JP3320525B2 - 顕色剤組成物および感圧記録シート - Google Patents

顕色剤組成物および感圧記録シート

Info

Publication number
JP3320525B2
JP3320525B2 JP27511193A JP27511193A JP3320525B2 JP 3320525 B2 JP3320525 B2 JP 3320525B2 JP 27511193 A JP27511193 A JP 27511193A JP 27511193 A JP27511193 A JP 27511193A JP 3320525 B2 JP3320525 B2 JP 3320525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salicylic acid
acid
pressure
developer
recording sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27511193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07125426A (ja
Inventor
丈太郎 ▲来▼田
良満 田辺
清春 長谷川
正勝 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP27511193A priority Critical patent/JP3320525B2/ja
Publication of JPH07125426A publication Critical patent/JPH07125426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3320525B2 publication Critical patent/JP3320525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は顕色剤組成物、および該
組成物を支持体に塗布してなる感圧記録シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、感圧記録シートは、例えば、
電子供与性発色性化合物等を溶解した油性物質を内包す
るカプセルを主成分とするマイクロカプセル組成物を支
持体の片面上に塗布した上用シートと、支持体の片面に
上記電子供与性発色性化合物と接触した時に呈色する電
子受容性顕色剤を主成分とする顕色剤組成物を塗布し、
反対面にマイクロカプセル組成物を塗布した中用シー
ト、および支持体の片面に顕色剤組成物を塗布した下用
シートがあり、一般に、上用シート−下用シート、ある
いは上用シート−中用シート−下用シートの組み合わせ
で使用されている。また、支持体の同一面にマイクロカ
プセル組成物と電子受容性顕色剤組成物を塗布して1枚
のシートで複写可能とした単体複写シートがある。
【0003】従来より、サリチル酸誘導体、例えば、
3,5−ジ置換サリチル酸誘導体の多価金属塩(例え
ば、特公昭51−25174号公報)、あるいはサリチ
ル酸エステル類とスチレン類とを反応させて、得られる
サリチル酸エステル樹脂を加水分解した後、多価金属化
合物を作用させて得られるサリチル酸樹脂の多価金属塩
(特開平1−133780号公報)は感圧記録シートの
電子受容性顕色剤として有用であることが知られてい
る。しかし、これらのサリチル酸誘導体の多価金属塩を
電子受容性顕色剤とする感圧記録シートは、発色速度、
特に低温環境下での発色速度が遅く、実用上充分な発色
濃度の画像を得るのに長時間を要するという難点があ
る。現在では、発色速度が速い感圧記録シートが望まれ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、発色
速度に優れた顕色剤組成物ならびに該組成物を塗布して
なる感圧記録シートを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の要
望にこたえるべく、顕色剤組成物および感圧記録シート
に関し、鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわ
ち、本発明は、サリチル酸誘導体の多価金属塩を成分と
する顕色剤と、少なくとも1種の一般式(1)(化
2)、一般式(2)(化2)または一般式(3)(化
2)で表される化合物を含有する顕色剤組成物に関する
ものである。さらには、上記の顕色剤組成物を支持体に
塗布してなる感圧記録シートに関するものである。
【0006】
【化2】 (式中、X1 〜X4 はそれぞれ水素原子またはアルキル
基を表し、X5 〜X8 はそれぞれ水素原子、アルキル
基、アルコキシ基、アラルキル基、アリール基またはハ
ロゲン原子を表す) 本発明に係るサリチル酸誘導体の多価金属塩としては、
好ましくは、例えば、一般式(4)(化3)で表される
サリチル酸誘導体の多価金属塩を挙げることができる。
【0007】
【化3】 (式中、R1 〜R4 はそれぞれ水素原子、アルキル基、
アルコキシ基、アラルキル基、アリール基またはハロゲ
