JPH0595659U - 廃材再生処理装置 - Google Patents

廃材再生処理装置

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JPH0595659U
JPH0595659U JP3634192U JP3634192U JPH0595659U JP H0595659 U JPH0595659 U JP H0595659U JP 3634192 U JP3634192 U JP 3634192U JP 3634192 U JP3634192 U JP 3634192U JP H0595659 U JPH0595659 U JP H0595659U
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JP3634192U
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道男 荒井
衛 別府
富雄 小原
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Nippon Road Co Ltd
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Nippon Road Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉塵、騒音の発生を小さく抑え、装置全体の
設置スペースを小さくする。 【構成】 回転破砕体15を有する本体ケース9の一側
に投入口11が、他側に排出口13が設けられた破砕部
1と、エレベータ本体35の下位に設けられ前記破砕部
1の排出口13と密閉された通路43を介して連通し合
う取入口37と、前記取入口37からの破砕物を上方へ
送り上げるバケット41と、バケット41から落下する
破砕物を取出す取出口39とを有するバケットエレベー
タ3と、バケットエレベータ3の取出口39と密閉され
た通路57を介して連通し合うと共に本体ケース61に
取囲まれ破砕物の大きさに対応して篩分ける篩分け部5
とを備えていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、アスファルト廃材やコンクリート廃材を処理する際に発生する粉 塵や騒音を小さく抑えることができるようにした廃材処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アスファルト廃材やコンクリート廃材は、廃材処理装置により小さく粉 砕された後、各種の大きさに選別され骨材として再使用されるようになっている 。
【0003】 廃材処理装置の概要は、廃材を小さく破砕する破砕部と、破砕された破砕物を 大きさごとに篩分ける篩分け部と、破砕部から篩分け部まで破砕物を搬送する搬 送部とを備えた構造となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く廃材は、廃材処理装置によって処理されるものであるが、特に、 破砕部によって廃材を破砕する際に、大きな破砕音と多量の粉塵が発生する。こ の粉塵は篩分け部及び搬送部においても発生する。また、破砕音に加えて搬送部 の搬送音、篩分け部の選別音が発生する等それらがトータルされて粉塵、騒音公 害を招来する所から、市内地での設置が難しくなっているのが現状である。
【0005】 そこで、この考案は、粉塵、騒音を小さく抑えることができるようにすると共 に、設置スペースも小さくて済む廃材再生処理装置を提供することを目的として いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、全周面が取囲まれ回転破砕体を有す る本体ケースの一側に投入口が、他側に排出口が設けられた破砕部と、全周面が 取囲まれたエレベータ本体の下位に設けられ前記破砕部の排出口と密閉された通 路を介して連通し合う取入口と、エレベータ本体内に設けられた取入口からの破 砕物を上方へ送り上げるバケットと、エレベータ本体の上方に設けられバケット から落下する破砕物を取出す取出口とを有するバケットエレベータと、バケット エレベータの取出口と密閉された通路を介して連通し合うと共に本体ケースに取 囲まれ破砕物の大きさに対応して篩分ける篩分け部とを備えている。そして、バ ケット本体の背部に、上方のバケット本体から落下する破砕物を受け止め取出口 へ向け落下させる第2のサブバケット部を設けてある。
【0007】
【作用】
