JPH07272782A - 電気部品の取付け機構 - Google Patents
電気部品の取付け機構Info
- Publication number
- JPH07272782A JPH07272782A JP6059437A JP5943794A JPH07272782A JP H07272782 A JPH07272782 A JP H07272782A JP 6059437 A JP6059437 A JP 6059437A JP 5943794 A JP5943794 A JP 5943794A JP H07272782 A JPH07272782 A JP H07272782A
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- JP
- Japan
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- screw
- jack
- printed circuit
- circuit board
- printed board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コストのかかるフレキシブルプリント基板を用
いることなく電気部品を補強してプリント基板に堅固に
取り付ける電気部品の取付け機構を提供する。 【構成】電気部品１０をプリント基板３０に取り付ける
際に、電気部品１０をメカシャーシ２０にネジ止め補強
をしてなる。
いることなく電気部品を補強してプリント基板に堅固に
取り付ける電気部品の取付け機構を提供する。 【構成】電気部品１０をプリント基板３０に取り付ける
際に、電気部品１０をメカシャーシ２０にネジ止め補強
をしてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気部品の取付け機構に
係り、特にジャック等の電気部品をプリント基板へ取り
付ける際に、メカシャーシ等にネジ止め補強を施した電
気部品の取付け機構に関するものであり、小型のラジオ
受信機付きテープレコーダなどに好適である。
係り、特にジャック等の電気部品をプリント基板へ取り
付ける際に、メカシャーシ等にネジ止め補強を施した電
気部品の取付け機構に関するものであり、小型のラジオ
受信機付きテープレコーダなどに好適である。
【０００２】
【従来の技術】回路の接続を行う固定接触部としてのジ
ャック（ＪＡＣＫ）はジャックこじりによるランド剥が
れ防止のため、従来図８に示すようにフレキシブルプリ
ント基板を介してプリント基板に取り付けられていた。
すなわち、ジャック取付け機構における図８の上面図
（ａ）、その正面図（ｂ）、その側面図（ｃ）におい
て、ジャック１はフレキシブルプリント基板２に装着さ
れ、フレキシブルプリント基板２はプリント基板３に装
着されたコイル部品４に半田付けによって接続されてい
る。また、ジャック１はプリント基板３に取り付けられ
たホルダ５によってプリント基板３の切欠き部１ａに保
持されている。
ャック（ＪＡＣＫ）はジャックこじりによるランド剥が
れ防止のため、従来図８に示すようにフレキシブルプリ
ント基板を介してプリント基板に取り付けられていた。
すなわち、ジャック取付け機構における図８の上面図
（ａ）、その正面図（ｂ）、その側面図（ｃ）におい
て、ジャック１はフレキシブルプリント基板２に装着さ
れ、フレキシブルプリント基板２はプリント基板３に装
着されたコイル部品４に半田付けによって接続されてい
る。また、ジャック１はプリント基板３に取り付けられ
たホルダ５によってプリント基板３の切欠き部１ａに保
持されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ジャッ
クをプリント基板に直接半田付けせずにフレキシブルプ
リント基板を介して間接的にプリント基板に取り付ける
機構は、フレキシブルプリント基板が別に必要となりコ
ストが上昇した。また、ジャック部はヘッドホン等を抜
