JPH06236352A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH06236352A
JPH06236352A JP5021290A JP2129093A JPH06236352A JP H06236352 A JPH06236352 A JP H06236352A JP 5021290 A JP5021290 A JP 5021290A JP 2129093 A JP2129093 A JP 2129093A JP H06236352 A JPH06236352 A JP H06236352A
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JP
Japan
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cpu
data
central processing
transferred
monitor device
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JP5021290A
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Katsumi Takaba
克巳 鷹羽
Satoshi Ishii
聡 石井
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0808Diagnosing performance data
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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    • G07C5/085Registering performance data using electronic data carriers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のCPUを有し、各中央処理装置の間で
データを転送するデータ通信装置において、データ転送
に要する回路の構成を簡略化する。 【構成】 モニタ装置43は、所望の故障データを格納
したCPU番号(CPUNIに対応)と該故障データの
格納されたアドレス(ADRIに対応)とを含む要求デ
ータを第二CPU20へ転送する。要求データは第一C
PU10,第三CPU30へと順次転送され、CPUN
Iにて指示されたCPUは故障データ(DATAO1,
DATAO3)と、その故障データの格納されたアドレ
ス(ADRO1,ADRO3)とを第二CPU20を介
してモニタ装置43へ転送する。このため、各CPU1
0〜30を個々にモニタ装置43と接続する必要がな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の中央処理装置
(CPU)を備え、各中央処理装置の間でデータを転送
するデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平3−501178号
公報に記載のように、一つの制御系に複数の中央処理装
置を設け、各中央処理装置の間でデータを転送するデー
タ通信装置が知られている。この種の装置では、各中央
処理装置で異なる処理を並行して実行しながら互いにデ
ータを転送し合うことができ、延いては、制御系全体の
データ処理速度を向上させることができる。
【0003】例えば、これを特開平1−55605号公
報に例示された車両の故障診断装置適用した場合、各種
センサ毎に中央処理装置を接続して故障の有無を検出し
ておき、故障診断用のモニタ装置と各中央処理装置とを
個々に接続することが考えられる。こうすることによっ
て、モニタ装置にて所定のセンサを指定すると、当該セ
ンサに接続された中央処理装置から当該センサの故障の
有無を即座に読み出すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のデ
ータ通信装置では、各中央処理装置間のデータを転送し
合う経路や、データの転送方向毎に信号線や入出力ポー
トを設ける必要があった。例えば、上記故障診断装置で
は、モニタ装置に上記中央処理装置と同数の入出力ポー
トを設け、各中央処理装置とその入出力ポートとを一対
の信号線で個々に接続しなければならない。このため、
装置の回路構成が複雑化していた。
【0005】そこで本発明は、複数の中央処理装置を有
し、各中央処理装置の間でデータを転送するデータ通信
装置において、データ転送に要する回路の構成を簡略化
することを目的としてなされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明は、順次電気的に接続された複数の中
央処理装置と、上記中央処理装置の内、所定のものを指
定する指定コードを含むデータを特定の上記中央処理装
置へ出力する出力装置と、を備え、上記各中央処理装置
が、上記出力装置または隣接する上記中央処理装置から
上記データを入力したとき、自身を指定する指定コード
を含むデータを処理すると共に、他の上記中央処理装置
を指定する指定コードを含むデータを、処理することな
く次の上記中央処理装置に転送することを特徴とするデ
ータ通信装置を要旨としている。
【0007】
【作用】このように構成された本発明では、出力装置
は、複数の中央処理装置の内、所定のものを指定する指
定コードを含むデータを、特定の中央処理装置へ出力す
る。各中央処理装置は順次電気的に接続されており、出
力装置が出力したデータが、出力装置から直接または隣
接する中央処理装置を介して入力されたとき、そのデー
タを次のように処理する。
【0008】すなわち、自身を指定する指定コードを含
むデータを処理すると共に、他の中央処理装置を指定す
る指定コードを含むデータを、処理することなく次の中
央処理装置に転送する。このため、本発明では、出力装
置が出力したデータを各中央処理装置に順次転送するこ
とにより、所望の中央処理装置に所望のデータを処理さ
せることができる。従って、各中央処理装置と出力装置
とを個々に電気的に接続する必要がなく、データ転送に
要する回路構成を簡略化することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本発明を適用した実施例の車両の故障診断
装置の構成を表すブロック図である。本実施例の故障診
断装置は、エンジンの各気筒に燃料を噴射する燃料噴射
弁5を制御する第一中央処理装置(以下、第一CPUと
記載)10と、各気筒に着火する点火プラグ11を制御
する第二CPU20と、変速ギヤを自動的に切り換える
自動変速機27を制御する第三CPU30とを、一つの
電子制御回路(ECU)31内に備えている。
【0010】各CPU10〜30は次に示すように順次
電気的に接続されている。第一CPU10と第二CPU
20との間は、第二CPU20で得られたデータを第一
CPU10へ転送するためのデータライン34と、第一
CPU10がデータ受信可能であることを第二CPU2
0に伝えるための送信許可信号線35とで接続されてい
る。第二CPU20と第三CPU30との間も同様に、
第三CPU30から第二CPU20へデータを転送する
データライン36と送信許可信号線37とで接続されて
いる。更に、第三CPU30と第一CPU10との間も
同様に、第一CPU10から第三CPU30へデータを
転送するデータライン38と送信許可信号線39とで接
続されている。また、各CPU10〜30には、同期を
取るための同期信号線40が接続され、第一CPU10
がこの同期信号線40を介してクロック信号CLKを、
第二CPU20および第三CPU30に入力している。
更にまた、第二CPU20には、故障箇所などを表示す
るモニタ装置43が後述する相互通信回路45を介して
接続されている。
【0011】第一CPU10には、この第一CPU10
で実行される各種演算プログラム、および燃料噴射量
(燃料噴射弁5の開弁時間)を演算するのに用いられる
各種テーブルなどを記憶したリードオンリーメモリ(以
下、ROMと記載)10a、演算結果を一時的に記憶す
るランダムアクセスメモリ(以下、RAMと記載)10
bが設けられている。
【0012】同様に、第二CPU20には、モニタ装置
43からの要求データ受信処理をはじめとする各種演算
プログラムを記憶したROM20a、演算結果を一時記
憶するRAM20bが設けられている。更に、第三CP
U30には、各種演算プログラムおよび自動変速機27
の変速パターンなどを記憶したROM30a、演算結果
を一時記憶するRAM30bが設けられている。
【0013】第一CPU10の入力側には、波形成形回
路51,入力回路52,およびアナログデジタル変換器
(以下、A/D変換器と記載)53が接続されている。
波形成形回路51には、一対の気筒判別センサ56,5
7がエンジンの360°CA回転毎に交互に発生する気
筒判別信号G1,G2、および回転センサ58がエンジ
ン回転数に応じて発生する回転信号NEが入力されてい
る。入力回路52には、図示しないスロットルバルブが
閉状態のときにアイドルスイッチ59が出力するアイド
ル信号IDL,図示しないシフトレバーがニュートラル
位置にあるときにニュートラルスイッチ60が出力する
ニュートラル信号NSW,およびエンジン始動時にスタ
ータスイッチ61が出力するスタータ信号STAが入力
されている。A/D変換器53の入力側には、エアフロ
メータ62がエンジンの吸入空気量に応じて出力するエ
アフロ信号AFM,水温センサ63がエンジンの冷却水
温に応じて出力する冷却水温信号THW,吸気温センサ
64が吸入空気の温度に応じて出力する吸気温信号TH
A,スロットルセンサ65がスロットルバルブ開度に応
じて出力するスロットル開度信号TA,およびバッテリ
電圧センサ66が、バッテリ電圧に応じて出力するバッ
テリ電圧信号BTAが入力されている。
【0014】第二CPU20の入力側には、波形成形回
路51が第一CPU10と同様に接続されている。な
お、前述したように、第二CPU20は相互通信回路4
5を介してモニタ装置43に接続されているが、第二C
PU20とモニタ装置43との間では双方向にデータ通
信可能である。すなわち、相互通信回路45は、モニタ
装置43または第二CPU20のいずれか一方からデー
タが出力されると、そのデータを一旦記憶し、他方(第
二CPU20またはモニタ装置43)が受信可能となっ
たときにそのデータを出力する。これによって、モニタ
装置43と第二CPU20との間で双方向にデータ通信
可能となるのである。