かかる廃材処理装置によれば、破砕部において粉砕された破砕物は、バケット エレベータによるバケットによって上方へ送り上げられた後、篩分け部へ送り出 され、篩分け部において各種大きさに篩分けられる。この一連の動作において、 バケットエレベータのバケットから落下する破砕物は下位に位置する第2のサブ バケット部に落下した後、取出口から篩分け部へ向けて落下するため、バケット エレベータの送り速度を遅くすることが可能となり搬送音及び粉塵発生の低減が 図れる。また、破砕物、バケットエレベータ、篩分け部はケースによって取囲ま れているため粉塵、騒音の発生は小さく抑えられる。一方、バケットエレベータ は、上方へ送り上げる搬送工程となるため破砕部と篩分け部の接近したレイアウ トが可能となり、装置全体が占める設置スペースが少なくて済むようになる。
【0008】
【実施例】
以下、図1乃至図3の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0009】 図中1はクラッシャと呼ばれる破砕部、3はバケットエレベータ、5はスクリ ーンと呼ばれる篩分け部をそれぞれ示している。
【0010】 破砕部1は、支脚台7にセットされ全周面を取囲んだ本体ケース9の一側(図 1左側)に投入口11が、他側(底面)に排出口13がそれぞれ設けられると共 に、破砕部1の本体ケース9内には、回転破砕体15が設けられている。
【0011】 回転破砕体は、図2に示すように図外の駆動部から矢印の方向に高速の回転動 力が与えられる回転軸17にロータ19が固着され、ロータ19の外周面に複数 のハンマ21が設けられている。
【0012】 ハンマ21は高速回転する際に、投入口11から送り込まれる廃材を繰返し打 ち砕くことで小さく破砕するよう機能する。投入口11から送り込まれる廃材が 前記ハンマ21によって打ち砕かれる領域には、第1反発板23と第2反発板2 5がそれぞれ配置され、本体ケース9の内壁に破砕片が直接当ることがないよう 工夫されている。
【0013】 また、破砕部1の投入口11には、粉塵の飛び出しを防ぐ粉塵防止手段27と 、破砕片が外へ飛び出すのを防ぐ破砕片防止手段29が設けられている。
【0014】 粉塵防止手段27は、投入口11に沿って噴射ノズル31が設けられ、噴射ノ ズル31は、図外の霧発生装置と接続連通し、粒子の粗い高速の霧を噴射する。 これにより、投入口11が遮断されるよう霧状の膜を作ると共に粉塵に粒子が付 着し舞上りを防ぐようになっている。
【0015】 破砕片防止手段29は、投入口11を塞ぐように複数のチェン33を並べそれ の上端部を吊下げ支持することで簾状に形成し、下端部が自由端となることで廃 材の投入に何等影響が起きないようになっている。
【0016】 バケットエレベータ3は、全周面が取囲まれたエレベータ本体35の下方に取 入口37が、上方に取出口39が、内部にバケット41がそれぞれ設けられてい る。
【0017】 バケットエレベータ3の取入口37は、前記破砕部1の排出口13と密閉され た通路43を介して接続連通している。取入口37と排出口13をつなぐ前記通 路43は取入口37側と排出口13側にそれぞれ接続されたダクトによって形成 されている。
【0018】 バケット41は、駆動スプロケット45と従動スプロケット47とにエンドレ スに掛回されたチェーン49に、図3で示すようにバケット本体51が所定の間 隔で取付けられており、1分間に約4〜10回転する低速運転に設定されている 。そして、バケット本体51の背部には上方のバケット本体51から落下する破 砕物を受け止めた後、取出口39へ向け落下させる第2のサブバケット部53を 有する形状となっている。
【0019】 サブバケット部53は、取出口39の領域において、バケット本体51の放出 完了姿勢に続いて放出姿勢から放出完了姿勢が得られるよう設定されている。
【0020】 篩分け部5は、ロータリースクリーンと呼ばれるもので、機台55に支持され ると共に密閉された通路57を介して前記バケットエレベータ3の取出口39と 接続連通している。篩分け部5は、メッシュの異なる網体59を回転させること で大きいものから小さい順にほぼ三段階に篩分けるよう機能するもので、本体ケ ース61により下方を除いて全周面が取囲まれている。
【0021】 なお、開放された篩分け部5の下方には、篩分けられた破砕物を所定の場所に 集める搬送コンベア63が設けられている。
【0022】 次に、動作について説明すると、ベルトコンベア65等の搬送手段によって、 例えば、アスファルト廃材を投入口11から破砕部1内へ送り込む。送り込まれ た廃材は、回転破砕体15の作用を受けて小さく破砕される。この破砕時におい て破砕された破砕片は破砕片防止手段29により阻止され外へ飛び出すことはな い。また、発生した粉塵は粉塵防止手段27による霧状の膜により阻止されると 共に、水滴は粉塵に付着して舞上りが阻止される。一方、破砕音は全体を取囲む 本体ケース9により小さく抑えられる。
