JPH0795577A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JPH0795577A
JPH0795577A JP5233083A JP23308393A JPH0795577A JP H0795577 A JPH0795577 A JP H0795577A JP 5233083 A JP5233083 A JP 5233083A JP 23308393 A JP23308393 A JP 23308393A JP H0795577 A JPH0795577 A JP H0795577A
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memories
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JP5233083A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yamada
陽一 山田
Koshi Sakurada
孔司 桜田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御信号数の増加を最小限に抑えて入出力メ
モリを複数化し、高画質の動画像再現をする。 【構成】 符号化部100は4個の入力メモリ110〜
140の内の1つを選択的に活性化し、1つの画素ライ
ンの画像データが複数の入力メモリに書込まれる。画像
データはその入力メモリ110〜140中のSAMを介
してRAM部に書込まれる。各入力メモリ110〜14
0に格納されている複数の画素ラインの画像データが同
時に符号化部100に読出され、再生画像データが生成
される。再生画像データは、4個の出力メモリ150〜
180のSAMに同時に転送される。符号化部100
は、出力メモリ150〜180の内の1個を活性化し、
活性化した出力メモリから再生画像データが読出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)を設けて動画像を符号化処理するテレビ会
議用動画像符号化装置等におけるフレームメモリの構成
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;“テレビジョン画像情報工学データブック”オ
ーム社、p.22,96 従来動画像符号化装置で取り扱う画像の大きさは、例え
ばCCITT勧告H261テレビジョン会議用ビデオC
odec規格にあるように水平方向360画素、垂直方
向288画素程度の大きさであった。一方、動画像符号
化装置における入出力用メモリとして、動画像の入出力
に便利なマルチポートビデオRAM(以下、VRAMと
いう)が用いられている。VRAMは、ランダムポート
とシリアルポートの2個のポートを備えたメモリであ
る。ランダムポートは、通常のダイナミックRAM(D
RAM)と同様の機能を持ちランダムアクセス可能であ
ることからRAM部と呼ばれ、シリアルポートは、その
RAM部の1行(ROW)アドレス分の長さのデータを
入出力するシリアルアクセスメモリ(以下、SAMとい
う)を有している。データはSAMを介してRAM部に
入出力される。VRAMで現在普及しているものには、
2Mビット(512×512×8ビット)及び1Mビッ
ト(512×512×4ビット)のものがある。図2
は、従来例の動画像符号化装置を示す構成ブロック図で
あり、この装置には2MビットVRAMが用いられてい
る。2MビットVRAMは、水平方向360画素および
垂直方向288画素程度の大きさの1フレームの画像を
1チップで十分格納できる。
【0003】図2の動画像符号化装置は、入力された画
像データに対して符号化処理を実施して再生画像データ
を生成する符号化部10と、図示しない動画像入力部を
介して入力された画像データを格納する入力メモリであ
るVRAM20と、符号化部10で生成された再生画像
データを格納すると共に図示しない動画像出力部を介し
て該データを送出する出力メモリであるVRAM30と
を、備えている。符号化部10は、入力されたデータを
符号化して圧縮し、その後、逆に符号化されたデータを
伸長して再生画像データを生成して出力する。画像デー
タは、動画像入力部を介してVRAM20のSAM21
にシリアルライトされ、その後、画像データはRAM部
22の所定のROWアドレスにライト転送されて格納さ
れる。符号化部10は、RAM部22から高速ページモ
ード読出し動作にて、原画像における小領域の画素群で
構成される2次元ブロック単位の画像データを読出して
