JPH0740417B2 - ディスクカートリッジのシャッター構造 - Google Patents

ディスクカートリッジのシャッター構造

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JPH0740417B2
JPH0740417B2 JP60044165A JP4416585A JPH0740417B2 JP H0740417 B2 JPH0740417 B2 JP H0740417B2 JP 60044165 A JP60044165 A JP 60044165A JP 4416585 A JP4416585 A JP 4416585A JP H0740417 B2 JPH0740417 B2 JP H0740417B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば書込み自在のディスク(Writable Dis
c)と称される光デイスクや光磁気ディスクの如き記録
(書込み)及び再生(読取り)の両方が可能なディスク
を用いるディスクカートリッジにおける光学ヘッド挿入
孔開閉用のシャッター構造に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、シャッターが引張りコイルばねの弾性力によ
りその往動位置から復動位置に往動付勢されると共に、
上記往動位置では、上記引張りコイルばねに予め付与し
た初期応力で位置決めされるディスクカートリッジのシ
ャッター構造において、上記引張りコイルばねの両端
を、このばねの自由長下でそれぞれ係止する1対のばね
止めと、この1対のばね止めの一方を備えた第1移動部
材と、上記ばね止めの他方を備え、上記引張りコイルば
ねに初期応力を付与する位置に移動されるばね係止部材
と、このばね係止部材を上記初期応力位置にて保持する
第2移動部材とを具備し、上記往動位置へのシャッター
の移動に伴われて上記第1移動部材または上記第2移動
部材が移動して、上記引張りコイルばねの弾性力が増大
されるように構成することにより、引張りコイルばねの
取付け作業の自動化を可能にしたものである。
〔従来の技術〕
周知の如く、光ディスクや光磁気ディスクの如く記録媒
体である書込み自在のディスクは、指紋(油)やゴミ等
の付着があると、記録、再生にエラーを発生し易いの
で、従来から専用のカートリッジ内に収納し、かつカー
トリッジに開口されている光学ヘッド挿入孔をシャッタ
ーで開閉するように構成している。しかも輸送中や非使
用時に、シャッターが振動等によって僅かでも開くよう
なことがあると、光学ヘッド挿入光からカートリッジ内
にゴミ等が侵入してディスクに付着し易いので、シャッ
ターを閉蓋位置で常に確実に位置決めして、光学ヘッド
挿入光を常に確実に閉蓋しておかなければならない。
そこで従来から、この種ディスクカートリッジのシャッ
ター構造では、シャッターとカートリッジとの間に初期
応力が与えられた引張りコイルばねを取付けてシャッタ
ーを往動位置から復動位置へ復動附勢し、ストッパーに
所定の力で押圧して、振動等によってシャッターが容易
に開かないように構成していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この種従来のディスクカートリッジのシャッ
ター構造では、シャッターとカートリッジとに夫々設け
られた1対のばね止めに引張りコイルばねの両端を取付
けるが、引張りコイルばねに初期応力を与えるべくばね
を予め引張った状態でそのばねの両端を1対のばね止め
に係止する引張りコイルばねの取付け作業の自動化は非
常に困難であった。このため従来は、その引張りコイル
ばねの取付け作業を作業者の手作業によって行ってお
り、非能率的でコスト高についている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、開口を開放する往動位置からこの開口を閉塞
する復動位置に引張りコイルばねの弾性力により復動付
勢されるシャッターを備え、このシャッターが上記復動
位置では上記引張りコイルばねに予め付与した初期応力
によって位置決めされるように構成したディスクカート
リッジのシャッター構造において、上記引張りコイルば
ねの一端を係止できる第1ばね止めを備えた第1移動部
材と、上記引張りコイルばねの他端を係止できる第2ば
ね止めを備え、自由長下にある上記引張りコイルばねを
上記第1、第2ばね止め間に係止させた後に、上記初期
応力をこの引張りコイルばねに付与するために初期応力
付与位置に移動されるばね係止部材と、このばね係止部
材を上記初期応力付与位置にて保持する第2移動部材と
を具備し、上記往動位置へのシャッターの移動に伴われ
て上記第1移動部材または第2移動部材が移動して、上
記引張りコイルばねの弾性力が増大されるようにディス
クカートリッジのシャッター構造を構成したものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明によるディスクカートリッジのシャッター
構造を適用した一実施例を図面に基づき説明する。
先ず、第6図及び第7図によってディスクカートリッジ
概要を説明すれば、光ディスクや光磁気ディスクの如き
記録媒体である書込み自在のディスク(Writable Dis
c)1を、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂にて成形
されたほゞ四角形状をなす上下ハーフ2、3からなるカ
ートリッジ4内に回転自在に収納させ、上下ハーフ2、
3の中央部には円形のターンテーブル挿入孔5を設ける
と共にその一側部で中央部から外周部にかけて記録、再
生用のヘッド挿入孔である光学ヘッド挿入孔6を設け、
ステンレス板等の金属板から成形されて、断面がほゞコ
形をなすシャッター7によりこれら上下1対の光学ヘッ
ド挿入孔を開閉するように構成したものである。なお上
下ハーフ2、3はこれらの周辺部で複数のビス8による
ビス止めによって上下から組立てられている。またシャ
ッター7はカートリッジ4の一側面4aに沿って移動自在
に構成されたシャッター取付部材9に複数のビス10によ
るビス止めによって取付けられれている。
そして、シャッター7は第7図に実線で示した復動位置
とのその両側に1点鎖線および2点鎖線で示した2つの
往動位置との間で矢印a、b方向及び矢印a′、b′方
向に選択的に往復動自在に構成されており、かつこのシ
ャッター7は後述する引張りコイルばねによって復動位
置におけるセンター位置Pに矢印b及びb′方向の両方
から復動附勢されて位置決めされて、両光学ヘッド挿入
孔6を常に確実に閉蓋するように構成されている。
次に、第1図〜第5図によって引張りコイルばね12及び
シャッター7の取付け構造を説明する。
先ず、このディスクカードリッジのシャッター構造に使
用されるばねは引張りコイルばね12であり、両端には1
対のフック12a、12bが一体に設けられている。また、引
張りコイルばね12及びシャッター7を取付けるために、
夫々合成樹脂等にて成形されたシャッター取付部材9、
ばね係止部材13、第1移動部材14及び第2移動部材15が
用いられ、第1移動部材14とばね係止部材13とに垂直状
のピン等からなる第1、第2のばね止め16a、16bがそれ
ぞれ一体に成形されて、引張りコイルばね12の両フック
12a、12bが係止される。また第2移動部材15には弾性を
有する可動爪等の係合部17が一体に成形されており、さ
らにばね係止部材13には、弾性係合作用(弾性を利用し
て係合する作用のこと)によって上記係合部17に係合さ
れる被係合部18が一体に成形されている。
次に、第4図及び第5図に示す如く、カートリッジ4の
一側面4aで、しかも上下ハーフ2、3の内面には、各々
上下1対のカイドリブ19a、19b及び20a、20bが平行状を
なして夫々一体に成形されている。なおガイドリブ19a
と20aとが上下から突き合されて、これら上下1対のガ
イドリブ19a、19b及び20a、20bの間には、それぞれガイ
ド溝21、22が形成されている。そしてシャッター取付部
材9はほゞ角柱状をなしていて、第4図に示す如くその
上下両面に沿って設けられたガイド溝23、24が、上下両
ガイドリブ19b、20bに嵌合されてこれら両ガイドリブ19
b、20bに沿って摺動自在に構成されている。なお第1図
及び第5図に示す如くこのシャッター取付部材9の後部
下面の中央部には四角形状の突起25が一体に成形されて
いて、この突起25は第4図に示す如く下部ガイド溝22内
を摺動する。また第1図及び第4図に示す如く下部ガイ
ド溝22内のガイドリブ20a側の中央部には四角形状の突
起からなるストッパー26が一体に成形されており、この
ストッパー26は第7図で示したセンター位置Pに配置さ
れている。そして第2A図に示す如く突起25とストッパー
26との左右方向の巾tはほゞ等しく形成されている。
次に、第1図に示す如く、ばね係止部材13はほゞ四角形
状をなす水平板28の上部に前記ばね止め16b及び被係合
部18と垂直状を成す突起29とを一体に成形したものであ
り、水平板28の一つの角部には切欠き30が形成されてい
る。
また第2移動部材15はほゞL形をなす枠板31の両端の下
部に弾性アーム32と固定アーム33とを互いに直角状態に
一体に成形したものである。そして弾性アーム32の先端
に前記係合部17が一体に設けられ、固定アーム33の先端
の下部には突起33aが一体に設けられている。また第1
移動部材14はほゞL形をなす水平板35と垂直板36とのう
ち水平板35上に前記ばね止め16aを一体に成形したもの
である。
次に、第2A図、第4図及び第5図に示す如くばね係止部
材13と第1移動部材14とが突起25及びストッパー26の左
右両側に振り分けられた状態で上下両ガイド溝21、22内
に沿って摺動自在に構成されている。なお第2移動部材
15はその弾性アーム32と固定アーム33とをばね係止部材
13の水平板28に重ねた状態で上下両ガイド溝21、22内に
沿って摺動自在に構成されており、固定アーム33の突起
33aが切欠き30内に上方から嵌合されている。
なお第4図に示す上部ガイド溝21の真上でセンター位置
Pから一側方に偏寄した位置には、工具挿入孔37(第6
図、第7図)が設けられている。
次に、引張りコイルばね12及びシャッター7の取付け順
序を説明する。
先ず、第2A図、第3A図及び第5図に示す如くばね係止部
材13と第1移動部材14とを下ハーフ3のガイド溝22内で
ストッパー26の左右両側に上方から嵌合させ、かつ第2
移動部材15をばね係止部材13の上部からガイド溝22内に
上方から嵌合させる。そして第1移動部材14と第2移動
部材15との左右方向の対向面14aと15aとをストッパー26
の左右両側面26aに当接させ、かつばね係止部材13の被
係合部18の先端18aを第2移動部材15の固定アーム33に
当接させる。
すると、この時の1対のばね止め16a、16bの間隔11
が、引張りコイルばね12の自由長下における両フック12
a、12bの間隔と同一である小さな間隔になるので、引張
りコイルばね12を自由長のまま、1対のばね止め16a、1
6bに取付けることができる。従って、引張りコイルばね
12を自動機によって1対のばね止め16a、16bに容易に取
付けることができる。
次に、第2A図、第3A図及び第4図に示す如くシャッター
取付部材9を下部ガイド溝24によって下ハーフ3のガイ
ドリブ20b上に上方から嵌合させて、その突起25を第1
移動部材14と第2移動部材15との対向面14a、15a間に挿
入して、そのシャッター取付部材9の後端縁側を第2移
動部材15の弾性アーム32の上部と固定アーム33の先端の
上部及び第1移動部材14の水平板35の前端縁側の上部と
に重ねる。
次に、第3A図、第4図及び第6図に示す如く下ハーフ3
の上部に上ハーフ2の上方から嵌合させてこれらを複数
のビス8によって上方からビス止めしてカートリッジ4
を組立てる。なおこの際に、第4鵜に示す如く上ハーフ
2のガイドリブ19bをシャッター取付部材9のガイド溝2
3内に上方から嵌合されると共に第1移動部材14の垂直
板36と第2移動部材15の枠板31との上縁部分を上ハーフ
2のガイド溝21内に嵌合させる。
以上の組立て段階で、ばね係止部材13の突起29と第2移
動部材15の枠板31の一端31aとが上ハーフ2の工具挿入
孔37の真下に位置される。
そこで、第3A図に示す如く自動機の左右1対の挾み工具
39a、39bを工具挿入孔37内に上方から挿入して、これら
の挾み工具39a、39bで突起29と一端31aとを左右両側か
ら挾みつける。すると、この時、第2移動部材15はその
対向面15aによってストッパー26に当接しているため
に、ばね係止部材13のみが第2B図及び第3B図に示す如く
矢印a方向に移動されて、一方のばね止め16bが引張り
コイルばね12を引張りながら矢印a方向に移動される。
即ち、ばね係止部材13が第2移動部材15に対して矢印a
方向に引張りコイルばね12に抗して移動され、第2A図に
2点鎖線で示す如く、被係合部18が係合部17を弾性アー
ム32の弾性に抗して矢印c方向に撓ませながらその被係
合部18が係合部17を相対的に乗り越える。そしてばね係
止部材13が第2移動部材15に対して矢印a方向の所定位
置まで移動された時に、第2B図に示す如く弾性アーム32
が元に姿勢に弾性復帰して、係合部17と被係合部18とが
係合されて、ばね係止部材13と第2移動部材15とが一体
となる。
しかして、以上の結果、第2B図及び第3B図に示す如く1
対のばね止め16a、16bの間隔が大きな間隔l2に拡大され
て固定され、、この引張りコイルばね12に初期応力が与
えられる。そして、最後に、第4図及び第7図に示す如
く断面ほゞコ形をなすシャッター7を、その上下1対の
水平板7aによって上下ハーフ2、3の外側にカートリッ
ジ4の一側面4aから水平に差込んで、上下1対の水平板
7aの一端部間を垂直に連結している側面板7b部分におい
てシャッター取付部材9の側面9aに複数のビス10によっ
てビス止めして、一連の組立てを完了する。なおこの
際、第4図及び第5図に示す如くシャッター7の上下1
対の水平板7aの遊端部7a′は上下ハーフ2、3の上下面
に沿って設けられている上下1対のガイド溝40内に挿入
される。
そして、以上の順序で取付けられた引張りコイルばね12
には前述した如く初期応力が与えられているので、第2B
図及び第3B図に示す如く引張りコイルばね12によって1
対のばね止め16a、16bが矢印b、b′方向に移動附勢さ
れ、ばね係止部材13と第2移動部材15とが一体に矢印b
方向に移動附勢されると共に、第1移動部材14が矢印
b′方向に移動附勢される。そして第2移動部材15と第
1移動部材14との対向面15a、14a間でシャッター取付部
材9の突起25が左右両側から挟まれると共にこれら両対
向面15a、14aが下ハーフ3のストッパー26の左右両側面
26aに所定の力(引張りコイルばね12に与えられた初期
応力)で押圧されることによって、シャッター7が第7
図に実線で示した復動位置のセンター位置Pに正確かつ
確実に復動されて位置決めされる。この結果、振動等に
よってシャッター7が第7図で矢印a又はa′方向に容
易に開蓋されるようなことは全くない。
なお、この実施例で示したシャッター7は、第7図に実
線で示した復動位置から矢印a又はa′方向の何れの方
向にも開蓋することができるいわゆる両開き構造のもの
である。そしてシャッター7を矢印a方向に開蓋する場
合には、第2C図及び第3C図に示す如く第1移動部材14が
ストッパー26で停止された状態で、シャッター取付部材
9の突起25が第2移動部材15の対向面15aを矢印a方向
に押し、係合部17及び被係合部18を介してばね係止部材
13が一体に矢印a方向に押されて、一方のばね止め16a
によって引張りコイルばね12が矢印a方向に引張られ
て、その引張りコイルばね12にシャッター7の第7図で
矢印b方向への復動力がチャージされることになる。な
おこれとは逆に、シャッター7を第7図で矢印a′方向
に開蓋する場合には、ばね係止部材13と第2移動部材15
とをストッパー26で停止させた状態で、シャッター取付
部材9の突起25によって第1移動部材14が第2C図及び第
3C図で矢印a′方向に押されて、他方のばね止め16bに
よって引張りコイルばね12が矢印a′方向に引張られ
て、その引張りコイルばね12にシャッター7の第7で矢
印b′方向への復動力がチャージされることになる。
ところで、以上述べた引張りコイルばね12及びシャッタ
ー7の取付け構造によれば、引張りコイルばね12をカー
トリッジ4内に予め取付けた後にその引張りコイルばね
12にカートリッジ4外から初期応力を与えることができ
る。しかもその後カートリッジ4外からシャッター7を
シャッター取付部材9にビス止めして、その引張りコイ
ルばね12に与えた初期応力によってシャッター7を復動
位置に正確かつ確実に位置決めすることができるもので
ある。従って、従来一般に行われているように、先づ引
張りコイルばね12の両端のフック12a、12bを、シャッタ
ー7およびカートリッジ4にそれぞれ直接係止し、次い
でこの引張りコイルばね12に初期応力を与えるべく、そ
の引張りコイルばね12を引張りながらシャッター7をカ
ートリッジ4に取付けるような面倒な作業を一切行わな
くても良く、その引張りコイルばね12及びシャッター7
の取付け作業を極めて容易かつ高能率に行うことができ
る。
以上本発明の一実施例に付き述べたが、本発明は実施例
に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて
各種の有効な変更が可能である。
例えば実施例では、シャッター7を両開き構造に構成し
たが、シャッター7が片開き構造であれば、例えばシャ
ッター7自体を本発明で言う第2移動部材に構成して、
ばね係止部材13をそのシャッター7に直接係止させるよ
うにしても良い。
また、シャッター7が片開き構造であれば、第1移動部
材14のばね止め16bを下ハーフ3等に一体に成形しても
良い。
また実施例に示したシャッター構造によれば、シャッタ
ー取付部材9を省略して、シャッター7に突起25を一体
に設けても良い。
また、本発明のシャッター取付部材、1対のばね止め、
第1、第2移動部材、ばね係止部、係合部及び被係合部
の形状や構造は実施例で示したものに限定されることな
く、各種の形状や構造に変更可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、引張りコイルばねの両端を1対のばね止めに
最初に係止する際は、その1対のばね止めの間隔を上記
引張りコイルばねの自由長に一致させておき、この状態
で引張りコイルばねをばね止めに係止させた後、この1
対のばね止め間の間隔を開いて固定することにより、上
記引張りコイルばねに初期応力が付与されるようにした
ものであるから、引張りコイルばねの取付け作業を容易
に自動化することができて、ディスカートリッジ等の組
立て作業の高能率化及び低コスト化を図り得る。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明をディスクカートリッジのシャッター開閉
装置に適用した一実施例を示したものであって、第1図
は要部の分解斜視図、第2A図〜第2C図は要部の平面図、
第3A図は第2A図III A−III A線矢視図、第3B図は第2B図
III B−III B線矢視図、第3C図は第2C図III C−III C線
矢視図、第4図は第3B図IV−IV線矢視図、第5図及び第
6図は部分分解斜視図、第7図はディスクカートリッジ
全体の平面図である。 図面に用いられた符号において、 1……ディスク 2……上ハーフ 3……下ハーフ 4……カートリッジ 6……光学ヘッド挿入孔(開口) 7……シャッター 9……シャッター取付部材 12……引張りコイルばね 12a……引張りコイルばねのフック 12b……引張りコイルばねのフック 13……ばね係止部材 14……第1移動部材 15……第2移動部材 16a……ばね止め 16b……ばね止め 17……係合部 18……被係合部 26……ストッパー である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口を開放する往動位置からこの開口を閉
    塞する復動位置に引張りコイルばねの弾性力により復動
    付勢されるシャッターを備え、 このシャッターが上記復動位置では上記引張りコイルば
    ねに予め付与した初期応力によって位置決めされるよう
    に構成したディスクカートリッジのシャッター構造にお
    いて、 上記引張りコイルばねの一端を係止できる第1ばね止め
    を備えた第1移動部材と、 上記引張りコイルばねの他端を係止できる第2ばね止め
    を備え、自由長下にある上記引張りコイルばねを上記第
    1、第2ばね止め間に係止させた後に、上記初期応力を
    この引張りコイルばねに付与するために初期応力付与位
    置に移動されるばね係止部材と、 このばね係止部材を上記初期応力付与位置にて保持する
    第2移動部材とを具備し、 上記往動位置へのシャッターの移動に伴われて上記第1
    移動部材または第2移動部材が移動して、上記引張りコ
    イルばねの弾性力が増大されるように構成したディスク
    カートリッジのシャッター構造。
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JPS61204882A (ja) 1986-09-10

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