JPH0638023Y2 - 2重ベルトコンベアを備えたアンローダ - Google Patents

2重ベルトコンベアを備えたアンローダ

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JPH0638023Y2
JPH0638023Y2 JP1987147478U JP14747887U JPH0638023Y2 JP H0638023 Y2 JPH0638023 Y2 JP H0638023Y2 JP 1987147478 U JP1987147478 U JP 1987147478U JP 14747887 U JP14747887 U JP 14747887U JP H0638023 Y2 JPH0638023 Y2 JP H0638023Y2
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JP
Japan
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paddle
belt conveyor
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JP1987147478U
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JPS6453138U (ja
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忠義 上脇
宅美 星加
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、2重ベルトコンベアを備えたアンローダに関
するものである。
[従来の技術とその問題点] 周知のように、船倉から穀物、粉状体などのバラ物を荷
揚げする、連続式アンローダの代表例は、その概略をい
えば、走行台車上の旋回フレームに、ブームの基端側を
俯仰自在に枢支し、そのブームの先端部に、バケットエ
レベータ(または垂直スクリューコンベア)を吊設し、
バケットエレベータの下部に一対のバケット式フィーダ
を取り付け、バラ物をバケット式フィーダで掬い揚げて
バケットエレベータに供給し、バケットエレベータによ
り上方へ搬送して荷揚げを行うように構成されている。
かかる連続式アンローダにおけるバケットエレベータに
代え、2重ベルトコンベアを用いたシップアンローダが
知られている(特開昭54-25078号公報、実開昭62-74610
号公報など参照)。
ところが、2重ベルトコンベアでは、例えば、垂直搬送
部が20mもあり、しかも、ベンドローラにより垂直搬送
部から水平搬送部へ曲げられたり、また、垂直搬送部が
スイングしたりして、とかくベルトには苛酷な外力が加
わる状態にある。かかる2重ベルト間にバラ物と異なる
鉄片、木片などの異物が挟まれると2枚の平ベルトが損
傷したり裂けたりする。それにも拘らず、従来ではその
損傷防止対策が特に講じられていない。
そこで、一対のパドルフィーダを用い、しかも、例え
ば、水路取入口で設けられている金網を、パドルフィー
ダの取入口に囲繞したところ、バラ物の流入は、パドル
フィーダの取入口において自然流入であるため、水と相
違し、囲繞された金網によりその流入が阻止されること
が判明した。したがって、2重ベルトコンベアの最大の
特徴の一つとする連続搬送性を損なうこととなる。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするとこらは、連続
搬送性を損なうことなしに、バラ物中の異物が2重ベル
ト間に侵入するのを防止することのできるアンローダを
提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における2重ベルト
コンベアを備えたアンローダは、俯仰自在のブームの先
端部に2重ベルトコンベアを吊設したアンローダにおい
て、前記2重ベルトコンベアのテールプーリを間隔をお
いて一対略同一高さに配設し、該テールプーリの上方に
2重ベルトを挟持するプーリを設けると共に、前記テー
ルプーリの下方に該プーリと平行に一対のパドルフィー
ダを配設し、該パドルフィーダの外側略上半分にパドル
カバーを設け、前記2重ベルトコンベアの下端部のスカ
ート部側方に一対のサイドカバーを配設し、前記テール
プーリとパドルフィーダとの間に小型異物除去用の第2
のスクリーンを設けると共に、前記パドルフィーダの外
周に大型異物除去用の第1のスクリーンを設けたもので
