JPH072432A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH072432A
JPH072432A JP6104921A JP10492194A JPH072432A JP H072432 A JPH072432 A JP H072432A JP 6104921 A JP6104921 A JP 6104921A JP 10492194 A JP10492194 A JP 10492194A JP H072432 A JPH072432 A JP H072432A
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JP
Japan
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sheet material
image
image forming
forming apparatus
intermediate tray
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Pending
Application number
JP6104921A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kashiwabara
昭弘 柏原
Mitsuhiro Mukasa
充浩 武笠
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH072432A publication Critical patent/JPH072432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚の片面原稿を複数枚のシート材に両面
複写時において、中間トレイから再給送されたシート材
にジャムが生じた場合、ジャムを起こしていないシート
材を中間トレイにセットして使用できるようにする。 【構成】 中間トレイ55から送り出されたシート材を
再び中間トレイ55に戻す循環パス64Aと、同循環パ
ス64Aを通過するシート材を計数するカウントセンサ
64Bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機.プリンタ.フ
ァクシミリ等の中間トレイを備える画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機.プリンタ.ファクシミリ等の画
像形成装置には、1枚のシート材の表裏両面に画像形成
を行う両面画像形成を可能とするものがある。画像形成
装置には、また、1枚のシート材の同一面に重ねて画像
形成を行う多重画像形成を可能とするものもあるが、こ
こでは、以下両面画像形成を例にして説明する。
【0003】図3に、両面画像形成を可能とする従来例
の画像形成装置(複写機)の全体構成を示す。
【0004】本画像形成装置においては、画像形成装置
本体1の上部に備えた自動原稿送り装置2を用いて原稿
(不図示)を順次プラテンガラス3上の所定位置にセッ
トする。このプラテンガラス3上にセットされた原稿を
光学系4がスキャンして時計方向に回転している感光ド
ラム5上に露光する。感光ドラム5上に形成された静電
潜像は現像器6から供給されるトナーによって顕画化
(トナー画像)される。
【0005】また、本画像形成装置においては、複数の
給紙部(給紙カセット、給紙デッキ)7、8、9に積載
されたシート材Sのうちの何れかのシート材Sが順次感
光ドラム5へ給送される。感光ドラム5へ給送されたシ
ート材Sには、転写帯電器10によって感光ドラム5上
のトナー画像が転写される。
【0006】トナー画像の転写を終えたシート材Sは、
搬送コンベア11によって定着器12へ送られ、同定着
器12によりトナー画像の定着処理が行われる。
【0007】このトナー画像の定着処理を終えるとシー
ト材Sの片面複写を終えるが、両面複写の場合には引き
続いてシート材Sの他面への複写を行うので、シート材
Sを機外へ排紙せずに、画像形成装置本体1内の中間ト
レイ13内に一旦積載収納して置く。
【0008】すなわち、両面複写の場合、定着器12に
よりトナー画像の定着処理を終えたシート材Sは、想像
線図示の位置に切り換えられている反転フラッパ14に
よって反転パス15へ導かれ、矢印aの方向に搬送され
た後、矢印bの方向に戻されて中間トレイ排出パス16
に導かれ、排出ローラ対17又は18によって中間トレ
イ13上へ排出される。
【0009】このようにして、第1面へのトナー画像の
転写を終えたシート材Sは、順次中間トレイ13上に第
1面を上にして積載収納される。
【0010】第2面への複写動作が開始されると、中間
トレイ13上に積載収納されたシート材Sが給紙ローラ
19によって最下紙から順次送り出される。そして、給
紙ローラ19によって送り出されたシート材Sは、分離
ローラ対20によって最下紙と他のシート材が分離さ
れ、最下紙のみが感光ドラム5へ給送される。感光ドラ
ム5へ給送されたシート材Sの第2面には、転写帯電器
10によって感光ドラム5上のトナー画像が転写され
る。
【0011】第2面へのトナー画像の転写を終えたシー
ト材Sは、搬送コンベア11によって定着器12へ送ら
れ、同定着器12によりトナー画像の定着処理が行われ
る。
【0012】このトナー画像の定着処理を終えるとシー
ト材Sは両面複写を終えることになり、内排紙ローラ対
21と外排紙ローラ対22によって順次機外の排紙トレ
イ23上へ排紙される。
【0013】次に、本画像形成装置における両面複写の
具体的な動作例として、複数枚の片面原稿を複数枚のシ
ート材Sに両面複写する場合の動作を、図4を参照して
説明する。なお、ここでは、4枚の片面原稿を2枚のシ
ート材Sに両面複写する。先ず、自動原稿送り装置2の
原稿台2A上に所定の片面原稿4枚を上から第1原稿P
1、第2原稿P2、第3原稿P3、第4原稿P4の順に
重ねてセットする。そして、この状態において、複写ス
タートキーをオンにする(図4(a))。
【0014】複写スタート信号が入力すると、自動原稿
