JP2006216490A - フレキシブル配線板用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 フレキシブル配線板用コネクタのコンパクト化を図る。
【解決手段】 コネクタハウジング5内にクランク状に折り曲げられた仕切板6を設置して一方の挿入口3から挿入されるフレキシブル配線板1と他方の挿入口4から挿入されるフレキシブル配線板2とをその仕切本体6Aの両面側に夫々配置できるようにし、この仕切本体6Aに電気接続子8をセットする複数の切欠孔7を設け、電気接続子8の上端はコネクタハウジング5上部に、下端は下部に圧接し、電気接続子8の上端及び下端と夫々のフレキシブル配線板1,2の露出する端部の回路導体1A,2Aとを接触させるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 コネクタハウジング5内にクランク状に折り曲げられた仕切板6を設置して一方の挿入口3から挿入されるフレキシブル配線板1と他方の挿入口4から挿入されるフレキシブル配線板2とをその仕切本体6Aの両面側に夫々配置できるようにし、この仕切本体6Aに電気接続子8をセットする複数の切欠孔7を設け、電気接続子8の上端はコネクタハウジング5上部に、下端は下部に圧接し、電気接続子8の上端及び下端と夫々のフレキシブル配線板1,2の露出する端部の回路導体1A,2Aとを接触させるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車やOA機器等の配線に多く用いられるフレキシブルプリント配線板(FPC)とかフレキシブルフラットケーブル(FFC)などのフレキシブル配線板の回路導体を互いに接続するためのフレキシブル配線板用コネクタに関する。
この種、フレキシブル配線板、例えばFPCは、ポリイミドやポリエチレンテレフタレート等の絶縁フィルム(ベースフィルム)上に圧延銅箔や電解銅箔等よりなる回路導体で回路パターンを形成し、さらにその上に前述同様の絶縁フィルム(カバーレイ)を貼り合わせた構造とされている。従って、このようなFPCは可撓性を有し、回路導体がフィルム上にパターン化されているので配線が行ないやすく、特に複雑な回路間や装置間の接続によく利用されている。そしてこのFPCを接続するコネクタとしては、FPCの端部が挿入される一対の挿入口を有するコネクタハウジングと、コネクタハウジング内に保持されると共に、各挿入口から夫々挿入された各FPCの端部の回路導体に接触される接続突部を夫々有する単一片から形成された電気接続子と、各FPCの端部を前記接続突部側に押圧する押圧体とを備えてなるものが開発されている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のコネクタによれば、図5に示すように、コネクタハウジング100の各挿入口101,102より、各FPC103,104の端部が挿入され、夫々の回路導体103A,104Aが電気接続子105の各接続突部106に接触され、ここに電気接続子105を通じて両FPC103,104の回路導体103A,104Aが互いに接続される。また、押圧体107によって各FPC103,104が接続突部106側に押圧されるため、各回路導体103A,104Aと各接続突部106とが圧接され、接触部の信頼性が向上する。そして、FPC103,104の回路導体103A,104Aを互いに接続する接続子105およびコネクタハウジング100の単一化が図れ、従って製造工程の単一化が図れ、生産性が向上し、製造コスト低減が図れる、というものである。
実開平5−31167号公報(第2頁、図1)
従来のコネクタは、FPC同士を同一レベルで突き合わせる構造であり、全体として長手方向の長さが大きくなり、コンパクト化が図りづらいものであった。
そこで、本発明は、FPCやFFC等のフレキシブル配線板同士の接続の容易性、確実性ないしは信頼性を向上させ、コンパクト化を図ったフレキシブル配線板用コネクタを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、コネクタハウジングに2枚のフレキシブル配線板の端部を挿入するための一対の挿入口を設け、コネクタハウジング内に設けた電気接続子を介して2枚のフレキシブル配線板の回路導体を互いに接続するフレキシブル配線板用コネクタにおいて、前記コネクタハウジング内にクランク状に折り曲げられた仕切板を設置して一方の挿入口から挿入されるフレキシブル配線板と他方の挿入口から挿入されるフレキシブル配線板とをその仕切本体の両面側に夫々配置できるようにし、この仕切板の仕切本体に電気接続子をセットする複数の切欠孔を設け、前記電気接続子をその上端がコネクタハウジングの上部内面に、下端が下部内面に圧接するように切欠孔にセットし、この電気接続子上端及び下端と夫々のフレキシブル配線板の露出された端部の回路導体とを接触させるようにしたものである。
本発明によれば、コネクタハウジングに2枚のフレキシブル配線板の端部を挿入するための一対の挿入口を設け、コネクタハウジング内に設けた電気接続子を介して2枚のフレキシブル配線板の回路導体を互いに接続するフレキシブル配線板用コネクタにおいて、前記コネクタハウジング内にクランク状に折り曲げられた仕切板を設置して一方の挿入口から挿入されるフレキシブル配線板と他方の挿入口から挿入されるフレキシブル配線板とをその仕切本体の両面側に夫々配置できるようにし、この仕切板の仕切本体に電気接続子をセットする複数の切欠孔を設け、前記電気接続子をその上端がコネクタハウジングの上部内面に、下端が下部内面に圧接するように切欠孔にセットし、この電気接続子上端及び下端と夫々のフレキシブル配線板の露出された端部の回路導体とを接触させるので、FPC等を挿入口に挿入するだけでFPC等同士の接触が容易かつ確実になされ、しかも2つの挿入口は同一レベルではなく、上下に離れ、FPC等の端部同士が仕切板を介して上下で重なり合うためにコネクタの小型化が図れる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面を参照にして説明する。
