JPH07296880A - 活電部遮蔽装置 - Google Patents

活電部遮蔽装置

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JPH07296880A
JPH07296880A JP9187894A JP9187894A JPH07296880A JP H07296880 A JPH07296880 A JP H07296880A JP 9187894 A JP9187894 A JP 9187894A JP 9187894 A JP9187894 A JP 9187894A JP H07296880 A JPH07296880 A JP H07296880A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクト(活電部)を遮蔽する活電部遮蔽
装置において、遮蔽用の開閉カバーに衝撃力を与えず、
また2つのカバー部材の間の防塵性を向上させる。 【構成】 外側ケース15の内周面に固定され周面に所
定のカム溝14a,14b,14c,14dが穿孔され
た案内部材14と、案内部材14の内周面に沿って相手
コンタクトとの接続方向(矢印X方向)に摺動可能に保
持されるカバー支持部材13と、カバー支持部材13に
より回動自在に保持された、球面の一部をなす2つのカ
バー11,12とを設け、カバー11,12の案内用突
起11c,11d,12c,12dがカム溝14a,1
4b,14c,14dに沿って移動することにより、カ
バー11,12が開閉される。閉位置においてカバー1
1と12とは回動方向に当接され、当接面における防塵
性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタの活電部遮
蔽装置に関し、詳細には相手コネクタと接続される電力
供給用等に使用される電気コネクタの活電部(コンタク
ト)に人体等が接触しないように活電部を遮蔽する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電気自動車に電力を供給して充電
させるための電源線等の電力供給側の電線に使用される
電気コネクタは、非常に高電流が流れるため、その活電
部に触れるのは非常に危険である。
【0003】そこで接続される相手部品や相手コネクタ
と非接続状態においては、この活電部を外部から遮蔽し
て活電部に人体等が触れて感電するのを防止し、接続す
るときは活電部が露出するようにした活電部遮蔽装置が
提案されている。例えば米国特許第3,754,205
号、同第4,445,739号によると、活電部を折損
等から保護する目的で、コネクタハウジングが互いに摺
動自在の内側ハウジングと外側ハウジングとの2重構造
により構成されており、相手コネクタと非接続状態にお
いては両ハウジングがのうちいずれか一方が他方から突
出し、この他方の突出した一方のハウジングがコンタク
トを覆う位置にばね付勢されて突出し、これによりコン
タクトに人体等が直接接触するのを防止している。
【0004】しかしこのコネクタは、接続状態において
突出した側のハウジングを付勢力に抗して他方のハウジ
ング側に引込めて、コンタクトをこのハウジングより露
出させるための透孔が形成される必要があり、この透孔
よりハウジング内部に塵埃が侵入するおそれがある。
【0005】また特開平4−347832号には、閉位
置においてコネクタの接続面を覆い、開位置において露
出させる開閉自在の回転式カバーが設けられ、このコネ
クタに相手コネクタを接続方向に近接させる操作によ
り、相手コネクタの一部に設けられた押動部が回転式カ
バーの一部を押圧してこのカバーを回転せしめ、それに
よりコネクタの接続面を露出させる保護カバーが記載さ
れている。
【0006】この保護カバーは相手コネクタに付設され
た押動部と衝突させて回転させるため、その衝突部およ
び回転の中心などに衝撃力が加わって損傷するおそれが
ある。またカバーは1つの大きな部材で形成されている
ため、閉位置から開位置に移動させるのに要する回転変
移量および回転駆動力が大きくなり、またカバーの開放
時にカバーを収容するための大きな退避スペースを確保
する必要があるという問題がある。
【0007】そこでこのカバーを2つに分割することに
よって個々のカバーの重量を軽量化することによって開