き差しする部分なので強度が必要である。しかしなか
ら、上述した従来の機構ではジャックを確実にプリント
基板に固定できない場合があった。
クをプリント基板に直接半田付けせずにフレキシブルプ
リント基板を介して間接的にプリント基板に取り付ける
機構は、フレキシブルプリント基板が別に必要となりコ
ストが上昇した。また、ジャック部はヘッドホン等を抜
き差しする部分なので強度が必要である。しかしなか
ら、上述した従来の機構ではジャックを確実にプリント
基板に固定できない場合があった。
【０００４】上記課題を考慮して本発明は、コストのか
かるフレキシブルプリント基板を用いることなく、電気
部品を補強してプリント基板に堅固に接続する電気部品
の取付け機構を提案することを目的とする。
かるフレキシブルプリント基板を用いることなく、電気
部品を補強してプリント基板に堅固に接続する電気部品
の取付け機構を提案することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項１に係る電気部品の取付け機構は、電気
部品をプリント基板に取り付ける際に、上記電気部品を
メカシャーシにネジ止め補強してなることを特徴とす
る。
本発明の請求項１に係る電気部品の取付け機構は、電気
部品をプリント基板に取り付ける際に、上記電気部品を
メカシャーシにネジ止め補強してなることを特徴とす
る。
【０００６】また、本発明の請求項２に係る電気部品の
取付け機構は請求項１において、上記ネジ止め部の上方
に位置するプリント基板に、開口を設けることを特徴と
する。
取付け機構は請求項１において、上記ネジ止め部の上方
に位置するプリント基板に、開口を設けることを特徴と
する。
【０００７】また、本発明の請求項３に係る電気部品の
取付け機構は請求項１において、上記ネジの頭部に円柱
状長頭部を設けてネジの頭部の周縁部を鍔として用いる
と共に、上記鍔を備えたネジ止め部の上方に位置するプ
リント基板に、上記長頭ネジの円柱状長頭部の径より大
きく上記鍔部の径より小さな径の開口を設け、ネジ止め
時、該開口部位に上記円柱状長頭部を位置せしめるよう
にしてなることを特徴とする。
取付け機構は請求項１において、上記ネジの頭部に円柱
状長頭部を設けてネジの頭部の周縁部を鍔として用いる
と共に、上記鍔を備えたネジ止め部の上方に位置するプ
リント基板に、上記長頭ネジの円柱状長頭部の径より大
きく上記鍔部の径より小さな径の開口を設け、ネジ止め
時、該開口部位に上記円柱状長頭部を位置せしめるよう
にしてなることを特徴とする。
【０００８】
【作用】請求項１〜３に係る本発明によれば、電気部品
１０をネジ１６あるいは１７によりメカシャーシ２０に
ネジ止め補強をしている。そのため、電気部品１０のプ
リント基板３０への取付けがより強固になる。しかも、
コストの高いフレキシブルプリント基板を取付け補強用
に使用する必要がない。
１０をネジ１６あるいは１７によりメカシャーシ２０に
ネジ止め補強をしている。そのため、電気部品１０のプ
リント基板３０への取付けがより強固になる。しかも、
コストの高いフレキシブルプリント基板を取付け補強用
に使用する必要がない。
【０００９】また、請求項２に係る本発明によれば、ネ
ジ止め部上方に位置するプリント基板３０に開口３３
ａ，３３ｂが設けられている。そのため、組み立て完了
後、その開口３３ａ，３３ｂ上方からドライバを差し込
むことによってネジを緩め、電気部品１０及びプリント
基板３０をメカシャーシ２０から容易に取り外すことが
できる。
ジ止め部上方に位置するプリント基板３０に開口３３
ａ，３３ｂが設けられている。そのため、組み立て完了
後、その開口３３ａ，３３ｂ上方からドライバを差し込
むことによってネジを緩め、電気部品１０及びプリント
基板３０をメカシャーシ２０から容易に取り外すことが
できる。
【００１０】また、請求項３に係る本発明によれば、メ
カシャーシ２０にネジ止めする長頭ネジ１７は、ジャッ