送り装置2は最下位の第4原稿P4をプラテンガラス3
上の所定位置にセットする。そして、この第4原稿P4
を光学系4がスキャンする。一方、給紙部7、8、9の
うちの何れかから第1のシート材S1が感光ドラム5へ
給送され、この第1のシート材S1の第1面に感光ドラ
ム5上のトナー画像(第4原稿P4の画像)が転写され
る(図4(b))。
【0015】続いて、自動原稿送り装置2は第3原稿P
3をスキップ動作させ、プラテンガラス3上を通過させ
る(図4(c))。
【0016】続いて、自動原稿送り装置2は第2原稿P
2をプラテンガラス3上の所定位置にセットする。そし
て、この第2原稿P2を光学系4がスキャンする。一
方、第2のシート材S2が感光ドラム5へ給送され、こ
の第2のシート材S2の第1面に感光ドラム5上のトナ
ー画像(第2原稿P2の画像)が転写される(図4
(d))。
【0017】続いて、自動原稿送り装置2は第1原稿P
1をスキップ動作させ、プラテンガラス3上を通過させ
る。一方、第1面へのトナー画像の転写を終えた第1の
シート材S1及び第2のシート材S2は順次中間トレイ
13内に積載収納される。(図4(e))。
【0018】続いて、自動原稿送り装置2は第4原稿P
4をスキップ動作させ、プラテンガラス3上を通過させ
る(図4(f))。
【0019】続いて、自動原稿送り装置2は第3原稿P
3をプラテンガラス3上の所定位置にセットする。そし
て、この第3原稿P3を光学系4がスキャンする。一
方、中間トレイ13から第1のシート材S1が感光ドラ
ム5へ給送され、この第1のシート材S1の第2面に感
光ドラム5上のトナー画像(第3原稿P3の画像)が転
写される(図4(g))。
【0020】続いて、自動原稿送り装置2は第2原稿P
2をスキップ動作させ、プラテンガラス3上を通過させ
る(図4(h))。
【0021】続いて、自動原稿送り装置2は第1原稿P
1をプラテンガラス3上の所定位置にセットする。そし
て、この第1原稿P1を光学系4がスキャンする。一
方、中間トレイ13から第2のシート材S2が感光ドラ
ム5へ給送され、この第2のシート材S2の第2面に感
光ドラム5上のトナー画像(第1原稿P1の画像)が転
写される(図4(i))。
【0022】続いて、第2面へのトナー画像の転写を終
えた第1のシート材S1及び第2のシート材S2を順次
機外の排紙トレイ23上へ排紙して、所定の両面複写動
作を終了する。(図4(j))。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の両面
複写を行う場合、中間トレイ13内に一時的に積載収納
されたシート材S1、S2は、第1面への複写工程での
コロナチャージに起因する静電吸着力が働いて互いに吸
着状態になっていることが多い。従って、中間トレイ1
3内のシート材S1、S2を再給送する時、しばしば重
送し、ジャムが生じる。また、第1面の複写を終えたシ
ート材は定着処理の影響でカールしている場合があり、
この場合にもしばしばジャムが生じる。
【0024】このような場合、シャムで使用できなくな
ったシート材を搬送路から除去しても、中間トレイ13
内に残ったシート材は捨てずにそのまま使用できること
が望ましい。
【0025】しかし、中間トレイ13内に、残ったシー
ト材は途中ページが欠落し、原稿とのページ順の対応も
狂ってしまっている。
【0026】ところが、上記従来例の画像形成装置にお
いては、中間トレイ13内に欠落した途中ページのシー
ト材を補充し、かつ、原稿とのページ順を対応させる手
立てはなかった。
【0027】従って、上記従来例の画像形成装置におい
ては、複数枚の片面原稿を複数枚のシート材に両面複写
時において、中間トレイ13内から再給送されたシート
材にジャムが生じた場合、ジャムを起こしていないシー
ト材を中間トレイ13内にセットして使用することはで
きず、破棄しなければならなかった。
【0028】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、複数枚の原稿を複数枚のシート材に両
面又は多重複写時において、中間トレイ内から再給送さ
れたシート材にジャムが生じた場合、ジャムを起こして
いないシート材を中間トレイ内にセットして使用するこ
とができるようにした画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成を終
えたシート材を再度の画像形成のために中間トレイ(5
5)に一旦収納し、前記中間トレイ(55)に収納され
たシート材を画像形成部(34)へ再給送することによ
り、1枚のシート材に複数回の画像形成を行なう画像形
成装置に係わる。
【0030】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記中間トレイ(55)に収納されたシート材を計
数する計数手段(64)を有することを特徴とする。
【0031】また、前記計数手段(64)は、前記中間
トレイ(55)から送り出されたシート材を再び前記中
間トレイ(55)に戻す循環パス(64A)と、前記循
環パス(64A)を通過するシート材を計数するカウン
タ(64B)とを有することを特徴とする。
【0032】
【作用】上記構成とした本発明の画像形成装置によれ
ば、中間トレイ(55)から再給送されたシート材にジ
ャムが生じた時、ジャムを起こしていないシート材を中
間トレイ(55)にセットした後、これら中間トレイ
(55)内の全シート材を循環パス(64A)を介して
一巡させると、中間トレイ(55)内にセットされてい
るシート材の枚数がカウンタ(64B)によって計数さ
れる。
【0033】従って、画像形成装置の制御部(70)
は、カウンタ(64B)が計数した計数値からジャムを
起こしたシート材の枚数を判断することができる。
【0034】これにより、ジャムを起こした分のシート
材に対して再度第1面への画像形成を行って中間トレイ
(55)内に積載収納することができるので、ジャムを
起こしていないシート材を中間トレイ(55)内にセッ
トして使用することが可能となる。
【0035】また、中間トレイ(55)内のシート材を
最下紙から順次送り出す方式の場合、ジャムを起こして
