JPH0731724A - 乱数発生装置 - Google Patents

乱数発生装置

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JPH0731724A
JPH0731724A JP5198801A JP19880193A JPH0731724A JP H0731724 A JPH0731724 A JP H0731724A JP 5198801 A JP5198801 A JP 5198801A JP 19880193 A JP19880193 A JP 19880193A JP H0731724 A JPH0731724 A JP H0731724A
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JP
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JP5198801A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Sumikama
辰巳 炭竃
Akihiro Ito
昭広 井藤
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Suncorporation
Original Assignee
Sun Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 乱数の発生をCPUによるソフトウェアとは
別に独立してハードウェアによって行い、ソフトウェア
にかかる負担を軽減する。 【構成】 各カウンタC1乃至Cnよりなるカウンタ回
路2と、カウンタ回路2のカウントアップの周期と各カ
ウンタ毎のカウントアップの上限値とを設定するための
設定レジスタ3と、カウント動作信号出力手段4と、各
カウンタの値をそれぞれ初期化するカウント回路初期化
手段5と、カウンタ回路2と同等の記憶領域6−1を複
数組備えてなる記憶部6と、記憶状態にない記憶領域に
カウンタ回路2における各カウンタの値を乱数データと
して転送記憶すると共に乱数データの記憶順を記憶する
一方、トリガー信号を無効とし、読出信号を受ける毎
に、乱数記憶順序記憶手段における記憶順序の古い順
に、記憶領域に記憶された乱数データを出力させる制御
回路7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、CPUを内蔵
するような制御手段に付設され、該制御手段に対して乱
数を出力する乱数発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、パチンコ遊技機等におい
て、遊技動作を決定するために乱数を用いることは広く
知られているが、乱数を得る手段として、CPU(中央
演算処理装置)が実行するソフトウェアによる乱数発生
処理として、特定記憶エリアの値を一定周期毎にカウン
トアップさせ、トリガー信号検出時に特定記憶エリアの
値を読み出して乱数として使用していた。
【0003】しかしながら、乱数発生をすべてCPUに
よるソフトウェアで処理するものにおいて、通常、該C
PUは乱数発生処理以外の複数の処理を行っており、ま
た、、特定時間内に1周期分の乱数発生処理を終えなけ
ればならないという制約がある場合に、特定時間内に発
生可能な乱数の個数や乱数の取り得る範囲に限界があ
る。
【0004】そして、乱数値の発生範囲が大きかった
り、同時に複数の乱数値が必要となる場合には、CPU
による一連の処理に乱数発生処理を含ませることはシス
テム設計上困難となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、乱数
の発生をCPUによるソフトウェアとは別に独立してハ
ードウェアによって行い、ソフトウェアにかかる負担を
軽減することを可能とする乱数発生装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の乱数発生装置
は、上記課題を解決するために、必要な各乱数の個数に
対応し、かつ各乱数の発生範囲に対応したビット幅を有
する各カウンタよりなるカウンタ回路と、前記カウンタ
回路のカウントアップの周期と各カウンタ毎のカウント
アップの上限値とを設定するための設定レジスタと、前
記設定レジスタにおける設定周期に基いて、前記カウン
タ回路のカウントアップ動作を行わせるための信号を出
力するカウント動作信号出力手段と、前記設定レジスタ
に設定された前記カウント回路の各カウンタに対応した
設定上限値に基いて、各カウンタの値をそれぞれ初期化
するカウント回路初期化手段と、前記カウンタ回路と同
等の記憶領域を複数組備えてなる記憶部と、トリガー信
号を受ける毎に、前記記憶部における各記憶領域の記憶
状態を判別し、記憶状態にない記憶領域に前記カウンタ
回路における各カウンタの値を乱数データとして転送記
憶すると共に前記乱数データの記憶順序を記憶する乱数
記憶順序記憶手段に前記乱数データの記憶順を記憶する
一方、前記記憶部の全ての記憶領域が記憶状態にある場
合には、前記トリガー信号を無効とし、読み出し信号を
受ける毎に、前記乱数記憶順序記憶手段における記憶順
序の古い順に、前記記憶部における記憶状態にある記憶