図1は本発明の実施形態におけるフレキシブル配線板用コネクタの分解斜視図であり、2枚のFPCあるいはFFCなどのフレキシブル配線板1,2の端部を挿入するための一対の挿入口3,4を設けたコネクタハウジング5が、アッパー部材5Aとボトム部材5Bとから構成してある。アッパー部材5Aは、図面上左側面と下面とが開口した升型のものであり、ボトム部材5Bは、右側面と上面とが開口した升型のものであり、両者を重ね合わせるように組み立てる。アッパー部材5Aとボトム部材5Bとは、一方の係止爪が他方の係止部に係止して一体化される。このアッパー部材5Aとボトム部材5Bとの間に仕切板6を設けてある。この仕切板6は、仕切本体6Aの一端側に上方に延びる折曲部6Bと他端側に下方に延びる折曲部6Cを有し、全体としてその側面形状がクランク状に折り曲げられた形をなしている。そして、仕切本体6Aの中央部に複数の切欠孔7を設けてある。この仕切本体6Aの上側にはフレキシブル配線板1が差し込まれて位置し、仕切本体6Aの下側にはフレキシブル配線板2が差し込まれて位置する。前記切欠孔7の個所には夫々電気接続子8をセットする。前記フレキシブル配線板1,2には夫々回路導体1A,2Aが設けてあり、これらの回路導体1A,2Aの露出する端部が、電気接続子8に接触し、この電気接続子8を介してフレキシブル配線板1とフレキシブル配線板2とが接続される。前記コネクタハウジング5や仕切板6は、プラスチック材料等の電気絶縁材料で形成される。
図2はコネクタハウジング5を組み立てた状態で、各挿入口3,4にフレキシブル配線板1,2を挿入する前の断面図を示し、電気接続子8の側面形状がS字状に折り曲げ形成され、このS字状の電気接続子8の上端はコネクタハウジング5のアッパー部材5Aの内面に圧接し、電気接続子8の下端はコネクタハウジング5のボトム部材5Bの内面に圧接している。フレキシブル配線板1,2は、ベースフィルム1Bとカバーレイ1Cとの間に回路導体1Aを挟んだ構造となっている。挿入口3,4は同一レベルではなく、上下に異なる位置に設けられることとなる。すなわち、図2では、挿入口3が挿入口4よりも高い位置となっている。従って、図2の状態においてフレキシブル配線板1を挿入口3から挿入していき、電気接続子8の上端のバネ性に抗してこの上端を押し下げるように差し込まれると、外部に露出した回路導体1Aの端部が電気接続子8の上端に接触する。この上下方向において下方に位置するようにフレキシブル配線板2を挿入口4から差し込むと、電気接続子8の下端が露出した回路導体2Aの端部に接触する。この電気接続子8はその上下端が中心側に押し戻された形でコネクタハウジング5の内部にセットされているので、この電気接続子8の上下端においてアッパー部材5Aとボトム部材5Bとで夫々のフレキシブル配線板1,2を強く挟み込むこととなる。これにより確実かつ信頼性の高い接触が可能となる。
図3は電気接続子8の変形例を示すものであり、板状物8の上方に突出する第1突部8Bを上部とし、この第1突部8Bから離れて下方に突出する第2突部8Cを下部とするようにしたものである。このような電気接続子8は、図4に示すように仕切板6の切欠孔7にセットされる。フレキシブル配線板1,2はこれら第1突部8Bおよび第2突部8Cに接触する。図4に示す実施形態では、長手方向においての小型化は、図2に示す実施形態よりも劣るが、従来技術に比べては小型化する。いずれの実施形態においても、挿入口が同一レベルではなく、上下に分かれているので、2枚のフレキシブル配線板1,2は上下方向において重なり合う形になるため、コネクタ自体が全体として小型化できる。
1,2 フレキシブル配線板
1A,2A 回路導体
3,4 挿入口
5 コネクタハウジング
6 仕切板
6A 仕切本体
7 切欠孔
8 電気接続子
1A,2A 回路導体
3,4 挿入口
5 コネクタハウジング
6 仕切板
6A 仕切本体
7 切欠孔
8 電気接続子
Claims (3)
- コネクタハウジングに2枚のフレキシブル配線板の端部を挿入するための一対の挿入口を設け、コネクタハウジング内に設けた電気接続子を介して2枚のフレキシブル配線板の回路導体を互いに接続するフレキシブル配線板用コネクタにおいて、
前記コネクタハウジング内にクランク状に折り曲げられた仕切板を設置して一方の挿入口から挿入されるフレキシブル配線板と他方の挿入口から挿入されるフレキシブル配線板とをその仕切本体の両面側に夫々配置できるようにし、
この仕切板の仕切本体に電気接続子をセットする複数の切欠孔を設け、
前記電気接続子をその上端がコネクタハウジングの上部内面に、下端が下部内面に圧接するように切欠孔にセットし、
この電気接続子上端及び下端と夫々のフレキシブル配線板の露出された端部の回路導体とを接触させることを特徴とするフレキシブル配線板用コネクタ。 - 前記電気接続子の側面形状をS字状に折曲形成したことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル配線板用コネクタ。
- 前記電気接続子を、板状物の上方に突出する第1突部を上部とし、この第1突部から離れて下方に突出する第2突部を下部とする構成としたことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル配線板用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005030408A JP2006216490A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | フレキシブル配線板用コネクタ |
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JP2005030408A JP2006216490A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | フレキシブル配線板用コネクタ |
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---|---|---|---|---|
JP2012059366A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-22 | Hirose Electric Co Ltd | ケーブルの接続構造、ケーブル用電気コネクタおよびケーブル用電気コネクタの組立体 |
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2005
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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