閉操作力を低減し、小型化することによって退避スペー
スを縮小することが考えられる。このような2つに分割
されたカバーにより活電部を遮蔽した接続器が特開平4
−133279号に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで2つのカバー
を閉鎖することにより遮蔽を行う場合、閉鎖時に2つの
カバー間の密着性を確保する必要が有る。特に電気自動
車に使用される上述の電源線は屋外で使用されるため、
その活電部はある程度の防塵性が要求される。しかし上
記特開平4−133279号に記載されたカバーは、閉
鎖時にカバーが、その回動方向に対して垂直な半径方向
で当接されるため、カバーの製作誤差や経年摩耗などに
よって当接時の密着性を確保できないというおそれがあ
る。
【0009】またこのカバーは、摺動する内側ケースを
突き当てることによって開閉されるため、開閉の都度突
当てによる衝撃力を受けて損傷するおそれがある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、カバー部材に衝撃力を与えず、また2つのカバー
部材の間の防塵性を向上させて活電部の遮蔽を行うこと
を可能にした活電部遮蔽装置を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の活電部遮蔽装置
は、相手コンタクトと接続される活電部を非接続時に遮
蔽する活電部遮蔽装置であって、相手コンタクトと非接
続状態において活電部を遮蔽する遮蔽位置と相手コンタ
クトとの接続状態において活電部を露出させる開放位置
との間を回動自在に軸支され、この回動の中心の近傍に
案内用突起を有し、遮蔽位置に付勢されて互いに当接す
る回動方向を向く当接面を有する1対のカバー部材と、
カバー部材を回動自在に軸支する支持部材と、支持部材
に対して相対的に摺動可能に設けられ、支持部材に対す
る相対的な摺動操作により、カバー部材を遮蔽位置と開
放位置との間を移動せしめるようにカバー部材の案内用
突起を案内する案内溝を有する案内部材とを備えてなる
ことを特徴とするものである。
【0012】なお前記摺動方向は相手コンタクトとの接
続方向と一致させるのが好ましい。これにより、相手コ
ンタクトとの接続操作によって、相手コンタクトを収容
するコネクタの一部や相手コンタクトを設置した装置の
一部が、支持部材または案内部材のうち一方を他方に対
して上記相対的に摺動させるようにすることができ、相
手コンタクトとの着脱操作とカバーの開閉操作とを独立
して行なう必要がなくなり、安全性の一層の向上、およ
び操作の簡単化を図ることができる。
【0013】さらに上記1対のカバーの当接面を互いに
重ね合わされるように、回動動作の半径方向に向って階
段状に、または凹凸状に形成することもでき、この場
合、遮蔽位置において半径方向の防塵性を一層向上する
ことができる。
【0014】
【作用および発明の効果】本発明の活電部遮蔽装置によ
れば、相手コンタクトと非接続の状態では、活電部が遮
蔽位置に付勢されたカバー部材によって遮蔽されている
ため、人体等がその活電部に触れるおそれがなく、感電
するのを防止することができる。
【0015】またこのカバー部材は支持部材に軸支さ
れ、活電部を遮蔽する位置と露出させる位置との間を軸
支された支持部を中心にして回動しうるため、相手コン
タクトと接続させる場合はこのカバー部材を開放位置に
移動させて活電部を相手コンタクトと接続させることが
できる。
【0016】カバー部材の回動中心の近傍に設けられた
案内用突起は、支持部材と摺動自在の案内部材の案内溝
に係合し、案内部材と支持部材との相対的な摺動操作に
より、案内用突起が案内溝に沿って移動し、この移動動
作がカバー部材の回動中心を中心としてカバー部材を遮
蔽位置と開放位置との間を移動せしめる。したがって接
続される相手部品等がカバー部材に衝突することはなく
カバー部材に損傷を与えることがない。
【0017】またカバー部材は、遮蔽位置と開放位置と
の間を互いに反対方向に回動する2つのカバーからな
り、これら2つのカバーは遮蔽位置において、各カバー
の開放位置から遮蔽位置への回動方向に向いて当接する
ため、当接面間隔は回動方向への変移量を調整するだけ
で簡単に調整することができる。すなわち上記案内溝
