JP2542432Y2 - ユニットバスの下部架台 - Google Patents
ユニットバスの下部架台Info
- Publication number
- JP2542432Y2 JP2542432Y2 JP8672391U JP8672391U JP2542432Y2 JP 2542432 Y2 JP2542432 Y2 JP 2542432Y2 JP 8672391 U JP8672391 U JP 8672391U JP 8672391 U JP8672391 U JP 8672391U JP 2542432 Y2 JP2542432 Y2 JP 2542432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor pan
- adjustment
- adjusted
- floor
- unit bus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は高さ調整が容易なユニ
ットバスの下部架台に関する。
ットバスの下部架台に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来ユニットバスは予め工場により浴室
や浴槽などが製作された後建設現場に搬入され、建設現
場で組立てられて建屋内に据付けられるようになってい
る。また建屋へ据付ける際水平を出す必要があるが、通
常ユニットバスを据付ける建屋内の床面はコンクリート
が打設されていて、均一な平面でない場合が多い。この
ため従来では図１及び図２に示すように、床面ａに複数
の台ｂを介してアジャストボルトｃを配置し、これらア
ジャストボルトｃ上に、床パンｄの底面にベニヤ板より
なる補強板ｅを介して組込まれた横桁ｆを載置してお
り、各アジャストボルトｃにより床パンｄが水平になる
ように調整している。
や浴槽などが製作された後建設現場に搬入され、建設現
場で組立てられて建屋内に据付けられるようになってい
る。また建屋へ据付ける際水平を出す必要があるが、通
常ユニットバスを据付ける建屋内の床面はコンクリート
が打設されていて、均一な平面でない場合が多い。この
ため従来では図１及び図２に示すように、床面ａに複数
の台ｂを介してアジャストボルトｃを配置し、これらア
ジャストボルトｃ上に、床パンｄの底面にベニヤ板より
なる補強板ｅを介して組込まれた横桁ｆを載置してお
り、各アジャストボルトｃにより床パンｄが水平になる
ように調整している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし複数のアジャス
トボルトｃを調整して床パンｄの高さと水平を調整する
ようにしたものでは、床パンｄの下に手などを入れて調
整しなければならないため、調整に多くの時間を要して
作業能率が悪いと共に、床パンｄの水平が出ない場合は
一旦床パンｄを外してアジャストボルトｃを調整した後
床パンｄを再び載設する作業が必要となり、調整作業に
多くの工数を要する不具合がある。また設置場所によっ
てはアジャストボルトｃが調整できない個所があった
り、床パンｄの中央付近のアジャストボルトｃは手で調
整できないため、調整するのに特殊な治具を必要として
経費が嵩むと共に、ユニットバスを内側より組立てる内
組工法には適用できないなどの不具合もあった。この考
案は上記不具合を改善する目的でなされたもので、調整
が容易なユニットバスの下部架台を提供しようとするも
のである。
トボルトｃを調整して床パンｄの高さと水平を調整する
ようにしたものでは、床パンｄの下に手などを入れて調
整しなければならないため、調整に多くの時間を要して
作業能率が悪いと共に、床パンｄの水平が出ない場合は
一旦床パンｄを外してアジャストボルトｃを調整した後
床パンｄを再び載設する作業が必要となり、調整作業に
多くの工数を要する不具合がある。また設置場所によっ
てはアジャストボルトｃが調整できない個所があった
り、床パンｄの中央付近のアジャストボルトｃは手で調
整できないため、調整するのに特殊な治具を必要として
経費が嵩むと共に、ユニットバスを内側より組立てる内
組工法には適用できないなどの不具合もあった。この考
案は上記不具合を改善する目的でなされたもので、調整
が容易なユニットバスの下部架台を提供しようとするも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、ユニットバス据付け場所の床面に、複数
のアジャストボルトにより高さ及び水平を調整した一体
構造の共通架台を設け、この共通架台の縦杆にアジャス
トボルトを介して複数本のサポータを吊り下げて配置す
ると共に、これらサポータ上に床パンを載置するように
したものである。
成するために、ユニットバス据付け場所の床面に、複数
のアジャストボルトにより高さ及び水平を調整した一体
構造の共通架台を設け、この共通架台の縦杆にアジャス
