JPH08225219A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08225219A
JPH08225219A JP7032123A JP3212395A JPH08225219A JP H08225219 A JPH08225219 A JP H08225219A JP 7032123 A JP7032123 A JP 7032123A JP 3212395 A JP3212395 A JP 3212395A JP H08225219 A JPH08225219 A JP H08225219A
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JP
Japan
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curl
image forming
sheet material
image
forming apparatus
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JP7032123A
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English (en)
Inventor
Toru Matsuyama
徹 松山
Kiyoharu Tanaka
清春 田中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH08225219A publication Critical patent/JPH08225219A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート材の搬送不良や積載不良等が発生する
ことのないように、前記両面に画像形成を行ったシート
材のカールを矯正すること。 【構成】 定着器よりもシート搬送方向下流側であっ
て、シート排出側と再給送側との分岐部よりも上流側に
上部軟質ローラと下部硬質ローラとからなる第1のカー
ル取りローラ対を配置し、前記分岐部よりも下流側に上
部硬質ローラと下部軟質ローラとからなる第2のカール
取りローラ対を配置しているため、片面画像形成時にお
けるシート材のカールを矯正することができ、且つ両面
画像形成時においてもシート材のカールを矯正すること
ができ、前記カールを原因とするシート材の搬送不良等
を未然に防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、特にシート材の両面に画像を形成
することの可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機,プリンタ等の画像形成装
置では、電子写真記録方式を採用したものが広く用いら
れている。これは、像担持体上に形成された潜像を現像
して可視画像化を行い、この可視画像(トナー像)をシ
ート材に静電気力を用いて転写させ、次いで転写画像を
熱により定着させることによって、前記シート材上に画
像形成がなされるものである。また、片面に画像形成が
なされたシート材のもう一方の面(裏面)に上述同様の
動作で画像を形成させる両面画像形成装置、更にはマゼ
ンタ、シアン、イエロー等のトナーの混合によりカラー
画像を形成するカラー画像形成装置も提案実施されてい
る。
【0003】上記画像形成装置においては、シート材に
転写された画像を定着装置によって定着を行うと、排出
後にシート材に反り(以下『カール』と称する)が発生
する。即ち、シート材上の未定着トナー像を熱ローラ対
等からなる定着装置によって熱定着すると、シート材が
排出され冷却される際に、シート材の収縮率とトナーの
収縮率とに差が生じるため、シート材のカールとして表
れる(一般に画像面側が凹状になるようにカールす
る)。
【0004】上記カールを矯正する手段として、図5に
示すように、定着ローラ対101 ,102 よりもシート搬送
方向下流側にカール付けローラ対103 ,104 を設けて、
シート材Pに逆カールを付与して上記カールを矯正する
ように構成されたものが提案されている。このカール付
けローラ対103 ,104 は画像面側に凹状にカールしてい
るシート材Pに対して凸状の逆カールを付与させるため
に、上側カール付けローラ103 はスポンジのような軟質
な材質、下側カール付けローラ104 は硬度の高い材質に
より構成されている。そして、硬質なローラ104 を軟質
なローラ103 に食い込ませることによって両ローラで形
成されるニップにシート材Pを通し、硬質なローラ104
に巻き付けるようして搬送することで、上記シート材P
のカールを矯正するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、シート材の両面に画像を形成する場合、特に
カラー画像形成装置の画像濃度は、白黒の場合に比較し
てトナー使用量が多量であり、あらゆる濃度の画像が想
定されるため、例えば一面目(表面側)に高濃度の画像
が形成されると、二面目(裏面側)の画像形成が開始さ
れるまで図5に示す如き従来のカール付けローラ対103
,104 によって前記シート材の画像面(表面側)を上
にした凹状のカールを矯正することは可能であるが、二
面目(裏面側)に前記一面目よりも濃度の低い画像が形
成されると、定着後のシート材はカールを促進し、低濃
度の画像面(裏面側)を上にして凸状に逆カールを生
じ、上記従来の技術ではカールを矯正することは困難で
あった。
【0006】従って、上記シート材のカールにより、該
シート材を排出搬送するときに搬送路内で紙詰まりが発
生する等して搬送不良となったり、カールの生じたシー
ト材による排出後のトレイ上でのシート材の積載不良
(整合性が悪い等)が生じたりする原因となっていた。
【0007】そこで、本発明の目的は、シート材の搬送
不良や積載不良等が発生することのないように、前記両
面に画像形成を行ったシート材のカールを矯正すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、画像形成部においてシート
材に転写された像を加熱定着する加熱定着手段と、前記
シート材の画像面を反転させて再び画像形成部へ導く反
転給送手段と、前記シート材を装置外へ排出搬送する排
出手段とを有し、シート材の両面に画像を形成すること
の可能な画像形成装置において、前記画像形成のなされ
たシート材の巻きぐせを矯正する巻きぐせ矯正手段を有
し、前記加熱定着手段よりもシート搬送方向下流側であ
って、前記反転給送手段に至る搬送路と前記排出手段に
至る搬送路との分岐部よりも上流側に第1の巻きぐせ矯
正手段を配置し、前記分岐部よりも下流側に第2の巻き
ぐせ矯正手段を配置したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成にあっては、前記加熱定着手段よりも
シート搬送方向下流側であって、前記反転給送手段に至
る搬送路と前記排出手段に至る搬送路との分岐部よりも
上流側に第1の巻きぐせ矯正手段を配置し、前記分岐部
よりも下流側に第2の巻きぐせ矯正手段を配置している
ため、片面画像形成時におけるシート材の巻きぐせを矯
正することが可能であり、且つ両面画像形成時において
もシート材の巻きぐせを矯正することが可能となり、前
記巻きぐせを原因とするシート材の搬送不良等を未然に
防ぐことが可能となる。
【0010】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、本発明を適用した画像形成装置の
一実施例について図面を参照して説明する。尚、本実施
例では画像形成装置として電子写真複写機を例示してい
る。
【0011】図1に示すように、画像形成装置としての
電子写真複写機Aは、両面記録可能なカラー複写機本体
1の上部に原稿自動送り装置2が配設され、更にシート
排出側に後述するシート巻きぐせ矯正装置を介してソー
ティング装置3が配設されて構成されている。
【0012】そして、上記原稿自動送り装置2は、原稿
載置台4に載置された原稿(不図示)が下側から順に分
離されて、複写機本体1のプラテンガラス5上にパス6
を経て給送され、複写機本体1のCCD等よりなる光学
読取系7によりその画像が読み取られ、読み取り終了後
プラテンガラス5上からパス8を経て原稿載置台4上の
最上面に排出されるようになっている。
【0013】上記複写機本体1は、マゼンタ,イエロ
ー,シアン,ブラックの各色毎に対応する画像形成ステ
ーション9M,9Y,9C,9Bを一列に並設してなる
画像形成部9を備えている。各画像形成ステーション
は、各色毎に像担持体としての感光体ドラム10a〜10d
と、該ドラムに作用するプロセス手段としての帯電器11
a〜11d、現像器12a〜12d、クリーニング器13a〜13
d等が組み合わされて構成されている。この画像形成部
9の下部側には、各ドラムに形成された像(トナー像)
をシート材Pに転写するための転写器14a〜14dを備え
たベルト搬送部14が配設されている。更に上部側には、
上記光学読取系7によって読み取られた画像情報を各色
成分に分解して前記ドラムに夫々露光する画像書き込み
装置としてのレーザーユニットLが配設されている。
【0014】また、複写機本体1の下部にはシート材P
を積載収納したカセット15a,15bが本体手前側に引き
出し可能に装着されている。このカセット15a,15b内
に収納されたシート材Pは、適宜ピックアップローラ16
a,16b及び分離ローラ対17a,17bにより最上位から
一枚ずつ分離給送され、複数の搬送ローラ対18等からな
るシート給送路を介してレジストローラ対19に送り込ま
れ、タイミングをとって上記画像形成部9に送り込まれ
る。
【0015】上記画像形成部9に送り込まれたシート材
Pはベルト搬送部14により矢印a方向に搬送されつつ、
公知の画像形成プロセスで各画像形成ステーションの感
光体ドラムに形成された画像が順次重ね転写され、多色
画像が形成される。多色画像の形成されたシート材Pは
ベルト搬送部14により定着器20に送り込まれ、転写画像
が熱定着される。
【0016】ここで、上記定着器20による熱定着後に生
ずるシート材Pのカールを矯正するためのカール矯正手
段について図1及び図2を用いて説明する。前記定着器
20よりもシート搬送方向下流側であってシート材Pを排
出側或いは再給送側へ導く分岐路よりも上流側には第1
のカール取りローラ対21が配置されており、更に前記分
岐路よりもシート搬送方向下流側であってシート排出側
には第2のカール取りローラ対22が配置されている。
尚、前記分岐路にはシート材Pの進行方向を排出側或い
は再給送側へ規制するための切換可能なフラッパ23が設
けられており、排出側には複写機本体外へシート材Pを
排出搬送する搬送ローラ対24が配設されており、再給送
側には搬送ローラ対25,26、及びシート材Pの表裏面を
反転させて後述する中間トレイに送り込む反転搬送ロー
ラ対27が配設されている。
【0017】前記カール取りローラ対21,22は、図2に
示すように、夫々スポンジ等からなる軟質ローラ21a,
22aと、該ローラ21a,22aよりも小径な硬質ローラ21
b,22bとのローラ対であり、このローラ対間でシート
材Pを挟持搬送することによって、該シート材Pのカー
ルを矯正するようになっている。更に詳しくは、前記第
1のカール取りローラ対21はシート搬送路の上面側に軟
質ローラ21aを配置し、下面側に前記硬質ローラ21bを
配置して、シート材Pに対して凸状のカールを付与する
ようにし、前記第2のカール取りローラ対22はシート搬
送路の下面側に軟質ローラ22aを配置し、下面側に前記
硬質ローラ22bを配置して、シート材Pに対して凹状の
カールを付与するように構成されている。
【0018】尚、上記硬質ローラ21b,22bは、小径で
あるほどカール修正能力が高く、例えば軟質ローラ21
a,22aの外径をφ20程度、ゴム硬度25°(ASKAR
C)のスポンジローラとすると、硬質ローラ21b,22b
は外径がφ12以下であることが好ましく、更に好ましく
は外径がφ8又はφ6であると適正なカール修正が可能
となる。また、軟質ローラ21a,22aは、大径なスポン
ジローラに限らず、例えば軟質なベルト部材で構成して
も良い。
【0019】従って、上記定着器20による熱定着後、シ
ート材Pが片面コピーの場合には、前記シート材Pは第
1のカール取りローラ対21を通過し、更に搬送ローラ対
24を介して第2のカール取りローラ対22を通過し、不図
示の排出トレイ或いはソーティング装置3に積載収納さ
れる。このとき、熱定着後のシート材Pは、図2(a)
に示すように画像面側に凹状にカールしているため、上
記凸状のカールを付与する第1のカール取りローラ対21
をONして前記シート材Pに対して逆カールを付与し、
そのカールを矯正する。そして、第2のカール取りロー
ラ対22を通過するときは、前記シート材Pはフラットな
状態のため、前記ローラ対22はOFF状態でカールは付
与せず、搬送ローラ対としての機能のみとなる。
【0020】また、前記シート材Pが両面コピーの場合
には、上記定着器20による熱定着後、1面目のコピーが
終了したシート材Pは第1のカール取りローラ対21を通
過し、フラッパ23の切り換えによって再給送側へ導か
れ、搬送ローラ対25,26を通過し、分岐路に配置された
櫛歯状の樹脂シート28を介して反転搬送ローラ対27に突
入する。前記第1のカール取りローラ対21を通過したシ
ート材Pは、図2(b)に示すように画像面側への凹状
のカールが矯正されてフラットな状態になっているた
め、前記反転搬送ローラ対27への突入はスムーズに行わ
れる。また、前記反転搬送ローラ対27は正逆転可能であ
って、シート材先端が樹脂シート28を通過すると正転し
て前記シート材Pを矢印b1 方向に搬送し、シート材後
端が樹脂シート28を通過すると逆転して前記シート材P
を矢印b2 方向に搬送するようになっている。
【0021】従って、前記シート材Pの後端が樹脂シー
ト28を通過して反転搬送ローラ対27が逆転すると、シー
ト材Pは前記樹脂シート28によって搬送ローラ対29の方
へ導かれる。そして、前記シート材Pはオイル清掃部3
0、搬送ローラ対31を通過して、フラッパ32,33が不図
示のアクチュエータによりシートサイズに応じて上下動
して中間トレイ34に導かれる。このフラッパ32,33の上
下動によって前記シート材Pは、その先端が中間トレイ
34の先端に合わされ、該トレイ34上へ画像面側を上にし
て積載収納される。この時もシート材Pは前記第1カー
ル取りローラ対21によってカール矯正されてフラットな
状態になっているため、カールのない安定した状態で保
持される。
【0022】次に、前記中間トレイ34に保持されたシー
ト材Pの2面目(裏面側)のコピーは、ユーザが原稿を
取り替えて不図示の操作部のスタートボタンを押すか、
或いは本体に内蔵されたマイコンにより制御された自動
原稿送り装置2から自動的に原稿が送られてから、前述
した一連のコピー動作がスタートする。前記中間トレイ
34上に積載収納されたシート材Pは1面目(表面側)の
コピー動作と同様にして、ピックアップローラ16c及び
分離ローラ対17cにより最上位から一枚ずつ分離給送さ
れ、複数の搬送ローラ対18等からなるシート給送路を介
してレジストローラ対19に送り込まれ、タイミングをと
って上記画像形成部9に送り込まれる。上記画像形成部
9に送り込まれたシート材Pはベルト搬送部14により矢
印a方向に搬送されつつ、公知の画像形成プロセスで各
画像形成ステーションの感光体ドラムに形成された画像
が順次重ね転写され、多色画像が形成される。多色画像
の形成されたシート材Pはベルト搬送部14により定着器
20に送り込まれ、転写画像が熱定着される。
【0023】上記定着器20による熱定着後、両面コピー
の終了したシート材Pは、前記第1のカール取りローラ
対21を通過し、更に搬送ローラ対24を介して第2のカー
ル取りローラ対22を通過し、不図示の排出トレイ或いは
ソーティング装置3に積載収納される。
【0024】ここで、熱定着後のシート材Pが2面目の
画像面側を上にして凹状にカールしている場合には、図
2(a)に示すように上記凸状のカールを付与する第1
のカール取りローラ対21をONして前記シート材Pに対
して逆カールを付与し、そのカールを矯正する。そし
て、第2のカール取りローラ対22を通過するときは、前
記シート材Pはフラットな状態のため、前記ローラ対22
はOFF状態でカールは付与せず、搬送ローラ対として
の機能のみとなる。逆に、前記シート材Pが2面目の画
像面側を上にして凸状にカールしている場合には、図2
(c)に示すように、第1のカール取りローラ対21はO
FF状態のまま搬送ローラ対としてのみ機能し、上記凹
状のカールを付与する第2のカール取りローラ対22をO
Nして前記シート材Pに逆カールを付与し、そのカール
を矯正する。
【0025】即ち、上記第1のカール取りローラ対21或
いは第2のカール取りローラ対22の少なくともどちらか
一方を動作させることで、両面コピーの終了したシート
材Pのカールを矯正してフラットな状態にすることがで
きる。これにより、排出トレイ(不図示)或いはソーテ
ィング装置3上へ排出搬送されるシート材Pは、カール
のない安定した状態で保持される。
【0026】尚、本実施例では第2のカール取りローラ
対22を複写機本体1とソーティング装置3との間の空間
部に配置する構成としているため、複写機本体1とソー
ティング装置3の間でシートジャムが生じたときに、従
来のようにソーティング装置3を移動することなく、複
写機本体1と同様にして、装置手前側でジャム処理をす
ることができる。
【0027】〔他の実施例〕前述した実施例では、第1
のカール取りローラ対21を複写機本体1の内部に配置
し、第2のカール取りローラ対22を複写機本体1とソー
ティング装置3の間の空間部に配置した構成を例示して
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば図3に示すように第2のカール取りローラ対22も
複写機本体1の内部に配置した構成としても良く、或い
は図4に示すように第2のカール取りローラ対22をソー
ティング装置3のシート搬入口近傍に配置した構成とし
ても良い。これにより、複写機本体1とソーティング装
置3のスペースを小型化することができ、即ち画像形成
装置全体を小型化することができる。尚、図3及び図4
に示す画像形成装置の画像形成動作や第1及び第2のカ
ール取りローラ対21,22によるシートカール矯正動作等
は、前述した実施例と同様であるため、ここでは詳しい
説明は省略する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、前記加熱定着手段
よりもシート搬送方向下流側であって、前記反転給送手
段に至る搬送路と前記排出手段に至る搬送路との分岐部
よりも上流側に第1の巻きぐせ矯正手段を配置し、前記
分岐部よりも下流側に第2の巻きぐせ矯正手段を配置し
た構成とすることにより、片面画像形成時におけるシー
ト材の巻きぐせを矯正することができ、且つ両面画像形
成時においてもシート材の巻きぐせを矯正することがで
き、前記巻きぐせを原因とするシート材の搬送不良等を
未然に防ぐことができる。
【0029】具体的には、前記第1の巻きぐせ矯正手段
及び第2の巻きぐせ矯正手段は、軟質回動体に対向させ
て前記軟質回動体よりも小径な硬質ローラを配置し、前
記軟質回動体と前記小径な硬質ローラ間でシート材を挟
持搬送するように構成し、更に前記第1の巻きぐせ矯正
手段は、シート搬送路の上面側に軟質回動体を配置し、
下面側に前記軟質回動体よりも小径な硬質ローラを配置
し、前記第2の巻きぐせ矯正手段は、シート搬送路の下
面側に軟質回動体を配置し、下面側に前記軟質回動体よ
りも小径な硬質ローラを配置した構成とすることによ
り、上述したように片面画像形成時におけるシート材の
巻きぐせを矯正することができ、且つ両面画像形成時に
おいてもシート材の巻きぐせを矯正することができ、前
記巻きぐせを原因とするシート材の搬送不良等を未然に
防ぐことができる。
【0030】また、前記画像形成装置は、前記第1の巻
きぐせ矯正手段と第2の巻きぐせ矯正手段を画像形成装
置本体内部に配置した構成、或いは前記画像形成装置は
画像形成のなされたシート材を分類して積載収納するこ
との可能なソーティング装置を有し、前記第1の巻きぐ
せ矯正手段を画像形成装置本体内部に配置し、前記第2
の巻きぐせ矯正手段をソーティング装置内部に配置した
構成とすることにより、上述した効果と合わせて画像形
成装置全体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した両面記録可能なカラー複写機
の一実施例を示す模式断面図である。
【図2】上記複写機におけるカール矯正手段の説明図で
ある。
【図3】本発明を適用した両面記録可能なカラー複写機
の他の実施例を示す模式断面図である。
【図4】本発明を適用した両面記録可能なカラー複写機
の他の実施例を示す模式断面図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
