JP2864697B2 - 昇穀装置 - Google Patents
昇穀装置Info
- Publication number
- JP2864697B2 JP2864697B2 JP23090790A JP23090790A JP2864697B2 JP 2864697 B2 JP2864697 B2 JP 2864697B2 JP 23090790 A JP23090790 A JP 23090790A JP 23090790 A JP23090790 A JP 23090790A JP 2864697 B2 JP2864697 B2 JP 2864697B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- bucket conveyor
- grain
- pulley
- grain raising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、昇穀装置に関するもので、穀粒を乾燥す
る乾燥機及び籾粒を脱ぷする籾摺機等に利用できる。
る乾燥機及び籾粒を脱ぷする籾摺機等に利用できる。
従来の技術 従来は、昇穀ケースの上下端部に軸支したプーリ間に
はバケットコンベア付ベルトを張設し、この昇穀ケース
の左右内壁部の下部で該バケットコンベア付ベルトの張
り側には下側の該プーリ外周部とほぼ同じ位置へ該バケ
ットコンベア付ベルトの回転内周に沿う案内部材を設け
た昇穀装置であった。
はバケットコンベア付ベルトを張設し、この昇穀ケース
の左右内壁部の下部で該バケットコンベア付ベルトの張
り側には下側の該プーリ外周部とほぼ同じ位置へ該バケ
ットコンベア付ベルトの回転内周に沿う案内部材を設け
た昇穀装置であった。
発明が解決しようとする課題 昇穀ケース内の上下プーリ間に張設したバケットコン
ベア付ベルトの回転駆動により、該昇穀ケース内へ供給
された穀物は、このバケットコンベアですくい上げて上
方へ搬送されるが、穀物をすくい上げるときの反力で該
バケットコンベア付ベルトが振動し、この振動によりこ
のバケットコンベア付ベルトの回転内周と案内部材の外
側面との間に隙間が発生し、この隙間へ該バケットコン
ベアで上部へ搬送中に落下する穀物が入り、この穀物は
該バケットコンベア付ベルトの回転内周面部と該下側プ
ーリの外周面との間で押しつぶされて損傷粒が多量発生
することがあった。
ベア付ベルトの回転駆動により、該昇穀ケース内へ供給
された穀物は、このバケットコンベアですくい上げて上
方へ搬送されるが、穀物をすくい上げるときの反力で該
バケットコンベア付ベルトが振動し、この振動によりこ
のバケットコンベア付ベルトの回転内周と案内部材の外
側面との間に隙間が発生し、この隙間へ該バケットコン
ベアで上部へ搬送中に落下する穀物が入り、この穀物は
該バケットコンベア付ベルトの回転内周面部と該下側プ
ーリの外周面との間で押しつぶされて損傷粒が多量発生
することがあった。
課題を解決するための手段 この発明は、昇穀ケース１の上下端部に軸支したプー
リ2,3間にはバケットコンベア４付ベルト５を張設し、
この昇穀ケース１の左右両内壁部の下部で該バケットコ
ンベア４付ベルト５の張り側には下側の該プーリ３外周
部より所定量外側に突出させて該バケットコンベア４付
ベルト５の回転内周に沿わせると共に、このバケットコ
ンベア４付ベルト５内周面と該プーリ３外周面との間に
落下する穀粒を防止する防止部材６を所定長さ設けてな
る昇穀装置の構成とする。
リ2,3間にはバケットコンベア４付ベルト５を張設し、
この昇穀ケース１の左右両内壁部の下部で該バケットコ
ンベア４付ベルト５の張り側には下側の該プーリ３外周
部より所定量外側に突出させて該バケットコンベア４付
ベルト５の回転内周に沿わせると共に、このバケットコ
ンベア４付ベルト５内周面と該プーリ３外周面との間に
落下する穀粒を防止する防止部材６を所定長さ設けてな
る昇穀装置の構成とする。
発明の作用 昇穀ケース１内の上下プーリ2,3間に張設したバケッ
トコンベア４付ベルト５の回転駆動により、該昇穀ケー
ス１内へ供給された穀物は、このバケットコンベア４で
すくい上げて上方へ搬送される。
トコンベア４付ベルト５の回転駆動により、該昇穀ケー
ス１内へ供給された穀物は、このバケットコンベア４で
すくい上げて上方へ搬送される。
この搬送作業のときは、該バケットコンベア４で穀物
をすくい上げるときの反力により、このバケットコンベ
ア４付ベルト５が振動するが、この振動は該昇穀ケース
１の左右両内壁部の下部で、下側の該プーリ３外周部よ
