JPH06291098A - 基板洗浄方法 - Google Patents
基板洗浄方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 難溶性レジスト・パターンのウェット剥離や
基板洗浄の効率を改善する。 【構成】 H2 SO4 とH2 O2 の両液の混合により生
成する混合熱を、反応促進に有効利用する。すなわち、
H2 SO4 とH2 O2 とをそれぞれ別のノズル7,4か
ら吐出させ、ノズルの至近直下の混合ポイントPにて両
液を混合し、H2SO4 −H2 O2 混合液8(いわゆる
硫酸過水)を調製する。この混合液8を回転させたフォ
トマスク基板13の中心近傍に落下させ、遠心力により
基板面に展開させる。H2 SO4 とH2 O2 との流量
比、混合ポイントPの高さ、基板の回転数を制御するこ
とにより、基板面上の混合液8の温度分布を最小に抑
え、均一な洗浄を行うことができる。これにより、電子
線リソグラフィ等に用いられる難溶性のクロロメチルス
チレン系レジスト材料等のウェット剥離も可能となる。
基板洗浄の効率を改善する。 【構成】 H2 SO4 とH2 O2 の両液の混合により生
成する混合熱を、反応促進に有効利用する。すなわち、
H2 SO4 とH2 O2 とをそれぞれ別のノズル7,4か
ら吐出させ、ノズルの至近直下の混合ポイントPにて両
液を混合し、H2SO4 −H2 O2 混合液8(いわゆる
硫酸過水)を調製する。この混合液8を回転させたフォ
トマスク基板13の中心近傍に落下させ、遠心力により
基板面に展開させる。H2 SO4 とH2 O2 との流量
比、混合ポイントPの高さ、基板の回転数を制御するこ
とにより、基板面上の混合液8の温度分布を最小に抑
え、均一な洗浄を行うことができる。これにより、電子
線リソグラフィ等に用いられる難溶性のクロロメチルス
チレン系レジスト材料等のウェット剥離も可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造プロセ
スで用いられるフォトマスク基板やウェハを効果的に洗
浄する方法に関し、またこれらの基板上に残存するレジ
スト・パターンの剥離も可能とする方法に関する。
スで用いられるフォトマスク基板やウェハを効果的に洗
浄する方法に関し、またこれらの基板上に残存するレジ
スト・パターンの剥離も可能とする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のデザイン・ルールの微細化
に伴い、各種パーティクル、金属不純物、有機物等に起
因する汚染が製品の歩留りや信頼性に与える影響が大き
くなっており、基板洗浄の重要性がますます高まってい
る。洗浄には、大別してプラズマ処理やUV(紫外線)
照射等によるドライ洗浄と、洗浄液を用いるウェット洗
浄とがある。
に伴い、各種パーティクル、金属不純物、有機物等に起
因する汚染が製品の歩留りや信頼性に与える影響が大き
くなっており、基板洗浄の重要性がますます高まってい
る。洗浄には、大別してプラズマ処理やUV(紫外線)
照射等によるドライ洗浄と、洗浄液を用いるウェット洗
浄とがある。
【0003】ドライ洗浄は、半導体プロセス全体のドラ
イ化が進む中で提案されてきた技術であり、均一性に優
れ、汚染物質の再付着が少なく、他のドライ・プロセス
との連続化が可能で、乾燥が不要である等の利点を有し
ている。しかし、多量の汚染物の除去に適さず、パーテ
ィクル除去が行えず、またダメージや2次汚染の懸念を
払拭しきれない等の理由により、実用レベルではウェッ
ト洗浄に置き換わるまでには至っていない。ドライ洗浄
を適用したとしても、この後にウェット洗浄や純水リン
スを行わなければならないのが現状である。
イ化が進む中で提案されてきた技術であり、均一性に優
れ、汚染物質の再付着が少なく、他のドライ・プロセス
との連続化が可能で、乾燥が不要である等の利点を有し
ている。しかし、多量の汚染物の除去に適さず、パーテ
ィクル除去が行えず、またダメージや2次汚染の懸念を
払拭しきれない等の理由により、実用レベルではウェッ
ト洗浄に置き換わるまでには至っていない。ドライ洗浄
を適用したとしても、この後にウェット洗浄や純水リン
スを行わなければならないのが現状である。
【0004】これに対し、ウェット洗浄は装置コストが
低く、スループットに優れ、複数種類の汚染を同時に除
去可能であり、さらに方法によってはバッチ処理や裏面
同時洗浄も可能である等のメリットを有しているため、
現状の半導体プロセスではこちらが主流となっている。
特に、ウェハに比べて通常5倍大きいデザイン・ルール
が適用される縮小投影露光用のフォトマスク基板の洗浄
は、ほぼウェット洗浄により行われている。
低く、スループットに優れ、複数種類の汚染を同時に除
去可能であり、さらに方法によってはバッチ処理や裏面
同時洗浄も可能である等のメリットを有しているため、
現状の半導体プロセスではこちらが主流となっている。
特に、ウェハに比べて通常5倍大きいデザイン・ルール
が適用される縮小投影露光用のフォトマスク基板の洗浄
は、ほぼウェット洗浄により行われている。
【0005】最も単純なウェット洗浄方法は、洗浄槽の
中に基板を一定時間浸漬した後に取り出し、ブラシによ
る機械的洗浄を行うものである。しかし、この方法では
洗浄槽に混入した異物やブラシに付着した異物の基板へ
の再付着を防止することができない。また、後から洗浄
された基板ほど、再付着量が多くなるという問題も生ず
る。
中に基板を一定時間浸漬した後に取り出し、ブラシによ
る機械的洗浄を行うものである。しかし、この方法では
洗浄槽に混入した異物やブラシに付着した異物の基板へ
の再付着を防止することができない。また、後から洗浄
された基板ほど、再付着量が多くなるという問題も生ず
る。
【0006】この再付着をある程度防止可能な技術とし
ては、いわゆるスピン洗浄が知られている。この方法で
