JPH10295008A - 複合形ガス絶縁変電設備 - Google Patents
複合形ガス絶縁変電設備Info
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- JPH10295008A JPH10295008A JP9100050A JP10005097A JPH10295008A JP H10295008 A JPH10295008 A JP H10295008A JP 9100050 A JP9100050 A JP 9100050A JP 10005097 A JP10005097 A JP 10005097A JP H10295008 A JPH10295008 A JP H10295008A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】据付面積を縮小でき、かつブッシング数を削減
した変電設備全体の機器配置構成を備えた複合形ガス絶
縁変電設備を提供する。 【解決手段】静止形電力機器と、絶縁性ガスを金属容器
に封入したガス絶縁開閉装置と、ガス絶縁開閉装置とブ
ッシングを介して接続された気中母線とを備え、静止形
電力機器を気中母線の下方に配置するとともに、ガス絶
縁開閉装置と静止形電力機器とをガス絶縁分岐母線によ
り直結した。
した変電設備全体の機器配置構成を備えた複合形ガス絶
縁変電設備を提供する。 【解決手段】静止形電力機器と、絶縁性ガスを金属容器
に封入したガス絶縁開閉装置と、ガス絶縁開閉装置とブ
ッシングを介して接続された気中母線とを備え、静止形
電力機器を気中母線の下方に配置するとともに、ガス絶
縁開閉装置と静止形電力機器とをガス絶縁分岐母線によ
り直結した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は複合形ガス絶縁変電
設備に係わり、特に、静止形電力機器と複合形ガス絶縁
開閉装置とを備えた複合形ガス絶縁変電設備に関する。
設備に係わり、特に、静止形電力機器と複合形ガス絶縁
開閉装置とを備えた複合形ガス絶縁変電設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば特開昭62−
138003号公報に記載のように、縦形の遮断器と縦形の断
路器とブッシングを一列に並べ、その接続部同志，下部
接続部同志を接続することにより、変電所の敷地面積の
縮小化を図ったガス絶縁開閉装置がある。又、特開平1
−122305 号公報に記載のように、ユニットを構成する
３台の遮断器のうち左右２台の遮断器を縦形とし、中央
の遮断器を横形にすることにより、ユニットの高さを減
少させているガス絶縁開閉装置がある。
138003号公報に記載のように、縦形の遮断器と縦形の断
路器とブッシングを一列に並べ、その接続部同志，下部
接続部同志を接続することにより、変電所の敷地面積の
縮小化を図ったガス絶縁開閉装置がある。又、特開平1
−122305 号公報に記載のように、ユニットを構成する
３台の遮断器のうち左右２台の遮断器を縦形とし、中央
の遮断器を横形にすることにより、ユニットの高さを減
少させているガス絶縁開閉装置がある。
【０００３】これらの従来の複合形ガス絶縁変電設備に
おいては、図４に示すように、気中母線とガス絶縁開閉
装置ユニットとから構成される複合形ガス絶縁開閉装置
と、変圧器７やシャントリアクトル６などの静止形電力
機器とを分けて機器を配置していた。そして、ガス絶縁
開閉装置ユニットと変圧器７、あるいはガス絶縁開閉装
置ユニットとシャントリアクトル６とは気中線によって
接続されていた。又、各機器と気中線とはブッシングを
介して接続されていた。
おいては、図４に示すように、気中母線とガス絶縁開閉
装置ユニットとから構成される複合形ガス絶縁開閉装置
と、変圧器７やシャントリアクトル６などの静止形電力
機器とを分けて機器を配置していた。そして、ガス絶縁
開閉装置ユニットと変圧器７、あるいはガス絶縁開閉装
置ユニットとシャントリアクトル６とは気中線によって
接続されていた。又、各機器と気中線とはブッシングを
介して接続されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
複合形ガス絶縁開閉装置と、変圧器やシャントリアクト
ルなどの静止形電力機器とを分けて機器を配置している
