JPH06329242A - 転換装置 - Google Patents

転換装置

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Publication number
JPH06329242A
JPH06329242A JP11627793A JP11627793A JPH06329242A JP H06329242 A JPH06329242 A JP H06329242A JP 11627793 A JP11627793 A JP 11627793A JP 11627793 A JP11627793 A JP 11627793A JP H06329242 A JPH06329242 A JP H06329242A
Authority
JP
Japan
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guide
guided
group
reversing
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP11627793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kakiwaki
雅彦 柿脇
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 輪体38,39を介して主搬送経路45に沿って配
設した無端回動体40と、無端回動体40に多数取り付けた
ガイドバー50に案内される可動体70と、可動体70に設け
た被ガイド体81と、被ガイド体81を案内するガイド装置
群90,110 を有し、輪体38,39を配設した反転部に、隣
接するガイド装置90,110 に連結しかつ被ガイド体81を
左右から案内する反転ガイド体125A,125B,126A,126
B を設けた。 【効果】 反転ガイド体は、被ガイド体を左右から案内
することから構造を簡単にでき、隣接するガイド装置に
連結することで容易に強固に配設できる。ガイド装置の
終端に達した被ガイド体は、連結一体状の反転ガイド体
にスムースに移行でき、反転時に無端回動体側に振動が
発生しても、被ガイド体が反転ガイド体に打ち付けられ
ず、反転部での騒音は、たとえ高速時でも小さくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば主搬送経路上
で搬送されている物品を、この主搬送経路の側部外方に
設けた分岐搬送経路に移したりするのに使用される転換
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
特開平3−284516号公報に見られる転換装置が提供され
ている。この従来構成では、それぞれ前後一対のスプロ
ケットを介して主搬送経路に沿って配設した左右一対の
チェーン間に、主搬送経路とは直交方向のガイドバーを
多数取り付け、これらガイドバーに案内される可動体の
裏面側にガイドローラ(被ガイド部)を設けるととも
に、このガイドローラを案内するガイド体群と、これら
ガイド体群の分岐部に配設した切り換え装置とを設けて
いる。そして駆動軸と従動軸とに、ガイドローラの嵌合
を許す輪体を取り付けている。
【0003】この従来形式によると、チェーンの駆動に
より一体移動を行うガイドバー群によって物品の支持搬
送を行え、その際にガイドローラがガイド体群に案内さ
れて可動体をコンベヤ幅方向に移動させることで、可動
体群により物品を横押しして側方へと移すことになる。
そしてスプロケットを配設した反転部においてガイドロ
ーラは、上部のガイド体から輪体に乗り移り、この輪体
に下部が支持された状態で一体的に反転している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成による
と、リンクの連結構造からなるチェーンは、反転部にお
いて多角形運動を行うことから、その際に支持方向の振
動が発生してガイドローラが輪体の支持部に打ち付けら
れる状態になり、その結果、騒音が発生することにな
る。特に高速時には、大きな騒音が発生することにな
る。
【0005】本発明の目的とするところは、簡単な構造
でありながら、反転部での騒音を減少し得る転換装置を
提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の転換装置は、前後一対の輪体を介して主搬送経路
に沿って配設した無端回動体と、この無端回動体に多数
取り付けられかつ主搬送経路とは直交方向を長さ方向と
