JPH05338540A - 貸出物品管理装置 - Google Patents

貸出物品管理装置

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JPH05338540A
JPH05338540A JP17745692A JP17745692A JPH05338540A JP H05338540 A JPH05338540 A JP H05338540A JP 17745692 A JP17745692 A JP 17745692A JP 17745692 A JP17745692 A JP 17745692A JP H05338540 A JPH05338540 A JP H05338540A
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JP
Japan
Prior art keywords
coin
lock
piece
lending
key piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP17745692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hatsuo Nakai
初夫 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CLOVER CO Ltd
KUROOBAA KK
Original Assignee
CLOVER CO Ltd
KUROOBAA KK
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Publication date
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Publication of JPH05338540A publication Critical patent/JPH05338540A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スーパーマーケットにおける手押カートのよう
な貸出物品を貸出場所へ返却するよう客に促すことので
きる貸出物品管理装置を提供する。 【構成】手押カート1に、他の手押カート1aに設けら
れたチェン5と連結可能な連結具4が設けられる。チェ
ン5の先端には鍵片6が取り付けてあり、連結具4には
鍵片挿入口11と、硬貨投入口12と、硬貨排出口14
とが設けてある。手押カート1の借受けに際し、硬貨投
入口12へ硬貨が投入されると、連結具4の内部の錠機
構が解錠動作して鍵片6が外れる。手押カート1の返却
に際し、鍵片6が鍵片挿入口11へ挿入されると、錠機
構が施錠動作して鍵片6と連結具4とが連結し、投入さ
れた硬貨が硬貨排出口14より返却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばスーパーマー
ケットにおける手押カートのように、客に貸し出される
物品(以下「貸出物品」という)を管理するのに用いら
れる貸出物品管理装置に関連し、殊にこの発明は、その
種の貸出物品を貸出場所へ返却することを客に促すため
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットでは、買物客の便宜
をはかるため、多数台の手押カートが用意されている。
これら手押カートは、スーパーマッケット内の決められ
た場所に置かれており、買物客は買物に際し、手押カー
トを自由に借り受けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが買物客は、買
物が済むと、手押カートを元の貸出場所へ返却せず、適
当な場所へ放置することが多く、他の買物客の買物や通
行の邪魔になる。そのため店員は、随所に放置された手
押カートを定期的に回収して貸出場所へ移す作業が必要
となり、店員の作業負担は大きなものとなっている。
【0004】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、貸出物品を貸出場所へ返却するよう客に促すこ
とのできる貸出物品管理装置を提供し、もって貸出側の
作業負担を軽減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、貸出物品
と、その貸出物品を拘束する拘束物との間に設けられる
貸出物品管理装置であって、前記拘束物に設けられた拘
束部材と、前記貸出物品に設けられた前記拘束部材と連
結可能な連結部材とから成る。前記拘束部材は先端に鍵
片を備え、また前記連結部材は内部に錠機構および錠機
構の状態を検出する錠検出体が設けられた鍵片挿入口
と、硬貨通路を介して互いに連通する硬貨投入口および
硬貨排出口とを備えている。前記硬貨通路には、硬貨投
入口の近傍に硬貨の検出に応答して前記錠機構を作動さ
せる硬貨検出体が設けられると共に、硬貨排出口の近傍
に前記錠検出体の検出動作に応答して作動する規制片が
出没自在に設けられている。
【0006】
【作用】貸出前には連結部材は拘束部材と連結状態にあ
り、貸出物品は貸出場所の拘束物に拘束されている。貸
出物品を借り受ける際、連結部材の硬貨投入口へ所定の
硬貨が投入されると、硬貨検出体がこれを検出して錠機
構を解錠動作させるので、拘束部材の鍵片を鍵片挿入口
より抜き取ることができる。これにより拘束部材と連結
部材との連結が外れ、貸出物品は拘束物による拘束から
解除される。このとき錠検出体が解錠状態を検出して、
規制片を硬貨通路へ突出させるので、投入された硬貨は
硬貨通路内にとどまる。貸出物品を返却する際、鍵片挿
入口へ鍵片を挿入すると、錠機構が施錠動作するので、
連結部材と拘束部材とが連結し、貸出物品は拘束物によ
り拘束される。このとき錠検出体が施錠状態を検出し
て、規制片を硬貨通路より退出させるので、硬貨通路は
開放され、投入された硬貨は硬貨排出口より排出され