ため、気中母線の下には機器が配置されていない部分が
多くあり、敷地の有効利用が図られていないので、機器
の据付面積が大きくなる。
複合形ガス絶縁開閉装置と、変圧器やシャントリアクト
ルなどの静止形電力機器とを分けて機器を配置している
ため、気中母線の下には機器が配置されていない部分が
多くあり、敷地の有効利用が図られていないので、機器
の据付面積が大きくなる。
【０００５】又、ガス絶縁開閉装置ユニットと変圧器と
の間、あるいはガス絶縁開閉装置ユニットとシャントリ
アクトルとの間を、ブッシングと気中線を介して接続し
ているが、このブッシングのコストが高いため、設備の
コストが高くなる要因となっていた。
の間、あるいはガス絶縁開閉装置ユニットとシャントリ
アクトルとの間を、ブッシングと気中線を介して接続し
ているが、このブッシングのコストが高いため、設備の
コストが高くなる要因となっていた。
【０００６】本発明の目的は、据付面積を縮小でき、か
つブッシング数を削減した変電設備全体の機器配置構成
を配慮した複合形ガス絶縁変電設備を提供することにあ
る。
つブッシング数を削減した変電設備全体の機器配置構成
を配慮した複合形ガス絶縁変電設備を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の複合形ガス絶縁変電設備は、静止形電力機
器と、絶縁性ガスを金属容器に封入したガス絶縁開閉装
置と、該ガス絶縁開閉装置とブッシングを介して接続さ
れた気中母線とを備えた複合形ガス絶縁変電設備におい
て、前記静止形電力機器を前記気中母線の下方に配置す
るとともに、前記ガス絶縁開閉装置と前記静止形電力機
器とをガス絶縁分岐母線により直結したことを特徴とす
る。
に、本発明の複合形ガス絶縁変電設備は、静止形電力機
器と、絶縁性ガスを金属容器に封入したガス絶縁開閉装
置と、該ガス絶縁開閉装置とブッシングを介して接続さ
れた気中母線とを備えた複合形ガス絶縁変電設備におい
て、前記静止形電力機器を前記気中母線の下方に配置す
るとともに、前記ガス絶縁開閉装置と前記静止形電力機
器とをガス絶縁分岐母線により直結したことを特徴とす
る。
【０００８】又、絶縁性ガスを金属容器に封入したガス
絶縁開閉装置と、該ガス絶縁開閉装置とブッシングを介
して接続された２回線以上の平行な気中母線とを備えた
複合形ガス絶縁開閉装置と、静止形電力機器とを備えた
複合形ガス絶縁変電設備において、前記静止形電力機器
を前記気中母線の下方に配置するとともに、前記ガス絶
縁開閉装置と前記静止形電力機器とをガス絶縁分岐母線
により直結し、前記ガス絶縁開閉装置と前記気中母線と
をブッシングを介して接続する気中線を前記気中母線よ
り高い位置まで引き回して前記気中母線と接続したこと
を特徴とする。又、前記静止形電力機器が変圧器及びシ
ャントリアクトルであって、少なくとも変圧器をガス絶
縁静止形電力機器又は、ＰＦＣ（パーフルオロカーボ
ン）などの不燃油で絶縁した不燃変圧器としたものであ
る。又、前記静止形電力機器が変圧器及びシャントリア
クトルであって、少なくとも変圧器を前記気中絶縁母線
の下方に配置したものである。又、前記ガス絶縁開閉装
置が３つのガス絶縁開閉装置小ユニットで構成されるも
のであって、前記ガス絶縁分岐母線を前記静止形電力機
器側の２つのガス絶縁開閉装置小ユニット間の接続部で
分岐したものである。
絶縁開閉装置と、該ガス絶縁開閉装置とブッシングを介
して接続された２回線以上の平行な気中母線とを備えた
複合形ガス絶縁開閉装置と、静止形電力機器とを備えた
複合形ガス絶縁変電設備において、前記静止形電力機器
を前記気中母線の下方に配置するとともに、前記ガス絶
縁開閉装置と前記静止形電力機器とをガス絶縁分岐母線
により直結し、前記ガス絶縁開閉装置と前記気中母線と
をブッシングを介して接続する気中線を前記気中母線よ
り高い位置まで引き回して前記気中母線と接続したこと
を特徴とする。又、前記静止形電力機器が変圧器及びシ
ャントリアクトルであって、少なくとも変圧器をガス絶
縁静止形電力機器又は、ＰＦＣ（パーフルオロカーボ
ン）などの不燃油で絶縁した不燃変圧器としたものであ
る。又、前記静止形電力機器が変圧器及びシャントリア
クトルであって、少なくとも変圧器を前記気中絶縁母線
の下方に配置したものである。又、前記ガス絶縁開閉装
置が３つのガス絶縁開閉装置小ユニットで構成されるも