符号化処理を行う。符号化部10は水平同期信号、垂直
同期信号及びビデオクロックを入力し、図示しない例え
ば中央処理部(CPU)に制御されてVRAM20を制
御するための制御信号RAS,CAS,DT- OE/,
WE,SE,SCKを生成して出力する。図3は、各制
御信号とVRAMの動作との関係を説明する図であり、
各制御信号の状態に対応したVRAM動作モードが示さ
れている。なお、図3中の/は、反転信号を示してい
る。符号化部10で復号化生成された再生画像データ
は、小領域の2次元ブロック単位で高速ページモードで
VRAM30のRAM部31へ書き込まれる。RAM部
31に格納された再生画像データの内のROWアドレス
指定によって指定された再生画像データが、VRAM3
0中のSAM32へリード転送される。その後、SAM
32からシリアルリード動作で再生画像データが、動画
像出力部へ送出される。以上の動作中、符号化部10は
水平同期信号、垂直同期信号及びビデオクロックを入力
し、VRAM20を制御する制御信号RAS,CAS,
DT- OE/,WE,SE,SCKを生成して出力す
る。これらの制御信号の状態によってVRAM30の動
作モードが、図3にしたがって決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
動画像符号化装置においては、次のような課題があっ
た。動画像符号化装置でテレビ受信機並の画質を得よう
とする場合、動画像符号化装置で取り扱う画像サイズ
は、水平方向720画素、垂直方向では480または5
76画素程度の大きさとなる。そのため、画像データの
1フレーム分を複数チップに別けて格納しなくてはな
い。また、画像サイズ大きくなった場合、符号化部10
の動作周波数を高速にする必要が生じ、ランダムポート
の入出力速度を高速にする必要があった。さらに、メモ
リチップを複数使用する場合、符号化部10より各制御
信号数も増加し、装置制御が複雑化する問題点があっ
た。本発明は前記従来技術が持っていた課題として、高
画質の再現画像を得ようとすると、高速動作が必要とな
り、また、装置制御が複雑化する点について解決をした
動画像符号化装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、複数の画素ラインを有する動画像に
対応した画像データを入力する動画像入力部と、入力さ
れた前記画像データを符号化して再生画像データを生成
する符号化部と、前記再生画像データを外部へ送出する
動画像出力部とを、備えた動画像符号化装置において、
次のような手段を講じている。即ち、本発明の動画像符
号化装置は、2つの入出力ポートを有し一方の入出力ポ
ートが前記動画像入力部に接続され他方の入出力ポート
が前記符号化部に接続された第1のデュアルポートRA
Mでそれぞれ構成され、前記画像データを格納する複数
の入力メモリと、2つの入出力ポートを有し一方の入出
力ポートが前記符号化部に接続され他方の入出力ポート
が前記動画像出力部に接続された第2のデュアルポート
RAMでそれぞれ構成され、前記再生画像データを格納
する複数の出力メモリとを、備えている。さらに、この
動画像符号化装置は、前記複数の入力メモリ中のいずれ
か1つの入力メモリを常に選択し前記動画像入力部から
入力された画像データをその入力メモリに書込む第1の
制御手段と、前記複数の入力メモリの個数と同等の画素
ライン数分の前記画像データを該複数の入力メモリから
前記符号化部へ同時に読出す第2制御手段と、前記複数
の出力メモリの個数と同等の画素ライン数分の前記再生
画像データを前記符号化部から該複数の出力メモリに同
時に書込む第3の制御手段と、前記複数の出力メモリの
内のいずれか1つを選択してその出力メモリに格納され
た前記再生画像データを前記動画像出力部へ読出す第4
の制御手段とを、設けている。第2の発明は、第1の発
明の動画像符号化装置における前記各入力メモリを、前
記画像データが書込まれるシリアルアクセスメモリと、
前記選択された入力メモリのみ前記シリアルアクセスメ
モリから前記1画素ライン分の画像データが転送される
RAM部とを、備えたマルチポートビデオRAMで構成
している。第3の発明は、第1または2の発明の動画像
符号化装置における前記各出力メモリを、前記符号化部
からの前記再生画像データが書込まれるRAM部と、前
記RAM部から所定の1画素ライン分の再生画像データ
が転送された後に前記選択された1つの出力メモリのみ
該再生画像データを前記動画像出力部へ読み出すシリア
ルアクセスメモリとを、備えたマルチポートビデオRA