は、回転台上に保持された基板に対して洗浄液が吹き付
けられるので、洗浄液は遠心力により絶えず飛散し、再
付着が生じにくい。また、途中で洗浄液に替えて純水を
吹き付ければ純水リンスを行うことができ、さらに純水
の供給を停止したまま回転を続ければ乾燥も同時に行う
ことができる。たとえば、特開昭63−15710号公
報に記載される洗浄装置は、このスピン洗浄を行うため
のものである。ただしこの洗浄装置は、スピン洗浄後に
紫外線照射による光洗浄を行うための機構を備えている
ため、装置構成はかなり大規模となっている。
ては、いわゆるスピン洗浄が知られている。この方法で
は、回転台上に保持された基板に対して洗浄液が吹き付
けられるので、洗浄液は遠心力により絶えず飛散し、再
付着が生じにくい。また、途中で洗浄液に替えて純水を
吹き付ければ純水リンスを行うことができ、さらに純水
の供給を停止したまま回転を続ければ乾燥も同時に行う
ことができる。たとえば、特開昭63−15710号公
報に記載される洗浄装置は、このスピン洗浄を行うため
のものである。ただしこの洗浄装置は、スピン洗浄後に
紫外線照射による光洗浄を行うための機構を備えている
ため、装置構成はかなり大規模となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウェット洗浄には、洗浄効果、スループット、経済性等
に関して未だ改善の余地が残されている。また、上述の
ようなウェット洗浄の考え方は、洗浄液をレジスト剥離
液に置き換えれば、そのままレジスト・パターンの剥離
(分解除去)にも適用できる。しかし、近年ではたとえ
ばクロロメチルスチレン(CMS)系レジスト材料のよ
うに従来のレジスト剥離液と洗浄装置の組合せでは容易
に剥離できないレジスト材料も用いられるようになって
いる。このレジスト材料は、遠紫外線リソグラフィ、電
子線リソグラフィ、X線リソグラフィに用いられる材料
であるが、ウェット剥離を行うためには硫酸過水と通称
される硫酸(H2 SO4 )−過酸化水素水(H2 O2 )
混合液のような強酸化性のレジスト剥離液を用いる必要
がある。このH2 SO4 −H2 O2 混合液は、ウェット
洗浄の分野ではSPMの略称で知られ、有機汚染物質の
除去に用いられる洗浄液である。しかし、上記混合液を
もってしてもCMS系レジスト材料の安定した剥離は実
現されておらず、コスト、スループット共に劣るO2 プ
ラズマ・アッシングに頼らざるを得ないのが現状であ
る。
ウェット洗浄には、洗浄効果、スループット、経済性等
に関して未だ改善の余地が残されている。また、上述の
ようなウェット洗浄の考え方は、洗浄液をレジスト剥離
液に置き換えれば、そのままレジスト・パターンの剥離
(分解除去)にも適用できる。しかし、近年ではたとえ
ばクロロメチルスチレン(CMS)系レジスト材料のよ
うに従来のレジスト剥離液と洗浄装置の組合せでは容易
に剥離できないレジスト材料も用いられるようになって
いる。このレジスト材料は、遠紫外線リソグラフィ、電
子線リソグラフィ、X線リソグラフィに用いられる材料
であるが、ウェット剥離を行うためには硫酸過水と通称
される硫酸(H2 SO4 )−過酸化水素水(H2 O2 )
混合液のような強酸化性のレジスト剥離液を用いる必要
がある。このH2 SO4 −H2 O2 混合液は、ウェット
洗浄の分野ではSPMの略称で知られ、有機汚染物質の
除去に用いられる洗浄液である。しかし、上記混合液を
もってしてもCMS系レジスト材料の安定した剥離は実
現されておらず、コスト、スループット共に劣るO2 プ
ラズマ・アッシングに頼らざるを得ないのが現状であ
る。
【0008】そこで本発明は、従来のウェット洗浄によ
る洗浄効果を高めると共に、難溶性のレジスト・パター
ンの剥離を行うことも可能とする基板洗浄方法を提供す
ることを目的とする。
る洗浄効果を高めると共に、難溶性のレジスト・パター
ンの剥離を行うことも可能とする基板洗浄方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】一般に、溶液中における
固体の溶解速度が加熱条件下で上昇することは、良く知
られた化学の基本事項である。実際、洗浄槽に基板を浸
漬する形式のウェット洗浄では、洗浄槽内の洗浄液を加
熱することにより洗浄速度を高めることがしばしば行わ
れる。スピン洗浄においても、基板を載置する回転台に
ヒータを内蔵する等の手段を講ずれば加熱は原理的には
可能であるが、洗浄液への熱伝導効率や装置の構成を考
えた場合に、必ずしも望ましい結果が得られるとは考え
られない。
固体の溶解速度が加熱条件下で上昇することは、良く知
られた化学の基本事項である。実際、洗浄槽に基板を浸
漬する形式のウェット洗浄では、洗浄槽内の洗浄液を加
熱することにより洗浄速度を高めることがしばしば行わ
れる。スピン洗浄においても、基板を載置する回転台に
ヒータを内蔵する等の手段を講ずれば加熱は原理的には
可能であるが、洗浄液への熱伝導効率や装置の構成を考
えた場合に、必ずしも望ましい結果が得られるとは考え
られない。
【0010】本発明者は、ある種の薬液を混合すると混
合熱が生成することに着目し、この混合熱を利用して洗
浄効率あるいはレジスト剥離効率を改善することを考え
た。さらに、スピン洗浄を前提とした場合に基板上で混
合洗浄液の温度分布をできるだけ均一化させ得る条件に
ついて種々検討を行い、本発明を提案するに至った。
合熱が生成することに着目し、この混合熱を利用して洗
浄効率あるいはレジスト剥離効率を改善することを考え
た。さらに、スピン洗浄を前提とした場合に基板上で混
合洗浄液の温度分布をできるだけ均一化させ得る条件に
ついて種々検討を行い、本発明を提案するに至った。
【0011】すなわち本発明の基板洗浄方法は、複数種
類の薬液が混合されてなる混合洗浄液を基板に接触させ
ることにより該基板を洗浄する際に、それぞれ独立した
供給口より吐出された各薬液を前記基板面に到達させる
