JP2008071704A - 雄端子保護機能付コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成でありながら防塵性能が高められた雄端子保護機能付コネクタを提供すること。
【解決手段】前方に突出する複数の雄端子1を備えたコネクタ本体10と、前方の定位置にスライドしたとき雄端子を前壁21の内側に収容し、後方の押し下げ位置にスライドしたとき雄端子の先端部を第1小孔22を通して外部に露出させる第1端子カバー20と、第1端子カバーを定位置に付勢する第1バネ41と、第1端子カバーの前壁の内面に沿ってスライド自在に装備され、定位置にスライドしたとき第1小孔と自身の前壁31に設けた遮蔽部33とが重なることで第1小孔を閉鎖し、作動位置にスライドしたとき第1小孔と自身の第2小孔32とが重なることで、雄端子の先端部の突出を可能とする第2端子カバー30と、第2端子カバーを定位置に付勢する第2バネ42と、遮蔽部の内面に設けられたスライド力発生用のカム斜面34と、を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載される雄端子保護機能付コネクタに関する。
雄端子が外に突出しているコネクタの場合、突出した雄端子に人や物が当たったり、水分や塵埃等が付着したりするのを防止するために、可動式の端子カバーを取り付けたものがある。その種のコネクタの従来例として、特許文献1に記載のものが知られている。
図6は特許文献1に記載されたコネクタの構成を示す断面図、そして図7は図6において円VIIで囲まれた部分の拡大図である。このコネクタでは、前方に平行に突出する複数の雄端子101を有したコネクタ本体100の前部に、前後方向にスライドする端子カバー102を配置し、端子カバー102に設けた小孔103の内部に各雄端子101を収容し保護している。そして、バネ104に抗して端子カバー102が、相手方コネクタ(図示略)によって押し下げられることにより、雄端子101の先端部を露出させて、相手方コネクタ内の雌端子と嵌合させるようにしている。
また、特許文献2には、図8(a)、(b)に示すように、コネクタ201の前部に、上下と左右にそれぞれ開閉する防塵扉202、203を配置してコネクタ201を保護し、防塵扉202、203の合わせ部の近傍の前面にカム斜面204を形成して、相手方コネクタ205をコネクタ201に嵌合させるためにカム斜面204に押し当てることで、防塵扉202、203を開いて、両コネクタ201、205を嵌合させるようにしたコネクタ装置が開示されている。
特開2002−151198号公報 特開2001−203032号公報
ところで、図6、図7に示した特許文献1に記載のコネクタでは、端子カバー101に設けた小孔103の中に雄端子101が収容されており、小さくはあるが、小孔103が常に開放した状態になっているので、完璧な防塵が困難である。
また、図8に示した特許文献2に記載のコネクタ装置では、コネクタ201の前部に、コネクタ201の前面全体を開閉する防塵扉202、203を配置しているので、防塵扉202、203のスライド方向の寸法が大きくなりがちであり、特に多極コネクタに適用した場合には、全体のサイズが大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトな構成でありながら、防塵性能等といった保護性能が高められた雄端子保護機能付コネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係る雄端子保護機能付コネクタは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 相手方コネクタとの嵌合方向である前方に平行に延長する複数の雄端子を備えたコネクタ本体と、
前記複数の雄端子を保護するために、前記コネクタ本体の前部に前記相手方コネクタとの嵌合方向と平行にスライド自在に装備され、前方の定位置にスライドしたとき前記複数の雄端子を自身の前壁の内側に収容し、後方の押し下げ位置にスライドしたとき前記複数の雄端子の先端部を、それぞれ自身の前記前壁に設けた第1小孔を通して外部に露出させる第1端子カバーと、