る。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の貸出物品管理装置をスー
パーマーケットにおける手押カートの貸出システムに実
施した例を示すが、この発明はこれに限らず、貸出物品
を貸出場所に回収する必要があるものであれば、手押カ
ート以外の物品にも実施できる。
【0008】図1において、1は手押カートであって、
買物かご収容部2の後端部に手押ハンドル3が水平に設
けてある。各手押カート1には、図2に示すように、手
押ハンドル3の一端に連結具4が、また適所にはチェン
5が、それぞれ取り付けてあり、各連動具4は他の手押
カート1aのチェン5と連結可能となっている。
【0009】前記チェン5の先端には金属板より成る鍵
片6が取り付けてある。前記鍵片6は、先端に両側へ突
出する鉤状部7,7を備え、各鉤状部7の先端面はテー
パ8に形成してある。
【0010】前記連動具4は、ハウジング9の前側傾斜
端面10に前記鍵片6を挿入するための鍵片挿入口11
が、後側傾斜端面36に百円硬貨を投入するための硬貨
投入口12が、後側垂直端面13に投入硬貨を排出する
ための硬貨排出口14が、それぞれ開口してあり、前記
硬貨投入口12と硬貨排出口14とはハウジング9の内
部の硬貨通路15を介して連通させてある。
【0011】前記ハウジング9は、中央の金属基板を挟
んでその両面に合成樹脂板を嵌めてネジにより一体化し
た構造のものであり、図3および図4には、一方の合成
樹脂板を取り除いた状態で内部構造が表してある。
【0012】同図中、斜線部分は金属基板16の表面を
表わし、この金属基板16に溝加工を施すことにより、
前記鍵片挿入口11に連通する鍵片挿入路17と、前記
硬貨投入口12および硬貨排出口14に連通する硬貨通
路15と、前記鍵片挿入路17と連通する機構室18と
が形成してある。
【0013】前記機構室18には錠機構21および錠状
態検出機構29が組み込んであり、また前記硬貨通路1
5には硬貨投入口12の近傍に硬貨検出体19が、硬貨
排出口14の近傍には規制片20が、それぞれ硬貨通路
15に対して出没自在に位置させてある。
【0014】前記錠機構21は、ロック板22と押出板
23とを備え、ロック板22の一端には前記鍵片6の鉤
状部7と係脱する掛止片24が、他端には前記の硬貨検
出体19が、それぞれ一体形成されている。このロック
板22は硬貨検出体19の近傍を枢軸25により揺動自
由に支持されている。このロック板22と金属基板16
との間にはスプリングバネ26が設けてあり、掛止片2
4が鍵片挿入路17の方向へ傾きかつ硬貨検出体19が
硬貨通路15へ真っ直ぐ突出するようロック板22を付
勢している。
【0015】前記掛止片24の先端面はテーパもしくは
円弧状に形成されており、前記鍵片6の挿入時に鍵片6
のテーパ8が掛止片24の先端面を押したとき、ロック
板22はスプリングバネ26のバネ力に抗して鍵片挿入
路17と反対方向へ揺動変位した後、掛止片24と鉤状
部7とがスプリングバネ26のバネ力により係合する。
また前記硬貨検出体19の先端面は円弧状に形成されて
おり、硬貨投入口12へ百円硬貨が投入されたとき、同
様にロック板22はスプリングバネ26のバネ力に抗し
て鍵片挿入路17と反対方向へ揺動変位し、掛止片24
と鉤状部7との係合が外れる。
【0016】なお前記硬貨投入口12の幅は百円硬貨の
直径とほぼ一致させてあり、従って百円硬貨より大径の
硬貨(五百円硬貨や十円硬貨)は硬貨投入口12へ投入
できないようになっている。また硬貨検出体19は、百
円硬貨より小径の硬貨(五円硬貨や一円硬貨)が硬貨投
入口12へ投入されたとき、ロック板22を揺動させな
い程度の突出長さに設定される。
【0017】前記押出板23は、掛止片24と鉤状部7
との係合が外れたときに鍵片6を押し戻すためのもの
で、一端が枢軸27により揺動自由に支持されると共
に、この押出板23と金属基板16との間に板バネ28
を設けて、押出板23の他端を鍵片挿入口11の方向へ
付勢している。
【0018】前記規制片20は、小軸体であって、金属
基板16の後面に前記枢軸25により揺動自由に支持さ
れた揺動板30の一端に一体形成されている。この揺動
板30は、規制片20が硬貨通路15より退出する方向
へ揺動板30を付勢する板バネ31および後述する錠検
出体33と共に錠状態検出機構29を構成する。
【0019】この錠状態検出機構29は、硬貨投入口1
2への硬貨の投入により錠機構21が解錠動作したと
き、これを検出して規制片20を硬貨通路15へ突出さ
せると共に、前記鍵片挿入口11への鍵片6の挿入によ
り錠機構21が施錠動作したとき、これを検出して規制
片20を硬貨通路15より退出させるためのものであ
る。
【0020】金属基板16には硬貨通路15内へ達する
孔部32を開設し、この孔部32より前記規制片20を
突出させており、揺動板30が揺動するとき、規制片2
0が硬貨通路15に対して出没する。
【0021】前記揺動板30の他端には小軸状の錠検出
体33が一体形成してある。前記金属基板16には機構
室18に開口する窓部34を設け、この窓部34より機
構室18内に前記錠検出体33を突出させており、鍵片
挿入路17へ鍵片6が挿入されて施錠状態になったと
き、鍵片6の先端が錠検出体33を押して揺動板30を
揺動させる。
【0022】なおチェン5は、その先端の鍵片6が同じ
手押カート1に設けられた連結具4の鍵片挿入口11へ
挿入されることがないようその取付位置や長さを設定す
ることは勿論である。
【0023】つぎに上記構成の貸出物品管理装置の動作
を説明する。所定の貸出場所には多数台の手押カート1
が用意され、各手押カート1の連結具4には隣の手押カ
ート1aのチェン5が連結されて、全ての手押カート1
が相互に拘束された状態にある。
【0024】この連結状態ではチェン5の先端の鍵片6
が連結具4の鍵片挿入口11へ挿入され、鍵片6の鉤錠
部7がロック板22の掛止片24と係合している。この
ロック板22の姿勢のとき、硬貨検出体19は硬貨通路
15へ突出した状態にある。また揺動板30の錠検出体
33は鍵片6により押し付けられているので、揺動板3