したガイドバーと、このガイドバーに案内される可動体
と、この可動体の裏面側に設けた被ガイド体と、この被
ガイド体を案内するガイド装置群と、これらガイド装置
群の分岐部に配設した切り換え装置とを有し、前記輪体
を配設した反転部に、隣接するガイド装置に連結しかつ
被ガイド体を左右から案内する反転ガイド体を設けてい
る。
【0007】
【作用】上記した本発明の構成によると、反転ガイド体
は、被ガイド体を左右から案内することから構造を簡単
にし得、そして隣接するガイド装置に連結することで容
易にかつ強固に配設し得る。
【0008】このように構成した転換装置は、無端回動
体を移動させてガイドバー群を移動させることで、主搬
送経路の始端部に供給された物品を終端部に向けて搬送
し得る。その際にガイドバーと一体的に移動する可動体
は、ガイド装置群に案内されてガイドバーの長さ方向に
移動することになり、これにより可動体群が物品を横押
しして、主搬送経路から側方に押し出すことになる。
【0009】この搬送時において、ガイド装置の終端に
達した被ガイド体は、連結一体状の反転ガイド体にスム
ースに移行し、そして反転ガイド体に左右から案内され
ながら反転される。その際に無端回動体側に振動が発生
したとしても、その振動方向は左右方向ではないことか
ら、被ガイド体が反転ガイド体に打ち付けられることは
ない。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1、図4〜図6において1は本体フレーム
で、両側にそれぞれ上下一対に配設したフレーム材10,
20と、上下ならびに左右のフレーム材10,20間を連結す
る中間枠部材2と、下位フレーム材20から下方に連設し
た脚体3などからなり、前記中間枠部材2は、縦連結材
4や横連結材5などにより構成される。
【0011】前記上位フレーム材10は、アルミニウムの
成形品により断面矩形状に形成され、そして中央部に上
方への起立部11を形成して、この起立部11の内外に切欠
き状の段部12,13を形成している。さらに上位フレーム
材10には、起立部11の上端に内側上向き蟻溝14が、外側
の段部13の位置に外側上向き蟻溝15が形成されるととも
に、下端には内側下向き蟻溝16と外側下向き蟻溝17が形
成される。また上位フレーム材10には、内側の段部12の
位置から内方へガイドバー支持案内用の往路側ガイドレ
ール部18が突出される。これら蟻溝14〜17や往路側ガイ
ドレール部18などは、上位フレーム材10の成形時に長さ
方向の全長に亘って形成される。
【0012】前記下位フレーム材20は、アルミニウムの
成形品により断面矩形状に形成され、そして上端に内側
上向き蟻溝21と外側上向き蟻溝22が形成されるととも
に、下端に内側下向き蟻溝23と外側下向き蟻溝24が形成
される。さらに内側の中間部から内方へガイドバー支持
案内用の復路側ガイドレール部25が形成されるととも
に、この復路側ガイドレール部25により形成される段部
26の上方に位置するように、上端延長部27が形成されて
いる。これら蟻溝21〜24や復路側ガイドレール部25など
は、下位フレーム材20の成形時に長さ方向の全長に亘っ
て形成される。
【0013】前記中間枠部材2は、上位フレーム材10の
両下向き蟻溝16,17に板状のナット体6を位置させてお
き、そして中間枠部材2の横連結材5に対して下方から
通したボルト7をナット体6にら合し締め付けることで
上位フレーム材10と一体化され、また下位フレーム材20
の両上向き蟻溝21,22を利用することで、前述と同様に
ナット体6とボルト7とにより下位フレーム材20に一体
化される。この中間枠部材2は両フレーム材10,20の長
さ方向において所定間隔置きに複数が配設される。また
前記脚体3は、下位フレーム材20の下向き蟻溝24を利用
して、ナット体6とボルト7により下位フレーム材20に
連結される。
【0014】上記のようにして構成された本体フレーム
1の始端部には左右方向の従動軸30が回転自在に配設さ
れ、また終端部には同じ方向の駆動軸31が回転自在に配
設される。ここで従動軸30や駆動軸31は、両フレーム材
10,20間に配設した左右一対の支持部材32に、それぞれ
軸受け装置33を介して回転自在に支持されている。前記
駆動軸31に連動連結した駆動装置34は、電動機35と、こ
れに一体化した減速機36とを有し、この減速機36の出力
部を前記駆動軸31に連動している。
【0015】前記従動軸30と駆動軸31との両端で相対向
部間には、スプロケット(輪体の一例)38,39を介して
