JPH077409Y2 - 浴室ユニットの防水パン支持構造 - Google Patents

浴室ユニットの防水パン支持構造

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JPH077409Y2
JPH077409Y2 JP1988165543U JP16554388U JPH077409Y2 JP H077409 Y2 JPH077409 Y2 JP H077409Y2 JP 1988165543 U JP1988165543 U JP 1988165543U JP 16554388 U JP16554388 U JP 16554388U JP H077409 Y2 JPH077409 Y2 JP H077409Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
waterproof pan
foundation
support
support structure
bathroom unit
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988165543U
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English (en)
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JPH0284871U (ja
Inventor
啓之 森木
潤介 亀井
明良 太田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は浴室ユニットの防水パン支持構造、特に防水
パンの上端周縁部を支持するための構造に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 戸建用浴室ユニットを設置する場合、通常は第4図に示
しているように、土間にコンクリート100を打設して該
土間コンクリート100上に直接又はその上に敷設したブ
ロックを介して防水パン102を載置するのが一般的であ
る。
ところでこの防水パン102の上端周縁部上には壁パネル1
04が載置され、その重みが全面的に防水パン102にかか
るため、かかる浴室ユニットを設置する場合、その重み
を防水パン102の下部で受けるだけでなく、同図に示し
ているように土間コンクリート100上にサポート足106を
立てて、これにより防水パン102の上端周縁下部をも支
えるようにするのが普通である。
一方、浴室ユニットの設置方式としてこのような方式に
よらず、浴室ユニットの施工面上に突出状に構築した建
築構造物としての基礎108と基礎108とにまたがって架台
を掛け渡し、その架台上に防水パン102を載置する架台
方式がある。
この架台方式は、土間コンクリート100の打設、その前
後の処理、ブロックの敷設等の作業を行わなくても防水
パン102,浴槽等の設置が可能である利点があるが、上記
のようなサポート足106によって防水パン102の上端周縁
下部を支持するようにすると、このサポート足106を立
てるために土間コンクリート100を打設しなければなら
なくなり、架台方式の特徴が殺されてしまう。
(課題を解決するための手段) 本考案は土間コンクリートを打設しなくても支障なく防
水パンを支持し得る防水パン支持構造を提供すべく為さ
れたものであり、その要旨は、施工面上に突出状に構築
された建築構造物としての基礎と基礎との間に防水パン
を配置し且つ該防水パンの上端周縁上に壁パネルを載置
して成る浴室ユニットの防水パン支持構造であって、前
記基礎と基礎とにまたがって架台を掛け渡し、該架台上
に前記防水パンを載置するとともに、該基礎上の適数箇
所に該防水パンの上端周縁下部を支える支持体を設けた
ことにある。
(作用及び考案の効果) このように本考案では架台を支持する基礎上に支持体を
設けて防水パンの上端周縁部を支えるようにしているた
め、防水パンの上端周縁部支持のために土間コンクリー
トを打設したりその上にサポート足を立てたりする必要
がない。従って架台方式により浴室ユニットを設置する
場合において、かかる架台方式の特長を減殺せずにユニ
ットを設置することができる。
本考案においては、土間コンクリート上に立てたサポー
ト足によって防水パンを支持する場合と異なり、支持体
の設置作業が容易である利点を有する。土間コンクリー
ト上にサポート足を立設する場合、基礎と防水パン側壁
との間の狭い空間部でサポート足の立設作業,高さ調節
作業を行わなければならず、殊に基礎と防水パン側壁と
の間の間隙が極めて狭い場合にはサポート足の立設その
ものが困難となることがあるが、本考案においては支持
体を基礎の上に設けるため、このような不具合を生じな
いのである。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図において10,12は夫々施工面上に突出状に構築さ
れた建築構造物としての基礎及び土台で、14は基礎10と
10との間にまたがって掛け渡された鋼製の架台である。
第1図に示しているように、この架台14上には防水パン
16が載置されている。防水パン16はその上端周縁に沿っ
てフランジ18を有しており、このフランジ18の上面に壁
パネル(タイルパネル)20(第3図参照)が載置・固定
されている。またフランジ18の下面側には鋼製のフレー
ム22が配されている。
一方、基礎10の上にはL字状の支持体24が配設され、か
かる支持体24がフレーム22を下面側から支持している。
支持体24は、矩形箱体状の水平な基部26と、垂直に立ち
上がる支柱28とを有し、その支柱28の上端に固定片30が
取り付けられていて、この固定片30がビス32によりフレ
ーム22に固定されている。他方基部26は、アジャスト機
構34を介して基礎10上の土台12に固定されている。アジ
ャスト機構34は、下端に固定部36を備えたアジャストボ
ルト38を有しており、このアジャストボルト38が、基部
26に設けられた長穴40に挿通され、且つ2つのナット4
1,42により基部26に固定されている。
このように本例の支持構造においては、基礎10の上に支
持体24を立てて、かかる支持体24により防水パン16の上
端周縁部にかかる荷重を受けるようにしているため、防
水パン16支持のために土間コンクリートを打設する必要
がない。
しかも前記サポート足106の配設及び高さ調節作業を基
礎10と防水パン16の側壁との間の狭い空間内で行わなけ
ればならない従来の支持構造と異なり、本例においては
支持体24の配設作業を広い空間部分で行えるから作業が
容易である利点を有する。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はその他の形
態で構成することも可能である。
例えば上記形態の支持体24は、アジャスト機構34及び長
穴40によって防水パン16に対する支持位置を上下,左右
に調整し得て好都合であるが、これはあくまで本考案の
一具体例であって、本考案においては、例えばアジャス
ト機構を省略し、代りにスペーサ部材によって支持体の
高さの調節を行うようにするなど、支持体の形態を他の
様々な形態に構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である浴室ユニットの防水パ
ン支持構造の要部斜視図であり、第2図はその浴室ユニ
ットの設置構造の要部分解図、第3図は第1図の防水パ
ン支持構造を分解して示す断面図、第4図は従来の防水
パン支持構造の要部断面図である。 10:基礎、16:防水パン 18:フランジ、20:壁パネル 24:支持体、26:基部 28:支柱、34:アジャスト機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−47840(JP,A) 実開 昭52−46526(JP,U) 実公 昭50−31656(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】施工面上に突出状に構築された建築構造物
    としての基礎と基礎との間に防水パンを配置し且つ該防
    水パンの上端周縁上に壁パネルを載置して成る浴室ユニ
    ットの防水パン支持構造であって、 前記基礎と基礎とにまたがって架台を掛け渡し、該架台
    上に前記防水パンを載置するとともに、該基礎上の適数
    箇所に該防水パンの上端周縁下部を支える支持体を設け
    たことを特徴とする浴室ユニットの防水パン支持構造。
JP1988165543U 1988-12-21 1988-12-21 浴室ユニットの防水パン支持構造 Expired - Lifetime JPH077409Y2 (ja)

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JPH0284871U JPH0284871U (ja) 1990-07-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031656A (ja) * 1973-07-23 1975-03-28
JPS5522109Y2 (ja) * 1975-09-30 1980-05-27

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