ク１０とプリント基板３０との間に位置する円柱状長頭
部１７ａを有している。そのため長頭ネジ１７を緩める
時、緩められたネジ１７はプリント基板３０とジャック
１０とで上下を拘束されることになり、長頭ネジ１７が
メカシャーシ内に落ちることなく紛失のおそれがなくな
る。
カシャーシ２０にネジ止めする長頭ネジ１７は、ジャッ
ク１０とプリント基板３０との間に位置する円柱状長頭
部１７ａを有している。そのため長頭ネジ１７を緩める
時、緩められたネジ１７はプリント基板３０とジャック
１０とで上下を拘束されることになり、長頭ネジ１７が
メカシャーシ内に落ちることなく紛失のおそれがなくな
る。
【００１１】更にまた、ジャック１０のメカシャーシ２
０に対する押えは鍔１７ｂの部分で行われるためネジの
頭部は小さくてもよく、その分プリント基板の開口も小
さくてすむ。
０に対する押えは鍔１７ｂの部分で行われるためネジの
頭部は小さくてもよく、その分プリント基板の開口も小
さくてすむ。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１３】図１は本発明に係る電気部品取付け機構の
第１実施例を示す分解斜視図であり、図２（ａ）及び
（ｂ）はその第１実施例のそれぞれ上面図及び側面図を
示す。
第１実施例を示す分解斜視図であり、図２（ａ）及び
（ｂ）はその第１実施例のそれぞれ上面図及び側面図を
示す。
【００１４】図１及び図２（ａ），（ｂ）に示すよう
に、電気部品としてのジャックを適用した第１実施例
は、補強用突起１１ａ，１１ｂ及び端子１２を設けたジ
ャック１０と、通常の形態のネジ１６を用いてジャック
１０をネジ止めするめたのメカシャーシ２０と、ネジ抜
き用開口３３ａ，３３ｂを設けたプリント基板３０とか
ら主に構成されている。
に、電気部品としてのジャックを適用した第１実施例
は、補強用突起１１ａ，１１ｂ及び端子１２を設けたジ
ャック１０と、通常の形態のネジ１６を用いてジャック
１０をネジ止めするめたのメカシャーシ２０と、ネジ抜
き用開口３３ａ，３３ｂを設けたプリント基板３０とか
ら主に構成されている。
【００１５】補強用突起１１ａ，１１ｂはジャック１０
の１つの側面の両端下部に２個設けられている。また、
補強用突起１１ａ，１１ｂにはネジ１６をフリーに挿入
するためのネジ挿入穴１５ａ，１５ｂが設けられてい
る。ジャック１０の上面には３個の端子１２及び位置決
め用ボス１３が設けられている。補強用突起１１ａ，１
１ｂはそれぞれ反対側面に対角線上に設けることも可能
である。
の１つの側面の両端下部に２個設けられている。また、
補強用突起１１ａ，１１ｂにはネジ１６をフリーに挿入
するためのネジ挿入穴１５ａ，１５ｂが設けられてい
る。ジャック１０の上面には３個の端子１２及び位置決
め用ボス１３が設けられている。補強用突起１１ａ，１
１ｂはそれぞれ反対側面に対角線上に設けることも可能
である。
【００１６】メカシャーシ２０には補強用突起１１ａ，
１１ｂを介してネジ１６をネジ止めするための２個のネ
ジ穴２１ａ，２１ｂが設けられている。
１１ｂを介してネジ１６をネジ止めするための２個のネ
ジ穴２１ａ，２１ｂが設けられている。
【００１７】プリント基板３０には、ジャック１０の位
置決め用ボス１３を貫通させる位置決め用ボス挿入孔３
２と、ジャック１０の３個の端子１２を挿入するための
３個の端子挿入孔３１が設けられており、その挿入孔３
１部で端子１２がプリント基板３０に半田付けされる。
プリント基板３０に設けられたネジ抜き用開口３３ａ，
３３ｂは、補強用突起１１ａ，１１ｂをメカシャーシ２
０にネジ止めしたネジ１６（１個のみ図示）を抜くため
にネジ挿入穴１５ａ，１５ｂ上方に設けた開口である。
ネジ抜き用開口３３ａ，３３ｂの直径は、図３に示すよ
うにネジ１６の頭部１６ａの直径より大きく設計されて
いる。例えば、ネジ１６の頭部の直径を２．６ｍｍとす
れば、ネジ抜き用開口３３ａ，３３ｂは２．６ｍｍ以上
となる。
置決め用ボス１３を貫通させる位置決め用ボス挿入孔３