いないシート材の上に排出されたジャムを起こした分の
シート材は、ジャムを起こしていないシート材を再度循
環パス(64A)を介して一巡させることにより、ジャ
ムを起こしていないシート材の下側に積載順序を変える
ことができる。
【0036】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、本発明の構成を何等限定するも
のではない。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0038】〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係
る画像形成装置(複写機)の全体構成を示す。
【0039】本画像形成装置においては、画像形成装置
本体30の上部に備えた自動原稿送り装置31を用いて
原稿(不図示)を順次プラテンガラス32上の所定位置
にセットする。このプラテンガラス32上にセットされ
た原稿を光学系33がスキャンして時計方向に回転して
いる感光ドラム34上に露光する。感光ドラム34上に
形成された静電潜像は現像器35から供給されるトナー
によって顕画化(トナー画像)される。
【0040】また、本画像形成装置においては、画像形
成装置本体30内の下部に複数段の給紙カセット(フロ
ントローディングカセット)36A、36B、36C、
36Dを備えており、これらの給紙カセット36A、3
6B、36C、36Dに積載収納されているシート材
(不図示)のうちの何れかのシート材が選択的に使用さ
れる。
【0041】給紙カセット36A、36B、36C、3
6D内のシート材は、給紙ローラ37によって最上紙か
ら順次送り出される。そして、給紙ローラ37によって
送り出されたシート材は分離ローラ対38によって最上
紙と他のシート材が分離され、最上紙のみが給送され
る。
【0042】給紙カセット36A、36B、36C、3
6Dから給送されたシート材は、搬送ローラ対39、4
0、41、42、43によって回転停止しているレジス
トローラ対44へ搬送され、同レジストローラ対44に
より斜行状態が矯正される。
【0043】レジストローラ対44において斜行状態を
矯正されたシート材は、時計方向に回転する感光ドラム
34上のトナー画像とのタイミングをとって回転を開始
するレジストローラ対44により、感光ドラム34と転
写帯電器45との間の転写部へ送られ、ここで転写帯電
器45により感光ドラム34上のトナー画像が転写され
る。
【0044】トナー画像の転写を終えたシート材は、搬
送コンベヤ46によって定着器47へ送られ、ここで、
転写されたトナー画像がシート面に定着される。
【0045】トナー画像の定着処理を終えたシート材
は、内排紙ローラ対48と外排紙ローラ対49とによっ
て機外の排紙トレイ50上へ排紙される。このとき、内
排紙ローラ対48と外排紙ローラ対49の間に設置され
ている反転フラッパ51は、51aの位置に切り換えら
れている。
【0046】両面複写モードの場合には、トナー画像の
定着処理を終えたシート材は、51bの位置に切り換え
られている反転フラッパ51によって反転パス52へ導
かれ、同反転パス52を通って中間トレイ55上へ排出
される。この場合、反転パス52へ導かれたシート材
は、反転ローラ対53によって搬送され、かつ、排出ロ
ーラ対54によって排出される。
【0047】中間トレイ55上へ排出されたシート材が
例えばA4サイズ等の小サイズシート材の場合、中間ト
レイ55上に矢印A、B方向にスライド可能に設置され
ている後端規制板56が、所定枚数のシート材排出後、
X1位置からX2位置へ移動して小サイズシート材の後
端位置を規制する。このとき、小サイズシート材の先端
は後述する給紙ローラ60の下流に位置する。
【0048】また、中間トレイ55上へ排出されたシー
ト材が例えばA3サイズ等の大サイズシート材の場合、
後端規制板56はX1位置にて大サイズシート材の後端
位置を規制する。このとき、大サイズシート材の先端は
給紙ローラ60の下流に位置する。
【0049】後端規制板56は、モータ57によって回
転するタイミングベルト58に固着されており、モータ
57を正逆転させると、中間トレイ55上を矢印A、B
方向にスライドするようになっている。
【0050】第1面への複写を終えた所定枚数のシート
材が中間トレイ55上に積載収納されると再給紙態勢と
なる。この時、支軸59Aを回転中心として上方に回転
し退避していた補助ローラ59が所定位置まで降下し、
中間トレイ55上のシート材を給紙ローラ60に対応す
る位置で押圧する。
【0051】中間トレイ55上に積載収納されたシート
材は、給紙ローラ60によって最下紙から順次送り出さ
れる。そして、給紙ローラ60によって送り出されたシ
ート材は、分離ベルト61と送りローラ62の間に送ら
れ、ここで最下紙と他のシート材の分離がなされて、最
下紙のみが下流へ給送される。
【0052】送りローラ62の下流に設けられたフラッ
パ67に分岐された再給送パス63が設けられていて、
その下流端はカセットからの搬送パス44aに合流部6
3bにおいて合流している。再給紙されるシート材は、
再給送パス63に設けられた複数の搬送ローラ対63a
によって搬送される。
【0053】中間トレイ55内から給送されたシート材
は、再給送パス63を通って回転停止しているレジスト
ローラ対44へ搬送され、同レジストローラ対44によ
り斜行状態が矯正される。
【0054】レジストローラ対44において斜行状態を
矯正されたシート材は、この後、上述の第1面へのトナ
ー画像の転写の場合と同じ手順で第2面へのトナー画像
の転写、及び定着処理が行われて両面複写を終了し、内
排紙ローラ対48と外排紙ローラ対49によって機外の
排紙トレイ50上へ排紙される。
【0055】本画像形成装置において、複数枚の片面原
稿を複数枚のシート材に両面複写する場合の自動原稿送
り装置31の原稿送り動作とシート材の流れは、上記従
来例の画像形成装置の場合と同様に行われる。
【0056】本画像形成装置においては、複数枚の片面
原稿を複数枚のシート材に両面複写時において、中間ト
レイ55から再給送されたシート材にジャムが生じた場
