JPH06209284A - 光スイッチングモジュール - Google Patents

光スイッチングモジュール

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JPH06209284A
JPH06209284A JP50A JP342593A JPH06209284A JP H06209284 A JPH06209284 A JP H06209284A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 342593 A JP342593 A JP 342593A JP H06209284 A JPH06209284 A JP H06209284A
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JP
Japan
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optical
signal processing
standby
processing module
optical fiber
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JP50A
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Osamu Adachi
修 安達
Shuji Aoki
修二 青木
Shigemitsu Saito
重光 斉藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現用系の信号処理モジュールが故障しても予
備系の信号処理モジュールを用いて、連続して安定した
通信ができる光スイッチングモジュールを提供する。 【構成】 通信ノード装置1内の光スイッチングモジュ
ール2に4個の2×2光スイッチ素子11,12,1
3,14を用いることにより、現用系あるいは予備系の
光ファイバ31,32,33,34からの信号を現用系
あるいは予備系どちらの信号処理モジュール3,4でも
受信でき、さらに、現用系あるいは予備系の信号処理モ
ジュール3,4からの信号を現用系あるいは予備系どち
らの光ファイバ31,32,33,34にも挿入できる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現用系と予備系とから
なる光ファイバを利用した二重化リングネットワークの
通信ノード装置において、光伝送路の分岐、挿入、折返
し、通過等を行う光スイッチングモジュールに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク(LAN)
等の、光ファイバを用いたリング型ネットワークでは、
障害等に対するネットワークの信頼性を確保するため
に、伝送線路や通信ノード装置内の信号処理部を現用系
を予備系とで二重化構成としたものが多い。図2は2重
化された通信ノード装置の構成を示すもので、1は通信
ノード装置、2は光スイッチングモジュール、3は現用
系信号処理モジュール、4は予備系信号処理モジュー
ル、31、32は現用系光ファイバ、33、34は予備
系光ファイバである。通常の運用においては、現用系光
ファイバ32からの受信信号を光スイッチングモジュー
ル2で現用系信号処理モジュール3に分岐させ受信信号
処理をしたり、あるいは、現用系信号処理モジュール3
からの送信信号を光スイッチングモジュール2で現用系
光ファイバ32に挿入することによって、ネットワーク
内での信号の送受信を行っている。現用系の光ファイバ
31、32や現用系信号処理モジュール3で障害が発生
し、現用系での正常な運用ができなくなった場合には、
光スイッチングモジュール2で障害箇所を切り離し、予
備系信号処理モジュール4や予備系光ファイバ33、3
4に切替えることにより、ネットワークとしての正常な
運用を確保している。なお、通常の二重化リングネット
ワークでは、現用系ファイバの信号の方向と、予備系フ
ァイバの信号の方向は逆になるように結線されている。
【0003】図3は図2の通信ノード装置1内の光スイ
ッチングモジュール2と信号処理モジュール3、4の一
例を示すブロック図であって、現用系及び予備系の信号
処理モジュール3、4は光/電気(O/E)変換器2
1、24と、電気/光(E/O)変換器22、25と送
受信回路23、26とで構成されている。また、光スイ
ッングモジュール2は3個の2×2光スイッチ素子1
5、16、17で構成されている。前記2×2光スイッ
チ素子は制御信号によりバー状態またはクロス状態に伝
送路を切替えられ、バー状態では図4に示すように光フ
