JPH0729684Y2 - 電動車輌用モ−タ駆動制御装置 - Google Patents

電動車輌用モ−タ駆動制御装置

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JPH0729684Y2
JPH0729684Y2 JP1987103772U JP10377287U JPH0729684Y2 JP H0729684 Y2 JPH0729684 Y2 JP H0729684Y2 JP 1987103772 U JP1987103772 U JP 1987103772U JP 10377287 U JP10377287 U JP 10377287U JP H0729684 Y2 JPH0729684 Y2 JP H0729684Y2
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JP
Japan
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electric vehicle
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JP1987103772U
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亮 柴田
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電動車輌用モータ駆動制御装置に係り、とく
に、同一のバッテリを使って二つの車輌用モータを各別
に駆動制御させるように構成された電動車輌用モータ駆
動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、電動車輌が備えている二つの後輪は、各別に
装備された駆動モータによって各別に駆動されるように
なっている。
第3図に従来例を示す。この第3図に示す従来例は、基
準信号V1(第4図参照)を出力する基準信号出力部30
と、この基準信号出力部30の出力V1のタイミングで所定
のデューティ比から成るモータ用制御信号V2及びV3を各
々出力する左後輪速度制御部31及び右後輪速度制御部32
と、これら左右の各後輪速度制御部31,32から出力され
るモータ用制御信号V2,V3に付勢されて作動する左後輪
用の一方のモータ駆動回路33,及び右後輪用の他方のモ
ータ駆動回路34とを備えた構成となっている。符号35,3
6は各々駆動モータを示す。
そして、アクセルに連動して作動する左右の各モータ駆
動回路33,34が、対応する各駆動モータ35,36を適宜駆動
し得るようになっている。符号40はバッテリ等の直流電
源を示す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来例においては、各モータ用制御
信号V2,V3が同一の基準信号V1の同一のタイミングに基
づいて形成されていることから、各後輪を駆動する駆動
モータ35,36の通電電流のタイミングが同位相となる。
このことは、一方の駆動モータ35の通電電流ILと他方の
駆動モータ36の通電電流IRとが第4図に示す如く同位相
となることを意味する。このため、これらの各モータ3
5,36の電源を成す直流電源40からは、これら左右の通電
電流ILとIRとが単純合成されて成るリップルの大きい負
荷電流IBが出力される。このため、直流電源40は、高率
放電状態となり、パワーの比較的大きい電波雑音を周囲
に発散して電波公害を引き起こすという不都合が生じて
いた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とく
に、直流電源を使用して複数の駆動モータを駆動制御す
るに際し、リップルの少ない負荷電流を有効に出力制御
すると共に,これによって電動車輌の走行に起因した電
波公害の発生を有効に抑制し得る電動車輌用モータ駆動
制御装置を提供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、電動車輌用の複数の駆動モータに各別に併
設された複数のモータ駆動回路と、この各モータ駆動回
路の動作を個別に制御する複数の速度制御回路と、この
各速度制御回路に対し動作基準信号を送り込む基準信号
出力部とを備えている。
また、上記速度制御回路の内の他方の速度制御回路と前
述した基準信号出力部との間には、基準信号用位相シフ
ト回路が装備されている。
そして、前述した各速度制御回路が、電動車輌に予め装
備されているアクセルに連動して作動する出力電圧設定
用可変抵抗器と、この出力電圧設定用可変抵抗器で設定
される電圧および基準信号出力部からの動作基準信号と
を入力し前記モータ駆動回路用の制御用電圧信号を出力
する制御用コンパレータとをそれぞれ各別に備えてい
る、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
