JP2883556B2 - コンベアの物品供給装置 - Google Patents

コンベアの物品供給装置

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JP2883556B2 JP7030091A JP3009195A JP2883556B2 JP 2883556 B2 JP2883556 B2 JP 2883556B2 JP 7030091 A JP7030091 A JP 7030091A JP 3009195 A JP3009195 A JP 3009195A JP 2883556 B2 JP2883556 B2 JP 2883556B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は煮干しその他の物品を
ベルトコンベアによって搬送させつゝ、それに風を当て
ゝ吹き飛ばしつゝそのサイズを選別する、いわゆる、風
選装置用として好適なコンベアの物品供給装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記風選装置として用いられるベ
ルトコンベアには、図1で示すように、茹でられたまゝ
の、あるいは天日によって若干乾燥させたシラス魚Fを
網状のコンベアベルトに載せ、コンベアベルトの背面か
らシラス魚に風を吹き付け、比重の小さいものを吹き飛
ばして小海老その他の夾雑物を除去することが行われて
いる。
【0003】この場合、その種の風選装置では、コンベ
アベルト上に載せられたシラス魚、あるいは落下するシ
ラス魚の幅方向の厚さが一定していないと、シラス魚に
作用する風選のための風が透過する部分と透過しない部
分とを生じ、選別の精度が低下する。そこで、コンベア
ベルト上に載せられるシラス魚の量、殊に、その厚さが
一定になるよう、例えば、図1中、二点鎖線で示すよう
に、均し板Aを設け、その均し板Aの縁をコンベアベル
トの上面と平行に支持することが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その種
の均し板Aを使用する場合、柔らかいシラス魚が均し板
Aとコンベアベルト34との間の隙間に入る際、均し板
Aの角部によって潰されたり、切断されるなど魚体を損
傷することがあり、製品の品質を低下させたり、歩留り
を低下させる不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、コンベアベ
ルトの上方に上下が開口した箱状の壁体を設置し、その
内部に鉛直軸の回りを回転する水平な回転円板を設け、
この回転円板上へ被搬送物を供給する供給手段を設けた
ものである。具体的には、前記箱状の壁体は平面形状が
四角形をなし、四角形の各辺をコンベアベルトの移動方
向および直交する方向に配置するとゝもに、各辺のコン
ベアベルトの移動方向移動方向長さを、直交する方向よ
り長く設定してあり、さらに、具体的には前記回転円板
は箱状をなす壁体の内部に、電動機と一体に設けられ、
支持枠体によって壁体とゝもに支持することによって解
消される。
【0006】
【作用】回転円板の上に被搬送物たるシラス魚を供給す
ると、遠心力によって回転円板上から外方へ飛ばされさ
れる。壁体の各辺はコンベアの進行方向が長いため、外
方に飛ばされるシラス魚は回転円板の進行方向前後にお
いて箱状の壁体の内面へ当たりコンベアベルトの上へ重
ねて落下することになる。コンベアベルトの幅方向に広
く分散する。
【0007】また、このように円板によってシラス魚を
振り飛ばすと、シラス魚の密度はコンベアベルトの中央
程密になり、外方へ行くに従って疎になる傾向を生じる
が、他方、壁体が四角形であるため、側方の壁面に当た
って跳ね返される分については外方の密度が密になっ
て、疎密の関係が逆転するので、全体に亘って平均化さ
せることができる。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1において、10はシラス干しの風選装置であ
る。風選装置10はキャスタ車輪11によって支持され
た選別台車20と、選別台車20に支持したベルトコン
ベア30とを有する。選別台車20には図2で示すよう
に、底板21の両側に側板22、22が設けられ、これ
に上板23と下板24とを支持して、それらの間に空気
通路Dが形成してある。そして、前記ベルトコンベア3
0はその空気通路Dを貫通させ、且つ、若干傾斜させて
取り付けられている。12は風選装置10へ被選別魚F