までの間に混合して前記混合洗浄液を調製し、かつこの
混合時に生成する混合熱により該混合洗浄液を昇温する
ものである。
類の薬液が混合されてなる混合洗浄液を基板に接触させ
ることにより該基板を洗浄する際に、それぞれ独立した
供給口より吐出された各薬液を前記基板面に到達させる
までの間に混合して前記混合洗浄液を調製し、かつこの
混合時に生成する混合熱により該混合洗浄液を昇温する
ものである。
【0012】本発明はまた、前記複数種類の薬液の流量
比を制御することにより、前記基板上における前記混合
洗浄液の温度分布を最適化するものである。
比を制御することにより、前記基板上における前記混合
洗浄液の温度分布を最適化するものである。
【0013】本発明はまた、前記複数種類の薬液の混合
地点から前記基板面までの距離を制御することにより、
該基板上における前記混合洗浄液の温度分布を最適化す
るものである。
地点から前記基板面までの距離を制御することにより、
該基板上における前記混合洗浄液の温度分布を最適化す
るものである。
【0014】本発明はまた、洗浄中に前記基板を最適化
された回転数にて回転させるものである。
された回転数にて回転させるものである。
【0015】本発明はまた、前記混合洗浄液を用いた洗
浄とその後の純水リンスからなる洗浄サイクルを少なく
とも2回以上繰り返すものである。
浄とその後の純水リンスからなる洗浄サイクルを少なく
とも2回以上繰り返すものである。
【0016】本発明はさらに、前記混合洗浄液を構成す
る薬液が硫酸と過酸化水素水であり、前記洗浄により前
記基板上のレジスト材料を分解除去するものである。
る薬液が硫酸と過酸化水素水であり、前記洗浄により前
記基板上のレジスト材料を分解除去するものである。
【0017】
【作用】本発明では、混合により発熱する溶液系を混合
洗浄液として利用するので、装置側にヒータ等の加熱手
段を設けなくても基板上の異物やレジスト・パターンの
分解除去反応を容易に促進することができる。ここで、
混合熱による混合洗浄液の液温は、薬液同士の混合の始
まった瞬間から急速に上昇し、一定値に達した後は下降
する一方なので、個々の薬液の混合タイミングが重要と
なる。本発明では、実験的に得られた知見にもとづき、
このタイミングを個々の薬液をそれぞれ独立した供給口
から吐出させた後とする。つまり、個々の薬液を予め混
合してしまうと混合洗浄液の液温が早い時期に低下し易
いが、本発明では吐出後に薬液同士が基板面に到達する
直前に混合されるので、効果的な加熱が可能となるわけ
である。
洗浄液として利用するので、装置側にヒータ等の加熱手
段を設けなくても基板上の異物やレジスト・パターンの
分解除去反応を容易に促進することができる。ここで、
混合熱による混合洗浄液の液温は、薬液同士の混合の始
まった瞬間から急速に上昇し、一定値に達した後は下降
する一方なので、個々の薬液の混合タイミングが重要と
なる。本発明では、実験的に得られた知見にもとづき、
このタイミングを個々の薬液をそれぞれ独立した供給口
から吐出させた後とする。つまり、個々の薬液を予め混
合してしまうと混合洗浄液の液温が早い時期に低下し易
いが、本発明では吐出後に薬液同士が基板面に到達する
直前に混合されるので、効果的な加熱が可能となるわけ
である。
【0018】ここで、上述のように調製された混合洗浄
液が基板面上に展開された時の液温は、(a)個々の薬
液の流量比、(b)薬液の混合地点から前記基板面まで
の距離、(c)基板の回転速度等の要素に依存する。
(a)の流量比については、混合熱がモル分率に依存す
る量であることから理解される。(b)の距離は、混合
洗浄液が基板面に到達するまでの間にどの程度昇温され
るか、または逆に冷却されるかを決定する。さらに
(c)の回転速度は、基板上における混合洗浄液の滞在
時間、すなわち基板面への到達時から遠心力により面外
へ排出されるまでの時間を決定する。本発明では、基板
洗浄の高効率化と均一化を図るために、基板面上の液温
をできるだけ高く維持し、かつ温度分布範囲をできるだ
け狭くするようにこれら3要素を最適化する。もちろん
これら3要素の最適化は、相互に関連して行うことが効
果的である。
液が基板面上に展開された時の液温は、(a)個々の薬
液の流量比、(b)薬液の混合地点から前記基板面まで
の距離、(c)基板の回転速度等の要素に依存する。
(a)の流量比については、混合熱がモル分率に依存す
る量であることから理解される。(b)の距離は、混合
洗浄液が基板面に到達するまでの間にどの程度昇温され
るか、または逆に冷却されるかを決定する。さらに
(c)の回転速度は、基板上における混合洗浄液の滞在
時間、すなわち基板面への到達時から遠心力により面外
へ排出されるまでの時間を決定する。本発明では、基板
洗浄の高効率化と均一化を図るために、基板面上の液温
をできるだけ高く維持し、かつ温度分布範囲をできるだ
け狭くするようにこれら3要素を最適化する。もちろん
これら3要素の最適化は、相互に関連して行うことが効
果的である。
【0019】ところで、洗浄液を用いた洗浄を行った後
には、一般に純水リンスが行われるが、本発明では混合
洗浄液による洗浄と純水による基板表面のリンスを1サ
イクルとし、このサイクルを複数回繰り返すことで、洗
浄効率を改善することができる。これは、レジスト材料
のある程度分解もしくは剥離した部分は、薬液を用いな
くとも純水により流し去ることができるからである。こ
のことにより、混合洗浄液の使用量を低減させることが
でき、場合によっては洗浄にかかる総所要時間を短縮す
ることもできる。
には、一般に純水リンスが行われるが、本発明では混合
洗浄液による洗浄と純水による基板表面のリンスを1サ
イクルとし、このサイクルを複数回繰り返すことで、洗
浄効率を改善することができる。これは、レジスト材料
のある程度分解もしくは剥離した部分は、薬液を用いな
くとも純水により流し去ることができるからである。こ
