JPS5827732A - 塗装性の改良されたプロピレン重合体組成物 - Google Patents
塗装性の改良されたプロピレン重合体組成物Info
- Publication number
- JPS5827732A JPS5827732A JP12497881A JP12497881A JPS5827732A JP S5827732 A JPS5827732 A JP S5827732A JP 12497881 A JP12497881 A JP 12497881A JP 12497881 A JP12497881 A JP 12497881A JP S5827732 A JPS5827732 A JP S5827732A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propylene
- propylene polymer
- liquid polyisoprene
- olefin
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塗装性の改良されたプロピレン重合体組成物
に関する。
に関する。
プロピレン重合体は、入手が容易で、要求性能をあるＳ
膨満たす物性を有するので、汎用樹脂として各分野で利
用されているが、構造上極性を有しないので塗装性が不
良であることが欠点の一つとなっている。
膨満たす物性を有するので、汎用樹脂として各分野で利
用されているが、構造上極性を有しないので塗装性が不
良であることが欠点の一つとなっている。
この欠点を解消する丸めに、一方では固型エラストマー
を添加する方法が知られているが、プロピレン重合体と
の相溶性に問題があることの外に剛性が低下するので、
更に無機質フィラーを添加する方法が行なわれている。
を添加する方法が知られているが、プロピレン重合体と
の相溶性に問題があることの外に剛性が低下するので、
更に無機質フィラーを添加する方法が行なわれている。
しかし、エラストマーおよびフィラーを多量に配合する
ことは、プロピレン重合体の持つ低密度、光沢、肌触９
感、表面硬度等を損ねることにな抄好ましくない。
ことは、プロピレン重合体の持つ低密度、光沢、肌触９
感、表面硬度等を損ねることにな抄好ましくない。
他方、プロピレン重合体に低分子量ポリブタジェンや脂
環式炭化水素樹脂等の低分子量物を配合して塗装性を改
良する方法は知られている（％公昭４９−３０２６３号
、同５２−４２５６８号公報）。
環式炭化水素樹脂等の低分子量物を配合して塗装性を改
良する方法は知られている（％公昭４９−３０２６３号
、同５２−４２５６８号公報）。
しかし、低分子量ポリブタジェンを配合したものは射出
成形品では殆んど効果がなく、脂環式炭化水素樹脂を配
合したものは耐衝撃性の低下が著しいと云ったように、
いずれも実用性が低い一本発明は、これらの欠点を解決
するものであり、少量の添加剤の配合によってプロピレ
ン重合体の塗装性を改良でき、たとい表面処理を施さな
くとも効果を有する組成物を目的とするものである・す
なわち本発明は、プロピレン重合体に液状ポリイソプレ
ンを両成分の総和量に対し５〜２０重量う配合したこと
を特徴とする塗装性の改良されたプロピレン重合体組成
物である。
成形品では殆んど効果がなく、脂環式炭化水素樹脂を配
合したものは耐衝撃性の低下が著しいと云ったように、
いずれも実用性が低い一本発明は、これらの欠点を解決
するものであり、少量の添加剤の配合によってプロピレ
ン重合体の塗装性を改良でき、たとい表面処理を施さな
くとも効果を有する組成物を目的とするものである・す
なわち本発明は、プロピレン重合体に液状ポリイソプレ
ンを両成分の総和量に対し５〜２０重量う配合したこと
を特徴とする塗装性の改良されたプロピレン重合体組成
物である。
本発明組成物は、液状ポリイソプレンが均一に分散され
たものであり、プロピレン重合体の性質を損ねるもので
なく、射出成形品においても塗装効果がち９、耐衝撃性
の低下も殆んどなくむしろ向上するものであるので、自
動車、家電、容器、雑貨等の広い分野での利用が可能で
ある。
たものであり、プロピレン重合体の性質を損ねるもので
なく、射出成形品においても塗装効果がち９、耐衝撃性
の低下も殆んどなくむしろ向上するものであるので、自
動車、家電、容器、雑貨等の広い分野での利用が可能で
ある。
本発明で用いるプロピレン重合体は、プロピレンの単独
結晶性重合体；エチレン、ブテン−１１ペンテン−１、
ヘキセン−１，４−メチルペンテン−１等信のａ−オレ
フィンまたは酢酸ビニル等のビニルエステルと過半重量
のプロピレンからなるランダムないしブロック共重合体
ニアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸
等の不飽和有機酸類（エステル、ア２ン、アミド、塩、
無水物等誘導体も含む）またはビニルトリメトキシシラ
ン等のビニルシラン々どでプロピレン重合体をグラフト
処理したもの等である。
結晶性重合体；エチレン、ブテン−１１ペンテン−１、
ヘキセン−１，４−メチルペンテン−１等信のａ−オレ
フィンまたは酢酸ビニル等のビニルエステルと過半重量
のプロピレンからなるランダムないしブロック共重合体
ニアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸
等の不飽和有機酸類（エステル、ア２ン、アミド、塩、
無水物等誘導体も含む）またはビニルトリメトキシシラ
ン等のビニルシラン々どでプロピレン重合体をグラフト
処理したもの等である。
中でも、グロビレン巣独重合体、他のα−オレフィンを
２〜２０ｉｉ量多含有したプロピレン−ａ−オレフィン
ブロック共重合体が良く、と９わけエチレンを２〜２０
重量多含有し％ＭＦＲ０，５〜４０ｆ／１０分のプロピ
レン−エチレンブロック共重合体が好ましい。
２〜２０ｉｉ量多含有したプロピレン−ａ−オレフィン
ブロック共重合体が良く、と９わけエチレンを２〜２０
重量多含有し％ＭＦＲ０，５〜４０ｆ／１０分のプロピ
レン−エチレンブロック共重合体が好ましい。
このようなプロピレン重合体は通常市販のものから適宜
選ぶことができる。
選ぶことができる。
ｉ九、本発明で用いる液状ポリイノプレンは、Ｃｉｓ
−１１４−付加、ｔｒａｎｓ −Ｌ４−付加、１，２−
付加および３，４−付加構造のものいずれでもよく、中
でも、全Ｃｉｓ −１１４−付加またはＣｉｓ −１，
４−付加構造を主とするものが好ましい。
−１１４−付加、ｔｒａｎｓ −Ｌ４−付加、１，２−
付加および３，４−付加構造のものいずれでもよく、中
でも、全Ｃｉｓ −１１４−付加またはＣｉｓ −１，
４−付加構造を主とするものが好ましい。
平均分子量は５万以下、好ましくは２万〜５万の低分子
量の液状のものである。
量の液状のものである。
固形ポリインプレンゴムは分散性が悪く、塗装改良効果
も低い。天然ゴムも同様に好ましくない・プロピレン重
合体と液状ポリインプレンとの配合割合は、両成分総和
量に対して液状ポリイソグレンを５〜２０重量多、好ま
しくは７〜１５重量う配合する。５重量５未満では塗装
改良効果が低く、２０重量う超過では混合がうまくいか
ず成形品の外観を損ねる場合があり好ましく危い。
も低い。天然ゴムも同様に好ましくない・プロピレン重
合体と液状ポリインプレンとの配合割合は、両成分総和
量に対して液状ポリイソグレンを５〜２０重量多、好ま
しくは７〜１５重量う配合する。５重量５未満では塗装
改良効果が低く、２０重量う超過では混合がうまくいか
ず成形品の外観を損ねる場合があり好ましく危い。
なお、本発明の効果を損なわない範囲で、他の熱可塑性
樹脂、無機充填剤、各種防止剤、着色剤等を添加しても
かまわない◎ 本発明組成物を製造する方法は、ロール、バンバリーミ
キサ−、ブラベンダーブラストグラフ、二軸押出機等通
常の混線機にて、両成分（必要により他の成分を加えて
）を混練することにより為される。
樹脂、無機充填剤、各種防止剤、着色剤等を添加しても
かまわない◎ 本発明組成物を製造する方法は、ロール、バンバリーミ
キサ−、ブラベンダーブラストグラフ、二軸押出機等通
常の混線機にて、両成分（必要により他の成分を加えて
）を混練することにより為される。
混線機としては、混線効果の太き人ものが好ましいが、
各種成形機に所要成分を直接フィードして本発明組成物
を製造することもできる。
各種成形機に所要成分を直接フィードして本発明組成物
を製造することもできる。
実施例
２種類のプロピレン重合体それぞれに各所定量の各種低
分子量ポリマーを添加し、２００℃のロールで１５分間
混練し、冷却後にできた組成物をカットしてベレットに
′した。
分子量ポリマーを添加し、２００℃のロールで１５分間
混練し、冷却後にできた組成物をカットしてベレットに
′した。
次に、日本製鋼所製Ｎ−１００ＢＩ型射出成形機にてシ
リンダーおよび金型の温度２２０℃および４．．０℃で
塗装試験用の２−厚シートとアイゾツト衝撃試験用の４
Ｘ １２．５ Ｘ ６２各露寸法の棒を成形した。
リンダーおよび金型の温度２２０℃および４．．０℃で
塗装試験用の２−厚シートとアイゾツト衝撃試験用の４
Ｘ １２．５ Ｘ ６２各露寸法の棒を成形した。
塗装試験は、カシュー社製のポリオレフィン用塗料マイ
クロン ３０００および同 ４０００をそれぞれ先のシ
ートに厚み約２０ｐになるよう吹き付は塗装し、８０℃
で３０分間乾燥後に、塗装面に縦横それぞれ１−間隔で