チェーン(無端回動体の一例)40が配設されている。こ
こでスプロケット38,39は、前記支持部材32の内側に配
設される。また前記チェーン40はリンク41と連結ピン42
とからなり、この連結ピン42を内側に突出させている。
ここでチェーン40は、往路側において内側の段部12内に
位置され、また復路において段部26内に位置される。そ
して左右のチェーン40間に、ガイドバー50が多数取り付
けられている。ここでガイドバー50は、両チェーン40の
移動方向となる主搬送経路45に対して直交した方向を長
さ方向51として配設される。
【0016】前記ガイドバー50は図4〜図7に示すよう
に、扁平状の表面52に長さ方向51に沿った凹部53を主搬
送経路45の方向で二条(単数条または複数条)に形成し
た荷載置板部54と、この荷載置板部54の裏面中間部から
前記主搬送経路45の方向で一対に連設されかつ直さ方向
51に沿った脚板部55,56と、荷載置板部54の前端から下
方かつ後方に延びる前板部57と、荷載置板部54の後端か
ら下方かつ後方に延びる後板部58と、後板部56の下端と
後位の脚板部56の下端とを結ぶ底板部59とにより構成さ
れ、そして両脚板部55,56の下端には、下方で開放する
溝状の嵌合部60,61が形成されている。
【0017】このようにして形成されたガイドバー50の
長さ方向51の両端には、スラットブラケット62が差し込
み結合により取り付けられる。このスラットブラケット
62の外面側で前後の二箇所には、外方へ突出する筒部63
が設けられ、この筒部63に外嵌されかつ外周部がウレタ
ンからなる回転体(ベアリング形式やローラ形式など)
64が、前記本体フレーム1側の両ガイドレール部18,25
に支持案内される。なお前記チェーン40における連結ピ
ン42の突出部を前記筒部63に差し込み結合することで、
左右一対のチェーン40間に多数のガイドバー50を取り付
けている。
【0018】各ガイドバー50には、このガイドバー50に
案内されて長さ方向51に移動自在な可動体70が設けられ
る。これら可動体70は前記ガイドバー50に外嵌するもの
で、前記荷載置板部54に上側から対向する上板材71と、
前記前板部57に前側から対向する前板材72と、前記後板
部58に後側から対向する後板材73と、前記底板部59など
に下側から対向する底板材74とにより矩形筒状に形成さ
れる。
【0019】そして底板材74でかつ両脚板部55,56を中
にして前後方向の他方(前方)からは、前位の脚板部55
に形成した嵌合部60に対して下方から嵌合して、ガイド
バー50の裏面側に嵌合案内される突状の被嵌合部75が形
成されている。さらに底板材74でかつ両脚板部55,56を
中にして前後方向の一方(後方)には、前記ガイドバー
50の底板部59により形成された裏面側に対して弾性的に
当接するガタつき防止部76が形成されている。ここでガ
タつき防止部76は、底板材74にコの字状の切り込みを入
れて舌片状に形成されるとともに、遊端には裏面側への
当接部が突状に形成されている。
【0020】また前記可動体70の上板材71には、前記ガ
イドバー50に形成した凹部53に上方から係合する一対の
凸部77が形成され、そして底板材74には、両脚板部55,
56間に嵌合して摺動案内される被ガイド部78が形成され
ている。なお可動体70は、たとえば合成樹脂からなり、
その際に、上板材71の表面側には横押し用の作用部79が
一体成形される。
【0021】そして、前記被ガイド部78を利用して被ガ
イド体が取り付けられる。すなわち前記被ガイド部78の
中央部からローラ軸80が、その上部を埋め込み成形によ
り支持させることで垂設され、このローラ軸80の突出下
部に、被ガイド体の一例であるガイドローラ81が遊転自
在に取り付けられ、以てガイドローラ81は可動体70の裏
面外方に位置される。
【0022】このようにローラ軸80の上部を被ガイド部
78の中央部に埋め込み成形により支持させることで、こ
のローラ軸80の支持部を両脚板部55,56間に位置し得、
すなわちガイドバー50の底板部59よりも上方に位置し
得、これによりガイドローラ81を底板部59に接近して配
置できて、可動体70自体の高さを低くし得る。さらにロ
ーラ軸80は、十分に高さを取れる被ガイド部78によって
強固に支持し得る。
【0023】図6、図8〜図10に示すように、前記本体
フレーム1の中間枠部材2における上位の横連結部材5
に前記ガイドローラ81の案内を行う往路ガイド装置群90