Mで構成している。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、以上のように動画像符号
化装置を構成したので、動画像入力部を介して入力され
た画像データは、第1の制御手段によって所定期間選択
された入力メモリに書込まれる。第1の制御手段は、常
にいずれかの入力メモリを選択しており、例えば、1つ
の画素ラインのデータが複数の入力メモリに分割されて
格納される。第2の制御手段により、入力メモリと同数
の画素ライン分の画像データが、同時に複数の入力メモ
リから符号化部に読出される。符号化部は、画像データ
を符号化して再生画像データを生成する。複数の出力メ
モリの個数と同等の画素ライン数分の再生画像データ
が、第3の制御手段によって同時に複数の出力メモリに
書込まれる。即ち、1つの画素ラインの再生画像データ
が複数の入力メモリに分割されて格納される。第4の制
御手段は、複数の出力メモリの内のいずれか1つを選択
し、選択された出力メモリから再生画像データが、動画
像出力部を介して外部へ読出される。第2の発明によれ
ば、第1の発明における入力メモリがVRAMで構成さ
れ、画像データが、第1の制御手段によって選択された
そのVRAMのSAMに書込まれる。さらに、SAMに
書込まれた画像データが、SAMからRAM部に転送さ
れて格納される。第3の発明によれば、第1または第2
の発明における出力メモリがVRAMで構成され、複数
のVRAMの個数と同等の画素ライン数分の再生画像デ
ータが、第3の制御手段によって同時にVRAMのRA
M部に書込まれる。RAM部に書込まれた再生画像デー
タの内の所定の1画素ライン分データがVRAMのSA
Mに転送される。このSAMに転送された再生画像デー
タが、第4の制御手段によって、動画像出力部を介して
外部へ読出される。従って、前記課題を解決できるので
ある。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例の動画像符号化装置
を示す構成ブロック図である。この動画像符号化装置
は、入力された画像データに対して符号化処理を実施し
て再生画像データを生成する符号化部100と、図示し
ない動画像入力部を介して入力された画像データを格納
する4個の入力メモリであるVRAM110,120,
130,140と、符号化部100で生成された再生画
像データを格納すると共に図示しない動画像出力部を介
して該再現画像データを送出する4個の出力メモリであ
るVRAM150,160,170,180とを、備え
ている。各VRAM110〜180は、それぞれ2Mビ
ットVRAMである。符号化部100は、入力されたデ
ータを符号化して圧縮し、その後、逆に符号化されたデ
ータを伸長して再生画像データを生成して出力する。ま
た、符号化部100は、水平同期信号、垂直同期信号及
びビデオクロックを入力し、例えば図示しないCPUの
制御をうけて、入力メモリ及び出力メモリを制御する制
御信号RAS,CAS,DT- OE/,WE,SE1〜
SE4,SCKを生成しかつこれらの信号をVRAM1
10〜180の各端子に送っている。即ち、入力メモリ
用各制御信号入力用RAS,入力用CAS,入力用DT
- OE/,入力用WE,入力用SCKは、VRAM11
0〜140に共通に入力され、各制御信号の入力用SE
1〜SE4は、VRAM110〜140にそれぞれ個別
に入力されている。出力メモリ用各制御信号の出力用R
AS,出力用CAS,出力用DT- OE/,出力用W
E,出力用SCKは、VRAM150〜180に共通に
入力され、各制御信号の出力用SE1〜SE4は、VR
AM150〜180にそれぞれ個別に入力されている。
各VRAM110〜180の動作モードは、図3に示さ
れたように、それらの各制御信号の状態で決定される。
【0008】次に、図1の動画像符号化装置の動作を説
明する。図示しない動画像入力部を介して画像データが
入力された状態でかつ入力用RAS/が立ち下がりの状
態で、符号化部100は、制御信号の入力用SE1〜入
力用SE4のいずれか一つを“L”としてVRAM11
0〜140のいずれか一つを常に選択活性化する。図4
は、符号化部内のVRAM選定部を示す構成ブロック図
である。符号化部内のVRAM選定部は、垂直方向のア
ドレスをカウントするYカウンタ101と、水平方向の
アドレスをカウントするXカウンタ102と、リードオ
ンリメモリ(ROM)を有している。Yカウンタ101
は、リセット端子に垂直同期信号を入力して水平同期信
号をクロック端子に入力している。Xカウンタは、水平
同期信号をリセット端子に入力してビデオクロックをク