を、2つのカバー部材がオーバーラップして閉じるよう
な仮想の位置に対応する位置まで延長して形成すること
により、カバーが磨耗しても、2つのカバーは遮蔽位置
において常に当接し防塵性を確保することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る活電部遮蔽装置
について図面を用いて詳細に説明する。
【0019】図1は第1の実施例に係る活電部遮蔽装置
を備えたコンタクトを示す斜視図、図2は図1に示した
活電部遮蔽装置の作用を説明するためのA−A線断面を
示す断面図である。図示の活電部遮蔽装置10は、電力
供給用のケーブル17の供給側先端に設けられ相手コン
タクト(図示せず)に接続されるコンタクト(活電部)
16を収容して固定する樹脂製の外側ケース15と、こ
の外側ケース15の内周面に固定され周面に所定のカム
溝14a,14b,14c,14dおよび回止め透孔1
4e,14fが穿孔された案内部材14と、案内部材1
4の回止め兼ストッパをなす回止め透孔14e,14f
に係合する回止め突部13e,13f(図2参照)を有
し、案内部材14の内周面に沿って相手コンタクトとの
接続方向(矢印X方向)に摺動可能に保持されるカバー
支持部材13と、カバー支持部材13により回動自在に
保持された、球面の一部をなす2つのカバー11,12
とを備えてなる。
【0020】さらに詳しくは、カバー11,12は、そ
の端部に設けられた透孔11a,11bおよび12a,
12bにそれぞれカバー支持部材13のカバー支持突起
13a,13b,13c,13dが嵌挿されて軸支さ
れ、この軸支された透孔11a,11bおよび12a,
12bを回動中心として回動可能とされている。
【0021】また、透孔11a,11bおよび12a,
12bの近傍にはそれぞれ案内用突起11c,11dお
よび12c,12dが形成され、これらの突起は案内部
材14の周面に設けられたカム溝14a,14b,14
c,14dにそれぞれ嵌入される。カム溝14aと14
cとの周方向の間隔および14bと14dとの周方向の
間隔は、図示前端側の端部において広く形成され、この
位置に案内用突起11c,11d,12c,12dが案
内されている状態においては、カバー11,12は対向
する端面が当接して閉じられ、コンタクト16を遮蔽す
る。
【0022】一方、上記カム溝の間隔は図示後部におい
て狭く形成されこの位置に案内用突起11c,11dお
よび12c,12dが案内されている状態においては、
カバー11,12はそれぞれ矢印Y1,Y2方向に回動
して、コンタクト16を露出せしめる。
【0023】なお、カバー支持部材13は外側ケース1
5に固定されたスプリング18により図示前方(カバー
11,12が閉じられてコンタクト16を遮蔽する位
置)に付勢されている。
【0024】以下、本実施例の活電部遮蔽装置10の作
用について説明する。
【0025】図2(A)は相手コンタクトと非接続の状
態を示す断面図である。この非接続状態においては、カ
バー支持部材13がスプリング18により相手コンタク
ト側(図示左方)に押圧されて、カバー11,12の案
内用突起11c,11dおよび12c,12dが、案内
部材14のカム溝14a,14b,14c,14dの前
部に案内されている。この位置においては、カム溝14
aと14cとの間隔および14bと14dとの間隔が広
いため、カバー11,12は対向する端面が当接して閉
じられコンタクト16を遮蔽する。
【0026】ここで相手コンタクトを収容するハウジン
グが矢印X方向に進み、カバー支持部材13の回止め突
部13e,13fの前端面13g,13hに当接して矢
印X方向に押圧する。これによってカバー支持部材13
の全体がスプリング18の付勢力に抗して矢印X方向に
進む。
【0027】カバー支持部材13が矢印X方向に進むの
にしたがって、カバー11,12の案内用突起11c,
11d,12c,12dもカム溝14a,14b,14
c,14dに沿って矢印X方向に進む。カム溝14aと
14cとの間隔および14bと14dとの間隔は矢印X
方向に向かうにしたがって狭くなるため、案内用突起1
1c,12c間および11d,12d間の間隔も狭くな
り、カバー11,12は透孔11a,11bおよび12
a,12bを回動中心としてそれぞれ矢印Y1,Y2方