ァイバA、Bからの光をそれぞれ光ファイバA´、B´
に伝え、クロス状態では図5に示すように光ファイバ
A、Bからの光をそれぞれ光ファイバB´、A´に伝え
るものである。
【0004】図3に示す光スイッチングモジュールの動
作を以下説明する。
【0005】まず、現用系光ファイバ31からの受信信
号を現用系O/E変換器21に分岐し、現用系E/O変
換器22からの送信信号を現用系光ファイバ32へ挿入
する分岐挿入状態は、図6に示すように、2×2光スイ
ッチ素子15、16をバー状態に、2×2光スイッチ素
子17をクロス状態に切り替える。この場合は、予備系
光ファイバ33からの受信信号は予備系O/E変換器2
4に分岐され、予備系E/O変換器25からの送信信号
は予備系光ファイバ34に挿入される。
【0006】次に、現用系光ファイバ31からの受信信
号を現用系O/E変換器21に分岐し現用系E/O変換
器22からの送信信号を予備系光ファイバ34へ挿入折
返す分岐挿入折返し状態は、図7に示すように、2×2
光スイッチ素子15、16、17全てをバー状態に切り
替える。この場合には、予備系光ファイバ32からの受
信信号は予備系O/E変換器24に分岐され、予備系E
/O変換器25からの送信信号は現用系ファイバ32に
挿入折返しされる。
【0007】また、現用系光ファイバ31からの受信信
号をそのまま通過させる通過状態は、図8に示すよう
に、2×2光スイッチ素子15、16をクロス状態に、
2×2光スイッチ素子17をバー状態に切り替える。こ
れにより現用系光ファイバ31からの受信信号は信号処
理モジュール3に分岐挿入されないでそのまま通過して
現用系光ファイバ32に伝えられ、予備系光ファイバ3
3からの受信信号もそのまま通過して現用系光ファイバ
32に伝えられ、予備系光ファイバ33からの受信信号
もそのまま通過して予備系光ファイバ34に伝えられ
る。
【0008】さらに、現用系光ファイバ31からの受信
信号をそのまま通過させかつ予備系光ファイバ34に折
り返す通過折返し状態は、図9に示すように、2×2光
スイッチ素子15、16、17全てをクロス状態に切り
替える。これにより現用系光ファイバ31からの受信信
号は信号処理モジュール3に分岐挿入されないでそのま
ま通過して予備系光ファイバ34に折返され、予備系光
ファイバ33からの受信信号もそのまま通過して現用系
光ファイバ32に折返される。
【0009】図10から図13は前述した従来の光スイ
ッチングモジュールを用いた通信ノード装置による二重
化リングネットワーク構成を示すもので、4台の通信ノ
ード装置1a、1b、1c、1dを現用系光ファイバ3
1、32と予備系光ファイバ33、34でリング状に相
互接続している。以下、各ネットワーク構成について説
明する。なお、図10から図13ではリングネットワー
クを構成する通信ノード装置は4台であるが、それ以外
の台数であってもかまわない。
【0010】図10は通常の運用時のネットワーク構成
であって、各通信ノード装置1a、1b、1c、1dで
は光スイッチングモジュール2a、2b、2c、2dを
図6に示した分岐挿入状態にすることにより、現用系の
信号処理モジュール3a、3b、3c、3dを用い、光
ファイバ31、32により通信ノード装置間での信号の
送受信を行うことができる。この場合にはネットワーク
内の信号の方向は時計回りとなる。
【0011】図11および図12は通信ノード装置1a
内の現用系信号処理モジュール3aが故障した(図中×
印で示す)場合のネットワーク構成を示したもので、図
11はネットワークの運用を現用系から予備系に切替え
た場合の構成であって、各通信ノード装置では光スイッ
チングモジュールを通常の運用時と同じく図6に示した
分岐挿入状態のままで、予備系の信号処理モジュール4
a、4b、4c、4dを用い、光ファイバ33、34に
より通信ノード装置間での信号の送受信を行うことがで
きる。この場合にはネットワーク内の信号の方向は反時
計回りとなる。一方、図12は通信ノード装置1aを通
過状態にした場合の構成であって、通信ノード装置1a
では光スイッチングモジュール2aを図8に示した通過
状態にすることにより、通信ノード装置1b、1c、1
d間で現用系の信号処理モジュール3b、3c、3dを
用い、光ファイバ33、34により通信ノード装置間で
の信号の送受信を行うことができる。
【0012】図13は通信ノード装置1aの現用系信号
処理モジュール3aと、通信ノード装置1aと通信ノー
ド装置1bとの間の伝送線路で障害(図中×印で示す)
が発生し、通信ノード装置1aと通信ノード装置1bで
折返しのリングネットワークを構成した場合であって、
通信ノード装置1aでは光スイッチングモジュール2a