前記第1端子カバーを前記押し下げ位置から前記定位置に向けて付勢する第1付勢手段と、
前記第1端子カバーの前壁の内面に沿ってスライド自在に装備され、定位置にスライドしたとき前記第1端子カバーの前壁の第1小孔と自身の前壁に設けた遮蔽部とが重なることで前記第1端子カバーの第1小孔を閉鎖し、作動位置にスライドしたとき前記第1小孔と自身の前記前壁に設けた第2小孔とが重なることで、前記雄端子の先端部の突出可能な通路を開放する第2端子カバーと、
前記第2端子カバーを前記作動位置から該第2端子カバーの定位置に向けて付勢する第2付勢手段と、
前記第1端子カバーが前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記第1端子カバーの定位置から前記押し下げ位置にスライドさせられたとき、前記第2端子カバーを前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2端子カバーの定位置から作動位置へスライドさせる移動機構と、
を具備したこと。
(2) 上記(1)の構成の雄端子保護機能付コネクタにおいて、
前記移動機構として、前記遮蔽部に、前記第1端子カバーの押し下げ位置へのスライドに伴って前記遮蔽部が前記雄端子の先端に突き当たることにより、前記第2端子カバーを前記作動位置へ移動させる作動力を発生するカム斜面を設けたこと。
(3) 上記(1)の構成の雄端子保護機能付コネクタにおいて、
前記コネクタ本体には、前記雄端子の突出する後壁と、該後壁と間隔をおいて対向し且つ中央部に全ての前記雄端子の先端部を突出させるガイド開口付きの前壁とを有する箱型のケース部が設けられ、
前記ケース部の前記ガイド開口に、該ガイド開口の内周縁でスライド動作がガイドされるように、ハット断面形状に形成された前記第1端子カバーの筒状周壁が前後方向にスライド自在に挿通され、
前記筒状周壁の後端に設けた外向きのフランジが、前記ケース部の前壁の内面に対向する位置に配置されることで、前記第1端子カバーの前方への移動限を規定する第1ストッパとされ、
前記筒状周壁と前記前壁で囲まれた前記第1端子カバーの内部空間に、ハット断面形状に形成された前記第2端子カバーの前壁と筒状周壁が、前記雄端子の突出方向と交差する方向にスライド自在に収容され、
前記第1端子カバーのフランジと前記ケース部の後壁との間に、前記第1付勢手段としての第1バネが配置され、
前記第1端子カバーの筒状周壁と前記第2端子カバーの筒状周壁との間に前記第2付勢手段としての第2バネが配置され、
前記第1バネにより付勢された前記フランジが前記ケース部の前壁の内面に当たることで、前記第1端子カバーがその前記定位置に保持されていること。
上記(1)の構成の雄端子保護機能付コネクタによれば、第1、第2の端子カバーの重なりにより、各雄端子の突出する通路(即ち、小孔)を開閉するようにしているので、不使用時に確実に通路を遮蔽することができ、防塵性能等の保護性能を高めることができる。
また、上記(1)の構成の雄端子保護機能付コネクタによれば、各雄端子毎に小孔を設けているので、開閉のための第2端子カバーのスライド量を最小に抑えることができ、結果的にスライド方向における装置寸法を小さくでき、全体のコンパクト化を図ることができる。
上記(2)の構成の雄端子保護機能付コネクタによれば、第2端子カバーの遮蔽部にカム斜面を設け、そのカム斜面に雄端子の先端が当たることで、第2端子カバーが小孔を開放する作動位置へスライドするようにしているので、構造が単純であり、コンパクト化と低コスト化に貢献できる。
上記(3)の構成の雄端子保護機能付コネクタによれば、ケース部のガイド開口にスライド自在に第1端子カバーの筒状周壁を挿通させているので、第1端子カバーのスライド動作を安定にすることができる。
また、上記(3)の構成の雄端子保護機能付コネクタによれば、第1端子カバーの内部空間に第2端子カバーを収容し、両端子カバーの筒状周壁間と、ケース部の後壁と第1端子カバーのストッパ機能を持つフランジ間とにそれぞれバネを配置しているので、構造のコンパクト化を図ることができる。
