JP2548797B2 - フォークリフトの油圧制御装置 - Google Patents

フォークリフトの油圧制御装置

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JP2548797B2 JP1117528A JP11752889A JP2548797B2 JP 2548797 B2 JP2548797 B2 JP 2548797B2 JP 1117528 A JP1117528 A JP 1117528A JP 11752889 A JP11752889 A JP 11752889A JP 2548797 B2 JP2548797 B2 JP 2548797B2
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幸夫 内山
完治 青木
修一 宮崎
利幸 緑川
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Emu Eichi Ai Sagami Haitetsuku Kk
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Emu Eichi Ai Sagami Haitetsuku Kk
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フオークリフト車両の作業機系に適用され
る油圧制御装置に関する。
(従来の技術) 従来この種装置としては、第3図に示すようにリフト
シリンダー(5)からタンク(12)へ切換えるコントロ
ールバルブ(15)は、その切換えをコントロールレバー
(16)にて行い、その際の下降速度を負荷の大小に関係
なく一定に保つための手段としては、圧力補償形流量制
御弁(14)によつているのを一般とする。
図中(6)はリリーフバルブ、(8)はポンプ、
(9)は動力源、(10)はサクシヨンストレーナ、(1
1)はリターンフイルタを示す。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら現行の圧力補償形流量制御弁(14)で
は、その中の固定絞り弁の前後の差圧による推力と、ば
ね力とが常にバランスするようにスプールが作動して流
量を調整する構造となつているため、リフトシリンダー
(5)の停止状態では、その絞り前後の差圧はほとんど
零であるが、リフトシリンダー(5)の下降側へコント
ロールバルブ(15)を切換えると、差圧が発生し、スプ
ールが前記バランス状態になろうと作動を始め、その際
圧力の変化が急激なため、バランス状態に達するまでに
時間がかゝり、応答遅れが生ずる。
したがつてリフト下降開始時、現行の圧力補償形流量
制御弁(14)では、一瞬流量制動機能が働かない状態と
なり、リフトシリンダー(5)は一度ストーンといつた
急降下現象を起こした後、所定の下降速度に制御される
ようになるため、リフト下降時の微妙なインチング作業
がむずかしいという不具合があつた。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とする処は、リフト下降開始時の
リフト下降流量が一定となるようにした装置を提供する
にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明の構成を実施例に
対応する第1図を用いて説明すると、本発明は、リフト
シリンダー内の作動油を供給される電流に応じてタンク
へ流出させるリフト電磁比例バルブと、入力される操作
量に応じた電圧を出力するリフトコントロールレバー
と、リフトシリンダー内の作動油圧力(ΔP)を検知す
る油圧センサーとリフトコントロールレバーから出力さ
れる電圧及び油圧センサーから出力される作動油圧力を
入力し、上記電圧にK/ΔP1/2を乗じた電流をリフト電
磁比例バルブへ供給するコントローラーと、よりなるこ
とを特徴とする。
(作用) そして本発明は前記の手段により、リフト電磁比例バ
ルブ(4)は、リフトコントロールレバー(1)からの
リフト電圧信号と油圧センサー(3)からの負荷圧力信
号とを受けるコントローラー(2)からのリフト下降電
流信号で制御されるためのリフト下降速度は一定とな
る。
(実施例) 以下第1図について本発明の一実施例を説明すると
(1)はリフトコントロールレバーを示し、該レバー
(1)はオペレータのリフト下降側への操作によつてそ
の操作量に応じたリフト下降電圧信号を発生し該信号は
コントローラー(2)へ送られる。一方リフトシリンダ
ー(5)には該シリンダー(5)にかゝる荷物の負荷圧
力を検知する油圧センサー(3)が設けられ、該センサ
ー(3)からの負荷圧力信号も前記コントローラー
(2)に送られる。なおこの負荷圧力は、フオークリフ
トの積載している荷物の重量と相関があり、荷物重量と
負荷圧力は、ほヾ比例していると考えてよい。
そしてコントローラー(2)は、この負荷圧力信号と
前記リフト下降電圧信号とを入力し、リフト下降電圧信
号にK/ΔP1/2(後述する)を乗じた値を、リフト下降
電流としてリフト電磁比例バルブ(4)に出力する。
このリフト下降電流信号は、リフト電磁比例バルブ
(4)内のリフトスプールの開口面積の大きさを制御す
るもので、この電流信号が大なるほど開口面積も大とな
りほぼ比例する。
ここで、リフト下降速度即ちリフト下降流量Qは、前
記スプールの開口面積Aと、負荷圧力ΔP1/2をパラメ
