JPH058874U - フラツト回路体の接続構造 - Google Patents

フラツト回路体の接続構造

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JPH058874U
JPH058874U JP5612291U JP5612291U JPH058874U JP H058874 U JPH058874 U JP H058874U JP 5612291 U JP5612291 U JP 5612291U JP 5612291 U JP5612291 U JP 5612291U JP H058874 U JPH058874 U JP H058874U
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JP
Japan
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flat circuit
circuit body
relay board
terminal portion
flexible flat
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JP5612291U
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English (en)
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進一 岡本
啓三 西谷
宏二 石井
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が簡単でしかも薄くてコンパクトなフラ
ット回路体の接続構造を提供する。 【構成】 表面にプリント回路3の端子部4と端末部5
とを露出させた中継基板1と、表面に端子部4に対する
露出した端子部12を有して中継基板1に密着するフレ
キシブルフラット回路体9と、両端子部4,12を相互
に密着させる押圧突起17とを有して、中継基板とフレ
キシブルフラット回路体とを挟持するケース14と、中
継基板の端末部5に装着されるコネクタ6とにより構成
される。さらに、中継基板とフレキシブルフラット回路
体とを交互に多層に重ね合わせ、中間に配設される中継
基板に、両端子部を相互に密着させる押圧突起を設ける
構造も可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フレキシブルフラット回路体と中継基板との露出した端子部を面接 触させて電気的接続を行わせるフラット回路体の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、特開昭48−13860号公報に記載されたフラット回路体の接続構 造を示すものである。 図で、45は、フラット回路体、46は、該フラット回路体45に対向して接 続する回路基板を示す。47、48はそれぞれの回路導体を示し、該フラット回 路体45には、回路導体47を貫通する接続用孔49を設けてある。該接続用孔 49には、ハンダ等の導電性接着媒体50を装着し、該接着媒体50により両回 路導体47,48を相互に接続させるのである。
【0003】 しかしながら、この接続構造にあっては、接続個所が多い場合に、ハンダ溶着 等による接続に多くの工数を要すると共に、大掛かりな設備が必要であった。 一方、図7は、本出願人が近年提案したフラット回路体の接続構造を示すもので ある。
【0004】 図で、51は、フレキシブルフラット基板52に配設された中継基板、53, 54は、該中継基板51の端部に装着されるコネクタを示す。 該中継基板51には、複数の縦置きブスバー55を並設し、該ブスバー55の 端末56に中間端子57を介して該コネクタ53,54内に収容させると共に、 該ブスバー55の中間部に突出させた圧接部58に電線59を圧接接続して配索 し、最後に図示しない被覆シートを覆設して、フラット回路体60を構成させる のである。
【0005】 しかしながら、この接続構造にあっては、電線59を図示しない布線機で配索 するのに多くの工数を要し、また、縦置きブスバー55のために中継基板51が 厚さ方向に肥大化してしまうという問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、接続個所が多くても大掛かりな設備を用いずに 簡単に接続でき、しかも薄くてコンパクトなフラット回路体の接続構造を提供す ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、表面にプリント回路の端子部と端末部 とを露出させた中継基板と、表面に該端子部に対する露出した端子部を有して該 中継基板に密着するフレキシブルフラット回路体と、前記両端子部を相互に密着 させる押圧突起とを有して、該中継基板と該フレキシブルフラット回路体とを挟 持するケースと、前記中継基板の端末部に装着されるコネクタとにより構成され る構造を基本とする。
【0008】 さらに、前記中継基板とフレキシブルフラット回路体とを交互に多層に重ね合 わせ、中間に配設される該中継基板に、前記両端子部を相互に密着させる押圧突 起を設けてなる構造も有効である。
【0009】
【作用】
中継基板とフレキシブルフラット回路体とは、それぞれの露出した端子部を面 接触させた状態で位置決めされ、ケースに挟持される。両端子部は、ケースある いは中継基板の押圧突起に押されて相互に密着する。ここで中継基板とフレキシ ブルフラット回路体とを多層に重合しても、端子部が平面的であるから、厚さ方 向のコンパクト化が可能となる。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案に係るフラット回路体の接続構造の一実施例における中継基板 とフレキシブルフラット回路体を示すものである。
【0011】 該中継基板1は、絶縁樹脂基板2の一表面に、複数本の回路導体3を並列にプ リント形成し、該絶縁基板2の中間部に各回路導体3の端子部4、該絶縁基板2 の一端部に各回路導体3の端末部5をそれぞれ形成し、該端末部5を含む絶縁基 板2の一端部を櫛歯状に切欠して、後述するコネクタ6に対する挿入部7として いる。また、該絶縁基板2の中央には、回路導体3の長手方向に沿う一対の位置 決め孔8,8を設けてある。
【0012】 該中継基板2は、フレキシブルフラット回路体9の中間部に直交して接続され る。 該フレキシブルフラット回路体9は、フレキシブル絶縁シート10の長手方向 内部に複数の回路導体11を配索し、該回路導体11上の絶縁シート10を一部 矩形状に剥がして、前記中継基板1の端子部4に対する端子部12を表面に露出 形成させると共に、該絶縁シート10に、前記中継基板1の位置決め孔8,8に 対応する一対の位置決め孔13,13を貫設してなるものである。本実施例にお いて、該位置決め孔13は、回路導体11を貫通破断させて設けられ、二分割さ れた各回路導体11にそれぞれ前記端子部12を露出形成させている。
【0013】 該中継基板1とフレキシブルフラット回路体9とは、それぞれの端子部4,1 2を面接触させた状態で、図2に示すケース14内に挟着される。 該ケース14は、合成樹脂により形成され、底板15に、前記位置決め孔8, 8と13,13に対する一対の係合ピン16,16と、フレキシブルフラット回 路体9の端子部12を裏側から押圧する押圧突起17とをそれぞれ突設し、該底 板15の基端に立ち上げた垂壁18の先端に薄肉ヒンジ19を介して蓋板20を 回動自在に連成し、該蓋板20に、該係合ピン16,16に対する一対の挿通孔 21,21を設け、該蓋板20の先端両側部22を、底板15の前端に立設した 一対のロック爪23,23により係止可能としてなるものである。
【0014】 そして、図3に示すように、該ケース14の係合ピン16にフレキシブルフラ ット回路体9と中継基板1の位置決め孔13と8を挿通させ、蓋板20を閉止し てロック爪23により係止させる。さらに、蓋板20上に突出した係合ピン16 の先端16aをリベット状に溶着固定させる。これにより、該フレキシブルフラ ット回路体9と中継基板1は、ケース14の底板15と蓋板20とに挟持され、 フレキシブルフラット回路体9の端子部12は、該底板15の押圧突起17に押 圧されて中継基板1の端子部4に密着し、確実な面圧接続を得る。
【0015】 また、該ケース14から突出した中継基板1の挿入部7にコネクタ6を装着す る。該コネクタ6の樹脂ハウジング24内には、一方に端末部5に対する挟持接 触片25、他方に図示しない外部コネクタ用の接続タブ部26をそれぞれ連成し た接続端子27を収容してある。
【0016】 図4は、本考案に係るフラット回路体の接続構造の他の実施例を示すものであ る。 この構造は、上記同様の中継基板30,31とフレキシブルフラット回路体3 2,33とを交互に二枚づつ重ね合わせて、図5のような積層構造としたもので ある。
【0017】 ここで上下の中継基板30,31の挿入部34,35は幅方向に交互に突出し て、千鳥状に配列される。そして、コネクタ36の後壁37には、該挿入部34 ,35を挿入する複数の挿入孔38を千鳥状に形成して、厚さ方向の接続のファ インピッチ化すなわちコネクタ36の薄型化を図っている。該コネクタ36の両 側壁39には、係止用の一対のロック突起40,40を突設してあり、該コネク タ36を挿入部34,35に装着した状態でケース41(図5)のロック爪42 に係止可能としてある。
【0018】 また、下側の中継基板31には、上側のフレキシブルフラット回路体32の端 子部(図示せず)を裏側から押圧するための押圧突起43を設けてある。なお、 該ケース41の構造は、前例(図2)と同様である。 本実施例によれば薄型の積層フラット回路体44の接続構造を容易に形成させ ることができるものである。
【0019】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、露出した端子部を相互に面圧接続する構造で あるから、接続個所が多くても大掛かりな設備を用いずに簡単に接続ができ、し かも、薄型の中継基板とフレキシブルフラット回路体との組み合わせにより、薄 くてコンパクトなフラット回路体の接続構造を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフラット回路体の接続構造の一実
施例における中継基板とフレキシブルフラット回路体と
を示す分解斜視図である。
【図2】同じくケースを示す斜視図である。
【図3】同じく組付状態を示す縦断面図である。
【図4】本考案の他の実施例(積層構造)を示す分解斜
視図である。
【図5】同じく組付状態を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す縦断面図である。
【図7】他の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1,30,31 中継基板 3 回路導体 4,12 端子部 5 端末部 6,36 コネクタ 8,13 位置決め孔 9,32,33 フレキシブルフラット回路体 14,41 ケース 16 係合ピン 17,43 押圧突起 20 蓋板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にプリント回路の端子部と端末部と
    を露出させた中継基板と、表面に該端子部に対する露出
    した端子部を有して該中継基板に密着するフレキシブル
    フラット回路体と、前記両端子部を相互に密着させる押
    圧突起とを有して、該中継基板と該フレキシブルフラッ
    ト回路体とを挟持するケースと、前記中継基板の端末部
    に装着されるコネクタとにより構成されることを特徴と
    するフラット回路体の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記中継基板とフレキシブルフラット回
    路体とを交互に多層に重ね合わせ、中間に配設される該
    中継基板に、前記両端子部を相互に密着させる押圧突起
    を設けてなる請求項1記載のフラット回路体の接続構
    造。
JP5612291U 1991-07-18 1991-07-18 フラツト回路体の接続構造 Withdrawn JPH058874U (ja)

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