ロック端子に入力している。Yカウンタ101及びXカ
ウンタ102は、共にカウントアップイネーブル信号を
受けてクロック端子に入力された信号をカウントし、1
0ビットのXアドレス及び9ビットのYアドレスをそれ
ぞれ求める。ROM103は、10ビットのXアドレス
及びYアドレスの下位2ビットを入力して制御信号の入
力用SE1〜SE4の内のいずれか1つを選択的に活性
化する。各VRAM110〜140は入力用SE1〜S
E4を受けていずれか1が活性化する。活性化されたV
RAMのSAMに画像データがシリアルライトされる。
さらに、制御信号入力用DT- OE/,入力用WEを受
けてその活性化されたVRAMのみ、画像データがSA
MからRAM部へ転送されて格納される。VRAM11
0〜140中のRAM部に格納されている画像データ
は、8ビットづつ合計32ビット同時に読出され、符号
化部100へ読出される。符号化部100は、これらの
入力された画像データに対し符号化及び復号化を実施し
て再生画像データを生成する。出力用のVRAM150
〜180は、制御信号出力用DT- OE/,出力用WE
を受け、再生画像データは、32ビット幅で4画素ライ
ン分同時に出力されてVRAM150〜180のRAM
部に同時に書込まれる。さらに、所定の1ライン分デー
タをRAM部よりSAMにリード転送する処理が4個の
VRAM150〜180で行わる。その後、制御信号出
力用SE1〜出力用SE4によって選択的に活性化され
たSAMから、再生画像データがシリアルリード動作で
動画像出力部へ読出される。
【0009】図5は、入力メモリ及び出力メモリの内部
構成を説明する図である。図5には、水平方方向720
画素、垂直方向480画素の画像データに対し、2Mビ
ットVRAMを入力側と出力側にそれぞれ4個使用した
場合の、入力メモリ及び出力メモリの内部構成例が示さ
れている。1画素ライン分のデータは、2個のチップに
分割され格納され、連続する4画素ラインの同一アドレ
スデータを同時に読出し或いは書込み可能の構成として
いる。図1の動画像符号化装置に対応させると、メモリ
0はVRAM110またはVRAM150のRAM部、
メモリ1はVRAM120またはVRAM160のRA
M部、メモリ2はVRAM130またはVRAM170
のRAM部、メモリ3はVRAM140またはVRAM
180のRAM部にそれぞれ対応する。図6は、図5に
おける入力メモリの書込手順を示す図であり、図6を用
いて画像データの書込み手順を説明する。図6には、入
力用VRAMにおける水平同期信号に対する各制御信号
入力用SE0〜SE3のタイムチャートと、入力用VR
AMのデータ格納順位とが示されている。水平同期信号
は、画素のライン毎に符号化部100に入力され、符号
化部100は、有効画像データが入力される期間の72
0クロックだけ、制御信号入力用SCKをメモリ0〜3
すなわちVRAM110〜140へ出力する。入力用S
CKの周波数は13.5MHz程度の値である。
【0010】(1)第0画素ラインのデータ 前半512画素分はメモリ0に、後半208画素分はメ
モリ1のSAMに書込まれる。合計720画素分のデー
タが書込まれた後、メモリ0中ののSAM上のデータ
が、図6のでメモリ0中のRAM部の第0ROWへラ
イト転送され、さらにメモリ1中のSAM上のデータ
が、図6のでメモリ1のRAM部の第1ROWへライ
ト転送される。 (2)第1画素ラインのデータ 前半512画素分はメモリ1に、後半208画素分はメ
モリ0のSAMに書込まれる。合計720画素分のデー
タが書込まれた後、メモリ0中のSAM上のデータが、
図6のでメモリ0中のRAM部の第1ROWへライト
転送され、さらにメモリ1中ののSAM上のデータが、
図6のでメモリ1のRAM部の第0ROWへライト転
送される。 (3)第2画素ラインのデータ 前半512画素分はメモリ2に、後半208画素分はメ
モリ3のSAMに書込まれる。合計720画素分のデー
タが書込まれた後、メモリ2中のSAM上のデータが、
図6のでメモリ2のRAM部の第0ROWへライト転
送され、さらにメモリ3中のSAM上のデータが、図6
のでメモリ3のRAM部の第1ROWへライト転送さ
れる。 (4)第3画素ラインのデータ 前半512画素分はメモリ3に、後半208画素分はメ
モリ2のSAMに書込まれる。合計720画素分のデー
タが書込まれた後、メモリ2中ののSAM上のデータ
が、図6のでメモリ2のRAM部の第1ROWへライ
ト転送され、さらにメモリ3中ののSAM上のデータ
が、図6のでメモリ3のRAM部の第0ROWへライ
ト転送される。
