JPH08308042A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH08308042A
JPH08308042A JP7105052A JP10505295A JPH08308042A JP H08308042 A JPH08308042 A JP H08308042A JP 7105052 A JP7105052 A JP 7105052A JP 10505295 A JP10505295 A JP 10505295A JP H08308042 A JPH08308042 A JP H08308042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
transmission line
insulated switchgear
gas
bus bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP7105052A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyake
弘幸 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7105052A priority Critical patent/JPH08308042A/ja
Publication of JPH08308042A publication Critical patent/JPH08308042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気中絶縁の送電線回線が2回線以上並置され
るガス絶縁開閉装置において、基礎施工及び母線構成の
簡略化、および母線の保守点検作業の効率化を図る。 【構成】 隣接する送電線回線に配設される遮断器21
a,21bを主母線2に対して同じ側に配置し、遮断器
21b,21aの主母線2配置側の反対側に遮断器21
b,21aに対向して気中絶縁ブッシング12a,12
bを配置する。さらに、遮断器21aと気中絶縁ブッシ
ング12aとを接続する接続母線24aと、遮断器21
bと気中絶縁ブッシング12bとを接続する接続母線2
4bとを、同一軸上の上下に配置し、且つ両接続母線2
4a,24bとも地上に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置に関
するものであり、特に、気中絶縁の送電線回線が2回線
以上並置されたガス絶縁開閉装置の配置構成に改良を施
したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、変電所あるいは開閉所にはガス絶
縁開閉装置が使用されている。ガス絶縁開閉装置とは、
変電所や開閉所を構成する電気機器を、SF6ガス等の
絶縁性及び消弧性に優れた絶縁媒体で密封した開閉装置
であり、敷地面積が小さくて済む、耐環境性が高いとい
った長所がある。そのため、大都市の周辺や臨海地区に
設置される変電所あるいは開閉所には、用地の入手難ま
たは塩害対策といった理由から、この種のガス絶縁開閉
装置が使用されるのが一般的となってきている。また、
ガス絶縁開閉装置に対する需要が高まるにつれて、各機
器相互間の間隔を狭めて敷地面積の一層の縮小化を図る
ことが求められている。そこで遮断器あるいは断路器そ
の他の所要機器を立体的に配置するなど、配置構成に改
良を加えたガス絶縁開閉装置が提案されている。
【0003】このようなガス絶縁開閉装置の従来例を図
4〜図7を参照して具体的に説明する。図4はガス絶縁
開閉装置の単線結線図、図5〜図7は構成機器の配置例
である。
【0004】図5に示すように、ガス絶縁開閉装置には
主母線2および母線区分回線Cが設けられている。また
母線区分回線Cを挟んで気中絶縁の送電線回線A,Bが
隣接して並置されている。送電線回線A,Bには遮断器
11a,11bが水平配置されている。これら遮断器1
1a、11bは主母線側断路器1a、1bを介して主母
線2に対して同じ側に並置され、接続されている。
【0005】さらに遮断器11a,11bの主母線2配
置側と反対側には線路用断路器3a,3bが設けられて
いる。線路用断路器3aに対向して送電線回線Bに接続
される気中絶縁ブッシング12bが配置され、線路用断
路器3bに対向して送電線回線Aに接続される気中絶縁
ブッシング12aが配置されている。また線路用断路器
3a,3bには接続母線13a,13bが接続されてお
り、これら接続母線13a,13bにより遮断器11
a,11bと気中絶縁ブッシング12a,12bとが接
続されている。
【0006】ところで、気中絶縁ブッシング12aは遮
断器11bに対向するようにして配置されており、気中
絶縁ブッシング12bは遮断器11aに対向するように
して配置されている。つまり、送電線回線A,Bと気中
絶縁ブッシング12a、12bとの位置関係は交差して
配置されている。これは送電線回線A,Bの負荷を調整
するためである。したがって、遮断器11a、11bと
気中絶縁ブッシング12a、12bを接続するための接
続母線13a、13bは互いに交差して配設されてい