合の対策として、中間トレイ55内から送り出されたシ
ート材を再び中間トレイ55内に戻す循環パス64A
と、同循環パス64Aを通過するシート材を計数するカ
ウントセンサ64Bとを設けている。循環パス64A
は、フラッパ67により分岐し反転パス52に合流して
いて、その範囲はフラッパ67部から排出ローラ対54
部までである。なお、循環パス64Aとカウントセンサ
64Bとで計数手段64を構成している。
【0057】今、中間トレイ55から再給送されたシー
ト材にジャムが生じた場合、まず、感光ドラム34によ
る転写の行なわれていないシート材であって搬送パス4
4aまたは再給送パス63に滞留しており、かつ、ジャ
ムを起こしたシート材(パスからシート材を取り除くと
きにシート材を破いたり折ったりした場合は、そのシー
ト材よりも上流側のシート材)を順番が狂わないように
中間トレイ55に戻す。続いて中間トレイ55内の全シ
ート材を送り出して循環パス64を介して一巡させるよ
うにする。この場合、フラッパ67を図示の位置から切
り換える。このようにすると、中間トレイ55内にセッ
トされたジャムを起こしていないシート材の枚数がカウ
ントセンサ65によって計数されることになる。
【0058】中間トレイ55には、同中間トレイ55に
セットされたシート材がすべて1度ずつ送り出されて循
環パス64Aを通って中間トレイ55に戻ってきたこと
を検知する一巡センサ81が設けられている。これは2
重カウントを防止するためである。
【0059】従って、画像形成装置の制御部70は、カ
ウントセンサ65が計数した計数値から、ページの小さ
い方から数えて何枚のシート材が第1面の複写が済んで
いるのかを算出することが可能となる。
【0060】なお、本画像形成装置において、中間トレ
イ55、給紙ローラ60、分離ベルト61、送りローラ
62、レール66A,66B間の再給送パス63、フラ
ッパ67、排出ローラ54間の循環パス64Aはユニッ
ト化(中間トレイユニット)されており、アキュライド
レール66A、66B上を移動して、画像形成装置本体
30の前面側に引き出せるようになっている。
【0061】従って、中間トレイ55から再給送された
シート材にジャムが生じた場合には、画像形成装置本体
30の前面側カバー(不図示)が開かれて、中間トレイ
ユニットを引き出した状態でジャムを起こしたシート材
が取り除かれる。
【0062】次に、中間トレイ55から再給送されたシ
ート材にジャムが生じた場合の制御部70の動作につい
て説明する。
【0063】ジャムが生じた場合、先ず、ジャムを起こ
したシート材が取り除かれ、それより上流側で転写され
ていないシート材が中間トレイ55内にセットされる。
そして、中間トレイユニットは画像形成装置本体30内
の所定位置へ収納され、前面側カバーが閉じられる。
【0064】制御部70は、前面側カバーが閉じられた
ことを検知する検知手段71からの検知信号が入力する
と、中間トレイ55内の重送しなかったシート材を送り
出して循環パス64Aを介して一巡させて、重送しなか
ったシート材の枚数(中間トレイ残留枚数)を計数す
る。そして、これによってカウントセンサ64Bが計数
した計数値から取り除いたシート材の枚数をジャム枚数
判断手段72により算出する。これを式で表わすと、
(コピー指定枚数)−{(コピー完了枚数)+(中間ト
レイ残留枚数)}=取り除いたシート材の枚数になる。
【0065】なお、コピー完了枚数とは、第1面、第2
面ともに画像形成され、定着器47で定着され、排紙ト
レイ50上に排紙されたシート材の枚数であり、外排紙
センサ87によって検知されたシート材の枚数である。
【0066】また、本実施例の画像形成装置の搬送パス
44a、再給送パス63には、シート材の有無を検知す
るシート材検知センサ81,82,83,84,85,
86が設置され、これらの各シート材検知センサからの
信号に基づいてシート材がジャム状態になったか否かを
制御部70が判断するようになっている。
【0067】すなわち、所定のシート材検知センサがシ
ート材の給送開始後、又はその上流側のシート材検知セ
ンサをシート材が通過後、シート材が所定のシート材検
知センサに到達するのに充分な時間が経過しても所定の
シート材検知センサがシート材を検知しない場合は、制
御部70は、シート材はジャムを起こしたと判断する。
【0068】また、シート材搬送中において、所定のシ
ート材検知センサがシート材を検知してから同シート材
検知センサをシート材が通過するに充分な時間が経過し
てもなお所定のシート材検知センサがシート材を検知し
ている場合にも、制御部70は、シート材がジャムを起
こしたと判断する。
【0069】制御部70は次に、取り除いた枚数分のシ
ート材をカセットから給紙してこれに対して再度第1面
への複写(ジャム紙と同一の像)を行い、中間トレイ5
5内へ排出し、中間トレイ内に残留しているシート材の
上に積載する。このとき、自動原稿送り装置31はスキ
ップを繰り返してジャム紙の第1面と同じ画像の原稿を
プラテンガラス32上に送る。
【0070】続いて、中間トレイ55内にセットされて
いるシート材のうち、中間トレイ55内に残留していた
枚数の分だけを再度送り出し、循環パス64Aを介して
一巡させて中間トレイ55へ戻してカウントセンサ64
Bで計数する。
【0071】ここまでの動作で、中間トレイ55内に
は、取り除いた枚数分の新たに補充されたシート材と、
中間トレイ残留シート材が下から順に積載されてジャム
リカバーされた状態となる。
【0072】次に、不図示の複写スタートボタンの操作
により、中間トレイ55内のシート材を順次再給送し
て、第2面への複写を行う。
【0073】なお、シート材が循環パス64Aを介して
一巡したときも、シート材が小サイズシート材の場合に
は、後端規制板56がX1位置からX2位置へ移動し
て、小サイズシート材の後端を規制する。
【0074】上記動作は自動的にシーケンスが進んだ
が、操作者がメッセ−ジに基づいて操作ボタンを押す毎
にシ−ケンスが進むようにしてもよい。例えば、「ボタ
ンを押して下さい。枚数をカウントします。」「ボタン
を押して下さい。ジャムしたシート材を補充します。」