【0015】また、第三CPU30の入力側には、波形
成形回路75が接続されており、この波形成形回路75
の入力側には車速センサ77が車速に応じて出力する車
速信号SPDが入力されている。次に各CPU10〜3
0間の通信により転送されるデータの例を以下に示す。
【0016】第一CPU10から第三CPU30に向け
ては、エアフロ信号AFM,回転信号NEなどに基づい
て算出された負荷の大きさを示す負荷量データqn,冷
却水温データthw,吸気温データtha,スロットル
開度データta,およびバッテリ電圧データbatなど
の、変速時期の演算および車速センサ77の故障検出に
必要なデータが転送される。
【0017】第三CPU30から第二CPU20に向け
ては、車速データspdと、第一CPU10から転送さ
れたデータの内の、負荷量データqn,冷却水温データ
thw,吸気温データtha,およびバッテリ電圧デー
タbatなどの、点火系統の故障検出および点火時期の
算出に必要なデータが転送される。
【0018】第二CPU20から第一CPU10に向け
ては、第三CPU30から転送されたデータの内の車速
データspdなどの燃料噴射量,燃料噴射時期を決定す
るのに必要なデータが転送される。各CPU10,2
0,30は、上記転送されたデータに基づいて、周知の
方法で燃料噴射弁5,点火プラグ11,自動変速機27
をそれぞれ制御している。また、各CPU10〜30
は、上記転送されたデータに基づいて、前述の各種セン
サおよび点火系統などの各種システムの故障の有無を検
出している。例えば、エンジン回転数が所定範囲にある
ときは冷却水温も所定範囲にある。そこで、第一CPU
10は、回転信号NEが所定範囲にあるとき冷却水温信
号THWが所定範囲にあるか否かを判断して、水温セン
サ63の異常の有無を検出している。これらの検出結果
は、故障データ207(図2)として当該CPU10〜
30の所定アドレスに格納される。そして、モニタ装置
43にて各種センサ等の故障診断を指示すると、次のよ
うなデータがモニタ装置43および各CPU10〜30
間で転送される。
【0019】操作者が、モニタ装置43に所望のセンサ
等の故障診断を指示すると、モニタ装置43は、図2
(A)に例示する要求フォーマットの形態を有する要求
データ100を、相互通信回路45を介して第二CPU
20へ転送する。この要求データ100は、図2(A)
に示すように、データの始まりを表すヘッダ101と、
当該センサ等の故障有無を検出するCPU(10〜30
のいずれか)を指示する要求CPU番号103と、当該
CPU10〜30の上記センサ等の故障データ207
(図2(B))を格納したアドレスを指示する要求アド
レス105とを順次配列して構成されている。ここで、
モニタ装置43は出力装置に相当し、要求CPU番号1
03の内容が指定コードに相当する。
【0020】第二CPU20は、この要求データ100
を受信すると、図3のフローチャートに示す要求データ
受信処理を実行する。処理を開始すると、先ず、ステッ
プ301にて要求CPU番号103にて指示されたCP
U10〜30の番号をメモリCPUNIにセットする。
例えば、第一CPU10が指示されたときはCPUNI
=1とする。続くステップ303では、要求アドレス1
05にて指示されたアドレスをメモリADRIにセット
する。
【0021】続いて、ステップ305では、CPUNI
=2であるか否かを判断する。CPUNI≠2のとき
は、他のCPU10または30に故障有無を検出されて
いるセンサ等が、モニタ装置43にて指示されている場
合である。この場合、ステップ307へ移行し、シリア
ルDMA(直接メモリアクセス)によって、メモリCP
UNI,ADRIの内容を第一CPU10のメモリCP
UNI,ADRIへ転送して処理を終了する。
【0022】一方、ステップ305にて肯定判断したと
きは、第二CPU20自身に故障有無を検出されている
センサ等が、モニタ装置43にて指示されている場合で
ある。この場合、ステップ309へ移行し、メモリAD
RIが示すアドレスに格納された故障データ207(図
2)を読み出す。続くステップ311では、図2(B)
に例示する応答フォーマットの形態を有する応答データ
200を作製し、相互通信回路45を介してモニタ装置
43に転送する。
【0023】ここで、応答データ200は、図2(B)
に示すように、データの始まりを表すヘッダ201と、
センサ等の故障有無を検出したCPU10〜30を指示
する応答CPU番号203と、当該CPU10〜30の
当該センサ等の故障データ207が格納されていたアド
レスを指示する応答アドレス205と、当該アドレスか
ら読み出した故障データ207とを順次配列して構成さ
れている。モニタ装置43は、この応答データ200を
受信すると、当該センサ等の故障状態を表示するなど周
知の処理を実行する。更に、続くステップ313では、
メモリCPUNI,ADRIを、それぞれFF(16),0
(16)に初期化して処理を終了する。
【0024】次に、ステップ307によって、メモリC
PUNI,ADRIの内容が第一CPU10へ転送され
ると、第一CPU10は図4のフローチャートに示すメ
モリ転送処理を実行する。処理を開始すると、先ず、ス
テップ401にてCPUNI=1であるか否かを判断す
る。CPUNI≠1のときは、ステップ403へ移行し
てメモリCPUNI,ADRIの内容を第三CPU30
へ転送し、処理を終了する。
【0025】一方、ステップ401にて肯定判断したと
きは、第一CPU10自身に故障有無を検出されている
センサ等が指示されたとしてステップ405へ移行す
る。ここでは、メモリADRIに対応する故障データ2
07を読み出し、その故障データ207の内容をメモリ
DATAO1にセットする。ステップ407では、メモ
リADRIの値をメモリADRO1にセットしてステッ
プ409へ移行する。ステップ409では、ステップ4
05,407にてセットしたメモリDATAO1,AD
RO1の内容をシリアルDMAによって第三CPU30
に送信して処理を終了する。
【0026】第三CPU30は、ステップ409によっ
てメモリDATAO1,ADRO1の内容が転送される
と、そのメモリDATAO1,ADRO1の内容をその
まま第二CPU20に転送する。また、ステップ403
によってメモリCPUNI,ADRIの内容が転送され
ると、図4と同様の処理を実行する。但し、この場合の
転送先は第二CPU20である。
【0027】続いて、第二CPU20は、第三CPU3
0よりメモリDATAO1,ADRO1、またはDAT
AO3,ADRO3(第三CPU30にてメモリDAT
AO1,ADRO1と同様にセットされる)の内容が転
送されると、図5のフローチャートに示す応答データ転
送処理を実行する。
【0028】処理を開始すると、ステップ501にて、
図3のステップ301にてセットしたメモリCPUNI
が2であったか否かを判断する。CPUNI=2の場合
は、メモリCPUNIの処理に異常が生じたと判断し
て、そのまま処理を終了する。また、CPUNI≠2の
場合は、続くステップ503にて、CPUNI=1であ
るか否かを判断する。ステップ503にて肯定判断する
と、続くステップ505へ移行し、ステップ303にて
要求アドレス105に基づいてセットしたメモリADR
Iと、図4のステップ407にて第一CPU10がセッ
トしたメモリADRO1との内容が一致するか否かを判
断する。
【0029】ADRI=ADRO1である場合は(ステ
ップ505:YES)、モニタ装置43が要求した故障
データ207が正しく転送されたと判断して、ステップ
507移行する。ステップ507では、メモリCPUN
I,ADRO1,DATAO1の内容を、それぞれ応答
CPU番号203,応答アドレス205,故障データ2
07として応答データ200を作製し、相互通信回路4
5を介してモニタ装置43へ転送する。更に、続くステ
ップ509では、メモリCPUNI,ADRIを、それ
ぞれFF(16),00(16)に初期化して処理を終了する。
【0030】また、CPUNI=1(ステップ503:
YES)であるにも関わらず、ADRI≠ADRO1
(ステップ505:NO)である場合は、モニタ装置4
3が第一CPU10に要求した故障データ207が正し
く転送されなかったと判断して、そのまま処理を終了す
る。
【0031】一方、ステップ503にてCPUNI≠1
と判断すると、ステップ511へ移行し、CPUNI=
3であるか否かを判断する。CPUNI=3のときは、
続くステップ513にてADRI=ADRO3であるか
否かを判断する。肯定判断した場合は、モニタ装置43
が要求した故障データ207が正しく転送されたとして
ステップ507以下の処理へ移行し、否定判断した場合
はそのまま処理を終了する。
【0032】更に、ステップ501,503,および5
11のいずれでも否定判断した場合は、メモリCPUN
Iの値が1〜3のいずれでもない場合である。この場
合、要求CPU番号103の読み取りが正しく行われな
かったものとして、そのまま処理を終了する。
【0033】図6は、図3〜5の処理によって各CPU
10〜30の間で転送されるデータの流れを表すブロッ
ク図である。要求データ100の要求CPU番号103
が第二CPU20を指示するものでない場合、要求デー
タ100の要求CPU番号103,要求アドレス105
を格納したメモリCPUNI,ADRIの内容が第二C
PU20から第一CPU10へ転送される。要求CPU
番号103が第一CPU10を指示するものでもない場
合、同様にメモリCPUNI,ADRIの内容が第一C
PU10から第三CPU30へ転送される。
【0034】一方、要求CPU番号103が第一CPU
10を指示するものである場合、応答データ200の応
答アドレス205,故障データ207に対応する内容を
格納したメモリADRO1,DATAO1の内容が、第
一CPU10から第三CPU30を介して第二CPU2
0へ転送される。同様に、要求CPU番号103が第三
CPU30を指示するものである場合、応答アドレス2
05,故障データ207に対応するメモリADRO3,
DATAO3の内容が、第三CPU30から第二CPU
20へ転送される。
【0035】このようにして転送されたデータに基づ
き、第二CPU20は要求データ100に対応する応答
データ200をモニタ装置43へ転送する。このよう
に、本実施例の車両の故障診断装置では、モニタ装置4
3が出力した要求データ100を、メモリCPUNI,
ADRIを介して第二CPU20→第一CPU10→第
三CPU30の順で転送する。これによって、要求CP
U番号103に対応する所望のCPU(10〜30のい
ずれか)に所望の故障データ207を要求することがで
きる。従って、既設のデータライン34〜38を利用す
ると共に、モニタ装置43を一つのCPU(本実施例で
は第二CPU20)と接続するだけで、故障診断用の回
路を構成することができる。また、データライン34〜
38が既設されていない場合と比べても、各CPU10
〜30とモニタ装置43とを三つの相互通信回路45を
介して個々に接続する必要がなくなる。このため、本実
施例では、故障診断装置の回路構成を簡略化することが
できる。
【0036】なお、上記実施例では、三つのCPU10
〜30を用いているが、更に多くのCPUを用いた故障
診断装置に本発明を適用すれば、省略できる回路数が増
加し、より顕著な効果が得られる。また、本発明は、故
障診断装置以外にも種々のデータ通信装置に適用するこ
とができる。例えば、多数のアクチュエータをそのアク
チュエータに個々に接続されたCPUを介して駆動する
駆動装置に適用すれば、出力装置が出力した駆動信号を
所望のアクチュエータを駆動するCPUのみに処理させ
ることができる。この場合も、駆動装置の回路構成を簡
略化することができる。更にまた、CPUが多数存在す
る場合は、出力装置の出力データを複数のCPUに転送
し、そのCPUから更に他のCPUへ順次転送してもよ
い。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のデータ通
信装置では、出力装置が出力するデータには、所定の中
央処理装置を指定する指定コードが含まれており、各中
央処理装置は、自身を指定する指定コードを含むデータ
のみを処理する。
【0038】このため、本発明では、出力装置が出力し
たデータを各中央処理装置に順次転送することにより、
所望の中央処理装置に所望のデータを処理させることが
できる。従って、各中央処理装置と出力装置とを個々に
電気的に接続する必要がなく、データ転送に要する回路
構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車両の故障診断装置の構成を表すブロ
ック図である。
【図2】第二CPU,モニタ装置間で転送されるデータ
の形態を表す説明図である。
【図3】第二CPUが実行する要求データ受信処理を表
すフローチャートである。
【図4】第一CPUが実行するメモリ転送処理を表すフ
ローチャートである。
【図5】第二CPUが実行する応答データ転送処理を表
すフローチャートである。
【図6】各CPU間で転送されるデータの流れを表すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10,20,30…CPU 34,36,3
8…データライン 35,37,39…送信許可信号線 43…モニタ装
置 45…相互通信回路 100…要求デ
ータ 103…要求CPU番号 105…要求ア
ドレス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次電気的に接続された複数の中央処理
    装置と、 上記中央処理装置の内、所定のものを指定する指定コー
    ドを含むデータを特定の上記中央処理装置へ出力する出
    力装置と、 を備え、 上記各中央処理装置が、上記出力装置または隣接する上
    記中央処理装置から上記データを入力したとき、自身を
    指定する指定コードを含むデータを処理すると共に、他
    の上記中央処理装置を指定する指定コードを含むデータ
    を、処理することなく次の上記中央処理装置に転送する
    ことを特徴とするデータ通信装置。
JP5021290A 1993-02-09 1993-02-09 データ通信装置 Pending JPH06236352A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5021290A JPH06236352A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 データ通信装置
US08/605,263 US5586034A (en) 1993-02-09 1996-01-19 Data communication equipment for transferring data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5021290A JPH06236352A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 データ通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06236352A true JPH06236352A (ja) 1994-08-23

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ID=12051011

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5021290A Pending JPH06236352A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 データ通信装置

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