を図9に示した通過折返し状態にし、通信ノード装置1
bでは光スイッチングモジュール2bを図7に示した分
岐挿入折返し状態にすることにより、現用系と予備系の
光ファイバおよび信号処理モジュールを用いることによ
り各通信ノード装置1b、1c、1d間で信号の送受信
を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の光スイッチングモジュールでは、信号処理モジュー
ルは通信ノード装置内にそれぞれ現用系と予備系で2組
設けてあるが、原則的には現用系の光ファイバからの受
信信号は現用系の信号処理モジュールにしか入力でき
ず、また、予備系の光ファイバからの受信信号は予備系
の信号処理モジュールにしか入力できない構成となって
いる。このため、現用系の信号処理モジュールが故障し
た場合には、図11に示したようにネットワーク全体に
わたって運用を現用系から予備系に切り替えるか、図1
2に示したように現用系の信号処理モジュールが故障し
た通信ノード装置では信号を信号処理モジュールに分岐
挿入させないでそのまま通過させなければならない。ネ
ットワークの運用を現用系から予備系に切り替える場合
は、ネットワーク全体の系切替のための制御や各通信ノ
ード装置間での切替タイミングの調整、予備系への切り
替え後のシステム再たち上げ制御等、切り替えに関わる
制御が複雑となりしかも切り替えに要する時間がかかる
という問題があった。また、故障した通信ノード装置を
通過させる場合は、ネットワーク全体にわたる系切替の
ような複雑な切り替え制御は不要となるが、現用系の信
号処理モジュールが故障した通信ノード装置では正常な
予備系の信号処理モジュールがあるにもかかわらず、信
号の送受信ができないとともに、故障した通信ノード装
置を挟む伝送線路では伝送距離が通常運用時の2倍とな
り伝送信号品質が劣化するという問題があった。さら
に、現用系の信号処理モジュールと隣接する伝送線路で
障害が発生した場合には、図12に示したように現用系
の信号処理モジュールが故障した通信ノード装置で信号
を通過折返しさせなければならず、正常な予備系の信号
処理モジュールがあるにもかかわらず、信号の送受信が
できないとともに、伝送線路の距離が通常運用時の2倍
となり伝送信号品質が劣化するという問題があった。
【0014】本発明の目的は、上記問題を解決するため
になされたものであって、現用系の信号処理モジュール
が故障しても予備系の信号処理モジュールを用いて、連
続して安定した通信ができる光スイッチングモジュール
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、光ファイバによる伝送線路と通信ノード装置
内に設けた送受信信号処理モジュールがそれぞれ現用系
信号処理モジュールと予備系信号処理モジュールとから
なる二重化リングネットワークの通信装置内の光スイッ
チングモジュールが、入力端の一方に現用系光伝送路を
他方に前記予備系信号処理モジュールを接続し、出力端
の一方に後記第3の2×2光スイッチを他方に前記現用
系信号処理モジュールを接続する第2の2×2光スイッ
チと、入力端の一方に予備系光伝送路を他方に前記現用
系信号処理モジュールを接続し、出力端の一方に後記第
3の2×2光スイッチを他方に前記予備系信号処理モジ
ュールを接続する第2の2×2光スイッチと、入力端の
一方に前記第1の2×2光スイッチを他方に前記第2の
2×2光スイッチを接続し、出力端の一方に現用系光伝
送路を他方に予備系光伝送路を接続する第3の2×2光
スイッチとからなる通信ノード装置において、前記現用
系光伝送路と前記第1の2×2光スイッチとの間と前記
予備系光伝送路と前記第の2×2光スイッチとの間に、
入力端の一方に前記現用系光伝送路を他方に前記予備系
光伝送路を接続し、出力端の一方に前記第1の2×2光
スイッチを他方に前記第2の2×2光スイッチを接続す
る第4の2×2光スイッチを配置するようにした。
【0016】
【作用】本発明によれば、現用系の光ファイバからの受
信信号を現用系のO/E変換器に分岐し、現用系のE/
O変換器からの送信信号を現用系の光ファイバに挿入す
る場合には、第1と第2と第3の2×2光スイッチ素子
をバー状態に、第4の2×2光スイッチ素子をクロス状
態にそれぞれ切り替える。現用系の光ファイバからの受
信信号を予備系のO/E変換器に分岐し、予備系のE/
O変換器からの送信信号を現用系に光ファイバの挿入す
る場合には、第1の2×2光スイッチ素子をクロス状態
に、第2と第3と第4の2×2光スイッチ素子をバー状
態にそれぞれ切り替える。現用系の光ファイバからの受
信信号を現用系のO/E変換器に分岐し、現用系のE/
O変換器からの送信信号を予備系の光ファイバに挿入折