１−角が１０個ずつ、すなわち合計１００個となるよう
にナイフ刃で基盤目を入れ、セロテープを接着させて急
激に剥離を行ない、塗料が剥離せずに残った目の数を数
え九〇 また、アイゾツト衝撃試験は、先の棒の中央に、１２．
５−幅方向に深さ２．５霞、先端Ｒ０，２５４−のノツ
チを入れ、これを試料としてアイゾツト衝撃試験機にて
２３℃で測定した。
クロン ３０００および同 ４０００をそれぞれ先のシ
ートに厚み約２０ｐになるよう吹き付は塗装し、８０℃
で３０分間乾燥後に、塗装面に縦横それぞれ１−間隔で
１−角が１０個ずつ、すなわち合計１００個となるよう
にナイフ刃で基盤目を入れ、セロテープを接着させて急
激に剥離を行ない、塗料が剥離せずに残った目の数を数
え九〇 また、アイゾツト衝撃試験は、先の棒の中央に、１２．
５−幅方向に深さ２．５霞、先端Ｒ０，２５４−のノツ
チを入れ、これを試料としてアイゾツト衝撃試験機にて
２３℃で測定した。
結果を第１表に示す＠
表中の各銘柄は、次の内容である。
ＭＡ−４：三菱油化社製ポリプロピレンＢＣ３Ｂ：同上
社製エチレンープロピレンブロツク共重合体 クラグレンＬＩＲ−ｓｏ：クラレイノブレンケミカル社
製ｃｉｓ −１，４型液状ポリイソプレン（平均分子量
約４７，０００）タップレンＬＩＲ−３０：同上社製同
型液状ポリインプレン（平均分子量約２９，０ ００） ビスタネツクスＬＭ−ＭＨＩＳＳＯ社製液状ポリイソブ
チレン（平均分子量約 ４６．０００ ） アルコンＰ−１００：荒川化学工業社製脂環式％式％） ・・イレジンＱＰ：東邦石油樹脂社製脂肪族・芳香族炭
化水素樹脂（平均分子量約 ｔ、１ｏｏ） ＮＩＳＳＯ−ＰＢ−Ｇｌ ０００ ：日本曹達社製液状
１，２ポリブタジエン（平均分子 量約１．３００ ）
社製エチレンープロピレンブロツク共重合体 クラグレンＬＩＲ−ｓｏ：クラレイノブレンケミカル社
製ｃｉｓ −１，４型液状ポリイソプレン（平均分子量
約４７，０００）タップレンＬＩＲ−３０：同上社製同
型液状ポリインプレン（平均分子量約２９，０ ００） ビスタネツクスＬＭ−ＭＨＩＳＳＯ社製液状ポリイソブ
チレン（平均分子量約 ４６．０００ ） アルコンＰ−１００：荒川化学工業社製脂環式％式％） ・・イレジンＱＰ：東邦石油樹脂社製脂肪族・芳香族炭
化水素樹脂（平均分子量約 ｔ、１ｏｏ） ＮＩＳＳＯ−ＰＢ−Ｇｌ ０００ ：日本曹達社製液状
１，２ポリブタジエン（平均分子 量約１．３００ ）
Claims (1)
- プロピレン重合体に液状ポリイソプレンを両成分の総和
量に対し５〜２０重量多配合したことを特徴とする塗装
性の改良されたプロピレン重合体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497881A JPS5827732A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 塗装性の改良されたプロピレン重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497881A JPS5827732A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 塗装性の改良されたプロピレン重合体組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827732A true JPS5827732A (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=14898911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12497881A Pending JPS5827732A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 塗装性の改良されたプロピレン重合体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827732A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS649402U (ja) * | 1987-07-06 | 1989-01-19 |
-
1981
- 1981-08-10 JP JP12497881A patent/JPS5827732A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS649402U (ja) * | 1987-07-06 | 1989-01-19 |
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