トボルトを介して複数本のサポータを吊り下げて配置す
ると共に、これらサポータ上に床パンを載置するように
したものである。
【０００５】
【作 用】上記構成により床パンを置かない状態で共
通架台の高さ及び水平が調整できるため調整作業が容易
になると共に、床パン載置後の微調整も可能なため精度
の高い据付けが可能になる。
通架台の高さ及び水平が調整できるため調整作業が容易
になると共に、床パン載置後の微調整も可能なため精度
の高い据付けが可能になる。
【０００６】
【実 施 例】この考案の一実施例を図３及び図４に示
す図面を参照して詳述する。図において１は枠組された
共通架台で、長辺部を構成する縦杆１ａと短辺部を構成
する横杆１ｂよりなり、ユニットバスを据付ける場所に
応じてサイズが標準化されている。上記共通架台１の横
杆１ｂや縦杆１ａの途中にはそれぞれアジャストボルト
２が設けられていて、ユニットバス据付け場所の床面３
に共通架台１を設置後これらアジャストボルト２を調整
することにより、共通架台１の高さと水平が調整できる
ようになっている。
す図面を参照して詳述する。図において１は枠組された
共通架台で、長辺部を構成する縦杆１ａと短辺部を構成
する横杆１ｂよりなり、ユニットバスを据付ける場所に
応じてサイズが標準化されている。上記共通架台１の横
杆１ｂや縦杆１ａの途中にはそれぞれアジャストボルト
２が設けられていて、ユニットバス据付け場所の床面３
に共通架台１を設置後これらアジャストボルト２を調整
することにより、共通架台１の高さと水平が調整できる
ようになっている。
【０００７】また図中４はサポータで、断面がほぼコ字
形をなしており、開放部を上向きにして横杆１ｂと平行
するように縦杆１ａの下方に複数本配置されており、こ
れらサポータ４の両端部にはアジャストボルト５が設け
られている。これらアジャストボルト５の上端側は共通
架台１の縦杆１ａに穿設されたボルト孔１ｃに下方より
挿入されていて上端部にナット５ａが螺合され、これら
アジャストボルト５により各サポータ４が共通架台１の
縦杆１ａに吊り下げられている。そして上記各サポータ
４上に、底部にベニヤ板よりなる補強板６と複数本の角
パイプよりなる横桁７が予め組込まれた床パン８が載置
されるようになっている。
形をなしており、開放部を上向きにして横杆１ｂと平行
するように縦杆１ａの下方に複数本配置されており、こ
れらサポータ４の両端部にはアジャストボルト５が設け
られている。これらアジャストボルト５の上端側は共通
架台１の縦杆１ａに穿設されたボルト孔１ｃに下方より
挿入されていて上端部にナット５ａが螺合され、これら
アジャストボルト５により各サポータ４が共通架台１の
縦杆１ａに吊り下げられている。そして上記各サポータ
４上に、底部にベニヤ板よりなる補強板６と複数本の角
パイプよりなる横桁７が予め組込まれた床パン８が載置
されるようになっている。
【０００８】次に上記構成された下部架台の作用を説明
すると、ユニットバスの据付け場所へまず共通架台１を
搬入して床面３の所定の場所へ位置決めし、次に各アジ
ャストボルト２により共通架台１の高さと水平を調整す
る。このとき共通架台１が一体構造になっているのと、
床パン８を置かない状態でアジャストボルト２を調整で
きるため、調整作業が短時間で容易に行える。共通架台
１の設置が終了したら、共通架台１の縦杆１ａにアジャ
ストボルト５を介して各サポート４を吊り下げ、各サポ
ート４が所定高さになるようにアジャストボルト５を調
整したら、サポータ４上に床パン８を載置し、さらにこ
の状態で床パン８の高さと水平をサポータ４に設けられ
たアジャストボルト５で微調整するもので、予め共通架
台１の水平が調整されているため、容易に床パン８を水
平に設置することができるようになる。また床パン８を
載置するサポータ４が共通架台１の縦杆１ａより下側と
なっているので、高低差のある床パン８の低部部分を支
持するのに好適である。
すると、ユニットバスの据付け場所へまず共通架台１を
搬入して床面３の所定の場所へ位置決めし、次に各アジ
ャストボルト２により共通架台１の高さと水平を調整す
る。このとき共通架台１が一体構造になっているのと、
床パン８を置かない状態でアジャストボルト２を調整で
きるため、調整作業が短時間で容易に行える。共通架台
１の設置が終了したら、共通架台１の縦杆１ａにアジャ
ストボルト５を介して各サポート４を吊り下げ、各サポ
ート４が所定高さになるようにアジャストボルト５を調
整したら、サポータ４上に床パン８を載置し、さらにこ
の状態で床パン８の高さと水平をサポータ４に設けられ
たアジャストボルト５で微調整するもので、予め共通架
台１の水平が調整されているため、容易に床パン８を水
平に設置することができるようになる。また床パン８を
載置するサポータ４が共通架台１の縦杆１ａより下側と
なっているので、高低差のある床パン８の低部部分を支
持するのに好適である。