２と、ジャック１０の３個の端子１２を挿入するための
３個の端子挿入孔３１が設けられており、その挿入孔３
１部で端子１２がプリント基板３０に半田付けされる。
プリント基板３０に設けられたネジ抜き用開口３３ａ，
３３ｂは、補強用突起１１ａ，１１ｂをメカシャーシ２
０にネジ止めしたネジ１６（１個のみ図示）を抜くため
にネジ挿入穴１５ａ，１５ｂ上方に設けた開口である。
ネジ抜き用開口３３ａ，３３ｂの直径は、図３に示すよ
うにネジ１６の頭部１６ａの直径より大きく設計されて
いる。例えば、ネジ１６の頭部の直径を２．６ｍｍとす
れば、ネジ抜き用開口３３ａ，３３ｂは２．６ｍｍ以上
となる。
【００１８】以下、本第１実施例のジャックの取付け方
法を説明する。
法を説明する。
【００１９】まず、メカシャーシ２０上の所定部位にジ
ャック１０を配し、ネジ１６をジャック１０のそれぞれ
補強用突起１１ａ，１１ｂのネジ挿入穴１５ａ，１５ｂ
に通し、更にメカシャーシ２０のネジ穴２１ａ，２１ｂ
で堅固にネジ止めする。
ャック１０を配し、ネジ１６をジャック１０のそれぞれ
補強用突起１１ａ，１１ｂのネジ挿入穴１５ａ，１５ｂ
に通し、更にメカシャーシ２０のネジ穴２１ａ，２１ｂ
で堅固にネジ止めする。
【００２０】次に、ジャック１０の位置決め用ボス１３
に平板なプリント基板３０の位置決め用ボス挿入孔を挿
入してプリント基板３０に対するジャック１０の位置決
めを行う。その際、同時にジャック１０の端子１２をプ
リント基板２０のそれぞれに対応する端子挿入孔３１に
挿入し、端子先端をわずかにプリント基板２０から突出
させる。その後、端子１２とプリント基板３０を半田付
け（半田３６）して接続させる。このようにメカシャー
シ２０全体を補強メンバーとして用いることによってジ
ャック１０をプリント基板３０に対して負担をかけずに
堅固に固定・取付けすることができる。
に平板なプリント基板３０の位置決め用ボス挿入孔を挿
入してプリント基板３０に対するジャック１０の位置決
めを行う。その際、同時にジャック１０の端子１２をプ
リント基板２０のそれぞれに対応する端子挿入孔３１に
挿入し、端子先端をわずかにプリント基板２０から突出
させる。その後、端子１２とプリント基板３０を半田付
け（半田３６）して接続させる。このようにメカシャー
シ２０全体を補強メンバーとして用いることによってジ
ャック１０をプリント基板３０に対して負担をかけずに
堅固に固定・取付けすることができる。
【００２１】また、上述のように組立て完了後、プリン
ト基板３０をメカシャーシ２０から取り外す必要が生じ
た場合はプリント基板３０のネジ抜き用開口３３ａ，３
３ｂからドライバーを差し込み、ネジ１６を緩めてメカ
シャーシ２０との接続を断つ。
ト基板３０をメカシャーシ２０から取り外す必要が生じ
た場合はプリント基板３０のネジ抜き用開口３３ａ，３
３ｂからドライバーを差し込み、ネジ１６を緩めてメカ
シャーシ２０との接続を断つ。
【００２２】図４は本発明に係る電気部品取付け機構の
第２実施例を示す分解斜視図であり、図５（ａ）及び
（ｂ）はその第２実施例のそれぞれ上面図及び側面図を
示す。
第２実施例を示す分解斜視図であり、図５（ａ）及び
（ｂ）はその第２実施例のそれぞれ上面図及び側面図を
示す。
【００２３】図４及び図５（ａ），（ｂ）に示すよう
に、本第２実施例も第１実施例と同様に、電気部品とし
てジャックを適用した例である。この第２実施例の構成
は第１実施例で用いた通常形態のネジ１６のネジ頭部
（本実施例で鍔１７ｂとなる）に更にプリント基板２０
の上面に届く円柱状長頭部１７ａを設けたネジ１７を用
い、且つプリント基板３０上面に円柱状長頭部１７ａを
露出させるための開口３５を設けた以外は第１実施例と
同様である。すなわち、本第２実施例は補強用突起１１
ａ，１１ｂ及び端子１２を設けたジャック１０と、円柱
状長頭部１７ａを設けた長頭ネジ１７を用いてジャック
１０をネジ止めするためのメカシャーシ２０と、ネジ頭
部露出用の開口３５ａ，３５ｂを設けたプリント基板３