のであって、前記ガス絶縁分岐母線を前記静止形電力機
器側の２つのガス絶縁開閉装置小ユニット間の接続部で
分岐したものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図１から図３
により説明する。図１は、本実施例の複合形ガス絶縁変
電設備の配置を示した平面図、図２は、その単結線図、
図３は、本実施例の複合形ガス絶縁変電設備の配置を示
した側面図である。
により説明する。図１は、本実施例の複合形ガス絶縁変
電設備の配置を示した平面図、図２は、その単結線図、
図３は、本実施例の複合形ガス絶縁変電設備の配置を示
した側面図である。
【００１０】本実施例では、複合形ガス絶縁開閉装置を
備えた変電所に適用した例を示しており、ガス絶縁開閉
装置ユニットを４組以上配置し、それぞれを３相の構成
とした場合を示している。図１及び図３に示すように、
ガス絶縁開閉装置ユニット１の両側に複数の気中母線が
縦方向と横方向に延びて設けられており、一方側は、送
電線に、他方側は、変圧器７に接続されている。又、各
ベイの間及び両側には鉄構５が設けられている。又、ガ
ス絶縁開閉装置ユニット１の一方側は送電線に、他方側
はシャントリアクトル６に接続されている。それぞれの
ガス絶縁開閉装置ユニット１は、気中母線３ａ，気中母
線３ｂの配線方向に対してほぼ垂直な方向に直線的に配
置されている。ガス絶縁開閉装置ユニット１とほぼ平行
に、気中母線３より高い位置に設置された気中線４ａ
は、鉄構５によって支持されている。
備えた変電所に適用した例を示しており、ガス絶縁開閉
装置ユニットを４組以上配置し、それぞれを３相の構成
とした場合を示している。図１及び図３に示すように、
ガス絶縁開閉装置ユニット１の両側に複数の気中母線が
縦方向と横方向に延びて設けられており、一方側は、送
電線に、他方側は、変圧器７に接続されている。又、各
ベイの間及び両側には鉄構５が設けられている。又、ガ
ス絶縁開閉装置ユニット１の一方側は送電線に、他方側
はシャントリアクトル６に接続されている。それぞれの
ガス絶縁開閉装置ユニット１は、気中母線３ａ，気中母
線３ｂの配線方向に対してほぼ垂直な方向に直線的に配
置されている。ガス絶縁開閉装置ユニット１とほぼ平行
に、気中母線３より高い位置に設置された気中線４ａ
は、鉄構５によって支持されている。
【００１１】図２に示すように、ガス絶縁開閉装置ユニ
ット１には、３つのガス絶縁開閉装置小ユニット１ａ，
１ｂ，１ｃが設置されており、ガス絶縁開閉装置小ユニ
ット１ａは鉄構５ｂより送電線引出口側に、ガス絶縁開
閉装置小ユニット１ｂは、鉄構５ｂと鉄構５ｃ間に、ガ
ス絶縁開閉装置小ユニット１ｃは、鉄構５ｃより変圧器
７側に配置されている。ガス絶縁開閉装置小ユニット１
ａの送電線引出口側にはブッシング８ａが、ガス絶縁開
閉装置小ユニット１ｂの鉄構５ｂとほぼ同位置にはブッ
シング８ｂが、ガス絶縁開閉装置小ユニット１ｃの変圧
器７側にはブッシング８ｃがそれぞれ配置されている。
ガス絶縁開閉小ユニット１ａ，１ｂ，１ｃは、それぞれ
２つ横形の断路器と横形の遮断器で構成されている。高
電圧引出部と横形の断路器の一方の側とが接続されてい
る。断路器の他方側にはブッシングの配列方向と直交す
る方向に配置された遮断器の一方の側と変流器を介して
接続されている。遮断器のブッシング側には横形の操作
器が設けられている。遮断器の他方の側は、変流器を介
して横形の断路器の一方の側と接続されている。このよ
うに構成してガス絶縁開閉装置小ユニットの据付位置を
低くし、耐震性を良くするとともに変流器等の保守点検
性をよくしている。
ット１には、３つのガス絶縁開閉装置小ユニット１ａ，
１ｂ，１ｃが設置されており、ガス絶縁開閉装置小ユニ
ット１ａは鉄構５ｂより送電線引出口側に、ガス絶縁開
閉装置小ユニット１ｂは、鉄構５ｂと鉄構５ｃ間に、ガ
ス絶縁開閉装置小ユニット１ｃは、鉄構５ｃより変圧器
７側に配置されている。ガス絶縁開閉装置小ユニット１
ａの送電線引出口側にはブッシング８ａが、ガス絶縁開
閉装置小ユニット１ｂの鉄構５ｂとほぼ同位置にはブッ
シング８ｂが、ガス絶縁開閉装置小ユニット１ｃの変圧
器７側にはブッシング８ｃがそれぞれ配置されている。
ガス絶縁開閉小ユニット１ａ，１ｂ，１ｃは、それぞれ
２つ横形の断路器と横形の遮断器で構成されている。高
電圧引出部と横形の断路器の一方の側とが接続されてい