ータとするオリフイスの流量調整式によってきめられ
る。
Q=C・A・(2g・ΔP/γ)1/2 …… 但し C:流量係数 g:重量加速度 γ:単位体積重量 上式より、リフト下降流量Qは、開口面積A及び負荷
圧力ΔPの平方根に比例し、開口面積Aが大なるほど、
また負荷圧力ΔPが大なるほど大きくなることがわか
る。
逆に、負荷圧力ΔPが変化してもリフト下降速度即ち
リフト下降流量Qを一定としたい場合は、その負荷圧力
ΔPの大きさに応じて開口面積Aの大きさを変えてやれ
ばよく、負荷圧力ΔPが小さくなれば開口面積Aを大き
くし、負荷圧力ΔPが大きくなれば開口面積Aを小さく
してやればよいことがわかる。
そこで、コントローラ(2)の入出力特性を第2図の
ように、リフト下降電圧が同じであっても、負荷圧力Δ
Pが小さいほどリフト下降電流即ち開口面積Aを大きく
し、負荷圧力ΔPが大きいほどリフト下降電流即ち開口
面積Aを小さくすることにより、負荷圧力の大小にかか
わらずリフト下降速度を一定にするものである。
即ち、上記式は、以下のとおり変形できる。
Q=k・A(=h・V)・ΔP1/2 …… 但し k:C・(2g/γ)1/2 h:リフト下降電圧/電流の入出力特性(第2図の傾き) V:リフト下降電圧 第2図の任意の縦軸(V=一定)ではQ=一定である
から、いま、h=h1、V=V1、ΔP=ΔP1の状態から、
ΔP=ΔP2となったときにQ=一定を保つためのhをh2
とすると、上記式よりh2は、 k・h1・V1・ΔP11/2=k・h2・V1・ΔP21/2 h2=(ΔP1/ΔP2)1/2・h1 となる。
従って、ある負荷圧力ΔP1とそのときのリフト下降電
圧/電流の入出力特性h1を予め求めておけば(K=ΔP1
1/2・h1)、負荷圧力ΔPにおける入出力特性hは、 h=K/ΔP1/2 となるので、この値をリフト下降電圧Vに乗じてやれ
ば、負荷圧力の大小にかかわらずリフト下降速度を一定
にすることができる。
なお図中(4a)は下げボジシヨンソレノイド、(4b)
は上げボジシヨンソレノイド(6)は主回路リリーフバ
ルブ、(7)はパイロツト油圧ポンプ、(8)は主油圧
ポンプ、(9)は動力源、(10)はサクシヨンストレー
ナー、(11)はリターンフイルタ、(12)はタンク、
(13)はパイロツトリリーフバルブを示す。
(発明の効果) このように本発明によるときはリフトシリンダー内の
作動油を供給される電流に応じてタンクへ流出させるリ
フト電磁比例バルブと、入力される操作量に応じた電圧
を出力するリフトコントロールレバーと、リフトシリン
ダー内の作動油圧力(ΔP)を検知する油圧センサー
と、リフトコントロールレバーから出力される電圧及び
油圧センサーから出力される作動油圧力を入力し、上記
電圧にK/ΔP1/2を乗じた電流をリフト電磁比例バルブ
へ供給するコントローラーとよりなるものであるから、
リフトシリンダーから油圧タンクへ切換えるリフト電磁
比例バルブは、これを、操作量に応じた大きさの電圧信
号を発生するリフトコントロールレバーからのリフト電
圧信号と、リフトシリンダーにかゝる荷物の負荷圧力を
検知する油圧センサーからの負荷圧力信号とを受け、そ
の情報を基に任意のリフトコントロールレバー装置位置
にて負荷圧力によらずリフト下降速度が一定となるよう
なリフト下降電流信号を発生するコントローラーからの
リフト下降電流信号とにより制御されるため、負荷圧力
の大小によらず下降流量を一定にすることができ、従来
のような流量制御機能の応答遅れがなくなり、リフト下
降時の微妙なインチング作業が容易となる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す油圧回路図、第2図は
本発明のコントローラーの入出特性線図、第3図は従来
例の油圧制御回路図である。 (1)……リフトコントロールレバー、(2)……コン
トローラー、(3)……油圧センサー、(4)……リフ
ト電磁比例バルブ、(5)……リフトシリンダー、(1
2)……タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 修一 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重 工業株式会社相模原製作所内 (72)発明者 緑川 利幸 神奈川県相模原市田名3000番地 エム・ エイチ・アイさがみハイテック株式会社 内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトシリンダー内の作動油を供給される
    電流に応じてタンクへ流出させるリフト電磁比例バルブ
    と、入力される操作量に応じた電圧を出力するリフトコ
    ントロールレバーと、リフトシリンダー内の作動油圧力
    (ΔP)を検知する油圧センサーとリフトコントロール
    レバーから出力される電圧及び油圧センサーから出力さ
    れる作動油圧力を入力し、上記電圧にK/ΔP1/2を乗じ
    た電流をリフト電磁比例バルブへ供給するコントローラ
    ーと、よりなることを特徴とするフオークリフトの油圧
    制御装置。
JP1117528A 1989-05-12 1989-05-12 フォークリフトの油圧制御装置 Expired - Fee Related JP2548797B2 (ja)

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