を供給するため供給シュート、40はその供給シュート
とベルトコンベア30との間に介装した物品供給装置で
ある。13はベルトコンベア30の下端部に、そこを覆
って設けたストッパ板である。前記ストッパ板13の下
方には雑魚受け箱14が置かれ、小えび、小蟹、プラン
クトン、あるいは形の崩れたシラスなどが被選別魚Fの
中から除外されて投入される。15はベルトコンベア3
0の終端下方に置かれた製品たるシラスを受けるための
シラス受け箱である。
【0009】前記ベルトコンベア30はフレーム31の
長手方向の一端と他端とに、駆動ローラ32と従動ロー
ラ33とを設け、それらの間にコンベアベルト34を巻
回したものである。また、ベルトコンベア30は選別台
車20に対して支軸35と、それよりやゝ離隔して設け
た加振器36とによって上下に傾動し振動するように支
持されている。よって、ベルトコンベア30は前記支軸
35を軸として短い周期で上下に回動させ、被選別魚F
をコンベアベルト34上から浮上させる。駆動ローラ3
2はベルト38を介して電動機37に連結されており、
一定の速度で回転する。また、コンベアベルト34はポ
リエステル網あるいは小孔の多数を穿設したステンレス
板からなり、それらは被選別魚Fの寸法の大小によって
選択され、掛け替えられる。
【0010】前記空気通路Dは側方形状が図1で示すよ
うに、ベルトコンベア30の上流側すなわち、下方側に
向けて断面積が増す略三角形をなしており、その狭い側
には下方へ向けて空気を噴出し被選別魚Fから雑魚分別
除去するための選別ノズル16が設けられている。斯く
て、前記ベルトコンベア30が上下に振動し、上昇から
下降へ転ずる際、被選別魚Fはコンベアベルト34の面
から浮き上がり、同時に前記選別ノズル16から吹き出
す空気の作用によってコンベアベルト34の下流側へ向
けて吹き飛ばされ、再び、コンベアベルト34上へ落下
する。
【0011】搬送ノズル18、19は、コンベアベルト
34の下面から斜め上方を向けて開口している。よっ
て、供給シュート12からコンベアベルト34上へ落下
した被選別魚Fと前記選別ノズル16の作用で吹き飛ば
された被選別魚Fのうち、遠方まで飛ばされたものとに
作用して、その中の介在する雑魚や夾雑物を前記ストッ
パ板13へ向けて吹き飛ばす。斯くして、コンベアベル
ト34の面から跳ね上げられた被選別魚Fは前記選別ノ
ズル16から吹き出す空気によってコンベアベルト34
の下流側へ向けて吹き飛ばされ、ベルト34の幅方向へ
薄く広く分散させると共に、遠方まで飛ばされたもの、
すなわち、軽量の雑魚をストッパ板13へ向けて吹き飛
ばし、雑魚受け箱14の中へ落下させるとともに、品質
の優れたものだけをシラス受け箱15内へ移送する。
【0012】こゝで、本発明の要部である物品供給装置
40について説明する。物品供給装置40は図3、図4
で示すように、2本の支枠41、41によってコンベア
ベルト34の上方に支持されている。すなわち、物品供
給装置40は上下が開口した箱状の壁体42と、同様に
支枠41、41によって支持された回転円板43を有す
る。そして、前記投入シュート12は回転円板43の中
心部へ被搬送物たるシラス魚を落下させる。
【0013】箱状の壁体42は平面形状が長方形をな
し、コンベアベルト34の長手方向、すなわち、移動方
向FWDへ伸びる長さbの2個の短辺42bと、それに
直交する方向へ伸びる長さAの2個の長辺42aとから
なっている。かくて、箱状の壁体42と回転円板43と
の間には、コンベアベルト34の移動方向にcと、それ
に直交する方向にCとの間隙が形成されている。
【0014】回転円板43は、前記2本の支枠41、4
1の間に支持された減速機付きの電動機45の鉛直方向
に配置した回転軸上に取りつけられており、電動機の回
転は減速機によって約1000rpmに減速して回転円
板43へ伝えられる。なお、回転円板43の回転速度
は、コンベアベルト34の幅や回転円板43の径、ある
いは供給されるシラス魚の量によって適宜に調節し設定
する必要がある。
【0015】この実施例は以上のように構成されている
ので、被搬送物たるシラス魚Fが投入シュート12によ
って回転円板43の中央部に落下すると、シラス魚Fは
回転円板43によって回転せられ、その遠心力によって
四方へ振り飛ばされる。そして、一部は箱状の壁体42
の内面に達する前に速度を失いコンベアベルト34上に
落下し、残部は壁体42の内面に達っし、それに突き当
たってコンベアベルト34上へ落下する。
【0016】図6は壁体42に突き当たってコンベアベ
ルト34上に落下するシラス魚Fの量をコンベアベルト
34の中心から外方へ向かう距離xとの関係で示す特性
図である。すなわち、回転円板43からコンベアベルト
34の長手方向へ振り飛ばされるシラス魚Fは、前後の
2個の長辺42aに当たってコンベアベルト34上へ落
下するが、その量は中心部からの距離xが増すにつれて
シラス魚Fの量Yが少量となり、図中(a)で示す山形
の特性を示す。また、コンベアベルト34の長手方向と
直交する方向へ飛ばされるシラス魚Fの量は、コンベア
ベルト34の中央部が回転円板43自体によって遮られ
るため、中心部が最少となり、距離xが増すにつれて量
が増し、両側の部分では短辺42bの内側に当たって落
下する量が急増するため、図中(b)で示すカルデラ形
の特性を示す。よって、総合的には(a)、(b)で示
す特性が合成され、図中、破線(c)で示す略台形の特
性が得られる。
【0017】これらの特性は、被搬送物たるシラス魚F
の大きさの他、夾雑物の種類や混入率によって適宜に調
節される。すなわち、壁体42と回転円板43との間隙
の大きさや回転円板43の速度を調節することによっ
て、概ね、(c)で示すような平坦な特性が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、シラ
ス魚その他の被搬送物を物品供給装置40の中へ投入す
ると、コンベアベルトの幅方向全体に亘って平均的な厚
さに配分して載置することができ、しかも、被搬送物が
柔らかいものであっても、それに損傷を与えることが少
ない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である風選装置の側面図で
ある。
【図2】そのII−II断面図である。
【図3】図1中の要部である物品供給装置の拡大外観図
である。
【図4】図1中の要部の拡大断面図である。
【図5】図2の平面図である。
【図6】図3で示す装置の特性図である。
【符号の説明】
10・・・・風選装置 11・・・・キャスタ車輪 12・・・・供給シュート 13・・・・ストッパ板 14・・・・雑魚受け箱 15・・・・シラス受け箱 16・・・・選別ノズル 17・・・・跳ね上げノズル 18、19・・・・搬送ノズル 20・・・・選別台車 21・・・・底板 22・・・・側板 23・・・・上板 24・・・・下板 30・・・・ベルトコンベア 31・・・・フレーム 32・・・・駆動ローラ 33・・・・従動ローラ 34・・・・コンベアベルト 35・・・・支軸 36・・・・加振器 37・・・・電動機 38・・・・ベルト 40・・・・物品供給装置 41・・・・支枠 42・・・・箱状の壁体 42a・・・長辺 42b・・・短辺 43・・・・回転円板 FWD・・・コンベアベルト34の移動方向 A、b・・・長さ 45・・・・電動機 C、c・・・間隙 F・・・・・被搬送物(シラス魚、被選別魚)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/16 B65G 47/19 A23B 4/04 502 A23L 1/325

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアベルトの上方に上下が開口した箱
    状の壁体を設置し、その内部に鉛直軸の回りを回転する
    水平な回転円板を設け、この回転円板上へ被搬送物を供
    給する供給手段を設けてなるコンベアの物品供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記箱状の壁体は平面
    形状が四角形をなし、四角形の各辺をコンベアベルトの
    移動方向および直交する方向に配置するとゝもに、各辺
    のコンベアベルトの移動方向移動方向長さを、直交する
    方向より長く設定してなるコンベアの物品供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記回転円板は箱状を
    なす壁体の内部に、電動機と一体に設けられ、支持枠体
    によって壁体とゝもに支持されているコンベアの物品供
    給装置。
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JP6107707B2 (ja) * 2014-03-04 2017-04-05 株式会社村田製作所 搬送装置

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