のことにより、混合洗浄液の使用量を低減させることが
でき、場合によっては洗浄にかかる総所要時間を短縮す
ることもできる。
【0020】本発明は、特にH2 SO4 −H2 O2 混合
液によるレジスト材料の分解除去に適用することができ
る。濃硫酸と過酸化水素水は、混合すると発熱して10
0℃前後まで昇温することが知られている。この混合洗
浄液を用いることにより、CMS系レジスト材料のよう
な難溶性のレジスト材料はもちろん、一般的なノボラッ
ク系レジスト材料やアクリル系レジスト材料、さらには
基板上に残存した有機汚染物質等を速やかに分解除去す
ることかできる。
液によるレジスト材料の分解除去に適用することができ
る。濃硫酸と過酸化水素水は、混合すると発熱して10
0℃前後まで昇温することが知られている。この混合洗
浄液を用いることにより、CMS系レジスト材料のよう
な難溶性のレジスト材料はもちろん、一般的なノボラッ
ク系レジスト材料やアクリル系レジスト材料、さらには
基板上に残存した有機汚染物質等を速やかに分解除去す
ることかできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、実
験結果にもとづいて説明する。
験結果にもとづいて説明する。
【0022】まず、具体的な実施例の説明に入る前に、
本発明で用いたフォトマスク基板用の洗浄装置の概略的
な構成について、図1を参照しながら説明する。この洗
浄装置は、図1(a)に示されるように、カップ1内で
回転チャック12に支持されたフォトマスク基板13の
中央部にH2 SO4 −H2 O2 混合液8を落下供給し、
モータ11により上記回転チャック12を回転させるこ
とによりH2 SO4 −H2 O2 混合液8を遠心力により
展開させながらフォトマスク基板13上のレジスト・パ
ターンを剥離するようになされたものである。
本発明で用いたフォトマスク基板用の洗浄装置の概略的
な構成について、図1を参照しながら説明する。この洗
浄装置は、図1(a)に示されるように、カップ1内で
回転チャック12に支持されたフォトマスク基板13の
中央部にH2 SO4 −H2 O2 混合液8を落下供給し、
モータ11により上記回転チャック12を回転させるこ
とによりH2 SO4 −H2 O2 混合液8を遠心力により
展開させながらフォトマスク基板13上のレジスト・パ
ターンを剥離するようになされたものである。
【0023】上記H2 SO4 −H2 O2 混合液8は、独
立したノズルから供給される濃硫酸(H2 SO4 )と過
酸化水素水(H2 O2 )とが落下途中で混合されること
により調製される。濃硫酸はH2 SO4 貯蔵タンク5か
らフッ素樹脂製の配管6を通じて圧送され、ノズル7か
ら吐出される。一方の過酸化水素水は、H2 O2 貯蔵タ
ンク2から同じくフッ素樹脂製の配管3を通じて圧送さ
れ、ノズル4から吐出される。なお、本発明は濃硫酸と
過酸化水素水の混合熱を利用することを趣旨とするが、
上述のH2 SO4 貯蔵タンク5やH2 O2 貯蔵タンク2
に加熱機構を付加し、ある程度の予備加熱を行うように
しても良い。
立したノズルから供給される濃硫酸(H2 SO4 )と過
酸化水素水(H2 O2 )とが落下途中で混合されること
により調製される。濃硫酸はH2 SO4 貯蔵タンク5か
らフッ素樹脂製の配管6を通じて圧送され、ノズル7か
ら吐出される。一方の過酸化水素水は、H2 O2 貯蔵タ
ンク2から同じくフッ素樹脂製の配管3を通じて圧送さ
れ、ノズル4から吐出される。なお、本発明は濃硫酸と
過酸化水素水の混合熱を利用することを趣旨とするが、
上述のH2 SO4 貯蔵タンク5やH2 O2 貯蔵タンク2
に加熱機構を付加し、ある程度の予備加熱を行うように
しても良い。
【0024】図1(b)に、ノズル4,7の近傍を拡大
して示す。これら両ノズル4,7は至近距離に開口され
る。ノズル先端からやや下がった位置は、H2 SO4 と
H2O2 との混合ポイントPとなり、ここより下方へは
H2 SO4 −H2 O2 混合液8がフォトマスク基板13
の表面に向けて落下する。
して示す。これら両ノズル4,7は至近距離に開口され
る。ノズル先端からやや下がった位置は、H2 SO4 と
H2O2 との混合ポイントPとなり、ここより下方へは
H2 SO4 −H2 O2 混合液8がフォトマスク基板13
の表面に向けて落下する。
【0025】フォトマスク基板13上の、外周部上方に
は表面リンス配管9が開口しており、矢印A方向から供
給された純水10がその一端から噴出され、フォトマス
ク基板13に斜め方向に吹き付けられるようになされて
いる。この純水10は、表面リンスの目的に用いられる
のみならず、必要に応じてH2 SO4 −H2 O2 混合液
8の供給中にも吹き付けられ、pHやH2 SO4 −H2
O2 混合液8の液温を調節する役割を果たす。
は表面リンス配管9が開口しており、矢印A方向から供
給された純水10がその一端から噴出され、フォトマス
ク基板13に斜め方向に吹き付けられるようになされて
いる。この純水10は、表面リンスの目的に用いられる
のみならず、必要に応じてH2 SO4 −H2 O2 混合液
8の供給中にも吹き付けられ、pHやH2 SO4 −H2
O2 混合液8の液温を調節する役割を果たす。
【0026】フォトマスク基板13の裏面側には、裏面
リンス配管14が配設されている。この裏面リンス配管
14の末端は、カップ1の側壁面に向けて開口するカッ
プ・リンス・ノズル15とフォトマスク基板13の裏面
に向けて開口する裏面リンス・ノズル16とに分岐され
ており、裏面リンス配管14から矢印C方向に送入され
た純水17をそれぞれの方向に噴出させるようになされ
ている。裏面リンス・ノズルから噴出された純水17は
フォトマスク基板13の裏面に回り込んだH2SO4 −
H2 O2 混合液8の洗浄、フォトマスク基板13の冷
却、あるいは廃液のpH調製等の役割を果たす。また、