０とから主に構成されている。
に、本第２実施例も第１実施例と同様に、電気部品とし
てジャックを適用した例である。この第２実施例の構成
は第１実施例で用いた通常形態のネジ１６のネジ頭部
（本実施例で鍔１７ｂとなる）に更にプリント基板２０
の上面に届く円柱状長頭部１７ａを設けたネジ１７を用
い、且つプリント基板３０上面に円柱状長頭部１７ａを
露出させるための開口３５を設けた以外は第１実施例と
同様である。すなわち、本第２実施例は補強用突起１１
ａ，１１ｂ及び端子１２を設けたジャック１０と、円柱
状長頭部１７ａを設けた長頭ネジ１７を用いてジャック
１０をネジ止めするためのメカシャーシ２０と、ネジ頭
部露出用の開口３５ａ，３５ｂを設けたプリント基板３
０とから主に構成されている。
【００２４】その他の詳細な構成は、第１実施例とほぼ
同様なので説明を省略する。
同様なので説明を省略する。
【００２５】以下、第２実施例のジャック取付け方法を
説明する。
説明する。
【００２６】まず、メカシャーシ２０の所定部位にジャ
ック１０を配し、円柱状長頭部１７ａを設けた長頭ネジ
１７をジャック１０のそれぞれ補強用突起１１ａ，１１
ｂのネジ挿入穴１５ａ，１５ｂに通し、更にメカシャー
シ２０のネジ穴２１ａ，２１ｂで堅固にネジ止めする。
ジャック１０は長頭ネジ１７の鍔１７ｂで押さえられ
る。
ック１０を配し、円柱状長頭部１７ａを設けた長頭ネジ
１７をジャック１０のそれぞれ補強用突起１１ａ，１１
ｂのネジ挿入穴１５ａ，１５ｂに通し、更にメカシャー
シ２０のネジ穴２１ａ，２１ｂで堅固にネジ止めする。
ジャック１０は長頭ネジ１７の鍔１７ｂで押さえられ
る。
【００２７】次に、第１実施例と同様に、プリント基板
３０に対するジャック１０の位置決めを行い、端子１２
とプリント基板３０を半田付け（半田３６）して接続さ
せる。このプリント基板２０とジャック１０の半田付け
完了後は図５（ｂ）に示すように、ジャック１０をメカ
シャーシ２０にネジ止めした長頭ネジ１７はその円柱状
長頭部１７ａの上端面をプリント基板２０のネジ頭部用
開口３５ａの上端面高さと略一致するように露出させ
る。
３０に対するジャック１０の位置決めを行い、端子１２
とプリント基板３０を半田付け（半田３６）して接続さ
せる。このプリント基板２０とジャック１０の半田付け
完了後は図５（ｂ）に示すように、ジャック１０をメカ
シャーシ２０にネジ止めした長頭ネジ１７はその円柱状
長頭部１７ａの上端面をプリント基板２０のネジ頭部用
開口３５ａの上端面高さと略一致するように露出させ
る。
【００２８】このように、メカシャーシ２０全体を補強
メンバーとして用いることによって、ジャック１０をプ
リント基板３０に対して負担をかけずに堅固に固定・取
付けすることができる。
メンバーとして用いることによって、ジャック１０をプ
リント基板３０に対して負担をかけずに堅固に固定・取
付けすることができる。
【００２９】また、上述のように組立て完了後、プリン
ト基板３０をメカシャーシ２０から取り外す必要が生じ
た場合は、プリント基板３０のネジ頭部用開口３５ａに
露出した円柱状長頭部１７ａにドライバを当て長頭ネジ
１７を緩め、例えば図６に示すように鍔１７ｂがプリン
ト基板３０の裏面に当たる位置まで抜かれ、メカシャー
シ２０との接続を断つ。なお、この時ネジ１７の雄ネジ
部がメカシャーシ２０の雌ネジ部から完全に外れていれ
ばよい。この時の円柱状長頭部１７ａ、ネジ頭部用開口
３５ａ、ネジ１７の鍔１７ｂの径の大きさ（それぞれ
Ａ，Ｂ，Ｃとする）は、ネジ１７が開口３５ａから抜け
ないように図７に示すようにＡ＜Ｂ＜Ｃとする。例えば
本実施例では鍔１７ｂの径は開口３５ａよりも１．０ｍ
ｍ程度大きくしている。この状態で長頭ネジ１７はジャ
ック１０とプリント基板３０で上下が拘束される。
ト基板３０をメカシャーシ２０から取り外す必要が生じ
た場合は、プリント基板３０のネジ頭部用開口３５ａに
露出した円柱状長頭部１７ａにドライバを当て長頭ネジ