【0011】以上(1)〜(4)までの処理が入力画素
4ライン単位に繰り返し実施される。(1)〜(4)の
処理でライト転送を行わないVRAMは、擬似ライト転
送動作となるので該VRAM中のRAM部の内容は変更
されない。また、各制御信号入力用SE0〜入力用SE
3が“H”のとき、画像データのSAMへの書込は実施
されない。図7は、図5における出力メモリの読出し手
順を示す図であり、図7を用いて再生画像データの読出
し手順を説明する。図7には、出力用VRAMにおける
水平同期信号に対する各制御信号出力用SE0〜出力用
SE3のタイムチャートが示されている。水平同期信号
は、画素のライン毎に符号化部100に入力され、符号
化部100は、有効再生画像データを出力すべき期間の
720クロックだけ、制御信号入力用SCKをメモリ0
〜3すなわちVRAM150〜180へ出力する。出力
用SCKの周波数は13.5MHz程度である。 (5)第0画素ラインの再生画像データ 全メモリチップの第0ROWのデータが、図7ので各
SAMへリード転送される。その後、制御信号出力用S
CKの前半512クロック期間中、選択されたメモリ0
のSAM上の再生画像データが読出される。その512
クロック期間の終了直後に、全メモリチップの第1RO
Wの再生画像データが、図7ので各SAMへリード転
送される。その後、制御信号出力用SCKの後半208
クロック期間中、選択されメモリ1のSAM上の再生画
像データが読出される。
【0012】(6)第1画素ラインの再生画像データ 全メモリチップの第1ROWのデータが、図7ので各
SAMへリード転送される。その後、制御信号出力用S
CKの前半512クロック期間中、選択されたメモリ1
のSAM上の再生画像データが読出される。その512
クロック期間の終了直後に、全メモリチップの第0RO
Wのデータが、図7ので各SAMへリード転送され
る。その後、制御信号出力用SCKの後半208クロッ
ク期間中、選択されメモリ0のSAM上の再生画像デー
タが読出される。 (7)第2画素ラインの再生画像データ 全メモリチップの第0ROWのデータが、図7ので各
SAMへリード転送される。その後、制御信号出力用S
CKの前半512クロック期間中、選択されたメモリ2
のSAM上の再生画像データが読出される。その512
クロック期間の終了直後に、全メモリチップの第1RO
Wのデータが、図7ので各SAMへリード転送され
る。その後、制御信号出力用SCKの後半208クロッ
ク期間中、選択されメモリ3のSAM上の再生画像デー
タが読出される。 (8)第3画素ラインの再生画像データ 全メモリチップの第1ROWのデータが、図7ので各
SAMへリード転送される。その後、制御信号出力用S
CKの前半512クロック期間中、選択されたメモリ3
のSAM上の再生画像データが読出される。その512
クロック期間の終了直後に、全メモリチップの第0RO
Wのデータが、図7ので各SAMへリード転送され
る。その後、制御信号出力用SCKの後半208クロッ
ク期間中、選択されメモリ2のSAM上の再生画像デー
タが読出される。
【0013】上記の(5)〜(8)処理において、シリ
アルリードを行うメモリチップに対する活性化用の制御
信号SEのみ“L”にされている。そのため、他のチッ
プのSAMの出力部はハイインピーダンス状態となる。
以上のように本実施例では、画像サイズが大きい画像デ
ータにおいて、入力メモリ及び出力メモリを複数チップ
で構成しても、該メモリの制御信号数の増加を最小限に
押さえることができる。また、シリアルポートでデータ
の入出力を円滑に行いかつランダムポートによってデー
タを4画素ライン分同時に入出力できる構成にしている
ので、高速で高品質の動画像符号化をする実施すること
ができる。なお、本発明は、上記実施例に限定されず種
々の変形が可能である。例えば入力メモリ及び出力メモ
リの構成例は、上記メモリ構成条件を満足するものであ
れば本発明の動画像符号化装置を実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、1つの画素ラインのデータが選択的に活性化
された複数の入力メモリに順次書込まれ、また、1つの
画素ラインの再生画像データが選択的に活性化された複
数の出力メモリから順次よみだされる構成としている。
そのため、画像サイズが大きい動画像に対しても、複数
の入力メモリ及び出力メモリに対する制御信号の増加を
最小限にすることができる。このことは、動画像符号化
装置内の装置制御の複雑化を防ぐ。また、複数の入力メ
モリと同数の画素ラインの画像データを符号化部へ同時
に書込み、複数の出力メモリと同数の画素ラインの再生