領域から記憶された乱数データを出力させる制御回路と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】カウント動作信号出力手段は、設定レジスタに
おけるカウンタ回路のカウントアップの周期を規定する
設定周期に基いて、カウンタ回路のカウントアップ動作
を行わせるための信号を出力し、カウンタ回路は、カウ
ント動作信号出力手段よりの信号を受けると、必要な各
乱数の個数に対応し、かつ各乱数の発生範囲に対応した
ビット幅を有する各カウンタをカウントアップする。一
方、カウント回路初期化手段は、設定レジスタに設定さ
れたカウント回路の各カウンタに対応した設定上限値に
基いて、各カウンタの値をそれぞれ初期化する。
【0008】制御回路は、トリガー信号を受ける毎に、
カウンタ回路と同等の記憶領域を複数個備えてなる記憶
部における各記憶領域の記憶状態を判別し、記憶状態に
ない記憶領域にカウンタ回路における各カウンタの値を
乱数データとして転送記憶すると共に、乱数記憶順序記
憶手段に乱数データの記憶順序を記憶する一方、記憶部
の全ての記憶領域が記憶状態にある場合には、トリガー
信号を無効とする。
【0009】また、制御回路は、読み出し信号を受ける
と、乱数記憶順序記憶手段における記憶順序の古い順
に、前記記憶部における記憶状態にある記憶領域に記憶
された乱数データを出力させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の乱数発生装置の要部ブロック図
である。乱数発生装置1は、概略として、複数のカウン
タよりなるカウンタ回路2、カウンタ回路2のカウント
アップの周期と各カウンタ毎のカウントアップの上限値
とを設定するための設定レジスタ3と、設定レジスタ3
における設定値に基いて、外部よりのクロック信号を分
周してカウントアップ動作信号を発生させカウンタ回路
2に出力する分周器4よりなるカウント動作信号出力手
段と、設定レジスタ3に設定されたカウント回路2の各
カウンタに対応した設定上限値と各カウンタのカウント
値とを比較し、比較結果において、カウント値が設定上
限値に達したカウンタの値を0とするクリア信号を出力
するコンパレータ5よりなるカウント回路初期化手段
と、カウンタ回路2と同等の記憶領域6−1乃至6−k
の複数組備えてなる記憶部6と、装置外部からの書き込
み信号(以下、WR信号という)、データ読み出し信号
(以下、RD信号という)及びトリガー信号の入力に応
じて、設定レジスタ3、カウンタ回路2及び記憶部6の
データの入出力動作を制御する制御回路7とからなる。
【0011】カウンタ回路2、記憶部6及び設定レジス
タ3の各々はデータ入出力のためのデータバス8に接続
され、双方向バッファ9を介して装置外部とのデータの
入出力が行われる。
【0012】カウンタ回路2は、必要な各乱数の個数N
に対応してそれぞれカウンタがn組設けられ、かつ各カ
ウンタは、各乱数の発生範囲に対応したビット幅mで構
成される。例えば、必要な乱数の数が9個であれば、カ
ウンタが9つあり、必要とされる乱数の範囲が0〜16
であれば5ビットで構成される。
【0013】設定レジスタ3は、カウンタ回路2のカウ
ントアップの周期を設定するための設定コード及びカウ
ント回路2における各カウンタ毎のカウントアップの上
限値を設定するための各レジスタよりなる。
【0014】記憶部6は、カウンタ回路2と同等の大き
さの記憶領域が、記憶領域6−1から記憶領域6−kま
でのk組設定されてなる。記憶部6の各記憶領域6−1
乃至6−kには、カウンタ回路2におけるn組の各カウ
ンタのカウント値が乱数データとして記憶状態にない記
憶領域6−1乃至6−kのいずれかに記憶される。
【0015】データバス8は、装置外部とのデータの入
出力を行うための伝達路であり、カウンタ回路2と記憶
部6における各記憶領域への乱数データの転送や外部よ
りの設定レジスタへの設定値及びカウンタ回路2におけ
る各カウンタの上限値設定のためのデータ入力及び記憶
部2の各記憶領域6−1乃至6−kに記憶されている乱
数データの外部への乱数データ出力は、データバス8を
介して行われる。
【0016】双方向バッファ9は、データ入力の際に制
御回路7により入力有効に設定され、データ出力の際に
出力有効にされ、データの入出を行わない場合には、入
出力無効に設定される。
【0017】なお、WR信号、RD信号、トリガー信号
及びクロック信号の各信号と、設定レジスタに設定する
ための設定データの供給及び記憶部6の記憶領域の乱数
データの受け入れは、図示しないCPUが行う。
【0018】図2は、制御回路7及び記憶部6の信号系
統を示すブロック図である。制御回路7は、図2に示さ
れるように、概略において、外部のCPUよりの信号を
受けてデータの書き込み及び読み出しを行うデータ書込
・読出制御回路11と、アドレス信号の値により選択信
号1乃至5を出力するアドレスデコーダ12と、記憶部
6に対してカウンタ回路2から出力されたmビットn組
の乱数データを記憶部6の記憶領域6−1乃至6−kの
いずれかに書き込み、または、記憶領域6−1乃至6−
kのいずれかに記憶されている乱数データの読み出しを
行う乱数書込読出制御回路20とを備える。
【0019】また、制御回路7は、乱数記憶順序記憶手
段を構成する各要素、即ち、記憶部6に記憶された乱数
データを読み出す時に+1される読出カウンタ13、記
憶部6に対してカウント回路2からの乱数データを書き
込む時に+1される書込カウンタ14、書込カウンタ1