「ボタンを押して下さい。リカバーします。」次に、本
画像形成装置により、20枚の片面原稿から10枚のシ
ート材に両面複写する場合について説明する。
【0075】ページ順に揃えた20枚の原稿を画像面を
上にして自動原稿送り装置31のトレイ31A上にセッ
トする。次に、「片面原稿→両面複写」のモードを設定
してコピーボタンを押す。
【0076】このようにすると、自動原稿送り装置31
は最下位にある第20原稿P20を矢印F、Gの方向に
送り出し、プラテンガラス32上の所定位置にセットす
る。そして、この第20原稿P20は光学系33によっ
て露光される。
【0077】一方、給紙カセット36A,36B,36
C,36dのいずれかより、例えば、給紙カセット36
Aより給送されたシート材S10はレジストローラ対4
4によって斜行矯正され、感光ドラム34に形成された
第20原稿P20のトナー像にタイミングを合わせて送
られる。
【0078】トナー像を転写されたシート材S10は定
着器47による定着後、反転フラッパ51によって反転
パス52へ導かれ、中間トレイ55上へ排紙される。
【0079】第20原稿P20は自動原稿送り装置31
によって矢印H,Iの方向に送られ、トレイ31Aに積
載された原稿の上に排出される。
【0080】次の第19原稿P19は同様にプラテンガ
ラス32上に送られるがスキップされ、露光されずにト
レイ31A上に排出される。
【0081】第18原稿P18は第20原稿P20と同
様に露光され、その画像はシート材S9に複写され、シ
ート材S9は中間トレイ55に排出される。
【0082】以後、第17原稿P17から第1原稿P1
までの奇数原稿はスキップされてトレイ31Aに排出さ
れ、第16原稿P16から第2原稿P2までの偶数原稿
はプラテンガラス32上で露光されてからトレイ31A
に排出される。これら偶数原稿の画像はシート材S8〜
S1に複写され、シート材S8〜S1は中間トレイ55
に排出積載される。
【0083】次に、自動原稿送り装置31は、トレイ3
1A上に元通りの順に積載された原稿を最下位の第20
原稿P20から順にプラテンガラス32上に送り出す。
今度は逆に偶数原稿をスキップしてトレイ31Aに排出
し、奇数原稿は露光後にトレイ31Aに排出する。
【0084】中間トレイ55に積載されていたシート材
は給紙ローラ60によって下から順にS10,S9…S
1と送り出され、再給送パス63、搬送パス44aを通
り、レジストローラ対44によってタイミングを調整さ
れて転写部へ送られる。
【0085】偶数原稿P20,P18,P16…P2の
トナー画像が感光ドラム34上に順次形成され、転写部
へ送られたシート材S10,S9…S1に順次転写をす
る。
【0086】このようにして、一方の面に偶数原稿P2
0,P18,P16…P2の画像が形成され、中間トレ
イ55から再給送されたシート材S10,S9…S1の
他方の面に奇数原稿P19,P17,P15…P1の画
像が順次転写され、定着器47によって定着される。
【0087】この時、フラッパ51はシート材を内排紙
ローラ対48から外排紙ローラ対49へ導く位置51a
にあるので、シート材は定着後、内外排紙ローラ対4
8,49によって排紙トレイ50上に排紙される。
【0088】このようにして、両面複写が完了する。
【0089】次に、中間トレイ55から送り出されたシ
ート材S7がセンサ87によって所定のタイミングで検
知されず、制御部70がジャム発生と判断した場合につ
いて説明する。
【0090】ジャム発生と判断すると制御部70は複写
プロセス及びシート材搬送を直ちに停止し表示部によっ
てジャム発生の旨を表示する。
【0091】オペレータは画像形成装置本体30の前面
側カバーを開きジャムを起こしたシート材S7を取り除
く。この場合、ジャムを起こしたシート材S7は定着ロ
ーラ対47の前後で詰まっているので、まずそのシート
材S7を取り除く。その上流側では、搬送コンベヤ46
上にシート材S6が停止しており、レジストローラ対4
4の上流側にシート材S5が停止しており、再給送パス
63にシート材S4,S3がそれぞれ停止している。
【0092】ジャム原因となったシート材S7は多数の
皺や折れが発生しているので、再利用できない。また、
搬送コンベヤ46上のシート材S6には未定着のトナー
画像が形成されており、これも利用できない。よって、
シート材S7,S6は廃棄する。
【0093】残りのシート材S5,S4,S3は元の順
に下からS5,S4,S3…S1となるように中間トレ
イ55に戻す。このとき、シート材S5,S4,S3は
中間トレイ55に残っていたシート材の下に置くことに
なる。
【0094】そして、前面側カバーを閉じると、表示部
に「ボタンを押して下さい。リカバリーします。」と表
示される。これにより、オペレータがボタンを押すと、
中間トレイ55内の全シート材が給紙ローラ60によっ
て順次送り出される。
【0095】送り出されたシート材は、移動したフラッ
パ67によって循環パス64Aへ導かれ、再度中間トレ
イ55に戻される。このとき、カウントセンサ64Bが
シート材が通過する毎に信号を発し、その信号を計数す
ることによって制御部70は中間トレイ55内のシート
材を計数する。
【0096】一巡センサ81によってすべてのシート材
が1度ずつカウントされると、計数は終了する。この場
合、中間トレイ55内には、S5〜S1の5枚のシート
材が載置されている。また、シート材S10,S9,S
8はそれぞれ原稿P20,P19,P18,P17,P
16,P15の画像が両面に複写されて排紙トレイ50
上に排紙されている。
【0097】センサ87が排紙されたシート材を検知
し、これを制御部70はカウントし、その数値をメモリ
に記憶している。制御部70は、メモリの排紙済みシー
ト材の数(コピー完了枚数n1 )と中間トレイ55内の
シート材の数(中間トレイ残留枚数n2 )、及び原稿枚
数より算出される全コピー完了のために必要なシート材
の数(コピー枚数N)から取り除かれたシート材を割り
出す。
【0098】両面コピーの場合、Nは原稿の全ページの
1/2である。この場合、(コピー枚数N)−(コピー