画像データを出力メモリに同時に書込む手段を設けてい
る。そのため、画像サイズが大きくなって生じる高速性
の要求に対しても満足のいく動画像符号化装置を実現で
きる。第2の発明によれば、第1の発明における入力メ
モリをVRAMとし、画像データがSAMから入力され
る構成としている。そのため、第1の発明の効果に加
え、画像データの入力をより円滑化する。第3の発明に
よれば、第1の発明における出力メモリをVRAMと
し、再生画像データがSAMから出力される構成として
いる。そのため、再生画像データの送出をより円滑化す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の動画像符号化装置を示す構成
ブロック図である。
【図2】従来例の動画像符号化装置を示す構成ブロック
図である。
【図3】各制御信号とVRAMの動作との関係を説明す
る図である。
【図4】符号化部内のVRAM選定部を示す構成ブロッ
ク図である。
【図5】入力メモリ及び出力メモリの内部構成を説明す
る図である。
【図6】図5における入力メモリの書込手順を示す図で
ある。
【図7】図5における出力メモリ読出し手順を示す図で
ある。
【符号の説明】
10,100 符号化部 20,110〜140 入力メモリ(VRAM) 30,150〜180 出力メモリ(VRAM)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素ラインを有する動画像に対応
    した画像データを入力する動画像入力部と、 入力された前記画像データを符号化して再生画像データ
    を生成する符号化部と、 前記再生画像データを外部へ送出する動画像出力部と
    を、 備えた動画像符号化装置において、 2つの入出力ポートを有し一方の入出力ポートが前記動
    画像入力部に接続され他方の入出力ポートが前記符号化
    部に接続された第1のデュアルポートRAMでそれぞれ
    構成され、前記画像データを格納する複数の入力メモリ
    と、 2つの入出力ポートを有し一方の入出力ポートが前記符
    号化部に接続され他方の入出力ポートが前記動画像出力
    部に接続された第2のデュアルポートRAMでそれぞれ
    構成され、前記再生画像データを格納する複数の出力メ
    モリと、 前記複数の入力メモリ中のいずれか1つの入力メモリを
    常に選択し前記動画像入力部から入力された画像データ
    をその入力メモリに書込む第1の制御手段と、 前記複数の入力メモリの個数と同等の画素ライン数分の
    前記画像データを該複数の入力メモリから前記符号化部
    へ同時に読出す第2制御手段と、 前記複数の出力メモリの個数と同等の画素ライン数分の
    前記再生画像データを前記符号化部から該複数の出力メ
    モリに同時に書込む第3の制御手段と、 前記複数の出力メモリの内のいずれか1つを選択してそ
    の出力メモリに格納された前記再生画像データを前記動
    画像出力部へ読出す第4の制御手段とを、 設けたことを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記各入力メモリは、前記画像データが
    書込まれるシリアルアクセスメモリと、前記選択された
    入力メモリのみ前記シリアルアクセスメモリから前記1
    画素ライン分の画像データが転送されるRAM部とを、
    備えたマルチポートビデオRAMで構成したことを特徴
    とする請求項1記載の動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記各出力メモリは、前記符号化部から
    の前記再生画像データが書込まれるRAM部と、前記R
    AM部から所定の1画素ライン分の再生画像データが転
    送された後に前記選択された1つの出力メモリのみ該再
    生画像データを前記動画像出力部へ読み出すシリアルア
    クセスメモリとを、備えたマルチポートビデオRAMで
    構成したことを特徴とする請求項1または2記載の動画
    像符号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11251334B2 (en) 2019-01-28 2022-02-15 Nichia Corporation Method of manufacturing light emitting devices

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