4からのデータより読み込みカウンタ13からのデータ
を減算し、減算結果を出力する減算器15、減算器15
からの減算結果をデータバス8に出力するための出力バ
ッファ18、減算器15からの減算結果と最大記憶数設
定レジスタ19に保持されている最大値とを比較し、比
較結果において減算結果が最大値より小さい場合には入
力許可信号をトリガーバッファ17に出力する一方、減
算結果が最大値以上である場合には入力禁止信号をトリ
ガーバッファ17に出力するコンパレータ16、コンパ
レータ16から入力許可信号が入力されている場合に、
外部からのトリガー信号に応じて乱数書込信号、書込カ
ウンタ+1信号を乱数書込制御回路20と書込カウンタ
14の各々に出力するトリガーバッファ17及びコンパ
レータ16が使用する最大値を記憶保持するための最大
記憶数設定レジスタ19を備える。
【0020】データ書込・読出制御回路11は、CPU
よりのCE信号、RD信号により、乱数書込読出回路2
0、最大記憶数設定レジスタ19、後述する図3に示す
分周比設定レジスタ21及び最大値設定レジスタ22、
出力バッファ18に対して読出信号を出力する。同時
に、双方向バッファ9に対して方向制御信号を出力側有
効とし、読出カウンタ13に対してカウンタ+1信号を
出力する。
【0021】また、データ書込・読出制御回路11は、
CPUよりのCE信号、WR信号により、最大記憶数設
定レジスタ19、図3に示す分周比設定レジスタ21及
び最大値設定レジスタ22に対して書込信号を出力し、
同時に双方向バッファ9に対して方向制御信号を入力側
有効とする。さらに、データ書込・読出制御回路11
は、CPUよりのCE信号、RD信号、WR信号のない
場合には、双方向バッファ9に対して方向制御信号を入
出力無効とする。
【0022】なお、CE信号は、チップ・イネイブル信
号であって、乱数書込読出回路20、最大記憶数設定レ
ジスタ19、図3に示す分周比設定レジスタ21及び最
大値設定レジスタ22、出力バッファ18のいずれかを
指定するための信号である。
【0023】なお、図2における書込カウンタ14及び
読み込みカウンタ13のカウントアップ値は、記憶部6
を構成する記憶領域の組数、即ち、記憶部6はk組の記
憶領域6−1乃至6−kよりなるため、kとなった時点
で自動的に0クリアされる。
【0024】図3は、図1における設定レジスタ3、分
周器4、コンパレータ5及びカウンタ回路2の信号系統
を示すブロック図である。図1における設定レジスタ3
は、図3に示すように、カウンタ回路2のカウントアッ
プの周期を設定するための分周比設定レジスタ21及び
カウント回路2における各カウンタ毎のカウントアップ
の上限値を設定するための最大値設定レジスタ22より
構成されている。
【0025】分周比設定レジスタ21は、n組のレジス
タよりなり、該各レジスタには、カウンタ回路2のカウ
ントアップの周期を設定するための分周比がそれぞれ設
定保持される。
【0026】最大値設定レジスタ22は、カウンタ回路
2と同等のmビット幅、n組のレジスタよりなり、コン
パレータ5が使用する各カウンタC1乃至Cnにおける
カウントアップの各上限値が設定保持される。
【0027】分周器4は、カウンタ回路2におけるn組
の各カウンタC1乃至Cnに対応するn組の分周器より
なり、分周比設定レジスタ21における各分周比によっ
て、外部より入力されたクロック信号を分周し、カウン
タ回路2における各カウンタC1乃至Cnにそれぞれ供
給する。
【0028】コンパレータ5は、カウンタ回路2と同等
のmビット幅、n組のコンパレータよりなり、最大値設
定レジスタ22に設定されている各上限値と、各カウン
タC1乃至Cnとをそれぞれ比較し、比較結果におい
て、カウント値が上限値以上となったカウンタに対し
て、そのカウント値を0とするクリア信号を出力する。
【0029】カウンタ回路は、各カウンタC1乃至Cn
の現在のカウント値をコンパレータ5及び図2における
乱数書込読出制御回路20のそれぞれに出力する。
【0030】次に、乱数発生装置1の動作について説明
する。図2において、電源投入と共に、読出カウンタ1
3及び書込カウンタ14が自動的に0クリアされる。
【0031】この後、図示しないCPUよりアドレス信
号が入力されると、アドレスデコーダ12は、アドレス
信号の値により選択信号1乃至5のうちのいずれかを出
力する。
【0032】次いで、CPUよりデータ信号、CE信
号、WR信号が入力されると、データ書込・読出制御回
路11は、双方向バッファ9に対して方向制御信号を入
力側有効として出力し、最大記憶数設定レジスタ19、
図3に示す分周比設定レジスタ21及び最大値設定レジ
スタ22に対して書込信号を出力することにより、選択
信号1乃至5によって指定された、レジスタ19,2
1,22のうちのいずれかにデータの書込みが行われ
る。
【0033】例えば、アドレス信号によって最大記憶数
設定レジスタ19が指定された場合、アドレスデコーダ
12は、最大値記憶レジスタ19に対して選択信号1を
出力する。また、データ書込・読出制御回路11には、
CE信号、WR信号が入力されることにより、書込信号
が出力されると共に、双方向バッファ9が入力側有効と
なるため、CPUよりの設定データが双方向バッファ9
を介してデータバス8を経由して最大記憶数設定レジス
タ19へ書込みが行われ、記憶部6における記憶可能な