１７を緩め、例えば図６に示すように鍔１７ｂがプリン
ト基板３０の裏面に当たる位置まで抜かれ、メカシャー
シ２０との接続を断つ。なお、この時ネジ１７の雄ネジ
部がメカシャーシ２０の雌ネジ部から完全に外れていれ
ばよい。この時の円柱状長頭部１７ａ、ネジ頭部用開口
３５ａ、ネジ１７の鍔１７ｂの径の大きさ（それぞれ
Ａ，Ｂ，Ｃとする）は、ネジ１７が開口３５ａから抜け
ないように図７に示すようにＡ＜Ｂ＜Ｃとする。例えば
本実施例では鍔１７ｂの径は開口３５ａよりも１．０ｍ
ｍ程度大きくしている。この状態で長頭ネジ１７はジャ
ック１０とプリント基板３０で上下が拘束される。
【００３０】円柱状長頭部１７ａを設けた長頭ネジ１７
を用いる本第２実施例の場合、上述したメカシャーシ１
０からのプリント基板３０の取り外しの際に長頭ネジ１
７が紛失されることが無い。
を用いる本第２実施例の場合、上述したメカシャーシ１
０からのプリント基板３０の取り外しの際に長頭ネジ１
７が紛失されることが無い。
【００３１】本発明は上記実施例の他、ＤＣ供給用ジャ
ック、ＭＩＣジャック、電源装置用ジャック（端子部）
などに適用できるし、さらに基板間にディスクリート部
品が取り付けられている場合などのスペーサや、ＦＬ等
の表示装置を基板とパネル面に取り付ける場合等にも有
効に利用することができる。
ック、ＭＩＣジャック、電源装置用ジャック（端子部）
などに適用できるし、さらに基板間にディスクリート部
品が取り付けられている場合などのスペーサや、ＦＬ等
の表示装置を基板とパネル面に取り付ける場合等にも有
効に利用することができる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ジ
ャック等の電気部品がメカシャーシにネジ止め補強され
た状態でプリント基板に取り付けられるため、電気部品
がプリント基板に堅固に取り付けられる。
ャック等の電気部品がメカシャーシにネジ止め補強され
た状態でプリント基板に取り付けられるため、電気部品
がプリント基板に堅固に取り付けられる。
【００３３】また、本発明ではプレキシブルプリント基
板を用いる必要がないため、コスト的に安くなる。
板を用いる必要がないため、コスト的に安くなる。
【図１】本発明に係る電気部品取付け機構の第１実施例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図２】本発明の第１実施例を説明するための図であ
る。
る。
【図３】本発明に係るネジ頭部とネジ抜き用開口の大き
さを示す図である。
さを示す図である。
【図４】本発明に係る電気部品取付け機構の第２実施例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図５】本発明の第２実施例を説明するための図であ
る。
る。
【図６】図５のネジをメカシャーシから抜いた時の図で
ある。
ある。
【図７】本発明に係る長頭ネジの鍔、円柱状頭部、ネジ
頭部用開口のそれぞれの大きさを示す図である。
頭部用開口のそれぞれの大きさを示す図である。
【図８】従来のジャックの取付け機構を示す図である。
１，１０ ジャック ２ フレキシブルプリント基板 ３，３０ プリント基板 ４ コイル ５ ホルダ １１ａ，１１ｂ 補強用突起 １２ 端子 １３ 位置決め用ボス １５ａ，１５ｂ ネジ挿入穴 １６ ネジ １６ａ 頭部 １７ 長頭ネジ １７ａ 円柱状長頭部 １７ｂ 鍔 ２０ メカシャーシ ２１ａ，２１ｂ ネジ穴 ３１ 端子挿入孔 ３３ａ，３３ｂ ネジ抜き用開口 ３５ａ，３５ｂ ネジ頭部用開口 ３６ 半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｋ 7/14 Ａ 7301−4Ｅ
Claims (3)
- 【請求項１】 電気部品をプリント基板に取り付ける際
に、上記電気部品をメカシャーシにネジ止め補強してな
ることを特徴とする電気部品の取付け機構。 - 【請求項２】 上記ネジ止め部の上方に位置するプリン