ン原子を表し、また、R1 〜R4 の内、隣接する2つの
基が結合して環を形成してもよい)一般式(4)におい
て、R1 〜R4 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アル
コキシ基、アラルキル基、アリール基またはハロゲン原
子を表し、、また、R1 〜R4 の内、隣接する2つの基
が結合して環を形成してもよい。好ましくは、水素原
子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のア
ルコキシ基、置換基を有してもよい総炭素数7〜20の
アラルキル基、置換基を有してもよい総炭素数6〜20
のアリール基、フッソ原子、塩素原子、臭素原子であ
る。
【0008】本発明に係るサリチル酸誘導体の多価金属
塩の具体例としては、例えば、サリチル酸、3−メチル
サリチル酸、6−エチルサリチル酸、5−イソプロピル
サリチル酸、5−sec −ブチルサリチル酸、5−tert−
ブチルサリチル酸、5−tert−アミルサリチル酸、5−
シクロヘキシルサリチル酸、5−n−オクチルサリチル
酸、5−tert−オクチルサリチル酸、5−イソノニルサ
リチル酸、3−イソドデシルサリチル酸、5−イソドデ
シルサリチル酸、5−イソペンタデシルサリチル酸、4
−メトキシサリチル酸、6−メトキシサリチル酸、5−
エトキシサリチル酸、6−イソプロポキシサリチル酸、
4−n−ヘキシルオキシサリチル酸、4−n−デシルオ
キシサリチル酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル
酸、3,5−ジ−tert−オクチルサリチル酸、3,5−
ジイソノニルサリチル酸、3,5−ジイソドデシルサリ
チル酸、3−メチル−5−tert−ノニルサリチル酸、3
−tert−ブチル−5−イソノニルサリチル酸、3−イソ
ノニル−5−tert−ブチルサリチル酸、3−イソドデシ
ル−5−tert−ブチルサリチル酸、3−イソノニル−5
−tert−アミルサリチル酸、3−イソノニル−5−tert
−オクチルサリチル酸、3−イソノニル−6−メチルサ
リチル酸、3−イソドデシル−6−メチルサリチル酸、
3−sec −オクチル−5−メチルサリチル酸、3−イソ
ノニル−5−フェニルサリチル酸、3−フェニル−5−
イソノニルサリチル酸、3−メチル−5−(α−メチル
ベンジル)サリチル酸、3−メチル−5−(α,α−ジ
メチルベンジル)サリチル酸、3−イソノニル−5−
(α−メチルベンジル)サリチル酸、3−(α−メチル
ベンジル)−5−tert−ブチルサリチル酸、3−ベンジ
ルサリチル酸、5−ベンジルサリチル酸、3−(α−メ
チルベンジル)サリチル酸、5−(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸、3−(α,α−ジメチルベンジル)サ
リチル酸、4−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル
酸、5−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、
【0009】3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチ
ル酸、3,5−ジ(α,α−ジメチルベンジル)サリチ
ル酸、3−(α−メチルベンジル)−5−(α,α−ジ
メチルベンジル)サリチル酸、3−(1’,3’−ジフ
ェニルブチル)サリチル酸、5−(1’,3’−ジフェ
ニルブチル)サリチル酸、3−〔α−メチル−4’−
(α’−メチルベンジル)ベンジル〕サリチル酸、5−
〔α−メチル−4’−(α’−メチルベンジル)ベンジ
ル〕サリチル酸、3−(α−メチルベンジル)−5−
(1’,3’−ジフェニルブチル)サリチル酸、3−
(1’,3’−ジフェニルブチル)−5−(α−メチル
ベンジル)サリチル酸、3−フェニルサリチル酸、5−
フェニルサリチル酸、3−(α−メチルベンジル)−5
−フェニルサリチル酸、3−(α,α−ジメチルベンジ
ル)−5−フェニルサリチル酸、3−フェニル−5−
(α−メチルベンジル)サリチル酸、5−(4’−メチ
ルフェニル)サリチル酸、5−(4’−メトキシフェニ
ル)サリチル酸、5−フルオロサリチル酸、3−クロロ
サリチル酸、4−クロロサリチル酸、5−クロロサリチ
ル酸、5−ブロモサリチル酸、3−クロロ−5−(α−
メチルベンジル)サリチル酸、3−(α−メチルベンジ
ル)−5−クロロサリチル酸、2−ヒドロキシ−1−ベ
ンジル−3−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−3−(α,
α−ジメチルベンジル)−1−ナフトエ酸、3−ヒドロ
キシ−7−(α,α−ジメチルベンジル)−2−ナフト
エ酸、
【0010】さらには、例えば、特開昭62−1948
6号公報に記載のカルボキシ変性テルペンフェノール樹
脂、特開昭63−112537号公報、特開昭63−1
86729号公報、特開平1−133780号公報等に
記載のポリスチレン化サリチル酸樹脂誘導体、特開平2
−160815号公報等に記載のポリベンジル化スチレ