ある。
[実施例] 本考案の構成を作用とともに添付図面に示す実施例によ
り詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例を適用する装置の骨格側面図、
第2図は第1図のA部拡大詳細図、第3図は第2図のx
〜x断面図、第4図は第2図のy〜y側面図、第5図は
第2図のz〜z断面図を示す。
本実施例がシップアンローダであって、その概要は次の
とおりである。
第1図において、1は平ベルトで構成された主ベルト2
と、平ベルトで構成された従ベルト3とが合わされて、
その合せ部でバラ物を挟んで垂直から水平に搬送する2
重ベルトコンベアである。この2重ベルトコンベア1
は、スイング可能で、かつ、上下動可能の垂直搬送部V
と、俯仰自在の水平搬送部Hとから構成されている。
この2重ベルトコンベア1のテールプーリ17は、間隔を
おいて一対略同一高さに配設されており、該テールプー
リ17の上方には一対の搬送量規制プーリ9が近接して設
けられている。なお、該搬送量規制プーリ9は鼓状に形
成されている。そして、2重ベルトコンベア1の下部
は、その下部のベルト合せ部がテールプーリ17と搬送量
規制プーリ9によりスカート状に広がっている。また、
テールプーリ17の下方に一対のパドルフィーダ(4〜6
枚のブレードを放射状に取付けた遠心ラジアルファン型
掬上機)5,5が吊設されている。該パドルフィーダ5の
回転軸はテールプーリ17の軸に平行になるように配設さ
れている。一方、水平搬送部Hの出口にはシュート6が
設けられている。7は船体、8はバラ物を示す。
従って、船体7内のバラ物8を陸揚げするには、主・従
ベルト2,3を同速、かつ、合せ部側のベルトを同方向に
駆動するとともに、パドルフィーダ5,5を駆動してバラ
物8を2重ベルトコンベア1のスカート部4に掻き込
む。
その結果、バラ物8は主・従ベルト2,3間に挟まれて垂
直搬送部Vで矢印aの方向に上昇搬送され、水平搬送部
Hで矢印bの方向にシュート6へ水平搬送される。
なお、10は一対の耳押えローラで、主・従ベルト2,3の
両耳部を挟持し、これら両耳部のベルト巾間でバラ物8
を挟んで上方に搬送するようになっている。11はリター
ンローラを示す。
ここにおいて、本実施例におけるパドルフィーダ5,5
は、第2図に示すように、主・従ベルト2,3を支持する
垂直フレーム12の他端にパドル軸5aにて支持されてい
る。このパドルフィーダ5とテールプーリ17との外方よ
り、バラ物8が侵入しないようにするために夫々のパド
ルフィーダ5の外側略上半分にパドルカバー13が設けら
れている。
パドルカバー13とパドルカバー13との間、言いかえれば
パドルフィーダ5とテールプーリ17との間には、前記ス
カート部4のバラ物搬送部を横切って、小さい目のパド
ル内側異物除去金網14(第2のスクリーンに該当する)
が張設されている。また、パドルカバー13を挟むと共
に、パドルフィーダ5の上部側方と前記スカート部4の
側方に一対のサイドカバー15,15がパドル軸5a方向に対
面して設けられている。
これらサイドカバー15はスカート部4、およびパドルフ
ィーダ5の上半分の側壁になって、それらの部分からの
バラ物8の侵入を防いでいる。
パドルフィーダ5の下半分は、大きい目のパドル外側異
物除去金網16(第1のスクリーンに該当する)でその略
全周が覆われている。
即ち、パドル外側異物除去金網16は袋状に形成され、こ
れをパドルカバー13に吊設している。従って、パドル外
側異物除去金網16は、パドルフィーダ5の取入口は勿
論、底部およびその下半分の側面も覆うようになってい
る。
[実施例の作用] 本実施例の動作は、次のとおりである。
船体7内のバラ物8を陸揚げするには、主・従ベルト
2、3を同速、かつ、合せ部側のベルトを同方向に駆動
するとともに、パドルフィーダ5,5を駆動してバラ物8
を2重ベルトコンベア1のスカート部4に掻き込む。そ
うすれば、バラ物8は主・従ベルト2,3の間に挟まれて
垂直搬送部Vで矢印aの方向に垂直に搬送され、水平搬
送部Hで、矢印bの方向に、シュート6へ水平に搬送さ
れる。
かかる際、バラ物8中の大型異物は、パドル外側異物除
去金網16で、流入するのを阻止され、しかも2重ベルト
コンベア1がスイングなどしてパドル外側異物除去金網
16が常に位置変更し、大型異物による目詰まりを防いで
いることから、バラ物8の掻き込量には何ら支障を与え
ない。
次いで、パドル外側異物除去金網16を通ってきたバラ物
8中の小型異物は、パドル内側異物除去金網14で、2重