完了枚数n1 )−(中間トレイ残留枚数n2 )=10−
3−5=2となり、取り除かれたシート材は2枚であ
る。
【0099】また、中間トレイ55には、S5〜S1の
シート材が残っていることも認識しているので、制御部
70はS6,S7のシート材が取り除かれたと判断する
ことができる。
【0100】次に、第1面に原稿P14,P12の画像
が複写されたシート材S7,S6を、取り除かれたシー
ト材S7,S6の代りに中間トレイ55に補充する。
【0101】まず、原稿自動送り装置31によって原稿
を順次スキップし、第14原稿P14をプラテンガラス
32上にセットする。そして、給紙カセット36Aから
給紙ローラ37によって送り出されたシート材S7に第
14原稿P14の画像を形成して中間トレイ55に排出
する。
【0102】同様にして第12原稿P12をプラテンガ
ラス32上にセットし、給紙カセット36Aより送りさ
れたシート材S6に第12原稿P12の画像を形成して
中間トレイ55に排出する。
【0103】次に、中間トレイ55内のシート材の積載
順序を元に戻す。すなわち、新たに補充したシート材S
7,S6が最も下に位置するように上記計数した中間ト
レイ残留枚数(5枚)分だけシート材を中間トレイ55
より給紙ローラ60によって送り出す。
【0104】送り出されたシート材はフラッパ67によ
って循環パス64Aへ導かれ、再度中間トレイ55に戻
される。その結果、シート材は下からS7,S6,S
5,S4…S1の順に積載されたことになる。
【0105】次に、給紙ローラ60によってシート材を
下から順次送り出す。送り出されたシート材は、元の位
置に移動したフラッパ67によって再給送パス63へ導
かれ、転写部まで搬送される。
【0106】一方、原稿自動送り装置31はスキップを
繰り返し、シート材S7の第2面に複写する第13原稿
P13をプラテンガラス32上にセットする。そして、
第13原稿P13は光学系33によって露光され、シー
ト材S7の第2面に複写される。
【0107】続いて、原稿P11,P9,P7…P1が
シート材S6,S5,S4…S1の第2面に複写され、
複写動作は完了する。 〈実施例2〉図2は本発明の実施例2に係る画像形成装
置(複写機)の全体構成を示す。
【0108】なお、本画像形成装置を説明するに当た
り、上記実施例1の画像形成装置と同一の部材等には同
一符号を付すと共に、構成的、かつ、機能的に変わらな
いものについては、その説明を省略する。
【0109】本画像形成装置においては、再給送パス6
3とレジストローラ対44の間に、中間トレイ55から
送り出されたシート材を再び中間トレイ55に戻す循環
パス68Aを設けている。従って、中間トレイ55から
送り出されたシート材は、再給送パス63を通過した
後、循環パス68Aを介して一巡するようになる。
【0110】そして、循環パス68Aを通過するシート
材はカウントセンサ68Bにより計数される。なお、循
環パス68Aとカウントセンサ68Bとで計数手段68
を構成している。
【0111】循環パス68Aから中間トレイ55に戻さ
れたシート材が小サイズシート材の場合、後端規制板5
6がX1位置からX2位置へ移動して小サイズシート材
の後端を規制する。
【0112】中間トレイ55から送り出されたシート材
を循環パス68Aを介して一巡させる場合、フラッパ6
9が69aの位置に切り換えられている。
【0113】本画像形成装置において、複数の片面原稿
を複数のシート材に両面複写時、中間トレイ55から再
給送されたシート材にジャムが生じた場合の制御部の動
作は、上記実施例1の場合と同様に行われる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置においては、中間トレイから送り出されたシート材
にジャムが生じた場合、中間トレイにセットしたジャム
を起こしていないシート材の枚数を把握する機能を有す
るので、ジャムを起こしていないシート材を中間トレイ
にセットして使用することが可能になる。
【0115】また、中間トレイ内から送り出したシート
材を再び中間トレイ内に戻す循環パスを有するので、中
間トレイ内のシート材を最下紙から1枚ずつ送り出す方
式の場合にも、ジャムを起こした分のシート材をジャム
を起こしていないシート材の下側に積載することが可能
となり、全シート材に対してページ順を揃えた画像形成
が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る画像形成装置(複写
機)の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】本発明の実施例2に係る画像形成装置(複写
機)の全体構成を示す縦断側面図。
【図3】従来例の画像形成装置(複写機)の全体構成を
示す縦断側面図。
【図4】同画像形成装置において複数枚の片面原稿を複
数枚のシート材に両面複写する場合の動作を説明する概
念図。
【符号の説明】
30 画像形成装置本体 31 自動原稿送り装置(原稿供給手段) 33 光学系(画像読取手段) 34 感光ドラム(画像形成部、画像形成手
段) 55 中間トレイ(収納手段) 62 給紙ローラ(給送手段) 64,68 計数手段 64A,68A 循環パス 64B,68B カウントセンサ(カウンタ) 70 制御部(制御手段) 81〜87 シート材検知センサ(搬送異常検知手
段)

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成を終えたシート材を再度の画像
    形成のために中間トレイに一旦収納し、前記中間トレイ
    に収納されたシート材を画像形成部へ再給送することに
    より、1枚のシート材に複数回の画像形成を行う画像形
    成装置において、 前記中間トレイに収納されたシート材を計数する計数手
    段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記計数手段は、前記中間トレイから送
    り出されたシート材を再び前記中間トレイに戻す循環パ
    スと、前記循環パスを通過するシート材を計数するカウ
    ンタと、を有することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 再度の画像形成が終了したシート材の枚
    数を計数する第2の計数手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 再給送されたシート材に異変が起きて取
    り除かれた場合、前記第1及び第2の計数手段の計数値
    より取り除かれたシート材を特定する制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、取り除かれたシート材
    に前記中間トレイに収納される前に形成された画像と同
    じ画像を新たなシート材に形成し、そのシート材を取り
    除かれたシート材の代わりに前記中間トレイに収納する
    ように制御することを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記中間トレイに収納
    された新たなシート材が、取り除かれたシート材の代わ
    りに、取り除かれたシート材の再給送の際の順序と同じ
    順序で再給送されるように位置を整えることを特徴とす
    る請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像を読み取る画像読取手段を有
    し、前記画像形成部は前記画像読取手段によって読み取
    った画像をシート材に形成することを特徴とする請求項
    6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿は画像形成装置本体の画像読取位置
    において読み取られ、原稿を前記画像読取位置に給送す
    る原稿給送装置を有することを特徴とする請求項7記載
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記中間トレイに収納されたシート材を
    前記画像形成部へ再給送することにより、1枚のシート
    材の両面に画像形成を行うことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 シート材に画像を形成する画像形成手
    段と、 前記画像形成手段により画像を形成されたシート材を収
    納する収納手段と、 前記収納手段に収納されたシート材を前記画像形成手段
    に給送する給送手段と、 画像形成装置本体内のシート材の搬送異常を検知する搬
    送異常検知手段と、 前記収納手段内のシート材を計数する計数手段と、 前記搬送異常検知手段によって搬送異常が検知されたと
    きに前記給送手段を停止し、前記計数手段によって前記
    収納手段内のシート材を計数し、前記計数手段の計数値
    に応じて前記画像形成手段によって画像の形成されてい
    ないシート材に画像を形成し、そのシート材を前記収納
    手段に収納するように制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記計数手段は、前記収納手段から送
    り出されたシート材を再び前記収納手段に戻す循環パス
    と、前記循環パスを通過するシート材を計数するカウン
    タとを有することを特徴とする請求項10記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 再度の画像形成が終了したシート材の
    枚数を計数する第2の計数手段を有することを特徴とす
    る請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 再給送されたシート材に異変が起きて
    取り除かれた場合、前記第1及び第2の計数手段の計数
    値より取り除かれたシート材を特定する制御手段と有す
    ることを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、取り除かれたシート
    材に前記収納手段に収納される前に形成された画像と同
    じ画像を新たなシート材に形成し、そのシート材を取り
    除かれたシート材の代わりに前記収納手段に収納するよ
    うに制御することを特徴とする請求項13記載の画像形
    成装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、中間トレイに収納さ
    れた新たなシート材が、取り除かれたシート材の代わり
    に、取り除かれたシート材の再給送の際の順序と同じ順
    序で再給送されるように位置を整えることを特徴とする
    請求項14記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 原稿の画像を読取る画像読取手段と、 前記画像読取手段に原稿を供給する原稿供給手段と、 前記画像読取手段によって読取られた画像をシート材に
    形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段により画像を形成されたシート材を収
    納する収納手段と、 前記収納手段に収納されたシート材を前記画像形成手段
    に給送する給送手段と、 画像形成装置本体内のシート材の搬送異常を検知する搬
    送異常検知手段と、 前記収納手段内のシート材を計数する計数手段と、 前記搬送異常検知手段によって搬送異常が検知されたと
    きに前記給送手段を停止し、前記計数手段によって前記
    収納手段内のシート材を計数し、前記計数手段の計数値
    によって不足するシート材及びその不足シート材に形成
    されるべき画像の原稿を判別し、前記原稿供給手段によ
    って不足シート材に形成されるべき画像の原稿を前記画
    像読取手段に供給し、その原稿の画像を前記画像読取手
    段によって読み取り、前記画像形成手段によってシート
    材に形成し、そのシート材を前記収納手段に収納するよ
    うに制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 再度の画像形成が終了したシート材の