ン化サリチル酸樹脂誘導体などの多価金属塩が挙げられ
る。多価金属の具体例としては、例えば、マグネシウ
ム、亜鉛、ニッケル、アルミニウム、カルシウムを挙げ
ることができ、特に亜鉛が好ましい。これらのサリチル
酸誘導体の多価金属塩は、単独で、あるいは複数併用し
てもよい。さらには、複数種のサリチル酸誘導体を用い
て多価金属塩化した混合サリチル酸誘導体の多価金属塩
でもよい。尚、上記のサリチル酸誘導体において、イソ
ノニル基、イソドデシル基、イソペンタデシル基とは、
それぞれプロピレン3量体、プロピレン4量体または1
−ブテン3量体、プロピレン5量体が付加して生じた置
換基の総称である。
【0011】本発明に係るサリチル酸誘導体の多価金属
塩の製造方法としては、特に限定されるものではなく、
公知の方法を適用できる。例えば、1種以上のサリチル
酸誘導体と多価金属化合物(例えば、多価金属の酸化
物、水酸化物、炭酸塩、ケイ酸塩、有機カルボン酸塩)
とを溶融させて製造する方法(溶融法)、あるいは1種
以上のサリチル酸誘導体のアルカリ金属塩、アミン塩あ
るいはアンモニウム塩などの水可溶性のサリチル酸誘導
体の塩と、水可溶性の多価金属化合物(例えば、硫酸亜
鉛、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸アルミニ
ウム等の硫酸塩、塩化亜鉛、塩化マグネシウム、塩化カ
ルシウム、塩化ニッケル、塩化アルミニウム等の塩化
物、酢酸亜鉛等の酢酸塩)とを、水存在下、作用させて
製造する方法(複分解法)が適用できる。
【0012】一般式(1)、(2)および(3)におい
て、X1 〜X4 はそれぞれ水素原子またはアルキル基を
表し、好ましくは、水素原子または炭素数1〜4のアル
キル基である。また、X5 〜X8 はそれぞれ水素原子、
アルキル基、アルコキシ基、アラルキル基、アリール基
またはハロゲン原子を表し、好ましくは、水素原子、炭
素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ
基、炭素数7〜10のアラルキル基、炭素数6〜10の
アリール基、フッソ原子、塩素原子、臭素原子である。
【0013】一般式(1)で表される化合物の具体例と
しては、例えば、1,3−ジフェニル−1−ブテン、
1,3−ジ(4'−メチルフェニル)−1−ブテン、1,
3−ジ(4'−n−ブチルフェニル)−1−ブテン、1,
3−ジ(4'−n−オクチルフェニル)−1−ブテン、
1,3−ジ(3'−メチルフェニル)−1−ブテン、1,
3−ジ(4'−メトキシフェニル)−1−ブテン、1,3
−ジ(4'−フェニルフェニル)−1−ブテン、1,3−
ジ(4'−フルオロフェニル)−1−ブテン、1,3−ジ
(4'−クロロフェニル)−1−ブテン、1,3−ジメチ
ル−1,3−ジフェニル−1−ブテン、1,3−ジエチ
ル−1,3−ジフェニル−1−ブテン、1−メチル−
1,3−ジフェニル−1−ブテン、1−フェニル−3−
(4'−メチルフェニル)−1−ブテン、1−フェニル−
3−(4'−クロロフェニル)−1−ブテン、1−(4'−
α−メチルベンジルフェニル)−3−フェニル−1−ブ
テン、1−フェニル−3−(4'−α−メチルベンジルフ
ェニル)−1−ブテン、1,3−ジ(4'−α−メチルベ
ンジルフェニル)−1−ブテンを挙げることができる
が、これらに限定されるものではない。これらは、単独
で、あるいは複数併用してもよい。
【0014】一般式(2)で表される化合物の具体例と
しては、例えば、2,4−ジフェニル−1−ブテン、
2,4−ジ(4'−メチルフェニル)−1−ブテン、2,
4−ジフェニル−4,4−ジメチル−1−ブテン、2,
4−ジ(4'−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−
1−ブテン、2,4−ジ(4'−クロロフェニル)−4,
4−ジメチル−1−ブテン、2,4−ジ(4'−フェニル
フェニル)−4,4−ジメチル−1−ブテン、2,4−
ジフェニル−1,4−ジメチル−4−エチル−1−ブテ
ンを挙げることができるが、これらに限定されるもので
はない。これらは、単独で、あるいは複数併用してもよ
い。
【0015】一般式(3)で表される化合物の具体例と
しては、例えば、1−メチル−3−フェニルインダン、
1,1,3−トリメチル−3−フェニルインダン、1,
1,3,5−テトラメチル−3−(4’−メチルフェニ
ル)インダン、1−エチル−3−フェニルインダン、
1,2,3−トリメチル−1−エチル−3−フェニルイ
ンダン、1−メチル−1,3−ジエチル−3−フェニル
インダン、1−エチル−1,3−ジメチル−3−フェニ
ルインダン、1,1,3−トリメチル−5−メトキシ−
3−(4’−メトキシフェニル)インダン、1−エチル
−5−メトキシ−3−(4’−メトキシフェニル)イン
ダン、1−エチル−2−メチル−3−(3'−メトキシフ
ェニル)−6−メトキシインダン、1−エチル−5,6
−ジメトキシ−3−(3’,4’−ジメトキシフェニ
ル)インダン、1−メチル−3−(4'−フェニルフェニ
ル)−5−フェニルインダン、1−メチル−5−クロロ
−3−フェニルインダン、1−メチル−6−クロロ−3
−フェニルインダン、1−メチル−3−(4’−クロロ