本発明によれば、コンパクトな構成でありながら、防塵性能等といった保護性能が高められた雄端子保護機能付コネクタを提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は実施形態のコネクタの不使用時(即ち、相手方コネクタと嵌合していない時)の外観斜視図、図2は第1端子カバーを押し下げたときの外観斜視図、図3は第1、第2端子カバーが定位置にあるときの断面図、図4は第1端子カバーが押し下げられるのに伴って第2端子カバーが作動位置へスライドする途中の状態を示す断面図、そして図5は第2端子カバーが作動位置へ移動して雄端子が外部に突出している状態を示す断面図である。
図1〜図3に示すように、実施形態のコネクタは、相手方コネクタ150(図3参照)との嵌合方向である前方(図では上方)に平行に突出する複数の雄端子(実施形態ではタブ端子)1を備えたコネクタ本体10と、第1端子カバー20と、第2端子カバー30と、2種類のバネ41、42と、を具備する。
第1端子カバー20は、複数の雄端子1を保護するためにコネクタ本体10の前部に相手方コネクタ150との嵌合方向と平行にスライド自在に装備されており、図3に示すように、前方の定位置にスライドしたとき複数の雄端子1を自身の前壁21の内側に収容し、図5に示すように、後方の押し下げ位置にスライドしたとき複数の端子1の先端部を、それぞれ自身の前壁21に設けたスリット状の第1小孔22を通して外部に露出させるようになっている。この第1端子カバー20は、第1バネ41により、図5に示す押し下げ位置から図3に示す定位置に向けて付勢されている。
第2端子カバー30は、第1端子カバー20の前壁21の内面に沿って雄端子1の突出方向と交差する方向にスライド自在に装備されており、図3に示すように、定位置にスライドしたとき第1端子カバー20の前壁21の第1小孔22と自身の前壁31に設けた遮蔽部33とが重なることで第1端子カバー20の第1小孔22を閉鎖し、図5に示すように、作動位置にスライドしたとき第1小孔22と自身の前壁31に設けたスリット状の第2小孔32とが重なることで、雄端子1の先端部の突出可能な通路を開放するようになっている。この第2端子カバー30は、第2バネ42により、図5に示す作動位置から図3に示す定位置に向けて付勢されている。
また、各遮蔽部33の内面側には、第1端子カバー20が第1バネ41の付勢力に抗して定位置から押し下げ位置にスライドさせられたときに、第2端子カバー30を第2バネ42の付勢力に抗して定位置から作動位置へスライドさせる移動機構としてのカム斜面34が設けられている。これらのカム斜面34は、第1端子カバー20の押し下げ位置へのスライドに伴って遮蔽部33が雄端子1の先端に突き当たることにより、第2端子カバー30を作動位置へ移動させる作動力を発生するものである。
コネクタ本体10、第1端子カバー20、第2端子カバー30の具体的構成について述べると、コネクタ本体10には、雄端子1の突出する後壁11と、該後壁11と間隔をおいて対向し且つ中央部に全ての雄端子1の先端部を突出させるガイド開口12付きの前壁13と、後壁11と前壁13を繋ぐ周壁14とを有する箱型のケース部15が設けられている。
そして、そのケース部15の前記ガイド開口12に、該ガイド開口12の内周縁でスライド動作がガイドされるように、ハット断面形状に形成された第1端子カバー20の筒状周壁23が前後方向にスライド自在に挿通されている。また、第1端子カバー20の筒状周壁23の後端に設けた外向きのフランジ24が、ケース部15の前壁13の内面に対向する位置に配置されることで、第1端子カバー20の前方への移動限を規定する第1ストッパとなっている。
また、筒状周壁23と前壁21で囲まれた第1端子カバー20の内部空間に、ハット断面形状に形成された第2端子カバー30の前壁31と筒状周壁35が、雄端子1の突出方向と交差する方向にスライド自在に収容されている。第2端子カバー30は、自身の前壁31が第1端子カバー20の前壁21の内面に摺動すること、あるいは、自身の筒状周壁35の後端に設けた外向きのフランジ36が第1端子カバー20のフランジ24に摺動することによってスライド動作が案内される。
