JP2549799Y2 - フラット回路体接続構造 - Google Patents

フラット回路体接続構造

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JP2549799Y2
JP2549799Y2 JP1992035841U JP3584192U JP2549799Y2 JP 2549799 Y2 JP2549799 Y2 JP 2549799Y2 JP 1992035841 U JP1992035841 U JP 1992035841U JP 3584192 U JP3584192 U JP 3584192U JP 2549799 Y2 JP2549799 Y2 JP 2549799Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ジャンクションブロッ
ク等にフレキシブルフラット回路体を接続させるための
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のジャンクションブロック
におけるワイヤハーネスの接続構造を示すものである。
該ワイヤハーネス21は複数の電線をまとめてビニル巻
きしたものであり、分岐線22を介して各種スイッチ2
3をジャンクションブロック24のコネクタ部25に接
続させている。該コネクタ部25は、図示しない雄タブ
端子と雌端子との接合により電気的接続を得るものであ
る。
【0003】しかしながら、上記構造にあっては、リレ
ー駆動用等の小電流回路においても電線22を用いた接
続を行わざるを得ないために、ワイヤハーネス21やコ
ネクタ接続部25の肥大化を招くという欠点があった。
【0004】そこで、ワイヤハーネス21を簡素化する
ためには小電流回路にフラット回路体であるFPC(フ
レキシブルプリント回路)を用いることが望ましく、ジ
ャンクションブロック24にFPC接続機能を持たせる
必要があった。図7は、実開平1−179383号に記
載された従来のFPC接続構造を示すものである。
【0005】この構造は、ジャンクションブロック26
にコネクタ挿入用の開口27を設けると共に、その内側
上部にFPC保持用の溝枠28を設け、該溝枠28に、
FPC29を密着させた樹脂製のスライドブロック30
を嵌合させるものである。該開口27には雄コネクタ3
1が挿入され、そのばね端子32がFPC29の露出導
体33に接触して電気的に接続される。
【0006】しかしながら、上記従来の接続構造にあっ
ては、FPC29を一々スライドブロック30に組み付
ける必要があり、且つスライドブロック30をジャンク
ションブロック26内に組み付ける手間もかかって組付
作業が大変であった。また、スライドブロック30があ
るためにコネクタ部34が大型化するという欠点もあっ
た。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、ワイヤハーネスやジャンクションブロック接続
部の肥大化を解消するのは勿論のこと、ジャンクション
ブロック内にフラット回路体を容易に接続し得る構造を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本考案は、基板上に、該基板に向けて傾斜した湾曲
接触部を有する端子が突設され、該湾曲接触部に対向し
てハウジング部の湾曲ガイドが配置され、該湾曲ガイド
が該湾曲接触部と同方向に傾斜し、該湾曲接触部と該湾
曲ガイドとの間にフラット回路体が挿入され、該湾曲接
触部に沿って該基板に向けて屈曲され、該端子に対し、
フラット回路体の挿入方向に湾曲突出部が該基板から設
けられ、該湾曲突出部が、該湾曲接触部とは逆向きに傾
斜し、該フラット回路体を該湾曲突出部の突出方向に反
り返し可能であり、該フラット回路体に、該湾曲突出部
に対する係合部が形成されたフラット回路体接続構造
採用する。
【0009】
【作用】フラット回路体を湾曲ガイドと湾曲接触部との
間に挿入する。該フラット回路体は、湾曲ガイドに沿っ
て基板方向に屈曲し、さらに基板上の湾曲突出部を乗り
越えて復元力で係合部を該突出部に係止させると共に、
回路部を該湾曲接触部に接触させて電気的に接続され
る。
【0010】
【実施例】図1は、本考案に係るフラット回路体接続構
造の一実施例を示すものである。この構造は、コネクタ
1をジャンクションブロック2の樹脂ケース3の上部に
突出して設け、該ケース3と一体のフラット基板4にフ
ラット回路体挿入用の枠状ハウジング部5を設け、該ハ
ウジング部5内に、湾曲接触部6を有する複数の端子7
を並列に突設してなるものである。
【0011】該端子7は、図2に示す如く、ブロック2
内の回路基板8に配索されたブスバー9の一側から立ち
上げ連成したものであり、該湾曲接触部6は前記フラッ