返しする場合には、全ての2×2光スイッチ素子をバー
状態にそれぞれ切り替える。また、現用系の光ファイバ
からの受信信号を予備系のO/E変換器に分岐し、予備
系のE/O変換器からの送信信号を予備系の光ファイバ
に挿入折返しする場合には、第1と第4の2×2光スイ
ッチ素子をクロス状態に、第2と第3の2×2光スイッ
チ素子をバー状態にそれぞれ切り替える。
【0017】ところで、前記光スイッチングモジュール
で現用系光ファイバからの受信信号を現用系あるいは予
備系の何れのO/E変換器にも分岐でき、さらに、現用
系あるいは予備系何れのE/O変換器からの送信信号も
現用系光ファイバに挿入できるため、現用系あるいは予
備系何れかの信号処理モジュールが故障しても従来のよ
うにリングネットワーク全体にわたって切り替える必要
がなく、かつ、故障した通信ノード装置を挟む伝送線路
が通常運用時の2倍となることもない。
【0018】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
って、1は通信ノード装置、2は光スイッチングモジュ
ールで、第1の2×2光スイッチ素子11と第2の2×
2光スイチ素子12と第3の2×2光スイッチ素子13
と第4の2×2光スイッチ素子14の4個の2×2光ス
イッチ素子からなる。3は現用系の信号処理モジュール
で、O/E変換器21とE/O変換器22と送受信回路
23とからなり、4は予備系の信号処理モジュールで、
O/E変換器24とE/O変換器25と送受信回路26
とからなる。さらに31、32は現用系の光ファイバ、
33、34は予備系の光ファイバである。また、前記第
1からの第4の2×2光スイッチ素子11、12、1
3、14は前述したように図4に示すバー状態、または
図5に示すクロス状態に切り替えられる。
【0019】次に、本実施例の光スイッチングモジュー
ルの動作を図1、図14から図19を用いて説明する。
図14から図19は図1に示す光スイッチングモジュー
ル2の状態図であり、それぞれ、現用系光ファイバから
現用系信号処理モジュールへの分岐挿入状態、現用系光
ファイバから予備系信号処理モジュールへの分岐挿入状
態、通過状態、通過折返し状態、現用系光ファイバから
予備系信号処理モジュールへ分岐挿入し予備系光ファイ
バへの折返し状態の場合を示す。まず、図14に示す現
用系光ファイバから現用系信号処理モジュールへの分岐
挿入状態は、第1から第3の2×2光スイッチ素子1
1、12、13をバー状態、第4の2×2光スイッチ素
子14をクロス状態に切り替える。これにより、現用系
光ファイバ31からの受信信号は第1と第2の2×2光
スイッチ素子11、12を介して現用系のO/E変換器
21に伝えられ、現用系のE/O変換器22からの送信
信号は第3及び第4の2×2光スイッチ素子13、14
を介して現用系光ファイバ32に伝えられる。同様にし
て、予備系光ファイバ33からの受信信号は予備系のO
/E変換器24に、予備系のE/O変換器25からの送
信信号は予備系光ファイバ34に伝えられる。なお、前
記O/E変換器21、24は入力される光受信信号を検
波して電気受信信号を信号処理回路に出力し、E/O変
換器22、25は信号処理回路から入力される電気送信
信号により光送信信号を変調して出力する。
【0020】次に、図15に示す予備系光ファイバから
予備系信号処理モジュールへの分岐挿入状態は、第1の
2×2光スイッチ素子11をクロス状態、第2、第3及
び第4の2×2光スイッチ素子12、13、14をバー
状態に切替る。これにより、現用系光ファイバ31から
の受信信号は第1と第3の2×2光スイッチ素子11、
13を介して予備系のO/E変換器24に伝えられ、予
備系のE/O変換器25からの送信信号は第2と第4の
2×2光スイッチ素子12、14を介して現用系光ファ
イバ32に伝えられる。同様にして、予備系光ファイバ
33からの受信信号は現用系のO/E変換器21に、現
用系のE/O変換器22からの送信信号は予備系光ファ
イバ34に伝えられる。なお、E/O変換器22、25
及びO/E変換器21、24の動作は前記図14と同様
である。
【0021】次に、図16に示す通過状態は、第1と第
4の2×2光スイッチ素子11、14をどちらもバー状
態かあるいはクロス状態の何れか、第2及び第3の2×
2光スイッチ素子12、13をクロス状態に切り替え
る。これにより、現用系光ファイバ31からの受信信号
は第1、第2、第4の2×2光スイッチ素子11、1
2、14あるいは、第1、第3、第4の2×2光スイッ
チ素子11、13、14を介して現用系光ファイバ32
に伝えられる。同様にして、予備系光ファイバ33から
の受信信号は予備系光ファイバ34に伝えられる。
【0022】次に、図17に示す通過折返しの状態の場