そして、第1端子カバー20のフランジ24とケース部15の後壁11との間に、第1付勢手段としての第1バネ41が配置され、第1端子カバー20の筒状周壁23と第2端子カバー30の筒状周壁35との間に、第2付勢手段としての第2バネ42が配置され、第1バネ41により付勢されたフランジ24がケース部15の前壁13の内面に当たることで、第1端子カバー20が定位置に保持されている。
次に、上記のように複数の雄端子1の先端部が出没自在となっている雄端子保護機能付コネクタの作用を説明する。
このコネクタは、図3に示すように、相手方コネクタ150と嵌合していない時には、第1、第2の端子カバー20、30の重なりによって、各雄端子1の突出する通路(小孔22、32)を閉鎖するので、雄端子1の収容された空間を確実に遮蔽することができ、防塵性能等の保護性能を高めることができる。即ち、第1バネ41の力によって第1端子カバー20が定位置に保持されているときには、第2バネ42によって第2端子カバー30が、遮蔽部33によって第1端子カバー20の小孔22を塞ぐ定位置に保持されているので、雄端子1の収容された空間を外部から確実に遮断することができる。従って、雄端子を塵埃等から完璧に保護することができる。
この状態で、相手方コネクタ150を嵌合するために、相手方コネクタ150の前面161を第1端子カバー20の前面に押し当てると、その押圧力によって、図4に示すように、第1端子カバー20が押し下げられる。そうすると、第1端子カバー20の内側に配してある第2端子カバー30の遮蔽部33の内面に形成してあるカム斜面34に雄端子1の先端が当たり、その押し当たり力によって、第2端子カバー30を作動位置へスライドさせようとする力が発生し、最終的に図5に示すように、第2端子カバー30が作動位置へ移動する。
そして、第2端子カバー30が作動位置へ移動することで、第1端子カバー20の第1小孔22と第2端子カバー30の第2小孔32とが重なることで、雄端子1の突出する通路が開放し、その通路から雄端子1の先端部が突出して、相手方コネクタ150内部の雌端子151(図3参照)と接触して電気的に接続する。
また、相手方コネクタ150との嵌合を外す場合は、相手方コネクタ150を引き抜くことになるが、そうすると、相手方コネクタ150による押圧が解放されることにより、第1端子カバー20が第1バネ41の力で定位置に戻り、それに伴ってカム斜面34への雄端子1の接触が解放されることにより、第2端子カバー30が第2バネ42の力で定位置に戻り、第1小孔22が遮蔽部33により塞がれて、図3に示す待機状態となる。
以上のように、各雄端子1毎に小孔22、32を設けることで、開閉のための第2端子カバー30のスライド量を最小に抑えているので、結果的に第2端子カバー30のスライド方向の装置寸法を小さくでき、全体のコンパクト化を図ることができる。また、第2端子カバー30の遮蔽部33にカム斜面34を設け、そのカム斜面34に雄端子1の先端が当たることで、第2端子カバーが作動位置へスライドするようにしているので、構造が単純であり、コンパクト化と低コスト化に貢献できる。
また、本実施形態では、ケース部15のガイド開口12にスライド自在に第1端子カバー20の筒状周壁23を挿通させているので、第1端子カバー20のスライド動作を安定にすることができる。また、第1端子カバー20の内部空間に第2端子カバー30を収容し、両端子カバー20、30の筒状周壁23、35間と、ケース部15の後壁11と第1端子カバー20のストッパ機能を持つフランジ24間とにそれぞれバネ41、42を配置しているので、構造のコンパクト化を図ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る雄端子保護機能付コネクタの実施形態の不使用時(即ち、相手方コネクタと嵌合していない時)の外観斜視図である。 図1のコネクタの第1端子カバーを押し下げたときの外観斜視図である。 第1、第2端子カバーがそれぞれ定位置にあるときの断面図である。 第1端子カバーが押し下げられるのに伴って第2端子カバーが作動位置へスライドする途中の状態を示す断面図である。 第2端子カバーが作動位置へ移動して雄端子が外部に突出している状態を示す断面図である。 従来のコネクタの断面図である。 図6において円VIIで囲まれた部分の拡大図である。 従来の他のコネクタ装置の構成を示す図で、(a)はコネクタの嵌合動作の途中の状態を示す断面図、そして(b)は嵌合後の状態を示す断面図である。