り外側へ突出状態で、このバケットコンベア４付ベルト
５の張り側に設けた防止部材６によって防止される。
をすくい上げるときの反力により、このバケットコンベ
ア４付ベルト５が振動するが、この振動は該昇穀ケース
１の左右両内壁部の下部で、下側の該プーリ３外周部よ
り外側へ突出状態で、このバケットコンベア４付ベルト
５の張り側に設けた防止部材６によって防止される。
発明の効果 この発明により、バケットコンベア４付ベルト５が穀
物をすくい上げるときの反力により、このバケットコン
ベア４付ベルト５が振動するが、この振動は下側のプー
リ３外周部より外側に設けた防止部材６によって防止さ
れることにより、このバケットコンベア４付ベルト５の
内周面とこの防止部材６の外側面との間には隙間が発生
することがなくなり、このバケットコンベア４で上部へ
搬送中に落下する穀物は、この隙間へ落下することがな
くなり、これによりこのバケットコンベア４付ベルト５
の内周面と該プーリ３の外周面との間で穀粒は押しつぶ
されることがなくなり、このため穀物の損傷粒の発生幅
が大幅に減少した。
物をすくい上げるときの反力により、このバケットコン
ベア４付ベルト５が振動するが、この振動は下側のプー
リ３外周部より外側に設けた防止部材６によって防止さ
れることにより、このバケットコンベア４付ベルト５の
内周面とこの防止部材６の外側面との間には隙間が発生
することがなくなり、このバケットコンベア４で上部へ
搬送中に落下する穀物は、この隙間へ落下することがな
くなり、これによりこのバケットコンベア４付ベルト５
の内周面と該プーリ３の外周面との間で穀粒は押しつぶ
されることがなくなり、このため穀物の損傷粒の発生幅
が大幅に減少した。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図例は、昇穀装置７を示すものである。
昇穀ケース１は、断面形状箱形の長方形状で左・右壁
板及び前・後壁板で形成された構成であり、この昇穀ケ
ース１内の上・下端部にはプーリ2,3を上・下回転軸11,
12で回転自在に軸支した構成であり、この上・下プーリ
2,3間にはバケットコンベア４付ベルト５を配設し、こ
のバケットコンベア４は該ベルト５へ所定間隙に着脱自
在に装着した構成であり、このベルト５は平ベルトとし
ているが、Ｖ形ベルトと平形ベルトとを固着した形状の
該ベルト５にするもよい。
板及び前・後壁板で形成された構成であり、この昇穀ケ
ース１内の上・下端部にはプーリ2,3を上・下回転軸11,
12で回転自在に軸支した構成であり、この上・下プーリ
2,3間にはバケットコンベア４付ベルト５を配設し、こ
のバケットコンベア４は該ベルト５へ所定間隙に着脱自
在に装着した構成であり、このベルト５は平ベルトとし
ているが、Ｖ形ベルトと平形ベルトとを固着した形状の
該ベルト５にするもよい。
前記昇穀ケース１の該左・右両壁板の内壁部間で、下
側の該プーリ３上側で、該バケットコンベア４付ベルト
５の張り側には、下側の該プーリ３の外周部より外側へ
第１図（イ）の如く、所定量突出させた位置に、所定長
さの防止部材６を装着して設け、又該バケットコンベア
４付ベルト５の緩み側には、該プーリ３の外周部とほぼ
同じ位置に該防止部材６とほぼ同じ長さの案内部材８を
装着して設け、これら防止部材６と案内部材８との上端
部には、前面視山形状の天井板９を固着した構成であ
り、該防止部材６は、鉄板の素材で形成するもよく、又
柔軟性があり耐摩耗性のある素材で形成するもよい。こ
の防止部材６下端部は円形状に形成すると共に、該プー
リ３外周部へ近接させた構成としている。
側の該プーリ３上側で、該バケットコンベア４付ベルト
５の張り側には、下側の該プーリ３の外周部より外側へ
第１図（イ）の如く、所定量突出させた位置に、所定長
さの防止部材６を装着して設け、又該バケットコンベア
４付ベルト５の緩み側には、該プーリ３の外周部とほぼ
同じ位置に該防止部材６とほぼ同じ長さの案内部材８を
装着して設け、これら防止部材６と案内部材８との上端
部には、前面視山形状の天井板９を固着した構成であ
り、該防止部材６は、鉄板の素材で形成するもよく、又
柔軟性があり耐摩耗性のある素材で形成するもよい。こ
の防止部材６下端部は円形状に形成すると共に、該プー
リ３外周部へ近接させた構成としている。
前記防止部材６を下側の前記プーリ３外周部より外側
へ突出した位置へ装着することにより、前記バケットコ
ンベア４で穀物をすくい上げるときの反力により、この
バケットコンベア４付ベルト５が振動するこの振動を防
止して、このバケットコンベア４付ベルト５の内周面と
この防止部材６外側面との間に発生する隙間を防止する
と共に、このバケットコンベア４付ベルト５の回転内周
に沿わせる構成としている。
へ突出した位置へ装着することにより、前記バケットコ
ンベア４で穀物をすくい上げるときの反力により、この
バケットコンベア４付ベルト５が振動するこの振動を防
止して、このバケットコンベア４付ベルト５の内周面と
この防止部材６外側面との間に発生する隙間を防止する
と共に、このバケットコンベア４付ベルト５の回転内周
に沿わせる構成としている。
前記昇穀ケース１上端部には、前記バケットコンベア
４で上部へ搬送された穀物を排出する投出筒10を設け、
前記上側の回転軸11に固着したプーリ13と、前記前壁板
に着脱自在に装着した原動機14の軸端部に固着したプー
リ15との間にベルト16を掛け渡した構成であり、この原
動機14の回転で該バケットコンベア４付ベルト５を回転
駆動する構成であり、又下端部には穀物を投入する張込
ホッパー17を着脱自在に装着した構成としている。
４で上部へ搬送された穀物を排出する投出筒10を設け、
前記上側の回転軸11に固着したプーリ13と、前記前壁板
に着脱自在に装着した原動機14の軸端部に固着したプー
リ15との間にベルト16を掛け渡した構成であり、この原
動機14の回転で該バケットコンベア４付ベルト５を回転
駆動する構成であり、又下端部には穀物を投入する張込
ホッパー17を着脱自在に装着した構成としている。
以下、上記実施例の作用について説明する。
原動機14の回転により、昇穀装置７のバケットコンベ
ア４付ベルト５が回転駆動され、張込ホッパー17内へ投
入された穀物は、この張込ホッパー17内を流下して該昇
穀装置７の昇穀ケース１内へ供給され、この穀物は該バ
ケットコンベア４ですくい上げられて上部へ搬送され、
投出筒10を経て排出される。
ア４付ベルト５が回転駆動され、張込ホッパー17内へ投
入された穀物は、この張込ホッパー17内を流下して該昇
穀装置７の昇穀ケース１内へ供給され、この穀物は該バ
ケットコンベア４ですくい上げられて上部へ搬送され、
投出筒10を経て排出される。
この搬送作業のときは、該バケットコンベア４で穀物
をすくい上げるときの反力により、該バケットコンベア
４付ベルト５が振動するが、この振動は、下側のプーリ
３外周部より外側へ突出させて設けた防止部材６によっ
て防止され、この振動の防止により、このバケットコン
ベア４付ベルト５内周面部と該防止部材６の外側面部と
の間に発生する隙間が防止される。この隙間の発生がな
くなったことにより、該バケットコンベア４で上部へ搬
送中に落下する穀物は、この隙上へ落下することがなく
なり、このため該バケットコンベア４付ベルト５内周面
部と該プーリ３外周面部との間で穀粒は押しつぶされる
ことがなくなった。
をすくい上げるときの反力により、該バケットコンベア
４付ベルト５が振動するが、この振動は、下側のプーリ
３外周部より外側へ突出させて設けた防止部材６によっ
て防止され、この振動の防止により、このバケットコン
ベア４付ベルト５内周面部と該防止部材６の外側面部と
の間に発生する隙間が防止される。この隙間の発生がな
くなったことにより、該バケットコンベア４で上部へ搬
送中に落下する穀物は、この隙上へ落下することがなく
なり、このため該バケットコンベア４付ベルト５内周面
部と該プーリ３外周面部との間で穀粒は押しつぶされる
ことがなくなった。
図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は第２
図のＡ−Ａ断面図、第２図は昇穀装置の正断面図であ
る。 符号の説明 １……昇穀ケース、２……プーリ ３……プーリ、４……バケットコンベア ５……ベルト、６……防止部材
図のＡ−Ａ断面図、第２図は昇穀装置の正断面図であ
る。 符号の説明 １……昇穀ケース、２……プーリ ３……プーリ、４……バケットコンベア ５……ベルト、６……防止部材
Claims (1)
- 【請求項１】昇穀ケース１の上下端部に軸支したプーリ
2,3間にはバケットコンベア４付ベルト５を張設し、こ
の昇穀ケース１の左右両内壁部の下部で該バケットコン
ベア４付ベルト５の張り側には下側の該プーリ３外周部
より所定量外側に突出させて該バケットコンベア４付ベ
ルト５の回転内周に沿わせると共に、このバケットコン
ベア４付ベルト５内周面と該プーリ３外周面との間に落
下する穀粒を防止する防止部材６を所定長さ設けてなる