【0023】 次に、破砕部1で破砕された破砕物は、バケットエレベータ3のバケット41 により上方へ送り上げられ、篩分け部5へ送り出される。このバケット41によ る送り速度はゆっくりした低速運転となるので、空気の攪拌がなくなり粉塵発生 が抑えられると共に大きな搬送音は発生しない。この場合、バケット本体51内 の破砕物は、低速のため運転エネルギーが与えられず自然落下するが、この時、 下位のサブバケット部53により受け止められた後、取出口39へ向け送り出さ れるようになる。したがって低速運転による破砕物の取出しに何等影響は出ない 。また、搬送工程時の粉塵には、破砕工程で付着した水滴により舞上りが抑えら れる。
【0024】 一方、篩分け部5に送り込まれた破砕物は、各種大きさに合わせて篩分けられ る。この篩分け時において、舞上りを抑える水滴は粒子が小さいため粉塵は、ペ ースト状にはならず、網目を塞ぐことなく通過し、破砕物の選別に支障は起こら ない。しかも、選別音、粉塵等の発生は小さく抑えられるようになる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の廃材処理装置によれば、粉塵、騒音の発生を 小さく抑えることができると共に、バケットエレベータにより破砕部と篩分け部 との接近したレイアウトが可能となり装置全体の設置スペースを小さくできるメ リットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の廃材処理装置の概要説明図。
【図2】破砕部の拡大断面図。
【図3】バケットの拡大切断面図。
【符号の説明】
1 破砕部 3 バケットエレベータ 5 篩分け部 9 本体ケース 11 投入口 13 排出口 15 回転破砕体 35 エレベータ本体 37 取入口 39 取出口 43 通路 57 通路 61 本体ケース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全周面が取囲まれ回転破砕体を有する本
    体ケースの一側に投入口が、他側に排出口が設けられた
    破砕部と、全周面が取囲まれたエレベータ本体の下位に
    設けられ前記破砕部の排出口と密閉された通路を介して
    連通し合う取入口と、エレベータ本体内に設けられた取
    入口からの破砕物を上方へ送り上げるバケットと、エレ
    ベータ本体の上方に設けられバケットから落下する破砕
    物を取出す取出口とを有するバケットエレベータと、バ
    ケットエレベータの取出口と密閉された通路を介して連
    通し合うと共に本体ケースに取囲まれ破砕物の大きさに
    対応して篩分ける篩分け部とを備えていることを特徴と
    する廃材処理装置。
  2. 【請求項2】 バケットエレベータのバケットを所定の
    間隔でエンドレスに配置すると共にバケット本体の背部
    に、上方のバケット本体から落下する破砕物を受け止め
    取出口へ向け落下させる第2のサブバケット部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の廃材再生処理装置。
JP1992036341U 1992-05-29 1992-05-29 廃材再生処理装置 Expired - Lifetime JP2597051Y2 (ja)

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JPH0595659U true JPH0595659U (ja) 1993-12-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101135923B1 (ko) * 2011-10-26 2012-04-13 대흥에코 주식회사 중력, 회전에 의한 운동에너지 및 마찰력을 이용한 재생골재박피기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101135923B1 (ko) * 2011-10-26 2012-04-13 대흥에코 주식회사 중력, 회전에 의한 운동에너지 및 마찰력을 이용한 재생골재박피기

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JP2597051Y2 (ja) 1999-06-28

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