A…電子写真複写機 L…レーザーユニット P…シート材 1…複写機本体 2…原稿自動送り装置 3…ソーティング装置 4…原稿載置台 5…プラテンガラス 6,8…パス 7…光学読取系 9…画像形成部 9M,9Y,9C,9B…画像形成ステーション 10a,10b,10c,10d…感光体ドラム 11a,11b,11c,11d…帯電器 12a,12b,12c,12d…現像器 13a,13b,13c,13d…クリーニング器 14…ベルト搬送部 14a,14b,14c,14d…転写器 15a,15b…カセット 16a,16b,16c…ピックアップローラ 17a,17b,17c…分離ローラ対 18…搬送ローラ対 19…レジストローラ対 20…定着器 21,22…カール取りローラ対 21a,22a…軟質ローラ 21b,22b…硬質ローラ 23,32,33…フラッパ 24,25,26,29,31…搬送ローラ対 27…反転搬送ローラ対 28…樹脂シート 30…オイル清掃部 34…中間トレイ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部においてシート材に転写され
    た像を加熱定着する加熱定着手段と、前記シート材の画
    像面を反転させて再び画像形成部へ導く反転給送手段
    と、前記シート材を装置外へ排出搬送する排出手段とを
    有し、シート材の両面に画像を形成することの可能な画
    像形成装置において、 前記画像形成のなされたシート材の巻きぐせを矯正する
    巻きぐせ矯正手段を有し、前記加熱定着手段よりもシー
    ト搬送方向下流側であって、前記反転給送手段に至る搬
    送路と前記排出手段に至る搬送路との分岐部よりも上流
    側に第1の巻きぐせ矯正手段を配置し、前記分岐部より
    も下流側に第2の巻きぐせ矯正手段を配置したことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の巻きぐせ矯正手段及び第2の
    巻きぐせ矯正手段は、軟質回動体に対向させて前記軟質
    回動体よりも小径な硬質ローラを配置し、前記軟質回動
    体と前記小径な硬質ローラ間で、シート材を挟持搬送す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の巻きぐせ矯正手段は、シート
    搬送路の上面側に軟質回動体を配置し、下面側に前記軟
    質回動体よりも小径な硬質ローラを配置したことを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の巻きぐせ矯正手段は、シート
    搬送路の下面側に軟質回動体を配置し、下面側に前記軟
    質回動体よりも小径な硬質ローラを配置したことを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記軟質回動体は、大径な軟質ローラ部
    材或いは軟質なベルト部材で構成することを特徴とする
    請求項1に記載のカール修正装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の巻きぐせ矯正手段と第2の巻
    きぐせ矯正手段を画像形成装置本体内部に配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成装置は、画像形成のなされ
    たシート材を分類して積載収納することの可能なソーテ
    ィング装置を有し、前記第1の巻きぐせ矯正手段を画像
    形成装置本体内部に配置し、前記第2の巻きぐせ矯正手
    段をソーティング装置内部に配置したことを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
JP7032123A 1994-12-14 1995-02-21 画像形成装置 Pending JPH08225219A (ja)

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JP7032123A JPH08225219A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 画像形成装置
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Applications Claiming Priority (1)

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JP7032123A JPH08225219A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 画像形成装置

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JP2007153591A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Fuji Xerox Co Ltd カール矯正装置及び画像形成装置
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