カップ・リンス・ノズル15から噴出された純水17
は、カップ1の内壁面の洗浄や廃液のpH調製等に寄与
する。
リンス配管14が配設されている。この裏面リンス配管
14の末端は、カップ1の側壁面に向けて開口するカッ
プ・リンス・ノズル15とフォトマスク基板13の裏面
に向けて開口する裏面リンス・ノズル16とに分岐され
ており、裏面リンス配管14から矢印C方向に送入され
た純水17をそれぞれの方向に噴出させるようになされ
ている。裏面リンス・ノズルから噴出された純水17は
フォトマスク基板13の裏面に回り込んだH2SO4 −
H2 O2 混合液8の洗浄、フォトマスク基板13の冷
却、あるいは廃液のpH調製等の役割を果たす。また、
カップ・リンス・ノズル15から噴出された純水17
は、カップ1の内壁面の洗浄や廃液のpH調製等に寄与
する。
【0027】上記回転チャック12の中心にはモータ1
1が接続されており、該回転チャック12を矢印D方向
に回転できるようになされている。これにより、H2 S
O4−H2 O2 混合液8、純水10,17がフォトマス
ク基板13の表面または裏面に均一に展開されるように
なされている。また、カップ1内に生じた廃液はすべ
て、カップ1の底面に開口された排出孔18を通じて矢
印B方向に排出される。
1が接続されており、該回転チャック12を矢印D方向
に回転できるようになされている。これにより、H2 S
O4−H2 O2 混合液8、純水10,17がフォトマス
ク基板13の表面または裏面に均一に展開されるように
なされている。また、カップ1内に生じた廃液はすべ
て、カップ1の底面に開口された排出孔18を通じて矢
印B方向に排出される。
【0028】実施例1 本実施例では、上述の洗浄装置を用いて実際にフォトマ
スク基板上のCMS系レジスト・パターンを剥離する場
合の予備実験として、流量比(H2 SO4 /H2 O2 )
とフォトマスク基板上のH2 SO4 −H2 O2 混合液の
温度分布の関係について調べた。
スク基板上のCMS系レジスト・パターンを剥離する場
合の予備実験として、流量比(H2 SO4 /H2 O2 )
とフォトマスク基板上のH2 SO4 −H2 O2 混合液の
温度分布の関係について調べた。
【0029】実験に用いたフォトマスク基板13は、1
27mm角のガラス基板上にCr遮光膜が被着されたマ
スク・ブランクス上に電子線レジスト材料(東ソー社
製;商品名CMS−EX(S)を塗布して膜厚0.4μ
mのレジスト塗膜を形成したものである。このレジスト
塗膜は、常温では硫酸を用いても剥離することは困難で
あり、通常はO2 プラズマ・アッシングによる剥離が推
奨されている。
27mm角のガラス基板上にCr遮光膜が被着されたマ
スク・ブランクス上に電子線レジスト材料(東ソー社
製;商品名CMS−EX(S)を塗布して膜厚0.4μ
mのレジスト塗膜を形成したものである。このレジスト
塗膜は、常温では硫酸を用いても剥離することは困難で
あり、通常はO2 プラズマ・アッシングによる剥離が推
奨されている。
【0030】また、上記洗浄装置において、フォトマス
ク基板13の表面を基準としたH2O2 供給用のノズル
4の高さh1 〔図1(b)参照。〕は46.5mm、H
2 SO4 供給用のノズル7の高さh2 は43.5mm、
混合ポイントPの高さh3 は43.0mmとした。
ク基板13の表面を基準としたH2O2 供給用のノズル
4の高さh1 〔図1(b)参照。〕は46.5mm、H
2 SO4 供給用のノズル7の高さh2 は43.5mm、
混合ポイントPの高さh3 は43.0mmとした。
【0031】このフォトマスク13基板上を静止させた
ままで、その表面に種々の流量比によりH2 SO4 とH
2 O2 を混合したH2 SO4 −H2 O2 混合液8を供給
し、対角線上に並ぶ測定ポイント、すなわち中心(ポイ
ント1)、隅部(ポイント3)、およびこれら両ポイン
トの中間(ポイント2)における混合液の温度を、サー
ミスタを用いて測定した。
ままで、その表面に種々の流量比によりH2 SO4 とH
2 O2 を混合したH2 SO4 −H2 O2 混合液8を供給
し、対角線上に並ぶ測定ポイント、すなわち中心(ポイ
ント1)、隅部(ポイント3)、およびこれら両ポイン
トの中間(ポイント2)における混合液の温度を、サー
ミスタを用いて測定した。
【0032】結果を図2に示す。図中、横軸は流量比
(H2 SO4 /H2 O2 )、縦軸はH2 SO4 −H2 O
2 混合液の温度(℃)を表し、白丸(○)のプロットは
ポイント1、黒丸(●)のプロットはポイント2、白三
角(△)のプロットはポイント3における測定結果にそ
れぞれ対応している。これより、流量比約0.9〜1.
1の範囲ではポイント2とポイント3における温度がお
およそ85〜95℃の範囲でほぼ等しく、混合ポイント
Pの直下であるポイント1でも温度が約80℃に達して
いることがわかる。
(H2 SO4 /H2 O2 )、縦軸はH2 SO4 −H2 O
2 混合液の温度(℃)を表し、白丸(○)のプロットは
ポイント1、黒丸(●)のプロットはポイント2、白三
角(△)のプロットはポイント3における測定結果にそ
れぞれ対応している。これより、流量比約0.9〜1.
1の範囲ではポイント2とポイント3における温度がお
およそ85〜95℃の範囲でほぼ等しく、混合ポイント
Pの直下であるポイント1でも温度が約80℃に達して
いることがわかる。
【0033】実施例2 本実施例では、実施例1よりも各ノズルの高さを5mm
下げて同様の実験を行った。すなわち、H2 O2 供給用
のノズル4の高さh1 〔図1(b)参照。〕は41.5
mm、H2 SO4 供給用のノズル7の高さh2 は38.
5mm、混合ポイントPの高さh3 は38.0mmであ
る。
下げて同様の実験を行った。すなわち、H2 O2 供給用
のノズル4の高さh1 〔図1(b)参照。〕は41.5
mm、H2 SO4 供給用のノズル7の高さh2 は38.