向に回動し、コンタクト16が露出し始める(図2
(B)参照)。
【0028】カバー支持部材13が矢印X方向にさらに
進むと、開放されたカバー11,12の間からコンタク
ト16が突出して矢印X方向から進入してきた相手コン
タクトと接続される。
【0029】相手コンタクトを矢印X方向と逆方向に離
脱させると、カバー支持部材13はスプリング18の付
勢力によって矢印X方向と逆方向に移動し、カバー1
1,12は上記開放される作用と逆の作用により閉じて
コンタクト16を遮蔽する。
【0030】ここで遮蔽時にはカバー11と12との対
向する端面同士は当接するが、この端面は回動方向に向
って当接するため、この当接する端面間隔は回動方向へ
の変移量を調整するだけで簡単に調整することができ
る。すなわちカバー11と12がオーバーラップするよ
うな仮想の位置まで前方に予めカム溝14a,14b,
14c,14dを延長し、かつその延長に応じてカム溝
14aと14cとの間隔および14bと14dとの間隔
を広げて形成し、回止め透孔14e,14fを前方に延
長して形成することによって、カバー11,12の当接
面が磨耗しても、カバー支持部材13は2つのカバー1
1,12の当接面が当接するまで自動的に前方に進み、
カバー11,12の遮蔽位置においては常に当接面が当
接するため、この当接面における防塵性を確保すること
ができる。
【0031】図3は図1に示した第1の実施例の活電部
遮蔽装置における外側ケース15と案内部材18とを一
体的に形成した案内部材25を使用し、この案内部材2
5をカバー支持部材23に対して摺動可能とした構成の
第2の実施例に係る活電部遮蔽装置を備えたコンタクト
を示す斜視図、図4は図3に示した活電部遮蔽装置の作
用を説明するためのB−B線断面を示す断面図である。
図示の活電部遮蔽装置20は、電力供給用のケーブル2
7の供給側先端に設けられ相手コンタクト(図示せず)
に接続されるコンタクト26を収容して固定する樹脂製
のカバー支持部材23と、カバー支持部材23により回
動自在に保持された、球面の一部をなす2つのカバー2
1,22と、内周面に所定のカム溝25a,25b,2
5c,25dおよび回止め溝25e,25fが形成され
た案内部材25とを備えてなる。
【0032】さらに詳しくは、カバー支持部材23は案
内部材25の回止め溝25e,25fに係合する回止め
突部23e,23fを有し、カバー支持部材23と案内
部材25とが相対的に周方向に回転するのを防止し、か
つ案内部材25がカバー支持部材23より離脱するのを
防止している。
【0033】またカバー21,22は、その端部に設け
られた透孔21a,21bおよび22a,22bにそれ
ぞれカバー支持部材23のカバー支持突起23a,23
b,23c,23dが嵌挿されて軸支され、この軸支さ
れた透孔21a,21bおよび22a,22bを回動中
心として回動可能とされている。
【0034】また、透孔21a,21bおよび22a,
22bの近傍にはそれぞれ案内用突起21c,21dお
よび22c,22dが形成され、これらの突起は案内部
材25の内周面に設けられたカム溝25a,25b,2
5c,25dにそれぞれ嵌入される。カム溝25aと2
5cとの周方向の間隔および25bと25dとの周方向
の間隔は、図示後側において広く形成されこの位置に案
内用突起21c,21d,22c,22dが案内されて
いる状態においては、カバー21,22は対向する端面
が当接して閉じられ、コンタクト26を遮蔽する。
【0035】一方、上記カム溝の間隔は図示前部におい
て狭く形成されこの位置に案内用突起21c,21dお
よび22c,22dが案内されている状態においては、
カバー21,22はそれぞれ矢印Y1,Y2方向に回動
して、コンタクト26を露出せしめる。
【0036】なお、案内部材25は固定されたスプリン
グ28(図3において図示せず、図4参照)によりカバ
ー支持部材23に対して図示前方(カバー21,22が
閉じられてコンタクト26を遮蔽する位置)に付勢され
ている(図4参照)。
【0037】以下、本実施例の活電部遮蔽装置20の作
用について説明する。
【0038】図4(A)は相手コンタクトと非接続の状
態を示す断面図である。この非接続状態においては、案
内部材25がスプリング28により相手コンタクト側
(図示左方)に押圧されて、カバー21,22の案内用