ト基板4に向けて下向きに傾斜している。回路基板8は
複数枚重合され、下方の端子7は上方の回路基板8の挿
通孔10から突出する。
【0012】該端子7の形状は、図3に示す如く、ブス
バー9を長手方向にそのまま折り返して、広い接触面を
有する湾曲接触部6′を形成させてもよい。また、該端
子7を囲むハウジング部5の上壁内面には、該湾曲接触
部6に沿う形状の湾曲ガイド11を形成してあり、該湾
曲ガイド11と湾曲接触部6との間に挿入した可撓フラ
ット回路体12を基板4に向けて下向きに屈曲可能とし
ている。
【0013】該基板4にはさらに、回路体挿通方向に対
して反り返し用の湾曲面13aを有する湾曲突出部13
を左右側方に設けると共に、該突出部13の後方内方に
一対の係止ピン14を突設してある。該フラット回路体
14には、両側部に該湾曲突出部13に対する係合切欠
部15を設けると共に、前端部に該係止ピン14に対す
る係合孔16を設けている。
【0014】図4(a) 〜(d) は、フラット回路体12を
コネクタ1に接続する状態を示すものである。すなわ
ち、(a) 〜(b) の如く、ハウジング部5内に挿入された
回路体12は、湾曲ガイド11に沿って下向きに屈曲す
る。次いで(c) の如く回路体12の先端を湾曲突出部1
3の湾曲面13aに沿って上向きに摺接させて反り返
す。さらに挿入を続けることにより、回路体12の係合
切欠部15が該突出部13に、係合孔16が係止ピン1
4にそれぞれ該回路体12の復元力(矢印イ方向の力)
でもって係合し、確実に固定される。それと同時に回路
体12のプリント回路部17(図1)が端子7の湾曲接
触部6に接触して電気的接続をなす。
【0015】なお、上記実施例において係止ピン14を
他のクランプ手段等にすることも可能であり、またフラ
ット基板4を用いずに、湾曲突出部13等を回路基板8
に直接設けることも可能である。
【0016】図5は、ジャンクションブロック2に各種
スイッチ18をコネクタ接続した状態を示すものであ
り、上記コネクタ1は、フラット回路体12をワンタッ
チ接続可能で、且つスリムに構成される。また、従来の
ような束電線による接続がないから、ワイヤハーネス幹
線部19の肥大化も防止できる。
【0017】
【考案の効果】以上の如くに、本考案によれば、可撓フ
ラット回路体をワンタッチでしかも確実に接続係止させ
ることができるから、組付及び接続作業性が格段に向上
する。さらに、従来のような束電線やスライドブロック
を使用しないから、ワイヤハーネス幹線部やジャンクシ
ョンブロック接続部(コネクタ部)がコンパクト化さ
れ、車両等における省スペース化に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフラット回路体接続構造の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】同じくコネクタ部を示す分解斜視図である。
【図3】端子の類似例を示す斜視図である。
【図4】(a) 〜(d) はフラット回路体をコネクタに接続
する状態を順に示す図1のA−A相当断面図である。
【図5】ジャンクションブロックの接続構造を示す外観
斜視図である。
【図6】従来のジャンクションブロックの接続構造を示
す外観斜視図である。
【図7】従来のフラット回路体の接続構造を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 4 フラット基板 6 湾曲接触部 7 端子 11 湾曲ガイド 12 フラット回路体 13 湾曲突出部 15 係合切欠部 17 回路部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、該基板に向けて傾斜した湾曲
    接触部を有する端子が突設され、該湾曲接触部に対向し
    てハウジング部の湾曲ガイドが配置され、該湾曲ガイド
    が該湾曲接触部と同方向に傾斜し、該湾曲接触部と該湾
    曲ガイドとの間にフラット回路体が挿入され、該湾曲接
    触部に沿って該基板に向けて屈曲され、該端子に対し、
    フラット回路体の挿入方向に湾曲突出部が該基板から設
    けられ、該湾曲突出部が、該湾曲接触部とは逆向きに傾
    斜し、該フラッド回路体を該湾曲突出部の突出方向に反
    り返し可能であり、該フラット回路体に、該湾曲突出部
    に対する係合部が形成されたことを特徴とするフラット
    回路体接続構造。
JP1992035841U 1992-05-28 1992-05-28 フラット回路体接続構造 Expired - Fee Related JP2549799Y2 (ja)

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