が、また下位の横連結部材5に復路ガイド装置群110 が
配設される。そして往路側には、中間二箇所に上部切り
換え装置105 ,106 が配設されるとともに、それらの上
手にそれぞれ左右一対の上部振り分け装置107 A,107
B、108 A,108 Bが配設される。また復路側の終端近
くには下部振り分け装置119 が配設される。
【0024】前記往路ガイド装置群90は、上手側と下手
側とに分割状に形成される。すなわち上手側において、
その始端部の両側にそれぞれ左右一対の上部始端ガイド
部91A,91Bが設けられ、これら上部始端ガイド部91
A,91Bの終端に前記上部振り分け装置107 A,107 B
を介して対向し、かつ下手側ほど内側へと傾斜した左右
一対の上手内移動ガイド部92A,92Bが設けられる。
【0025】そして、上手内移動ガイド部92A,92Bの
終端に前記上部切り換え装置105 を介して対向し、かつ
下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の上手外移動ガイ
ド部93A,93Bが設けられ、これら上手外移動ガイド部
93A,93Bの終端に上手合流ガイド部94A,94Bを介し
て対向し、かつそれぞれ左右一対からなる中間ガイド部
95A,95Bが設けられる。さらに前記上部振り分け装置
117 A,107 Bと上手合流ガイド部94A,94Bとの間
に、それぞれ左右一対からなる上手直状ガイド部96A,
96Bが設けられる。
【0026】なお下手側も前述した上手側と同様であっ
て、下手内移動ガイド部97A,97Bと、下手外移動ガイ
ド部98A,98Bと、下手合流ガイド部99A,99Bと、上
部終端ガイド部100 A,100 Bと、下手直状ガイド部10
1 A,101 Bとが設けられる。
【0027】また前記復路ガイド装置群110 は、直状の
下部始端ガイド部111 A,111 Bと、この下部始端ガイ
ド部111 A,111 Bに対向し、かつ下手側ほど内側へと
傾斜した左右一対の内移動ガイド部112 A,112 Bと、
これら内移動ガイド部112 A,112 Bの終端に上手合流
ガイド部113 を介して対向し、かつ左右一対からなる直
状の中間ガイド部114 と、この中間ガイド部114 に前記
下部振り分け装置119を介して対向し、かつ下手側ほど
外側へ傾斜した左右一対の外移動ガイド部115A,115
Bと、この外移動ガイド部115 A,115 Bに下手合流ガ
イド部116 A,116 Bを介して対向し、かつそれぞれ左
右一対からなる下部終端ガイド部117 A,117 Bとから
なる。
【0028】両ガイド装置群90,110 は、たとえば図6
の上部始端カイド部91Bならびに外移動ガイド部115 B
で示すように、アルミニウムの押し出し成形品からなる
本体120 と、この本体120 の内面側に装着した樹脂製の
ガイド板121 とからなり、前記本体120 がブラケット12
2 を介して横連結部材5に固定される。
【0029】図1〜図4に示すように、前記スプロケッ
ト38,39を配設した反転部に、隣接するガイド装置群9
0,110 に連結しかつガイドローラ81を左右から案内す
る反転ガイド体125 A,125 B,126 A,126 Bが設け
られる。すなわち両軸30,31の両端には、軸受け装置12
7 A,127 Bを介して筒部材128 A,128 Bが相対回転
自在に外嵌され、これら筒部材128 A,128 Bに横向き
U字状の反転レール129A,129 Bが固定され、これら
反転レール129 A,129 Bにより前記回転体64を支持案
内すべく構成してある。
【0030】そして両反転レール129 A,129 Bの内面
側から、複数本の取付けボルト130A,130 Bが内方へ
と連設され、これら取付けボルト130 A,130 Bを介し
て、それぞれ左右一対からなるガイド部材131 A,131
Bが設けられ、これらガイド部材131 A,131 Bにより
前記ガイドローラ81を左右から案内すべく構成してあ
る。ここでガイド部材131 A,131 Bは横向きU字状で
あって、その上部の遊端は、前記上部始端ガイド部91
A,91Bや上部終端ガイド部100 A,100 Bにジョイン
トプレート132 A,132 Bなどを介して連結している。
また前記反転レール129 A,129 Bも、ブラケット133
A,133 Bなどを介して前記上位フレーム材10に連結し
ている。
【0031】図4、図6に示すように、本体フレーム1
の両側外方には、主搬送経路45に対して外方かつ下手側