る。
【0007】より具体的には従来のガス絶縁開閉装置で
は、図6に示すように、送電線回線Aに接続される接続
母線13aは地下に配設されている。一方、送電線回線
Bに接続される接続母線13bは図7に示すように、地
上に配設され、地下に配設された接続母線13aの上側
を通って気中絶縁ブッシング12bに接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成された従来のガス絶縁開閉装置においては、
次のような問題点があった。すなわち、遮断器に接続さ
れる接続母線の1つを地下に配設するので、ガス絶縁開
閉装置の基礎部に、接続母線を地下に埋設するための母
線埋め込み用ピットを設けなくてはならなかった。この
母線埋め込み用ピットにはかなり大きいスペースが必要
であり、例えば、550kV級の母線の場合、幅が2
m、高さが3m程度の大きさを確保しなければならな
い。また、送電線回線と気中絶縁ブッシングの位置関係
は交差しているので、両者を接続する接続母線用のピッ
トは、その長さも非常に長いものとなる。したがって、
このような母線埋め込み用ピットを設ける分だけ、ガス
絶縁開閉装置の基礎施工が複雑なものとなっていた。ま
た、接続母線の1つを地下に配設することにより、母線
構成が非常に複雑化する、母線の保守点検作業が困難で
あるといった不具合も生じていた。
【0009】上記のように、従来のガス絶縁開閉装置に
おいて気中絶縁の送電線回線が2回線以上並置される場
合、それぞれの送電線回線に配設される遮断器と気中絶
縁ブッシングとの間に配設される接続母線の少なくとも
一つを、地下に配設しなければならないため、ガス絶縁
開閉装置の基礎施工および母線構成が複雑であり、さら
に、母線の保守点検作業が困難であった。
【0010】本発明は、以上の問題点を除去するために
提案されたものであり、その目的は、気中絶縁の送電線
回線が2回線以上並置される場合において、基礎施工及
び母線構成の簡略化、および母線の保守点検作業の効率
化を図るガス絶縁開閉装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のガス絶縁開閉装置は、隣接する送電線回
線に配設される第1および第2の遮断器を主母線に対し
て同じ側に配置し、第2および第1の遮断器の主母線配
置側の反対側に各遮断器に対向して第1および第2の気
中絶縁ブッシングを配置し、第1の遮断器と第1の気中
絶縁ブッシングとを接続するための第1の接続母線と、
第2の遮断器と第2の気中絶縁ブッシングとを接続する
ための第2の接続母線とを、同一軸線上の上下に配置
し、且つ両接続母線とも地上に配設したことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】以上のような構成を有する本発明のガス絶縁開
閉装置において、隣接する送電線回線に接続される接続
母線を共に地上に配設しているため、接続母線を地下に
埋め込むためのピットを設ける必要がない。したがっ
て、ガス絶縁開閉装置の基礎施工および母線構成を簡略
化することができ、また、接続母線の保守点検作業も地
上で簡単に行うことが可能となる。さらに、2つの接続
母線を同一軸線上の上下に配置したことにより、ガス絶
縁開閉装置における敷地面積の縮小化を進めることが可
能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて具体的に説明する。なお、図4〜図7に示した従来
例と同一の部材に関しては同一の符号を付し説明は省略
する。
【0014】(1)実施例の構成 本実施例は、互いに隣接する気中絶縁の送電線回線A,
Bが並置されたガス絶縁開閉装置であり、送電線回線A
に配設される第1の遮断器を遮断器21a、送電線回線
Bに配設される第2の遮断器を遮断器21bとする。ま
た、図4〜図7に示した従来例と同様、本実施例は、送
電線回線A,Bの負荷を調整するために、送電線回線
A,Bと気中絶縁ブッシング12a、12bとは交差し
て配置されている。すなわち、送電線回線Aに対向して
気中絶縁ブッシング12bが配置され、送電線回線Bに
対向して気中絶縁ブッシング12aが配置されている。
【0015】本実施例の構成上の特徴は次のような点で
ある。すなわち図1および図2に示すように、送電線回
線B側の遮断器21bは垂直に配置されている。また、
遮断器21bの下部側には口出し部22bが形成されて
おり、ここに主母線2が接続されている。一方、遮断器
21bの上部には主母線2に直交する方向に口出し部2
3bが形成されており、ここに線路側断路器3bが接続
されている。さらに線路側断路器3bには接続母線24
bが水平配置されており、この接続母線24bにより遮
断器21bと気中絶縁ブッシング12bとが接続されて
いる。
【0016】また、図1および図3に示すように、送電
線回線A側の遮断器21aもまた垂直に配置されてい
る。また、遮断器21aの下部側には口出し部22aが
形成されており、前記口出し部22bと同様、ここに主
母線2が接続されている。一方、遮断器21aの上部に
は主母線2に直交する方向に口出し部23aが形成され
ており、ここに線路側断路器3aが接続されている。さ
