JPH0641227B2 - 記録材料 - Google Patents

記録材料

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JPH0641227B2
JPH0641227B2 JP62176627A JP17662787A JPH0641227B2 JP H0641227 B2 JPH0641227 B2 JP H0641227B2 JP 62176627 A JP62176627 A JP 62176627A JP 17662787 A JP17662787 A JP 17662787A JP H0641227 B2 JPH0641227 B2 JP H0641227B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は記録材料に関し、さらに詳しくは、ほぼ無色の
発色剤と電子受容性化合物の発色反応を利用した記録材
料に関する。
(従来技術) 感圧記録シートは、ほぼ無色の発色剤を適当な溶媒に溶
解し、その油滴をマイクロカプセル化したマイクロカプ
セルを含むマイクロカプセル層を支持体上に塗布した上
葉紙、電子受容性化合物(以下顕色剤と称する)を含む
顕色剤層を他の支持体上に塗布した下葉紙、及び場合に
よつては支持体の一方の面にマイクロカプセル層を、他
面に顕色剤層を塗布した中葉紙の組合せよりなるもの、
或いは支持体の同一面に前記のカプセルと顕色剤が含有
されたもの、或いは支持体中に前記のカプセルが顕色剤
の一方が含有され、他の一方が塗布されたもの等があ
る。
これらの感圧記録紙は、例えば米国特許2,505,4
70号、同2,505,489号、同2,550,47
1号、同2,730,457号、同3,418,250
号等に記載されている。
しかしこれらの感圧記録シートは次に示す2つの実用上
重大な欠点を有している。
(1) 発色剤を含有するマイクロカプセル層の耐光性が
十分でない。……マイクロカプセル層の光照射により、
発色性が低下する。
(2) 発色速度が遅く印字後1日経時した濃度に比べる
と印字直後の濃度が低い。
現在これらの欠点を完全に解決したものは得られていな
い。
(発明の目的) 本発明の目的は、マイクロカプセル層の耐光性を改良し
た記録材料を提供する事にある。
また、発色速度の速い記録材料を提供する事にある。さ
らに、発色剤を高濃度化し薄層化可能な記録材料を提供
する事にある。
(発明の構成) 本発明の目的は、ほぼ無色の発色剤と溶媒を内包するカ
プセルにおいて該発色剤としてp置換アミノフエニルイ
ンドリルフタリド誘導体、p置換アミノフエニルインド
リルアザフタリド誘導体およびp置換アミノフエニルイ
ンドリルジアザフタリド誘導体の少くとも1種を用い、
該溶媒として、パラフイン油を芯物質に対し20重量%
以上含有するマイクロカプセルを用いた事を特徴とする
記録材料により達成された。
本発明に係わる、p置換アミノフエニルインドリルフタ
リド誘導体、p置換アミノフエニルインドリルアザフタ
リド誘導体、p置換アミノフエニルインドリルジアザフ
タリド誘導体は、下記一般式(I)で表わされるもので
ある。
上式中、RおよびR′は同一でも異なつていても良く、
アルキル基、アラルキル基、アリール基を、Rおよび
は同一でも異なつていても良く、水素原子、アルキ
ル基又はアリール基を、環Aはベンゼン環、ピリジン環
又はピラジン環を表わす。Y、Y′およびZは水素原
子、アルキル基、ハロゲン原子、置換アミノ基またはア
ルコキシ基を表わす。
なお、アリール基は、フエニル基、ナフチル基または複
素芳香環基を表わし、これらは、アルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、置換カルバモイル基、置換スルフアモイル基、
置換アミノ基、置換オキシカルボニル基または置換オキ
シスルホニル基等の置換基を有していてもよい。またア
ルキル基は飽和または不飽和のアルキル基またはシクロ
アルキル基を表わし、これらは、アリール基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子またはシアノ基
等の置換基を有していてもよい。
上式中RまたはR′で表わされる置換基のうち炭素原子
数1〜12のアルキル基、炭素原子数7〜12のアラル
キル基、炭素原子数6〜12のアリール基が好ましく、
これらは、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、アシル基、シアノ基、ピリジル基、フルフリル基
などで置換していても良い。RおよびR′はお互いに結
合して環を形成しても良い。好ましくは、5又は6員の
飽和の複素環を表わす。Rで表わされる置換基のうち