る。断路器の他方側にはブッシングの配列方向と直交す
る方向に配置された遮断器の一方の側と変流器を介して
接続されている。遮断器のブッシング側には横形の操作
器が設けられている。遮断器の他方の側は、変流器を介
して横形の断路器の一方の側と接続されている。このよ
うに構成してガス絶縁開閉装置小ユニットの据付位置を
低くし、耐震性を良くするとともに変流器等の保守点検
性をよくしている。
【００１２】ガス絶縁開閉装置小ユニット１ｂとガス絶
縁開閉装置小ユニット１ｃの間の接続部は、上方向に立
上げられており、この立上部から変圧器７へ向かってほ
ぼ水平方向に伸びるガス絶縁分岐母線２が引き出されて
おり、このガス絶縁分岐母線２は、気中母線３の下方に
配置された変圧器７と接続されている。
縁開閉装置小ユニット１ｃの間の接続部は、上方向に立
上げられており、この立上部から変圧器７へ向かってほ
ぼ水平方向に伸びるガス絶縁分岐母線２が引き出されて
おり、このガス絶縁分岐母線２は、気中母線３の下方に
配置された変圧器７と接続されている。
【００１３】図３に示すように、ガス絶縁開閉装置ユニ
ット１と変圧器７との接続をガス絶縁分岐母線２によっ
て行うことにより、従来は気中母線３の上部に設置する
必要のあった変圧器７へ接続するための引出し気中線が
不要となるため、ブッシング８ｃと気中母線３を接続す
る気中線４ａを、気中母線３よりも上に引き回してから
気中母線３に接続することが可能となる。この結果、気
中母線３の下方に変圧器やシャントリアクトルなどを設
置するスペースを確保することができる。このスペース
に変圧器７を配置することができるため、変電設備全体
の据付面積を縮小できる。
ット１と変圧器７との接続をガス絶縁分岐母線２によっ
て行うことにより、従来は気中母線３の上部に設置する
必要のあった変圧器７へ接続するための引出し気中線が
不要となるため、ブッシング８ｃと気中母線３を接続す
る気中線４ａを、気中母線３よりも上に引き回してから
気中母線３に接続することが可能となる。この結果、気
中母線３の下方に変圧器やシャントリアクトルなどを設
置するスペースを確保することができる。このスペース
に変圧器７を配置することができるため、変電設備全体
の据付面積を縮小できる。
【００１４】又、変圧器７としてガス絶縁変圧器及び、
ＰＦＣ（パーフルオロカーボン）などの不燃油で絶縁し
たＰＦＣ絶縁変圧器などの不燃変圧器を適用すれば、気
中母線の下方に配置しても火災の可能性が少ないので安
全性を確保することができる。又、特に、ガス絶縁変圧
器を適用した場合には、ガス絶縁分岐母線２をガス絶縁
開閉装置ユニット１に接続するのと同様に容易に変圧器
７に接続できる。
ＰＦＣ（パーフルオロカーボン）などの不燃油で絶縁し
たＰＦＣ絶縁変圧器などの不燃変圧器を適用すれば、気
中母線の下方に配置しても火災の可能性が少ないので安
全性を確保することができる。又、特に、ガス絶縁変圧
器を適用した場合には、ガス絶縁分岐母線２をガス絶縁
開閉装置ユニット１に接続するのと同様に容易に変圧器
７に接続できる。
【００１５】以上述べたように、不燃変圧器を気中母線
の下方に配置することにより、従来の配置に比べ、この
部分だけで据付面積は約９％削減されることが分かっ
た。
の下方に配置することにより、従来の配置に比べ、この
部分だけで据付面積は約９％削減されることが分かっ
た。
【００１６】又、シャントリアクトルに接続されるガス
絶縁開閉装置ユニット１については、ガス絶縁開閉装置
小ユニット１ｂとガス絶縁開閉装置小ユニット１ｃの間
からはシャントリアクトル６へ向かって伸びるガス絶縁
分岐母線２が配置されており、シャントリアクトル６は
気中母線の下方に配置することができる。そして、シャ
ントリアクトルの直前にはガス絶縁開閉装置小ユニット
１ｄを配置することができる。そのため、図４に示した
鉄構５ｂの配置は不要となる。このように、シャントリ
アクトルを気中母線の下方に配置することにより、従来
の配置と比べ、据付面積は約１０％削減される。このよ
うに、複合形ガス絶縁開閉装置と静止形電力機器とを気
中線を介さずにガス絶縁分岐母線で直結することによ
り、静止形電力機器を複合形ガス絶縁開閉装置中の気中
母線の下に配置して据付面積を縮小できる。又、ガス絶
縁分岐母線で直結することによりブッシング数を削減し
て低コスト化できる。