へと傾斜した分岐経路135 A,135 Bを形成する分岐コ
ンベヤ136 A,136 Bが設けられる。ここで分岐コンベ
ヤ136 A,136 Bは多数のローラ137 を有し、これらロ
ーラ137 は、その端部を上位フレーム材10の外側の段部
13内に位置させ、かつ起立部11に充分に接近させた状態
で配置される。なお上位フレーム材10の外側上向き蟻溝
17などを分岐コンベヤ136 A,136 Bとの連結に利用で
きる。138 は物品を示す。
【0032】次に上記実施例において、物品138 の搬
送、分岐作用を説明する。転換装置は、駆動装置34の電
動機35を作動させ、減速機36に連動した駆動軸31を介し
てスプロケット39を強制回転させ、以て両チェーン40を
移動し得る。この両チェーン40の移動によってガイドバ
ー50群を、回転体64を介して両ガイドレール部18,25に
支持案内させた状態で移動し得る。これによりガイドバ
ー50群が循環移動することから、始端部のガイドバー50
上に供給された物品138 は主搬送経路45上で搬送され
る。
【0033】このような搬送を行う際にガイドバー50群
と一体的に移動する可動体70は、そのガイドローラ81が
ガイド装置群90,110 に案内されることによって、被ガ
イド部78を介してガイドバー50の長さ方向51に往復移動
したり、ガイドバー50とともに主搬送経路45に沿って直
線状に移動したりする。
【0034】すなわち、たとえば一方側の上部始端ガイ
ド部91Aに案内されているガイドローラ81は、上部振り
分け装置107 Aが直線状振り分け姿勢のときに直進案内
され、そして上手直状ガイド部96Aから上手合流ガイド
部94Aを介して中間ガイド部95Aへと直進案内され、さ
らに同様にして上部振り分け装置108 A、下手直状ガイ
ド部101 A、下手合流ガイド部99Aを直進したのち上部
終端ガイド部100 Aに案内される。これにより可動体70
は物品138 に作用せず、この物品138 は主搬送経路45上
を直進状に搬送される。なお反対側も同様であって、上
部始端ガイド部91Bのガイドローラ81は、直進して上部
終端ガイド部100 Bへと移動することになる。
【0035】また一方側の上部始端ガイド部91Aに案内
されているガイドローラ81は、上部振り分け装置107 A
が傾斜状振り分け姿勢のときに内側へ傾斜案内され、そ
して上手内移動ガイド部92Aに案内されて内側へ移動さ
れたのち、上部切り換え装置105 を介して上手外移動ガ
イド部93Bに移り、この上手外移動ガイド部93Bに案内
されて外側へ移動されたのち上手合流ガイド部94Bを介
して中間ガイド部95Bへと移り、その後に、上部振り分
け装置108 B、下手直状ガイド部101 B、下手合流ガイ
ド部99Bを直進したのち上部終端ガイド部100 Bへと案
内される。
【0036】これにより可動体70群は、搬送方向に移動
しながら主搬送経路45を横切ることになり、以て他側の
作用部79が物品138 に横押し作用して、この物品138 を
他方の分岐コンベヤ136 Bに渡すことになる。
【0037】なお反対側も同様であって、上部始端ガイ
ド部91Bのガイドローラ81は、上手振り分け装置107
B、上手内移動ガイド部92B、上部切り換え装置105 、
上部外移動ガイド部93A、上手合流ガイド部94A、中間
ガイド部95A、上部振り分け装置108 A、下手直状ガイ
ド部101 A、下手合流ガイド部99A、上部終端ガイド部
100 Aへと案内され、可動体70群の一側の作用部79が物
品138 に横押し作用して、この物品138 を一方の分岐コ
ンベヤ136 Aに渡すことになる。
【0038】さらに、このような上手側の分岐は下手側
でも同様に行われるものであり、その際にガイドローラ
81は、上手側においては上手直状ガイド部96A,96Bに
より直進案内される。前述したように両分岐コンベヤ13
6 A,136 Bに振り分けて渡す際に、ガイドバー50上の
物品138 は、上位フレーム材10の上方を乗り越え、そし
て段部13に位置している両分岐コンベヤ136 A,136 B
のローラ137 に乗り移つる。
【0039】上述したようにして上部終端ガイド部100
A,100 Bの端部に達したガイドローラ81は反転ガイド
体126 A,126 Bに案内されて反転される。すなわち上
部終端ガイド部100 A,100 Bの終端に達したガイドロ
ーラ81は、連結して一体状の両ガイド部材131 A,131
B間にスムースに移行し、そして両ガイド部材131 A,
131 Bに左右から案内されながら反転される。その際に
チェーン40側に振動が発生したとしても、その振動方向
は左右方向ではないことから、ガイドローラ81が両ガイ
ド部材131 A,131 Bに打ち付けられることはない。
【0040】なおガイドローラ81が反転ガイド体126
A,126 Bに案内されると同時に、回転体64も往路側ガ
イドレール部18から反転レール129 A,129 Bにスムー
スに移行して案内され、これによりチェーン40側の振動
防止が助長される。
【0041】このようにして反転されたガイドローラ81
は、内移動ガイド部112 A,112 Bに案内されて中央部
に移動され、そして上手合流ガイド部113 を介して中間
ガイド部114 に案内される。次いで下部振り分け装置11
9 により左右に振り分けられたのち、外移動ガイド部11
5 A,115 Bの案内により外側へと移動され、さらに下
手合流ガイド部116 A,116 Bから下部終端ガイド部11
7 A,117 Bへと移動される。そしてガイドローラ81
は、反転ガイド体125 A,125 Bに前述と同様に案内さ
れたのち、上部始端ガイド部91A,91Bのいずれかに移
つされる。
【0042】上記実施例では上位フレーム材10と下位フ
レーム材20との別体化形式を示したが、これは下位フレ
ーム材20を側板、側枠形式にしてもよい。
【0043】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、反転ガイド
体は、被ガイド体を左右から案内するだけであることか
ら構造を簡単にでき、また隣接するガイド装置に連結す
ることで容易にかつ強固に配設できる。そして、搬送時
においてガイド装置の終端に達した被ガイド体は、連結
して一体状の反転ガイド体にスムースに移行させること
ができ、さらに反転時に無端回動体側に振動が発生して
も、被ガイド体が反転ガイド体に打ち付けられることは
なく、反転部での騒音は、たとえ高速時でも小さくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、転換装置の終端部の
一部切り欠き正面図である。
【図2】同反転ガイド体部分の側面図である。
【図3】同反転ガイド体部分の平面図である。
【図4】同転換装置の概略平面図である。
【図5】同転換装置の概略側面図である。
【図6】同転換装置の要部の縦断正面図である。
【図7】同可動体を取り付けたガイドバー部分の縦断側
面図である。
【図8】同転換装置の往路ガイド装置群を示す概略平面
図である。
【図9】同転換装置の復路ガイド装置群を示す概略平面
図である。
【図10】同転換装置のガイド装置群を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体フレーム 10 上位フレーム材 18 往路側ガイドレール部 20 下位フレーム材 25 復路側ガイドレール部 30 従動軸 31 駆動軸 34 駆動装置 38 スプロケット(輪体) 39 スプロケット(輪体) 40 チェーン(無端回動体) 45 主搬送経路 50 ガイドバー 51 長さ方向 64 回転体 70 可動体 81 ガイドローラ(被ガイド体) 90 往路ガイド装置群 105 上部切り換え装置 106 上部切り換え装置 110 復路ガイド装置群 125A 反転ガイド体 125B 反転ガイド体 126A 反転ガイド体 126B 反転ガイド体 132A ジョイントプレート 132B ジョイントプレート 133A ブラケット 133B ブラケット 136A 分岐コンベヤ 136B 分岐コンベヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の輪体を介して主搬送経路に沿
    って配設した無端回動体と、この無端回動体に多数取り
    付けられかつ主搬送経路とは直交方向を長さ方向とした
    ガイドバーと、このガイドバーに案内される可動体と、
    この可動体の裏面側に設けた被ガイド体と、この被ガイ
    ド体を案内するガイド装置群と、これらガイド装置群の
    分岐部に配設した切り換え装置とを有し、前記輪体を配
    設した反転部に、隣接するガイド装置に連結しかつ被ガ
    イド体を左右から案内する反転ガイド体を設けたことを
    特徴とする転換装置。
JP11627793A 1993-05-19 1993-05-19 転換装置 Pending JPH06329242A (ja)

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