炭素原子数1〜18のアリール基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基またはハロゲン原子を置換基として有して
いてもよいアルキル基および炭素原子数6〜12のアル
キル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を置換基とし
て有していてもよいフエニル基が好ましく、Rで表わ
される置換基のうち炭素原子数1〜8のアルキル基およ
び炭素原子数6〜10のフエニル基および水素原子が好
ましく、環Aはベンゼン環及び4又は7位に窒素が入つ
たピリジン環及びピラジン環が好ましい。
環Aは更にハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、
アリール基、アリールオキシ基、カルバモイル基、置換
アミノ基、アシル基、アルカンスルホ基、アルコキシカ
ルボニル基、ニトロ基、シアノ基などで置換されていて
も良い。Y、Y′で表わされる置換基のうち水素原子、
炭素原子数1〜18のアルキル基、アシルオキシ基、置
換アミノ基およびアルコキシ基が好ましく、特にアルコ
キシ基が好ましい。Zが表わされる置換基のうち水素原
子、炭素原子数1〜12のアルキル基およびアルコキシ
基が好ましい。Rがアルキル基の場合は、R、R′、
Y、R1、R2の炭素原子数の和が13以上のもの、R2
がアリール基の場合は、R、R′、Y、R1、R2の炭素
原子数の和が18以上のものが発色剤の有機溶剤への溶
解性が増加するので好ましい。更に、R、R′、Y′R
1のうち少なくとも1つは炭素原子数が4以上のものが
好ましい。本発明に使用する発色剤は、ジイソプロピル
ナフタレン(商品名:クレハ化学KMC113)100gに対し
て20゜Cで5g以上溶解するものが好ましく、10g
以上溶解するものが特に好ましい。
これらの一部を例示すれば、3−(4−ジエチルアミノ
−2−エトキシフエニル)−3−(1−nヘキシル−2
−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(4−
ジエチルアミノ−2−エトキシフエニル)−3−(1−
nオクチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリ
ド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフエニ
ル)−3−(1−nドデシル−2−メチルインドール−
3−イル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−
エトキシフエニル)−3−(1−nオクタデシル−2−
メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(4−ジ
nブチルアミノ−2−エトキシフエニル)−3−(1−
nブチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリ
ド、3−(4−ジnブチルアミノ−2−ブトキシフエニ
ル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−
イル)フタリド、3−(4−N−ベンジル−N−エチル
アミノ−2−エトキシフエニル)−3−(1−nヘキシ
ル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−
(4−N−エチル−N−イソアミルアミノ−2−イソア
ミルオキシフエニル)−3−(1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)フタリド、3−(4−ジエチル
アミノ−2−nオクタデシルオキシフエニル)−3−
(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタ
リド、3−(4−N−ベンジル−N−エチルアミノ−2
−(2−エチルヘキシルオキシ)フエニル)−3−(1
−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリ
ド、3−(4−N−ブチル−N−エチルアミノ−2−メ
チルフエニル)−3−(1−(2−エチルヘキシル)−
2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(4
−ジエチルアミノ−2−エトキシフエニル)−3−(1
−ベンジル−2−メチルインドール−3−イル)フタリ
ド、3−(4−ジエチルアミノ−2−ブトキシフエニ
ル)−3−(1−ベンジル−2−メチルインドール−3
−イル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エ
トキシフエニル)−3−(1−nオクチル−2−メチル