ベルトコンベア1への侵入が阻止される。また、パドル
カバー13及びサイドカバー15により、バラ物8は異物除
去金網14,16以外から2重ベルト間への侵入を阻止され
る。そして、パドル内側異物除去金網14の下面に引掛か
った小型異物は、2重ベルトコンベア1がスイングや上
下動などで振動されることから、振り落とされたり、し
かも、パドルフィーダ5が高速でバラ物8を飛ばしたり
しているので、2重ベルトコンベア1のバラ物8の搬送
量には何ら支障を与えない。
なお、パドル内側異物除去金網14を永久磁石で構成すれ
ば、これに引掛かった鉄片は作業終了後に取り除けば、
マベネチックプーリの代用にもなる。更に、パドル外側
異物除去金網16は必ずしも網体でなくてもよく、桟の組
合せで構成してもよい。
[考案の効果] 一対のパドルフィーダの外周に大型異物を除去するため
の第1のスクリーンを設けたので、バラ物の大型異物を
除去することは勿論、バラ物がパドルフィーダの取入口
へ円滑に自然流入され、2重ベルトコンベアの連続搬送
性に何ら支障を与えない。しかも、パドルフィーダは、
2重ベルトコンベアとともに、スイングりたり上下動し
たりして同一場所に留まらないので、大型異物が第1ス
クリーンに引掛かかり、第1のスクリーンの目詰まりを
起こすことがない。
更に、テールプーリとパドルフィーダとの間に小型異物
を除去するための第2のスクリーンを設けたことから、
第1のスクリーンを通ってきた小型異物を、2重ベルト
コンベアへ侵入させない。従って、小型異物によって2
重ベルトコンベアを損傷することがない。加えて、2重
ベルトコンベアのスイングおよび上下動などで、第2の
スクリーンに引掛かった小型異物を振るい落とすので、
第2のスクリーンは目詰まりを起こすことがない。
また、パドルカバー及びサイドカバーによりバラ物は異
物除去金網以外から2重ベルト間に侵入しないので、2
重ベルトを損傷させることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を適用する装置の骨格側面図、
第2図は第1図のA部拡大詳細図、第3図は第2図のx
〜x断面図、第4図は第2図のy〜y側面図、第5図は
第2図のz〜z断面図を示す。 1…2重ベルトコンベア 5…パドルフィーダ 12……垂直フレーム 13……パドルカバー 14…パドル内側異物除去金網(第2のスクリーン) 15…サイドカバー 16…パドル外側異物除去金網(第1のスクリーン) 17…テールプーリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】俯仰自在のブームの先端部に2重ベルトコ
    ンベアを吊設したアンローダにおいて、 前記2重ベルトコンベアのテールプーリを間隔をおいて
    一対略同一高さに配設し、該テールプーリの上方に2重
    ベルトを挟持するプーリを設けると共に、前記テールプ
    ーリの下方に該プーリと平行に一対のパドルフィーダを
    配設し、該パドルフィーダの外側略上半分にパドルカバ
    ーを設け、前記2重ベルトコンベアの下端部のスカート
    部側方に一対のサイドカバーを配設し、前記テールプー
    リとパドルフィーダとの間に小型異物除去用の第2のス
    クリーンを設けると共に、前記パドルフィーダの外周に
    大型異物除去用の第1のスクリーンを設けたことを特徴
    とする2重ベルトコンベアを備えたアンローダ。
JP1987147478U 1987-09-29 1987-09-29 2重ベルトコンベアを備えたアンローダ Expired - Lifetime JPH0638023Y2 (ja)

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JPS6453138U JPS6453138U (ja) 1989-04-03
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DD133214A5 (de) * 1976-06-17 1978-12-20 Moledeth Dev Co Ltd Elevator-foerderer fuer schuettmaterial
JPS5369991U (ja) * 1976-11-10 1978-06-12
JPS6241717A (ja) * 1985-07-12 1987-02-23 Kao Corp 板状磁性粉末及びその製造方法

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