絶縁開閉装置ユニット１については、ガス絶縁開閉装置
小ユニット１ｂとガス絶縁開閉装置小ユニット１ｃの間
からはシャントリアクトル６へ向かって伸びるガス絶縁
分岐母線２が配置されており、シャントリアクトル６は
気中母線の下方に配置することができる。そして、シャ
ントリアクトルの直前にはガス絶縁開閉装置小ユニット
１ｄを配置することができる。そのため、図４に示した
鉄構５ｂの配置は不要となる。このように、シャントリ
アクトルを気中母線の下方に配置することにより、従来
の配置と比べ、据付面積は約１０％削減される。このよ
うに、複合形ガス絶縁開閉装置と静止形電力機器とを気
中線を介さずにガス絶縁分岐母線で直結することによ
り、静止形電力機器を複合形ガス絶縁開閉装置中の気中
母線の下に配置して据付面積を縮小できる。又、ガス絶
縁分岐母線で直結することによりブッシング数を削減し
て低コスト化できる。
【００１７】
【発明の効果】複合形ガス絶縁開閉装置を備えた変電所
において、ガス絶縁開閉機器と変圧器との接続にガス絶
縁母線を用いることにより、気中母線による接続が不要
となり、不燃変圧器を気中母線の下方に配置することが
可能となる。又、不燃変圧器を気中絶縁母線の下方に配
置することによって、気中母線を含めた変電設備全体の
据付所要面積を低減することが可能となる。又、ガス絶
縁分岐母線で直結することによりブッシング数を削減し
て低コスト化できる。
において、ガス絶縁開閉機器と変圧器との接続にガス絶
縁母線を用いることにより、気中母線による接続が不要
となり、不燃変圧器を気中母線の下方に配置することが
可能となる。又、不燃変圧器を気中絶縁母線の下方に配
置することによって、気中母線を含めた変電設備全体の
据付所要面積を低減することが可能となる。又、ガス絶
縁分岐母線で直結することによりブッシング数を削減し
て低コスト化できる。
【図１】本発明の一実施例である変圧器，シャントリア
クトルを備えた複合形ガス絶縁変電設備の平面図であ
る。
クトルを備えた複合形ガス絶縁変電設備の平面図であ
る。
【図２】図１の単結線図である。
【図３】本実施例の変電設備の側面図である。
【図４】従来の複合形ガス絶縁開閉装置の平面図であ
る。
る。
１…ガス絶縁開閉装置ユニット、１ａ，１ｂ，１ｃ…ガ
ス絶縁開閉装置小ユニット、２…ガス絶縁分岐母線、３
ａ，３ｂ…気中母線、４ａ，４ｂ…気中線、５ａ，５ｂ
…鉄構、６…シャントリアクトル、７…変圧器、８ａ，
８ｂ，８ｃ…ブッシング。
ス絶縁開閉装置小ユニット、２…ガス絶縁分岐母線、３
ａ，３ｂ…気中母線、４ａ，４ｂ…気中線、５ａ，５ｂ
…鉄構、６…シャントリアクトル、７…変圧器、８ａ，
８ｂ，８ｃ…ブッシング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村下 雅紀 茨城県日立市国分町一丁目１番１号 株式 会社日立製作所国分工場内
Claims (5)
- 【請求項１】静止形電力機器と、絶縁性ガスを金属容器
に封入したガス絶縁開閉装置と、該ガス絶縁開閉装置と
ブッシングを介して接続された気中母線とを備えた複合
形ガス絶縁変電設備において、前記静止形電力機器を前
記気中母線の下方に配置するとともに、前記ガス絶縁開
閉装置と前記静止形電力機器とをガス絶縁分岐母線によ
り直結したことを特徴とする複合形ガス絶縁変電設備。 - 【請求項２】絶縁性ガスを金属容器に封入したガス絶縁
開閉装置と、該ガス絶縁開閉装置とブッシングを介して
接続された２回線以上の平行な気中母線とを備えた複合
形ガス絶縁開閉装置と、静止形電力機器とを備えた複合
形ガス絶縁変電設備において、前記静止形電力機器を前
記気中母線の下方に配置するとともに、前記ガス絶縁開
閉装置と前記静止形電力機器とをガス絶縁分岐母線によ
り直結し、前記ガス絶縁開閉装置と前記気中母線とをブ
ッシングを介して接続する気中線を前記気中母線より高
い位置まで引き回して前記気中母線と接続したことを特
徴とする複合形ガス絶縁変電設備。 - 【請求項３】前記静止形電力機器が変圧器及びシャント
リアクトルであって、少なくとも変圧器またはシャント
リアクトルの一方をガス絶縁静止形電力機器又はＰＦＣ
（パーフルオロカーボン）などの不燃油で絶縁した不燃
油絶縁静止形電力機器とした請求項１又は２に記載の複
合形ガス絶縁変電設備。 - 【請求項４】前記静止形電力機器が変圧器及びシャント