〔考案の実施例〕 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第2図に基づい
て説明する。ここで、前述した従来例と同一構成部材に
ついては同一の符号を用いることとする。
この第1図の実施例は、第2図に示す基準信号V1を出力
する基準信号出力部30と、この基準信号出力部30の出力
V1のタイミングで所定のデューディ比から成るモータ用
制御信号V2及びV3を各々出力する左後輪速度制御回路31
及び右後輪速度制御回路32と、これら左右の各後輪速度
制御回路31及び32から出力されるモータ用制御信号V2
びV3に付勢されて作動する左後輪用の一方のモータ駆動
回路33及び右後輪用の他方のモータ駆動回路34とを備え
ている。
右後輪速度制御回路32と基準信号出力部30との間には、
基準信号用位相シフト回路1が装備されている。
また、符号35,36は、各々電動車輌の後輪に連結された
駆動モータを示し、符号40はモータ用の直流電源として
のバッテリを示す。
基準信号出力部30は、第1のオペレーションアンプ30A
を要部として成る無安定マルチバイブレータ回路30B
と、第1のオペレーションアンプ30Aの出力に基づいて
左後輪速度制御回路31に対し基準信号V1を送り込む第2
のオペレーションアンプ30Cとを備えた構成となってい
る。
左後輪速度制御回路31は、アクセルに連動された出力電
圧設定用可変抵抗器としての可変抵抗R1と、この可変抵
抗R1の動作によって変化する電圧V5をプラス端子に入力
し所定の制御信号V2を出力する一方の制御用コンパレー
タ31Aとを備えた構成となっている。
また、右後輪速度制御回路32は、アクセルに連動された
出力電圧設定用可変抵抗器としての可変抵抗R2と、この
可変抵抗R2の動作によって変化する電圧V3をマイナス端
子に入力し所定の制御信号V4を出力する他方の制御用コ
ンパレータ32Aとを備えた構成となっている。
左後輪用の一方のモータ駆動回路33は、スイッチング作
用をなすパワートランジスタ33Aと、このパワートラン
ジスタ33Aに併設された逆流防止用ダイオード33Bとによ
り構成されている。この内、パワートランジスタ33A
は、モータ35の電機子に直列接続されている。
また、右後輪用の他方のモータ駆動回路34は、前述した
左後輪用の一方のモータ駆動回路33と同一に形成され、
パワートランジスタ34Aと逆流防止用ダイオード34Aとを
備えている。
基準信号用の位相シフト回路1は、本実施例では、前述
した基準信号出力部30の第1のオペレーションアンプ30
Aの出力を反転せしめる(180°位相をシフトせしめる)
インバータ2と、このインバータ2の出力に基づいて右
後輪速度制御回路32のコンパレータ32Aのマイナス端子
に第2図に示す電圧信号V3を送り込む位相シフト用オペ
レーションアンプ3とを備えている。
次に、上記実施例の全体的作用について説明する。
まず、基準信号出力部30の第1のオペレーションアンプ
30Aの出力を受けた第2のオペレーションアンプ30Bは、
第2図のV1に示すような三角波形から成る電圧信号を、
左後輪速度制御回路31のコンパレータ31Aに送る。これ
に対し、位相シフト回路1の位相シフト用オペレーショ
ンアンプ3は、インバータ2を介して前述した基準信号
出力部30の第1のオペレーションアンプの出力を受けて
第2図のV3に示す三角波形から成る電圧信号をコンパレ
ータ32Aへ送る。この場合、電圧信号V1とV2は、第2図
に示すように「V1=V2」なる関係,すなわちV1を基準と
するとV2が180°位相が遅れた電圧波形となる。
次に、左後輪速度制御部31のコンパレータ31Aは、その
マイナス端子に基準信号出力部30からの出力信号V1を入
力し、これとV5とを比較して第2図に示す電圧信号V2
一方のモータ駆動回路33へ出力する。そして、一方のモ
ータ駆動回路33では、制御信号V2が「ハイ(High)」の
とき「オン(ON)」となって駆動モータ35を駆動する。
このとき、駆動モータ35には、第2図に示す負荷電流IL
が流れる。
この駆動モータ35にあっては、制御信号V2のハイレベル
の時間t1が長い柱、通電時間が長くなり同時に回転速度
が上昇する。
これに対し、右後輪速度制御回路32のコンパレータ32A
も、前述した左後輪速度制御回路31のコンパレータ31A
と同様に機能する。この場合、モータ36には、第2図に
示すように前述した負荷電流ILに対して位相が180°づ
れた負荷電流IRが通電される。
このため、バッテリー40から流出する全負荷電流IBは、
第2図に示すようにリップルが著しく小さい波形とな
る。
このように、上記実施例によると次のような利点があ
る。
.駆動モータ用の負荷電流IL,IR相互間の位相を180
°づらしたので、バッテリー40から流出する全負荷電流
IBは、脈動幅が少なくなり、従って、電波放射ノイズが
大幅に低減されたものとなっている。
.リップルが小さくなることにより、バッテリへのパ
ルス放電深度が浅くなりパワー損失が低減される。
.3個以上の場合もn個とすると〔360°/n〕となる位