記憶領域数を設定する最大記憶数設定レジスタ19への
初期設定が完了する。例えば、記憶部6における記憶領
域が10組であるとすると、最大記憶数設定レジスタ1
9への初期設定値が5である場合には、記憶部6におけ
るk組の記憶領域6−1乃至6−kのうち、記憶状態に
ある記憶領域が最高で5組までとなる。
【0034】最大記憶数設定レジスタ19へ書込みが完
了した後、CPUよりのCE信号、WR信号がオフとな
るため、データ書込・読出制御回路11は、双方向バッ
ファ9に対して入出力無効の方向制御信号を出力し、デ
ータバス8によるデータの入出力が禁止される。
【0035】この後、CPUより、例えば、分周比設定
レジスタ21、最大値設定レジスタ22の順に、アドレ
ス信号、データ信号、CE信号、WR信号がそれぞれ入
力されるため、アドレスデコーダ12が、アドレス信号
の値によって分周比設定レジスタ21または最大値設定
レジスタ22に対して選択信号4または選択信号5を出
力し、データ書込・読出制御回路11が方向制御信号と
書込信号を出力することによって、分周比設定レジスタ
21または最大値設定レジスタ22の指定を行い、デー
タ書込・読出制御回路11が行う指定に対応するするこ
とによって、する設定データの書込みが順次行われ、各
設定レジスタ21,22への初期設定が完了し、その
後、CE信号及びWR信号がオフとなることにより双方
向バッファ9におけるデータバス8とのデータの入出力
が禁止となる。
【0036】図3において、分周比設定レジスタ21と
最大値設定レジスタ22に対する設定データの書込みが
完了した後、CPUからはクロック信号が出力され、分
周器4に入力される。分周器4は、入力したクロック信
号を分周比設定レジスタ21に設定された各分周比でそ
れぞれ分周し、カウンタ回路2における各カウンタC1
乃至cnの各々に供給し、各カウンタC1乃至cnのカ
ウント値を+1する。
【0037】また、コンパレータ5により、最大値設定
レジスタ22に設定されている各上限値と、各カウンタ
C1乃至Cnとをそれぞれ比較し、比較結果において、
カウント値が上限値以上となったカウンタに対してクリ
ア信号が出力され、上限値以上となったカウンタのカウ
ント値が0にされる。
【0038】CPUよりトリガー信号が出力されると、
トリガー信号は、図2に示すようにトリガーバッファ1
7に入力される。電源投入後、書込カウンタ14及び読
出カウンタ13の値が共に0であるために、減算器15
の減算結果が0となり、減算器15の出力の一方は、コ
ンパレータ16に入力され、他方は、出力バッファ18
に入力されている。このため、出力バッファ18には、
0がセットされ、また、コンパレータ16による比較結
果が最大値に達していないため、コンパレータ16から
は入力許可信号が出力されてトリガーバッファ17に入
力されている。
【0039】電源投入後、最初にトリガー信号が入力さ
れる場合は、トリガーバッファ17は、コンパレータ1
6からの入力許可信号及びトリガー信号を受けて乱数書
込信号を出力し、乱数書込信号の一方は、乱数書込制御
回路20に入力されると共に、乱数書込信号の他方は、
書込カウンタ+1信号として書込カウンタ14に入力さ
れ、書込カウンタ14の値が+1される。書込カウンタ
14の現在値1は、書込位置データとして乱数書込制御
回路20に入力されると共に、減算器15に入力され
る。
【0040】乱数書込読出制御回路20は、トリガーバ
ッファ17よりの乱数書込信号が入力されると、書込カ
ウンタ14の書込位置データの値1で指定される記憶部
6の記憶領域に、即ち、この場合には記憶領域6−1
に、カウンタ回路2から送出されるmビット、n組の各
カウント値を乱数データとして書き込む。
【0041】また、減算器15に入力された書込カウン
タ14の現在値1は、読出カウンタ13の現在値0と比
較され、減算結果が1となって、出力バッファ18に入
力されて出力バッファ18の現在値が1に更新される。
【0042】また、減算器15の減算結果1は、コンパ
レータ16にも入力され、コンパレータ16によって最
大記憶数設定レジスタ19に保持される最大値との比較
が行われ、減算結果が最大値に達していなければ、引き
続き入力許可信号がトリガーバッファ17に出力され
る。
【0043】この後、トリガーバッファ17に対して入
力許可信号が入力されている間は、トリガー信号が入力
される毎に、トリガーバッファ17は、乱数書込信号を
出力するため、乱数書込信号が出力される毎に書込カウ
ンタ14の値が+1され、図4において実線矢印で示さ
れるように、記憶部6における乱数データの書込位置が
1つずつアップされ、書込カウンタ14の書込位置デー
タによって指定される記憶部6の記憶領域6b以降に順
次カウンタ回路2から送出されている乱数データが書き
込まれて記憶されていく。
【0044】なお、図5において記憶状態にある記憶領
域を斜線で示す。また、書込カウンタ14の値はkに達
すると、その値kを出力して記憶領域6−kに乱数を書
き込んだ時点で0クリアされる。
【0045】また、トリガーバッファ17が乱数書込信
号を出力する毎に、書込カウンタ14の値が1つずつア
ップされていくが、読出カウンタ13の値が0のまま変
化しない場合、減算器15における減算結果が1つずつ
アップし、コンパレータ16における比較結果におい
て、減算器15の減算結果が最大記憶数設定レジスタ1