5mm、混合ポイントPの高さh3 は38.0mmであ
る。
【0034】結果を図3に示す。いずれの流量比におい
てもH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度はノズル直下の
ポイント1において最も低く、フォトマスク基板13の
外周側へ向かうほど高くなっていた。これは、H2 SO
4 とH2 O2 とが落下途中で十分に混合できず、基板面
に接触した後に両者の混合が進んでいることを示してい
る。
てもH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度はノズル直下の
ポイント1において最も低く、フォトマスク基板13の
外周側へ向かうほど高くなっていた。これは、H2 SO
4 とH2 O2 とが落下途中で十分に混合できず、基板面
に接触した後に両者の混合が進んでいることを示してい
る。
【0035】ちなみに、上記のノズル高さの設定により
1:1の混合比によるH2 SO4 −H2 O2 混合液を5
分間流した場合、ポイント1付近のレジスト塗膜が除去
されずに残ってしまった。この結果から、ノズル高さに
は最適値が存在することが示唆され、実施例2よりも実
施例1の方が優れていることが明らかである。
1:1の混合比によるH2 SO4 −H2 O2 混合液を5
分間流した場合、ポイント1付近のレジスト塗膜が除去
されずに残ってしまった。この結果から、ノズル高さに
は最適値が存在することが示唆され、実施例2よりも実
施例1の方が優れていることが明らかである。
【0036】比較例 本比較例では、H2 SO4 とH2 O2 とを吐出直前に混
合するタイプのノズルを用い、同様の実験を行った。図
5に、このノズルを示す。すなわち、H2 SO4 を圧送
するフッ素樹脂製の配管20とH2 O2 を圧送する同じ
くフッ素樹脂製の配管21とが共通のノズル22に接続
されており、この中で両者が混合され、H2 SO4 −H
2 O2 混合液23として吐出されるようになされてい
る。このノズルの高さは、実施例1における混合ポイン
トPの高さh3 と同じく43.0mmとした。
合するタイプのノズルを用い、同様の実験を行った。図
5に、このノズルを示す。すなわち、H2 SO4 を圧送
するフッ素樹脂製の配管20とH2 O2 を圧送する同じ
くフッ素樹脂製の配管21とが共通のノズル22に接続
されており、この中で両者が混合され、H2 SO4 −H
2 O2 混合液23として吐出されるようになされてい
る。このノズルの高さは、実施例1における混合ポイン
トPの高さh3 と同じく43.0mmとした。
【0037】フォトマスク基板13上の各ポイントにお
けるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度の測定結果を、
図6に示す。これより、流量比約0.7〜1.0の範囲
ではノズル直下のポイント1において温度が極大となっ
ているが、中心からポイント2,ポイント3と離れるに
したがって温度が低下し、温度分布が広範囲にわたって
いる。これは、最初にノズル22の内部もしくは落下途
中で温度がほぼ上昇し終わってしまい、その後は冷却さ
れる一方であることを示している。
けるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度の測定結果を、
図6に示す。これより、流量比約0.7〜1.0の範囲
ではノズル直下のポイント1において温度が極大となっ
ているが、中心からポイント2,ポイント3と離れるに
したがって温度が低下し、温度分布が広範囲にわたって
いる。これは、最初にノズル22の内部もしくは落下途
中で温度がほぼ上昇し終わってしまい、その後は冷却さ
れる一方であることを示している。
【0038】実施例4 静止したフォトマスク基板を用いた前述の各実施例およ
び比較例から、独立したノズルの使用とその高さの制御
が有効であることが示されたので、本実施例では回転さ
せたフォトマスク基板上でH2 SO4 −H2 O2 混合液
による剥離と純水による表面リンスを組み合わせたサイ
クルにもとづいてレジスト・パターンを剥離する実験を
行った。
び比較例から、独立したノズルの使用とその高さの制御
が有効であることが示されたので、本実施例では回転さ
せたフォトマスク基板上でH2 SO4 −H2 O2 混合液
による剥離と純水による表面リンスを組み合わせたサイ
クルにもとづいてレジスト・パターンを剥離する実験を
行った。
【0039】実験に用いたフォトマスク基板13の寸法
と電子線レジスト材料の種類は実施例1と同じである
が、ここではテスト・パターンにもとづく電子線露光、
現像、ポストベーク、デスカムを経てレジスト・パター
ンを形成し、さらにこのレジスト・パターンをマスクと
してCr遮光膜をエッチングした。ノズル高さの設定
は、実施例1と同じとした。
と電子線レジスト材料の種類は実施例1と同じである
が、ここではテスト・パターンにもとづく電子線露光、
現像、ポストベーク、デスカムを経てレジスト・パター
ンを形成し、さらにこのレジスト・パターンをマスクと
してCr遮光膜をエッチングした。ノズル高さの設定
は、実施例1と同じとした。
【0040】さらに、H2 SO4 とH2 O2 の流量は、
共に450ml/分とした。つまり、混合比は1:1で
ある。
共に450ml/分とした。つまり、混合比は1:1で
ある。
【0041】本実施例では、レジスト剥離を1サイクル
で行った。各ステップにおけるフォトマスク基板13の
回転数と処理時間は、一例として以下のように設定し
た。剥離 : 1(rpm), 5(分)リンス :100(rpm), 1(分)乾燥 :900(rpm),40(秒) これらのステップをすべて終了した後、フォトマスク基
板13の表面を顕微鏡で観察したところ、レジスト・パ
ターンは完全に剥離されていた。したがって、本発明に
よりCMS系レジスト材料のウェット剥離も実用的なプ
ロセスとなり得ることが確認できた。
で行った。各ステップにおけるフォトマスク基板13の
回転数と処理時間は、一例として以下のように設定し
た。剥離 : 1(rpm), 5(分)リンス :100(rpm), 1(分)乾燥 :900(rpm),40(秒) これらのステップをすべて終了した後、フォトマスク基
板13の表面を顕微鏡で観察したところ、レジスト・パ
ターンは完全に剥離されていた。したがって、本発明に
よりCMS系レジスト材料のウェット剥離も実用的なプ
ロセスとなり得ることが確認できた。
【0042】なお、上述の剥離時間を5分より短縮した
場合には、部分的にレジスト・パターンが残存する傾向
がみられた。
場合には、部分的にレジスト・パターンが残存する傾向
がみられた。
【0043】実施例5 本実施例では、レジスト剥離を2サイクルで行った。こ
こで、レジスト剥離のシーケンスのフロー・チャートを
図4に示す。このシーケンスは、H2 SO4 −H2 O2
混合液による剥離と純水による表面リンスからなる1サ
イクルをn回(ただし、nは2以上の自然数)繰り返す
ことを基本としているが、最後のn回めだけは時間を延
長する場合もあるので、このチャートではn回めのサイ
クルのみを独立に表示してある。また、表面リンス時に
は同時にカップ・リンスも行われるので、フロー・チャ
ート中にはその旨も表示してある。
こで、レジスト剥離のシーケンスのフロー・チャートを
図4に示す。このシーケンスは、H2 SO4 −H2 O2
混合液による剥離と純水による表面リンスからなる1サ
イクルをn回(ただし、nは2以上の自然数)繰り返す
ことを基本としているが、最後のn回めだけは時間を延
長する場合もあるので、このチャートではn回めのサイ
クルのみを独立に表示してある。また、表面リンス時に
は同時にカップ・リンスも行われるので、フロー・チャ
ート中にはその旨も表示してある。
【0044】すなわち、ステップS1のH2 SO4 −H
2 O2 混合液による剥離とステップS2の純水による表
面リンスからなるサイクルを繰り返し、このサイクルが
ステップS3において(n−1)回めと判定されればス
テップS4およびステップ5に進んでn回めの剥離と表
面リンスがそれぞれ行われる。最後にステップS6にお
いてスピン乾燥を行えば、レジスト剥離は終了である。
本実施例では、n=2である。
2 O2 混合液による剥離とステップS2の純水による表
面リンスからなるサイクルを繰り返し、このサイクルが
ステップS3において(n−1)回めと判定されればス
テップS4およびステップ5に進んでn回めの剥離と表
面リンスがそれぞれ行われる。最後にステップS6にお
いてスピン乾燥を行えば、レジスト剥離は終了である。
本実施例では、n=2である。
【0045】各ステップにおけるフォトマスク基板13
の回転数と処理時間は、一例として以下のように設定し
た。剥離 (1回め,2回め): 1(rpm), 2
(分)リンス (1回め) :100(rpm),20
(秒) (2回め) :200(rpm), 1(分)乾燥 :900(rpm),40
(秒) ここで、剥離中のフォトマスク基板13の回転数はかな
り低速に設定してあるが、これは高速回転を行うとH2
SO4 −H2 O2 混合液が十分に昇温しないうちに遠心
力により排出されてしまう虞れが大きいからである。
の回転数と処理時間は、一例として以下のように設定し
た。剥離 (1回め,2回め): 1(rpm), 2
(分)リンス (1回め) :100(rpm),20
(秒) (2回め) :200(rpm), 1(分)乾燥 :900(rpm),40
(秒) ここで、剥離中のフォトマスク基板13の回転数はかな
り低速に設定してあるが、これは高速回転を行うとH2
SO4 −H2 O2 混合液が十分に昇温しないうちに遠心
力により排出されてしまう虞れが大きいからである。
【0046】本実施例では、剥離のステップを2回に分
け、その間で短時間のリンスを行うことにより、剥離の
所要時間を実施例4よりも1分短縮し、4分とすること
ができた。H2 SO4 −H2 O2 混合液の流量は一定と
してあるので、所要時間の短縮は上記混合液の使用量の
節約につながる。
け、その間で短時間のリンスを行うことにより、剥離の
所要時間を実施例4よりも1分短縮し、4分とすること
ができた。H2 SO4 −H2 O2 混合液の流量は一定と
してあるので、所要時間の短縮は上記混合液の使用量の
節約につながる。
【0047】実施例6 本実施例では、レジスト剥離を3サイクルで行った。つ
まり、n=3である。レジスト剥離のシーケンスは、実
施例5と同様である。各ステップにおけるフォトマスク
基板13の回転数と処理時間は、一例として以下のよう
に設定した。
まり、n=3である。レジスト剥離のシーケンスは、実
施例5と同様である。各ステップにおけるフォトマスク
基板13の回転数と処理時間は、一例として以下のよう
に設定した。
【0048】剥離(1回め,2回め) : 1(rp
m),70(秒) (3回め) : 1(rpm),75(秒)リンス (1回め,2回め):100(rpm),10
(秒) (3回め) :200(rpm), 1(分)乾燥 :900(rpm),40
(秒) 本実施例では、剥離のステップを3回に分け、その間で
短時間のリンスを行うことにより、剥離の所要時間を実
施例5よりもさらに25秒短縮し、3分35秒とするこ
とができた。また、剥離、リンス、乾燥に要する総所要
時間も短縮された。
m),70(秒) (3回め) : 1(rpm),75(秒)リンス (1回め,2回め):100(rpm),10
(秒) (3回め) :200(rpm), 1(分)乾燥 :900(rpm),40
(秒) 本実施例では、剥離のステップを3回に分け、その間で
短時間のリンスを行うことにより、剥離の所要時間を実
施例5よりもさらに25秒短縮し、3分35秒とするこ
とができた。また、剥離、リンス、乾燥に要する総所要
時間も短縮された。
【0049】以上、本発明を6例の実施例にもとづいて
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、上述の実施例では使用する薬
液の種類が2種類である場合について説明したが、混合
熱を生成し得る系であれば、3種類以上の薬液を用いて
もちろん構わない。
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、上述の実施例では使用する薬
液の種類が2種類である場合について説明したが、混合
熱を生成し得る系であれば、3種類以上の薬液を用いて
もちろん構わない。
【0050】レジスト材料としては、現状で最もウェッ
ト剥離が困難なCMS系レジスト材料を採り上げたが、
これより剥離の容易な一般のフォトレジスト材料等は、
もちろん良好に剥離することができる。本発明はレジス
ト剥離のみならず、金属不純物や有機汚染物質等の洗浄
除去にも適用できる。特に有機汚染物質は、上述のH2
SO4 −H2 O2 混合液により除去することができる。
ト剥離が困難なCMS系レジスト材料を採り上げたが、
これより剥離の容易な一般のフォトレジスト材料等は、
もちろん良好に剥離することができる。本発明はレジス
ト剥離のみならず、金属不純物や有機汚染物質等の洗浄
除去にも適用できる。特に有機汚染物質は、上述のH2
SO4 −H2 O2 混合液により除去することができる。
【0051】洗浄の対象となる基板もフォトマスク基板
に限られず、通常の半導体ウェハや化合物半導体ウェハ
を用いることができる。基板上における混合洗浄液の温
