JPH06263356A - 展望用エレベータの運転装置 - Google Patents
展望用エレベータの運転装置Info
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- JPH06263356A JPH06263356A JP5055470A JP5547093A JPH06263356A JP H06263356 A JPH06263356 A JP H06263356A JP 5055470 A JP5055470 A JP 5055470A JP 5547093 A JP5547093 A JP 5547093A JP H06263356 A JPH06263356 A JP H06263356A
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Abstract
きに、エレベータを自動的に帰着・停止させることので
きる展望用エレベータの運転装置を得る。 【構成】 かご室及び昇降路のガラスにガラスセンサ群
1、2を接着する。センサが破損による特有振動周波数
を検知し動作したことを検出する検出リレー3の付勢に
より、帰着指令発生回路5が接点が閉成し、エレベータ
ーは帰着運転する。帰着後は、案内装置10により乗客
を降車させた後、運転休止回路9にて以後の運転を休止
する。また、非常通報装置11により管理人等へ異常を
自動的に通報する。
Description
屋外が展望可能にかご室及び昇降路をガラスで被った展
望用エレベータの運転装置に関するものである。
適するように、かご室と昇降路の壁がガラスで構成され
ている。このガラスは網入ガラス、線入ガラス、合わせ
ガラスが用いられ、簡単には割れないが、全く割れない
というものではない。
が当たってガラスが割れたり、いたずらによりハンマー
やガラスカッタでガラスを破壊されたりすると、かご内
の乗客や建物の外の人がガラスで怪我をする危険性があ
り、エレベータをそのままで運転させておくことは安全
上問題があった。
るもので、展望用エレベータを被うガラスが破損したと
きに、エレベータを自動的に帰着・停止させることので
きる展望用エレベータの運転装置を得ることを目的とす
るものである。
る展望用エレベータの運転装置は、昇降するかご内から
屋外が展望可能にかご室及び昇降路をガラスで被った展
望用エレベータにおいて、かご室及び昇降路を被ってい
るガラスが破損したことを検出する検出手段と、この検
出手段が動作したときにエレベータを特定階に帰着させ
る制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
運転装置は、昇降するかご内から屋外が展望可能にかご
室及び昇降路をガラスで被った展望用エレベータにおい
て、かご室及び昇降路を被っているガラスが破損したこ
とを検出する検出手段と、この検出手段が動作したとき
にエレベータを最寄階に停止させる制御手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
運転装置は、上記検出手段として、ハンマーや石等によ
る破損やガラスカッタによる切断から発生する特有の振
動周波数を検出するガラスセンサを備えたことを特徴と
するものである。
運転装置は、上記制御手段によるエレベータの帰着運転
制御時または最寄階への停止制御時にかご内の乗客に音
声または表示によって知らせる案内装置を備えたことを
特徴とするものである。
運転装置は、上記検出手段が動作したときに管理人室等
へ通報する非常通報装置を備えたことを特徴とするもの
である。
運転装置においては、検出手段により、かご室及び昇降
路を被っているガラスが破損したことを検出すると、制
御手段によって、エレベータを特定階に帰着させる。
運転装置においては、検出手段により、かご室及び昇降
路を被っているガラスが破損したことを検出すると、制
御手段によって、エレベータを最寄階に停止させる。
運転装置においては、検出手段として、切断時の特有の
振動周波数を検出するガラスセンサを用い、ハンマーや
石等による破損やガラスカッタによる切断を検出する。
運転装置においては、案内装置により、制御手段による
エレベータの帰着運転制御時または最寄階への停止制御
時にかご内の乗客に音声または表示によって知らせる。
運転装置においては、非常通報装置により、検出手段が
動作したときに管理人室等へ通報する。
説明する。図1中、+、−は直流電源、1はかご室のガ
ラスに接着されたガラスセンサ群で、かご室のガラス1
枚毎に1個づつのガラスセンサ1a〜1nがそれぞれ接
着されている。2は昇降路のガラスに接着されたガラス
センサ群で、昇降路のガラス1枚毎に1個づつのガラス
センサ2a〜2nがそれぞれ接着されている。
る検出リレーで、3a,3bはその常開接点、3cはそ
の常閉接点である。4はエレベータの乗場のボタンが押
されたことを検出し、上昇または下降運転の為の呼びを
登録する乗場呼登録回路、5はエレベータを特定の階ま
で運転させる為の帰着指令を発生する帰着指令発生回路
で、帰着指令発生時に接点閉成する。6は帰着指令発生
回路5が閉成することで付勢される帰着運転リレーで、
6a,6bはその常開接点である。
ベータの扉が全開したことが確認されると接点閉成する
帰着完了検出回路、8は帰着完了検出回路7が閉成する
ことで付勢される帰着完了検出リレーで、8a,8bは
その常開接点である。9はエレベータの運転を休止する
為の運転休止回路、10はかご内の乗客にエレベータが
帰着運転中であること及びかごからの降車を案内する為
に音声の発生や表示を行う案内装置、11はエレベータ
に備えられた非常通報装置である。
室または昇降路のガラスに石や乗客の荷物等があたりガ
ラスが破損したり、いたずらによりハンマーやガラスカ
ッタでガラスが破壊されたとき、ガラスセンサ1a〜1
nまたは2a〜2nは、上記行為により発生する特有の
振動周波数を検出し接点閉成する。この接点閉成によ
り、検出リレー3は付勢され、その常開接点3aにより
自己保持状態となる。
2nは、前述のように破損、破壊によって発生する振動
周波数を検出する為、風やエレベータの走行による振動
には反応しない。上記検出リレー3が付勢されることに
より、その常閉接点3cが開放し、乗場呼登録回路4は
接点開放する。乗場呼登録回路4が接点開放すること
で、エレベータはかご呼のみに停止し、かご内の乗客を
降車させることができる。
り、その常開接点3bが閉成し、その閉成により帰着指
令発生回路5は帰着指令を発し接点閉成され、帰着運転
リレー6が付勢される。上記帰着運転リレー6の付勢に
より、エレベータは特定階まで前述の様にかご呼に停止
しながら帰着運転を行う。
運転されて、特定階で停止し、エレベータの扉が全開す
ると、帰着完了検出回路7が接点閉成されて、帰着完了
検出リレー8が付勢される。帰着完了検出リレー8が付
勢されることにより、その常開接点8aが閉成し、運転
休止回路9が閉成され、エレベータは以降の運転を中止
し、休止状態となる。また、帰着完了検出リレー8の常
開接点8bも閉成するので、案内装置10によりかご内
の乗客に対して、エレベータから降車することを音声ま
たは表示によって促し、乗客を安全に避難させる。
ー6の常開接点6a及び6bが閉成されるので、案内装
置10によりかご内の乗客に対して帰着運転中であるこ
とを案内すると共に、非常通報装置11により、管理人
等へエレベータの異常を自動通報することで、エレベー
タの復旧が速やかに行える様にし、建物外の人がガラス
の破片でケガをすることを最小限に防ぐことができる。
示す回路図である。上記実施例1では、ガラスセンサ群
1または2の動作に基づいてエレベータを特定階までの
帰着運転させているが、帰着指令発生回路5及び帰着運
転リレー6を使用するかわりに、最寄階停止回路13及
び停止決定リレー14を用いることで、検出リレー3の
付勢により直ちにエレベータを最寄階に停止させて乗客
を降車させることでも同様の効果が得られる。なお、こ
の実施例では、最寄階停止・休止となるので、エレベー
タのかご呼登録回路12も検出リレー3の付勢により開
放させておく。
る展望用エレベータの運転装置によれば、検出手段によ
り、かご室及び昇降路を被っているガラスが破損したこ
とを検出すると、制御手段によって、エレベータを特定
階に帰着させるようにしたので、エレベータの乗客や建
物の外の人がガラスでケガをすることを最小限に防ぎ、
安全を確保することができる。
運転装置によれば、検出手段により、かご室及び昇降路
を被っているガラスが破損したことを検出すると、制御
手段によって、エレベータを最寄階に停止させるように
したので、エレベータの乗客や建物の外の人がガラスで
ケガをすることを最小限に防ぎ、安全を確保することが
できる。
運転装置によれば、検出手段として、切断時の特有の振
動周波数を検出するガラスセンサを用い、ハンマーや石
等による破損やガラスカッタによる切断を検出するよう
にしたので、風やエレベータの走行による振動・衝撃で
は動作しなく、確実にガラスの破損及び切断を検出す
る。
運転装置によれば、案内装置により、制御手段によるエ
レベータの帰着運転制御時または最寄階への停止制御時
にかご内の乗客に音声または表示によって知らせるよう
にしたので、かご内の乗客に知らせ、所定階への到着後
のエレベータからの降車を促すことができる。
運転装置によれば、非常通報装置により、検出手段が動
作したときに管理人室等へ通報するようにしたので、エ
レベータの復旧を速やかに行い、建物外の人の安全も図
れる。
Claims (5)
- 【請求項1】 昇降するかご内から屋外が展望可能にか
ご室及び昇降路をガラスで被った展望用エレベータにお
いて、かご室及び昇降路を被っているガラスが破損した
ことを検出する検出手段と、この検出手段が動作したと
きにエレベータを特定階に帰着させる制御手段とを備え
たことを特徴とする展望用エレベータの運転装置。 - 【請求項2】 昇降するかご内から屋外が展望可能にか
ご室及び昇降路をガラスで被った展望用エレベータにお
いて、かご室及び昇降路を被っているガラスが破損した
ことを検出する検出手段と、この検出手段が動作したと
きにエレベータを最寄階に停止させる制御手段とを備え
たことを特徴とする展望用エレベータの運転装置。 - 【請求項3】 上記検出手段として、ハンマーや石等に
よる破損やガラスカッタによる切断から発生する特有の
振動周波数を検出するガラスセンサを備えたことを特徴
とする請求項1または2記載の展望用エレベータの運転
装置。 - 【請求項4】 上記制御手段によるエレベータの帰着運
転制御時または最寄階への停止制御時にかご内の乗客に
音声または表示によって知らせる案内装置を備えたこと
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の展望
用エレベータの運転装置。 - 【請求項5】 上記検出手段が動作したときに管理人室
等へ通報する非常通報装置を備えたことを特徴とする請
求項1ないし4のいずれかに記載の展望用エレベータの
運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5055470A JP2709255B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 展望用エレベータの運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5055470A JP2709255B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 展望用エレベータの運転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06263356A true JPH06263356A (ja) | 1994-09-20 |
JP2709255B2 JP2709255B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=12999497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5055470A Expired - Fee Related JP2709255B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 展望用エレベータの運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2709255B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980020855A (ko) * | 1996-09-12 | 1998-06-25 | 이종수 | 엘리베이터의 안전장치 및 그 제어방법 |
JP2007031087A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6279170A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-11 | 株式会社東芝 | エレベ−タの制御装置 |
JPH0431437A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-03 | Chisso Corp | 熱可塑性樹脂用改質剤組成物と耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の各製造方法 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5055470A patent/JP2709255B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6279170A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-11 | 株式会社東芝 | エレベ−タの制御装置 |
JPH0431437A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-03 | Chisso Corp | 熱可塑性樹脂用改質剤組成物と耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の各製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980020855A (ko) * | 1996-09-12 | 1998-06-25 | 이종수 | 엘리베이터의 안전장치 및 그 제어방법 |
JP2007031087A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
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