9に保持される最大値に達する。この場合、コンパレー
タ16は、入力禁止信号をトリガーバッファ17に出力
し、トリガーバッファ17は、入力禁止信号を入力する
と、トリガー信号が入力されても乱数書込信号の出力を
停止する。このことにより、トリガー信号が入力されて
も、記憶部6への乱数データの記憶が行われなくなる。
【0046】この結果、記憶部6には、最高で、最大記
憶数設定レジスタ19に設定された値に対応する個数ま
で、乱数データが書込位置データで指定された記憶領域
以下に記憶されることとなる。
【0047】次に、乱数データの読出しについて説明す
る。乱数データの読出しが行われる場合、まず、CPU
よりアドレス信号、CE信号、RD信号により、出力バ
ッファ18の現在値の読出しが行われる。CPUはアド
レス信号の値により出力バッファ18を指定すると共
に、CE信号、RD信号を出力する。出力されたアドレ
ス信号はアドレスデコーダ12に、CE信号、RD信号
は、データ書込・読出制御回路11に入力される。
【0048】データ書込・読出制御回路11は、これを
受けて読出信号を出力バッファ18に出力すると共に、
双方向バッファ9に方向制御信号を出力側有効に設定す
る。また、アドレスデコーダ12には、CE信号及びR
D信号と略同期してアドレス信号が入力される。該アド
レス信号の値は、出力バッファ18に対応する値であ
り、アドレスデコーダ12は選択信号2を出力バッファ
18へ出力し、出力バッファ18に保持記憶されている
減算器15の減算結果、即ち、書込カウンタ14の値よ
り読出カウンタ13の値を減じた値である乱数データの
書込回数と乱数データの読出回数の差を表わすデータ
が、出力バッファ18より出力され、データバス8を経
由し、双方向バッファ9を介して外部のCPU側に授受
される。この後、CPUよりのCE信号、RD信号がオ
フとなるため、データ書込・読出制御回路11は、双方
向バッファ9に対して入出力無効の方向制御信号を出力
し、データバス8によるデータの入出力が禁止される。
【0049】出力バッファ18の値が0である場合に
は、書き込んだ乱数データの回数と読み出した乱数デー
タの回数が同じであるため、乱数データの記憶がないこ
ととなる。
【0050】出力バッファ18の値が0でない場合に
は、書き込んだ乱数データの回数が読み出した乱数デー
タの回数を上回るので、乱数データの記憶があることと
なる。CPU側では、出力バッファ18の値が0でない
か否かの判定を行っており、乱数データの記憶がある場
合には、CPU側より、乱数データの読出しのための信
号が出力される。
【0051】CPUからはアドレス信号、CE信号、R
D信号により、記憶部6の乱数データの読出しが行われ
る。この時に読み出される記憶部6の記憶領域は、読出
カウンタ13の値により決定される。CPUはアドレス
信号の値により乱数書込読出制御回路20を指定すると
共に、CE信号、RD信号を出力する。出力されたアド
レス信号は、アドレスデコーダ12に、CE信号、RD
信号は、データ書込・読出制御回路11に入力される。
【0052】データ書込・読出制御回路11は、これを
受けて読出信号を乱数書込読出制御回路20に出力する
と共に、読出カウンタ13に対してカウンタ+1信号を
出力し、同時に双方向バッファ9に方向制御信号を出力
側有効に設定する。また、アドレスデコーダ12には、
CE信号及びRD信号と略同期してアドレス信号が入力
される。該アドレス信号の値は、乱数書込読出制御回路
20に対応する値であり、アドレスデコーダ12は選択
信号3を乱数書込読出制御回路20へ出力する。
【0053】データ書込・読出制御回路11よりのカウ
ンタ+1信号は、読出カウンタ13に入力され、読出カ
ウンタ13の値を1つアップさせ、即ち、電源投入後の
最初の読出しの場合には値1となり、読出カウンタ13
の現在値1は、読出位置データとして乱数書込読出制御
回路20に入力される。
【0054】乱数書込読出制御回路20は、読出信号及
び読出カウンタ13からの読出位置データと選択信号3
とが入力されることにより、読出位置データによって指
定される記憶部6の記憶領域に記憶保持しているmビッ
ト,n組の乱数データをデータバス8上に送出する。デ
ータバス8上に送出された乱数データは、双方向バッフ
ァ9を介してCPU側に授受される。この後、CPUよ
りのCE信号、RD信号がオフとなるため、データ書込
・読出制御回路11は、双方向バッファ9に対して入出
力無効の方向制御信号を出力し、データバス8によるデ
ータの入出力が禁止される。
【0055】読出信号が出力されることにより+1され
た読出カウンタ13の値は、減算器15に入力され、書
込カウンタ14の値より読出カウンタ13の値が減算さ
れて、減算器15の減算結果は、出力バッファ18及び
コンパレータ16に入力される。出力バッファ18に入
力される減算器15の減算結果が0とならない間は、即
ち、読出カウンタ13の値が書込カウンタ14の値に達
するまでの間、CPUより乱数データの読み出しが行わ
れることとなり、以後、CE信号、RD信号、アドレス
信号が入力される毎に、読出カウンタ13の値が+1さ
れると共に、読出カウンタ13の読出位置データによっ
て指定される記憶部6の記憶領域より順次乱数データが
データバス8上に送出される。
【0056】そして、減算器15による書込カウンタ1
4の値より読出カウンタ13の値を減算した結果が0と