度をさらに均一化するには、回転する基板の中心から若
干ずれた地点に向けて混合洗浄液を吐出すること、ある
いはタンク内で各薬液を予備加熱しておくこと等が有効
である。
に限られず、通常の半導体ウェハや化合物半導体ウェハ
を用いることができる。基板上における混合洗浄液の温
度をさらに均一化するには、回転する基板の中心から若
干ずれた地点に向けて混合洗浄液を吐出すること、ある
いはタンク内で各薬液を予備加熱しておくこと等が有効
である。
【0052】この他、本発明を実施するために使用され
る洗浄装置の細部の構成、剥離,リンス,乾燥等の条件
等が適宜変更可能であることは、言うまでもない。
る洗浄装置の細部の構成、剥離,リンス,乾燥等の条件
等が適宜変更可能であることは、言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば薬液の混合熱を利用してスピン洗浄を行うの
で、洗浄効果が向上し、これによりスループットが改善
され、しかも再付着が極めて起こりにくい。洗浄装置に
加熱機構を配設したり、他の機械洗浄や光洗浄等の設備
と組み合わせる必要がないため、装置コストを低く抑え
ることができ、またプロセスも単純である。特に、H2
SO4 −H2 O2 混合液を洗浄液として用いた場合に
は、従来主としてO2 プラズマ・アッシングで除去され
ていた難溶性レジスト材料の剥離もウェット・プロセス
で行うことが可能となるため、プロセスの選択幅を広げ
ることができる。
明によれば薬液の混合熱を利用してスピン洗浄を行うの
で、洗浄効果が向上し、これによりスループットが改善
され、しかも再付着が極めて起こりにくい。洗浄装置に
加熱機構を配設したり、他の機械洗浄や光洗浄等の設備
と組み合わせる必要がないため、装置コストを低く抑え
ることができ、またプロセスも単純である。特に、H2
SO4 −H2 O2 混合液を洗浄液として用いた場合に
は、従来主としてO2 プラズマ・アッシングで除去され
ていた難溶性レジスト材料の剥離もウェット・プロセス
で行うことが可能となるため、プロセスの選択幅を広げ
ることができる。
【図1】本発明で用いられる洗浄装置の構成例を示す概
略断面図であり、(a)は全体図、(b)はノズル近傍
の拡大図である。
略断面図であり、(a)は全体図、(b)はノズル近傍
の拡大図である。
【図2】ノズル高さを最適化した場合のH2 SO4 /H
2 O2 流量比とフォトマスク基板上の各測定ポイントに
おけるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度との関係を示
すグラフである。
2 O2 流量比とフォトマスク基板上の各測定ポイントに
おけるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度との関係を示
すグラフである。
【図3】最適位置よりもノズル高さを下げた場合のH2
SO4 /H2 O2 流量比とフォトマスク基板上の各測定
ポイントにおけるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度と
の関係を示すグラフである。
SO4 /H2 O2 流量比とフォトマスク基板上の各測定
ポイントにおけるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度と
の関係を示すグラフである。
【図4】H2 SO4 −H2 O2 混合液による剥離と純水
による表面リンスからなるサイクルを繰り返す場合のシ
ーケンスを示すフロー・チャートである。
による表面リンスからなるサイクルを繰り返す場合のシ
ーケンスを示すフロー・チャートである。
【図5】比較のために、H2 SO4 とH2 O2 とを予め
内部で混合してから吐出するタイプのノズルを示す概略
断面図である。
内部で混合してから吐出するタイプのノズルを示す概略
断面図である。
【図6】図5のノズルを用いた場合のH2 SO4 /H2
O2 流量比とフォトマスク基板上の各測定ポイントにお
けるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度との関係を示す
グラフである。
O2 流量比とフォトマスク基板上の各測定ポイントにお
けるH2 SO4 −H2 O2 混合液の温度との関係を示す
グラフである。
1・・・カップ 2・・・H2 O2 貯蔵タンク 3・・・配管 4・・・ノズル(H2 O2 ) 5・・・H2 SO4 貯蔵タンク 6・・・配管 7・・・ノズル(H2 SO4 ) 8・・・H2 SO4 −H2 O2 混合液 9・・・表面リンス配管 10・・・純水(表面リンス用) 11・・・モータ 12・・・回転チャック 13・・・フォトマスク基板 14・・・裏面リンス配管 15・・・カップ・リンス・ノズル 16・・・裏面リンス・ノズル 17・・・純水(裏面リンス,カップ・リンス用) 18・・・排出孔
Claims (6)
- 【請求項1】 複数種類の薬液が混合されてなる混合洗
浄液を基板に接触させることにより該基板を洗浄する基
板洗浄方法において、 前記混合洗浄液はそれぞれ独立した供給口より吐出され
た各薬液を前記基板面に到達させるまでの間に混合する
ことにより調製され、かつこの混合時に生成する混合熱
により昇温されることを特徴とする基板洗浄方法。 - 【請求項2】 前記複数種類の薬液の流量比を制御する
ことにより、前記基板上における前記混合洗浄液の温度
分布を最適化することを特徴とする請求項1記載の基板
洗浄方法。 - 【請求項3】 前記複数種類の薬液の混合地点から前記
基板面までの距離を制御することにより、該基板上にお
ける前記混合洗浄液の温度分布を最適化することを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の基板洗浄方法。 - 【請求項4】 洗浄中は前記基板を最適化された回転数
にて回転させることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれか1項に記載の基板洗浄方法。 - 【請求項5】 前記混合洗浄液を用いた洗浄とその後の
純水リンスからなる洗浄サイクルを少なくとも2回以上
繰り返すことを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
ずれか1項に記載の基板洗浄方法。 - 【請求項6】 前記混合洗浄液を構成する薬液が硫酸と
過酸化水素水であり、前記洗浄により前記基板上のレジ
スト材料が分解除去されることを特徴とする請求項1な
いし請求項5のいずれか1項に記載の基板洗浄方法。
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