0が傾き、規制片20は硬貨通路15より退出している
(図3の状態)。
【0025】手押カート1を借り受けるに際し、買物客
が硬貨投入口12へ百円硬貨を投入すると、その硬貨に
より硬貨検出体19が押されてロック板22が揺動変位
し、掛止片24と鍵片6の鉤状部7との係合が外れる。
このとき押出板23は板バネ28のバネ力により鍵片6
を押し出し、鍵片6は鍵片挿入口11より抜け出る。こ
れによりその手押カート1の連結具4からチェン5が外
れ、手押カート1は拘束状態から開放される。
【0026】鍵片6が押し出されると、錠検出体33は
鍵片6の押圧力から解放されて板バネ31のバネ力によ
り揺動板30が揺動変位する。これにより規制片20が
硬貨通路15へ突出して投入された硬貨を保持し、硬貨
は硬貨通路15内にとどまる(図4の状態)。
【0027】手押カート1を返却するに際し、連結具4
の鍵片挿入口11へ貸出場所にある他の手押カート1の
チェン5の鍵片6を挿入すると、鍵片6の先端によりロ
ック板22の掛止片24が押されて、ロック板22が揺
動変位し、鍵片6の鉤状部7がロック板22の掛止片2
4と係合する。
【0028】鍵片6の先端により錠検出体33が押され
ると、揺動板30が揺動し、規制片20が硬貨通路15
より退出するため、硬貨通路15内に止まっていた硬貨
が拘束状態から解かれて硬貨排出口14より排出され、
買物客に返却される。
【0029】なお上記実施例では、手押カート1の連結
具4に他の手押カート1のチェン5を連結して手押カー
ト1を拘束しているが、図5に示すように、支柱や壁な
どの拘束物Aにチェン5を取り付け、このチェン5の先
端の鍵片6を連結具4に連結して手押カート1を拘束す
るようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】この発明は上記の如く、貸出物品に拘束
部材と連結可能な連結部材を設け、硬貨の投入により連
結を解いて貸出物品を拘束状態から解放すると共に、貸
出物品を元の貸出場所へ戻して連結部材と拘束部材とを
連結することにより投入された硬貨を返却するようにし
たから、貸出物品を貸出場所へ返却するよう利用客に促
すことができ、貸出側の作業負担を大幅に軽減できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の貸出物品管理装置を手押カートの貸
出システムに実施した例を示す正面図である。
【図2】貸出カートの連結具を他の貸出カートのチェン
に連結した状態およびその連結を解いた状態を拡大して
示す正面図である。
【図3】連結具の内部機構および鍵片挿入時の連結具の
動作状態を示す正面図である。
【図4】連結具の内部機構および鍵片離脱時の連結具の
動作状態を示す正面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 手押カート 4 連結具 5 チェン 6 鍵片 9 凹部 10 鍵片挿入口 12 硬貨投入口 14 硬貨排出口 15 硬貨通路 19 硬貨検出体 21 錠機構 20 規制片 29 錠状態検出機構 33 錠検出体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貸出物品と、その貸出物品を拘束する拘
    束物との間に設けられる貸出物品管理装置であって、 前記拘束物に設けられた拘束部材と、貸出物品に設けら
    れた前記拘束部材と連結可能な連結部材とから成り、 前記拘束部材は、先端に鍵片を備え、 前記連結部材は、内部に錠機構および錠機構の状態を検
    出する錠検出体が設けられた鍵片挿入口と、硬貨通路を
    介して互いに連通する硬貨投入口および硬貨排出口とを
    備え、 前記硬貨通路には、硬貨投入口の近傍に硬貨の検出に応
    答して前記錠機構を作動させる硬貨検出体が設けられる
    と共に、硬貨排出口の近傍に前記錠検出体の検出動作に
    応答して作動する規制片が出没自在に設けられて成る貸
    出物品管理装置。
JP17745692A 1992-06-10 1992-06-10 貸出物品管理装置 Pending JPH05338540A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17745692A JPH05338540A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 貸出物品管理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17745692A JPH05338540A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 貸出物品管理装置

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JPH05338540A true JPH05338540A (ja) 1993-12-21

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JP17745692A Pending JPH05338540A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 貸出物品管理装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478768A (ja) * 1990-07-23 1992-03-12 Systec Ausbausysteme Gmbh 移送ワゴンに使用される安全装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478768A (ja) * 1990-07-23 1992-03-12 Systec Ausbausysteme Gmbh 移送ワゴンに使用される安全装置

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