合は、第1の2×2光スイッチ素子11をバー状態かあ
るいはクロス状態の何れか、第4の2×2光スイッチ素
子14を第1の2×2光スイッチ素子11とは逆のクロ
ス状態かあるいはバー状態の何れか、第2及び第3の2
×2光スイッチ素子12、13をクロス状態に切り替え
る。これにより、現用系光ファイバ31からの受信信号
は第1、第2、第4の2×2光スイッチ素子11、1
2、14あるいは第1、3、第4の2×2光スイッチ素
子11、13、14を介して予備系光ファイバ34に伝
えられる。同様にして、予備系光ファイバ33からの受
信信号は現用系光ファイバ32に伝えられる。
【0023】次に、図18に示す現用系光ファイバから
現用系O/E変換器21への分岐、現用系O/E変換器
22から予備系光ファイバへの挿入折返し状態は、第1
から第4の2×2光スイッチ素子11、12、13、1
4すべてをバー状態に切り替える。これにより、現用系
光ファイバ31からの受信信号は第1と第2の2×2光
スイッチ素子11、12を介して現用系O/E変換器2
1に伝えられ、現用系E/O変換器22からの送信信号
は第3と第4の2×2光スイッチ素子13、14を介し
て予備系光ファイバ34に伝えられる。予備系光ファイ
バ33からの受信信号も同様に予備系O/E変換器24
に分岐され、予備系E/O変換器25からの送信信号は
現用系光ファイバ32に伝えられる。なお、E/O変換
器22、25及びO/E変換器21、24の動作は前記
図14と同様である。
【0024】次に、図19に示す現用系光ファイバから
予備系O/E変換器24への分岐、予備系E/O変換器
25から現用系光ファイバへの挿入折返し状態は、第1
及び第4の2×2光スイッチ素子11、14をクロス状
態、第3及び第4の2×2光スイッチ素子12、13を
バー状態に切り替える。これにより、現用系光ファイバ
31からの受信信号は第1と第3の2×2光スイッチ素
子11、13を介して予備系O/E変換器24に伝えら
れ、予備系E/O変換器25からの送信信号は第2と第
4の2×2光スイッチ素子12、14を介して予備系光
ファイバ34に伝えられる。同様にして、予備系光ファ
イバ33からの受信信号は現用系O/E変換器21に、
現用系E/O変換器22からの送信信号は現用系光ファ
イバ32に伝えられる。なお、E/O変換器22、25
及びO/E変換器21、24の動作は前記図14と同様
である。
【0025】次に、本発明による光スイッチングモジュ
ールを用いた通信ノード装置で構成される二重リングネ
ットワーク構成について説明する。図20は本発明によ
る光スイッチングモジュール2aを用いた通信ノード装
置1aで現用系信号処理モジュール3aが故障した場合
のネットワーク構成を示す図であって、通信ノード装置
1aでは光スイッチングモジュール2aを図15に示し
た現用系光ファイバから予備系信号処理モジュール4a
への分岐挿入状態に切り替えることにより、他の通信ノ
ード装置1b、1c、1dには何等影響を与えることな
く、かつ、通信ノード間の伝送線路も通常運用時と同一
の長さで、故障発生前と同様の信号の送受信がネットワ
ーク内で安定して行うことができる。また、図21は通
信ノード装置1aの現用系信号処理モジュール1aが故
障し、かつ、通信ノード装置1aと通信ノード装置1b
間の伝送線路で障害が発生した場合のネットワーク構成
を示す図であって、通信ノード装置1aでは光スイッチ
ングモジュール2aを図19に示した現用系光ファイバ
から予備系信号処理モジュール4aへの分岐挿入折返し
状態に切り替え、通信ノード装置1bでは図18に示し
た予備系光ファイバ33から予備系信号処理モジュール
4bへの分岐挿入折返し状態に切り替えることにより全
ての通信ノード装置1a、1b、1c、1dで信号の送
受信を行うことができる。
【0026】さらに、本発明による光スイッチングモジ
ュールを用いれば、現用系信号処理モジュールの故障に
よりネットワーク全体の運用を現用系から予備系に切り
替えることや、故障した通信ノード装置では信号を通過
させることも従来の光スイッチングモジュールと同様に
行うことができる。なお、図20、図21ではリングネ
ットワークを構成する通信ノード装置は4台であるが、
それ以外の台数であっても同様のネットワーク構成がと
れることは明白である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、4
個の2×2光スイッチ素子で構成された光スイッチング
モジュールで、現用系光ファイバあるいは予備系光ファ
イバからの受信信号を現用系信号処理モジュールあるい
は予備系信号処理モジュールのどちらにも分岐でき、か
つ、現用系信号処理モジュールあるいは予備系信号処理