フェニル)インダン、1−メチル−3−(4’−α−メ
チルベンジルフェニル)インダン、1−メチル−3−フ
ェニル−5−α−メチルベンジルインダン、1−メチル
−3−(4’−α−メチルベンジルフェニル)−5−α
−メチルベンジルインダンを挙げることができるが、こ
れらに限定されるものではない。これらは、単独で、あ
るいは複数併用してもよい。さらに、一般式(1)、一
般式(2)または一般式(3)で表される化合物を、複
数併用してもよい。
【0016】本発明に係る一般式(1)、一般式(2)
または一般式(3)で表される化合物は、公知の方法、
例えば、J. Org.Chem.,18、1701 (1953) 、J. Org. Ch
em.,19、17 (1954) 、J. Amer. Chem .Soc., 74、4848
(1952) 、J. Amer. Chem .Soc., 80、1761 (1958) 、
ドイツ特許第2029026号等に記載の方法により製
造することができる。例えば、同種あるいは異種のスチ
レン誘導体を、硫酸のような酸の存在下に、加熱処理す
ることにより製造することができる。
【0017】本発明の顕色剤組成物は、サリチル酸誘導
体の多価金属塩を成分とする顕色剤と、少なくとも1種
の一般式(1)、一般式(2)または一般式(3)で表
される化合物を含有する顕色剤組成物であり、その組成
は特に限定されるものではないが、通常、サリチル酸誘
導体の多価金属塩100重量部に対し、一般式(1)、
一般式(2)または一般式(3)で表される化合物は1
〜100重量部程度、より好ましくは、3〜50重量部
程度である。また、本発明の顕色剤組成物には、一般式
(1)、一般式(2)または一般式(3)で表される化
合物の他に、さらに、スチレン誘導体のオリゴマー、好
ましくは、スチレン誘導体の3量体〜20量体程度のオ
リゴマーを含有させてもよい。この場合、スチレン誘導
体のオリゴマーの量は、一般式(1)、一般式(2)ま
たは一般式(3)で表される化合物100重量部に対
し、1000重量部程度以下、より好ましくは、800
重量部程度以下になるように調製することが好ましい。
【0018】本発明の顕色剤組成物を調製する方法とし
ては、例えば、サリチル酸誘導体の多価金属塩および一
般式(1)、一般式(2)または一般式(3)で表され
る化合物を、一緒に分散処理する方法、あるいは別々に
分散処理した後、混合する方法が適用できる。尚、分散
処理は、通常、水媒体中で行われ、水分散液として得る
ことができる。通常、顕色剤組成物は、平均粒子径3μ
m以下、好ましくは、2μm以下にまで分散処理する。
水分散液を得る方法としては、例えば、サリチル酸誘
導体の多価金属塩および一般式(1)、一般式(2)ま
たは一般式(3)で表される化合物を、水媒体中で、分
散機として、例えば、ボールミル、アトライター、サン
ドグラインダー、ペブルミル、コボルミル、ダイノミ
ル、高速インペラー分散機、高速ストーンミルなどを用
い、粉砕・分散処理し、水分散液を得る方法、サリチ
ル酸誘導体の多価金属塩および一般式(1)、一般式
(2)または一般式(3)で表される化合物を、有機溶
媒に溶解後、水媒体中で、例えば、超音波分散機、ホジ
ナイザー、ホモミキサーなどを用い、乳化分散処理し、
有機溶媒を除去して、水分散液を得る方法が挙げられ
る。
【0019】上記の方法において、使用する有機溶媒
としては、水に対する溶解性が小さく、顕色剤の溶解性
に優れ、且つ比較的沸点が低いものが好ましい。係る有
機溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、1−メチルナフタレンなどの炭化
水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラク
ロロエチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,1−
トリクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、
1,1,2,2−テトラクロロエタン、クロロベンゼ
ン、o−ジクロロベンゼン、m−ジクロロベンゼン、p
−ジクロロベンゼン、o−クロロトルエン、m−クロロ
トルエン、p−クロロトルエンなどのハロゲン化炭化水
素系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶媒、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸アミルなどのエステル系溶媒、ブ
タノール、ペンタノール、ヘキサノール、シクロヘキサ
ノールなどのアルコール系溶媒などを挙げることができ
る。これらの有機溶媒は単独で、あるいは複数併用する
ことができる。有機溶媒の使用量は、特に制限するもの
ではないが、通常、サリチル酸誘導体の多価金属塩10
0重量部に対して、5〜500重量部程度、より好まし
くは、20〜300重量部程度である。尚、この場合、
乳化分散処理は、有機溶媒の沸点以下の温度で実施さ
れ、大気圧下、あるいは加圧下で実施される。分散処理
