JPH0798485B2 - 移送ワゴンに使用される安全装置 - Google Patents

移送ワゴンに使用される安全装置

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JPH0798485B2
JPH0798485B2 JP2275084A JP27508490A JPH0798485B2 JP H0798485 B2 JPH0798485 B2 JP H0798485B2 JP 2275084 A JP2275084 A JP 2275084A JP 27508490 A JP27508490 A JP 27508490A JP H0798485 B2 JPH0798485 B2 JP H0798485B2
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coin
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wagon
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ホルスト、ゾーネンドルファー
フランツ、ヴィエス
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スィステック、アオスボイスィステーメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュランクター、ハフトゥンク
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
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    • G07F7/06Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by returnable containers, i.e. reverse vending systems in which a user is rewarded for returning a container that serves as a token of value, e.g. bottles
    • G07F7/0618Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by returnable containers, i.e. reverse vending systems in which a user is rewarded for returning a container that serves as a token of value, e.g. bottles by carts
    • G07F7/0654Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by returnable containers, i.e. reverse vending systems in which a user is rewarded for returning a container that serves as a token of value, e.g. bottles by carts in which the lock functions according to a "pinching of the token" principle, i.e. the token is held between two members
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、請求項1の前文に記載されているよう構成さ
れた移送ワゴン、特に、ショッピング・ワゴンに使用さ
れる安全装置に関する。
(従来の技術) 一般にパイプ状のスライド・グリップを備えた形状を呈
していて、公知のやり方で互いに移動させることが可能
な手により移動させることができる車両、例えば、スー
パーマーケットで使用されているショッピング・ワゴ
ン、駅のプラットホームまたは空港で旅行者が利用する
荷物移送用ワゴン等の車両はすべて移送ワゴンの範疇に
含められている。移送ワゴンの多くは互いに連結されて
いることがしばしばである。この場合、最初のワゴンは
所定の集合箇所に連結され、後続の移送ワゴンはすべて
最後に連結されている移送ワゴンに順次連結されるのが
一般的である。
取出箇所、例えば、セルフサービス・マーケット、空港
または駅のプラットホームの入口の区域で最後に連結さ
れている移送ワゴンの連結を解除するとき、利用者は移
送ワゴンの安全装置にコインを挿入する。もはや必要が
なくなった移送ワゴンを所定の集合箇所、好適には集合
箇所ですでに連結されている移送ワゴンに連結すると
き、挿入されているコインが再び利用者に戻される。
移送ワゴン、特に、ショッピング・ワゴンに使用される
この種の安全装置は、例えば、欧州特許出願番号第2864
60号に開示されている。この種の安全装置においては、
自動コイン・ユニットのロックは安全装置の中心線に関
して対称形に配置されていて、軸の回り回動可能な2つ
の同一に設計されたレバーを備えている。従来の安全装
置の場合、両方のレバーの両端の領域は次のように構成
されている。すなわち、一方の端部はコイン・チェック