昇穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23090790A JP2864697B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 昇穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23090790A JP2864697B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 昇穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112114A JPH04112114A (ja) | 1992-04-14 |
| JP2864697B2 true JP2864697B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=16915162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23090790A Expired - Fee Related JP2864697B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 昇穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2864697B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP23090790A patent/JP2864697B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04112114A (ja) | 1992-04-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4896835A (en) | Screening machine | |
| CA2181976C (en) | Rotary media drum for reclaiming and reclassifying sand | |
| KR101999095B1 (ko) | 슈트를 이용한 완전 현미 선별기 | |
| US3394808A (en) | Apparatus for separating granular materials | |
| USRE34458E (en) | Screening machine | |
| JP2864697B2 (ja) | 昇穀装置 | |
| JP3881089B2 (ja) | アスファルト再生材の加熱装置 | |
| JP5275720B2 (ja) | 回転ドラム式乾燥機 | |
| US3724908A (en) | Feed material handling apparatus | |
| JPH0578494B2 (ja) | ||
| US555533A (en) | Thrashing-machine | |
| US1406394A (en) | Tailings thrasher for thrashing machines | |
| JP5688259B2 (ja) | ベルト式昇降機における突片の構造 | |
| US1340164A (en) | Discharge device for cotton-seed unloaders | |
| US2833286A (en) | Corn sheller | |
| JP3264590B2 (ja) | しらす干しの異物除去装置 | |
| US628144A (en) | Straw-stacker. | |
| JP2012071922A (ja) | ベルト式昇降機 | |
| JP3367738B2 (ja) | ドラッグチェーンコンベア | |
| CA1333584C (en) | Screening machine | |
| JPH0734041Y2 (ja) | ベルト挟み式アンロ−ダの供給装置 | |
| JP2903370B2 (ja) | ベルト式搬送装置におけるスクリューフィーダ装置 | |
| JPH0638023Y2 (ja) | ２重ベルトコンベアを備えたアンローダ | |
| JP3411851B2 (ja) | スクリューフィーダの排出案内構造 | |
| JP3216381B2 (ja) | 機械式連続アンローダ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |