JPH0793772B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0793772B2
JPH0793772B2 JP61094767A JP9476786A JPH0793772B2 JP H0793772 B2 JPH0793772 B2 JP H0793772B2 JP 61094767 A JP61094767 A JP 61094767A JP 9476786 A JP9476786 A JP 9476786A JP H0793772 B2 JPH0793772 B2 JP H0793772B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ガス絶縁開閉装置に関するもので、特に、気
中絶縁の送電線が2回線以上並置される場合の機器の配
置に改良を施したガス絶縁開閉装置に係る。
(従来の技術) 大都市周辺とか臨海地区に設置される変電所あるいは開
閉所においては、用地の入手難とか塩害対策等の理由
で、変電所とか開閉所を構成する電気機器を、SF6ガス
等の絶縁性及び消弧性に非常に優れた絶縁媒体で密封し
たガス絶縁開閉装置が使用されている。そして、この種
のガス絶縁開閉装置は、遮断器あるいは断路器その他の
所要機器を立体的に配置し、各機器相互間の間隔を狭
め、敷地面積の大幅な縮小化を図る様にしている。
この様な従来のガス絶縁開閉装置の配置例を第2図及び
第3図に示した。即ち、第2図は、送電線回線が2回線
以上並置され、また、遮断器1が縦型に配置された例を
示している。
第2図に示した様に、遮断器1が主母線2に対して同じ
側に並置され、それぞれの遮断器1から気中絶縁ブッシ
ング3までの間が絶縁母線4によって接続されている。
このとき、送電線回線Aの接続母線4aに対して送電線回
線Bの接続母線4bは、送電線回線Aのブッシング3aとの
絶縁距離を確保するために、主母線2に平行に配設さ
れ、その後、送電線回線Aのブッシング3aと充分な絶縁
距離を保持して配設された送電線回線Bのブッシング3b
と接続されている。
しかしながら、送電線回線Bの接続母線や機器に事故が
発生した場合や点検作業時には、隣接する遮断器1a,1b
の間隔が狭いため、隣接する送電線回線Aも停止しなけ
ればならず、停止範囲が非常に大きくなり、社会的な影
響も大きかった。
一方、送電線回線Bの事故時や点検時に、送電線回線A
を停止せずに作業できるようにするためには、送電線回
線Aの気中絶縁ブッシング3aと送電線回線Bの接続母線
4bとの間の距離を非常に大きくしなければならなかっ
た。例えば、550KV級ではこの距離は11mにも及び、全体
の設置スペースが大きくなり、また、送電線回線Aの接
続母線4aも長くしなければならなかった。
また、第3図に示した様に、主母線2を中心に、遮断器
1を反対側に配置することが考えられている。なお、第
3図は遮断器が水平に配置された例を示している。即
ち、送電線回線Aの遮断器11aと送電線回線B,送電線回
線Cの遮断器11b,11cが主母線2を中心として反対側に
配設されている。そして、それぞれの遮断器11と各送電
線回線のブッシング13a,13b,13cが接続母線14a,14b,14c
によって接続されている。
この様な構成を有するガス絶縁開閉装置においては、各
送電線回線において接続母線や機器に事故が発生した場
合や点検作業時にも、遮断器11が主母線2を挟んで反対
側に配設されているので、隣接する送電線回線を停止さ
せる必要はない。
しかしながら、この場合、送電線回線Aの接続母線14a
は短くできるが、送電線回線B,送電線回線Cの送電線接
続点までの接続母線14b,14cが非常に長くなり、全体の
設置スペースが増大してしまうという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の様に、気中絶縁の送電線回線が2回線以上並置さ
れるガス絶縁開閉装置においては、事故時、点検時等に
隣接する送電線回線も停止させなければならなかった。
また、他の送電線回線を停止させずに点検、修理等を行
なうためには、機器間の距離を大きくとらなければなら
ず、設置スペースが大幅に増大していた。
そこで、本発明は以上の欠点を除去するもので、2回線
以上の送電線回線が並置される場合においても、事故発
生時や点検作業時における停止範囲を最小にでき、接続
母線の大幅な削減及び設置スペースの縮小化を可能とし
たガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明のガス絶縁開放装置は、隣接する送電線回線の遮
断器を主母線に対して同じ側に配設し、前記遮断器と主
母線側断路器とを、主母線に平行に配設された補助母線
を介して接続したものである。
(作用) 本発明のガス絶縁開閉装置は、隣接する気中絶縁送電線
回線の遮断器を、主母線に対して同じ側に配設し、主母
線に接続された主母線側断路器と遮断器とを主母線に平
行に配設された補助母線を介して接続することにより、
事故発生時や点検作業時に、隣接する送電線回線を停止
させることなく、また、設置スペースを大幅に縮小した
ものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて具体的に説
明する。なお、第2図及び第3図に示した従来型と同一
の部材は同一の符号を付して説明は省略する。
*実施例の構成* 本実施例において、第1図に示した様に、送電線回線A
に並置されて配設されている送電線回線Bにおいて、主
母線2上に配設された母線側断路器20に主母線2と平行
に設けられた補助母線21が接続され、その補助母線21の
先端部に送電線回線Bの遮断器22bが接続され、さら
に、この遮断器22bに送電線回線Bのブッシング23bが接
続されている。
なお、送電線回線B側の遮断器22b及び他の機器は、送
電線回線A側の気中絶縁ブッシング23aの絶縁離隔距離
より離れた位置に配置されている。
*実施例の作用* この様な構成を有する本実施例のガス絶縁開閉装置にお
いては、送電線回線Bの遮断器22b等の点検作業時や事
故復旧作業時においても、送電線回線A側と充分な絶縁
距離を確保してあるため、送電線回線Aを停止させる必
要はない。
また、送電線回線A,Bの両方において、気中絶縁ブッシ
ング23と主母線2との間に長大な接続母線が配設されな
いので、ブッシングと主母線間の距離を最小に設定する
ことができ、設置スペースの大幅な縮小化が可能とな
る。
さらに、各送電線回線の遮断器を主母線に対して同じ側
に配置することができるので、保守点検作業等を効率良
く行なうことができる。
以上の通り、本実施例においては、ある送電線回線が事
故や点検作業等のために停止した場合でも、隣接する遮
断器間の距離を確保してあるので、他の送電線回線を停
止させる必要はなく、また、接続母線を大幅に削減で
き、設置スペースの縮小化を実現することができる。
*他の実施例* なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではな
く、遮断器は縦型配置でも良い。また、母線側断路器と
遮断器との間に配設される補助母線は単相型でも三相型
でも適用できる。
[発明の効果] 以上述べた様に、本発明によれば、主母線側断路器と線
路側の遮断器との間に補助母線を配置したので、主母線
や接続母線を延長させることなく隣接する回線の遮断器
との間隔を容易に確保することが可能となるので、事故
発生時や点検作業時における停止範囲を最小にでき、接
続母線の大幅な削減及び設置スペースの縮小化を可能と
したガス絶縁開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁開閉装置の機器の配置の一実
施例を示す平面図、第2図及び第3図は従来のガス絶縁
開閉装置の機器の配置の一例を示す平面図である。 1……遮断器、2……主母線、3……ブッシング、4…
…接続母線、11……遮断器、13……ブッシング、14……
接続母線、20……断路器、21……補助母線、22……遮断
器、23……ブッシング。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主母線に気中絶縁の送電線が少なくとも2
    回線以上並置されるガス絶縁開閉装置において、 隣接する送電線回線の遮断器を前記主母線に対して同じ
    側に配設し、前記遮断器と前記主母線に接続された主母
    線側断路器とを、前記主母線に平行に配設された補助母
    線を介して接続したことを特徴とするガス絶縁開閉装
    置。
  2. 【請求項2】前記補助母線が三相一括形で構成されたも
    のである特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁開閉装
    置。
  3. 【請求項3】前記補助母線が相分離形で構成されたもの
    である特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】前記遮断器が縦形配置されたものである特
    許請求の範囲第1項記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】前記遮断器が水平配置されたものである特
    許請求の範囲第1項記載のガス絶縁開閉装置。
JP61094767A 1986-04-25 1986-04-25 ガス絶縁開閉装置 Expired - Fee Related JPH0793772B2 (ja)

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JPS62254608A JPS62254608A (ja) 1987-11-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58136908U (ja) * 1982-03-09 1983-09-14 株式会社東芝 ガス絶縁開閉装置
JPS6044413U (ja) * 1983-09-05 1985-03-28 株式会社日立製作所 ガス絶縁開閉装置

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