機能を備えているとともに、コインを挿入した後、コイ
ンを保持する機能を備えており、一方、両方のレバーの
反対側にある端部はフック状に形成されていて、挿入さ
れたキーのキー・プレートに形成されている切欠に他方
の端部が嵌入するようになっている。利用者が集合箇所
または連結されている移送ワゴンの安全装置にキーを挿
入すると、挿入されたキーは同一に設計されている協働
する両方のレバーによりロックされた位置に保持され
る。同時に、ショッピング・ワゴンを取り出すさい挿入
されたコインが放出される。
挿入されているキーと自由端をキーに接続せしめたチェ
ーンを介して多きな引張力が移送ワゴンの安全装置に作
用することが比較的頻繁に生じていることは事実であ
る。最後から2番目の移送ワゴンまたはその前にある移
送ワゴンの安全装置に大きな引張力が作用すると、この
引張力はキーを介して連結を解除すべき移送ワゴンの安
全装置の両方の回動可能なレバーに伝達される。
移送ワゴンの連結を解除したいときに大きな引張力が移
送ワゴンの安全装置と該安全装置内に設けられている両
方のレバーに作用する場合、コインを挿入することによ
り十分な反力を作用させると、安全装置の両方のレバー
が機能して挿入されていたキーを解除する。キーはもは
や固持されている状態ではないので、安全装置にコイン
が挿入されている状態で移送ワゴンを具合よく取り出す
ことができる。しかし、このような安全装置の両方のレ
バーに作用する引張力が非常に強いため、コインを押し
込むことによりレバーを解除することができないことが
しばしばである。後続の移送ワゴンに伝達される引張力
は移送ワゴンを強制的に相互に当接させることによって
はじめて大幅に低下させることができることがしばしば
であり、最後の移送ワゴンの安全装置にコインを挿入し
てキーのロッキング状態を解消することにより最後の移
送ワゴンの連結を解除することができる。このように従
来のやり方は非常に面倒で労が多いことがしばしばであ
り、したがって従来の移送ワゴンはご婦人たちにとって
は使いやすいものでなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記実状に鑑みて、キーを介して作用する引張
力に基づく操作性の低下を抑え、かつ上記引張力によっ
て安全装置の機能に多大な悪影響を受けることなく完全
な機能を確保し得る、移送ワゴンに使用される安全装置
を提供することを課題とするものである。
(課題を解決するための手段) そこで本発明では、上記課題を解決するために、ロック
位置とアンロック位置との間を回動可能に支持され、か
つロック位置においてキーの切欠きと係合する突起を有
し、アンロック位置へ付勢されているとともにキーの挿
入によってアンロック位置からロック位置へ回動される
ロッキング部材を設けており、またコインの投入によっ
てへ移動可能に設けられ、かつ解放位置から連結位置へ
コインを排出する態様で付勢されているとともに、連結
位置においてロッキング部材をロック位置に保持する一
方、解放位置においてロッキング部材のアンロック位置
への回動を許容し、かつアンロック位置に占位したロッ
キング部材によって解放位置に保持される移動可能な部
材を設けており、さらにコインの投入・排出に基づいて
揺動自在に設けられ、投入されたコインを保持するべく
付勢されているとともに、ロッキング部材をロック位置
に保持している状態の移動可能な部材と係合して、この
移動可能な部材を移動することのないよう保持するコイ
ン・チェック・レバーを設けている。
(作用) 上記構成によれば、ロック位置においてキーと係合する
ロッキング部材を設けたことにより、キーは確実に保持
されてロックされるとともに、例えば、次の移送ワゴン
から該移送ワゴンに取り付けられたチェーンと該チェー
ンに固定されたキーを介して取り出すべき移送ワゴンの
安全装置に作用する引張力が安全装置のその他の機能要
素に不利に作用することはない。また、解放位置におい
てロッキング部材のアンロック位置への回動を許容する
移動可能な部材を設けたことにより、最後の移送ワゴン
の連結を解除するためにコインを挿入するさい、均一で
しかも僅かな抵抗に打ち勝つだけでよく、大きな力を掛
けることを必要としないので、多かれ少なかれ大きな引
張力が最後に移送ワゴンから固持されているキーに作用
するかどうかに左右されることなく、利用者がコインを
挿入する動作と一連の止っている移送ワゴンのうちの最
後の移送ワゴンの連結を解除する動作とが好ましくない
影響を受けることはなく、極めて容易にキーのロックを
解除することができる。さらに上記構成によれば、ロッ
キング部材をロック位置に保持している状態の移動可能
な部材を、移動することのないよう保持するためのコイ
ン・チェック・レバーを設けているので、安全装置を構
成している各要素部材が不用意にガタつくことを未然に
抑えることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参照しなが
ら本発明を詳細に説明する。
本発明の実施例に従って構成された安全装置1が第1図
と第2図に示されている。安全装置1のケーシング10
は、固定ボルト7と安全ナット71により、例えば、ショ
ッピング・ワゴンのごとき移送ワゴンのパイプ状のスラ
イド・グリップ9に保持されている。同時に、概念的に
しか示されていないチェーン82のスライド・グリップ9
の最後の部材片が固定ボルト7と接続されている。安全