【０００９】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように一体構造
となった共通架台の高さと水平を調整後、サポータを介
してユニットバスの床パンを載置するようにしたことか
ら、従来の床パン設置後調整するものに比べて調整作業
が短時間で容易に行えると共に、場所によって調整不能
なアジャストボルトが生じることもないので、調整に特
殊治具も必要としない。またサポータに設けたアジャス
トボルトにより床パンの高さや水平が微調整できるた
め、床パンやユニットバス本体を精度よく設置すること
ができると共に、内組工法が可能なため、壁の位置など
により制約を受ける場所でもユニットバスを据付けるこ
とができるなど、あらゆる条件下での設置も容易に行え
る。さらに床パンを支持するサポータが共通架台の縦杆
より下方に位置しているため、底部に高低差がある床パ
ンの底部部分を支持するのに好適である。
となった共通架台の高さと水平を調整後、サポータを介
してユニットバスの床パンを載置するようにしたことか
ら、従来の床パン設置後調整するものに比べて調整作業
が短時間で容易に行えると共に、場所によって調整不能
なアジャストボルトが生じることもないので、調整に特
殊治具も必要としない。またサポータに設けたアジャス
トボルトにより床パンの高さや水平が微調整できるた
め、床パンやユニットバス本体を精度よく設置すること
ができると共に、内組工法が可能なため、壁の位置など
により制約を受ける場所でもユニットバスを据付けるこ
とができるなど、あらゆる条件下での設置も容易に行え
る。さらに床パンを支持するサポータが共通架台の縦杆
より下方に位置しているため、底部に高低差がある床パ
ンの底部部分を支持するのに好適である。
【図１】（イ）従来の床パンの据付け状態を示す平面図
である。 （ロ）同断面図である。
である。 （ロ）同断面図である。
【図２】（イ）従来の床パンの据付け状態を示す平面図
である。 （ロ）同断面図である。
である。 （ロ）同断面図である。
【図３】この考案の一実施例になるユニットバスの下部
架台を示す一部切欠平面図である。
架台を示す一部切欠平面図である。
【図４】この考案の一実施例になるユニットバスの下部
架台を示す断面図である。
架台を示す断面図である。
１…共通架台、１ａ…縦杆、１ｂ…横杆、２…アジャス
トボルト、３…床面、４…サポータ、５…アジャストボ
ルト、６…補強板、７…横桁、８…床パン。
トボルト、３…床面、４…サポータ、５…アジャストボ
ルト、６…補強板、７…横桁、８…床パン。
Claims (1)
- 【請求項１】 ユニットバス据付け場所の床面３に、複
数のアジャストボルト２により高さ及び水平を調整した
一体構造の共通架台１を設け、この共通架台１の縦杆に
アジャストボルト５を介して複数本のサポータ４を吊り
下げて配置すると共に、これらサポータ４上に床パン８
を載置するようにしてなるユニットバスの下部架台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8672391U JP2542432Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ユニットバスの下部架台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8672391U JP2542432Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ユニットバスの下部架台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532598U JPH0532598U (ja) | 1993-04-27 |
| JP2542432Y2 true JP2542432Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=13894792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8672391U Expired - Lifetime JP2542432Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ユニットバスの下部架台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542432Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP8672391U patent/JP2542432Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0532598U (ja) | 1993-04-27 |
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