らに線路側断路器3aには、下方に伸びる母線部を持つ
断面L字型のL型母線25が接続されている。L型母線
25には接続母線24aが水平配置されており、この接
続母線24aにより遮断器21aと気中絶縁ブッシング
12aとが接続されている。
【0017】ところで、接続母線24a,24bは、主
母線2と平行な同一軸線上に配置され、接続母線24a
が下側、接続母線24bが上側に設けられている。また
接続母線24a,24bは共に、地上に配設されてい
る。
【0018】(2)実施例の作用と効果 以上のような構成を有する本実施例においては、送電線
回線Bに配設される接続母線24bは遮断器21bの上
部の口出し23bに対して水平に引き出されており、送
電線回線Aに配設される接続母線24aは、前記送電線
回線Bの接続母線24bの下方に配設されており、接続
母線24a,24bが共に、地上に配設されているの
で、従来のような母線埋め込み用ピットが不要となる。
したがって、ガス絶縁開閉装置全体の基礎施工および母
線の構成を大幅に簡略化することができる。また、接続
母線の保守点検作業も地上で簡単に行うことができるた
め、作業効率を容易に高めることができる。さらに、接
続母線24a,24bを同一軸線上の上下に配設するた
め、ガス絶縁開閉装置における敷地面積の縮小化を図る
ことができる。
【0019】(3)他の実施例 なお、本発明は、以上のような実施例に限定されるもの
ではなく、遮断器や接続母船といった各構成部材の寸法
や形状、配置方向などは適宜変更可能であり、例えば、
遮断器が縦型配置あるいは横型配置である実施例も包含
することはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、隣
接する送電線回線に配設される遮断器を主母線に対して
同じ側に配置し、一方の遮断器と気中絶縁ブッシングと
を接続する接続母線と、他方の遮断器と気中絶縁ブッシ
ングとを接続する接続母線とを共に、地上でかつ、同一
軸線上の上下に配置するという簡単に構成によって、気
中絶縁の送電線回線が2回線以上並置される場合におい
て、敷地面積の縮小化を進めるとともに、基礎施工及び
母線構成の簡略化でき、しかも母線の保守点検作業の効
率化を可能としたガス絶縁開閉装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図
【図2】図1の側面図(送電線回線B側)
【図3】図1の側面図(送電線回線A側)
【図4】ガス絶縁開閉装置の単線結線図
【図5】従来のガス絶縁開閉装置の平面図
【図6】図5の側面図(送電線回線A側)
【図7】図5の側面図(送電線回線B側)
【符号の説明】
1a,1b…主母線側断路器 2…主母線 3a,3b…線路側断路器 11a,11b…遮断器 12a,12b…気中絶縁ブッシング 13a,13b…接続母線 21a,21b…遮断器 22a,22b…口出し部 23a,23b…口出し部 24a,24b…接続母線 25…L型母線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主母線および母線区分回線が設けられ、
    前記母線区分回線を挟んで気中絶縁の送電線回線が2回
    線以上並置され、前記送電線回線のうち互いに隣接する
    2つの送電線回線にはそれぞれ前記主母線に対して同じ
    側に第1および第2の遮断器が配設され、前記第2の遮
    断器の主母線配置側の反対側には第2の遮断器に対向し
    て第1の気中絶縁ブッシングが配置され、前記第1の遮
    断器の主母線配置側の反対側には第1の遮断器に対向し
    て第2の気中絶縁ブッシングが配置されるガス絶縁開閉
    装置において、 前記第1の遮断器と前記第1の気中絶縁ブッシングとを
    接続するための第1の接続母線と、前記第2の遮断器と
    前記第2の気中絶縁ブッシングとを接続するための第2
    の接続母線とが設けられ、 前記第1および第2の接続母線は、同一軸線上の上下に
    配置され、且つ両接続母線とも地上に配設されることを
    特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP7105052A 1995-04-28 1995-04-28 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH08308042A (ja)

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JP7105052A JPH08308042A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ガス絶縁開閉装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104505755A (zh) * 2014-12-16 2015-04-08 中广核核电运营有限公司 一种气体绝缘开关站刀闸在线调整方法

Cited By (1)

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