なると、出力バッファ18に保持される値が0となり、
この値0がCPU側に読み込まれることにより、CPU
側において乱数データの記憶なしと判定されるため、C
E信号、RD信号及びアドレス信号による乱数データの
読み出しが終了することとなる。
【0057】CE信号、RD信号及びアドレス信号によ
る記憶部6よりの読出信号がデータ書込・読出制御回路
11から出力される毎に、読出カウンタ13の値が+1
されることにより、図5において点線矢印で示されるよ
うに、記憶部6における読出位置が1つアップされる。
なお、図5において記憶状態にある記憶領域、即ち、記
憶領域6−3,6−4,6−5を斜線で示す。また、図
5において、書込を示す実線矢印及び読出を示す点線矢
印の両方が記載されている記憶領域、即ち、書込が行わ
れた後に読出が行われた記憶領域6−1,6−2は、乱
数データの記憶がない状態となっている。
【0058】乱数データの書込・読出動作は、書込位置
が読出位置よりも必ず先行すること及び書込動作回数
は、最大で最大値設定レジスタ19で設定された値まで
であることから書込動作回数と読出動作回数との差は最
大値設定レジスタの設定値を越えないことにより、図5
に示されるように、読出カウンタ13によって指定され
る読出位置は、記憶部6において、記憶状態にある記憶
領域のうちで最も記憶の古い位置、例えば、図5におけ
る例では、書込カウンタ14の値が1から順次更新アッ
プされ、記憶領域6−1乃至6−5までの書き込みが完
了し、次に書き込む場合の書込位置が6、即ち、記憶領
域6−6であり、一方、読出カウンタ13の値が1より
更新アップされ、記憶領域6−1,記憶領域6−2と順
に読み出しを完了し、今回の読出位置データ3に対応し
て記憶領域6−3を指すこととなる。
【0059】この結果、記憶部6に記憶された乱数デー
タが書込順の古い順に読出カウンタ13によって指定さ
れた読出位置が更新アップされることによって順次読み
出されることとなる。なお、読出カウンタ13の値はk
に達すると、その値kを出力して記憶領域6−kに乱数
データを読み出した時点で0クリアされる。
【0060】次に、乱数発生装置1の使用例について説
明する。
【0061】図6は、液晶表示装置による表示部26を
示し、表示部は、縦横に区切られた計9つの図柄表示部
26a乃至26iよりなる。該9つの図柄表示部26a
乃至26iに表わす図柄の種類をそれぞれ17種類と
し、各図柄表示部26a乃至26iに現れる図柄をラン
ダムにするために9つ乱数を持つようにし、液晶表示装
置を図示しないパチンコ遊技機の遊技盤に備えて、遊技
盤に配設された図示しない特定入賞口を液晶表示装置に
おける図柄変動の始動口に設定し、該特定入賞口には図
柄始動スイッチSW1を配備する。
【0062】図7に示されるように、従来と同様に、パ
チンコ遊技機の各部を制御するCPU23により、図柄
変動処理や図示しない電動役物等の駆動処理を行わせる
よう構成する。ROM24には、図示されていない液晶
表示装置やパチンコ遊技機の各駆動部等を制御するプロ
グラム及び処理に必要となる各データが格納されてお
り、RAM25は、データの一時記憶のために使用され
る。
【0063】また、該CPU23により、遊技球が特定
入賞口に入賞した場合に、トリガー信号が出力され、R
D信号の出力に対する乱数発生装置1よりの乱数データ
が入力された後、各乱数値によって決定される各表示部
に表わされた図柄の組み合わせにより、パチンコ遊技に
おける当り外れの判定が行われるものとする。
【0064】乱数発生装置1においては、図柄表示部2
6a乃至26iに対応して図7におけるカウント回路2
の各カウンタC1乃至Ciまでを9つ設定し、各カウン
タC1乃至Cnのカウントアップの最大値を0〜16ま
での範囲として図3における最大値設定レジスタ22に
設定する値を各々16に設定するように構成する。パチ
ンコ遊技上の設定により、特定入賞口への入賞による図
柄の変動に関する始動数を図柄変動中を含めて5個まで
記憶するようになっている場合には、図2に示す最大記
憶数設定レジスタ19への設定値を5とする。
【0065】パチンコ遊技機が電源投入後、CPU23
によってアドレス信号、データ信号、WR信号及びクロ
ック信号が乱数発生装置1に入力され、カウント回路2
におけるカウントアップの周期と各カウンタC1乃至C
iまでのカウントアップの上限値が設定され、これに基
いてカウント回路2において、各カウンタC1乃至Ci
のカウントアップ動作がなされる。
【0066】パチンコ遊技機の遊技盤において、特定入
賞口に遊技球の入賞が発生すると、各図柄表示部26a
乃至26iにおいて図柄の変動が開始される。また、特
定入賞口へ遊技球が入賞する毎にCPU23よりトリガ
ー信号が乱数発生装置1に入力される毎に、乱数発生装
置1においては、記憶部6における記憶領域6−1より
順次カウント回路2の乱数データが記憶されていく。
【0067】パチンコ遊技盤側では、図柄変動中に図柄
表示部26a乃至26iに停止表示するための図柄を確
定する処理をCPU23が行う。CPU23からは、乱
数発生装置1に対してRD信号が出力され、乱数発生装
置1は、RD信号を受け、記憶部6に記憶している乱数
データ、即ち、この例において図柄表示部26a乃至2
6iの各々に停止表示するための図柄を確定するための
9個の乱数(各々0〜16までの値)をデータバス8を
介して出力する。