後は、有機溶媒を留去し、顕色剤組成物の水分散液を得
る。有機溶媒を留去する方法としては、大気圧下、ある
いは減圧下、有機溶媒の沸点以上に加熱し有機溶媒を留
去することができる。このようにして得られる顕色剤組
成物の水分散液は、所望に応じて、上述の分散機(例え
ば、サンドグラインダー)を用いてさらに分散処理する
こともできる。
【0020】水媒体中で、分散する際に用いる分散剤と
しては、イオン性または非イオン性の界面活性剤が好ま
しい。分散剤としては、例えば、ポリビニルアルコー
ル、アルキル変性ポリビニルアルコール、シアノエチル
変性ポリビニルアルコール、エーテル変性ポリビニルア
ルコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、アク
リルアミド/アルキルアクリレート共重合体、ポリスチ
レンスルフォン酸のアルカリ金属塩、無水マレイン酸/
イソブチレン共重合体、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
デンプンおよびその誘導体、カゼイン、アラビアゴム、
寒天、ゼラチンなどの合成または天然高分子化合物、ア
ルキルベンゼンスルフォン酸のアルカリ金属塩、アルキ
ルナフタレンスルフォン酸のアルカリ金属塩、ジアルキ
ルスルフォコハク酸のアルカリ金属塩、アルキルスルフ
ォン酸のアルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、多価アルコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。
尚、これらの分散剤は単独で、あるいは複数併用するこ
とができる。分散剤の使用量は、特に制限されるもので
はないが、通常、サリチル酸誘導体の多価金属塩100
重量部に対して、1〜30重量部程度である。水分散液
を調製する際に使用する水の使用量に関しては、特に制
限するものではないが、取扱性などを考慮して、一般
に、水分散液中の顕色剤組成物の濃度が、3〜50重量
%程度、より好ましくは、5〜40重量%程度になるよ
うな量を使用することが好ましい。
【0021】顕色剤層を形成する塗液には、上述のよう
にして得られる顕色剤組成物の水分散液に、通常、さら
にバインダー、顔料などが配合される。バインダーとし
ては、特に制限されるものではないが、例えば、ポリビ
ニルアルコール、カゼイン、デンプンおよびその誘導
体、アラビアゴム、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリアクリル酸、スチレン/ブタジエン
共重合体ラテックス、アクリル酸エステル系ラテックス
等のラテックス類などの合成または天然高分子化合物が
挙げられる。顔料としては、例えば、酸化亜鉛、炭酸亜
鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウ
ム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、タ
ルク、カオリン、活性白土、ケイソウ土、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム、アルミナ、シリカを挙げ
ることができる。さらに、この顕色剤層用の塗液には、
所望により、各種添加剤(例えば、紫外線吸収剤、消泡
剤、pH調節剤、粘度調節剤、可塑剤、有機高分子化合
物等)を添加してもよい。
【0022】このようにして調製された顕色剤層用の塗
液は、公知の方法により、例えば、エアーナイフコータ
ー、ブレードコーター、ロールコーター、サイズプレス
コーター、カーテンコーター等の塗布装置により、支持
体(例えば、紙、プラスチックシート、合成紙、あるい
はこれらを組み合わせた複合シート)上に塗布して、顕
色剤層を形成し、感圧記録シートを作製することができ
る。支持体上の顕色剤層の重量(即ち、塗布量)は特に
限定されるものではないが、通常、乾燥重量で、0.5
g/m2 以上、好ましくは、0.5〜10g/m2 であ
る。
【0023】本発明の感圧記録シートの形態は、特に限
定されるものではないが、例えば、 電子供与性発色性化合物とカプセルオイルを含有する
マイクロカプセルをシートの裏面に塗布した上用シート
と組み合わせて使用する下用シート、 上用シートと下用シートの中間に挿入して、複数枚の
複写をするために、シートの表面に顕色剤層を、該シー
トの裏面にマイクロカプセル層をそれぞれ設けた中用シ
ート、さらには、 シートの同一面にマイクロカプセルと顕色剤の両者を
塗布した単体複写シートがある。 尚、形態の一つである単体複写シートにおいて、マイク
ロカプセルは、電子供与性発色性化合物をカプセルオイ
ルに溶解し、該溶液を、例えば、コアセルベーション
法、界面重合法、内部重合法、相分離法、外部重合法等
の公知の各種マイクロカプセル化法により製造すること
ができる。
【0024】電子供与性発色性化合物としては、例え
ば、トリアリールメタン系化合物、ジアリールメタン系
化合物、ローダミン−ラクタム系化合物、フルオラン系
化合物、インドリルフタリド系化合物、ピリジン系化合
物、スピロ系化合物、フルオレン系化合物、フェノチア