インドール−3−イル)−4−又は−7−アザフタリ
ド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフエニ
ル)−3−(1−nオクチル−2−メチルインドール−
3−イル)−4,7−ジアザフタリド、3−(4−ジエ
チルアミノ−2−エトキシフエニル)−3−(1−nド
デシル−2−メチルインドール−3−イル)−4又は−
7−アザフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エ
トキシフエニル)−3−(1−nオクタデシル−2−メ
チルインドール−3−イル)−4,7−ジアザフタリ
ド、3−(2,4−ジエチルアミノ−2−エトキシフエ
ニル)−3(1−nオクタデシル−2−メチルインドー
ル−3−イル)−4−又は−7−アザ−フタリド等があ
げられる。
本発明に係わるp置換アミノフエニルインドリルフタリ
ド誘導体のうち発色色相の点から、4置換アミノ−2−
アルコキシフエニルインドリルフタリドが好ましく、p
置換アミノフエニルインドリルアザフタリド誘導体で
は、4置換アミノ−2−アルコキシフエニルインドリル
−4又は−7−アザフタリドが好ましく、p置換アミノ
フエニルインドリルジアザフタリド誘導体では、4置換
アミノ−2−アルコキシフエニルインドリル−1,4−
ジアザフタリド誘導体が好ましい。
本発明に係る記録材料において、p置換アミノフエニル
インドリルフタリド誘導体および/またはp置換アミノ
フエニルインドリルアザフタリド誘導体および/または
p置換アミノフエニルインドリルジアザフタリド誘導体
は、既なよく知られているトリフエニルメタンフタリド
系化合物、フルオラン系化合物、フエノチアジン系化合
物、インドリルアザフタリド系化合物、ロイコオーラミ
ン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリフエニ
ルメタン系化合物、トリアゼン系化合物、スピロピラン
系化合物など各種の化合物と併用して記録材料を組み立
てることもできる。
その際好ましくは本発明の無色染料が60%以上になる
ように使用されることが特性改良の点から望まれる。
本発明に係るパラフイン油としては、好ましくは、炭素
原子数が6〜20、さらに好ましくは炭素原子数が10
〜18のもので、さらに分枝鎖を持つものが特に好まし
い。4゜Cにおける比重が0.73〜0.82のものが
好ましく、かつ、37.8゜Cでの粘度が1.0〜1
0.0センチストークスで沸点範囲が150゜C以上の
溜分が好ましく、特に150゜C〜270゜Cの溜分が
好ましい。
具体例を上げると、IPソルベント1620(比重:
0.762、粘度:1.3センチストークス、沸点範囲
166゜C〜205゜C)、IPソルベント2028
(比重:0.790、粘度;2.6センチストークス、
沸点範囲;210゜C〜265゜C、共 出光石油化学
(株)製)。
更にパラフイン油は、芳香族炭化水素、塩素化パラフイ
ン、芳香族エステル、芳香族ジエーテルなどと混合して
用いてもよい。芳香族炭化水素としては、ジアリールア
ルカン、アルキル化ナフタレン、アルキル化ビフエニル
などがある。ジアリールアルカンとしては、アルキル化
ジフエニルメタン、アルキル化ジフエニルエタン、アル
キル化ジフエニルプロパン等が好ましく、具体例として
は、ジキシリルメタン、1−フエニル−1−キシリルエ
タン、1−フエニル−2−(トリメチルフエニル)エタ
ン、1−フエニル−1−キシリルプロパン、1−イソプ
ロピルフエニル−2−フエニルエタンなどがあげられ
る。アルキル化ナフタレンの具体例としては、イソプロ
ピルナフタレン、メチルプロピルナフタレン、ジエチル
ナフタレン、ジイソプロピルナフタレン、エチルイソプ
ロピルナフタレン、メチルブチルナフタレンなどがあげ
られる。アルキル化ビフエニルの具体例としては、ジエ
チルビフエニル、イソプロピルビフエニル、メチルプロ
ピルビフエニルなどがあげられる。また、塩素化パラフ
インの具体例としては英国特許第1296447号明細
書に記載されている炭素数6〜18の塩素化パラフイン
があげられる。これらの溶媒の中で好ましいのは、1−
イソプロピルフエニル−2−フエニルエタン、1−フエ
ニル−1−(ジメチルフエニル)エタン、ジイソプロピ
ルナフタレンである。
本発明における発色剤、溶媒の組成は、発色剤は、4〜
25重量%が好ましく、特に6〜20重量%が好まし
い。パラフイン油は、20重量%〜96重量%が好まし
く、特に30〜84重量%が好ましい。芳香族炭化水素
と組み合わせて使用する際には0〜76重量%が好まし
く、特に10〜45重量%が好ましい。
本発明のマイクロカプセル中には、添加剤として紫外線
吸収剤、ヒンダードフエノール誘導体、ヒンダードアミ
ン誘導体、ニツケル化合物を添加しても良い。これらは
発色と共に溶解しても良いし、別に溶解して混合しても
良い。
ヒンダートフエノールとしては、少なくとも2または6
位のうち1個以上が分岐アルキル基で置換されたフエノ
ール誘導体が好ましい。
これらの具体的な例については特願昭62−58514
号に記載されている。
芯物質中に紫外線吸収剤を含有させるとより好ましい結
果が得られる。
紫外線吸収剤として好ましいものは、270〜380m
μの分光吸収を有するものであり、例えばフエニルサリ
シレート、p−tert−ブチルフエニルサリシレート、p
−オクチルフエニルサリシレート等のサリチル酸系紫外
線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン、2−
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒドロ
キシ−4−オクトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−ドデシルオキシベンゾフエノン、2,2′−ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、2,2′−ジ
ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフエノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフエノ
ン等のごときベンゾフエノン系紫外線吸収剤、2(2′
−ヒドロキシ−5′−メチルフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、2(2′−ヒドロキシ−5′−tert−ブチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−tert−ブチル−フエニル)ベンゾトリ
アゾール、2(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル
−5′−メチルフエニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−
ブチルフエニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−アミルフ
エニル)ベンゾトリアゾール、2(2′−ヒドロキシ−
4′−オクトキシフエニル)ベンゾトリアゾール等のご
ときベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、2−エチルヘ
キシル−2−シアノ−3,3′−ジフエニルアクリレー
ト、エチル−2−シアノ−3,3′−ジフエニルアクリ
レート等のごときシアノアクリレート系紫外線吸収剤等
がある。これらのうち好ましいものはベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤である。
これら添加剤の中で特に紫外線吸収剤が好ましい。
各種添加剤の好ましい使用量は、発色剤に対して5〜2
00重量%、更に好ましくは10〜100重量%であ
る。
本発明のマイクロカプセルを含む記録材料の例として
は、感圧記録材料、感熱記録材料等があげられる。
最も一般的な感圧記録材料は電子供与性無色染料を含有
するマイクロカプセルおよび電子受容性化合物を別々に
含有する少なくとも一対のシートから成るものである。
カプセルの製造方法については、米国特許2,800,
457号、同2,800,458号に記載された親水性
コロイドゾルのコアセルベーシヨンを利用した方法、英
国特許867,797号、同950,443号、同98
9,264号、同1,091,076号などに記載され
た界面重合法あるいは米国特許3,103,404号に
記載された手法、などがある。
感熱記録材料は特願昭59−222716号に記載され
ているような形態をとりうる。最も一般的には発色剤を
含むマイクロカプセルおよび顕色剤を同一シート上に分
散、塗布されたものである。
本発明の記録シートに用いられる発色剤と反応する電子
受容性の顕色剤の例としては、特願昭62−05851
4号に記載のものが好ましい。
これらの顕色剤は、スチレンブタジエンラテツクスの如
きバインダーと共に紙、等の支持体に塗布される。
本発明の感圧記録用マイクロカプセルシートは次に示す
顕色剤シートを用いてその性能を試験した。
〔顕色剤シートの調整〕
水70部に酸化亜鉛2部と炭酸カルシウム18部及び
3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸亜鉛4部を
添加混合し、次にアトライターにより30分分散した液
に、カルボキシ変性SBRラテツクスを固形分にて2.
5部と10wt%PVA(ケン化度99%、重合度100
0)水溶液12部を添加し、均一に撹拌して塗布液とし
た。この塗布液を50g/mの原紙に4g/mの固
形分が塗布されるようなエアナイフ塗布機にて塗布乾燥
して顕色剤シートを得た。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
本発明は実施例に限定されるものではない。
実施例1−6及び比較例1−2 pH=6.0に調整されたポリビニルベンゼンスルホン
酸の一部ナトリウム塩(平均分子量500,000)の
4.5%水溶液120部に紫外線吸収剤として2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフ
エニル)−5−クロロベンゾトリアゾール2部と、第1
表に示す発色剤とを第1表に示す溶媒に溶解した発色剤
オイル100部を乳化分散して平均粒径5.5μmの粒
子サイズを持つ乳化液を得た。別にメラミン6部、37
重量%ホルムアルデヒド水溶液11部、水30部を60
゜Cに加熱撹拌して30分後に透明なメラミンとホルム
アルデヒド及びメラミンホルムアルデヒド初期縮合物の
混合水溶液を得た。この混合水溶液のpHは6.0〜
8.0であつた。以下このメラミンとホルムアルデヒド
及びメラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物の混合水溶
液を初期縮合物溶液と称する。上記の方法で得た初期縮
合物溶液を上記乳化混合物に添加混合し、撹拌しながら
3.6重量%の塩酸溶液にてpHを6.0に調節し、液
温を65℃に上げ360分撹拌し続けた。
このカプセル液を室温まで冷却し20重量%の水酸化ナ
トリウムでpH9.0に調節した。
このカプセル分散液に対して10重量%ポリビニルアル
コール水溶液100部及びカルボキシ変性SBRラテツ
クスを固形分で10部およびデンプン粒子50部及び炭
酸カルシウム10部を添加し水を加えて固形分濃度20
%に調整し発色剤含有マイクロカプセル塗布液を調整し
た。
この塗布液を50g/mの原紙に4g/m値を第1
表に示す。
耐光値が大きいほど、マイクロカプセル層の耐光性が優
れていることを示す。
発色濃度は波長380〜780nm間の発色体の分光吸
収曲線における吸収極大で、日立カラーアナライザー3
07型を用いて測定した値を表わす。
第1表に示した様に、パラフイン油を20重量%以上用
いる事により発色速度が速くなり、かつマイクロカプセ
ル層の耐光性が向上している事がわかる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−77190(JP,A) 特開 昭59−164186(JP,A) 特開 昭60−85986(JP,A) 特開 昭60−224582(JP,A) 特開 昭62−83181(JP,A) 特開 昭62−82069(JP,A) 特開 昭61−168664(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ無色の電子供与性発色剤と溶媒とを内
    包するマイクロカプセルと、電子受容性顕色剤とを含む
    記録材料において、該発色剤として下記一般式(I)で
    表わされるp置換アミノフェニルインドリルフタリド誘
    導体、p置換アミノフェニルインドリルアザフタリド誘
    導体及びp置換アミノフェニルインドリルジアザフタリ
    ド誘導体から選ばれる少くとも1種、該溶媒としてパラ
    フィン油を、芯物質に対し、20重量%以上含有するマ
    イクロカプセルを用いた事を特徴とする記録材料。 上式中、RおよびR′は同一でも異なっていても良く、
    アルキル基、アラルキル基、アリール基を、Rおよび
    は同一でも異なっていても良く、水素原子、アルキ
    ル基又はアリール基を、環Aはベンゼン環、ピリジン環
    又はピラジン環を表わす。Y、Y′およびZは水素原
    子、アルキル基、ハロゲン原子、置換アミノ基またはア
    ルコキシ基を表わす。
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