装置1のチェーン82の他方の端部に固定されているキー
は図示されていない。
第1図と第2図の上部にキー8′が図示されている。こ
のキー8′は、例えば、詳細には図示されていない移送
ワゴンの端部に取り付けられた状態で図示されている。
チェーン82′とキー8′と他の安全装置のこれらの要素
との関係を明確にするため、同じ参照符号には(′)マ
ークが付されている。図示されていないショッピング・
ワゴンのパイプ状のスライド・グリップ9に固定されて
いる安全装置1は、該安全装置1とキー8′が延設され
ている方向の線がほぼ水平に延在するよう構成されてい
る。
キー・インサート・スリット12に関して反対の側に斜線
により示されているコイン・アタッチメント5が安全装
置1に設けられており、インサート・スリット52と53
と、コイン・チェック・ボール46と、移動可能なコンタ
クト・ピン6とがコイン・アタッチメント5に配置され
ている。上記ケーシング10の内部には、コイン・チェッ
ク・レバー4が軸41を中心として揺動自在に設けられて
おり、該コイン・チェック・レバー4の後端(図中上
端)にはフック43が形成されている一方、上記コイン・
チェック・レバー4の前端(図中下端)44は、戻しばね
42によって上記コイン・チェック・ボール46を押圧して
いる。
また上記ケーシング10の内部には、移動可能な部材3
が、第1図に示す連結位置と、第2図に示す解放位置と
の間を、上下方向に沿ってスライド自在に設けられてお
り、この移動可能な部材3におけるへこみ33の領域内に
臨む態様で、上記コイン・チェック・レバー4における
フック43が配置されているとともに、上記移動可能な部
材3における突起35には上記コンタクト・ピン6の端部
が当接している。
第1図と第2図を参照すれば、移動可能な部材3のへこ
み33の上に切欠30が形成されていて、該切欠30内にケー
シング10の突起11が突設されているとともに、圧縮ばね
31が切欠11内に配置されている。圧縮ばね31は、突起11
と切欠30に関して反対の位置にある端部との間に圧縮さ
れた状態で収容されている。移動可能な部材3は、へこ
み33から離れた方の端部にロッキング・ノーズ32を備え
ているとともに、上記へこみ33を囲うように延びるホル
ダーノーズ34を備えている。
第1図と第2図に示されているように、ケーシング10内
の上部には、軸20を中心として、ロッキング部材2が、
第1図に示すロック位置と、第2図に示すアンロック位
置との間を、回動可能に設けられている。軸20に取り付
けられている戻しばね21は、のちほど詳しく説明されて
いるように、ロッキング部材2をロック位置からアンロ
ック位置に向けて回動させる動きをしている。
ロッキング部材2はフック状の突起22を備えており、該
突起22は、キー8′のキー・プレート81′に形成されて
いる第1図には詳細に図示されていない切欠きに嵌合す
る態様で突設されている。また、部分的に斜線により表
示されている2枚の寸法の異なったコイン50と51が第1
図に示されている。
第1図の断面図により示されているように、キー8′と
キー・プレート81′は、安全装置1のロッキング部材2
におけるフック状の突起22により確実に保持されている
とともに、移動可能な部材3のロッキング・ノーズ32に
より確実にロックされている。安全装置1は、第1図と
第2図の断面図で見てショッピング・ワゴンのパイプ状
のスライド・グリップ9に固定されているが、ショッピ
ング・ワゴンを取り外さなければならないときは、コイ
ン・アタッチメント5のコイン・インサート・スリット
53に利用者がコイン50を挿入する。
利用者がコイン50を挿入すると、挿入されたコイン50の
直径がコイン・チェック・ボール46によりチェックされ
るとともに、コイン・チェック・レバー4の前端44が上
記コイン・チェック・ボール46を介して図中左方へ押し
やられ、これによってコイン・チェック・レバー4のフ
ック43が移動可能な部材3のホルダー・ノーズ34から解
放され、コイン・チェック・レバー4全体が時計回り方
向に回動する。コイン50をさらに押し入れると、コンタ
クト・ピン6がケーシング10の内部に向かって移動す
る。しかるのち、コイン・チェック・レバー4から解放
された移動可能な部材3は、圧縮ばね31の作用に抗して
ケーシング10内に保持されているキー・プレート81′に
沿って摺動する。移動可能な部材3の摺動に伴って、ロ
ッキング・ノーズ32がロッキング部材2の後ろ側に沿っ
て(第1図で見て上に向かって)摺動する。
利用者がコイン50をさらに押し入れることに伴って、移
動可能な部材3がコンタクト・ピン6により(第1図で
見て上に向かって)さらに移動し、ロッキング部材2の
端部24がロッキング・ノーズ32から解放される。これに
より、ロッキング部材2は、戻しばね21の作用により反
時計回り方向に回動し、第2図に示されている位置を占
める。
このときロッキング部材2のフック状の突起22はキー
8′のキー・プレート81′に形成されている切欠ともは
や係合していない。第2図に示されているように、キー
8′はロッキング部材2から離れて上に向かって移動す
ることにより、安全装置1から解放される。このとき、
移動可能な部材3は、反時計回り方向に回動したロッキ
ング部材2により第2図に示されている位置に保持され
る。この状態が保持されている限り、突起11により押圧
されている圧縮ばね31が移動可能な部材3を介してコン
タクト・ピン6に力を作用させることはない。
上述のように移動可能な部材3が移動したので、コイン
・チェック・レバー4のフック43は移動可能な部材3の
へこみ33中に所在しておらず、第2図に示されている位
置、すなわち、コイン・チェック・レバー4について第
1図に示されているコイン50を挿入する前の位置から変
位した位置を占めている。コイン・チェック・ボール46
は第2図に示されている状態にあるので、挿入されたコ
イン50はコイン・インサート・スリット52または53内に
保持されている。これと関連して、挿入されたコイン50
がコイン・インサート・スリット53から外に向かって逸
脱せずまた故意にコイン50が取り出されるようなことが
ないよう、コイン・インサート・スリット53の解放端が
寸法ぎめされている。
連結状態から解除されたショッピング・ワゴンを使用す
る必要がなくなり、集合位置に戻すときは、挿入されて
いるコイン50を取り出すために利用者が前記集合位置に
おいてチェーン82′に固定されているキー8′をキー・
インサート・スリット12に挿入することが必要である。
挿入されたキー8′のキー・プレート81′の前端がロッ
キング部材2の突起23に当接し、ロッキング部材2を時
計回り方向に回動させる。移動可能な部材3のロッキン
グ・ノーズ32が第2図に示されているようにロッキング
部材2の上端24から解放されると、移動可能な部材3は
圧縮ばね31の作用によりコイン・アタッチメント5の方
向、すなわち、第1図に示されているように下に向かっ
て移動する。これに伴って、第1図に示されているよう
に、コンタクト・ピン6が下に向かって押し動かされ、
これによりコイン50はコイン・アタッチメント5のコイ
ン・スリット53から排出される。すなわち、利用者はな
んら困難を伴うことなくコイン・インサート53からコイ
ン50を取り出すことができる。
利用者がコイン50を取り出すとき、コイン・チェック・
レバー4の前端44はコイン・チェック・ボール46により
戻しばね42の力に抗して時計回り方向に回動される。移
動可能な部材3にへこみ33が形成されているので、第1
図を見ればよく判るように、コイン・チェック・レバー
4のフック43は再び移動可能な部材3のホルダー・ノー
ズ34に当接する。移動可能な部材3が第1図に示されて
いる位置を占めると、ロッキング部材2のフック状の突
起22は、挿入されたキー8′のキー・プレート81′に形
成されている切欠(図示せず)に再び嵌入される。移動
可能な部材3は、ロッキング部材2のうちフック状の突
起22に関して反対の位置にある側に当接しているロッキ
ング・ノーズ32により第1図に示されている位置に確実
にロックされることになる。
なんらかの理由からチェーン82′に固定されたキー8′
を介して隣接しているショッピング・ワゴンから安全装
置に引張力が伝達されたとき、本発明に係る安全装置1
のケーシング10内に回動可能に保持されているロッキン
グ部材2がもっぱらこの引張力を受け支えて吸収する。
したがって、安全装置1の残りの要素、すなわち、移動
可能な部材3とコイン・チェック・レバー4に引張力ま
たは押圧力が作用することはない。これらの要素に応力
が生じることはないので、これらの要素の機能性が損な
われることはない。
コイン・アタッチメント5の正面図が部分的に切断した
状態で第3図に示されている。2つの寸法が異なったコ
イン・インサート・スリット52と53がコイン・アタッチ
メント5に形成されており、それぞれに対応してコイン
・チェック・ボール46と46′が配置されている。コイン
・インサート・スリット52と53に関して直角に延在して
いる部材45がコイン・チェック・レバー4の前端44に配
置されている。コイン・アタッチメント5が上述のよう
に構成されているので、ショッピング・ワゴンの連結を
解除するときは、利用することができるコイン50または
51を利用者が該等したコイン・インサート・スリット52
または53に挿入する。挿入すればよい。すなわち寸法は
異なっているが、貨幣価値がほぼ等しいコインを使用し
て移送ワゴンを取り外すことが可能であり、例えばドイ
ツ・マルクとスイス・フラン、ドイツ・マルクとオラン
ダのグルテン、ドイツ・マルクと5シリング硬貨等のコ
インの組み合わせを選択的に使用して、移送ワゴンを取
り外すことができる。
(発明の効果) 以上、詳述したように、本発明に関わる移送ワゴンに使
用される安全装置によれば、キーに作用する引張力はロ
ッキング部材によって支持され、移動可能な部材やコイ
ン・チェック・レバー等の構成要素には不用意な外力が
加わることがないので、上記引張力によって安全装置の
機能に多大な悪影響を受けることなく、安全装置の完全
な機能を確保することができる。
また、移動可能な部材を連結位置から解放位置に移動さ
せることによって、ロッキング部材をアンロック位置へ
回動させているので、大きな操作力を必要とせずにキー
のロックを解除することができ、もって操作性の低下を
未然に防止することができる。
さらに、ロッキング部材をロック位置に保持している移
動可能な部材を、コイン・チェック・レバーによって移
動することのないよう保持しているので、各構成部材の
不用意なガタつきが抑えられ、もって安全装置の動作不
良や損傷の発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に従って構成されたショッ