モジュールのどちらからの送信信号も現用系光ファイバ
あるいは予備系光ファイバに挿入できるため、現用系あ
るいは予備系どちらか一方の信号処理モジュールが故障
した場合でも、光スイッチングモジュールで切り替えを
行うことにより、リングネットワーク全体に波及する影
響もなく、かつ、通信ノード装置間の伝送線路長が2倍
となることもなく、故障が発生する前の通常運用時と同
様の安定した通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光スイッチングモジュールの
ブロック図
【図2】通信ノード装置の構成図
【図3】従来の光スイッチングモジュールのブロック図
【図4】バー状態にある2×2光スイッチ素子の状態図
【図5】クロス状態にある2×2光スイッチ素子の状態
【図6】分岐挿入状態にある従来の光スイッチングモジ
ュールの状態図
【図7】分岐挿入折返し状態にある従来の光スイッチン
グモジュールの状態図
【図8】通過状態にある従来の光スイッチングモジュー
ルの状態図
【図9】通過折返し状態にある従来の光スイッチングモ
ジュールの状態図
【図10】従来の光スイッチングモジュールを用いた通
信ノード装置による二重リングネットワーク構成図
【図11】従来の光スイッチングモジュールを用いた通
信ノード装置による二重リングネットワーク構成図
【図12】従来の光スイッチングモジュールを用いた通
信ノード装置による二重リングネットワーク構成図
【図13】従来の光スイッチングモジュールを用いた通
信ノード装置による二重リングネットワーク構成図
【図14】現用系光ファイバと現用系信号処理モジュー
ルによる分岐挿入状態にある本発明による光スイッチン
グモジュールの状態図
【図15】現用系光ファイバと予備系信号処理モジュー
ルによる分岐挿入状態にある本発明による光スイッチン
グモジュールの状態図
【図16】通過状態にある本発明による光スイッチング
モジュールの状態図
【図17】通過折返し状態にある本発明による光スイッ
チングモジュールの状態図
【図18】現用系光ファイバから現用系信号処理モジュ
ールへの分岐と予備系光ファイバへの挿入折返し状態に
ある本発明による光スイッチングモジュールの状態図
【図19】現用系光ファイバから予備系信号処理モジュ
ールへの分岐と予備系光ファイバへの挿入折返し状態に
ある本発明による光スイッチングモジュールの状態図
【図20】本発明による光スイッチングモジュールを用
いた通信ノード装置による二重リングネットワーク構成
【図21】本発明による光スイッチングモジュールを用
いた通信ノード装置による二重リングネットワーク構成
【符号の説明】
1…通信ノード装置、2…光スイッチングモジュール、
3…現用系信号処理モジュール、4…予備系信号処理モ
ジュール、11〜17…2×2光スイッチ素子、21、
24…O/E変換器、22、25…E/O変換器、2
3、26…送受信回路、31、32…現用系光ファイ
バ、33、34…予備系光ファイバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバによる伝送線路と通信ノード
    装置内に設けた送受信信号処理モジュールがそれぞれ現
    用系信号処理モジュールと予備系信号処理モジュールと
    からなる二重化リングネットワークの通信装置内の光ス
    イッチングモジュールが、 入力端の一方に現用系光伝送路を他方に前記予備系信号
    処理モジュールを接続し、出力端の一方に後記第3の2
    ×2光スイッチを他方に前記現用系信号処理モジュール
    を接続する第1の2×2光スイッチと、 入力端の一方に予備系光伝送路を他方に前記現用系信号
    処理モジュールを接続し、出力端の一方に後記第3の2
    ×2光スイッチを他方に前記予備系信号処理モジュール
    を接続する第2の2×2光スイッチと、 入力端の一方に前記第1の2×2光スイッチを他方に前
    記第2の2×2光スイッチを接続し、出力端の一方に現
    用系光伝送路を他方に予備系光伝送路を接続する第3の
    2×2光スイッチとからなる通信ノード装置において、 前記現用系光伝送路と前記第1の2×2光スイッチとの
    間と前記予備系光伝送路と前記第の2×2光スイッチと
    の間に、 入力端の一方に前記現用系光伝送路を他方に前記予備系
    光伝送路を接続し、出力端の一方に前記第1の2×2光
    スイッチを他方に前記第2の2×2光スイッチを接続す
    る第4の2×2光スイッチを配置することを特徴とする
    光スイッチングモジュール。
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