リアクトルであって、少なくとも変圧器を前記気中絶縁
母線の下方に配置した請求項１から３のいずれかに記載
の複合形ガス絶縁変電設備。 - 【請求項５】前記ガス絶縁開閉装置が３つのガス絶縁開
閉装置小ユニットで構成されるものであって、前記ガス
絶縁分岐母線を前記静止形電力機器側の２つのガス絶縁
開閉装置小ユニット間の接続部で分岐した請求項１又は
２に記載の複合形ガス絶縁変電設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100050A JPH10295008A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 複合形ガス絶縁変電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100050A JPH10295008A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 複合形ガス絶縁変電設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10295008A true JPH10295008A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14263681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9100050A Pending JPH10295008A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 複合形ガス絶縁変電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10295008A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102368594A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-07 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 双母线单分段gis配电装置线路布置结构 |
| CN102368593A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-07 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 双母线双分段gis配电装置线路布置结构 |
| CN102377111A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-14 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 单母线分段gis配电装置母线双列布置结构 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP9100050A patent/JPH10295008A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102368594A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-07 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 双母线单分段gis配电装置线路布置结构 |
| CN102368593A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-07 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 双母线双分段gis配电装置线路布置结构 |
| CN102377111A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-14 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 单母线分段gis配电装置母线双列布置结构 |
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