【0068】パチンコ遊技機のCPU23は、この乱数
データを入力し、図柄表示部26a乃至26iの各々に
対応する乱数データの各乱数値により、図柄表示部26
a乃至26iの各々に停止表示する図柄の種類を順次確
定し、所定の順番で図柄を停止表示する。そして、停止
表示した図柄の判定を各乱数の組み合わせにより判定
し、当たり外れの各処理を行う。
【0069】また、図8は、乱数発生装置1を自動販売
機において適用した例を示すブロック図であり、自動販
売機の制御部27には、貨幣投入検出部30と、複数の
商品選択ボタン29が接続され、貨幣投入及び各商品選
択ボタンの押圧操作は個別に制御部27によって検出さ
れ、貨幣の投入によって、乱数発生装置1に対してトリ
ガー信号が出力されるように構成されている。
【0070】また、制御部27には、当たり表示装置2
8が接続され、乱数発生装置1から読み出した乱数デー
タが当たりの場合には、その旨を表示する。また、制御
部27は、各商品選択ボタン29a〜29iの各々につ
いて設定された当たり判定数を記憶保持している。
【0071】複数の商品選択ボタン29a〜29iの個
数に対応して、図1に示されるカウンタ回路2の組数を
定め、即ち、カウンタ回路2の各カウンタC1〜Ciと
する。また、各カウンタC1〜Cnのそれぞれのカウン
トアップの上限値は、たくさん買ってほしい商品の商品
選択ボタンに対応するカウンタの上限値を小さく設定す
る。例えば、商品選択ボタン29aに対応するカウンタ
C1のカウントアップの上限値を3とし、残る他の商品
選択ボタン29b〜29iに対応するカウンタC2〜C
iに対応するカウントアップの上限値を全て10とす
る。
【0072】貨幣が投入されると、制御部27は、乱数
発生装置1にトリガー信号を出力し、まず乱数データの
書き込みを行わせ、その後、RD信号を出力して、書込
記憶された乱数データを読み込む。制御部27は、今回
押圧操作された商品選択ボタンに関する当たり判定数
と、読み出した乱数データのうちの押圧操作した商品選
択ボタンに対応する乱数の値との一致不一致を判別する
ことにより、当たり外れを判定し、当たりの場合には、
当たり表示装置28に当たりを表示し、購入者に当たり
に対する価値付与のための処理を行う。
【0073】例えば、商品選択ボタン29aが選択され
た場合には、読み込まれる乱数が0〜3までの4通りと
なり、他の商品選択ボタンに関する乱数が0〜10まで
の11通となるので、当たりの確率が高いこととなる。
【0074】なお、本発明の乱数発生装置は、例えば、
パズルゲームにおいてランダムにキャラクタを動作させ
る場合や、キー操作によりトリガー信号を発生させるよ
うにし、この時に記憶される乱数の各値によってをゲー
ム等の画面表示における表示パターンやキャラクタの各
部の動作をランダムにすることにも適用でき、また、対
戦形式のゲームにおいて、敵等に的中した場合には、敵
がセンサー等で検知してトリガー信号を出力するように
し、記憶された乱数データの各値を後に読出し、次の敵
の動作の決定に使用することもできる。
【0075】
【発明の効果】本発明の乱数発生装置は、必要な各乱数
の個数に対応し、かつ各乱数の発生範囲に対応したビッ
ト幅を有する各カウンタよりなるカウンタ回路と、カウ
ンタ回路のカウントアップの周期と各カウンタ毎のカウ
ントアップの上限値とを設定するための設定レジスタ
と、設定レジスタにおける設定周期に基いて、カウンタ
回路のカウントアップ動作を行わせるための信号を出力
するカウント動作信号出力手段と、設定レジスタに設定
されたカウント回路の各カウンタに対応した設定上限値
に基いて、各カウンタの値をそれぞれ初期化するカウン
ト回路初期化手段と、カウンタ回路と同等の記憶領域を
複数組備えてなる記憶部と、トリガー信号を受ける毎
に、記憶部における各記憶領域の記憶状態を判別し、記
憶状態にない記憶領域にカウンタ回路における各カウン
タの値を乱数データとして転送記憶すると共に乱数デー
タの記憶順序を記憶する乱数記憶順序記憶手段に乱数デ
ータの記憶順を記憶する一方、記憶部の全ての記憶領域
が記憶状態にある場合には、トリガー信号を無効とし、
読み出し信号を受けると、記憶部における最上位の記憶
領域に記憶された乱数データを出力し、読出信号を受け
る毎に、乱数記憶順序記憶手段における記憶順序の古い
順に、記憶部における記憶状態にある記憶領域に記憶さ
れた乱数データを出力させる制御回路とを備えたことに
より、乱数をCPUが実行するソフトウェアとは別に独
立したハードウェアによって発生させるため、ソフトウ
ェアにおける特定時間内に各処理を終えなければならな
いという制限において、ソフトウェアにかかる負担を軽
減することができ、このソフトウェアの軽減された乱数
発生のための処理時間を他の処理にあてることが可能と
なる。
【0076】また、乱数値の発生範囲が大きかったり、
同時に複数の乱数値が必要であって、各乱数の組み合わ
せが膨大な数となり、ソフトウェアによる乱数発生処理
が設計上困難となる場合であっても、カウンタ回路が必
要な各乱数の個数に対応し、かつ各乱数の発生範囲に対
応したビット幅を有するため、同時に複数個の乱数の発
生が可能である。
【0077】さらに、設定レジスタにおけるカウント回
路におけるカウントアップの周期及び各カウンタ毎のカ
ウントアップの上限値とを外部より設定変更するので、
発生される乱数特性を任意に変更することができる。