ト基板に、開口を設けることを特徴とする請求項１記載
の電気部品の取付け機構。 - 【請求項３】 上記ネジの頭部に円柱状長頭部を設けて
ネジの頭部の周縁部を鍔として用いると共に、上記鍔を
備えたネジ止め部の上方に位置するプリント基板に、上
記長頭ネジの円柱状長頭部の径より大きく上記鍔部の径
より小さな径の開口を設け、ネジ止め時、該開口部位に
上記円柱状長頭部を位置せしめるようにしてなることを
特徴とする請求項１記載の電気部品の取付け機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6059437A JPH07272782A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電気部品の取付け機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6059437A JPH07272782A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電気部品の取付け機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272782A true JPH07272782A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13113262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6059437A Pending JPH07272782A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電気部品の取付け機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272782A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013065435A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Yamaha Corp | 端子部材及び電子機器 |
| US9912108B2 (en) | 2015-06-15 | 2018-03-06 | Tyco Electronics Japan G.K. | Electrical connector |
| CN111375534A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 豪雅冠得光电子株式会社 | 电路基板支撑构造、以及具有其的光照射装置 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP6059437A patent/JPH07272782A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013065435A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Yamaha Corp | 端子部材及び電子機器 |
| US9912108B2 (en) | 2015-06-15 | 2018-03-06 | Tyco Electronics Japan G.K. | Electrical connector |
| CN111375534A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 豪雅冠得光电子株式会社 | 电路基板支撑构造、以及具有其的光照射装置 |
| TWI829801B (zh) * | 2018-12-29 | 2024-01-21 | 日商Ｈｏｙａ股份有限公司 | 電路基板支撐構造、以及具有其的光照射裝置 |
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