相差の基準波を印加することにより同様の効果が得られ
る。
ここで、上記実施例においては、各速度制御回路31,32
から出力される制御信号V2,V4のデューティ比を50
〔%〕とした場合について例示したが、各速度制御回路
の作用により、各駆動モータを、前述した各モータ駆動
回路を介して別個独立に出力されるアクセル信号によっ
て個別に駆動制御する用にしたことから、前述したモー
タ駆動回路用の制御用電圧信号のデューティ比を0〜50
%の間に限定することなく大幅に広げることができる。
この場合、電流波形のリップルは幾分増加するが、それ
でも従来例の場合よりは充分小さく抑えることができ
る。
また、基準信号用位相シフト回路1については180°の
位相のづれの場合を例示したが、位相づれの角度は必ず
しも180°でなくてもよい。また、他の位相シフト回路
を用いて必要に応じて小刻みにシフトするように構成し
てもよい。更に、上記実施例では、特に駆動モータを2
個用いた場合を例示したが、3個以上のものに対し、そ
れぞれ各別に上記各構成要素を併設し制御信号の位相を
順次づらすように構成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成され機能するので、これによ
ると、一方の駆動モータに通電される負荷電流に対して
他方の駆動モータに通電される負荷電流の位相を基準信
号用位相シフト回路の作用によって所定量シフトするこ
ができ、一方、このシフトされた各負荷電流は同一の直
流電源から同時出力されることから、当該直流電源から
出力される合成負荷電流はそのリップルの変化幅が大幅
に少なくなり且つその変化の度合いを充分緩慢とするこ
とが可能となり、従って、電波雑音の発生を確実に且つ
有効に抑制することができ、また、各速度制御回路が、
電動車輌に予め装備されているアクセルに連動して作動
する出力電圧設定用可変抵抗器と、この出力電圧設定用
可変抵抗器で設定される電圧および基準信号出力部から
の動作基準信号とを入力してモータ駆動回路用の制御用
電圧信号を出力する制御用コンパレータとをそれぞれ各
別に備えていることから、各駆動モータを、前述した各
モータ駆動回路を介して別個独立に出力されるアクセル
信号に基づいて個別に駆動制御することができ、従って
前述したモータ駆動回路用の制御用電圧信号のデューテ
ィ比を0〜50%の間に限定することなく大幅に広げるこ
とができ、かかる点において電波雑音の発生を有効に抑
制しつつ同時に各駆動モータの出力制御範囲を負荷の大
小に合わせて従来のものに比較してより大きく設定する
ことができるという従来にない優れた電動車輌用モータ
駆動制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の動作を示す説明用線図、第3図は従来例を示す
ブロック図、第4図は第3図の動作を示す説明用線図で
ある。 1……基準信号用位相シフト回路、30……基準信号出力
部、31……左後輪速度制御回路、31A,32A……制御用コ
ンパレータ、32……右後輪速度制御回路、33,34……モ
ータ駆動回路、35,36……駆動モータ、R1,R2……出力
電圧設定用の可変抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動車輌用の複数の駆動モータに各別に併
    設された複数のモータ駆動回路と、この各モータ駆動回
    路の動作を個別に制御する複数の速度制御回路と、この
    各速度制御回路に対し動作基準信号を送り込む基準信号
    出力部とを備えた電動車輌用モータ駆動制御装置におい
    て、 前記各速度制御回路の内の他方の速度制御回路と前記基
    準信号出力部との間に、基準信号用位相シフト回路を装
    備し、 前記各速度制御回路が、前記電動車輌に予め装備されて
    いるアクセルに連動して作動する出力電圧設定用可変抵
    抗器と、この出力電圧設定用可変抵抗器で設定される電
    圧および基準信号出力部からの動作基準信号を入力して
    前記モータ駆動回路用の制御用電圧信号を出力する制御
    用コンパレータとをそれぞれ各別に備えていることを特
    徴とした電動車輌用モータ駆動制御装置。
JP1987103772U 1987-07-06 1987-07-06 電動車輌用モ−タ駆動制御装置 Expired - Lifetime JPH0729684Y2 (ja)

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JPS649402U JPS649402U (ja) 1989-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827732A (ja) * 1981-08-10 1983-02-18 Mitsubishi Petrochem Co Ltd 塗装性の改良されたプロピレン重合体組成物

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