【0078】さらにまた、外部からのトリガー信号が複
数入力された場合であっても、それぞれのトリガー信号
に対する乱数値を各々記憶することができ、乱数記憶順
序記憶手段により乱数データの書込順序が記憶されるの
で、乱数の読み出し時には、記憶されている乱数データ
の記憶の古い順に記憶された乱数データを送出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る乱数発生装置の要部ブロ
ック図
【図2】制御回路及び記憶部の信号系統を示すブロック
【図3】設定レジスタと分周器とカウンタ回路とコンパ
レータとの信号系統を示すブロック図
【図4】記憶部における乱数データの書込状態を示す図
【図5】記憶部において記憶されている乱数データと読
み出される乱数データとの関係を示す図
【図6】液晶表示装置における図柄表示部を示す正面図
【図7】本発明の乱数発生装置を備えたパチンコ遊技機
の概略を示すブロック図
【図8】本発明の乱数発生装置を備えた自動販売機を概
略で示すブロック図
【符号の説明】
1 乱数発生装置 2 カウンタ回路 3 設定レジスタ 4 分周器 5 コンパレータ 6 記憶部 6−1 記憶領域 6−2 記憶領域 6−k 記憶領域 7 制御回路 8 データバス 9 双方向バッファ 11 データ書込読出制御回路 12 アドレスデコーダ 13 読出カウンタ 14 書込カウンタ 15 減算器 16 コンパレータ 17 トリガーバッファ 18 出力バッファ 19 最大値設定レジスタ 20 乱数書込読出制御回路 21 分周比設定レジスタ 22 最大値設定レジスタ 23 CPU(パチンコ遊技機) 24 ROM 25 RAM 26 表示部 26a 図柄表示部 26b 図柄表示部 26c 図柄表示部 26d 図柄表示部 26e 図柄表示部 26f 図柄表示部 26g 図柄表示部 26h 図柄表示部 26i 図柄表示部 27 制御部 28 当たり表示装置 29 商品選択ボタン 30 貨幣投入検出部 C1 カウンタ C2 カウンタ C3 カウンタ Cn カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要な各乱数の個数に対応し、かつ各乱
    数の発生範囲に対応したビット幅を有する各カウンタよ
    りなるカウンタ回路と、前記カウンタ回路のカウントア
    ップの周期と各カウンタ毎のカウントアップの上限値と
    を設定するための設定レジスタと、前記設定レジスタに
    おける設定周期に基いて、前記カウンタ回路のカウント
    アップ動作を行わせるための信号を出力するカウント動
    作信号出力手段と、前記設定レジスタに設定された前記
    カウント回路の各カウンタに対応した設定上限値に基い
    て、各カウンタの値をそれぞれ初期化するカウント回路
    初期化手段と、前記カウンタ回路と同等の記憶領域を複
    数組備えてなる記憶部と、トリガー信号を受ける毎に、
    前記記憶部における各記憶領域の記憶状態を判別し、記
    憶状態にない記憶領域に前記カウンタ回路における各カ
    ウンタの値を乱数データとして転送記憶すると共に前記
    乱数データの記憶順序を記憶する乱数記憶順序記憶手段
    に前記乱数データの記憶順を記憶する一方、前記記憶部
    の全ての記憶領域が記憶状態にある場合には、前記トリ
    ガー信号を無効とし、読み出し信号を受ける毎に、前記
    乱数記憶順序記憶手段における記憶順序の古い順に、前
    記記憶部における記憶状態にある記憶領域に記憶された
    乱数データを出力させる制御回路とを備えたことを特徴
    とする乱数発生装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5967612A (en) * 1998-06-18 1999-10-19 Tachi-S Co., Ltd. Headrest for automotive seat
FR2780355A1 (fr) 1998-05-28 1999-12-31 Tachi S Co Appui-tete de type sensiblement annulaire, notamment pour siege de vehicule automobile
JP2002325905A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Fuji Shoji:Kk 遊技機
JP2002369923A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Takasago Electric Ind Co Ltd 遊技機
JP2009233458A (ja) * 2009-07-24 2009-10-15 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2011167544A (ja) * 2011-04-28 2011-09-01 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2011172962A (ja) * 2011-04-28 2011-09-08 Sammy Corp 弾球遊技機

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