    枚数を計数する第2の計数手段を有することを特徴とす
    る請求項16記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 再給送されたシート材に異変が起きて
    取り除かれた場合、前記第1及び第2の計数手段の計数
    値より取り除かれたシート材を特定する制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項17記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、取り除かれたシート
    材に前記収納手段に収納される前に形成された画像と同
    じ画像を新たなシート材に形成し、そのシート材を取り
    除かれたシート材の代わりに前記収納手段に収納するよ
    うに制御することを特徴とする請求項18記載の画像形
    成装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記収納手段に収納
    された新たなシート材が、取り除かれたシート材の代わ
    りに、取り除かれたシート材の再給送の際の順序と同じ
    順序で再給送されるように位置を整えることを特徴とす
    る請求項19記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 第1回目の画像形成を終えたN枚のシ
    ート材を再度の画像形成のために中間トレイに一旦収納
    し、前記中間トレイに収納されたシート材を画像形成部
    へ再給送することにより、同じシート材に第2回目の画
    像形成を行う画像形成装置において、 前記中間トレイから再給送され、第2回目の画像形成が
    完了したシート材の枚数n1 と、前記中間トレイに残留
    しているシート材の枚数n2 を計数する第1の工程と、 N−n1 −n2 枚の新たなシート材に対し、第1回目の
    画像形成において、n1 +1番目からn2 −1番目まで
    に行われた画像形成を行う第2の工程と、 前記第2の工程で第1回目の画像形成が行われたシート
    材を前記中間トレイに収納する第3の工程と、 前記中間トレイに収納されたシート材がn1 +1番目か
    らN番目まで順番通りに再給送されるように、前記中間
    トレイ内のシート材の順位を整える第4の工程と、 前記中間トレイに収納されたシート材を前記画像形成部
    へ再給送する第5の工程と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  22. 【請求項22】 画像読取手段によって読取った原稿の
    画像を画像形成手段がシート材に形成することを特徴と
    する請求項21記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 第1回目の画像形成においては、前記
    画像読取手段は2Nページの原稿のうち偶数ページの原
    稿の画像をページ数の大きい順に読取り、前記画像形成
    手段は前記画像読取手段が読取った原稿の画像をN枚の
    シート材の第1面に画像形成し、第2回目の画像形成に
    おいては、前記画像読取手段は2Nページの原稿のうち
    奇数ページの原稿の画像をページ数の大きい順に読取
    り、前記画像形成手段は前記画像読取手段が読取った原
    稿の画像を前記第5の工程で再給送されたシート材の第
    2面に画像形成することを特徴とする請求項22記載の
    画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記中間トレイに収納されたシート材
    は下から順に再給送され、前記第3の工程において、前
    記中間トレイに収納されるシート材は前記中間トレイに
    上から収納し、前記第4の工程において、前記中間トレ
    イに収納されているシート材を下からn2 枚給送し、給
    送した順に再度上から中間トレイに収納することを特徴
    とする請求項21記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 第1回目の画像形成においては、2N
    ページの原稿のうち偶数ページの原稿の画像をページ数
    の大きい順に読取り、読取った原稿の画像をN枚のシー
    ト材の第1面に画像形成し、第2回目の画像形成におい
    ては、2Nページの原稿のうち奇数ページの原稿の画像
    をページ数の大きい順に読取り、読取った原稿の画像を
    前記第5の工程で再給送されたシート材の第2面に画像
    形成することを特徴とする請求項24記載の画像形成装
    置。
JP6104921A 1993-04-19 1994-04-19 画像形成装置 Pending JPH072432A (ja)

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JP11539193 1993-04-19
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112111A (ja) * 2005-09-21 2007-05-10 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置
JP2014238555A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 株式会社リコー 画像形成装置、制御プログラム及び制御方法

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JP2014238555A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 株式会社リコー 画像形成装置、制御プログラム及び制御方法

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