ジン系化合物など各種公知の化合物が挙げられる。カプ
セルオイルとしては、例えば、綿実油、ヒマシ油、灯
油、パラフィン、塩素化パラフィン、ナフテン油、アル
キル化ビフェニル、アルキル化ターフェニル、アルキル
化ナフタレン、ジアリールアルカン、水素化ターフェニ
ル、ジアルキルフタレートなどの各種のオイルを挙げる
ことができる。これらのカプセルオイルは、単独で、あ
るいは複数併用してもよい。
【0025】
【実施例】以下、製造例および実施例により本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。尚、%は重量%を表す。 実施例1 3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛20
g、1,1,3−トリメチル−3−フェニルインダン4
g、ポリスチレンスルフォン酸ナトリウム0.5gと水
200gの混合物を、サンドグラインダーで、顕色剤分
散粒子の平均粒子径を1.5μmに微粒化分散処理し、
顕色剤組成物の水分散液を得た。この水分散液に、10
%ポリビニルアルコール(PVA−117、クラレ製)
水溶液100g、50%カルボキシ変成SBRラテック
ス(SN−307、住友ノーガタック製)10gおよび
炭酸カルシウム120gを添加して、固形分濃度が、2
0%になるように水を加え顕色剤の水分散塗液を得た。
この顕色剤組成物の水分散塗液を上質紙(50g/
2 )に乾燥時の塗布量(顕色剤層の重量)が、5.0
g/m2 となるように塗布、乾燥し、感圧記録シート
(下用シート)を作製した。
【0026】実施例2 実施例1において、3,5−ジ(α−メチルベンジル)
サリチル酸亜鉛20gを使用する代わりに、下記の参考
例に示した方法で製造したポリスチレン化サリチル酸樹
脂の亜鉛塩20gを使用した他は、実施例1に記載した
方法により、顕色剤分散粒子の平均粒子径が1.6μm
の顕色剤組成物の水分散液を得、さらに感圧記録シート
を作製した。
【0027】参考例 サリチル酸メチル152g、98%硫酸37gおよび
1,2−ジクロロエタン500mlをガラス製反応容器
に装入し、該溶液を攪拌しながら、該溶液に0〜2℃
で、4−メチルスチレン384gを滴下ロートを用い、
6時間かけて供給した。供給後、同温度でさらに3時間
攪拌を行った。5重量%水酸化ナトリウム水溶液により
中和した後、加熱し、1,2−ジクロロエタンを留去し
た。さらに、水酸化ナトリウム(40g)水(1000
g)溶液を加え、95℃で6時間加熱、攪拌を行った。
該溶液に、水(3000g)を加えた後、25℃で、硫
酸亜鉛7水和物(145g)の水(2000g)溶液を
1時間かけて滴下した。さらに室温で2時間攪拌した
後、濾過、水洗、乾燥し、無色のサリチル酸樹脂の亜鉛
塩530gを得た。軟化点は112℃であった。
【0028】実施例3 3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸75g、
3−(α−メチルベンジル)−5−(1,3−ジフェニ
ルブチル)サリチル酸25gの混合物を、水酸化ナトリ
ウム(11g)の水(500g)溶液に30℃に溶解
し、該水溶液に、硫酸亜鉛7水和物(39.3g)の水
(200g)溶液を30分で滴下した。滴下後30分間
攪拌した後、サリチル酸誘導体の混合亜鉛塩が析出した
水溶液に、トルエン(100g)を加え、攪拌後、トル
エン層を分離した。該トルエン溶液を、50℃に昇温
後、1,3−ジフェニル−1−ブテン7gおよび1−メ
チル−3−フェニルインダン3gを添加し、さらに5%
ポリビニルアルコール(PVA−117、クラレ製)水
溶液500gを加え、ホモミキサー〔AM−7型、日本
精機(株)製〕で、毎分10000回の回転数で10分
間乳化し、水中油型の乳化液を得た。該乳化液を、加熱
し、トルエンおよび一部の水を留去し、顕色剤分散粒子
の平均粒子径が1.3μmの顕色剤組成物の水分散液
(固形分濃度30%)を得た。次に、炭酸カルシウム1
20g、活性白土30g、酸化亜鉛40g、40%ヘキ
サメタリン酸ナトリウム水溶液5gと水230gを用
い、サンドグラインダーで平均粒子径2μmになるよう
に分散し顔料分散液を得た。この顔料分散液50gに、
10%ポリビニルアルコール水溶液40g、上記顕色剤
組成物の水分散液を加え、さらに、固形分濃度が、20
%になるように水を添加し顕色剤の水分散塗液を得た。
この顕色剤の水分散塗液を上質紙(50g/m2 )に乾
燥時の塗布量(顕色剤層の重量)が、5.0g/m2
なるように塗布、乾燥し、感圧記録シート(下用シー
ト)を作製した。
【0029】実施例4 実施例3において、1,3−ジフェニル−1−ブテン7
gおよび1−メチル−3−フェニルインダン3gを使用
する代わりに、1,3−ジフェニル−1−ブテン20重
量%および1−メチル−3−フェニルインダン5重量%
を含有するスチレンの2〜8量体のオリゴマー15gを
使用した他は、実施例3に記載した方法により、顕色剤
分散粒子の平均粒子径が1.2μmの顕色剤組成物の水
分散液を得、さらに感圧記録シートを作製した。
【0030】実施例5 前記参考例で製造したポリスチレン化サリチル酸樹脂の
亜鉛塩100g、1,3−ジフェニル−1−ブテン10
gおよび1−メチル−3−フェニルインダン10gを1
00gのキシレンに溶解し、キシレン溶液を調製した。
このキシレン溶液を、0.2gの炭酸ナトリウム、1g
のアクリルアミド/エチルアクリレート共重合体(重量
平均分子量2500)と2gのポリビニルアルコールを
含む水80gに、ホモミキサーを毎分8000回の回転
数で回転させながら、添加し、乳化液を得た。この乳化
液に、150gの水を添加後、該乳化液を、加熱し、キ
シレンおよび一部の水を留去し、顕色剤分散粒子の平均
粒子径が、1.2μmの顕色剤組成物の水分散液(固形
分濃度30%)を得た。次に、炭酸カルシウム120
g、活性白土30g、酸化亜鉛40g、40%ヘキサメ
タリン酸ナトリウム水溶液5gと水230gを用い、サ
ンドグラインダーで平均粒子径2μmになるように分散
し顔料分散液を得た。この顔料分散液50gに、10%
ポリビニルアルコール水溶液40g、上記顕色剤組成物
の水分散液を加え、さらに、固形分濃度が、20%にな
るように水を添加し顕色剤の水分散塗液を得た。この顕
色剤の水分散塗液を上質紙(50g/m2 )に乾燥時の
塗布量(顕色剤層の重量)が、5.0g/m2 となるよ
うに塗布、乾燥し、感圧記録シート(下用シート)を作
製した。
【0031】実施例6 実施例5において、1,3−ジフェニル−1−ブテン1
0gおよび1−メチル−3−フェニルインダン10gを
使用する代わりに、1,3−ジ(4’−メチルフェニ
ル)−1−ブテン5gおよび1,3−ジメチル−1,3
−ジフェニル−1−ブテン5gを使用した他は、実施例
5に記載した方法により、顕色剤分散粒子の平均粒子径
が1.2μmの顕色剤組成物の水分散液を得、さらに感
圧記録シートを作製した。
【0032】実施例7 実施例5において、1,3−ジフェニル−1−ブテン1
0gおよび1−メチル−3−フェニルインダン10gを
使用する代わりに、α−エチルスチレンの2量体である
2,4−ジフェニル−1,4−ジメチル−4−エチル−
1−ブテン8gおよびα−エチルスチレンの3量体4g
〔J. Amer. Chem .Soc., 80、1761 (1958) に記載の方
法により製造した〕を使用した他は、実施例5に記載し
た方法により、顕色剤分散粒子の平均粒子径が1.2μ
mの顕色剤組成物の水分散液を得、さらに感圧記録シー
トを作製した。
【0033】比較例1 実施例1において、1,1,3−トリメチル−3−フェ
ニルインダンを使用しなかった他は、実施例1に記載し
た方法により、顕色剤分散粒子の平均粒子径が1.5μ
mの顕色剤組成物の水分散液を得、さらに感圧記録シー
トを作製した。 比較例2 実施例5において、1,3−ジフェニル−1−ブテン1
0gおよび1−メチル−3−フェニルインダン10gを
使用しなかった他は、実施例5に記載した方法により、
顕色剤分散粒子の平均粒子径が1.2μmの顕色剤組成
物の水分散液を得、さらに感圧記録シートを作製した。
【0034】上記のようにして作製した感圧記録シート
(下用シート)について、下記の方法で評価を行った。 ・感圧記録シートの評価 (低温発色性試験)実施例および比較例で作製した各感
圧記録シート(下用シート)、およびクリスタルバイオ
レットラクトン(CVL)を主な電子供与性発色性化合
物として含有するマイクロカプセルが塗布されている市
販の青発色用上用シート〔三菱製紙(株)製、N−4
0〕を、5℃、30%RHの恒温恒湿室内に5時間保存
した。次に、この恒温恒湿室内で、上用シートと下用シ
ートとの両塗布面を対向させて重ね合わせ、300kg/
cm2 の荷重圧を1秒間かけて発色させた。加圧後、30
秒後の発色濃度をマクベス反射濃度計を用いて測定し
た。さらに、発色させた下用紙を同環境下で24時間保
存した後、同様に発色濃度を測定した。結果は第1表
(表1)に示した。発色濃度は、数値が大きい程、色濃
く発色していることを表している。
【0035】
【表1】 第1表の結果より、本発明の顕色剤組成物を塗布してな
る感圧記録シートは、低温環境下で、短時間で色濃く発
色することから、低温での初期発色性に優れていること
が判明した。
【0036】
【発明の効果】本発明により、低温発色性に優れた感圧
記録シート用の顕色剤組成物、および該組成物を塗布し
てなる感圧記録シートを提供することが可能になった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−286233(JP,A) 特開 平4−101881(JP,A) 特開 昭54−148614(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/155 B41M 5/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サリチル酸誘導体の多価金属塩を成分とす
    る顕色剤と、少なくとも1種の一般式(1)(化1)、
    一般式(2)(化1)または一般式(3)(化1)で表
    される化合物を該顕色剤100重量部に対して3〜50
    重量部含有する顕色剤組成物が、平均粒径2μm以下の
