JPH07122970B2 - 情報記憶媒体用カ−トリツジ - Google Patents

情報記憶媒体用カ−トリツジ

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JPH07122970B2
JPH07122970B2 JP60293997A JP29399785A JPH07122970B2 JP H07122970 B2 JPH07122970 B2 JP H07122970B2 JP 60293997 A JP60293997 A JP 60293997A JP 29399785 A JP29399785 A JP 29399785A JP H07122970 B2 JPH07122970 B2 JP H07122970B2
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和夫 金内
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Toshiba Corp
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【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は例えば光ディスク等の情報記憶媒体を収納する
情報記憶媒体用カートリッジに関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、例えば光ディスク等の情報記憶媒体の表面に、小
さく絞り込んだ光を照射することで情報を記憶し、又は
前記光ディスク表面からの反射光を検出する事で情報を
再生する情報記憶媒体が実用化されている。このような
情報記憶媒体は例えば高密度の情報記憶及び情報再生が
可能である事が特徴となっている。
前述した情報記憶媒体は、ゴミ,傷,埃等の付着によ
り、その表面に照射される光例えばレーザービーム等の
光路上に障害つまり光の進行が妨げられ、正確な情報の
記憶,再生が出来ないという問題があった。しかしなが
ら、従来より使用されている情報記憶媒体用カートリッ
ジ(以下、単にカートリッジともいう)は、内部に収納
されている例えば光ディスクに情報を記憶再生するため
の記憶再生ヘッドを前記カートリッジ本体に設けた切欠
部を介して、この部分より収納されている前記光ディス
ク上に情報の記憶再生を行う必要がある。この切欠部は
通常遮蔽部材であるシャッタが開閉自在に取り付けられ
ており、使用しない場合には埃等の侵入を防止するため
に前記シャッタにより遮蔽されている。しかし、前述し
たように、収納されている光ディスクに情報の記録再生
を行う際には切欠部を開閉しなければならない。
ところで、前記シャッタを支える案内部は従来前記切欠
部が設けられた面と同じ平面で近接して設けられていた
ために、このシャッタの摺動毎、例えば金属からなるシ
ャッタと樹脂からなるカートリッジ本体とが摺動接触し
ている部分より発生する摩耗粉が、前記切欠部からカー
トリッジ本体内部に侵入し易いという問題があった。
そこで、前述したシャッタの摺動毎に発生する摩耗粉の
カートリッジ本体内部への侵入の危険性のない情報記憶
媒体用カートリッジの開発が期待されていた。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、情報記
憶媒体用カートリッジ本体に取り付けられたシャッタの
摺動による摩耗粉が、前記カートリッジ本体内部に侵入
する危険性が無い情報記憶媒体用カートリッジの提供を
目的とする。
[発明の概要] 本発明の情報記憶媒体用カートリッジは、一部に切欠部
が形成され、上下に分割できる2枚の本体部材と、これ
ら本体部材の内壁面の縁部から起立して設けられ、互い
に当接する突部とを有し、前記2枚の本体部材の前記切
欠部が形成された内壁面間及び前記互いに当接する突部
により、情報記憶媒体を収納する媒体収納空間を形成す
ると共に、前記縁部側の前記2枚の本体部材の内壁面間
及び前記互いに当接する突部により、前記媒体収納空間
とは隔離された空間を形成し、前記切欠部を通して、前
記媒体収納空間に収納された前記情報記憶媒体から情報
が再生されるカートリッジ本体と、断面コ字形状を有
し、このコ字形状の相対向する壁面間に前記カートリッ
ジ本体の外壁面を挟んだ状態でかつ前記コ字形状の底部
が前記隔離された空間に対向された状態で、前記切欠部
を閉状態とする位置と開状態とする位置の間を移動する
シャッタと、前記隔離された空間に対向する前記シャッ
タの前記コ字形状の底部から前記隔離された空間内の前
記互いに当接する突部方向に突出して設けられ、中央に
凹部を有する一対のバネ部材からなる折曲部と、前記凹
部に嵌合する凸部を有し、前記折曲部のバネ力に抗して
前記一対の折曲部間に挿入して取り付けられる摺動部材
と、前記隔離された空間を形成する前記縁部側の前記2
枚の本体部材の内壁面に設けられ、前記シャッタの移動
に伴う前記摺動部材の摺動を前記隔離された空間内で案
内する溝部とを具備するものである。
[発明の実施例] 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図及び第2図は本発明の情報記憶媒体用カートリッ
ジの一実例外観斜視図である。第1図はシャッタの閉状
態を、第2図は前記シャッタの開状態を示すものであ
る。
先ず、第1図において、点線で示すものは内部に収納さ
れている情報記憶媒体である例えば光ディスク1、2は
前記光ディスク1を収納するカートリッジ本体(以下、
単に本体ともいう)である。このカートリッジ本体2は
後述するシャッタが取り付けられる部分に段差が設けら
れており、この部分でシャッタが摺動できるようになっ
ている。又、このカートリッジ本体2は図示上下に分割
できるようになっており、それぞれ2a,2bで示す。さら
に、前記カートリッジ本体2には図中4で示すコ字状の
シャッタが、摺動部材5を介して矢印C方向で摺動可能
に取り付けられている。このシャッタ4は、前記カート
リッジ本体2内部に収納されている光ディスク1の回転
中心1a上に設けられた切欠部2A上に閉状態6aで静止する
ようになっているものである。又、第2図には第1図に
おいて説明したシャッタを矢印C方向に摺動させた開状
態6aを示すものである。前記切欠部2Aは通常内部に収納
されている例えば光ディスク1の回転中心1aに後述する
アーム17に設けられた光ディスク保持部材21が嵌合でき
るように、又、記憶再生ヘッド18により情報に記憶再生
すべく設けられているものである。
第3図は前記情報記憶媒体用カートリッジ20を挿入する
記憶再生装置16の斜視図である。
同図に示す記憶再生装置16は、前記情報記憶媒体用カー
トリッジ20を第1図若しくは第2図に示す矢印A方向か
ら挿入されるようになっており、この挿入動作と連動し
て第4図に示すような記録再生装置16内にそれぞれ支点
を有する光ディスク保持部材21、22が上下方向に駆動制
御され、光ディスク1はその回転中心に設けられている
回転穴1aにディスク保持部材21,22を挿入されるととも
に回転自在に保持される事により、この光ディスク1を
回転させるようになっている。又、この時図示しない制
御部により移動制御される記憶再生ヘッド18は切欠部を
介して光ディスク1と微小な間隙を保持した所定位置に
例えばリニアモータ24により移動制御されるようになっ
ている。このようにして、前記カートリッジ本体2内に
収納されている光ディスク1は回転制御されるととも
に、記憶再生ヘッド18により記憶されている情報が再生
され、あるいはこの光ディスク1に情報を記憶するよう
になっている。尚、前記カートリッジ本体が記憶再生装
置16内部に移動する際、この装置内部に設けられている
シャッタ開閉具(図示しない)により前記シャッタ4は
矢印C方向に開閉移動される。
上述した情報記憶媒体用カートリッジ20に設けられたシ
ャッタ4について以下に詳述する。
第5図は第1図に示すE−E矢視での情報記憶媒体用カ
ートリッジ20の断面図である。
一部に切欠部2Aが形成され、上下に分割できる2枚の本
体部材2a,2bと、これら本体部材2a,2bの内壁面11の縁部
から起立して設けられ、互いに当接する突部10とを有
し、前記2枚の本体部材2a,2bの前記切欠部2Aが形成さ
れた内壁面11間及び前記互いに当接する突部10により、
情報記憶媒体1を収納する媒体収納空間9を形成すると
共に、前記縁部側の前記2枚の本体部材2a,2bの内壁面1
1間及び前記互いに当接する突部10により、前記媒体収
納空間9とは隔離された空間3を形成し、前記切欠部2A
を通して、前記媒体収納空間9に収納された前記情報記
憶媒体1から情報が再生されるカートリッジ本体2と、
断面コ字形状を有し、このコ字形状の相対向する壁面間
に前記カートリッジ本体2の外壁面を挟んだ状態でかつ
前記コ字形状の底部が前記隔離された空間3に対向され
た状態で、前記切欠部2Aを閉状態とする位置と開状態と
する位置の間を移動するシャッタ4と、前記隔離された
空間3に対向する前記シャッタ4の前記コ字形状の底部
から前記隔離された空間3内の前記互いに当接する突部
10方向に突出して設けられ、中央に凹部14を有する一対
のバネ部材からなる折曲部4aと、前記凹部14に嵌合する
凸部を有し、前記折曲部4aのバネ力に抗して前記一対の
折曲部4a間に挿入して取り付けらる摺動部材5と、前記
隔離された空間3を形成する前記縁部側の前記2枚の本
体部材2a,2bの内壁面11に設けられ、前記シャッタ4の
移動に伴う前記摺動部材5の摺動を前記隔離された空間
3内で案内する溝部7とによって構成されている。
このように、前記シャッタ4に設けたバネ部材からなる
折曲部4a,4aのバネ力で摺動部材5を挟持するようにで
きるので好適である。
尚、前記シャッタ4と摺動部材5とに設けられたそれぞ
れ凹部14,14と凸部15,15の形状は図示ほぼ半円周状に限
定されず、例えば三角,四角状であってもよい。
このように固定することにより、シャッタ4と摺動部材
5との着脱を容易にワンタッチで行うことが可能であ
る。
このように、摺動部材5を従来とは異なり、切欠部2Aが
設けられた面以外の部分であって、かつ、光ディスク収
納空間9とは別の空間3側に設けたので、摺動部材5と
カートリッジ本体2に設けられた溝7との間の摺動に伴
って発生する摩耗粉を空間3で処理できることとなり、
光ディスク表面に落下するのを防止できる。また、摺動
部材5をバネ部材で挟持するようにしたので、固定が確
実となり、また、両者の着脱を容易にできるとう利点を
有する。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内で様々に変形実施が可能である。例えば
前記実施例ではシャッタは1つのものについて説明した
が、前記シャッタを2つ以上設けたカートリッジについ
ても同様に適用できることはいうまでもない。
[発明の効果] 上述した構成としたことにより、ディスク収納空間とは
別の空間内にシャッタの摺動部を設け、かつ、そのシャ
ッタは、そのコ字形状の相対向する壁面によりカートリ
ッジ本体を挟み、かつ、その底部に設けたバネ部材をこ
のバネ力に抗して挿入された摺動部材の凸部に嵌合させ
た状態で、カートリッジ本体の壁面に設けた案内部によ
り前記摺動部材を案内させ、切欠部を閉とする位置と開
とする位置とに摺動することにより、遮蔽部材の摺動に
伴う摩耗粉のカートリッジ本体内への侵入を確実に防止
できる情報記憶媒体用カートリッジを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明の情報記憶媒体用カートリッジ
の外観斜視図、第3図は情報記憶媒体用カートリッジの
記憶再生装置への挿入状態を示す斜視図、第4図は情報
記憶媒体への記憶再生作用を示す説明図、第5図は本発
明の一実施例断面図である。 1……情報記憶媒体、2……カートリッジ本体、 4……遮蔽部材、5……摺動部材 15……切欠部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部に切欠部が形成され、上下に分割でき
    る2枚の本体部材と、これら本体部材の内壁面の縁部か
    ら起立して設けられ、互いに当接する突部とを有し、前
    記2枚の本体部材の前記切欠部が形成された内壁面間及
    び前記互いに当接する突部により、情報記憶媒体を収納
    する媒体収納空間を形成すると共に、前記縁部側の前記
    2枚の本体部材の内壁面間及び前記互いに当接する突部
    により、前記媒体収納空間とは隔離された空間を形成
    し、前記切欠部を通して、前記媒体収納空間に収納され
    た前記情報記憶媒体から情報が再生されるカートリッジ
    本体と、 断面コ字形状を有し、このコ字形状の相対向する壁面間
    に前記カートリッジ本体の外壁面を挟んだ状態でかつ前
    記コ字形状の底部が前記隔離された空間に対向された状
    態で、前記切欠部を閉状態とする位置と開状態とする位
    置の間を移動するシャッタと、 前記隔離された空間に対向する前記シャッタの前記コ字
    形状の底部から前記隔離された空間内の前記互いに当接
    する突部方向に突出して設けられ、中央に凹部を有する
    一対のバネ部材からなる折曲部と、 前記凹部に嵌合する凸部を有し、前記折曲部のバネ力に
    抗して前記一対の折曲部間に挿入して取り付けられる摺
    動部材と、 前記隔離された空間を形成する前記縁部側の前記2枚の
    本体部材の内壁面に設けられ、前記シャッタの移動に伴
    う前記摺動部材の摺動を前記隔離された空間内で案内す
    る溝部と、 を具備することを特徴とする情報記憶媒体用カートリッ
    ジ。
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JPS62154280A JPS62154280A (ja) 1987-07-09
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