ピング・ワゴンに使用される安全装置の断面図であっ
て、キーがロックされている状態を示す。第2図は、シ
ョッピング・ワゴンに使用される安全装置の第1図に類
似した断面図であって、キーがロックされた状態から解
放された状態を示す。第3図は、本発明に係るショッピ
ング・ワゴンに使用される安全装置に設けられているコ
イン・アタッチメントを部分的に切断した状態で示した
正面図。 1……安全装置、2……ロッキング部材、3……移動可
能な部材、4……コイン・チェック・レバー、5……コ
イン・アタッチメント、6……コンタクト・ピン、7…
…固定ボルト、8′……キー、9……スライド・グリッ
プ、10……ケーシング、11……突起、12……キー・イン
サート・スリット、21……戻しばね、22……フック状の
突起、23……突起、31……圧縮ばね、32……ロッキング
・ノーズ、33……へこみ、34……ホルダー・ノーズ、35
……突起、41……軸、42……戻しばね、46、46′……コ
イン・チェック・ボール、50、51……コイン、52、53…
…コイン・インサート・スリット、71……安全ナット、
81′……キー・プレート、82、82′……チェーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許4941560(US,A) 米国特許4766989(US,A) 欧州特許出願公開286460(EP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送ワゴンのスライド・グリップに係留さ
    れているチェーンの端部に固定されたキーと、上記移送
    ワゴンを所定の集合場所または他の移送ワゴンに対して
    連結・解放するための機能要素とを備え、キーが挿入さ
    れた際に該キーを確実に保持するとともに固持していた
    コインを解放する一方、コインが投入された際に該コイ
    ンを確実に固持するとともに保持していたキーを解放す
    るよう構成された移送ワゴンに使用される安全装置にお
    いて、 ロック位置とアンロック位置との間を回動可能に支持さ
    れ、かつ上記ロック位置において上記キーの切欠きと係
    合する突起を有し、上記アンロック位置へ付勢されてい
    るとともに上記キーの挿入によって上記アンロック位置
    から上記ロック位置へ回動されるロッキング部材と、 コインの投入によって連結位置から解放位置へ移動可能
    に設けられ、かつ上記解放位置から上記連結位置へ上記
    コインを排出する態様で付勢されているとともに、上記
    連結位置において上記ロッキング部材を上記ロック位置
    に保持する一方、上記解放位置において上記ロッキング
    部材の上記アンロック位置への回動を許容し、かつ上記
    アンロック位置に占位した上記ロッキング部材によって
    上記解放位置に保持される移動可能な部材と、 コインの投入・排出に基づいて揺動自在に設けられ、投
    入された上記コインを保持するべく付勢されているとと
    もに、上記ロッキング部材を上記ロック位置に保持して
    いる状態の上記移動可能な部材と係合して、上記移動可
    能な部材を移動することのないよう保持するコイン・チ
    ェック・レバーと、 を具備して成ることを特徴とする移送ワゴンに使用され
    る安全装置。
  2. 【請求項2】互いに隣接して設けられた寸法の異なる2
    つのコイン・インサート・スリットを有するとともに、
    上記各コイン・インサート・スリットの延びる方向と直
    交して延在する部材を上記コイン・チェック・レバーの
    端部に設けたことを特徴とする請求項1記載の移送ワゴ
    ンに使用される安全装置。
  3. 【請求項3】互いに隣接して設けられた寸法の異なる2
    つのコイン・インサート・スリットが、交換可能なコイ
    ン・アタッチメントに形成されていることを特徴とする
    請求項2記載の移送ワゴンに使用される安全装置。
JP2275084A 1990-07-23 1990-10-12 移送ワゴンに使用される安全装置 Expired - Lifetime JPH0798485B2 (ja)

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DE4023396.0 1990-07-23
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JPH0478768A JPH0478768A (ja) 1992-03-12
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EP (1) EP0468088A1 (ja)
JP (1) JPH0798485B2 (ja)
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CA (1) CA2030756A1 (ja)
DE (1) DE4023396A1 (ja)
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PT (1) PT96215A (ja)
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