符号の説明
1:雄端子
10:コネクタ本体
11:後壁
12:ガイド開口
13:前壁
15:ケース部
20:第1端子カバー
21:前壁
22:第1小孔
23:筒状周壁
24:フランジ
30:第2端子カバー
31:前壁
32:第2小孔
33:遮蔽部
34:カム斜面
35:筒状周壁
41:第1バネ(第1付勢手段)
42:第2バネ(第2付勢手段)

Claims (3)

  1. 相手方コネクタとの嵌合方向である前方に平行に延長する複数の雄端子を備えたコネクタ本体と、
    前記複数の雄端子を保護するために、前記コネクタ本体の前部に前記相手方コネクタとの嵌合方向と平行にスライド自在に装備され、前方の定位置にスライドしたとき前記複数の雄端子を自身の前壁の内側に収容し、後方の押し下げ位置にスライドしたとき前記複数の雄端子の先端部を、それぞれ自身の前記前壁に設けた第1小孔を通して外部に露出させる第1端子カバーと、
    前記第1端子カバーを前記押し下げ位置から前記定位置に向けて付勢する第1付勢手段と、
    前記第1端子カバーの前壁の内面に沿ってスライド自在に装備され、定位置にスライドしたとき前記第1端子カバーの前壁の第1小孔と自身の前壁に設けた遮蔽部とが重なることで前記第1端子カバーの第1小孔を閉鎖し、作動位置にスライドしたとき前記第1小孔と自身の前記前壁に設けた第2小孔とが重なることで、前記雄端子の先端部の突出可能な通路を開放する第2端子カバーと、
    前記第2端子カバーを前記作動位置から該第2端子カバーの定位置に向けて付勢する第2付勢手段と、
    前記第1端子カバーが前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記第1端子カバーの定位置から前記押し下げ位置にスライドさせられたとき、前記第2端子カバーを前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2端子カバーの定位置から作動位置へスライドさせる移動機構と、
    を具備したことを特徴とする雄端子保護機能付コネクタ。
  2. 前記移動機構として、前記遮蔽部に、前記第1端子カバーの押し下げ位置へのスライドに伴って前記遮蔽部が前記雄端子の先端に突き当たることにより、前記第2端子カバーを前記作動位置へ移動させる作動力を発生するカム斜面を設けたことを特徴とする請求項1に記載した雄端子保護機能付コネクタ。
  3. 前記コネクタ本体には、前記雄端子の突出する後壁と、該後壁と間隔をおいて対向し且つ中央部に全ての前記雄端子の先端部を突出させるガイド開口付きの前壁とを有する箱型のケース部が設けられ、
    前記ケース部の前記ガイド開口に、該ガイド開口の内周縁でスライド動作がガイドされるように、ハット断面形状に形成された前記第1端子カバーの筒状周壁が前後方向にスライド自在に挿通され、
    前記筒状周壁の後端に設けた外向きのフランジが、前記ケース部の前壁の内面に対向する位置に配置されることで、前記第1端子カバーの前方への移動限を規定する第1ストッパとされ、
    前記筒状周壁と前記前壁で囲まれた前記第1端子カバーの内部空間に、ハット断面形状に形成された前記第2端子カバーの前壁と筒状周壁が、前記雄端子の突出方向と交差する方向にスライド自在に収容され、
    前記第1端子カバーのフランジと前記ケース部の後壁との間に、前記第1付勢手段としての第1バネが配置され、
    前記第1端子カバーの筒状周壁と前記第2端子カバーの筒状周壁との間に前記第2付勢手段としての第2バネが配置され、
    前記第1バネにより付勢された前記フランジが前記ケース部の前壁の内面に当たることで、前記第1端子カバーがその前記定位置に保持されていることを特徴とする請求項1に記載した雄端子保護機能付コネクタ。
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