突起21c,21dおよび22c,22dが、案内部材
25のカム溝25a,25b,25c,25dの後部に
案内されている。この位置においては、カム溝25aと
25cとの間隔および25bと25dとの間隔が広いた
め、カバー21,22は対向する端面が当接して閉じら
れ、コンタクト26を遮蔽する。
【0039】ここで相手コンタクトを収容するハウジン
グが矢印X方向に進み、案内部材25の前端縁に当接し
て案内部材25を矢印X方向に押圧する。これによって
案内部材25がスプリング28の付勢力に抗して矢印X
方向に進む。
【0040】案内部材25が矢印X方向に進むのにした
がって、カム溝25a,25b,25c,25dに沿っ
てカバー21,22の案内用突起21c,21d,22
c,22dが周方向に移動する。カム溝25aと25c
との間隔および25bと25dとの間隔は矢印X方向と
逆方向に向かうにしたがって狭くなるため、案内用突起
21c,22c間および21d,22d間の間隔も狭く
なり、カバー21,22は透孔21a,21bおよび2
2a,22bを回動中心としてそれぞれ矢印Y1,Y2
方向に回動し、コンタクト26が露出し始める。
【0041】案内部材25が矢印X方向にさらに進む
と、開放されたカバー21,22の間にコンタクト26
が露出して矢印X方向から進入してきた相手コンタクト
と接続される。
【0042】相手コンタクトを矢印X方向と逆方向に離
脱させると、案内部材25はスプリング28の付勢力に
よって矢印X方向と逆方向に移動し、カバー21,22
は上記開放される作用と逆の作用により閉じてコンタク
ト26を遮蔽する。
【0043】なお本実施例の活電部遮蔽装置においても
前記第1の実施例と同様に、遮蔽時にはカバー21と2
2との対向する端面同士は当接し、この端面は回動方向
に向いて当接するため、この当接する端面間隔は回動方
向への変移量を調整するだけで簡単に調整することがで
き、当接面における防塵性を確保することができる。
【0044】さらに図5の断面図に示すように、上記1
対のカバー11,12(および21,22)の当接面を
互いに重ね合わされるように、回動動作の半径方向に向
って階段状に、または凹凸の組合わせのように形成する
こともでき、この場合、遮蔽位置において半径方向の防
塵性を一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る活電部遮蔽装置を備えたコ
ンタクトを示す斜視図
【図2】図1に示した活電部遮蔽装置の作用を説明する
ためのA−A線断面を示す断面図
【図3】第2の実施例に係る活電部遮蔽装置を備えたコ
ンタクトを示す斜視図
【図4】図3に示した活電部遮蔽装置の作用を説明する
ためのB−B線断面を示す断面図
【図5】(A)は図1に示したカバー、11,12のC
−C線断面を示す断面図,(B)は(A)に示したK部
の拡大図
【符号の説明】
10 活電部遮蔽装置 11,12 カバー 11a,11b,12a,12b 透孔 11c,11d,12c,12d 案内用突起 13 カバー支持部材 13a,13b,13c,13d カバー支持突起 13e,13f 回止め突部 14 案内部材 14a,14b,14c,14d カム溝 14e,14f 回止め透孔 15 外側ケース 16 コンタクト 17 ケーブル 18 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コンタクトと接続される活電部を非
    接続時に遮蔽する活電部遮蔽装置であって、 前記活電部を遮蔽する遮蔽位置と露出させる開放位置と
    の間を回動自在に軸支され、該回動の中心の近傍に案内
    用突起を有し、前記遮蔽位置に付勢されて互いに当接す
    る回動方向を向く当接面を有する1対のカバー部材と、 該カバー部材を回動自在に軸支する支持部材と、 該支持部材に対して相対的に摺動可能に設けられ、該支
    持部材に対する相対的な摺動操作により、前記カバー部
    材を前記遮蔽位置と前記開放位置との間を移動せしめる
    ように該カバー部材の案内用突起を案内する案内溝を有
    する案内部材とを備えてなることを特徴とする活電部遮
    蔽装置。
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