    水分散液である感圧記録シート用顕色剤組成物。 【化1】 (X〜Xは、それぞれ水素原子またはアルキル基を
    表し、X〜Xはそれぞれ水素原子、アルキル基、ア
    ルコキシ基、アラルキル基、アリール基またはハロゲン
    原子を表す)
  2. 【請求項2】請求項1記載の感圧記録シート用顕色剤組
    成物を支持体に塗布してなる感圧記録シート。
JP27511193A 1993-11-04 1993-11-04 顕色剤組成物および感圧記録シート Expired - Fee Related JP3320525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27511193A JP3320525B2 (ja) 1993-11-04 1993-11-04 顕色剤組成物および感圧記録シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27511193A JP3320525B2 (ja) 1993-11-04 1993-11-04 顕色剤組成物および感圧記録シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07125426A JPH07125426A (ja) 1995-05-16
JP3320525B2 true JP3320525B2 (ja) 2002-09-03

Family

ID=17550889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27511193A Expired - Fee Related JP3320525B2 (ja) 1993-11-04 1993-11-04 顕色剤組成物および感圧記録シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3320525B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6760745B2 (ja) * 2016-03-29 2020-09-23 日本製紙株式会社 発色剤マイクロカプセル及びそれを用いた感圧複写紙

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07125426A (ja) 1995-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0326671B2 (ja)
JP3320525B2 (ja) 顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3320534B2 (ja) 顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3573517B2 (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3320528B2 (ja) 顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3580584B2 (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JPH09220853A (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3580587B2 (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3573513B2 (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3580588B2 (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JPH0771865B2 (ja) 記録材料
JPH0890906A (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JP3624964B2 (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
US4820684A (en) Pressure-sensitive recording sheet
JPH0692192B2 (ja) 感圧記録シ−ト
JPH08244340A (ja) 感圧記録用顕色剤組成物および感圧記録シート
JPH0550991B2 (ja)
JPH02196685A (ja) 感圧記録シート
JPH06297834A (ja) 感圧記録シート
JPH0357687A (ja) 記録材料
JPH0796660A (ja) 感圧記録用顕色シート
JPH01255582A (ja) 記録材料
JPH06183141A (ja) 感圧記録用顕色シート
JPH04267183A (ja) 感圧記録用顕色シート
JPH04279385A (ja) 感圧記録紙用顕色剤分散液の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees