り、このベーパ抜き弁36をスプリング34に抗して
押し上げることで排出されるのである。
したがって、燃料温度が上昇してリターンパイプ16内
に気泡が発生する状態下においてこの気泡がリターンパ
イプ16のノズル部17に至る前に排出されるためノズル部
17の絞られた部分から急激に膨張する際に生ずる異音の
発生が防止され乗員に不快感を与えることがないのであ
る。
に気泡が発生する状態下においてこの気泡がリターンパ
イプ16のノズル部17に至る前に排出されるためノズル部
17の絞られた部分から急激に膨張する際に生ずる異音の
発生が防止され乗員に不快感を与えることがないのであ
る。
尚、上記リターンパイプ16から気液分離室31に供給さ
れる環流燃料が気液分離室31のノズル部17からエゼクタ
室20に噴出されることでエゼクタ室20が負圧となり、こ
れによって吸込パイプ19を経て副室内の燃料が主室に導
かれる機能は気液分離室31の存在によって何ら影響を与
えるようなことはなく吸込パイプ19内の燃料の移送効率
が低下することはない。
れる環流燃料が気液分離室31のノズル部17からエゼクタ
室20に噴出されることでエゼクタ室20が負圧となり、こ
れによって吸込パイプ19を経て副室内の燃料が主室に導
かれる機能は気液分離室31の存在によって何ら影響を与
えるようなことはなく吸込パイプ19内の燃料の移送効率
が低下することはない。
発明の効果 以上説明してきたように請求項１に記載した発明によ
れば、サイレンサーにより燃料と気泡の細分化を図るこ
とにより気泡の急激な膨張を阻止して、吸込パイプによ
る燃料の移送効率に影響を与えることなく乗員に不快感
を与える気泡による異音を著しく低減することができる
という効果がある。
れば、サイレンサーにより燃料と気泡の細分化を図るこ
とにより気泡の急激な膨張を阻止して、吸込パイプによ
る燃料の移送効率に影響を与えることなく乗員に不快感
を与える気泡による異音を著しく低減することができる
という効果がある。
そして、請求項２に記載の発明によれば、気液分離室
によりノズル部に至る前に気泡を分離排出できるため前
述と同様に気泡がノズル部から押出される際に生ずる不
快な異音の発生を未然に防止することができるという効
果がある。
によりノズル部に至る前に気泡を分離排出できるため前
述と同様に気泡がノズル部から押出される際に生ずる不
快な異音の発生を未然に防止することができるという効
果がある。
第１図はこの発明の第１実施例の全体断面図、第２図は
同第１図の要部側面図、第３図は第２実施例の要部断面
図、第４図は従来技術の全体断面図である。 １……タンク本体、３……主室、４……副室、16……リ
ターンパイプ、17……ノズル部、19……吸込パイプ、20
……エゼクタ室、21……下端開口部、22……サイレンサ
ー、31……気液分離室。
同第１図の要部側面図、第３図は第２実施例の要部断面
図、第４図は従来技術の全体断面図である。 １……タンク本体、３……主室、４……副室、16……リ
ターンパイプ、17……ノズル部、19……吸込パイプ、20
……エゼクタ室、21……下端開口部、22……サイレンサ
ー、31……気液分離室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｍ 37/20
Claims (2)
- 【請求項１】タンク本体内が主室と副室とに分割され、
主室にはリターンパイプが臨まされ、副室から主室に至
り吸込パイプが配設され、上記リターンパイプの先端部
分にノズル部が形成され、吸込パイプの主室側の端部に
上記リターンパイプのノズル部を囲むエゼクタ室が形成
されている燃料タンクの燃料吸込装置において、上記エ
ゼクタ室の下端開口部に多数の小孔によって燃料と気泡
を細分化して気泡の急激な膨張を阻止するサイレンサー
が取り付けられていることを特徴とする燃料タンクの燃
料吸込装置。 - 【請求項２】タンク本体内が主室と副室とに分割され、
主室にはリターンパイプが臨まされ、副室から主室に至
り吸込パイプが配設され、上記リターンパイプの先端部
分にノズル部が形成され、吸込パイプの主室側の端部に
上記リターンパイプのノズル部を囲むエゼクタ室が形成
されている燃料タンクの燃料吸込装置において、上記リ
ターンパイプのノズル部よりも上流に気液分離室が設け
られていることを特徴とする燃料タンクの燃料吸込装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63307603A JPH0813608B2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 燃料タンクの燃料吸込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63307603A JPH0813608B2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 燃料タンクの燃料吸込装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02155833A JPH02155833A (ja) | 1990-06-14 |
| JPH0813608B2 true JPH0813608B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17971036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63307603A Expired - Fee Related JPH0813608B2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 燃料タンクの燃料吸込装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813608B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4948775B2 (ja) * | 2004-06-14 | 2012-06-06 | 愛三工業株式会社 | 燃料供給装置 |
| KR100680537B1 (ko) * | 2004-08-13 | 2007-02-08 | 현대자동차주식회사 | 차량의 보조 연료공급장치 |
| JP5926015B2 (ja) * | 2011-08-29 | 2016-05-25 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料供給装置 |
| JP2015136903A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 液体貯留装置、液体貯留方法およびインクジェット式記録装置 |
| JP2017160828A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 株式会社豊田自動織機 | 燃料戻り装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6268129A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-28 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料タンクの燃料吸込装置 |
| JPS6446470U (ja) * | 1987-09-16 | 1989-03-22 |
-
1988
- 1988-12-05 JP JP63307603A patent/JPH0813608B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02155833A (ja) | 1990-06-14 |
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